説明

ガス栓

【課題】 弁収容部の内部の圧力が外気温の変化に伴って大きく変動することを長期間にわたって防止することができ、しかも弁収容部内に雨水が浸入することを防止することができるガス栓を提供する。
【解決手段】弁本体2の上面には、弁収容部21の開口部を囲む環状の包囲壁部22を形成する。包囲壁部22は、ハンドル4の下面に形成された挿入孔41に回転可能に挿入する。ハンドル4には、通気路8を設ける。通気路8の内側の端部は、弁収容部21に連通させる。通気路8の外側の端部は、包囲壁部22と対向するように開口させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、栓本体とハンドルとの間がシール部材によって密封された密封型のガス栓に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ガス栓は、栓本体、弁体及びハンドルを有している。栓本体の内部には、一端部が栓本体の外面に開口した弁収容部が設けられている。この弁収容部には、弁体が閉位置と開位置との間を回転可能に設けられている。ハンドルは、弁収容部の開口部と対向するようにして弁本体の外部に配置されており、弁体に回転不能に連結されている。したがって、ハンドルによって弁体を開閉操作することができる。
【0003】
栓本体の外面には、弁収容部の開口部を囲む環状壁部がその軸線を弁体の回転軸線と一致させて設けられている。一方、ハンドルの栓本体側の端部には、挿入孔が形成されている。この挿入孔には、環状壁部が回転可能に挿入されている。挿入孔の内周面と環状壁部の外周面との間は、シール部材によって封止されている。これにより、雨水が栓本体とハンドルとの間を通って弁収容部に浸入することが防止されている。
【0004】
ところが、上記の構造では、弁収容部が外部に対して密閉されるため、弁収容部内の圧力が外部の温度変化に応じて大きく変動する。この結果、各種の不都合が発生することがある。例えば、弁体及び弁収容部がテーパ状に形成されている場合には、ばねで弁体を弁収容部の小径側に付勢することにより、弁体を弁収容部の内周面に押し付けているが、弁収容部の弁体より大径側に位置する内部が負圧になると、弁体がばねの付勢力に抗して大径側へ吸引移動させられる結果、弁体の外周面と弁収容孔の内周面との間の密封性が低下してしまう。また、押し回し式ガス栓の場合には、弁収容部内の負圧によってハンドルが押し下げられるため、ハンドルが回転可能な状態になってしまう。
【0005】
このような不都合を防止するために、下記特許文献1に記載のものにおいては、ハンドルに弁収容部と外部とを連通する連通する通気路が形成されている。これにより、弁収容部の内部の圧力が外気温の変化に伴って大きく変動することが防止されている。その一方、外部の雨水が通気路を通って弁収容部に入り込むことを防止するために、通気路の外側の端部がハンドルの下面に開口させられ、それによって雨水が通気路に入り込むことが先ず防止されている。しかも、通気路に雨水が入ったとしても、その雨水が弁収容部まで入り込むことを防止するために、通気路には通気部材が設けられている。通気部材は、空気の流通を許容するが、雨水の流通を阻止する。したがって、弁収容部に雨水が浸入することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2005−195055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、通気部材は、雨水に含まれる塵埃によって比較的短時間のうちに通気性を失ってしまう。すると、通気路が通気部材によって塞がれてしまい、全く機能しなくなってしまう。このため、上記特許文献1に記載のガス栓においては、短期間のうちに弁収容部の内部圧力が外気温の変化に伴って大きく変動するようになってしまうという問題があった。勿論、通気部材を取り外せば、そのような問題を解消することができるが、雨水が通気路を通って弁収容部まで浸入することを防止することが困難になってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、上記の問題を解決するために、内部に一端部が外面に開口する弁収容部が形成された栓本体と、上記弁収容部に閉位置と開位置との間を回転可能に収容された弁体と、上記栓本体の外部に上記弁収容部の開口部と対向するようにして配置され、上記弁体に回転不能に連結されたハンドルとを備え、上記栓本体の外面には、上記弁収容部の開口部を囲む環状の包囲壁部がその軸線を上記弁体の回転軸線と一致させて形成され、上記ハンドルの上記栓本体側の一端部には、上記包囲壁部が回転可能に挿入される挿入孔が形成され、この挿入孔の内周面と上記包囲壁部の外周面との間がシール部材によって封止され、上記ハンドルには、内側の端部が上記弁収容部に連通し、外側の端部が外部に開放された通気路が形成されたガス栓において、外部に開放された上記通気路の外側の端部が、上記包囲壁部の上記シール部材より外側に位置する部分と対向するように配置されていることを特徴としている。
