説明

カメラ

【課題】フリッカを検出すること。
【解決手段】制御装置104は、撮像素子103から認識枠4a内の画像データを読み出し、認識枠4a内の画像を水平方向に複数のブロックに分割し、上下に隣接する2つのブロック間での輝度差に基づいて、フリッカが発生しているか否かを判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラに関する。
【背景技術】
【0002】
次のような自動焦点装置が知られている。この自動焦点装置は、コントラスト評価値に基づいて焦点調節を行うに当たって、コントラスト評価値を求めるためのAFエリアの読み出し時間をフリッカ周期の整数倍となるように制御する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−224808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の自動焦点装置では、フリッカの検出方法として、例えば光源検出センサをヘッドアンプで増幅した後、AC成分の有無を第一の参照値と比較し、ハイパスフィルタを通した後の出力を第2の参照値と比較することにより、昼光、白熱灯、蛍光灯などの光源を識別する公知の方法を採用しており、画像データを解析して高速にフリッカを検出する方法については何ら提案されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるカメラは、撮像素子から撮影画面内の特定領域の画像データを読み出す特定領域データ読み出し手段と、特定領域データ読み出し手段によって読み出された特定領域内を水平方向の複数の分割領域に分割する分割手段と、隣接する分割領域間の輝度差に基づいて、撮影画面内にフリッカが発生しているか否かを検出するフリッカ検出手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、撮像素子から撮影画面の画像データを読み出す撮影画面データ読み出し手段をさらに備え、撮影画面データ読み出し手段が撮影画面の画像データを読み出した後に、特定領域データ読み出し手段が特定領域の画像データを読み出すようにしてもよい。
フリッカ検出手段による検出結果に基づいて、シャッター秒時の設定値と撮像感度の設定値とを変更する撮影条件変更手段をさらに備えるようにしてもよい。
分割手段は、撮影条件変更手段によって変更されたシャッター秒時の設定値と撮像感度の設定値とに基づいて、フレームごとに分割領域の大きさを変更するようにしてもよい。
撮影画面内に特定領域を示す情報を表示する表示手段をさらに備えるようにしてもよい。
表示手段は、特定領域を囲む枠を特定領域を示す情報として表示するようにしてもよい。
表示手段は、特定領域とその周囲の領域を含んだ領域を囲む枠を特定領域を示す情報として表示するようにしてもよい。
表示手段は、特定領域とその周囲の領域を含んだ領域を囲む枠の内部をカラー画像とし、それ以外の領域を白黒画像とするようにしてもよい。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、撮影画面内の特定領域の画像データに基づいて高速にフリッカを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】カメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】制御装置104によって実行される処理の流れを示したフローチャート図である。
【図3】認識動作Aの処理シーケンスを模式的に示した図である。
【図4】認識枠4aの表示例を示す図である。
【図5】認識動作Bの処理シーケンスを模式的に示した第1の図である。
【図6】フリッカ検出のための画像分割例を示した第1の図である。
【図7】フリッカ検出のための画像分割例を示した第2の図である。
【図8】認識枠4a内の領域とその周囲の領域を囲んだ枠8aの表示例を示す図である。
【図9】認識動作Bの処理シーケンスを模式的に示した第2の図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなどを含んでいる。
【0009】
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。なお、レンズ102を構成するレンズには、焦点調節を行うための焦点調節用レンズ(AFレンズ)が含まれる。撮像素子103としては例えばCMOSが用いられ、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。そして、撮像によって得られた画像信号を制御装置104へ出力する。
【0010】
