コンテンツ提供システムおよびそのためのコンテンツ提供支援システム
【課題】簡単にコンテンツを導入してサービスを提供可能とすること。
【解決手段】コンテンツ提供システム1では、OPS2が、コンテンツを提供するCPおよび提供されるコンテンツを登録する機能を有している。また、OPS2は、PPを登録し、共通KeyとなるPPKを発行する機能を有している。そして、OPS2は、PPS提供サーバ3を介して、コンテンツの利用者からコンテンツの実行要請が行われると、共通Keyを基に、利用者が接続しているPPの認証を行い、PPが認証されると、利用者のID認証あるいはID連携を行って、利用者によるコンテンツの利用を可能とする。したがって、本実施形態に係るコンテンツ提供システム1によれば、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが可能となる。
【解決手段】コンテンツ提供システム1では、OPS2が、コンテンツを提供するCPおよび提供されるコンテンツを登録する機能を有している。また、OPS2は、PPを登録し、共通KeyとなるPPKを発行する機能を有している。そして、OPS2は、PPS提供サーバ3を介して、コンテンツの利用者からコンテンツの実行要請が行われると、共通Keyを基に、利用者が接続しているPPの認証を行い、PPが認証されると、利用者のID認証あるいはID連携を行って、利用者によるコンテンツの利用を可能とする。したがって、本実施形態に係るコンテンツ提供システム1によれば、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが可能となる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者にコンテンツを提供するコンテンツ提供システムおよびそのためのコンテンツ提供支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ネットワークを介して複数のユーザがオンラインゲームに参加するネットゲームシステムが知られている。
ネットゲームシステムにおいては、ゲームコンテンツの制作者あるいはパブリッシャーによってゲームコンテンツがゲームユーザに提供され、各制作者あるいはパブリッシャー毎に、ゲームユーザの登録および管理が行われることが一般的である。
【0003】
ここで、近年、ゲームコンテンツの制作者あるいはパブリッシャー間において、提供しているゲームコンテンツを相互に導入し、互いのゲームユーザが双方のゲームコンテンツを利用可能とするサービス形態も実施されている。
このようなサービス形態とすることにより、各制作者あるいはパブリッシャーにおいて、ゲームユーザ数の拡大を図ることができる。
なお、上述のネットゲームシステムに関する技術としては、例えば特許文献1に記載された技術が挙げられる。
【特許文献1】特開2004−215722号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ゲームコンテンツの制作者あるいはパブリッシャー間において、提供しているゲームコンテンツを相互に導入し、互いのゲームユーザが双方のゲームコンテンツを利用可能とする場合、ネットゲームシステム間のマッチングを行う必要がある。
ネットゲームシステムのマッチングにおいては、ユーザ管理形態の相違や、各種データフォーマットあるいはデータベースシステムの相違等を、ネットゲームシステム間で整合させる必要があり、その作業に長時間を要すると共に、多大な作業負担を強いられるものであった。
【0005】
また、ネットゲームのサービスをそれまで提供していなかった自社のサイトにおいて、新たにネットゲームを導入し、ネットゲームのサービスを提供しようとする事業者にとっても、ゲームコンテンツの制作者等からネットゲームのサービスを受けるために、システムのマッチングを行う必要があり、この場合にも、長時間の作業および多大な作業負担を要するものとなる。
【0006】
なお、このような状況は、フラッシュゲーム、アバターあるいはネットワーク上のショッピングモール等、ネットゲーム以外のコンテンツを提供する場合にも共通するものである。
即ち、ネットワークを介してコンテンツを提供するための従来の技術においては、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが困難であった。
本発明の課題は、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、第1の発明に係るコンテンツ提供システムは、