この場合、上記通気路が、一端が上記弁収容部に連通し、他端が上記ハンドルの上記回転軸線方向における上記栓体側の端面に開口する連通孔と、一端が上記連通孔に連通し、他端が上記包囲壁部と対向する開放通路部とを有し、上記ハンドルの一端部には、上記連通孔の他端開口部を、外部に対し上記環状壁部と対向する部分を除いて遮蔽する通路構成部材が設けられ、この通路構成部材と上記ハンドルの一端部との間に上記開放通路部が形成されていることが望ましい。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、外部に開放された通気路の外側の端部が、環状壁部と対向するように配置されているので、雨水が通気路内にその外側の端部からに入り込むことを環状壁部によって防止することができる。したがって、通気路内に通気部材を設ける必要がない。よって、弁収容部内に雨水が浸入することを防止することができる。しかも、通気部材が設けられていないから、通気路が通気部材によって遮断されてしまうことがない。よって、弁収容部の内部の圧力が、外気温の変化に応じて大きく変動するような事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、この発明の第1実施の形態を示す断面図である。
【図2】図2は、同実施の形態の要部を示す拡大断面図である。
【図3】図3は、同実施の形態において用いられているハンドルの下面図である。
【図4】図4は、同実施の形態において用いられてる遮蔽部材を示す図であって、図4(A)はその平面図、図4(B)はその正面図、図4(C)は図4(A)のC−C線に沿う断面図である。
【図5】図5は、この発明の第2実施の形態の要部を示す拡大断面図である。
【図6】図6は、同実施の形態において用いられているハンドルの下面図である。
【図7】図7は、同ハンドルの図5におけるX−X線に沿う断面図である。
【図8】図8は、この発明の第3実施の形態の要部を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図4は、この発明の第1実施の形態を示す。この実施の形態のガス栓1は、栓本体2、弁体3及びハンドル4を主な構成要素としている。
【0012】
栓本体2の内部には、弁収容部21が形成されている。弁収容部21は、図1の左右方向(以下、左右及び上下は、図1における左右及び上下を意味するものとする。)において栓本体2の中間部に配置されている。弁収容部21は、下側の主部21aと、上側の連絡孔部21bとを有している。連絡孔部21bは、栓本体2の上面に開口している。連絡孔部21bが開口する栓本体2の上面には、連絡孔部21bの開口部を囲む環状の包囲壁部22が形成されている。この包囲壁部22は、その軸線を後述する弁体3の回転軸線と一致させて配置されている。
【0013】
栓本体2の内部には、流入孔23及び流出孔24が形成されている。流入孔23は、栓本体2の左側の端部に配置されており、一端部が栓本体21の左端面に開口し、他端部が主部21aの内面に開口している。流出孔24は、栓本体2の右側の端部に配置されており、一端部が栓本体21の右端面に開口し、他端部が主部21aの内面に開口している。流入孔23及び流出孔24は、一直線上に配置されているが、互いのなす角度が直角になるように配置されていてもよい。
【0014】
弁収容部21の主部21aの左右の両端部には、樹脂又は金属からなる一対の弁座部材5,5が設けられている。一対の弁座部材5,5により、球状をなす弁体3が上下方向を向く回転軸線を中心として開位置と閉位置との間を回転可能に支持されている。弁体3の回転軸線は、包囲壁部22の軸線と一致させられている。弁体3には、左右方向に貫通するガス孔31が形成されている。弁体3が図1に示す開位置に位置させられると、流入孔23と流出孔24とがガス孔31を介して連通し、ガス栓1が開状態になる。弁体3が開位置からほぼ90°回転させられて閉位置に位置すると、流入孔23と流出孔24との間が弁体3によって遮断され、ガス栓1が閉状態になる。ガス孔31は、流入孔23と流出孔24とが直交するように配置される場合には、直角に屈曲させられる。
【0015】
連絡孔部21bには、連結部材7が弁体3の回転軸線を中心として回転可能に挿入されている。連結部材7の外周面と連絡孔部21bの内周面との間は、Oリング等のシール部材C2,C2によって封止されている。連結部材7の下端部は、弁体3に回転不能に連結されている。したがって、連結部材7は、弁体3と一体に回転する。
【0016】
栓本体2の上側には、ハンドル4が配置されている。このハンドル4の栓本体2と対向する下面には、挿入孔41が形成されている。挿入孔41の内径は、包囲壁部22の外径より若干大径に設定されている。挿入孔41には、包囲壁部22がその軸線(弁体3の回転軸線)を中心として回転可能に、かつ軸線方向へ移動可能に挿入されている。挿入孔41の内周面と包囲壁部22の外周面との間は、Oリング等のシール部材C1によって封止されている。これにより、外部の雨水が挿入孔41の内周面と包囲壁部22の外周面との間を通って弁収容部21の連絡孔部21bまで浸入することが防止されている。