制御装置104は、撮像素子103から入力された画像信号に基づいて所定の画像形式、例えばJPEG形式の画像データ(以下、「本画像データ」と呼ぶ)を生成する。また、制御装置104は、生成した画像データに基づいて、表示用画像データ、例えばサムネイル画像データを生成する。制御装置104は、生成した本画像データとサムネイル画像データとを含み、さらにヘッダ情報を付加した画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。本実施の形態では、本画像データとサムネイル画像データとは、いずれもRGB表色系で表された画像データであるものとする。
【0011】
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
【0012】
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。また、制御装置104は、使用者によってカメラ100のモードが撮影モードに設定されると、撮像素子103から時系列で取得した画像の表示用画像データをモニタ106に出力する。これによってモニタ106にはスルー画が表示される。
【0013】
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
【0014】
本実施の形態におけるカメラ100は、顔認検出能を備えており、モニタ106へのスルー画表示時にフレーム内から人物の顔を検出し、検出した顔を含む領域(以下、「顔領域」と呼ぶ)を枠で囲むことにより、顔の検出結果をスルー画上に表示する。また、使用者によって、スルー画表示中に操作部材101に含まれるレリーズボタンが半押しされた場合には、検出した顔を対象として焦点調節を行う。そして、使用者によって、レリーズボタンが全押しされた場合には、撮影処理を行う。これによって、人物の顔に合焦させた画像を撮影することができる。
【0015】
このようなカメラ100においては、スルー画表示中に、周囲の光源からの照明光の照度変化によって周期的なチラツキ、すなわちフリッカが発生する場合がある。この場合、モニタ106に表示されるスルー画の各フレームや上記のように撮影処理を行って得た画像にフリッカに起因する横方向の縞帯が発生し、画質が悪化する。よって、本実施の形態におけるカメラ100では、このようなフリッカに起因する画質の悪化を防ぐために、スルー画表示中にフリッカの有無を検出し、フリッカを検出した場合には、フリッカに起因する画質の悪化を防ぐように撮影条件を変化させる。
【0016】
具体的には、制御装置104は、図2に示す処理を行う。なお、図2に示す処理は、スルー画の表示が開始されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
【0017】
ステップS10において、制御装置104は、認識動作Aを開始する。この認識動作Aでは、制御装置104は、図3に示すシーケンスに従って撮像素子103からの画像データの取り込み処理、およびモニタ106への画像の表示処理が行われる。具体的には、制御装置104は、以下のように認識動作Aを行う。
【0018】
まず、制御装置104は、シーケンスAに従い、一定時間T2間隔で撮像素子103からの撮影画面全体、すなわち全画面の画像データの読み出し処理と、読み出した全画面の画像データ内からの特定被写体の認識処理とを繰り返す。すなわち、図3に示す例では、制御装置104は、期間T2Aで全画面の画像データの読み出し処理を行い、期間T2Bで特定被写体の認識処理を行う。なお、本実施の形態では、特定被写体の認識処理として、全画面の画像データ内から人物の顔を認識するための顔認識処理が実行される。
【0019】
制御装置104は、シーケンスAによって人物の顔を認識できた場合には、シーケンスBに従って、時間T2の2倍の時間T1間隔で全画面の画像データ内に顔認識の結果を表示してモニタ106に出力する。例えば、制御装置104は、図4に示すように、全画面の画像データ内に顔認識処理で認識した顔を含んだ最小の領域を顔領域とし、この顔領域を認識枠4aで囲んで表示する。
【0020】
これによって、シーケンスAに従ってT2周期で全画面の画像データの読み出し処理と顔認識処理とが行われ、T1周期で顔認識結果が反映された画像がモニタ106に表示されることになる。すなわち、T1周期でモニタ106に表示される画像が更新されることになる。ここで、例えば、時間T2を制御装置104が全画面分の画像データを処理できる最小の時間、具体的にはフレームレートが60fpsとなるように設定し、時間T1をフレームレートが30fpsとなるように設定すれば、使用者が違和感を感じることがないようにスルー画を表示することができる。
【0021】
その後、ステップS20へ進み、制御装置104は、認識動作Aが継続中か否か、すなわち期間T2AおよびT2Bが終了していないか否かを判断する。ステップS20で否定判断した場合には、ステップS10へ戻って処理を繰り返す。これに対して、ステップS20で肯定判断した場合には、ステップS30へ進む。
【0022】
