説明

クローラ式建設車両

【課題】クローラの外側に堆積した堆積物を確実に排除でき、上部旋回体に備わる機器等を確実に保護することができるクローラ式建設車両を提供する。
【解決手段】クローラ式建設車両は、左右一対に配置され、無端状のクローラ(8)によって自走可能な下部走行体(2)と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体(6)と、該上部旋回体の前部下側に設けられた機器収納部(20)と、少なくとも前記機器収納部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の前後方向に沿って延設した第1の泥かき部材(32)とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クローラ式の下部走行体に堆積した堆積物を排除し、車両の耐久性向上を図ったクローラ式建設車両に係り、特に下部走行体に対して旋回可能な上部旋回体を備えたクローラ式建設車両に関する。
【背景技術】
【0002】
トラックフレームの泥堆積防止装置が特許文献1に開示されている。この泥堆積防止装置は、建設機械のクローラ式走行装置が有する下部走行体に適用され、その走行時にクローラに堆積する泥や石等の堆積物を排除するためのものである。また、この種のクローラ式建設車両には下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体を備えたものもあり、この上部旋回体には運転席やエンジン等の油圧機器類が配設されている。
【0003】
特許文献1の泥堆積防止装置は第1の排土部材と第2の排土部材とを含み、これら排土部材はクローラの内側であって、後端部及び前端部にそれぞれ配置されている。そして、下部走行体の前進時、第1の排土部材はクローラの接地面が地面から離れ、クローラの上部に移動する過程にて堆積物を落下させる。一方、第2の排土部材は第1の排土部材により排除されなかった堆積物を除去する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−310457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の泥堆積防止装置は、第1の及び第2の排土部材がそれぞれクローラの内側に配置されており、クローラの接地面、即ち、外側に堆積した堆積物を効果的に除去することができない。上部旋回体の下面には前述した油圧機器類のメンテナンスを実施するために脱着可能なカバーが取り付けられていることが多い。このため、クローラの外側に堆積物が堆積した状態で上部旋回体が旋回すると、クローラとカバーとの間に堆積している堆積物がカバーに接触する恐れがある。堆積物と接触すると、カバーが変形したり破損したりする。そして、このようなカバーの変形や破損は油圧機器類の故障を引き起こす原因となる。一方で、クローラの外側に堆積物が残っている状態でクローラ式建設車両が走行すると、上部旋回体の下面に堆積物が接触してクローラ式建設車両の走行に支障をきたすおそれがある。
【0006】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであって、クローラの外側に堆積した堆積物を確実に排除でき、上部旋回体に備わる機器等を確実に保護することができるクローラ式建設車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、左右一対に配置され、無端状のクローラによって自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部下側に設けられた機器収納部と、少なくとも前記機器収納部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の前後方向に沿って延設した第1の泥かき部材とを備えたことを特徴とするクローラ式建設車両を提供する。
【0008】
また、請求項2の発明では、前記第1の泥かき部材は、前記クローラの両側縁に沿ってそれぞれ延びていることを特徴としている。
また、請求項3の発明では、前記第1の泥かき部材は、前記クローラの上側縁よりも外側に設けられていることを特徴としている。
また、請求項4の発明では、前記上部旋回体の後部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の幅方向に延設した第2の泥かき部材をさらに備えたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項5の発明では、前記上部旋回体の前部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の幅方向に延設した第3の泥かき部材をさらに備えたことを特徴としている。
