説明

キャリングバッグ又はベスト

ベストからキャリングバッグに変換可能であり、またベストに戻すことができる構造は、胴体部と、胴体部と相互に連結したストラップ部分と、第一の終端位置から第二の終端位置に前記構造の周縁に沿って伸長する第一のジッパー軌道と、別の第一の終端位置から第二の終端位置に前記構造の周縁に沿って伸長する第二のジッパー軌道とを含む。各ジッパーは、各第一の終端位置と第二の終端位置との間で、各ジッパー軌道によって規定される切れ目のない軌道に沿って移動できるスライダーをそれぞれ有する。キャリングバッグ又はトートバッグモードと、さまざまなベストモードのいずれかとの間で迅速かつ簡単な変換を容易にするために、各ジッパー軌道上の対向する連結要素の列は、切れ目のない軌道上にある第一及び第二のスライダーの間のどの位置でも常に連結される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベスト(vest)に変換可能であり、必要に応じてキャリングバッグに戻すことができるキャリングバッグに関し、ベスト構造(vest arrangement)かキャリングバッグかのいずれかにさまざまな異なるモードで構成され得るキャリングバッグに関する。
【0002】
<関連する出願への相互参照>
本出願は、2009年9月30日に出願された米国仮特許出願第61/247,108号「CARRYING BAG OR VEST」に優先権を主張し、上記出願の全ての内容を参照により本願明細書に援用する。
【背景技術】
【0003】
Bookに発行された特許文献1は、トートバッグに変換可能でまた衣服に戻すことができる衣服に関する。ジッパー軌道は、該衣服の襟付近にある胸部の終端から前面パネル(front panels)の対向する先端を下り、底縁区分に沿って、さらに該底縁区分と接触している分岐縁(bifurcation edges)に沿って、最終的に背面の終端に伸長する。
【0004】
Tartt等に発行された特許文献2は、ベスト衣服構成とバッグ構成との間で変換可能なベストバッグ(vest bag)を開示している。該ベストバッグは、複数のポケットを形成する複数のパネルに区分けされた下部と、中央の背面パネル(back panel)と一対のサイドパネルとに分割された上部とを有する、皮又は他の柔軟性のある材料一式(a unit)を含む。
【0005】
Arislandに発行された特許文献3は、身体を支える構成と手で支える構成との間で変換可能であり、ベスト及び二つの財布区分(two purse segments)からなる、手提げ袋を開示している。該財布区分を直接互いにつなぎ合わせて衣服収納区分を形成するために、ジッパーが用いられる。
【0006】
Hopkinsに発行された特許文献4は、折り畳んで財布に変換可能な衣服を開示している。通常財布に入れて運ぶ物を受容するように設計されたさまざまなサイズ及び形状のポケットが提供される。
【0007】
Mayeに発行された特許文献5は、変換可能な一体型のベスト及び財布用の装飾的なデザインを開示している。
【0008】
Mantzに発行された特許文献6は、不要な部分が内側にめくられる場合にバッグに変換できる、写真機材用の袖なしジャケットを開示している。
【0009】
Zimmerに発行された特許文献7は、バッグとして使用可能な部分を有する漁師用のベスト(waistcoat:ウエストコート)を開示している。
【0010】
Anjubaultに発行された特許文献8は、写真家用のケースに変換可能なベストを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】米国特許第5,278,998号明細書
【特許文献2】米国特許第4,637,076号明細書
【特許文献3】米国特許第4,483,469号明細書
【特許文献4】米国特許第4,475,251号明細書
【特許文献5】米国意匠特許第352,152号明細書
【特許文献6】独国特許出願公開第3732496号明細書
【特許文献7】仏国特許出願公開第2413052号公報
【特許文献8】仏国特許出願公開第2507441号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0012】
変換可能なキャリングバッグ又はベスト構造は、少なくとも4つのモードのいずれかに選択的に構成され得る。上記モードには、おおむね又は完全にジッパーを締めたベストモード、ジッパーを開けたベストモード、及び部分的にジッパーを締めたベストモードだけでなく、さまざまなトートバッグモード又はハンドバッグモードがある。
