説明

キャラクタの着せ替えを行うためのサーバ、方法およびプログラム

【課題】ユーザのユーザIDデータに関連付けて記憶されているキャラクタの着せ替えを行うためのサーバを提供すること。
【解決手段】サーバ10は、プレゼントの送り手側のユーザにより選択されたプレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、送り手側のユーザの端末20から受け付けるユーザID受付手段と、受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいてアバターテーブルを参照し、受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらにアイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを送り手側のユーザの端末20に送信するキャラクタデータ送信手段と、送り手側のユーザの端末20において送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するためにアイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信するアイテムデータ送信手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャラクタの着せ替えを行うためのサーバ、方法およびプログラムに関する。特に、通信ネットワークを介して接続された端末においてキャラクタの着せ替えを行うためのサーバ、方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの社会への普及に伴い、ネットワーク上で情報を閲覧したり、検索したり、あるいは商品を購入したり、といった受身のユーザのみならず、ユーザ自らが情報の発信者としてWeb上で擬似的な日記(いわゆるブログ)を公開したり、嗜好の一致する者同士でコミュニティを構成したり、といった積極的な行動をとるユーザが急速に増加している。
【0003】
特に、ブログがこの数年で急速に普及した背景には、インターネットの初心者でも簡単にホームページに文章や写真を登録して発信できるブログエディターの果たした貢献が大きいものと考えられる。
【0004】
そして、こうしたブログの社会への普及は、単に通信ネットワークに接続できる端末によって情報を閲覧していた時代には考えられなかったネットワーク上の社会(いわゆるネットワークコミュニティ)が現実の社会とは別にもうひとつ出現し、急速に発展しつつあることを示している。
【0005】
こうした状況において、ネットワーク上でユーザ自身を表すシンボルとして、「アバター」を活用するユーザが増加している。「分身」を意味するアバターは、具体的には画像データ、動画データ、音声データ等で表現されたいわゆるキャラクタであるが、現実の社会とは別に存在するネットワーク・コミュニティにおいて自分自身を表現し、他のユーザと対話し、共感し、議論し、同好の友人関係を広げる、といった様々な活動において、擬似的な行動主体としてその存在意義を高めている。
【0006】
具体的には、例えば、ブログを公表する際に、アバターを画面の中で活用することにより、ユーザの書き込みによる文書とは別にユーザ自身をキャラクタデータにより直感的に表現することができるので、それを見る人にあたかもネットワーク上に自分の分身が存在するかのような感覚を抱かせ、ネットワーク・コミュニティにおけるコミュニケーションを強力にサポートすることができる。
【0007】
実際に、このアバターの髪型、服装、アクセサリ、小物、背景などのアイテムをコーディネートすること自体がネットワーク・コミュニティにおいてユーザ自身のセンスや嗜好をアピールするために重要な活動のひとつとなっている。このため、ユーザはこのようなアイテムを有償で購入したり、友人にプレゼントしたりしており、アバターのコーディネートは経済活動の対象ともなっている。
【0008】
したがって、現実社会において洋服を購入したり、アクセサリや小物をコーディネートしたりすることと同様に、アバターのコーディネート活動はネットワーク上でユーザの嗜好を判断したり、ネットワーク・コミュニティにおける流行や変化を捉えたりする上で重要な分析対象ともなっている。
【0009】
こうした状況において、ユーザからの選択を受け付けたことに応じて、画面上でキャラクタに着せ替え画像を重ね合わせる際に生じる不自然なはみ出しや重なり具合の問題を、レイヤの排他ルールを導入することによって解消しようとする技術が開示されている(特許文献1参照)。
【0010】
また、電子メールにおける文書作成技術に関して、電子メールを容易に、特にマルチメディア情報の添付を容易にして、作成するための技術を提供するシステムが開示されている(特許文献2参照)。
【0011】
上記特許文献1に開示された技術によれば、様々な着せ替え画像がユーザに選択された場合にも、不自然なはみ出しや、重なり具合の問題を抑制し、自然なキャラクタ画像を生成して画面に表示させることができる可能性があると考えられる。
【0012】
また、上記特許文献2に開示された技術によれば、例えば、電子メールにおいて季節ごとにその季節にあった画像などのマルチメディア情報を添付し、送信することができる。
【特許文献1】特開2003−256862号公報
【特許文献2】特開2005−317038号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、こうした特許文献1の技術によっても、上述のアバターとしてのキャラクタのデータをコーディネートするためのユーザ環境には改善の余地が残されている。より具体的には、ユーザが友人等にアイテムをプレゼントする場合において、友人のアバターに似合うコーディネートを視覚的に認識することが難しい。
【0014】
また、特許文献2を用いても、同様に、画像などのマルチメディア情報を友人に送信することができるだけであり、実際にコーディネートをプレゼントするユーザ自身が確認することができない。
【0015】
ところで、アイテムは、無料のものから有料のものまで提供元サイトに用意されている。自分では無料のアイテムのみでキャラクタのコーディネートを行っている場合であっても、例えば、友人などの特定の相手へのプレゼントとしてなら、自分では買わない有料のアイテムを買って、プレゼントをしたいというニーズが存在すると思われ、その場合、経済活動が活性化することが予測できる。
【0016】
さらに、アイテムを友人にプレゼントすることによって、友人のキャラクタを、プレゼントの贈り主であるユーザの好みのコーディネートにすることが可能となる。このように、自分ではしないコーディネートを友人が行うことができるため、アバターの興趣性が向上する。
【0017】
そこで、本発明は、通信ネットワークを介して効率的にユーザがプレゼントをしたい相手のアバターに組み合わせるアイテムを選ぶためにコーディネートを行う装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記目的のため、具体的には以下のようなものを提供する。
【0019】
(1)通信ネットワーク(通信回線30)を介して接続されたユーザの端末(ユーザ端末20)において、前記ユーザのユーザIDデータに関連付けて(アバターDB201に)記憶されているキャラクタの着せ替えを行うためのサーバ(サーバ10)であって、
前記ユーザのユーザIDデータを管理する(ユーザDB205の)ユーザテーブルと、
前記キャラクタのキャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータに関連付けてアイテムデータ(画像データ、動画データ、音声データ等)を格納する(アイテムDB202の)アイテムテーブルと、
前記アイテムIDデータを前記ユーザIDデータに関連付けて格納する(アバターDB201の)アバターテーブルと、
を記憶する記憶部を備え、
前記ユーザのうち、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付けるユーザID受付手段と、
