コネクタカバー付ソケットおよび照明器具および照明装置
【課題】直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができるコネクタカバー付きソケットおよび照明器具および照明装置を提供する。
【解決手段】本装置は、点灯回路２を収納した器具本体３と、直管形ＬＥＤランプ１を保持するために器具本体３に設けられたソケット４，５と、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６に形成されたコネクタ受け部８に電気的に接続されるコネクタ９、およびコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆いソケット４の先端部に取り付けられるカバー部１０を有するコネクタカバー１１と、カバー部１０内およびソケット４内を通ってコネクタ９を点灯回路２に接続するリード線１２とを備える。
【解決手段】本装置は、点灯回路２を収納した器具本体３と、直管形ＬＥＤランプ１を保持するために器具本体３に設けられたソケット４，５と、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６に形成されたコネクタ受け部８に電気的に接続されるコネクタ９、およびコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆いソケット４の先端部に取り付けられるカバー部１０を有するコネクタカバー１１と、カバー部１０内およびソケット４内を通ってコネクタ９を点灯回路２に接続するリード線１２とを備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、コネクタカバー付きソケットおよび照明器具および照明装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
近年、従来の白熱電球や蛍光ランプの他に光源に発光ダイオード（ＬＥＤ）や有機エレクトロルミネッセンス（有機ＥＬ）等の新光源を用いた製品が開発されている。またその他にも冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ）を複数本並べて熱陰極蛍光ランプの代替にする製品等もある。中でも近年直管蛍光ランプの代替として直管形状のＬＥＤランプ（直管形ＬＥＤランプ）が注目を集めている。直管形ＬＥＤランプには、直管蛍光ランプ用口金と互換口金を用い、従来の照明器具に取り付け可能なタイプと全く新しい口金を用いたタイプがあるが、現在は手軽にＬＥＤ化が可能な前者が注目されている。
【０００３】
直管形ＬＥＤランプは主に基板上に実装された複数のＬＥＤとＬＥＤから発する熱を放熱するヒートシンク、ＬＥＤの光を拡散させる樹脂カバー、及び口金から構成されている。ＬＥＤの駆動方式もいくつか分かれており、特許文献１のように安定器から供給される電力をランプ内に内蔵されている駆動回路で直流（ＤＣ）に変換しＬＥＤに供給する既設安定器接続方式、特許文献２のように商用電源とランプ口金を直接接続し、ランプ内に内蔵されている駆動回路でＤＣに変換しＬＥＤに給電する商用電源直結方式、ＬＥＤ駆動回路をランプ外に設け、ランプ外駆動回路からＤＣ電圧をランプ（ＬＥＤ）に供給する外付電源方式、非特許文献１のように従来の口金は機械的保持の目的でのみ使用し、給電はコネクタから行うコネクタ給電方式等がある。
【０００４】
従来のコネクタ給電方式による直管形ＬＥＤランプ装置は、例えば器具本体、器具本体内に収容されたランプ点灯回路、直管形ＬＥＤランプ、直管形ＬＥＤランプを保持するソケット、および点灯回路にリード線を介して接続されるコネクタ等を備え、器具本体の反射板にはコネクタ及びリード線を通すための開口穴が設けられている。この開口穴から出されたリード線に接続されたコネクタは、ランプ装着時に、直管形ＬＥＤランプの表面に形成されたコネクタ受け部に接続される。この場合、コネクタ受け部は、器具本体側（発光面と反対側）に位置するように配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
【特許文献１】特開２０１０−９７９４２号公報
【特許文献２】特許第４３２８３７９号
【非特許文献】
【０００６】
【非特許文献１】カタログ「三菱直管形蛍光灯照明器具」、２０１０年１０月、三菱電機オスラム株式会社発行
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
上述のコネクタ給電方式による直管形ＬＥＤランプ装置は、ランプのコネクタ受け部が器具本体側に向いているため、ランプと器具との間隔が小さい器具では、コネクタが器具本体と干渉し取り付けが困難である。また、最初にコネクタをランプに接続し、その後ランプをソケットに取り付ける手順とした場合、高い天井での作業を考慮すると作業性が悪い。ソケットが回転式の場合には、ランプ回転時にコネクタが外れてしまうおそれがある。特に、既存の照明器具へのこの種のランプの設置作業では、器具本体の反射板を片手で持ちながら、コネクタ及びリード線を開口穴に通す必要があり、不安定な体制になりがちな高い天井での作業を考慮すると安全性および作業性を向上することが望まれる。さらに、ランプと開口穴間にリード線が露出するため美観を損なうこと、またリード線が影となって照明環境を損なうこと等の問題もある。
【０００８】
