説明

ゲル状物配合鍋料理

【課題】ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理を提供する。
【解決手段】寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を配合することを特徴とするゲル状物配合鍋料理。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理に関する。
【背景技術】
【0002】
寄せ鍋等の鍋料理は、畜肉、魚介類、野菜、きのこ類等の具材をカツオ、こんぶ等の動植物エキス等を適宜配合し製したダシで煮込んだ食品であり、子供から大人まで幅広く食されている。
【0003】
一方、ヒアルロン酸及び/又はその塩は、グルクロン酸とN−アセチルグルコサミンとの二糖からなる繰り返し構成単位を1以上有する多糖類をいう。また、ヒアルロン酸を経口摂取することにより、生体本来の持つヒアルロン酸含量の低下を補い、皮膚の保湿、弾力性、および柔軟性を改善する効果が認められているため(例えば、特開2000−095660号公報)、ヒアルロン酸及び/又はその塩を日常的に摂取できるようにした食品の開発が望まれている。
【0004】
このような状況下、本発明者は、ヒアルロン酸及び/又はその塩を用いた鍋料理が得られるならば、得られる鍋料理は生理機能を併せ持つこととなり商品価値としてさらに有用なものになると考えこれを試みた。しかしながら、従来の鍋料理に単にヒアルロン酸及び/又はその塩の水溶液を配合してもヒアルロン酸及び/又はその塩がダシに分散してしまうためヒアルロン酸及び/又はその塩を効率よく摂取できないという問題があった。
【0005】
【特許文献1】特開2000−095660号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の目的は、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を鍋料理に配合するならば、意外にも、ヒアルロン酸及び/又はその塩がダシに分散せず、さらに具材をとる際に具材とゲル状物が絡み合うことで、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理が得られることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、
(1)寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を配合するゲル状物配合鍋料理、
(2)寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンの合計配合量が0.5〜3%であり、かつ、ヒアルロン酸及び/又はその塩の配合量が0.001〜0.5%であるゲル状物を配合する(1)記載のゲル状物配合鍋料理、
(3)前記ゲル状物をダシに対して3〜60%配合する(1)及び(2)記載のゲル状物配合鍋料理、
である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理を提供できることから、ゲル状物配合鍋料理市場の更なる需要の拡大が期待される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下本発明を詳細に説明する。なお、本発明において「%」は「質量%」を意味する。
【0011】
本発明のゲル状物配合鍋料理のゲル状物は、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とを配合することにより、ヒアルロン酸及び/又はその塩がダシに分散せず、さらに具材をとる際に具材とゲル状物が絡み合うことで、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理が得られる。
【0012】
本発明の効果のメカニズムは定かではないが次のように考えられる。寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を鍋料理に配合することで、ヒアルロン酸及び/又はその塩がダシに分散してしまうことを防止し、さらに、具材の熱によりゲル状物が適度に溶解し、具材をとる際に具材とゲル状物が絡み合うことで、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できる。
【0013】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いる寒天は、通常食品素材として利用されているものであれば特に限定されず、一般に紅藻類から抽出して得られるアガロースとアガロペクチンを含有する多糖類であればいずれを使用しても構わない。
【0014】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いるゼラチンは、通常食品素材として利用されているものであれば特に限定されず、例えば、アルカリ処理ゼラチンや酸処理ゼラチン等、製造方法や原料の由来によって各種のものがあるが、いずれを使用しても構わない。
【0015】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いるジェランガムは、通常食品素材として利用されているものであれば特に限定されず、例えば、グルコースのC−2位にグリセリル基1残基が結合し、C−6位にアセチル基が平均1/2残基結合しているネイティブ型ジェランガムや、これを脱アセチル化して精製された脱アシル型ジェランガムがあるがいずれを使用しても構わない。
【0016】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いるカラギーナンは、通常食品素材として利用されているものであれば特に限定されず、一般に紅藻類から抽出して得られる硫酸基を持つガラクタンの一種であり、κ、λ、ιの3種があるが、これらの1種又は2種以上が混合した混合物のいずれを使用しても構わない。
【0017】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いる寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンの合計配合量は、特に限定されないが、ゲル状物に対し0.5〜3%が好ましく、1〜3%がより好ましい。寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンの合計配合量が、前記範囲より少ないとゲル状物がダシに分散し易くなり、一方、前記範囲より多いと喫食時に具材とゲル状物が絡み難くなるため好ましくない。