ネットワークを介して互いに通信可能に構成されたパブリッシャーシステム(例えば、図1のPPS提供サーバ3)と、コンテンツプロバイダシステム(例えば、図1のコンテンツ提供サーバ4)と、コンテンツ提供支援システム(例えば、図1のOPS2)とを含み、前記コンテンツプロバイダシステムは、前記コンテンツ提供支援システムに、提供対象とするコンテンツの登録要求を行うコンテンツ登録要求手段を備え、前記パブリッシャーシステムは、前記コンテンツ提供支援システムに、該パブリッシャーの登録要求を行うパブリッシャー登録要求手段と、前記コンテンツ提供支援システムに、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求を行う提供コンテンツ選択手段と、を備え、前記コンテンツ提供支援システムは、前記コンテンツプロバイダシステムから、前記コンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、前記コンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、第2の発明に係るコンテンツ提供システムは、
前記パブリッシャーシステムを介して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツの実行がユーザから指示された場合に、該パブリッシャーシステムを介するユーザの認証あるいは連携を行うユーザ認証・連携手段を備え、
前記コンテンツプロバイダシステムは、
前記ユーザ認証・連携手段によって認証あるいは連携されたユーザに対して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツを実行するコンテンツ実行手段を備えることを特徴とする。
【0009】
また、第3の発明に係るコンテンツ提供支援システムは、
ネットワークを介してパブリッシャーシステムおよびコンテンツプロバイダシステムと通信可能に構成され、前記コンテンツプロバイダシステムから、提供対象とするコンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コンテンツプロバイダシステムは、提供対象とするコンテンツをコンテンツ提供支援システムに登録し、コンテンツをユーザに利用させるパブリッシャーシステムは、コンテンツ提供支援システムに自システムを登録し、コンテンツを選択することで、自システムにおいて、選択したコンテンツを利用可能とすることができる。
したがって、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図11は、本発明に係るコンテンツ提供システムおよびそのためのコンテンツ提供支援システムの実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係るコンテンツ提供システムの構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係るコンテンツ提供システム1の構成を示すブロック図である。
【0012】
コンテンツ提供システム1は、OPS(Open Publishing System)2と、ネットショッピングのサイトやネットゲームのオフィシャルサイトなどの各種Webサイトを提供するPPS(Publishing Partner Site)提供サーバ3_1〜3_n(ただし、nは任意の自然数。以下同様。)と、ネットゲーム、フラッシュゲーム、アバター等の各種コンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ4_1〜4_nと、ユーザ端末5_1〜5_nとを含んで構成される。
【0013】
更に、OPS2と、PPS提供サーバ3_1〜3_nと、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nと、ユーザ端末5_1〜5_nとは、ネットワークを介して互いにデータ通信可能に接続されている。
以下、PPS提供サーバ3_1〜3_nのそれぞれに対して共通の説明を行う場合は、単にPPS提供サーバ3と称することとする。同様に、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nと、ユーザ端末5_1〜5_nも、共通の説明を行う場合は、単にコンテンツ提供サーバ4、ユーザ端末5と称することとする。
【0014】
OPS2は、PPS提供サーバ3_1〜3_nの提供者(Publishing Partner(以下、PPと称す))の操作する端末(以下、PP端末と称す)から、ネットワークを介した登録要請が行われた場合に、PPの名前又は名称、住所又は居所、電話番号などの固有情報の登録処理や、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nに対して共通KeyとなるPPK(Publishing Partner Key)の発行処理などを行う機能を有している。
【0015】
なお、PP端末は、PPS提供サーバ3そのものでもよいし、その他の端末でもよい。