本発明の目的は、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができるコネクタカバー付きソケットおよび照明器具およびを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明は、上記目的を達成するため以下のようなコネクタカバー付きソケットおよび照明器具および照明装置を提供する。
（１）直管形ＬＥＤランプを点灯するための点灯回路を収納した器具本体と、前記直管形ＬＥＤランプを保持するために前記器具本体に設けられたソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーと、前記カバー部内および前記ソケット内を通って前記コネクタを前記点灯回路に接続するリード線とを備えた照明器具。
（２）前記コネクタカバーは、前記ソケットと着脱可能である上記（１）に記載の照明器具。
（３）前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、一体として形成される上記（１）または（２）に記載の照明器具。
（４）前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、別体として形成される上記（１）または（２）に記載の照明器具。
（５）前記コネクタカバーは、前記リード線を案内する案内部材を有する上記（１）〜（４）のいずれか１項に記載の照明器具。
（６）前記ソケットは、前記コネクタカバーの前記案内部材との対向位置に前記リード線を通す迎え部材を有する上記（１）〜（５）のいずれか１項に記載の照明器具。
（７）前記コネクタカバーは、前記コネクタ受け部が形成される前記直管形ＬＥＤランプの口金部とは異なる材料で形成される上記（１）〜（６）のいずれか１項に記載の照明器具。
（８）前記コネクタカバーは、前記直管形ＬＥＤランプを前記ソケットとの間で機械的に保持するものである上記（１）〜（７）のいずれか１項に記載の照明器具。
（９）前記直管形ＬＥＤランプのコネクタ受け部は、ランプ装着時に前記器具本体側とは反対側に位置する上記（１）〜（８）のいずれか１項に記載の照明器具。
（１０）直管形ＬＥＤランプを保持するためのソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーとを備えたコネクタカバー付きソケット。
（１１）前記コネクタカバーは、前記ソケットとは異なる材料で形成される上記（１０）に記載のコネクタカバー付きソケット。
（１２）上記（１）〜（９）のいずれかに記載の照明器具と、前記直管形ＬＥＤランプとからなる照明装置。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができる照明器具を得ることができる。
請求項２に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプのソケットへの装着を容易とすることができる。
請求項３に係る発明によれば、コネクタカバーに係る部品点数を削減することができる。
請求項４に係る発明によれば、コネクタの直管形ＬＥＤランプへの接続を容易とすることができる。
請求項５に係る発明によれば、コネクタカバー内のリード線の配線を効率的に行うことができる。
請求項６に係る発明によれば、ソケット内のリード線の配線を効率的に行うことができる。
請求項７に係る発明によれば、コネクタカバーと直管形ＬＥＤランプの口金部との接続部で発生する接続音を抑制することができる。
請求項８に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの保持をより確実にすることができる。
請求項９に係る発明によれば、コネクタの直管形ＬＥＤランプへの接続を容易とすることができる。
請求項１０に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができるコネクタカバー付きソケットを得ることができる。
請求項１１に係る発明によれば、コネクタカバーとソケットとの接続部で発生する接続音を抑制することができる。
請求項１２に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができる照明装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明に係る直管形ＬＥＤランプ装置の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】直管形ＬＥＤランプを取り付けた状態の直管形ＬＥＤランプ装置を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図、および（ｃ）は側面図である。
【図３】図２（ａ）のＸ−Ｘ断面図のうちコネクタカバー１１の周辺部を示す図である。
【図４】（ａ）〜（ｃ）は、本発明に係る直管形ＬＥＤランプ装置の組立手順の一例を説明するための図である。
【図５】本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＹ−Ｙ断面図である。
【図６】本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＺ−Ｚ断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１２】