【0018】
ヒアルロン酸とは、グルクロン酸とN−アセチルグルコサミンとの二糖からなる繰り返し構成単位を1以上有する多糖類をいう。本発明で使用する原料ヒアルロン酸及び/又はその塩は、特に限定されるものではないが、例えば鶏冠、臍の緒、眼球、皮膚、軟骨等の生体組織、あるいはストレプトコッカス属等のヒアルロン酸産生微生物を培養して得られる培養液等を原料として、抽出(更に必要に応じて精製)して得られるものである。
【0019】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いるヒアルロン酸及び/又はその塩は、特に限定されるものではなく、当該粗抽出物あるいは精製物の何れを用いても良いが、精製物、具体的にはヒアルロン酸及び/又はその塩の純度が90%以上のものが好ましい。純度が90%未満の場合は、保管中にヒアルロン酸及び/又はその塩が着色して、本発明のゲル状物配合鍋料理の外観を損なう恐れがあり好ましくない。
【0020】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物に用いるヒアルロン酸及び/又はその塩の配合量は、特に限定されないが、ゲル状物に対し0.001〜0.5%が好ましく、0.005〜0.2%がより好ましい。ヒアルロン酸及び/又はその塩の配合量が、前記範囲より少ないとゲル状物がダシに分散し易くなり、前記範囲より多いとヒアルロン酸及び/又はその塩の風味が強くなるため好ましくない。
【0021】
本発明のゲル状物配合鍋料理に用いる上記ゲル状物の配合率は、特に限定されないが、ダシに対し3%〜60%であることが好ましく、5%〜50%であることがより好ましい。上記ゲル状物のダシに対する配合率が、前記範囲より少ないとヒアルロン酸及び/又はその塩の生理機能効果が現れ難く、前記範囲より多いとヒアルロン酸及び/又はその塩の風味が強くなるため好ましくない。
【0022】
本発明のゲル状物配合鍋料理の上記ゲル状物は、必須原料である寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩と以外に、本発明の効果を損わない範囲で適宜選択し配合することができる。具体的には、例えば、キサンタンガム、タマリンドシードガム、グアガム、アラビアガム、サイリュームシードガム、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、うるち米澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、甘藷澱粉、ワキシコーンスターチ、もち米澱粉等の澱粉、湿熱処理澱粉、加工澱粉、蒟蒻、ペクチン、プルラン、マンナン、ガラクトマンナン、キチン、キトサン、デキストリン等のゲル化剤、グルコース、ショ糖、乳糖、麦芽糖、オリゴ糖、ぶどう糖果糖液糖、水飴、はちみつ等の糖類、スクラロース、ステビア、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、キシリトール、トレハロース、パラチノース等の甘味料、ソルビトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、オリゴ糖アルコール、分岐オリゴ糖アルコール、デキストリンアルコール等の糖アルコール類、難消化性デキストリン、結晶セルロース、アップルファイバー等の食物繊維、セラミド、イソフラボン、コエンザイムQ10、コラーゲン等の美容原料、モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン、リゾレシチン、オクテニルコハク酸化澱粉等の乳化剤、食塩、醤油、味噌、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、動植物由来のエキス類、アミノ酸、グルタミン酸ナトリウム等の調味料、各種ペプチド、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸等の有機酸塩、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ナイアシン等のビタミン類、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等のミネラル類又はその塩、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、香辛料、グレープフルーツフレーバー、オレンジフレーバー、りんごフレーバー、レモンフレーバー等の香料、色素等が挙げられる。
【0023】
本発明において鍋料理とは、カツオ、こんぶ等の動植物エキス、食酢、ポン酢、みりん、食塩、砂糖、醤油、味噌、味醂、核酸系旨味調味料等の各種調味料を適宜配合し製したダシに、鶏肉、豚肉、牛肉等の畜肉、マグロ、カジキ、エビ、タコ、イカ、ホタテ等の魚介類、白菜、にんじん、大根等の野菜、マツタケ、椎茸、シメジ、マッシュルーム等のきのこ類等の具材を適宜選択し、これを食べ易い大きさにカットしたものを加えた後、煮込んだものをいう。具体的には、例えば、寄せ鍋、土手鍋、おでん、すきやき等が挙げられる。
【0024】
なお、本発明のゲル状物配合鍋料理には、上述したもの以外に、本発明の効果を損わない範囲で適宜選択し配合することができる。具体的には、例えば、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、柑橘果汁等の酸材、香辛料、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、色素、鶏、鶉、アヒル等の鳥卵、ニンニク、しょうが、梅、かつおぶし、オリーブ、バジル等のハーブ、唐辛子、みょうが、ごま、のり、青じそ、ねぎ、ゆず等の具材の截断物、おろし、あるいは、ペースト状物等が挙げられる。
【0025】