更に、OPS2は、PPS提供サーバ3から、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nの提供コンテンツの情報(PPSでの掲載情報など)に関する各種要請が行われた場合に、PPKによる認証処理を実行する機能を有している。
具体的に、PP端末(PPS提供サーバ3など)からの要請としては、ID登録要請、ID連携要請、コンテンツ情報要請(コンテンツローディング要請)、コンテンツ選択要請、コンテンツ管理要請、決済要請などがある。これらの詳細は後述する。
【0016】
そして、OPS2は、これらの要請に対して、PPKの認証されたPPS提供サーバ3にのみ、要請に応じた応答を行うようになっている。
更に、OPS2は、ユーザ端末5からのコンテンツに係る各種要請に対して、要請内容に応じた応答を行う機能を有している。
具体的に、ユーザ端末5からの要請としては、コンテンツの実行要請、コンテンツに係るアイテムの購買要請などがある。
【0017】
コンテンツの実行要請(例えばゲームスタート要請など)は、既に会員登録、又は会員連携の手続を終えた利用者から、ユーザ端末5を介して発行される要請である。OPS2は、この要請に応じてマッチング処理を実行し、コンテンツ提供サーバ4との間のID認証処理を仲介して行い、ユーザ端末5において、要請に対応するコンテンツを実行できるようにする。
【0018】
また、アイテムの購買要請は、既に会員登録、又は会員連携の手続を終えた利用者から、ユーザ端末5を介して発行される要請である。OPS2は、この要請に応じて、アイテムの購買に必要なポイント残高の計算などの購買処理を行う。更に、OPS2は、コンテンツ提供サーバ4に対して、購買要請のあったアイテムの支給要請、アイテムの取消要請などを行い、購買要請のあったアイテムの支給、ポイント残高の不足していた支給アイテムの削除などの処理を実行する。
【0019】
PPS提供サーバ3_1〜3_nは、それぞれ異なるPPの管理下にあり、個人サイトなどの小規模のサイトから、ポータルサイトなどの大規模のサイトまで、各種Webサイトを提供するためのサーバである。特に、オンラインショッピングのサイトなどのポータルサイトを提供するPPS提供サーバ3は、会員制となっていることが多く、利用者は会員登録を行って、各サイトの提供するサービスを受けるようになっている。従って、これらのサイトに会員登録している利用者は、会員登録したサイトのログインID及びパスワードを有している。
【0020】
コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nは、それぞれ異なるCP(Contents Provider)の管理下にあり、MMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)などのネットワークゲームや、ネットワークゲームで利用されるアイテムを販売するアイテムモール、アバター、フラッシュゲームなどの各種コンテンツを提供するためのサーバである。これらのコンテンツは、通常は、ユーザ登録やアカウント登録をした利用者のユーザ端末5に、直接コンテンツ提供サーバ4から提供されるようになっている。そのため、利用者は、CP毎にユーザ登録をし、コンテンツ毎にアカウント登録をすることで、ユーザ端末5において、これらのコンテンツの提供を受けることが可能になる。
【0021】
本実施の形態においては、PPS提供サーバ3及びOPS2を介することによって、PPS提供サーバ3の利用者のユーザ端末5に対して、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nの提供するコンテンツに係る情報や提供するコンテンツそのものを、共通の1つのKeyによって、ユーザ端末5に提供することが可能である。
なお、コンテンツに係る情報としては、各種コンテンツの登録ページにリンクするバナーなどを含むコンテンツの紹介ページ情報などが含まれる。
ユーザ端末5_1〜5_nは、PPS提供サーバ3_1〜3_nの提供するWebサイトを利用したり、コンテンツ提供サーバ4の提供するコンテンツを利用したりする利用者の操作する端末である。
【0022】
次に、図2に基づき、OPS2の詳細な構成を説明する。
ここで、図2は、OPS2の詳細な構成を示す第1のブロック図である。
OPS2は、図2に示すように、オフィシャルサイトを提供するOS提供部10と、各種設定情報を保存する設定情報保存サーバ11と、コンテンツに係る情報の出力処理と、お問い合わせ機能、各種管理機能、精算関連機能などを支援するBack−Office12(以下、BO12と称す)と、PP認証部13とを含んで構成される。
【0023】
OPS2は、更に、PPの登録情報のデータベースであるPPデータベース20(以下、PPDB20と称す)と、コンテンツの出力処理に係る情報のデータベースであるコンテンツデータベース21(以下、コンテンツDB21と称す)と、マッチング処理で使用するマッチング情報のデータベースであるマッチングデータベース22(以下、マッチングDB22と称す)とを含んで構成される。