【0013】
本発明の一実施形態によると、ベストからキャリングバッグに変換可能であり、またベストに戻すことができる構造は、胴体部と、前記胴体部と相互に連結したストラップ部分と、第一の終端位置から第二の終端位置に前記構造の周縁に沿って伸長する第一のジッパー軌道と、別の第一の終端位置から前記第二の終端位置に前記構造の周縁に沿って伸長する第二のジッパー軌道とを含む。第一及び第二のジッパーは、各第一の終端位置と第二の終端位置との間で、各ジッパー軌道によって規定される切れ目のない軌道に沿って移動できる第一及び第二のスライダーをそれぞれ有する。第一及び第二のスライダーは切れ目のない軌道に沿って移動可能であり、それによって、対向する連結要素の列を各ジッパー軌道上で選択的に連結させ、又は対向する連結要素の列を別々に分離させる。キャリングバッグ又はトートバッグモードと、さまざまなベストモードのいずれかとの間で迅速かつ簡単な変換を容易にするために、対向する連結要素の列は、切れ目のない軌道上の第一及び第二のスライダーの間の全ての位置で常に連結される。連結要素は、歯、コイル、又は他の連結構造物(interlocking structures)であってもよい。
【0014】
胴体部及びストラップ部分は一体成形されてもよく、又は代わりに、縫い付けられるか別の方法で一緒に固定された複数の材料から形成されてもよい。構造は、必要に応じて裏地を付けても付けなくてもよく、またポケットは一つでも複数でもよく、ポケットはジッパー式でもよい。一つ又は複数のポケットは、構造の片方の側面、又は両側面に配置可能である。構造の片方の側面だけにポケットが設けられる場合、該構造は、キャリングバッグとして構成されるキャリングバッグモードから、完全にジッパーを締めた外ポケットベストモード、部分的にジッパーを締めた外ポケットベストモード、完全にジッパーを締めた内ポケットベストモード、及び部分的にジッパーを締めた内ポケットベストモードのいずれかに変換可能である。構造がキャリングバッグとして構成される場合、第一のジッパーは軌道上の第一の終端位置に配置され、第二のジッパーは軌道上の第二の終端位置に配置される。
【0015】
構造は、キャリングバッグモードから、第一及び第二のスライダーが前記各ジッパー軌道のうちのいずれか一方の軌道上に配置される完全にジッパーを開けたベストモードにさらに変換可能であるだけでなく、各ベストモードのいずれかから内ポケットキャリングバッグモード又は外ポケットキャリングバッグモードにも変換可能である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、部分的にジッパーを締めた外ポケットベストモードである、本発明の変換可能なキャリングバッグ又はベスト構造の斜視図である。
【図2】図2は、完全にジッパーを締めた外ポケットベストモードである図1の構造の斜視図である。
【図3】図3は、完全にジッパーを開けた外ポケットベストモードである図1の構造の斜視図である。
【図4】図4は、目に見える側面上にある複数のポケットを示している、完全に広げた状態の図3に示す構造の側面の平面図である。
【図5】図5は、図4に示す構造のポケットのない反対の側面の図である。
【図6】図6は、先行ジッパーが協働するジッパー軌道上の終端位置にあり、後続ジッパーがジッパー軌道上の中間位置にある、ベストとして使用する場合の構造の図である。
【図7】図7は、先行ジッパーが図6と同じ終端位置にあり、後続ジッパーがジッパー軌道上の反対の終端位置にある、キャリングバッグとして使用する場合の構造の図である。
【図8】図8は、キャリングバッグとして異なる方法で使用する場合の図7の構造の図である。
【図9】図9は、外ポケットキャリングバッグモードにする場合の構造の斜視図であり、協働する各ジッパー軌道をより詳細に示している。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1に示すように、本発明による変換可能なキャリングバッグ又はベスト構造(vest arrangement)50は、歯、コイル、又は他の連結、噛み合い、あるいは嵌め合い構造物(structures)などの連結要素(interlocking elements)に沿って動くことができる一対のジッパー52及び54を含み、該連結要素は、平行なジッパーテープ又は他の取り付け構造物(attachment structure)に固定されて、協働するジッパー軌道56及び58を形成する。明確にするために、ジッパー52は、第一の又は先行(leading)ジッパーとし、一方でジッパー54は第二の又は後続(trailing)ジッパーとする。好適な一構成において、ジッパー軌道56は、終端位置60から構造50の周縁に沿って伸長し、ジッパー軌道58は、終端位置62から構造の周縁に沿って伸長する。図1における構造50は、部分的にジッパーを締めたベストモードで示されている。