図１は、本発明に係る照明器具および照明装置の一実施例を示す分解斜視図である。本装置は、図示のように、直管形ＬＥＤランプ１を点灯するための点灯回路２を収納した器具本体３と、直管形ＬＥＤランプ１を保持するために器具本体３に設けられたソケット４，５と、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６，７の一方の口金部６に形成されたコネクタ受け部８に電気的に接続されるコネクタ９、およびコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆いソケット４の先端部に取り付けられるカバー部１０を有するコネクタカバー１１と、カバー部１０内およびソケット４内を通ってコネクタ９を点灯回路２に接続するリード線１２とを備える。器具本体３のランプ設置側には反射板１３を備える。
【００１３】
直管形ＬＥＤランプ１は、その両端のピン１４，１５をそれぞれソケット４，５に接続することで保持される。ソケット４，５のピン受け部の少なくとも一方は、ランプ設置が容易となるように、ランプ端部から加えられる力で後退可能とすることができる。このピン１４，１５は、ＬＥＤランプの機械的保持構造としての役目を果たすもので、通電は行われず、点灯回路２とは電気的に絶縁されている。
【００１４】
直管形ＬＥＤランプ１の器具本体３への取り付けは、次のように行う。まず、ソケット４からコネクタカバー１１を外す。直管形ＬＥＤランプ１のピン１４，１５をそれぞれ対応するソケット４，５に接続する。このとき、直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８は、器具本体３側とは反対側に位置するようにされる。そして、コネクタカバー１１のコネクタ９を直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８に接続する。これにより、コネクタカバー１１のカバー部１０がコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆うとともに、ソケット４の先端部に取り付けられる。以上により、直管形ＬＥＤランプ１は点灯回路２と電気的に接続され、点灯可能とされる。
【００１５】
図２は、直管形ＬＥＤランプを取り付けた状態の直管形ＬＥＤランプ装置を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図、および（ｃ）は側面図である。図２（ａ）、（ｂ）に示すように、コネクタカバー１１は、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６に形成されるコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆うとともに、ソケット４の先端部を覆っている。器具側面の形状は、図２（ｃ）に示すように、従来の器具とほとんど変わりがない。器具本体３の反射板１３には、コネクタ及びリード線を通すための開口穴はない。このため、ランプと開口穴間にリード線が露出して美観を損ねたり、リード線が影となって照明環境を損ねたりすることがなく、美観および照明環境を良好に維持することができる。また、従来のように、開口穴やランプ給電部にホコリ等が付着することもない。
【００１６】
図３は、図２（ａ）のＸ−Ｘ断面図のうちコネクタカバー１１の周辺部を示す図である。ソケット４は、その基部が器具本体３に取り付けられる。ソケット４は、器具本体３に着脱可能に構成される。コネクタカバー１１のカバー部１０は、ソケット４の先端部に取り付けられる。コネクタカバー１１は、ソケット４と着脱可能とすることができる。これにより、直管形ＬＥＤランプ１のソケット４への装着を容易とすることができる。
【００１７】
コネクタカバー１１のコネクタ９は、直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８に接続される。コネクタカバー１１は、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６をソケット４との間で機械的に保持する。また、コネクタカバー１１は、口金部６とは異なる材料で形成することが好ましい。例えば、コネクタカバー１１は、ポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）製とされ、口金部６はポリカーボネート（ＰＣ）製とされるが、これに限定されない。異なる材料とすることで、コネクタカバー１１と口金部６との接続部で発生する接続音（軋み音など）を抑制可能である。本例のコネクタカバー１１は、コネクタ９を押さえるコネクタ押さえ部材２１を備え、またコネクタ押さえ部材２１のソケット４側には、リード線１２を案内する案内部材２２を備える。案内部材２２によりリード線１２の配線を効率的に行うことができる。
【００１８】
直管形ＬＥＤランプ１は、図３に示すように、筒状のランプカバー３１と、その中に配置されるＬＥＤ実装基板３２と、ＬＥＤ実装基板３２上にランプ長手方向に実装される複数個のＬＥＤ３３と、ＬＥＤ実装基板３２の背面に設けられる例えばアルミニウム製のヒートシンク３４とを備える。直管形ＬＥＤランプ１の口金部６はネジ３５で光源ユニット３６に接続される。口金部６には、コネクタ９と電気的に接続されるコネクタ受け部８が設けられる。コネクタ受け部８はＬＥＤ実装基板３２に接続される。これにより、点灯回路２からリード線１２、コネクタ９、コネクタ受け部８、およびＬＥＤ実装基板３２を介して供給される電流によりＬＥＤ３３が駆動される。
【００１９】