【0017】
ハンドル4は、連結部材7の上端部に回転不能に連結されている。したがって、ハンドル4は、弁体3に連結部材7を介して回転不能に連結されており、弁体3と一体に回転する。そこで、弁体3が開位置に位置しているときのハンドル4の位置も開位置と称し、弁体3が閉位置に位置しているときのハンドル4の位置も閉位置と称する。
【0018】
ハンドル4は、周知の押し回しタイプのものであり、連結部材7の上端部に上下方向(弁体3の回転軸線方向)へ移動可能に連結されている。ハンドル4は、図1に示す解除位置と、この解除位置から上方へ所定距離だけ離間した係合位置との間を移動可能であり、コイルばね等の付勢手段6によって上方へ付勢されている。
【0019】
いま、ハンドル4が、図1に示す開位置に位置しているものとする。このとき、ハンドル4は、解除位置に位置しており、係止ピンPによって解除位置から上側(係止位置側)への移動が阻止されている。ただし、ハンドル4は、解除位置に位置しているときには、開位置から閉位置まで回転可能である。ハンドル4を開位置から閉位置まで回転させると、ハンドル4が付勢手段6によって解除位置から係止位置まで移動させられる。すると、係止ピンPがハンドル4の係止凹部44に嵌り込む。この結果、ハンドル4が栓本体2に対して回動不能になり、ハンドル4及び弁体3が閉位置に維持される。閉位置に位置しているハンドル4を付勢手段6の付勢力に抗して係止位置から解除位置まで移動させると、係止ピンPが係止凹部44から脱出する。したがって、ハンドル4が閉位置から開位置に向かって回転可能になる。ハンドル4を解除位置に維持しつつ開位置まで回転させると図1に示す状態に戻る。
【0020】
挿入孔41の内周面と包囲壁部22の外周面との間がOリング等のシール部材C1によって封止されるとともに、連絡孔部21bの内周面と連結部材7の外周面との間がシール部材C2によって封止されることにより、連絡孔部21bの上部が外部に対して密封された密封空間になっている。この密封空間を外部に開放するために、ハンドル4には通気路8が形成されている。この通気路8は、次のように構成されている。
【0021】
すなわち、ハンドル4の上端面には、凹部42が形成されている。この凹部42の開口部が蓋体9によって密封されることにより、凹部42の内部に溜まり部8aが形成されている。この溜り部8aは、階段状の隘路部8bにより、それより内側の内側部分8cと、外側の外側部分8dとに区分されている。外側部分8dから内側部分8cへの水の流入が、隘路部8bによって極力防止されている。
【0022】
内側部分8cに臨む凹部42の底面には、その中央部から連絡孔部21bに臨むハンドル4の底面まで延びる孔8eが形成されている。この孔8eにより、溜り部8aが連絡孔部21b(弁収容部21)に連通させられている。
【0023】
ハンドル4には、通気路8の一部をなす連通孔8fが形成されている。この連通孔8fは、回転軸線と平行に延びており、その上端部は外側部分8dに臨む凹部42の底面に開口している。連通孔8fの下端部は、ハンドル4の下端面に開口している。連通孔8fの下端開口部は、ハンドル4が開位置に位置しているときに栓本体2の上面と対向するように配置されている。連通孔8fの下端開口部は、ハンドル4が閉位置に位置しているときに栓本体2の上面と対向するように配置してもよい。
【0024】
ハンドル4の下端部には、通路構成部材10が固定されている。通路構成部材10は、図4に示すように、略直方体状をなしており、通路構成部材10の上面には、凹部10aが形成されている。この凹部10aの一側部は、通路構成部材10の一側面から外部に開放されている。
【0025】
このように構成された通路構成部材10は、凹部10aをハンドル4の下面と対向させるとともに、凹部10aの開放部を包囲壁部22のうちのシール部材C1より下側の部分と対向させた状態で、ハンドル4の下端部に固定されている。凹部10aの内部は、包囲壁部22との対向部分を除き、外部に対し通路構成部材10及びハンドル4によって遮蔽されている。しかも、凹部10aは、その外側の端部が連通孔8fの下端開口部と対向し、連通孔8fと連通している。したがって、通気路8は、凹部10aの内部をその一部としている。つまり、凹部10aの内部が通気路8の最も外側の部分たる開放通路部8gになっている。勿論、開放通路部8gは、包囲壁部22との対向部分を除き、外部に対し通路構成部材10及びハンドル4によって遮蔽されている。
【0026】
このように、通気路8は、孔8e、溜まり部8a、連通孔8f及び開放通路部8gによって構成されている。そして、通気路8の内側の端部たる孔8eが弁収容部21の連絡孔部21bに連通し、外側の端部たる開放通路部8gの開口部が包囲壁部22と対向させられている。しかも、開放通路部8gの開口部は、包囲壁部22と挿入孔41の内周面及び通路構成部材10の内側の面との間の隙間を介して外部に開放されている。したがって、密閉空間Sが通気路8を介して外部に開放されている。