前記ユーザID受付手段により受け付けた前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて(アバターDB201の)前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに(アイテムDB202の)前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信するキャラクタデータ送信手段と、
前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新(着せ替え)するために、(アイテムDB202の)前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信するアイテムデータ送信手段と、を備えるサーバ。
【0020】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付け、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信し、前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するために、前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0021】
このことにより、当該サーバは、送り手側のユーザの端末から送信されたプレゼント先のユーザ(送り手側のユーザが選択した受け手側のユーザ)のユーザIDデータを受け付けたことに応じて、当該プレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)を構成するアイテムデータ(画像データ等)とアイテムテーブルに格納されたアイテムデータ(画像データ等)を送り手側のユーザの端末に送信する。つまり、このことにより、当該送り手側のユーザの端末で、プレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)画面を表示させ、さらに着せ替えをすることができる。よって、ユーザは、実際にプレゼント先のキャラクタを用いて着せ替えをすることにより、プレゼント先のユーザのキャラクタに似合うアイテムデータ(画像データ等)が何かを把握した上で検討することができる。
【0022】
(2)前記送り手側のユーザの端末からの前記送信したアイテムデータのうち前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータを受信したことに応じて、前記選択結果に基づいて前記キャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータの組み合わせを更新し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてプレゼントデータとして(アバターDB201の)アバターテーブルに格納するプレゼント記憶手段をさらに備える(1)に記載のサーバ。
【0023】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記送り手側のユーザの端末からの前記送信したアイテムデータのうち前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータを受信したことに応じて、前記選択結果に基づいて前記キャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータの組み合わせを更新し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてプレゼントデータとしてアバターテーブルに格納することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0024】
このことにより、送り手側のユーザの端末で着せ替えを行ったアイテムデータ(画像データ等)を含むプレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)を構成する全てのアイテムデータ(画像データ等)をプレゼントとして当該受け手側のユーザのキャラクタデータとは別にサーバに格納し得る。
【0025】
その結果、サーバは、プレゼント先のユーザのキャラクタデータを更新することなく、プレゼントデータを管理することが可能となり、送り手側のユーザまたはプレゼント先のユーザの端末からの要求に応じていつでもプレゼントデータを送信し得る。
【0026】
(3)前記プレゼント記憶手段により更新したアイテムIDデータの組み合わせを格納したことに応じて、前記受け手側のユーザに前記プレゼントデータに基づくキャラクタを表示するために、前記プレゼントデータに含まれるアイテムIDデータに基づいて(アイテムDB202の)前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信するプレゼント送信手段をさらに備える(2)に記載のサーバ。
【0027】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記更新したアイテムIDデータの組み合わせを格納したことに応じて、前記受け手側のユーザに前記プレゼントデータに基づくキャラクタを表示するために、前記プレゼントデータに含まれるアイテムIDデータに基づいて前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0028】
このことにより、送り手側のユーザの端末で着せ替えを行ったアイテムデータ(画像データ等)を含むプレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)を構成する全てのアイテムデータ(画像データ等)をプレゼントとして当該プレゼント先のユーザに送信し得る。
【0029】
その結果、プレゼントデータとしては比較的サイズが小さく管理するためのハードウェアおよびソフトウェア資源の負荷も小さいテーブルとして管理しつつ、送り手側のユーザまたはプレゼント先のユーザの端末からのリクエストに応じて、随時アイテムデータ(画像データ等)をアイテムテーブルから読み出して送信することが可能となる。
【0030】
(4)前記プレゼント送信手段は、前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータに基づいて、前記送り手側のユーザに選択をされたアイテムのアイテムIDデータに基づいて(アイテムDB202の)アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信する(3)に記載のサーバ。
【0031】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータに基づいて、前記送り手側のユーザに選択をされたアイテムのアイテムIDデータに基づいてアイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0032】
このことにより、送り手側のユーザによるアイテムの選択の際には、キャラクタ(アバター)全体を参照しつつ、プレゼント先のユーザにはプレゼントとして選択したアイテムデータ(画像データ等)のみを表示するために、送り手側のユーザの端末で着せ替えを行ったプレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)に似合うユーザにより選択したアイテムデータ(画像データ等)をプレゼントとして当該プレゼント先のユーザに送信し得る。よって、プレゼント先のユーザにとっては、プレゼントとして送られたアイテムが明確になるとともに、特に複数の場所に指定可能なアイテムデータ(画像データ等)の場合には、プレゼント先のユーザの嗜好に任せてコーディネートし得る。
【0033】