図４（ａ）〜（ｃ）は、本発明に係る照明器具および照明装置の組立手順の一例を説明するための図である。まず、器具本体３にソケット４を取り付ける。既存のソケットが取り付けられている場合は、それをソケット４に交換する。コネクタ９に接続されたリード線１２はソケット４内に通されている。反射板１３を器具本体３に取り付ける。そして、ソケット４に直管形ＬＥＤランプ１を装着する。これは、図４（ａ）に示すように、直管形ＬＥＤランプ１のピン１４を図の矢印方向にソケット４のピン受け部に差し込むことで行う。もう一方のピン１５はソケット５のピン受け部に差し込む。次に、図４（ｂ）に示すように、コネクタカバー１１を図の矢印方向に移動させると、リード線１２は自動的に器具本体３内に押し込まれる。コネクタカバー１１がソケット４の先端部に取り付けられると、図４（ｃ）に示すように、コネクタ９は直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８に接続される。そして、コネクタカバー１１のカバー部１０は、コネクタ９のコネクタ受け部８との接続部およびソケット４の先端部を覆う。したがって、従来のように、開口穴を開けた反射板を片手で持ちながら、コネクタ及びリード線を開口穴に通す作業はなくなり、設置作業における安全性および作業性が向上する。
【００２０】
図５は、本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＹ−Ｙ断面図である。コネクタカバー１１のコネクタ９とカバー部１０は一体として形成することができるが、コネクタ９とカバー部１０を別体として形成してもよい。両者を一体とすれば、コネクタカバーに係る部品点数を削減することができる。一方、両者を別体とすれば、コネクタ９の直管形ＬＥＤランプ１への接続を容易とすることができる。また、コネクタカバー１１は、図示のように、コネクタ９を押さえるコネクタ押さえ部材２１を備えるとともに、コネクタ押さえ部材２１のソケット４側には、リード線１２を案内する案内部材２２を備える。一方、ソケット４は、コネクタカバー１１の案内部材２２との対向位置に、リード線１２を通す迎え部材４１を備える。案内部材２２や迎え部材４１を備えることにより、コネクタカバー内やソケット内のリード線の配線を効率的に行うことができる。
【００２１】
図６は、本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＺ−Ｚ断面図である。図示のように、コネクタカバー１１のカバー部１０は、ソケット４の先端部に着脱可能に取り付けられる。この場合、コネクタカバー１１は、ソケット４とは異なる材料で形成することが好ましい。例えば、コネクタカバー１１は、ポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）製とされ、ソケット４はポリカーボネート（ＰＣ）製とされるが、これに限定されない。異なる材料とすることで、コネクタカバー１１とソケット４との接続部で発生する接続音（軋み音など）を抑制可能である。
【符号の説明】
【００２２】
１ 直管形ＬＥＤランプ
２ 点灯回路
３ 器具本体
４、５ ソケット
６、７ 口金部
８ コネクタ受け部
９ コネクタ
１０ カバー部
１１ コネクタカバー
１２ リード線
１３ 反射板
１４、１５ ピン
２１ コネクタ押さえ部材
２２ 案内部材
３１ ランプカバー
３２ ＬＥＤ実装基板
３３ ＬＥＤ
３４ ヒートシンク
３５ ネジ
３６ 光源ユニット
４１ 迎え部材
【技術分野】
【０００１】
本発明は、コネクタカバー付きソケットおよび照明器具および照明装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
近年、従来の白熱電球や蛍光ランプの他に光源に発光ダイオード（ＬＥＤ）や有機エレクトロルミネッセンス（有機ＥＬ）等の新光源を用いた製品が開発されている。またその他にも冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ）を複数本並べて熱陰極蛍光ランプの代替にする製品等もある。中でも近年直管蛍光ランプの代替として直管形状のＬＥＤランプ（直管形ＬＥＤランプ）が注目を集めている。直管形ＬＥＤランプには、直管蛍光ランプ用口金と互換口金を用い、従来の照明器具に取り付け可能なタイプと全く新しい口金を用いたタイプがあるが、現在は手軽にＬＥＤ化が可能な前者が注目されている。
【０００３】
直管形ＬＥＤランプは主に基板上に実装された複数のＬＥＤとＬＥＤから発する熱を放熱するヒートシンク、ＬＥＤの光を拡散させる樹脂カバー、及び口金から構成されている。ＬＥＤの駆動方式もいくつか分かれており、特許文献１のように安定器から供給される電力をランプ内に内蔵されている駆動回路で直流（ＤＣ）に変換しＬＥＤに供給する既設安定器接続方式、特許文献２のように商用電源とランプ口金を直接接続し、ランプ内に内蔵されている駆動回路でＤＣに変換しＬＥＤに給電する商用電源直結方式、ＬＥＤ駆動回路をランプ外に設け、ランプ外駆動回路からＤＣ電圧をランプ（ＬＥＤ）に供給する外付電源方式、非特許文献１のように従来の口金は機械的保持の目的でのみ使用し、給電はコネクタから行うコネクタ給電方式等がある。
【０００４】
従来のコネクタ給電方式による直管形ＬＥＤランプ装置は、例えば器具本体、器具本体内に収容されたランプ点灯回路、直管形ＬＥＤランプ、直管形ＬＥＤランプを保持するソケット、および点灯回路にリード線を介して接続されるコネクタ等を備え、器具本体の反射板にはコネクタ及びリード線を通すための開口穴が設けられている。この開口穴から出されたリード線に接続されたコネクタは、ランプ装着時に、直管形ＬＥＤランプの表面に形成されたコネクタ受け部に接続される。この場合、コネクタ受け部は、器具本体側（発光面と反対側）に位置するように配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
