説明

キャップ付きチューブ容器

【課題】本発明は、歯みがきなどを収容した場合においても、キャップ裏面などに付着した内容物の挟み込みによるキャップ開閉不具合を発生させないキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【解決手段】本発明は、注出ノズル4を有する本体部1と、注出ノズル4を密閉する嵌合部5を有する蓋部2とを一体にヒンジ部3で連結したキャップであり、前記注出ノズル4には外方へ突出した先端部4aが形成され、前記先端部4aと嵌着する前記嵌合部5の内周は内方へ突出した突出部5aを設け、前記本体部1と前記蓋部2が嵌着した時に前記先端部4aと前記蓋部2裏面の間に空間5cを設けたキャップ付きチューブ容器Aである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘性のある歯みがきなどを収容したチューブ容器に対して、キャップ裏面などに付着した内容物の挟み込みによるキャップ開閉不具合を解消したキャップ付きチューブ容器に関るものである。
【背景技術】
【0002】
従来からある内容物に歯みがきなどの粘性を収容した倒立チューブ容器として、頂板と口部に対する装着筒と、この装着筒の外側に形成された外筒とを有するものが特許文献1に記載されている。
【0003】
また、キャップ内筒部からはみ出るのを防止して汚れが目立たないようにできる内筒部キャップ付きチューブ容器として、注出ノズル先端部及び内筒部内に残留した内容物を注出ノズル内に押し戻し可能な液密摺動部を備えたものが特許文献2に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−282691号公報
【特許文献2】特開2009−23724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の倒立チューブ容器は、小蓋裏面に形成された栓筒と短筒とで注出口を挟み込んで閉じるようにしているので、粘性のある歯みがきなどを使用する場合、チューブ本体を摘んで内容物を注出口から外へ出し歯ブラシなどに絞りだして使用するので、その場合に粘性のある歯みがきなどは、注出口の出口付近に付着したり、注出口となるノズルの外壁に回り込んで付着してしまう。この状態で、小蓋を閉じると小蓋裏面に形成された栓筒と短筒の間に歯磨きなどの内容物が入り込んでしまい、その付着量が多いとさらに栓筒や短筒を乗り越えて周りに付着したり、注出口となるノズルの外壁にも盛り上がった状態で付着してしまうことになる。この状態を繰り返していると、栓筒と短筒の間に入り込んだ歯みがきなどの内容物は乾いてしまい固形物化してしまうため、小蓋が閉まりにくくなる問題があった。更に、内容物に粒状の固形物、例えば塩などを練り込んだ歯みがきなどを使用した場合、塩粒が栓筒と短筒の間に入り込んでしまうと、小蓋が閉まらなくなる状態になってしまう。
【0006】
そこで、キャップ内筒部からはみ出るのを防止して汚れを目立たないようにできるキャップ付きチューブ容器として特許文献2が考案されている。しかし、特許文献2の液密摺動部は内筒部の内壁に付着した内容物を上に押し上げる役目で設けられているが、押し上げられた内容物は注出口の天面に乗りあがり、キャップ天板部の裏面側に設置している突起からなるシール部でせき止められて、液密摺動部の上面側とシール部の側面の間に挟まれた少量の内容物はそこで滞留してしまうことになる。そのようになると、例えば、塩などの粒状のものを一緒に内容物に練り込んだものを使用した場合には、液密摺動部の上面側とシール部の側面の間で滞留してしまい、その状態で内容物がその場で乾いてしまい固形物化してしまうので、キャップが閉まらなくなる状態は特許文献1と同じで発生している。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解決し、内容物に塩などの粒状のものを練り込んだ粘性のある歯みがきなどを収容した場合においても、キャップ裏面などに付着した内容物の挟み込みによるキャップ開閉不具合を発生させないキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、チューブ容器に被せるキャップであって、筒状の外筒と開口の注出ノズルを有する本体部と、筒状の外筒と内面に注出ノズルを密閉する嵌合部を有する蓋部とを一体に連結したヒンジ部をもつ合成樹脂材でできたヒンジキャップにおいて、前記注出ノズルの先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部が形成され、前記先端部の外周と嵌着する箇所の前記嵌合部の内周は内方へ突出した突出部を設けるとともに、前記本体部と前記蓋部が嵌着した時に前記先端部と前記蓋部裏面の間に空間を設けたキャップ付きチューブ容器である。
【0009】