(5)前記送り手側のユーザの端末からコメントデータを受信したことに応じて、前記プレゼント記憶手段は、受信した前記コメントデータを、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けて(アバターDB201の)アバターテーブルに格納し、
前記プレゼント送信手段は、前記受け手側のユーザの端末に前記コメントデータを前記アイテムデータとともに送信する(3)または(4)に記載のサーバ。
【0034】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記送り手側のユーザの端末からコメントデータを受信したことに応じて、前記コメントデータを、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてアバターテーブルに格納し、前記受け手側のユーザの端末に前記コメントデータを前記アイテムデータとともに送信することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0035】
このことにより、送り手側のユーザの端末で着せ替えを行ったプレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)に似合うアイテムデータ(画像データや音声データ等)に加えて、プレゼントに対するコメントデータも当該プレゼント先のユーザに送信し得る。よって、プレゼント先のユーザに対して、プレゼントするコーディネートに対するコメントを添付して表示、再生することにより、プレゼント効果を高めることが可能となる。
【0036】
(6)(アイテムDB202の)前記アイテムテーブルは、前記アイテムIDデータに前記アイテムデータの属性データをさらに関連づけて格納しており、前記アイテムデータ送信手段は、前記送り手側のユーザの端末からの属性データの指定を示すデータを受信したことに応じて、(アイテムDB202の)前記アイテムテーブルを参照し、受信した前記属性データに関連度の高いアイテムデータを優先的に抽出して前記送り手側のユーザの端末に送信する(1)乃至(5)に記載のサーバ。
【0037】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記アイテムテーブルは、前記アイテムIDデータに前記アイテムデータの属性データをさらに関連づけて格納しているため、前記送り手側のユーザの端末からの属性データの指定を示すデータを受信したことに応じて、前記アイテムテーブルを参照し、受信した前記属性データに関連度の高いアイテムデータを優先的に抽出して前記送り手側のユーザの端末に送信することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0038】
このことにより、送り手側のユーザの端末で着せ替えをする際に、送り手側のユーザの属性データの指定を受け付けて、当該属性データをキーに当該属性データに関連度の高いアイテムデータ(画像データ等)を優先的に表示することが可能となる。よって、コーディネートするにあたりプレゼントとして適切なアイテムデータ(画像データ等)を早期に見つけ出すことができる可能性がある。
【0039】
(7)(アイテムDB202の)前記アイテムテーブルは、予め定められた推奨するアイテムの組み合わせを示すために、当該アイテムの組み合わせに含まれる一方のアイテムIDデータを他方のアイテムIDデータに関連付けてコーディネートデータとしてさらに格納しており、
前記アイテムデータ送信手段は、前記受け手側のユーザのキャラクタデータを構成するアイテムIDデータに関連付けられ、前記コーディネートデータとして格納されている前記アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信する(1)乃至(6)に記載のサーバ。
【0040】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記アイテムテーブルは、予め定められた推奨するアイテムの組み合わせを示すために、当該アイテムの組み合わせに含まれる一方のアイテムIDデータを他方のアイテムIDデータに関連付けてコーディネートデータとして格納しているため、前記受け手側のユーザのキャラクタデータを構成するアイテムIDデータに関連付けられ、前記コーディネートデータとして格納されている前記アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0041】
このことにより、ユーザの端末で着せ替えをする際に、プレゼント先のユーザのキャラクタ(アバター)を構成するアイテムデータ(画像データ等)に推奨のアイテムデータ(画像データ等)を優先的に表示することが可能となる。よって、プレゼントとして適切なアイテムデータ(画像データ等)を早期に見つけ出すことができる可能性がある。
【0042】
その結果、例えば、当該サーバによりアバター関連サービスを提供している運営会社側の推奨するアイテムの組み合わせを提案することも可能となる。
【0043】
(8)前記送り手側のユーザの端末からのアイテムの選択結果を示すデータを受け付けたことに応じて、前記選択結果に基づいて、選択された前記アイテムIDデータを前記コーディネートデータとして前記アイテムテーブルにさらに格納するコーディネートデータ更新手段をさらに備える(7)に記載のサーバ。
【0044】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、前記送り手側のユーザの端末からのアイテムの選択結果を示すデータを受け付けたことに応じて、前記選択結果に基づいて、選択された前記アイテムIDデータを前記コーディネートデータとして前記アイテムテーブルにさらに格納することが可能である、という作用・効果を奏する。
【0045】
このことにより、ユーザが実際にコーディネートしたアイテムデータ(画像データ等)を、推奨のアイテムデータ(画像データ等)としてアイテムテーブルに都度更新されることとなり、実際にユーザによって選択された実績に基づいて推奨アイテムの組み合わせを逐次更新することが可能となる。
【0046】
その結果、推奨のアイテムデータ(画像データ等)の組み合わせが流行に遅れることなく鮮度が保たれるとともに、よりユーザのニーズに合致したアイテムデータ(画像データ等)を表示することが可能となる。
【0047】
(9)サーバと通信ネットワークを介して接続されたユーザの端末において、前記ユーザのユーザIDデータに関連付けて記憶されているキャラクタの着せ替えを行うための方法であって、
前記サーバは、前記ユーザのユーザIDデータを管理するユーザテーブルと、
前記キャラクタのキャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータに関連付けてアイテムデータを格納するアイテムテーブルと、
前記アイテムIDデータを前記ユーザIDデータに関連付けて格納するアバターテーブルと、
を記憶する記憶部を備え、
前記ユーザのうち、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付けるステップと、
前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信するステップと、
前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するために、前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信するステップと、を含む方法。
【0048】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(1)と同様の効果が期待できる。
【0049】