【特許文献１】特開２０１０−９７９４２号公報
【特許文献２】特許第４３２８３７９号
【非特許文献】
【０００６】
【非特許文献１】カタログ「三菱直管形蛍光灯照明器具」、２０１０年１０月、三菱電機オスラム株式会社発行
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
上述のコネクタ給電方式による直管形ＬＥＤランプ装置は、ランプのコネクタ受け部が器具本体側に向いているため、ランプと器具との間隔が小さい器具では、コネクタが器具本体と干渉し取り付けが困難である。また、最初にコネクタをランプに接続し、その後ランプをソケットに取り付ける手順とした場合、高い天井での作業を考慮すると作業性が悪い。ソケットが回転式の場合には、ランプ回転時にコネクタが外れてしまうおそれがある。特に、既存の照明器具へのこの種のランプの設置作業では、器具本体の反射板を片手で持ちながら、コネクタ及びリード線を開口穴に通す必要があり、不安定な体制になりがちな高い天井での作業を考慮すると安全性および作業性を向上することが望まれる。さらに、ランプと開口穴間にリード線が露出するため美観を損なうこと、またリード線が影となって照明環境を損なうこと等の問題もある。
【０００８】
本発明の目的は、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができるコネクタカバー付きソケットおよび照明器具およびを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明は、上記目的を達成するため以下のようなコネクタカバー付きソケットおよび照明器具および照明装置を提供する。
（１）直管形ＬＥＤランプを点灯するための点灯回路を収納した器具本体と、前記直管形ＬＥＤランプを保持するために前記器具本体に設けられたソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーと、前記カバー部内および前記ソケット内を通って前記コネクタを前記点灯回路に接続するリード線とを備えた照明器具。
（２）前記コネクタカバーは、前記ソケットと着脱可能である上記（１）に記載の照明器具。
（３）前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、一体として形成される上記（１）または（２）に記載の照明器具。
（４）前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、別体として形成される上記（１）または（２）に記載の照明器具。
（５）前記コネクタカバーは、前記リード線を案内する案内部材を有する上記（１）〜（４）のいずれか１項に記載の照明器具。
（６）前記ソケットは、前記コネクタカバーの前記案内部材との対向位置に前記リード線を通す迎え部材を有する上記（１）〜（５）のいずれか１項に記載の照明器具。
（７）前記コネクタカバーは、前記コネクタ受け部が形成される前記直管形ＬＥＤランプの口金部とは異なる材料で形成される上記（１）〜（６）のいずれか１項に記載の照明器具。
（８）前記コネクタカバーは、前記直管形ＬＥＤランプを前記ソケットとの間で機械的に保持するものである上記（１）〜（７）のいずれか１項に記載の照明器具。
（９）前記直管形ＬＥＤランプのコネクタ受け部は、ランプ装着時に前記器具本体側とは反対側に位置する上記（１）〜（８）のいずれか１項に記載の照明器具。
（１０）直管形ＬＥＤランプを保持するためのソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーとを備えたコネクタカバー付きソケット。
（１１）前記コネクタカバーは、前記ソケットとは異なる材料で形成される上記（１０）に記載のコネクタカバー付きソケット。
（１２）上記（１）〜（９）のいずれかに記載の照明器具と、前記直管形ＬＥＤランプとからなる照明装置。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができる照明器具を得ることができる。
請求項２に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプのソケットへの装着を容易とすることができる。
請求項３に係る発明によれば、コネクタカバーに係る部品点数を削減することができる。
請求項４に係る発明によれば、コネクタの直管形ＬＥＤランプへの接続を容易とすることができる。
請求項５に係る発明によれば、コネクタカバー内のリード線の配線を効率的に行うことができる。
請求項６に係る発明によれば、ソケット内のリード線の配線を効率的に行うことができる。
請求項７に係る発明によれば、コネクタカバーと直管形ＬＥＤランプの口金部との接続部で発生する接続音を抑制することができる。
請求項８に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの保持をより確実にすることができる。
請求項９に係る発明によれば、コネクタの直管形ＬＥＤランプへの接続を容易とすることができる。
請求項１０に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができるコネクタカバー付きソケットを得ることができる。
請求項１１に係る発明によれば、コネクタカバーとソケットとの接続部で発生する接続音を抑制することができる。