【0018】
図示された構造50は胴体部64を含み、胴体部64は、一体成形型の材料又は一緒に取り付けられた複数の材料から形成されてもよく、図1から図3に概略的に示されるように、胴体部64は、例えば布地、皮、ビニールなどの、一体成形型のあらゆる所望かつ適切な材料から形成される。
【0019】
図示されるように、構造のストラップ部分の少なくとも一部を形成するストラップ(straps)70は、胴体部64の上部に形成されて該上部から繋がった状態であり、又は胴体部64の上部に縫い付け、ボタン留め、あるいはスナップで固定され、そうでなければ直接又は間接的に取り付けられる。ストラップ70は、必要に応じて固定された長さでも、調整可能な長さでもよい。
【0020】
図2のおおむね又は完全にジッパーを締めたベストモードにおいて、第一のジッパー52は、図1に示すように、ジッパー52が終端位置60で上止め(top stop)によってそれ以上動かなくなるまで、ジッパー軌道終端位置60及び62に向かって上方にずらされる。図2のおおむね又は完全にジッパーを締めたモードは、分かりやすくするために、これ以降「完全に」ジッパーを締めたベストモードとする。ジッパー52が図2に示す位置にある場合、終端位置60にある上止めと、終端位置62にある挿入ピンは、第一のジッパー52のスライダーによって近接して組み込まれる。それに対し、図1に示す部分的にジッパーを締めたベストモードでは、ジッパー軌道56及び58に沿って配置された歯、コイル、又は他の連結構造物などの連結要素は、第一のジッパー52のスライダーによって分離される。この結果、前もって噛み合っていた又は嵌め合っていた連結要素は、第一のジッパー52の位置と、ジッパー軌道終端位置60及び62との間で外れることとなる。
【0021】
図1の部分的にジッパーを締めたベストモード又は図2の完全にジッパーを締めたベストモードから構造50を図3に示す完全にジッパーを開けたベストモードに変えるためには、ジッパー52と54の両方を、終端位置62にある挿入ピンがジッパー52と54の両方の各スライダーから外れ得るまでジッパー軌道終端位置60及び62に向かって上方にずらした後で、終端位置62にある挿入ピンを両方のスライダーから引き抜く。ジッパー軌道終端位置60及び62はそれから別々になり、構造50を図示された完全にジッパーを開けたベストモードにする。完全にジッパーを開けたベストモードでは、ジッパー52及び54は、ジッパー軌道56に沿ってどこでも所望の位置に置くことができ、また、図4に示すように、協働するジッパー軌道56及び58のジョイント終端位置80に近接して置くことができる。ジョイント終端位置80は、ジッパー軌道終端位置60及び62によってふさがれる各軌道上の近位(proximal positions)に対して、各軌道上の最遠位(extreme distal positions)に配置される。
【0022】
構造を図3に示す完全にジッパーを開けたベストモードから、図1に示す部分的にジッパーを締めたベストモード又は図2の完全にジッパーを締めたベストモードに戻すためには、終端位置62にある挿入ピンを第二の又は後続ジッパー54のスライダーに挿入し、次に、第一のまたは先行ジッパー52のスライダーに挿入し得る。第二のジッパー54は、図2及び図6に示すように、次に第一のジッパー52から離れてジッパー軌道56及び58に沿ってずらされ、構造を完全にジッパーを締めたベストモードにする。図1から明らかであるように、第一のジッパーは、次に終端位置60及び62から離れて所望の長さまで各ジッパー軌道に沿ってずらされ、構造を部分的にジッパーを締めたベストモードにすることができる。
【0023】
図示された本発明の実施形態において、例えば図4と図5の比較から分かるように、構造50の胴体部64には、胴体部64の両側面のうちの一方に複数のポケット74が設けられているが、他方の面にはポケットは設けられていない。当然のことながら、必要に応じて、構造はポケットを胴体部の両面に付けるように、またはどちらの面にもポケットがないようにも構成できる。図6は、完全にジッパーを締めた外ポケットベストモードで着用した場合の、図示及び説明される本発明の特定の実施形態の実例である。当然のことながら、図示の構造は、さまざまな内ポケットベストモードで着用されてもよい。