(10)前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からの前記送信したアイテムデータのうち前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータを受信したことに応じて、前記選択結果に基づいて前記キャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータの組み合わせを更新し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてプレゼントデータとしてアバターテーブルに格納するステップをさらに含む(9)に記載の方法。
【0050】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(2)と同様の効果が期待できる。
【0051】
(11)前記サーバは、前記更新したアイテムIDデータの組み合わせを格納したことに応じて、前記受け手側のユーザに前記プレゼントデータに基づくキャラクタを表示するために、前記プレゼントデータに含まれるアイテムIDデータに基づいて前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信するステップをさらに含む(10)に記載の方法。
【0052】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(3)と同様の効果が期待できる。
【0053】
(12)前記サーバは、前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータに基づいて、前記送り手側のユーザに選択をされたアイテムのアイテムIDデータに基づいてアイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信するステップを含む(11)に記載の方法。
【0054】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(4)と同様の効果が期待できる。
【0055】
(13)前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からコメントデータを受信したことに応じて、受信した前記コメントデータを、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてアバターテーブルに格納するステップと、
前記受け手側のユーザの端末に前記コメントデータを前記アイテムデータとともに送信するステップと、を含む(11)または(12)に記載の方法。
【0056】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(5)と同様の効果が期待できる。
【0057】
(14)前記アイテムテーブルは、前記アイテムIDデータに前記アイテムデータの属性データをさらに関連づけて格納しており、
前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からの属性データの指定を示すデータを受信したことに応じて、前記アイテムテーブルを参照し、受信した前記属性データに関連度の高いアイテムデータを優先的に抽出して前記送り手側のユーザの端末に送信するステップを含む(9)乃至(13)に記載の方法。
【0058】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(6)と同様の効果が期待できる。
【0059】
(15)前記アイテムテーブルは、予め定められた推奨するアイテムの組み合わせを示すために、当該アイテムの組み合わせに含まれる一方のアイテムIDデータを他方のアイテムIDデータに関連付けてコーディネートデータとしてさらに格納しており、
前記サーバは、前記受け手側のユーザのキャラクタデータを構成するアイテムIDデータに関連付けられ、前記コーディネートデータとして格納されている前記アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信するステップを含む(9)乃至(14)に記載の方法。
【0060】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(7)と同様の効果が期待できる。
【0061】
(16)前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からのアイテムの選択結果を示すデータを受け付けたことに応じて、前記選択結果に基づいて、選択された前記アイテムIDデータを前記コーディネートデータとして前記アイテムテーブルにさらに格納するステップをさらに含む(15)に記載の方法。
【0062】
このような構成によれば、当該サーバを運用することにより、(8)と同様の効果が期待できる。
【0063】
(17)ユーザの端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバに、前記ユーザのユーザIDデータに関連付けて記憶されているキャラクタの着せ替えを行わせるプログラムであって、
前記サーバは、前記ユーザのユーザIDデータを管理するユーザテーブルと、
前記キャラクタのキャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータに関連付けてアイテムデータを格納するアイテムテーブルと、
前記アイテムIDデータを前記ユーザIDデータに関連付けて格納するアバターテーブルと、
を記憶する記憶部を備えており、
前記サーバに、
前記ユーザのうち、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付けさせるステップと、
前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信させるステップと、
前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するために、前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信させるステップと、を実行させるプログラム。
【0064】
このような構成によれば、当該プログラムを当該サーバ上で実行することにより、(1)と同様の効果が期待できる。
【発明の効果】
【0065】
本発明によれば、プレゼント先ユーザのキャラクタ(アバター)を構成するアイテムのアイテムデータ(画像データ等)と、サーバに備えるアイテムテーブルに格納しているアイテムデータ(画像データ等)と、をプレゼント元のユーザの端末に送信することができる。このことにより、実際にユーザの端末でプレゼント先ユーザのキャラクタ(アバター)に似合うアイテムデータ(画像データ等)を当該プレゼント元のユーザによる選択に基づいてコーディネートでき、当該コーディネートをしたアイテムデータ(画像データ等)をプレゼントとしてプレゼント先ユーザに送信することができる。
【0066】
また、上述の一連のプロセスは、アイテムデータ(画像データ等)をプレゼント先ユーザに送るものであり、プレゼントとしての性格を有するものであるため、プレゼント元のユーザは、有料のアイテムデータ(画像データ等)を使用する可能性が高く、バーチャルでの商いにより経済活動が活発化する可能性がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0067】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0068】
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータ・システム1の全体構成およびサーバ10の機能構成を表すブロック図である。図2は、アイテムテーブルの一例を示す図である。図3は、アバターテーブルの一例を示す図である。図4は、ユーザテーブルの一例を示す図である。図5は、メイン処理の流れを示すフローチャートである。図6乃至図8は、ユーザ端末20の表示例である。図9は、アイテムテーブルの一例を示す図である。図10は、サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0069】