【0027】
上記構成のガス栓1においては、弁収容部21の連絡孔部21bが通気路8を介して外部に開放されているので、弁収容部21の内部の圧力が外気温の変化に伴って大きく変動することを防止することができる。また、通気路8の外側の開口部たる開放通路部8gの開口部が包囲壁部22と対向している。換言すれば、開放通路部8gの開口部が包囲壁部22によって覆われている。したがって、雨水が開放通路部8g内に入り込むことを極力防止することができる。特に、ハンドル4の下端面と対向する栓本体2の上面において跳ね返った雨水が開放通路部8g内に入り込むことを防止することができる。仮に開放通路部8g内に雨水が入り込んだとしても、開放通路部8gの下面と連通孔8fの下端開口部とが上下方向へ互いに離間しているので、開放通路部8g内に入り込んだ雨水がさらに連通孔8f内に入り込むとを防止することができる。よって、外部の雨水が通気路8を通って弁収容部21まで浸入することをほとんど確実に防止することができる。
【0028】
次に、この発明の他の実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成だけを説明することとし、同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】
図5〜図7は、この発明の第2実施の形態を示す。この実施の形態においては、上記通路構成部材10に相当する部分がハンドル4の下端部に通路構成部43として一体に形成されている。この通路構成部43とハンドル4の下端面との間に開放通路部8gが形成されている。
【0030】
図8は、この発明の第3実施の形態を示す。この実施の形態においては、開放通路部8gに代えて横孔8hが採用されている。したがって、通路構成部材10が用いられていない。すなわち、連通孔8fの下端部は、ハンドル4の下端面に開口しておらず、下端面より上側に配置されている。ハンドル4の下端部には、その径方向に延びる横孔8hが形成されている。この横孔8hの外側の端部は、連通孔8fの下端部と交差して連通している。横孔8hの内側の端部は、挿入孔41の内周面に開口している。勿論、横孔8hの開口部は、挿入孔41の内周面と包囲壁部22の外周面との間の隙間を介して外部に連通している。
【0031】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において上記の実施の形態を変形することができる。
例えば、上記の実施の形態においては、弁体3として球状をなす弁体が用いられているが、弁体3に代えてテーパ状をなす弁体を用いてもよい。その場合には、弁収容部21の主部21aもテーパ状に形成される。
【産業上の利用可能性】
【0032】
この発明に係るガス栓は、屋外等の雨水が降り注ぐような箇所に設置して用いることができる。
【符号の説明】
【0033】
C1 シール部材
1 ガス栓
2 栓本体
3 弁体
4 ハンドル
8 通気路
10 通路構成部材
8f 連通孔
8g 開放通路部
21 弁収容部
22 包囲壁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に一端部が外面に開口する弁収容部が形成された栓本体と、上記弁収容部に閉位置と開位置との間を回転可能に収容された弁体と、上記栓本体の外部に上記弁収容部の開口部と対向するようにして配置され、上記弁体に回転不能に連結されたハンドルとを備え、上記栓本体の外面には、上記弁収容部の開口部を囲む環状の包囲壁部がその軸線を上記弁体の回転軸線と一致させて形成され、上記ハンドルの上記栓本体側の一端部には、上記包囲壁部が回転可能に挿入される挿入孔が形成され、この挿入孔の内周面と上記包囲壁部の外周面との間がシール部材によって封止され、上記ハンドルには、内側の端部が上記弁収容部に連通し、外側の端部が外部に開放された通気路が形成されたガス栓において、
外部に開放された上記通気路の外側の端部が、上記包囲壁部の上記シール部材より外側に位置する部分と対向するように配置されていることを特徴とするガス栓。
【請求項2】
上記通気路が、一端が上記弁収容部に連通し、他端が上記ハンドルの上記回転軸線方向における上記栓体側の端面に開口する連通孔と、一端が上記連通孔に連通し、他端が上記包囲壁部と対向する開放通路部とを有し、上記ハンドルの一端部には、上記連通孔の他端開口部を、外部に対し上記環状壁部と対向する部分を除いて遮蔽する通路構成部材が設けられ、この通路構成部材と上記ハンドルの一端部との間に上記開放通路部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガス栓。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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