説明

キャラクター入りロール芯

【課題】 従来、トイレットペーパーの販売目的は、スーパーなどの集客目的などで使われるケースが多い。また、トイレットペーパーなどのロール芯は、再利用の為の回収も困難であり、使用後は捨てられる事が多い。本発明は、そのロール芯を少しでも多く回収し、利用者もリサイクルに楽しく参加してもらい、環境保全に勤めることである。
【解決手段】 トイレットペーパーの本来の使用目的に加えて、ロール芯に付加価値を付ける事によって、捨てられていたロール芯に利用者は興味を持つようになり、遊び心が湧き、楽しく収集する。その収集されたロール芯を企業側が様々な特典・サービスを行い回収する事によって、再利用され新たな商品に生まれ変わる事が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、さまざまなロール芯にさまざまなキャラクターの絵をプリント、印刷、貼り付けする事である。
【背景技術】
【0002】
従来、トイレットペーパーなどの芯は使用後捨てられ、再利用はあまりされず回収も難しかった。
【0003】
ロール芯に文章や数字が書かれている物がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開 2009−57204
【特許文献2】特開平 09−192047
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本来、トイレットペーパーなどの芯には再生紙の原料という価値があるにもかかわらず、使用後は捨てられている。本発明はゴミとされてきたロール芯を、利用者に興味を持たせ、回収の手助けをしてもらう事であり、またロール芯に付加価値を付け意欲を持たせる商品を提供する事である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トイレットペーパーなどの芯にさまざまなキャラクターを画く事である。その種類は多いほど良い。そのキャラクターはそれぞれの性格やポイント、希少価値を付ける。また、キャラクターすべてを集めれば特典を与える事とする。そうすることによって利用者は利用価値のないただの芯に興味を持つようになり、すべてのキャラクターを集めようとその商品のリピーターとなる。また、ある一定のポイントがたまれば景品と交換のようなサービスをする事によって、使い終わった芯を捨てずに保管するようになる。
【発明の効果】
【0007】
上記の様に特典、遊び心、収集する楽しみなどの付加価値を付け加える事によって、使い捨てのロール芯に価値が生まれる。そして、利用者はロール芯を収集する事を習慣化していく。その集められたロール芯を、再利用する事で企業と消費者とが一緒になって、環境保全やリサイクル化に貢献する事ができる。また、本発明を活用する事が困難なロール芯に対しても、同時に回収するシステムを作る事で破棄されずにすむ。
【0008】
トイレットペーパーの需要は、日本だけではなく世界中で多く使われている。本発明は、さまざまなキャラクターを使用する事で、利用者に楽しみを持たせており、それは世界中のすべての老若男女にも受け入れられ、利用される事によってその効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明であるロール芯にキャラクターを印刷した実施例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1−1のロール芯に画かれているのは、数多くあるキャラクターの中の一例である。その下にはそのキャラクターの持つポイント3が画かれている。そのポイントの単位は4である。3のポイントを集めていき、決められた数に達すれば景品などと交換するものである。
【0011】
図1−3のポイント数はそのキャラクターによって異なる。ポイント数の少ないキャラクターは当然その製造数も多く、ポイント数の多いキャラクターほど希少価値は高くなる。4のマークはこの商品の為に作った数字の単位である。
【0012】
2にプリントされている5は、この商品の偽造防止対策である。
2のロール芯自体に個体差はあまりなく、特殊な印刷技術があれば偽造されかねない。なぜなら、3のポイント数の多いキャラクターほど希少価値が高く、めったに見ることができないからだ。ポイントの多いキャラクターばかり偽造され、世間に出回る事になる。その事を防止するためにも5は必要となってくる。
【0013】
また、それぞれのキャラクターはポイントの多少のほかに、性格や得意分野を持つものとする。そうする事によって、それぞれのキャラクターに親近感を持たせる事ができる。またその内容を記した小冊子などを同時に作成し、より利用者が楽しめるようにする。
【0014】
小冊子の内容は具体的なものとする。しかし例外がある。数あるキャラクターの中にプレミアム的な希少価値のあるキャラクターを作り、その内容については少し謎を持たせる。
【符号の説明】
【0015】
1.キャラクター例
2.ロール芯
3.キャラクターの持つポイント
4.この商品専用のポイント単位(リキ)
(例) 100リキ
5.偽造防止対策の印刷
6.キャラクターの名称

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロール芯に、キャラクターや絵を印刷・プリント・貼り付けをしたロール芯。
【請求項2】
収集・回収・交換を目的とする請求項1記載のロール芯。
【請求項3】
前記のキャラクターや絵は、個々にポイントが記載されており、そのポイント数により交換・回収する事を目的とする請求項1〜2記載のロール芯。

【図1】
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【公開番号】特開2012−12217(P2012−12217A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−164316(P2010−164316)
【出願日】平成22年7月2日(2010.7.2)
【出願人】(510199959)
【Fターム(参考)】