また、請求項6の発明では、前記上部旋回体の後部に設けられ、運搬物を搭載させるべき荷台を有し、不整地において前記運搬物を搬送するための不整地運搬車両として用いられることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、クローラ式建設車両が、少なくとも上部旋回体の前部下側に設けられた機器収納部から下方に向けて突出し、上部旋回体に沿って延設した第1の泥かき部材を備えているので、上部旋回体の旋回に従いクローラと上部旋回体との間に堆積した泥等の堆積物を排除することができる。このため、上部旋回体が旋回する際、上部旋回体の少なくとも機器収納部の下面と堆積物との接触が軽減され、機器収納部の下面の変形や破損を確実に防止できる。したがって、上部旋回体の前部下側に設けられた機器収納部に収納されたエンジンやエアコンユニット、さらには油圧機器等の機器類が破損することを防止できる。これにより、上部旋回体の耐久性が向上する。また、堆積物は排除されるので、クローラの清掃作業が軽減されメンテナンス性が向上する。
【0011】
請求項2の発明によれば、第1の泥かき部材は、クローラの両側縁に沿ってそれぞれ延びているので、旋回方向によらず、即ち、左右どちら側に旋回しても、クローラ上の堆積物を効果的に排除することができる。したがって、上部旋回体の下面を確実に保護することができ、その耐久性が向上する。
請求項3の発明によれば、第1の泥かき部材は、クローラの上側縁よりも外側に設けられている。このため、走行中に第1の泥かき部材が堆積物と接触することがない。したがって、走行に支障をきたすことなく、円滑な走行を実現できる。
【0012】
請求項4の発明によれば、上部旋回体の後端部から下方に向けて突出し、上部旋回体の幅方向に延設した第2の泥かき部材をさらに備えている。このため、車両前進時にクローラ外側に付着した泥等の堆積物が、クローラに付着したまま上部旋回体の下側に移動することを防止できる。したがって、車両前進時に上部旋回体の下面に堆積物が接触することを防止でき、機器等を適切に保護することができる。さらには、上部旋回体の耐久性が向上し、クローラの清掃作業等の軽減に伴い、メンテナンス性が向上する。
【0013】
請求項5の発明によれば、上部旋回体の前端部から下方に向けて突出し、上部旋回体の幅方向に延設した第3の泥かき部材をさらに備えている。このため、車両後進時にクローラ外側に付着した泥等の堆積物が、クローラに付着したまま上部旋回体の下側に移動してくることを防止できる。したがって、車両後進時に上部旋回体の下面に堆積物が接触することを防止でき、機器等を適切に保護することができる。さらには、上部旋回体の耐久性が向上し、クローラの清掃作業等の軽減に伴い、メンテナンス性が向上する。
【0014】
請求項6の発明によれば、クローラ式建設車両が不整地において荷台に搭載された運搬物を搬送するための不整地運搬車両として用いられる。不整地運搬車両は走行中の跳ね上がりを防止するため重心が低く設定されているため、クローラと上部旋回体との間隔は比較的狭い。また、走行が主な目的であるため不整地運搬車両はクローラに泥等が堆積する頻度が高い。したがって、このような堆積物を効率よく確実に排除することができ、車両の長寿命化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係るクローラ式建設車両を示す側面図である。
【図2】図1のII-II断面図である。
【図3】本発明に係るクローラ式建設車両を示す背面図である。
【図4】本発明に係るクローラ式建設車両を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係るクローラ式建設車両について図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照すれば、クローラ式建設車両としてのクローラキャリア1は、左右一対に配置され、無端状のクローラ8によって自走可能な下部走行体2と、この下部走行体2の上部に旋回機構を介して搭載された上部旋回体6とを備えている。クローラ8は複数のゴム状のシューを並べて形成されている。なお、図2におけるクローラ8の断面は省略している。また、上部旋回体6は例えば旋回輪4を介して下部走行体2に対して旋回可能に取り付けられている。
【0017】
また、上部旋回体6の前部左側には運転室たるキャブ10が配置されている。このキャブ10の下部、即ち、上部旋回体6の前部下側にはキャブ10用のエアコンユニット(図示しない)が配置されている。また、キャブ10の後方にはエンジンルーム12が配置されており、このエンジンルーム12内にはエンジン(図示しない)及び油圧ポンプ等の油圧機器類(図示しない)が配置されている。さらに、エンジンルーム12の近傍、即ち、上部旋回体6の前部右側にはタンク装置14が配置されている。このタンク装置14はエンジンの燃料が貯留された燃料タンクと、油圧機器に供給される作動油が貯留された作動油タンクとから構成されている。したがって、油圧ポンプはエンジンにより駆動され、タンク装置14の作動油タンクから吸い上げた作動油を後述する油圧シリンダ等の油圧機器や下部走行体2の走行用モータに向けて供給する。
【0018】
上述のような上部旋回体6の前部下側は、キャブ10のエアコンユニットやエンジンルーム12内の油圧機器類等の機器類の機器収納部20として形成されている。この機器収納部20の下面にはエアコンユニットや油圧機器類の機器類のメンテナンスを実施するために脱着可能なカバー(図示しない)が取り付けられている。したがって、作業者はこれら機器等のメンテナンス時、カバーを取り外すことで上部旋回体6の下側から機器収納部20にアクセスすることができる。