ステップS30では、制御装置104は、認識動作Bを開始する。この認識動作Bでは、制御装置104は、図5に示すシーケンスに従って撮像素子103からの認識枠4a内の画像データの取り込み処理、およびフリッカの検出処理が行われる。具体的には、制御装置104は、以下のように認識動作Bを行う。なお、図5に示すシーケンスにおいて、時間T1およびT2は、図3に示したシーケンスにおける時間T1およびT2と同じ長さの時間とする。
【0023】
まず、制御装置104は、シーケンスAに従い、図3に示した期間T2AおよびT2Bの後の期間T2Cで再度、撮像素子103から全画面の画像データを読み出す。そして、その後、制御装置104は、期間T3で、撮像素子103から、上述した顔認識処理に基づいて表示した認識枠4a内の画像データのみを読み出す。この認識枠4a内の画像データは、全画面の画像データよりも小さいため、制御装置104は、期間T2よりも短い期間T3で読み出しを完了することができる。
【0024】
そして、制御装置104は、読み出した認識枠4a内の画像データに基づいて上述したフリッカを検出する。具体的には、撮像素子103としてCMOSを用いた場合には、CMOSは横方向のラインごとにデータを読み出すので、フリッカによって画像内に横方向の明部と暗部の縞が発生する。すなわち、フリッカが発生している場合には、図6(a)に示すように、画像内に水平方向の縞が発生する。よって、本実施の形態では、制御装置104は、認識枠4a内の画像にこの水平方向の縞が発生しているか否かを検出することにより、フリッカの検出を行う。
【0025】
このために、制御装置104は、図6(b)に示すように、認識枠4a内の画像を水平方向に複数のブロックに分割し、上下に隣接する2つのブロック間での輝度差、例えばブロック内の平均輝度の差分に基づいて、フリッカが発生しているか否かを判定する。具体的には、制御装置104は、算出した平均輝度の差分が一定値以上であればフリッカが発生していると判定し、差分が一定値未満であればフリッカは発生していないと判定する。
【0026】
制御装置104は、フリッカが発生していると判定した場合には、シャッタースピードを一段落とすとともに、輝度用のゲインを1段落として撮影感度を変更すことにより、スルー画上でのフリッカの影響を低減する。また、このように撮影条件を変更した場合には、フリッカの影響が低減されて画像内に発生する縞が図7(a)に示すように変化するため、制御装置104は、次のフリッカ検出処理では、図7(b)に示すように1ブロックが大きくなるように認識枠4a内の画像を分割する。これにより、撮影条件を変更した場合でもフリッカの検出精度を維持することができる。
【0027】
その後、ステップS40へ進み、制御装置104は、認識動作Bが継続中か否かを判断する。ステップS40で否定判断した場合には、ステップS30へ戻って処理を繰り返す。これに対して、ステップS40で肯定判断した場合には、ステップS10へ戻る。そして、制御装置104は、スルー画の表示が終了するまで図2に示す処理を繰り返す。
【0028】
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、撮像素子103から認識枠4a内の画像データを読み出し、認識枠4a内の画像を水平方向に複数のブロックに分割し、上下に隣接する2つのブロック間での輝度差に基づいて、フリッカが発生しているか否かを判定するようにした。これによって、データサイズの小さい認識枠4a内の画像データを対象としてフリッカの発生の有無を判定できるため、フリッカ検出を高速に行うことができる。
【0029】
(2)制御装置104は、図5に示したように、期間T2Cで撮像素子103から全画面の画像データを読み出した後に、期間T3で撮像素子103から認識枠4a内の画像データのみを読み出すようにした。これによって、全画面の画像データ内から認識枠4a内の画像データを抽出して切り出すための画像処理を行うよりも高速に認識枠4a内の画像データを取得することができる。
【0030】
(3)制御装置104は、フリッカが発生していると判定した場合には、シャッタースピードと撮影感度を変更するようにした。これによって、フリッカの影響を低減してスルー画を表示することができる。
【0031】
(4)制御装置104は、フリッカの影響を低減するために撮影条件を変更した場合には、次のフリッカ検出処理では、1ブロックが大きくなるように認識枠4a内の画像を分割するようにした。これによって、撮影条件を変更した場合でもフリッカの検出精度を維持することができる。
【0032】
(5)制御装置104は、全画面の画像データ内に認識枠4aを表示するようにした。これによって、使用者は、スルー画上で顔認識の結果を確認することができる。
【0033】