【0024】
PPDB20は、PPのインフォメーション情報を登録する「PP Info Table200(以下、PPIT200と称す)」、コンテンツタグ情報を登録する「TAG Table201(以下、TT201と称す)」、PP_UIの設定情報を登録する「PP UI Table202(以下、PPUIT202と称す)」の3つのデータテーブルを有している。
OPS2は、更に、コンテンツの利用料や、コンテンツに係るアイテムの購買などの決済を行うための決済情報のデータベースである決済データベース23(以下、決済DB23と称す)と、コンテンツの利用状況などの統計情報のデータベースである統計データベース24(以下、統計DB24と称す)とを含んで構成される。
【0025】
OS提供部10は、OPS2の窓口となるオフィシャルサイトを提供する機能を有している。
このオフィシャルサイトは、OPS2の有する各種機能を利用するためのPPの登録機能と、PPの提供するWebサイトに掲載するコンテンツの種類を選択するコンテンツ選択機能と、この掲載情報の変更や削除などの編集を行うコンテンツ管理機能とを有している。
【0026】
更に、このオフィシャルサイトは、コンテンツの利用に係る各種統計情報を報告するレポート機能と、コンテンツ利用の精算に係る要請を行う精算要請機能と、PPS提供サーバ3の提供するWebサイト(以下、PPSと称す)が非会員制の場合に、このPPSを利用するユーザ端末5にコンテンツに係るお知らせなどの情報を提供するためのユーザメーリング機能とを有している。他にも、契約解除などのその他の処理を行う機能を有している。
設定情報保存サーバ11は、PPの操作するPP端末からの要請に応じて設定された各種情報(XML(Extensible Markup Language)情報、CSS(Cascading Style Sheets)情報など)を保存するサーバである。
【0027】
具体的に、設定情報保存サーバ11には、画像ファイルなどのデザインに係る情報(スキン情報など)を含むデザイン情報、リンク情報、テキスト情報(告知、ガイド、FAQなどのPPSにおいて実際に表示する文字情報)、スキン経路情報(スキンデータの存在場所までのパス情報)、モールアイテム情報などを含むコンテンツ情報、PPの作成したサイドバナー、センターバナー、コピーライタなどのカスタム情報などを含むPPデータ設定、ID連動方式、メニュー構成、ゲームコード、設定スキンの情報などを含むPP_UI設定などが保存される。
【0028】
BO12は、コンテンツ情報の表示処理を支援するコンテンツ支援部12aと、OPS2で行われる各種データ処理を支援するOPS支援部12bとを含んで構成される。
コンテンツ支援部12aは、スキン(デザイン)、モールアイテム情報、告知/案内、FAQ、ガイドなどを含むデータ出力群のPPS提供サーバ3へのデータ出力を支援する機能を有している。更に、お問い合わせ処理の支援を行う機能も有している。
【0029】
OPS支援部12bは、営業/メンバー、お問い合わせ、契約管理システム、PP管理ツール、User管理システム、監視ツール、精算関連(精算金額など)などを含むデータ処理群の処理を支援する機能を有している。更に、OPS2を介してログインしたユーザの数やログイン時間などを統計処理するためのOPS統計ツール(管理者用/PP提供用)、OPSオフィシャルサイトの管理を行うためのOPS公式ウェブ管理(バナー/告知など)などを含むデータ出力群の出力処理を支援する機能も有している。
【0030】
PP認証部13は、PPS提供サーバ3、PP端末、ユーザ端末5などからの各種要請に応じて、PPKを用いた認証処理を実行する機能を有している。
具体的に、PP認証部13は、PPDB20に登録されたPPKと、要請元の情報処理機器からのPPKとを照会して、一致するものがある場合に認証成功とし、一致するものがない場合に認証失敗とする。
【0031】
OPS2は、更に、PPS提供サーバ3へのコンテンツ情報の表示処理を行うコンテンツシステム30を含んで構成される。
コンテンツシステム30は、PPS提供サーバ3からのコンテンツ情報要請に応じて、PP認証の成功したPPS提供サーバ3に対して、設定情報保存サーバ11の保存情報(XML情報、CSS情報など)に基づき、PPS提供サーバ3のPPKに対応するコンテンツ情報の表示ページ情報(HTMLページ情報)を生成して、その生成した情報をPPS提供サーバ3に送信する機能を有している。
【0032】
次に、図3に基づき、BO12の具体的な動作を説明する。
ここで、図3は、BO12の動作時の具体的な構成を示す図である。
BO12のコンテンツ支援部12aは、コンテンツDB21の有するコンテンツタグテーブル210、設定ビューテーブル211などから上記データ出力群に含まれる各種データを取得して、この取得したデータを設定情報保存サーバ11に転送する。