[システムの全体構成]
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータ・システム1の全体構成およびサーバ10の機能構成を表すブロック図である。
【0070】
サーバ10とユーザ端末20とが通信回線30を介して接続されている。ここで、サーバ10の数に制限はなく、必要に応じて1または複数で構成してよい。また、サーバ10は、必要に応じてWebサーバ、DBサーバ、アプリケーションサーバを含んで構成してよく、1台のサーバで構成しても、それぞれ別のサーバで構成してもよい。
【0071】
サーバ10は、少なくともアバターとしてのキャラクタを管理するアバター管理装置として構成し、記憶部200は、少なくともアバターDB201、アイテムDB202、ユーザDB205からなる。
【0072】
さらに、制御部100は、サーバ10全体を制御し、少なくともユーザID受付部115、キャラクタデータ抽出・送信部118、アイテムデータ抽出・送信部119、プレゼント保存部116、プレゼント送信部117を備える。
【0073】
サーバ10は、ユーザ端末20においてユーザが選択したプレゼント先ユーザのユーザIDデータを受信し、ユーザDB205と照合することにより受け付ける。続いてサーバ10は、記憶部200に記憶した各種データ(図2乃至図4)を参照し、制御部100によって、当該プレゼント先ユーザのユーザIDデータに関連づけるキャラクタ(アバター)に関するアイテムデータを抽出してユーザ端末20に送信する。さらにアイテムテーブルのアイテムデータを抽出してユーザ端末20に送信する。なお、処理の詳細については後述する(図5)。
【0074】
[アイテムテーブル]
図2は、本発明の好適な実施形態の一例に係るアイテムテーブルを示す図である。
【0075】
記憶部200は、アイテムDB202に、例えば、図2に示すアイテムテーブルとして、アイテムIDデータをキーに、アイテムの実体を表すデータとしての「画像」データ、「分類」データ、アイテム属性データ(「属性1」、「属性2」等)を関連付けて記憶している。
【0076】
例えば、アイテムIDデータが「C1124」であるアイテムには、そのアイテムを表す画像データと「スーツ」という分類とともに、「冬」、「黒」といったアイテム属性データを関連付けて記憶している。
【0077】
制御部100は、後述の処理(図5)に従ってこのアイテムテーブルを参照し、ユーザのアバターを構成するアイテムを選択して対応する画像データをユーザ端末20に送信する。
【0078】
ここで、アイテムの実体を表すデータとして画像データを例示したが、これには限られず、MPEG、FLASH(登録商標)、3GP等の動画データであってもよいし、WAV、MP3等の音声データであってもよい。本発明においては、最終的にユーザ端末20に送信するアバターの一部を構成するデータとして取り扱うことが可能なものが全て含まれる。
【0079】
[アバターテーブル]
図3は、本発明の好適な実施形態の一例に係るアバターテーブルを示す図である。
【0080】
記憶部200は、アバターDB201に、例えば、図3に示すアバターテーブルとして、ユーザを識別するユーザIDデータをキーに、「プレゼント先ユーザID」、「顔」、「髪型」、「服装」、「ボトムス」といった分類ごとにアイテムを識別するアイテムIDデータを関連付けて記憶している。
【0081】
例えば、ユーザIDデータが「ABC12」のユーザに関して、「ABC12」自身のアバターとしては、記憶部200は、「顔」について「D678」を、「髪型」について「B898」を、「服装」について「C1120」を、ボトムスについて「A178」を、それぞれ「ABC12」に関連付けて記憶している。なお、自身のアバターを示すときは、「プレゼント先ユーザID」の欄がブランクとなっている。
【0082】
このように、アバターテーブルは、その時点のアバターのコーディネートに基づくアイテムIDデータを、ユーザIDデータに関連付けて管理している。
【0083】
さらに、「プレゼント先ユーザID」を用いることにより、「ユーザID」に記載されたユーザIDデータで表されるユーザがプレゼント先ユーザIDのユーザにプレゼントしたアイテムのコーディネートを関連付けて記憶している。
【0084】
例えば、ユーザIDデータが「ABC12」のユーザに関して、「POL32」にアイテムデータをプレゼントしており、当該プレゼントとしては、記憶部200は、「プレゼント先ユーザID」について「POL32」を、「顔」について「E679」を、「髪型」について「S783」を、「服装」について「C1131」を、「ボトムス」について「E657」を、それぞれ「ABC12」に関連付けて記憶している。
【0085】
上述の例の場合、プレゼントデータは、ユーザIDデータである「ABC12」、プレゼント先ユーザIDデータである「POL32」、顔を表す「E679」、髪型を表す「S783」、服装を表す「C1131」、ボトムスを表す「E657」である。
【0086】
[ユーザテーブル]
図4は、本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザテーブルを示す図である。
【0087】
記憶部200は、ユーザDB205に、例えば、図4に示すユーザテーブルとして、ユーザを識別するユーザIDデータをキーに、「ブログURL」、「性別」、友達情報データ(「友達1」、「友達2」)を関連付けて記憶している。
【0088】
例えば、ユーザIDデータが「ABC12」のユーザに関して、記憶部200は、「ブログURL」について「…/ABC12.htm」を、「性別」について「男」を、その他「POL32」、「CFG30」といった友達情報データを、それぞれ「ABC12」に関連付けて記憶している。
【0089】
このように、ユーザテーブルは、その時点のユーザ情報を、ユーザIDデータに関連付けて管理している。
【0090】
[メイン処理]
図5は、本発明の好適な実施形態の一例に係るメイン処理の流れを示すフローチャートである。
【0091】
ステップS11では、プレゼント元ユーザ端末20でプレゼント先ユーザを選択する。プレゼント元ユーザ端末20でプレゼント先ユーザを選択することにより、サーバ10にプレゼント先ユーザのユーザIDデータを送信する。
【0092】
ステップS21では、サーバ10の制御部100のユーザID受付部115は、プレゼント元ユーザ端末20からプレゼント先ユーザのユーザIDデータを受信し、プレゼント先ユーザのユーザIDを受け付ける。その後、サーバ10は、処理をステップS22に移す。
【0093】
ステップS22では、サーバ10の制御部100のキャラクタデータ抽出・送信部118は、ステップS21で受け付けたユーザIDデータを元にアバターDB201を参照し当該ユーザIDデータのアイテムIDデータを抽出する。そして、抽出したアイテムIDデータに基づいてアイテムDB202を参照し、該当のアイテムデータを抽出し、プレゼント元ユーザ端末20に送信する。その後、サーバ10は、処理をステップS23に移す。
【0094】
ステップS23では、サーバ10の制御部100のアイテムデータ抽出・送信部119は、アイテムDB202からアイテムデータを抽出してプレゼント元ユーザ端末20に送信する。
【0095】
なお、本実施例では、アイテムデータ全体を送信するように示しているが、例えば、プレゼント先のユーザを示すキャラクタの属性(例えば、男女の別)に合ったアイテムのみを抽出してプレゼント元ユーザ端末20に送信してもよい。
【0096】
さらに、「春」、「グレー」といった属性を指定するための操作を受け付ける入力画面(図示せず)を表示して、前記ユーザによる属性の指定を受け付けて、当該受け付けた属性の指定に基づいて当該受け付けた属性に関連度の高いアイテムを優先的にプレゼント元ユーザ端末20に送信してもよい。
【0097】
ステップS12では、ステップS22においてサーバ10から送信されたプレゼント先ユーザのアイテムデータを受信し、当該アイテムデータに基づいてキャラクタ(アバター)を作成し、表示する。