【0024】
上述の各ベストモードで使用する代わりに、構造は、キャリングバッグモードで使用することができる。図7は、外ポケットキャリングバッグクロスボディモード(carrying bag cross body mode)で使用される構造を示し、一方で図8は、外ポケットキャリングバッグサイドモード(carrying bag side mode)で使用される構造を示している。
【0025】
図1から図4及び図6から図9に示される各ポケットはジッパー式ポケットであるが、ポケットは他の構成であってもよい。例えば、ポケットは、スナップ、ベルクロ(VELCRO)、又はボタンどめ要素(button closure elements)を含み、もしくはとめ要素(closure elements)が全くなくてもよい。また、ポケットなしの構造がさらに検討される。
【0026】
図9は、完全にジッパーを開けた外ポケットベストモードから外ポケットキャリングバッグ又はトートバッグモードに変換されている場合の構造50の図である。構造50を図3に示す完全にジッパーを開けたベストモードからキャリングバッグモードに変えるために、ジッパー軌道58の終端位置62にある挿入ピンが、第二の又は後続ジッパー54のスライダーに挿入され、次に第一の又は先行ジッパー52のスライダーに挿入され得る。第二のジッパー54は、次に、第一のジッパー52から離れ、構造50が図2及び図6に示す完全にジッパーを締めたベストモードにある場合に取っていた位置を越えて、協働するジッパー軌道56及び58のジョイント終端位置80に到達するまで、方向90に向かってジッパー軌道56及び58に沿ってずらされる。それに対して、第一のジッパー52は、ジッパー軌道終端位置60及び62の近位の軌道位置にとどまる。図3に示すモードに再び構造を戻すためには、これらの行為又は操作を反対に行う。
【0027】
ジッパー52、54のそれぞれがジッパー軌道56、58の両方を噛み合わせる場合、各ジッパーはどちらも、ジョイント終端位置80と終端位置60、62との間で、隣り合ったジッパー軌道によって規定される単一の切れ目のない軌道(path)に沿って移動でき、それにより、対向する連結ジッパー要素を選択的に連結させ、又はそれらの対向する要素を別々に分離させる。ジッパー52及び54の間では、対向する連結ジッパー要素の列は常に連結し、これによりしっかりと固定されていながらも容易に着脱可能な衣服を提供する。キャリングバッグ又はトートバッグモードと、さまざまなベストモードとの間における迅速かつ簡単な変換も本発明による構造によって容易になる。
【0028】
前述の開示内容は、単に本発明を説明するために記載され、限定することを意図するものではない。本発明の精神及び趣旨を反映している開示された実施形態の修正は当業者によって起こりうるということから、本発明は、添付の請求項の範囲内及びその同等物のすべてを含むものと解釈されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベストからキャリングバッグに変換可能であり、またベストに戻すことができる構造であって、
胴体部と、
前記胴体部と相互に連結したストラップ部分と、
第一の終端位置から第二の終端位置に前記構造の周縁に沿って伸長する第一のジッパー軌道と、
別の第一の終端位置から前記第二の終端位置に前記構造の周縁に沿って伸長する第二のジッパー軌道と、
前記各第一の終端位置と前記第二の終端位置との間で、前記各ジッパー軌道によって規定される切れ目のない軌道に沿って移動できる第一及び第二のスライダーをそれぞれ有する第一及び第二のジッパーと
を備え、
前記第一及び前記第二のスライダーは、対向する連結要素の列を前記各ジッパー軌道上で選択的に連結させ、又は前記対向する連結要素の列を別々に分離させるように、前記切れ目のない軌道に沿って移動でき、
前記切れ目のない軌道上の前記第一及び前記第二のスライダーの間の全ての位置で、前記対向する連結要素の列は常に連結される、構造。
【請求項2】
前記胴体部及び前記ストラップ部分は一体成形される、請求項1に記載の構造。
【請求項3】
前記構造の一方の側面に配置された少なくとも一つのポケットをさらに備える、請求項1に記載の構造。
【請求項4】