更に、BO12のOPS支援部12bは、上記データ処理群およびデータ出力群に関わるデータが格納されたDBMS25から各種データを取得して、その取得したデータに基づき、上記データ処理群に含まれる各種処理を実行したり、データ出力群の出力処理を支援したりする。
【0033】
次に、図4に基づき、OS提供部10において実行されるPP登録処理の流れを説明する。ここで、図4は、PP登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
PP登録処理は、OS提供部10(オフィシャルサイト)において実行される処理であって、まず、ステップS100に移行し、PP端末からのPP登録要請に応じて登録画面を表示するなどしてPP登録処理を実行する。
【0034】
ここで、PPは、PP端末を操作してPPの氏名又は名称(会社名など)、住所又は居所(PPの住所又は居所など)、電話番号などのPPの登録に必要な情報(以下、PP情報と称す)を入力する。
PP情報が入力され、PPによるPP端末の操作によって画面に表示された入力完了ボタンが押下されると、ステップS102に移行して、入力されたPP情報の確認処理が実行される。例えば、PPによる目視の確認を促す確認画面の表示が行われる。
【0035】
そして、PPによるPP端末の操作によって画面に表示された確認完了ボタンが押下されると、ステップS104に移行して、DAO(Data Access Object)33を介して、PPDB20のPPIT200に、入力されたPP情報が登録され、PP情報の入力処理が完了する。PP情報の入力処理が完了すると、ステップS106に移行して、PP情報の登録処理が完了したPPに対してPPKが発行される。
【0036】
次に、図5に基づき、PPSに掲載するコンテンツの選択処理の流れを説明する。
ここで、図5は、コンテンツ選択処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツ選択処理は、主にOS提供部10において実行される処理であって、まず、ステップS200に移行して、PP端末からのコンテンツ選択要請(コンテンツ選択要求)を受けると、ステップS202に移行し、PP認証部13において、PPDB20のTT201から、PP端末からのPPKと一致するPPKを検索する。次に、ステップS204に移行して、ステップS202の検索結果に基づき、PP認証処理を実行し、一致するPPKが索出された場合(T(True))に、ステップS206に移行し、索出されなかった場合(F(False))に、ステップS220に移行して、PP認証処理が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0037】
ステップS206に移行した場合は、PPDB20のTT201から、コンテンツ選択要求に対応したPPタグ情報を検索して、ステップS208に移行する。
ステップS208では、ステップS206の検索結果に基づき、重複可否の判定処理を実行し、一致するPPタグが索出されなかった場合(T)に、ステップS210に移行し、索出された場合(F)に、ステップS218に移行して、コンテンツの選択が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0038】
ステップS210に移行した場合は、選択要求のあったコンテンツに対するコンテンツタグの発行処理を実行する。そして、ステップS212に移行し、コンテンツタグの発行可否の判定処理を実行し、タグの発行が可能であると判定された場合(T)に、ステップS212に移行して、TT201との連動方式の情報や選択コンテンツの情報などに対応付けて発行したコンテンツタグをPPDB20のTT201に登録して処理を終了する。
一方、何らかの障害が発生して、タグの発行が不可能であると判定された場合(F)は、ステップS216に移行して、コンテンツの選択が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0039】
次に、図6に基づき、コンテンツ情報の表示設定情報(PPUI設定情報)の管理処理の流れを説明する。
ここで、図6は、コンテンツ管理処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツ管理処理は、OS提供部10において実行される処理であって、まず、ステップS300に移行して、PP端末からのコンテンツ管理要請を受けると、ステップS302に移行し、PP認証部13において、PP端末からのPPKと一致するPPK情報をPPDB20のPPIT200から検索する。そして、ステップS304に移行し、ステップS302の検索結果に基づきPP認証処理を実行する。ステップS304において、PP端末からのPPKと一致するPPK情報が索出された場合(T)は、ステップS306に移行し、索出されなかった場合は、ステップS324に移行して、PP認証処理が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0040】