【0098】
ステップS13では、ステップS23においてサーバ10から送信された着せ替えをするためのアイテムデータを受信し、当該アイテムデータを、着せ替えをするためのアイテム一覧として表示する。
【0099】
ステップS14では、プレゼント先ユーザのキャラクタ(アバター)を用いて、アイテムデータを付加したり、削除したりして、着せ替え作業を行う。アイテムデータを付加したり、削除することにより、都度プレゼント先のキャラクタ(アバター)はプレゼント元ユーザ端末20内で更新される(ステップS15)。
【0100】
具体的には、後述の図6の(3)および図7の(4)に示すとおり、アイテム一覧からアイテムを選択(クリック)すると、プレゼント先のアバターにそのアイテムが更新され、再度アイテムを選択(クリック)すると、プレゼント先のアバターが更新前状態に更新されるようになっている。
【0101】
そのため、プレゼント元のユーザは、プレゼント先ユーザのアバターに直接アイテムを更新することができるため、プレゼント先ユーザのアバターに対するコーディネートの事前確認が可能となる。
【0102】
ステップS16では、更新したプレゼント先のキャラクタ(アバター)を構成するアイテムデータであるプレゼントデータをプレゼントとしてプレゼント先ユーザに送信するために、サーバ10に送信する。
【0103】
ステップS24では、サーバ10の制御部100のプレゼント保存部116は、プレゼント元ユーザ端末20から送信されたプレゼント先ユーザのプレゼントデータを受信し、当該プレゼントデータをアバターDB201に記憶する。その後、サーバ10は、処理をステップS25に移す。
【0104】
なお、プレゼントデータには、コメントを含んでもよい。
【0105】
ステップS25では、サーバ10の制御部100のプレゼント送信部117は、ステップS24で受信したプレゼントデータを、当該プレゼント先ユーザ端末20に送信する。
【0106】
なお、本実施例では、プレゼントデータ全体を当該プレゼント先ユーザ端末20に送信することとなっているが、実際に更新したアイテムデータのみを当該プレゼント先ユーザ端末20に送信することとしてもよい。
【0107】
また、プレゼントデータには、コメントを含んでもよい。
【0108】
ステップS31では、プレゼント先ユーザ端末20は、ステップS25においてサーバ10から送信されたプレゼントデータを受信する。
【0109】
[端末での表示例1]
図6および図7は、プレゼント元ユーザ端末20での表示例である。
【0110】
プレゼント元ユーザ端末20である「ABC12」の端末には、当該ユーザである「ABC12」のアバターが表示されている(図6の(1))。ここで、「友達にプレゼントを贈る」のリンクをクリックすると、「ABC12」の友達が表示される(図6の(2))。この友達は、ユーザDB205の「ABC12」に関連付けて記憶された友達情報データから抽出して表示している。ここで、「POL32」を選択すると、「ABC12」のアバター表示画面に「POL32」のアバターが表示される(図6の(3))。ここで、アイテム一覧に表示されるアイテムデータをクリックすることで「POL32」のアバターに当該アイテムデータが更新され、着衣する(図7の(4))。もう一度同様にアイテム一覧に表示される同じアイテムデータをクリックすることで「POL32」のアバターに当該アイテムデータが更新され、脱衣する(図6の(3))。
【0111】
「ABC12」のアバター表示画面で、送信を選択すると、当該「POL32」のアバターの現時点でのアイテムデータがサーバ10に送信されると同時に、「ABC12」の端末であるプレゼント元ユーザ端末20には、プレゼントが送信された旨のメッセージがサーバ10から送信され、表示される(図7の(5)および(6))。
【0112】
[端末での表示例2]
図8は、プレゼント先ユーザ端末20での表示例である。
【0113】
プレゼント先ユーザ端末20である「POL32」の端末には、当該ユーザである「POL32」がアバター表示画面を表示することで、サーバ10からプレゼントが届いている旨のメッセージが表示される(図8の(1))。ここで、「POL32」がプレゼントを見るために「みる」をクリックすると、「ABC12」からのプレゼントであるプレゼントデータが表示される(図8の(2))。
【0114】
[他の実施例]
図9のアイテムテーブルを示す図を用いて他の実施例を説明する。
【0115】
記憶部200は、アイテムDB202に、例えば、図9に示すアイテムテーブルとして、アイテムIDデータをキーに、「画像」データ、「分類」データ、アイテム属性データ(「属性1」、「属性2」)の他にコーディネート例(「コーディネート例1」、「コーディネート例2」)を関連付けて記憶している。
【0116】
コーディネート例は、当該アイテムデータに推奨のアイテムを示すアイテムIDデータを事前に登録しておいたものである。
【0117】
図5のステップS23で、プレゼント元ユーザ端末20にアイテムデータを送信する際、サーバ10では、アイテムDB202のアイテムテーブルでプレゼント元ユーザのキャラクタを構成するアイテムデータに関連付けて記憶されたコーディネート例を抽出し、プレゼント元ユーザ端末20に送信する。
【0118】
このように、選択したアイテムデータに合う他のアイテムデータをサーバ10でアイテムテーブルに用意することにより、キャラクタ(アバター)に合うアイテムを容易に見つけることができ、それによって、キャラクタに合うコーディネートを容易に行うことが可能となる。
【0119】
さらに、図5のステップS16で、プレゼント元ユーザ端末20がプレゼントデータとしてサーバ10に送信したアイテムデータから、当該コーディネートを、コーディネート例として各アイテムデータのコーディネート例に更新する。
【0120】
このように、プレゼント元のユーザが実際にコーディネートしたアイテムデータを推奨のアイテムとしてアイテムテーブルに都度更新することが可能となるため、当該更新を行うごとに、よりユーザのニーズに合致したアイテムデータのコーディネートを記憶することが可能となる。
【0121】
[サーバのハードウェア構成]
図10は、図1で説明したサーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ10は、制御部100を構成するCPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU1012など複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、USBポート1090、I/Oコントローラ1070、ならびにキーボードおよびマウス1100等の入力手段や表示装置1022を備える。
【0122】
I/Oコントローラ1070には、テープドライブ1072、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078、等の記憶手段を接続することができる。
【0123】
BIOS1060は、サーバ10の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、サーバ10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0124】
記憶部200を構成するハードディスク1074は、サーバ10がサーバとして機能するための各種プログラムおよび本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、さらに必要に応じて各種データベースを構成可能である。
【0125】
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050またはハードディスク1074に提供することもできる。また、同様にテープドライブ1072に対応したテープメディア1071を主としてバックアップのために使用することもできる。
【0126】