本発明は、開口の注出ノズルを有するチューブ容器と、前記注出ノズルを密閉する嵌合部を有し、天板部と前記天板部の周縁から垂下した側壁部を形成した蓋部をもつ合成樹脂材でできたキャップであって、前記注出ノズルの先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部が形成され、前記先端部の外周と嵌着する箇所の前記嵌合部の内周は内方へ突出した突出部を設けるとともに、前記チューブ容器と前記蓋部が嵌着した時に前記先端部と前記蓋部裏面の間に空間を設けたキャップ付きチューブ容器である。
【0010】
本発明は、前記嵌合部の内側に位置する天板部の裏面には、前記天板部裏面と接合する嵌合部のコーナー側から内側に向うにつれて突出した蓋体裏面突出部を設けたキャップ付きチューブ容器である。
【0011】
本発明は、前記先端部の最も外方に位置する端部は、前記突出部の最も内方に位置する端部より外方へ突出しているキャップ付きチューブ容器である。
【0012】
本発明は、断面視において、前記嵌合部の内壁と天板部裏面が接する線のコーナー部分にR部を形成したキャップ付きチューブ容器である。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、チューブ容器に被せるキャップであって、筒状の外筒と開口の注出ノズルを有する本体部と、筒状の外筒と内面に注出ノズルを密閉する嵌合部を有する蓋部とを一体に連結したヒンジ部をもつ合成樹脂材でできたヒンジキャップにおいて、前記注出ノズルの先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部が形成され、前記先端部の外周と嵌着する箇所の前記嵌合部の内周は内方へ突出した突出部を設けるとともに、前記本体部と前記蓋部が嵌着した時に前記先端部と前記蓋部裏面の間に空間を設けたキャップ付きチューブ容器であるので、キャップ裏面に付着した内容物の乾きによる固形物化を防ぐとともに、固形物化した内容物の挟み込みによるキャップ開閉不具合を発生させないキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【0014】
また、本発明は、開口の注出ノズルを有するチューブ容器と、前記注出ノズルを密閉する嵌合部を有し、天板部と前記天板部の周縁から垂下した側壁部を形成した蓋部をもつ合成樹脂材でできたキャップであって、前記注出ノズルの先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部が形成され、前記先端部の外周と嵌着する箇所の前記嵌合部の内周は内方へ突出した突出部を設けるとともに、前記チューブ容器と前記蓋部が嵌着した時に前記先端部と前記蓋部裏面の間に空間を設けたキャップ付きチューブ容器であるので、キャップ裏面に付着した内容物の乾きによる固形物化を防ぐとともに、固形物化した内容物の挟み込みによるキャップ開閉不具合を発生させないキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【0015】
更に、本発明は、前記嵌合部の内側に位置する天板部の裏面には、前記天板部裏面と接合する嵌合部のコーナー側から内側に向うにつれて突出した蓋体裏面突出部を設けたキャップ付きチューブ容器であるので、天板部裏面に付着した内容物を前記蓋体裏面突出部の傾斜が注出口の方へ流れていくように誘導する機能を持たせたキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【0016】
また、本発明は、前記先端部の最も外方に位置する端部は、前記突出部の最も内方に位置する端部より外方へ突出しているキャップ付きチューブ容器であるので、より嵌合性に優れた製品を提供できるとともに、粘性のある歯みがきなどを収容した場合において、注出ノズルの先端部が嵌合部内壁に付着した内容物を注出口方向へ押し上げ嵌合部の内壁に付着していた内容物を取り除くことができるので、密封性にすぐれたキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【0017】
更に、本発明は、断面視において、前記嵌合部の内壁と天板部裏面が接する線のコーナー部分にR部を形成したキャップ付きチューブ容器であるので、コーナー部分に大きなR部を形成させ、先端部と蓋部裏面の間にできるだけ広めの空間を設けることで、蓋部裏面に付着した内容物をコーナー付近に集めることで内容物の乾きを遅らせる効果を有し、また、集められた内容物は再び次の内容物がその場に集められる過程を繰り返すことで、内へ内へと押し出されるとともに、コーナー付近に集められた内容物は、ある程度の重みに達すると蓋体裏面突出部の傾斜の効果が作用して注出口の方に流れていくようになるキャップ付きチューブ容器を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態を示すキャップの斜視図である。
【図2】図1に示すキャップの断面図である。
【図3】図2に示すX部分である注出ノズルを拡大した断面図である。