【0019】
さらに、上部旋回体6の後部には、エンジンルーム10の後方に運搬物を搭載するべきベッセル(荷台)18が配置されている。このベッセル18は下部走行体2の幅方向と同程度の幅を有している。また、ベッセル18はその後端下部を支点とし、油圧シリンダ(図示しない)を介して上下方向に傾動、即ち、起伏可能である。
クローラ8と上部旋回体6との間には、第1の泥かき部材32が備わる。図2を参照すると、第1の泥かき部材32は、少なくとも機器収容部20から下方に向けて突出し、上部旋回体6の前後方向に沿って延設している。詳しくは、第1の泥かき部材32は、上部旋回体6の下面から下方に突出した取付片42にボルト44を介して取り付けられている。この場合、第1の泥かき部材32の下端とクローラ8の上端との間隔は、例えば5〜10mmに設定されている。したがって、このような第1の泥かき部材32を備えていれば、上部旋回体6の旋回に従いクローラ8と上部旋回体6との間に堆積した泥等の堆積物Aを排除することができる。
【0020】
具体的には、上部旋回体6が左回りに旋回した際(図2に向かって右方向)、第1の泥かき部材32a、32cがそれぞれ、上部旋回体6の旋回に伴いクローラ8上に堆積した堆積物Aをクローラ8上からかき落とす。一方、上部旋回体6が右回りに旋回した際(図2に向かって左方向)、第1の泥掻き部材32b、32dはそれぞれ、上部旋回体6の旋回に伴いクローラ8上に堆積した堆積物Aをクローラ8上からかき落とす。なお、上部旋回体6が旋回した後に上部旋回体6を走行姿勢に戻す際、クローラ8と上部旋回体6との間には堆積物Aが除去されていることは言うまでもない。
【0021】
これにより、上部旋回体6が旋回する際、上部旋回体6の少なくとも機器収納部20の下面と堆積物Aとの接触が軽減され、機器収納部20の下面の変形や破損を確実に防止できる。したがって、上部旋回体6の前部下側に設けられた機器収納部20に収納されたエアコンユニットやエンジン、さらには油圧機器等の機器類が破損することを防止できる。これにより、上部旋回体6の耐久性が向上する。また、堆積物Aは排除されるので、クローラ8の清掃作業が軽減されメンテナンス性が向上する。さらには、このような堆積物Aを効率よく確実に排除することができ、クローラキャリア1の長寿命化を実現できる。
【0022】
また、第1の泥かき部材32は、各クローラ8の両側縁に沿ってそれぞれ延びている。これにより、上部旋回体6の旋回方向によらず、即ち、上部旋回体6が左右どちら側に旋回しても、クローラ8上の堆積物を効果的に排除することができる。したがって、上部旋回体6の下面を確実に保護することができ、その耐久性が向上する。
さらに、第1の泥かき部材32は、クローラ8の上側縁9よりも外側に設けられている。このため、クローラキャリア1の走行中に第1の泥かき部材32が堆積物Aと接触することがない。したがって、第1の泥かき部材32を設けてもクローラキャリア1の走行に支障をきたすことなく、円滑な走行を実現できる。
【0023】
なお、堆積物Aを排除することにより第1の泥かき部材32が破損した場合であっても、第1の泥かき部材32は取付片42にボルト44を介して取り付けられているので、第1の泥かき部材32を容易に交換することができる。
また、図1及び図3を参照すれば、クローラキャリア1は、上部旋回体6の後部から下方に向けて突出し、上部旋回体6の幅方向に延設した第2の泥かき部材34をさらに備えている。この第2の泥かき部材34もまた、取付片42にボルト44を介して取り付けられている。このような第2の泥かき部材34は、クローラキャリア1の前進時にクローラ8外側に付着した泥等の堆積物Aを、上部旋回体6の後部、即ち、クローラ8と上部旋回体6との間に位置する手前にてかき落とす。
【0024】
これにより、第2の泥かき部材34は、クローラ8外側に付着した堆積物Aがクローラ8に付着したまま上部旋回体6の下側に移動してくることを防止できる。したがって、クローラキャリア1の前進時に上部旋回体6の下面に堆積物Aが接触することを防止でき、機器等を適切に保護することができる。さらには、上部旋回体6の耐久性が向上し、クローラ8の清掃作業等の軽減に伴い、メンテナンス性が向上する。
【0025】
さらに、図1及び図4を参照すれば、クローラキャリア1は、上部旋回体6の前部から下方に向けて突出し、上部旋回体6の幅方向に延設した第3の泥かき部材36をさらに備えている。この第3の泥かき部材36もまた、取付片42にボルト44を介して取り付けられている。このような第3の泥かき部材36は、クローラキャリア1の後進時にクローラ8外側に付着した泥等の堆積物Aを、上部旋回体6の前部、即ち、クローラ8と上部旋回体6との間に位置する手前にてかき落とす。
【0026】
これにより、第3の泥かき部材36は、クローラ8外側に付着した堆積物Aが、クローラ8に付着したまま上部旋回体6の下側に移動してくることを防止できる。したがって、クローラキャリア1の後進時に上部旋回体6の下面に堆積物Aが接触することを防止でき、機器等を適切に保護することができる。さらには、上部旋回体6の耐久性が向上し、クローラ8の清掃作業等の軽減に伴い、メンテナンス性が向上する。