サーバ10に提供されるプログラムは、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、または通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、サーバ10にインストールされ実行されてもよい。
【0127】
前述のプログラムは、内部または外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶部200を構成する記憶媒体としては、ハードディスク1074、光ディスク1077、またはメモリーカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープメディア1071を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク1074または光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線30を介してプログラムをサーバ10に提供してもよい。
【0128】
ここで、表示装置1022は、サーバ管理者にデータの入力を受け付ける画面を表示したり、サーバ10による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
【0129】
ここで、入力手段は、サーバ管理者による入力の受付を行うものであり、キーボードおよびマウス1100等により構成してよい。
【0130】
また、通信I/F1040は、サーバ10を専用ネットワークまたは公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデムおよびイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
【0131】
以上の例は、サーバ10について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。したがって、本発明において一実施形態として説明したサーバ10により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、あるいは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
【0132】
[端末のハードウェア構成]
ユーザ端末20も、上述のサーバ10と同様な構成を持つ。また、上述の例ではいわゆるコンピュータで実現した例について説明したが、さらに、本発明の原理が適用可能である限り、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、ゲーム機等の様々な端末で実現してよい。
【0133】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0134】
【図1】本発明コンピュータ・システムの全体構成およびサーバの機能構成を表すブロック図である。
【図2】本発明のアイテムテーブルを示す図である。
【図3】本発明のアバターテーブルを示す図である。
【図4】本発明のユーザテーブルを示す図である。
【図5】本発明のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明のユーザ端末の表示例を示す図である。
【図7】本発明のユーザ端末の表示例を示す図である。
【図8】本発明のユーザ端末の表示例を示す図である。
【図9】本発明のアイテムテーブルを示す図である。
【図10】本発明のサーバのハードウェア構成を示す図である。
【符号の説明】
【0135】
1 コンピュータ・システム
10 サーバ
20 ユーザ端末、プレゼント元ユーザ端末、プレゼント先ユーザ端末
30 通信回線
100 制御部
115 ユーザID受付部
116 プレゼント保存部
117 プレゼント送信部
118 キャラクタデータ抽出・送信部
119 アイテムデータ抽出・送信部
200 記憶部
201 アバターDB
202 アイテムDB
205 ユーザDB


【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信ネットワークを介して接続されたユーザの端末において、前記ユーザのユーザIDデータに関連付けて記憶されているキャラクタの着せ替えを行うためのサーバであって、
前記ユーザのユーザIDデータを管理するユーザテーブルと、
前記キャラクタのキャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータに関連付けてアイテムデータを格納するアイテムテーブルと、
前記アイテムIDデータを前記ユーザIDデータに関連付けて格納するアバターテーブルと、
を記憶する記憶部を備え、
前記ユーザのうち、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付けるユーザID受付手段と、
前記ユーザID受付手段により受け付けた前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信するキャラクタデータ送信手段と、
前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するために、前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信するアイテムデータ送信手段と、を備えるサーバ。
【請求項2】
前記送り手側のユーザの端末からの前記送信したアイテムデータのうち前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータを受信したことに応じて、前記選択結果に基づいて前記キャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータの組み合わせを更新し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてプレゼントデータとしてアバターテーブルに格納するプレゼント記憶手段をさらに備える請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記プレゼント記憶手段により更新したアイテムIDデータの組み合わせを格納したことに応じて、前記受け手側のユーザに前記プレゼントデータに基づくキャラクタを表示するために、前記プレゼントデータに含まれるアイテムIDデータに基づいて前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信するプレゼント送信手段をさらに備える請求項2に記載のサーバ。
【請求項4】
前記プレゼント送信手段は、前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータに基づいて、前記送り手側のユーザに選択をされたアイテムのアイテムIDデータに基づいてアイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信する請求項3に記載のサーバ。
【請求項5】
前記送り手側のユーザの端末からコメントデータを受信したことに応じて、前記プレゼント記憶手段は、受信した前記コメントデータを、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてアバターテーブルに格納し、
前記プレゼント送信手段は、前記受け手側のユーザの端末に前記コメントデータを前記アイテムデータとともに送信する請求項3または請求項4に記載のサーバ。
【請求項6】
前記アイテムテーブルは、前記アイテムIDデータに前記アイテムデータの属性データをさらに関連づけて格納しており、
前記アイテムデータ送信手段は、前記送り手側のユーザの端末からの属性データの指定を示すデータを受信したことに応じて、前記アイテムテーブルを参照し、受信した前記属性データに関連度の高いアイテムデータを優先的に抽出して前記送り手側のユーザの端末に送信する請求項1乃至請求項5に記載のサーバ。
【請求項7】