【図4】図2に示すY部分である嵌合部を拡大した断面図である。
【図5】図2に示すキャップを閉じてチューブ本体へセットした状態を示す断面図である。
【図6】図5に示すZ部分を拡大した断面図である。
【図7】本発明の異なる実施形態を示すキャップとチューブ本体の断面図である。
【図8】図7に示すZ1部分を拡大した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1乃至図4において、本発明のキャップ付きチューブ容器Aは、チューブ容器7に被せるポリプロピレン、ポリエチリン樹脂等からなる合成樹脂を利用して射出成形にて成形したヒンジキャップである。前記ヒンジキャップは本体部1が、筒状の外筒1bと天板部1aを有し前記天板部1aから外方へ突出し開口した注出ノズル4で構成されている。また、前記ヒンジキャップの蓋部2は筒状の外筒2bと天板部2aを有し、前記天板部2a裏面には前記注出ノズル4を密閉するための嵌合部5を構成している。更に、前記本体部1と前記蓋部2とは3点ヒンジ機能やバタフライヒンジ機能などの構造で一体に連結したヒンジ部3で接続されているヒンジキャップである。図5に示すようにヒンジ部3の反対位置となる蓋部2側の天板部2aの延長上に、前記蓋部を開閉しやすくするために突出したつば部6を形成している。
【0020】
図3は図2に示すX部分を拡大した拡大図であるが、前記注出ノズル4の先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部4aが形成されている。前記先端部4aは本体部1へ蓋部2が被さって際に、前記嵌合部5の内周面に付着した内容物をこそげとるスクレーパーの役目を有するため、前記先端部4aの形状については、逆三角形の片辺のように細く尖っているような形状が効果を有する。しかし、前記蓋部2の嵌合のしやすさを考慮すると、前記先端部4aの最も尖って突出した箇所にR0.5以下のコーナーRを形成することで、嵌着性とスクレーパー機能の両方の機能を持たすことが可能になる。
【0021】
また、図4は図2に示すY部分を拡大した拡大図である。前記先端部4aは本体部1へ蓋部2が被さって際に前記先端部4aの外周と嵌着する箇所の前記蓋部2天板部2aの裏面に設置される嵌合部5である。前記嵌合部5には前記嵌合部5の内周面に内方へ突出させた突出部5aを設けることで、図5または図6に示すように前記本体部1へ前記蓋部2を被せて嵌着させようとした時に、前記先端部4aが前記突出部5aを乗り越えた状態で嵌合されるので、気密性を保つ構造のキャップ付きチューブ容器Aを提供することができる。
【0022】
更に、前記先端部4aの最も外方に位置する端部は、前記突出部5aの最も内方に位置する端部よりほんの少し外方へ突出させることで、より嵌合性に優れた製品を提供することができる。また、粘性のある歯みがきなどを収容した場合においては、注出ノズル4の先端部4aが嵌合部5の内周に付着した内容物を取り除きながら、内容物を前記先端部4aでこそぎあげて注出口付近の蓋部2の天板部2a裏面と先端部4aの間に設けられた空間5cへ内容物を移動させていく。蓋部2裏面に付着してしまう内容物をなるべく乾かないようにした状態で注出口方向に移動させるためには、図6に示すように前記空間5cは出来るだけ広く、前記嵌合部5の内壁と天板部2a裏面が接するコーナー部分は丸めて形成するのが望ましい。前記空間5cの適正なスペースとしては、前記本体部1へ蓋部2が被さって嵌着された状態の時に、前記先端部4aの上端と前記R部5bの最も凹んでいる端部との空間距離を0.8mm以上空くように設置するのが望ましい。
【0023】
また、図5または図6に示すように断面視において、前記嵌合部5の内壁と天板部2a裏面が接する線のコーナー部分に内容物が入り込まないように、前記コーナーへR1.0以上のR部5bを形成するとよい。前記空間5cと前記コーナー部分にR部5bを形成することで、これにより、コーナー部分の角の隙間に内容物が入り込んだままで乾いてしまうことはなくなり、また、蓋部2裏面に付着した内容物をR部5b付近に集めることで、集められた内容物は再び次の内容物がその場に集められる過程を繰り返すことで、新しく付着した水分を含んだ内容物が、以前付着した内容物の上に付着することで以前付着していた内容物は水分を吸収し乾きが緩和されることで、内容物に潤いが戻り柔らかくなり内へ内へと押し入れられて、内容物を注出口付近へ移動させることが可能になる。
【0024】
更に、前記嵌合部5の内側に位置する蓋部2の天板部2a裏面には、前記天板部2a裏面と接合するR部5b側から内側へと中央に向うにつれて突出した蓋体裏面突出部5dを設けることで、天板部2a裏面に付着した内容物を前記蓋体裏面突出部5dの傾斜が注出口の方へ誘導させる機能を持たせたキャップ付きチューブ容器Aを提供することができる。前記蓋体裏面突出部5dの形状についてはドーム型に突出させたり、なだらかな円錐に形成しても良い。前記蓋体裏面突出部5dの中心部分を突出させることで、コーナー付近に集められた内容物は、ある程度の重みに達すると蓋体裏面突出部5dの傾斜の効果が作用して注出口付近へ移動させる効果が増す。