【0027】
なお、図1より明らかなように、第3の泥かき部材36と第1の泥かき部材32の前端部との間には所定のギャップ50が設けられているのが望ましい。この場合、第3の泥かき部材36により排除される堆積物Aは、このギャップ50からクローラ8の側方に落とされるので、クローラキャリア1の走行に支障をきたすことがない。
本発明に係るクローラ式建設車両は、不整地においてベッセル18に搭載された運搬物を搬送する不整地運搬車両として用いられる。また、不整地運搬車両(クローラキャリア1)は不整地を走行する故、走行中における運搬物の跳ね上がりを防止するため重心が低く設定されている。このため、クローラ8と上部旋回体6との間隔は比較的狭い。また、走行が主な目的であるためクローラキャリア1はクローラ8に石や泥等が堆積する頻度が高い。したがって、不整地運搬車両に上述した第1〜第3の泥かき部材32,34,36の全て又はいずれかを適用することにより、堆積物を効率よく確実に排除することができ、車両の長寿命化を実現できる。すなわち、上述した構造の第1〜第3の泥かき部材32,34,36は、不整地運搬車両に適用することが最も好適である。
【0028】
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施形態を逸脱しない範囲で種々の変更ができる。
例えば、第1の泥かき部材32は、少なくとも機器収納部20の下面にあればよいが、上部旋回体6の前側及び後側、即ち、クローラ8の前端部及び後端部まで延びていてもよい。この場合、上部旋回体6下面の略全域を堆積物Aから保護することができる。
【0029】
また、第1の泥かき部材32はクローラ8の内側縁又は外側縁のみに沿って配置されていてもよいし、クローラ8の長手方向に対して傾斜して配置されていてもよい。
また、第1〜第3の泥かき部材32、34、36はそれぞれ、上部旋回体6の下面から直接突出させてもよい。
また、第1〜第3の泥かき部材32,34,36はそれぞれクローラキャリアに代表される不整地運搬車両だけでなく、油圧ショベル等の旋回可能なクローラ式建設車両に適用可能である。
【符号の説明】
【0030】
1 クローラキャリア(クローラ式建設車両)
2 下部走行体
4 旋回輪
6 上部旋回体
8 クローラ
9 上側縁
10 キャブ
12 エンジンルーム
14 タンク装置
18 ベッセル(荷台)
20 機器収納部
32 第1の泥かき部材
34 第2の泥かき部材
36 第3の泥かき部材
42 取付片
44 ボルト
50 ギャップ
A 堆積物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右一対に配置され、無端状のクローラによって自走可能な下部走行体と、
該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
該上部旋回体の前部下側に設けられた機器収納部と、
少なくとも前記機器収納部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の前後方向に沿って延設した第1の泥かき部材とを備えたことを特徴とするクローラ式建設車両。
【請求項2】
前記第1の泥かき部材は、前記クローラの両側縁に沿ってそれぞれ延びていることを特徴とする請求項1に記載のクローラ式建設車両。
【請求項3】
前記第1の泥かき部材は、前記クローラの上側縁よりも外側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクローラ式建設車両。
【請求項4】
前記上部旋回体の後部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の幅方向に延設した第2の泥かき部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクローラ式建設車両。
【請求項5】
前記上部旋回体の前部から下方に向けて突出し、前記上部旋回体の幅方向に延設した第3の泥かき部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のクローラ式建設車両。
【請求項6】
前記上部旋回体の後部に設けられ、運搬物を搭載させるべき荷台を有し、不整地において前記運搬物を搬送するための不整地運搬車両として用いられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のクローラ式建設車両。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−158229(P2012−158229A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−18290(P2011−18290)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(000005522)日立建機株式会社 (2,611)