前記構造は、前記キャリングバッグとして構成されるキャリングバッグモードから、完全にジッパーを締めた外ポケットベストモード、部分的にジッパーを締めた外ポケットベストモード、完全にジッパーを締めた内ポケットベストモード、及び部分的にジッパーを締めた内ポケットベストモードのいずれかに変換可能である、請求項3に記載の構造。
【請求項5】
前記構造が前記キャリングバッグとして構成される場合、前記第一のジッパーは、前記軌道上の前記第一の終端位置に配置され、前記第二のジッパーは、前記軌道上の前記第二の終端位置に配置される、請求項1に記載の構造。
【請求項6】
前記連結要素は歯である、請求項1に記載の構造。
【請求項7】
前記連結要素はコイルである、請求項1に記載の構造。
【請求項8】
前記構造は、前記第一及び前記第二のスライダーが前記各ジッパー軌道のうちのいずれか一方の軌道上に配置される、完全にジッパーを開けたベストモードに前記キャリングバッグモードからさらに変換可能である、請求項4に記載の構造。
【請求項9】
前記構造は、前記各ベストモードのいずれかから内ポケットキャリングバッグモード又は外ポケットキャリングバッグモードにさらに変換可能である、請求項4に記載の構造。
【請求項10】
前記少なくとも一つのポケットはジッパー式である、請求項3に記載の構造。
【請求項11】
前記構造の一方の側面に配置された少なくとも一つのポケットをさらに備える、請求項2に記載の構造。
【請求項12】
前記構造は、前記キャリングバッグとして構成されるキャリングバッグモードから、完全にジッパーを締めた外ポケットベストモード、部分的にジッパーを締めた外ポケットベストモード、完全にジッパーを締めた内ポケットベストモード、及び部分的にジッパーを締めた内ポケットベストモードのいずれかに変換可能である、請求項11に記載の構造。
【請求項13】
前記構造は、前記第一及び前記第二のスライダーが前記各ジッパー軌道のうちのいずれか一方の軌道上に配置される、完全にジッパーを開けたベストモードに前記キャリングバッグモードからさらに変換可能である、請求項12に記載の構造。
【請求項14】
前記構造は、前記各ベストモードのいずれかから内ポケットキャリングバッグモード又は外ポケットキャリングバッグモードにさらに変換可能である、請求項12に記載の構造。
【請求項15】
前記構造の一方の側面に配置された少なくとも一つのポケットをさらに備える、請求項5に記載の構造。
【請求項16】
前記構造は、前記キャリングバッグとして構成されるキャリングバッグモードから、完全にジッパーを締めた外ポケットベストモード、部分的にジッパーを締めた外ポケットベストモード、完全にジッパーを締めた内ポケットベストモード、及び部分的にジッパーを締めた内ポケットベストモードのいずれかに変換可能である、請求項15に記載の構造。
【請求項17】
前記構造は、前記第一及び前記第二のスライダーが前記各ジッパー軌道のうちのいずれか一方の軌道上に配置される、完全にジッパーを開けたベストモードに前記キャリングバッグモードからさらに変換可能である、請求項16に記載の構造。
【請求項18】
前記構造は、前記各ベストモードのいずれかから内ポケットキャリングバッグモード又は外ポケットキャリングバッグモードにさらに変換可能である、請求項16に記載の構造。
【請求項19】
前記構造の一方の側面に配置された少なくとも一つのポケットをさらに備える、請求項6に記載の構造。
【請求項20】
前記構造の一方の側面に配置された少なくとも一つのポケットをさらに備える、請求項7に記載の構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公表番号】特表2013−506765(P2013−506765A)
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−531511(P2012−531511)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【国際出願番号】PCT/IB2010/002460
【国際公開番号】WO2011/039609
【国際公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VELCRO
【出願人】(512082819)タンタマール エス.エー.エス. (1)
【氏名又は名称原語表記】Tintamar S.a.s.
【住所又は居所原語表記】12−14 Rue Eugene Dor,F−17000 La Rochelle,France
【Fターム(参考)】