請求項１２に係る発明によれば、直管形ＬＥＤランプの設置作業の安全性および作業性を向上するとともに美観および照明環境を良好に維持することができる照明装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明に係る直管形ＬＥＤランプ装置の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】直管形ＬＥＤランプを取り付けた状態の直管形ＬＥＤランプ装置を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図、および（ｃ）は側面図である。
【図３】図２（ａ）のＸ−Ｘ断面図のうちコネクタカバー１１の周辺部を示す図である。
【図４】（ａ）〜（ｃ）は、本発明に係る直管形ＬＥＤランプ装置の組立手順の一例を説明するための図である。
【図５】本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＹ−Ｙ断面図である。
【図６】本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＺ−Ｚ断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１２】
図１は、本発明に係る照明器具および照明装置の一実施例を示す分解斜視図である。本装置は、図示のように、直管形ＬＥＤランプ１を点灯するための点灯回路２を収納した器具本体３と、直管形ＬＥＤランプ１を保持するために器具本体３に設けられたソケット４，５と、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６，７の一方の口金部６に形成されたコネクタ受け部８に電気的に接続されるコネクタ９、およびコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆いソケット４の先端部に取り付けられるカバー部１０を有するコネクタカバー１１と、カバー部１０内およびソケット４内を通ってコネクタ９を点灯回路２に接続するリード線１２とを備える。器具本体３のランプ設置側には反射板１３を備える。
【００１３】
直管形ＬＥＤランプ１は、その両端のピン１４，１５をそれぞれソケット４，５に接続することで保持される。ソケット４，５のピン受け部の少なくとも一方は、ランプ設置が容易となるように、ランプ端部から加えられる力で後退可能とすることができる。このピン１４，１５は、ＬＥＤランプの機械的保持構造としての役目を果たすもので、通電は行われず、点灯回路２とは電気的に絶縁されている。
【００１４】
直管形ＬＥＤランプ１の器具本体３への取り付けは、次のように行う。まず、ソケット４からコネクタカバー１１を外す。直管形ＬＥＤランプ１のピン１４，１５をそれぞれ対応するソケット４，５に接続する。このとき、直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８は、器具本体３側とは反対側に位置するようにされる。そして、コネクタカバー１１のコネクタ９を直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８に接続する。これにより、コネクタカバー１１のカバー部１０がコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆うとともに、ソケット４の先端部に取り付けられる。以上により、直管形ＬＥＤランプ１は点灯回路２と電気的に接続され、点灯可能とされる。
【００１５】
図２は、直管形ＬＥＤランプを取り付けた状態の直管形ＬＥＤランプ装置を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図、および（ｃ）は側面図である。図２（ａ）、（ｂ）に示すように、コネクタカバー１１は、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６に形成されるコネクタ９のコネクタ受け部８との接続部を覆うとともに、ソケット４の先端部を覆っている。器具側面の形状は、図２（ｃ）に示すように、従来の器具とほとんど変わりがない。器具本体３の反射板１３には、コネクタ及びリード線を通すための開口穴はない。このため、ランプと開口穴間にリード線が露出して美観を損ねたり、リード線が影となって照明環境を損ねたりすることがなく、美観および照明環境を良好に維持することができる。また、従来のように、開口穴やランプ給電部にホコリ等が付着することもない。
【００１６】
図３は、図２（ａ）のＸ−Ｘ断面図のうちコネクタカバー１１の周辺部を示す図である。ソケット４は、その基部が器具本体３に取り付けられる。ソケット４は、器具本体３に着脱可能に構成される。コネクタカバー１１のカバー部１０は、ソケット４の先端部に取り付けられる。コネクタカバー１１は、ソケット４と着脱可能とすることができる。これにより、直管形ＬＥＤランプ１のソケット４への装着を容易とすることができる。
【００１７】