本発明のゲル状物配合鍋料理の製造方法は、本発明で用いる寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種とヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を、常法に則り製造した鍋料理に配合したものであればよく、例えば、以下のように製造することができる。まず、ゲル状物は、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種、ヒアルロン酸及び/又はその塩、クエン酸等の酸剤、グラニュ糖、パラチノース及び清水をミキサーに入れ品温80℃で加熱混合攪拌後、品温5℃まで冷却することによりゲル化剤を増粘させて製した。一方、鍋料理は、土鍋に予めこんぶでだしをとっただし汁に、鶏肉、エビ、ホタテ、白菜、にんじん、椎茸を食べ易い大きさにカットし加えた後、これらを煮込むことで鍋料理である寄せ鍋を製した。このようにして製した鍋料理に上記ゲル状物を配合することで本発明のゲル状物配合鍋料理が得られる。
【実施例】
【0026】
以下に本発明の鍋料理を実施例及び試験例に基づき詳述する。なお、本発明はこれに限定するものではない。
【0027】
〔実施例1〕
ゲル状物は、寒天0.7%、カラギーナン0.3%、ジェランガム0.3%、ヒアルロン酸及び/又はその塩(平均分子量10万〜50万)0.05%、クエン酸(結晶)0.1%、グラニュ糖5%、パラチノース5%、清水88.55%をミキサーに入れて品温80℃で加熱混合撹拌後、150g容のスパウトパウチに150gずつ充填した。さらに充填後、品温5℃まで冷却することによりゲル化剤を増粘させゲル状物を製した。また、土鍋に予めこんぶでだしをとっただし汁1000mlを加え、次に、鶏肉160g、エビ4本、ホタテ4個、白菜120g、にんじん150g、椎茸6本を食べ易い大きさにカットし加えた後、これらを煮込むことで寄せ鍋を製した。次に、このようにして製した寄せ鍋に、ゲル状物100gを配合することで、本発明のゲル状物配合鍋料理を製した。
【0028】
〔実施例2〕
ゲル状物は、実施例1の方法に準じ、寒天0.7%、カラギーナン0.3%、ジェランガム0.3%をゼラチン2.0%に、ヒアルロン酸及び/又はその塩(平均分子量10万〜50万)0.05%をヒアルロン酸及び/又はその塩(平均分子量120万〜160万)0.005%に置き換えてゲル状物を製した以外は、実施例1の方法に準じて本発明のゲル状物配合鍋料理を製した。
【0029】
〔実施例3〕
寒天0.7%、カラギーナン0.3%、ジェランガム0.3%を寒天0.3%、キサンタンガム0.5%、グアーガム0.5%に置き換えてゲル状物を製した以外は、実施例1の方法に準じて本発明のゲル状物配合鍋料理を製した。
【0030】
〔実施例4〕
寒天0.7%、カラギーナン0.3%、ジェランガム0.3%をゼラチン3.5%に置き換えてゲル状物を製した以外は、実施例1の方法に準じて本発明のゲル状物配合鍋料理を製した。
【0031】
〔比較例1〕
ヒアルロン酸及び/又はその塩(平均分子量10万〜50万)0.05%を清水に置き換えてゲル状物を製した以外は、実施例1の方法に準じてゲル状物配合鍋料理を製した。
【0032】
〔比較例2〕
寒天0.7%、カラギーナン0.3%、ジェランガム0.3%をキサンタンガム1.3%に置き換えてゲル状物を製した以外は、実施例1の方法に準じてゲル状物配合鍋料理を製した。
【0033】
〔試験例1〕
寒天、ゼラチン及びカラギーナンの少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩の配合量が、本発明の効果に及ぼす影響を調べるため、配合を表1のように変えて、実施例1〜4及び比較例1、2のゲル状物配合鍋料理を製した。このようにして得られた6種類のゲル状物配合鍋料理を用いて、よく訓練されたパネラー4名にダシに対する分散の程度及び具材とゲル状物の絡みの程度をそれぞれ以下の評価基準で評価した。なお、総合評価は、分散の程度評価と具材とゲル状物の絡みの程度評価の両方がA評価のものは◎、分散の程度評価又は具材とゲル状物の絡みの程度評価のいずれかがC評価のものは×、その他のものは○とした。
【0034】
【表1】

【0035】
表中の評価記号
<ダシに対する分散の程度評価>
A:ダシに対してゲル状物が分散しておらず、大変好ましい。
B:ダシに対してゲル状物がわずかに分散しているが、問題のない程度である。
C:ダシに対してゲル状物が分散しており、好ましくない。
【0036】
<具材とゲル状物の絡みの程度評価>
A:具材とゲル状物が十分に絡んでおり、大変好ましい。
B:具材とゲル状物の絡みの程度が弱いが、問題のない程度である。
C:具材とゲル状物が絡んでおらず、好ましくない。
【0037】
実施例1〜4の結果より、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を配合することにより、ダシに対してゲル状物が分散し難く、さらに具材をとる際に具材とゲル状物が絡み合うことで、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できることが理解できる。また、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンの合計配合量がゲル状物に対し0.5〜3%であると、ヒアルロン酸及び/又はその塩をより効率良く摂取できることが理解できる(実施例1、2)。一方、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンを配合しない場合、又は、ヒアルロン酸及び/又はその塩を配合しない場合は、ゲル状物がダシに分散してしまい、また、具材とゲル状物が絡んでおらず、好ましくなかった(比較例1、2)。
【0038】
以上、実施例1〜4及び比較例1、2の結果より、寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を配合することで、ヒアルロン酸及び/又はその塩を効率良く摂取できるゲル状物配合鍋料理を製することができたと言える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンから選ばれる少なくとも1種と、ヒアルロン酸及び/又はその塩とからなるゲル状物を配合することを特徴とするゲル状物配合鍋料理。
【請求項2】
寒天、ゼラチン、ジェランガム及びカラギーナンの合計配合量が0.5〜3%であり、かつ、ヒアルロン酸及び/又はその塩の配合量が0.001〜0.5%であるゲル状物を配合する請求項1記載のゲル状物配合鍋料理。
【請求項3】
前記ゲル状物をダシに対して3〜60%配合する請求項1及び2記載のゲル状物配合鍋料理。