前記アイテムテーブルは、予め定められた推奨するアイテムの組み合わせを示すために、当該アイテムの組み合わせに含まれる一方のアイテムIDデータを他方のアイテムIDデータに関連付けてコーディネートデータとしてさらに格納しており、
前記アイテムデータ送信手段は、前記受け手側のユーザのキャラクタデータを構成するアイテムIDデータに関連付けられ、前記コーディネートデータとして格納されている前記アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信する請求項1乃至請求項6に記載のサーバ。
【請求項8】
前記送り手側のユーザの端末からのアイテムの選択結果を示すデータを受け付けたことに応じて、前記選択結果に基づいて、選択された前記アイテムIDデータを前記コーディネートデータとして前記アイテムテーブルにさらに格納するコーディネートデータ更新手段をさらに備える請求項7に記載のサーバ。
【請求項9】
サーバと通信ネットワークを介して接続されたユーザの端末において、前記ユーザのユーザIDデータに関連付けて記憶されているキャラクタの着せ替えを行うための方法であって、
前記サーバは、前記ユーザのユーザIDデータを管理するユーザテーブルと、
前記キャラクタのキャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータに関連付けてアイテムデータを格納するアイテムテーブルと、
前記アイテムIDデータを前記ユーザIDデータに関連付けて格納するアバターテーブルと、
を記憶する記憶部を備え、
前記ユーザのうち、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付けるステップと、
前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信するステップと、
前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するために、前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信するステップと、を含む方法。
【請求項10】
前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からの前記送信したアイテムデータのうち前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータを受信したことに応じて、前記選択結果に基づいて前記キャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータの組み合わせを更新し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてプレゼントデータとしてアバターテーブルに格納するステップをさらに含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記サーバは、前記更新したアイテムIDデータの組み合わせを格納したことに応じて、前記受け手側のユーザに前記プレゼントデータに基づくキャラクタを表示するために、前記プレゼントデータに含まれるアイテムIDデータに基づいて前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信するステップをさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記サーバは、前記送り手側のユーザによるアイテムの選択結果を示すデータに基づいて、前記送り手側のユーザに選択をされたアイテムのアイテムIDデータに基づいてアイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記受け手側のユーザの端末に送信するステップを含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からコメントデータを受信したことに応じて、受信した前記コメントデータを、前記受け手側のユーザのユーザIDデータとともに前記送り手側のユーザのユーザIDデータに関連付けてアバターテーブルに格納するステップと、
前記受け手側のユーザの端末に前記コメントデータを前記アイテムデータとともに送信するステップと、を含む請求項11または請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記アイテムテーブルは、前記アイテムIDデータに前記アイテムデータの属性データをさらに関連づけて格納しており、
前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からの属性データの指定を示すデータを受信したことに応じて、前記アイテムテーブルを参照し、受信した前記属性データに関連度の高いアイテムデータを優先的に抽出して前記送り手側のユーザの端末に送信するステップを含む請求項9乃至請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記アイテムテーブルは、予め定められた推奨するアイテムの組み合わせを示すために、当該アイテムの組み合わせに含まれる一方のアイテムIDデータを他方のアイテムIDデータに関連付けてコーディネートデータとしてさらに格納しており、
前記サーバは、前記受け手側のユーザのキャラクタデータを構成するアイテムIDデータに関連付けられ、前記コーディネートデータとして格納されている前記アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信するステップを含む請求項9乃至請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記サーバは、前記送り手側のユーザの端末からのアイテムの選択結果を示すデータを受け付けたことに応じて、前記選択結果に基づいて、選択された前記アイテムIDデータを前記コーディネートデータとして前記アイテムテーブルにさらに格納するステップをさらに含む請求項15に記載の方法。
【請求項17】
ユーザの端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバに、前記ユーザのユーザIDデータに関連付けて記憶されているキャラクタの着せ替えを行わせるプログラムであって、
前記サーバは、前記ユーザのユーザIDデータを管理するユーザテーブルと、
前記キャラクタのキャラクタデータを構成するためのアイテムを示すアイテムIDデータに関連付けてアイテムデータを格納するアイテムテーブルと、
前記アイテムIDデータを前記ユーザIDデータに関連付けて格納するアバターテーブルと、
を記憶する記憶部を備えており、
前記サーバに、
前記ユーザのうち、プレゼントの送り手側のユーザにより選択された前記プレゼントの受け手側のユーザのユーザIDデータを、前記送り手側のユーザの端末から受け付けさせるステップと、
前記受け手側のユーザのユーザIDデータに基づいて前記アバターテーブルを参照し、前記受け手側のユーザのユーザIDデータに関連付けられているアイテムIDデータに基づいてさらに前記アイテムテーブルを参照し、当該アイテムIDデータが示すアイテムデータを前記送り手側のユーザの端末に送信させるステップと、
前記送り手側のユーザの端末において前記送信したアイテムデータの組み合わせにより構成されるキャラクタデータを更新するために、前記アイテムテーブルに含まれるアイテムデータを送信させるステップと、を実行させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−328702(P2007−328702A)
【公開日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−161099(P2006−161099)
【出願日】平成18年6月9日(2006.6.9)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】