コネクタカバー１１のコネクタ９は、直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８に接続される。コネクタカバー１１は、直管形ＬＥＤランプ１の口金部６をソケット４との間で機械的に保持する。また、コネクタカバー１１は、口金部６とは異なる材料で形成することが好ましい。例えば、コネクタカバー１１は、ポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）製とされ、口金部６はポリカーボネート（ＰＣ）製とされるが、これに限定されない。異なる材料とすることで、コネクタカバー１１と口金部６との接続部で発生する接続音（軋み音など）を抑制可能である。本例のコネクタカバー１１は、コネクタ９を押さえるコネクタ押さえ部材２１を備え、またコネクタ押さえ部材２１のソケット４側には、リード線１２を案内する案内部材２２を備える。案内部材２２によりリード線１２の配線を効率的に行うことができる。
【００１８】
直管形ＬＥＤランプ１は、図３に示すように、筒状のランプカバー３１と、その中に配置されるＬＥＤ実装基板３２と、ＬＥＤ実装基板３２上にランプ長手方向に実装される複数個のＬＥＤ３３と、ＬＥＤ実装基板３２の背面に設けられる例えばアルミニウム製のヒートシンク３４とを備える。直管形ＬＥＤランプ１の口金部６はネジ３５で光源ユニット３６に接続される。口金部６には、コネクタ９と電気的に接続されるコネクタ受け部８が設けられる。コネクタ受け部８はＬＥＤ実装基板３２に接続される。これにより、点灯回路２からリード線１２、コネクタ９、コネクタ受け部８、およびＬＥＤ実装基板３２を介して供給される電流によりＬＥＤ３３が駆動される。
【００１９】
図４（ａ）〜（ｃ）は、本発明に係る照明器具および照明装置の組立手順の一例を説明するための図である。まず、器具本体３にソケット４を取り付ける。既存のソケットが取り付けられている場合は、それをソケット４に交換する。コネクタ９に接続されたリード線１２はソケット４内に通されている。反射板１３を器具本体３に取り付ける。そして、ソケット４に直管形ＬＥＤランプ１を装着する。これは、図４（ａ）に示すように、直管形ＬＥＤランプ１のピン１４を図の矢印方向にソケット４のピン受け部に差し込むことで行う。もう一方のピン１５はソケット５のピン受け部に差し込む。次に、図４（ｂ）に示すように、コネクタカバー１１を図の矢印方向に移動させると、リード線１２は自動的に器具本体３内に押し込まれる。コネクタカバー１１がソケット４の先端部に取り付けられると、図４（ｃ）に示すように、コネクタ９は直管形ＬＥＤランプ１のコネクタ受け部８に接続される。そして、コネクタカバー１１のカバー部１０は、コネクタ９のコネクタ受け部８との接続部およびソケット４の先端部を覆う。したがって、従来のように、開口穴を開けた反射板を片手で持ちながら、コネクタ及びリード線を開口穴に通す作業はなくなり、設置作業における安全性および作業性が向上する。
【００２０】
図５は、本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＹ−Ｙ断面図である。コネクタカバー１１のコネクタ９とカバー部１０は一体として形成することができるが、コネクタ９とカバー部１０を別体として形成してもよい。両者を一体とすれば、コネクタカバーに係る部品点数を削減することができる。一方、両者を別体とすれば、コネクタ９の直管形ＬＥＤランプ１への接続を容易とすることができる。また、コネクタカバー１１は、図示のように、コネクタ９を押さえるコネクタ押さえ部材２１を備えるとともに、コネクタ押さえ部材２１のソケット４側には、リード線１２を案内する案内部材２２を備える。一方、ソケット４は、コネクタカバー１１の案内部材２２との対向位置に、リード線１２を通す迎え部材４１を備える。案内部材２２や迎え部材４１を備えることにより、コネクタカバー内やソケット内のリード線の配線を効率的に行うことができる。
【００２１】
図６は、本発明に係るコネクタカバー付きソケットの一実施例を示す図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＺ−Ｚ断面図である。図示のように、コネクタカバー１１のカバー部１０は、ソケット４の先端部に着脱可能に取り付けられる。この場合、コネクタカバー１１は、ソケット４とは異なる材料で形成することが好ましい。例えば、コネクタカバー１１は、ポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）製とされ、ソケット４はポリカーボネート（ＰＣ）製とされるが、これに限定されない。異なる材料とすることで、コネクタカバー１１とソケット４との接続部で発生する接続音（軋み音など）を抑制可能である。
【符号の説明】
【００２２】
１ 直管形ＬＥＤランプ
２ 点灯回路
３ 器具本体
４、５ ソケット
６、７ 口金部
８ コネクタ受け部
９ コネクタ
１０ カバー部
１１ コネクタカバー
１２ リード線
１３ 反射板
１４、１５ ピン
２１ コネクタ押さえ部材
２２ 案内部材
３１ ランプカバー
３２ ＬＥＤ実装基板
３３ ＬＥＤ
３４ ヒートシンク
３５ ネジ
３６ 光源ユニット
４１ 迎え部材
【特許請求の範囲】
【請求項１】
直管形ＬＥＤランプを点灯するための点灯回路を収納した器具本体と、前記直管形ＬＥＤランプを保持するために前記器具本体に設けられたソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーと、前記カバー部内および前記ソケット内を通って前記コネクタを前記点灯回路に接続するリード線とを備えた照明器具。
【請求項２】
前記コネクタカバーは、前記ソケットと着脱可能である請求項１に記載の照明器具。
【請求項３】
前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、一体として形成される請求項１または２に記載の照明器具。
【請求項４】