【0025】
図7または図8は本発明の異なる実施形態である。図8は図7のZ1部分を拡大した図であるが、前記注出ノズル4をチューブ容器71の注出口部分に形成するものである。また、蓋部21はシングルキャップであり、前記注出ノズル4を密閉する嵌合部5を有しており、本発明の機能をするものである。
【0026】
本発明のキャップ付きチューブ容器A、A1は、特に内容物に塩などの粒状のものを練り込んだ粘性のある歯みがきなどを収容したものに対して効果を発揮するものであり、従来のキャップでは、塩などの小さい粒が練り込まれている場合に、キャップを嵌合させるために設けられた嵌合部5の隙間に入り込んでしまった塩粒が、逃げ場を失い嵌合部5の角へ追いやられ詰まることで、蓋部2が閉まらなくなる現象が発生していた。しかし、本発明のキャップ付きチューブ容器A、A1は、注出ノズル4の先端部4aが嵌合部5内壁に付着した内容物を注出口方向へ押し上げ嵌合部5の内壁に付着していた内容物を取り除くことができる。また、前記先端部4aで押し上げられた内容物は前記先端部4aと前記蓋部2裏面の間にもうけられた空間5cへ移し、注出口の先端付近や前記先端部4aと前記嵌合部5裏面が接合するR部5b付近で厚みのある状態で滞留することで内容物の乾きを緩和させることができる。更に、ドーム型などに前記蓋体裏面突出部5dの中心部分を突出させることで、R部5b付近に集められた内容物は、ある程度の重みに達すると蓋体裏面突出部5dの傾斜の効果が作用して注出口付近へ移動させることができる。よって、内容物に塩などの粒状のものを練り込んだ粘性のある歯みがきなどを収容した場合においても、蓋部2裏面などに付着した内容物の挟み込みによるキャップ開閉不具合を発生させることがないキャップ付きチューブ容器A、A1を提供することができる。
【符号の説明】
【0027】
1 本体部
1a 天板部
1b 外筒
2 蓋部
21 蓋部
2a 天板部
2b 外筒
3 ヒンジ部
4 注出ノズル
4a 先端部
5 嵌合部
5a 突出部
5b R部
5c 空間
5d 蓋体裏面突出部
6 つば部
7 チューブ容器
71 チューブ容器
A キャップ付きチューブ容器
A1 キャップ付きチューブ容器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューブ容器に被せるキャップであって、筒状の外筒と開口の注出ノズルを有する本体部と、筒状の外筒と内面に注出ノズルを密閉する嵌合部を有する蓋部とを一体に連結したヒンジ部をもつ合成樹脂材でできたヒンジキャップにおいて、前記注出ノズルの先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部が形成され、前記先端部の外周と嵌着する箇所の前記嵌合部の内周は内方へ突出した突出部を設けるとともに、前記本体部と前記蓋部が嵌着した時に前記先端部と前記蓋部裏面の間に空間を設けたことを特徴とするキャップ付きチューブ容器。
【請求項2】
開口の注出ノズルを有するチューブ容器と、前記注出ノズルを密閉する嵌合部を有し、天板部と前記天板部の周縁から垂下した側壁部を形成した蓋部をもつ合成樹脂材でできたキャップであって、前記注出ノズルの先端付近は先端に向うにつれて外方へ突出した先端部が形成され、前記先端部の外周と嵌着する箇所の前記嵌合部の内周は内方へ突出した突出部を設けるとともに、前記チューブ容器と前記蓋部が嵌着した時に前記先端部と前記蓋部裏面の間に空間を設けたことを特徴とするキャップ付きチューブ容器。
【請求項3】
前記嵌合部の内側に位置する天板部の裏面には、前記天板部裏面と接合する嵌合部のコーナー側から内側に向うにつれて突出した蓋体裏面突出部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ付きチューブ容器。
【請求項4】
前記先端部の最も外方に位置する端部は、前記突出部の最も内方に位置する端部より外方へ突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のキャップ付きチューブ容器。
【請求項5】
断面視において、前記嵌合部の内壁と天板部裏面が接する線のコーナー部分にR部を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のキャップ付きチューブ容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−84288(P2011−84288A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−236745(P2009−236745)
【出願日】平成21年10月14日(2009.10.14)
【出願人】(000161884)アスカカンパニー株式会社 (35)
【Fターム(参考)】