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、制御装置104は、全画面の画像データ内に顔認識処理で認識した顔を含んだ最小の領域を示す認識枠4aを表示する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、図8(a)や図8(b)に示すように、認識枠4a内の領域とその周囲の領域を囲んだ枠8aを全画面の画像データ内に表示するようにしてもよい。そして、制御装置104は全画面の画像データのうち、枠8a内のみをカラー画像とし、それ以外の領域を白黒画像とすることにより、全画面の画像データをモノトーン化してもよい。これによって、使用者はスルー画上で主要被写体としての人物の顔を追跡し易くなり、画角の調整を短時間で行うことができる。
【0034】
(2)上述した実施の形態では、制御装置104は、認識動作Aにおいて、期間T2Bで全画面の画像データ内から人物の顔を認識するための顔認識処理を実行する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、認識動作Aにおいて、期間T2Bで人物の顔以外の特定被写体を認識するようにしてもよい。この場合、認識した特定被写体を含んだ領域を対象として、認識枠表示やフリッカ検出処理を行えばよい。
【0035】
(3)上述した実施の形態では、図5に示した認識動作BにおけるシーケンスBにおいて、認識枠4a内の画像データは、期間T2Cで撮像素子103から全画面の画像データを読み出した後に、期間T3で1回のみ読み出す例について説明した。しかしながら、図9に示すように、期間T2Cで撮像素子103から全画面の画像データを読み出した後に、期間T3で認識枠4a内の画像データを複数回読み出すようにしてもよい。
【0036】
(4)上述した実施の形態では、制御装置104は、スルー画表示中に図2に示す処理を実行する例について説明したが、これに限定されず、動画撮影時や静止画撮影時に図2に示す処理を実行してフリッカの影響を低減するようにしてもよい。
【0037】
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
【符号の説明】
【0038】
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像素子から撮影画面内の特定領域の画像データを読み出す特定領域データ読み出し手段と、
前記特定領域データ読み出し手段によって読み出された前記特定領域内を水平方向の複数の分割領域に分割する分割手段と、
隣接する前記分割領域間の輝度差に基づいて、前記撮影画面内にフリッカが発生しているか否かを検出するフリッカ検出手段とを備えることを特徴とするカメラ。
【請求項2】
請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像素子から前記撮影画面の画像データを読み出す撮影画面データ読み出し手段をさらに備え、
前記撮影画面データ読み出し手段が前記撮影画面の画像データを読み出した後に、前記特定領域データ読み出し手段が前記特定領域の画像データを読み出すことを特徴とするカメラ。
【請求項3】
請求項1または2に記載のカメラにおいて、
前記フリッカ検出手段による検出結果に基づいて、シャッター秒時の設定値と撮像感度の設定値とを変更する撮影条件変更手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
【請求項4】
請求項3に記載のカメラにおいて、
前記分割手段は、前記撮影条件変更手段によって変更された前記シャッター秒時の設定値と前記撮像感度の設定値とに基づいて、フレームごとに前記分割領域の大きさを変更することを特徴とするカメラ。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記撮影画面内に前記特定領域を示す情報を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
【請求項6】
請求項5に記載のカメラにおいて、
前記表示手段は、前記特定領域を囲む枠を前記特定領域を示す情報として表示することを特徴とするカメラ。
【請求項7】
請求項5に記載のカメラにおいて、
前記表示手段は、前記特定領域とその周囲の領域を含んだ領域を囲む枠を前記特定領域を示す情報として表示することを特徴とするカメラ。
【請求項8】
請求項7に記載のカメラにおいて、
前記表示手段は、前記特定領域とその周囲の領域を含んだ領域を囲む枠の内部をカラー画像とし、それ以外の領域を白黒画像とすることを特徴とするカメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−55427(P2011−55427A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−204809(P2009−204809)
【出願日】平成21年9月4日(2009.9.4)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】