前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、別体として形成される請求項１または２に記載の照明器具。
【請求項５】
前記コネクタカバーは、前記リード線を案内する案内部材を有する請求項１〜４のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項６】
前記ソケットは、前記コネクタカバーの前記案内部材との対向位置に前記リード線を通す迎え部材を有する請求項１〜５のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項７】
前記コネクタカバーは、前記コネクタ受け部が形成される前記直管形ＬＥＤランプの口金部とは異なる材料で形成される請求項１〜６のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項８】
前記コネクタカバーは、前記直管形ＬＥＤランプを前記ソケットとの間で機械的に保持するものである請求項１〜７のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項９】
前記直管形ＬＥＤランプのコネクタ受け部は、ランプ装着時に前記器具本体側とは反対側に位置する請求項１〜８のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項１０】
直管形ＬＥＤランプを保持するためのソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーとを備えたコネクタカバー付きソケット。
【請求項１１】
前記コネクタカバーは、前記ソケットとは異なる材料で形成される請求項１０に記載のコネクタカバー付きソケット。
【請求項１２】
請求項１乃至９の何れかに記載された照明器具と、前記直管形ＬＥＤランプとからなる照明装置。
【請求項１】
直管形ＬＥＤランプを点灯するための点灯回路を収納した器具本体と、前記直管形ＬＥＤランプを保持するために前記器具本体に設けられたソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーと、前記カバー部内および前記ソケット内を通って前記コネクタを前記点灯回路に接続するリード線とを備えた照明器具。
【請求項２】
前記コネクタカバーは、前記ソケットと着脱可能である請求項１に記載の照明器具。
【請求項３】
前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、一体として形成される請求項１または２に記載の照明器具。
【請求項４】
前記コネクタカバーの前記コネクタと前記カバー部は、別体として形成される請求項１または２に記載の照明器具。
【請求項５】
前記コネクタカバーは、前記リード線を案内する案内部材を有する請求項１〜４のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項６】
前記ソケットは、前記コネクタカバーの前記案内部材との対向位置に前記リード線を通す迎え部材を有する請求項１〜５のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項７】
前記コネクタカバーは、前記コネクタ受け部が形成される前記直管形ＬＥＤランプの口金部とは異なる材料で形成される請求項１〜６のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項８】
前記コネクタカバーは、前記直管形ＬＥＤランプを前記ソケットとの間で機械的に保持するものである請求項１〜７のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項９】
前記直管形ＬＥＤランプのコネクタ受け部は、ランプ装着時に前記器具本体側とは反対側に位置する請求項１〜８のいずれか１項に記載の照明器具。
【請求項１０】
直管形ＬＥＤランプを保持するためのソケットと、前記直管形ＬＥＤランプに形成されたコネクタ受け部に電気的に接続されるコネクタ、および前記コネクタの前記コネクタ受け部との接続部を覆い前記ソケットの先端部に取り付けられるカバー部を有するコネクタカバーとを備えたコネクタカバー付きソケット。
【請求項１１】
前記コネクタカバーは、前記ソケットとは異なる材料で形成される請求項１０に記載のコネクタカバー付きソケット。
【請求項１２】
請求項１乃至９の何れかに記載された照明器具と、前記直管形ＬＥＤランプとからなる照明装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２０１２−１８５９６２（Ｐ２０１２−１８５９６２Ａ）
【公開日】平成２４年９月２７日（２０１２．９．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−４７２０９（Ｐ２０１１−４７２０９）
【出願日】平成２３年３月４日（２０１１．３．４）
【出願人】（３９９０４８９１７）日立アプライアンス株式会社 (3,043)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年９月２７日（２０１２．９．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年３月４日（２０１１．３．４）
【出願人】（３９９０４８９１７）日立アプライアンス株式会社 (3,043)
【Ｆターム（参考）】
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