ステップS306に移行した場合は、OS提供部10において、PPDB20のPPUIT202から、デフォルト構成(PP_U設定情報)をローディングし、ステップS308に移行する。
ステップS308では、HTMLジェネレータによって、ステップS306でローディングしたPP_U設定情報に基づき、コンテンツ情報のデフォルト構成の表示情報を生成すると共に、この情報をPP端末に表示させて、ステップS310に移行する。
【0041】
ステップS310では、PP端末からのデフォルト構成の表示情報の変更指示を受け付け、ステップS312に移行して、変更指示内容に応じてPPDB20のPPUIT202の登録情報の変更処理を実行する。
そして、ステップS312において、登録情報の変更処理に成功した場合(T)は、ステップS314に移行し、失敗した場合(F)は、ステップS322に移行し、失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0042】
ステップS314に移行した場合は、設定情報保存サーバ11に保存されたCSS情報(CSSファイル)、XML情報(XMLファイル)の更新処理を実行し、ファイルの更新に成功した場合(T)は、ステップS318に移行し、更新されたPPUI情報の適用処理を完了する。一方、更新処理に失敗した場合(F)は、ステップS320に移行し、失敗ログを記録して処理を終了する。
【0043】
次に、図7に基づき、コンテンツ情報の表示ページ情報のローディング処理の流れを説明する。
ここで、図7は、コンテンツローディング処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツローディング処理は、コンテンツシステム30において実行される処理であって、まず、ステップS400に移行して、PPS提供サーバ3からのコンテンツ情報要請(コンテンツローディング要求)を受けると、PP認証部13において、ステップS402に移行し、PP端末からのPPKと一致するPPK情報をPPDB20のPPIT200から検索する。
【0044】
次に、ステップS404に移行し、PP認証部13において、ステップS402の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS404において、PP端末からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS406に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS412に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3に通知して処理を終了する。
ステップS406に移行した場合は、コンテンツシステム30において、設定情報保存サーバ11から、認証に成功したPPに対応するコンテンツ情報の表示設定情報(XML情報、CSS情報)をローディングして、ステップS408に移行する。
【0045】
ステップS408では、HTMLジェネレータによって、ステップS406でローディングした情報に基づき、コンテンツ情報の表示ページ情報(HTML)を生成して、ステップS410に移行する。
ステップS410では、ステップS408で生成した表示ページ情報を、PPS提供サーバに送信して、コンテンツローディングを完了する。
【0046】
次に、図8に基づき、OPS2の詳細な構成を説明する。
ここで、図8は、OPS2の詳細な構成を示す第2のブロック図である。
OPS2は、図8に示すように、更に、マッチングシステム31と、決済システム32とを含んで構成される。
マッチングシステム31は、PPS提供サーバ3の提供するPPSの利用者のユーザ端末5と、コンテンツ提供サーバ4との間のコンテンツの提供に係るマッチング処理を行う機能を有している。
【0047】
具体的に、OPS2は、利用者が非会員制のPPSを利用している場合に、その利用者のユーザ端末5からの非会員制のPPS提供サーバ3を介したID登録要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
そして、PP(PPK)が認証された場合に、マッチングシステム31において、PPの会員IDの発行処理及び登録処理を実行する(図8中のJ1→J2→J3)。
【0048】
更に、OPS2は、利用者が会員制のPPSの会員である場合に、その利用者のユーザ端末5からの会員制のPPS提供サーバ3を介したID連携要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
そして、PPが認証された場合に、マッチングシステム31において、ID連携対象のコンテンツ提供サーバ4_Xに対して仮IDの発行要請を行って、仮IDを作成させる処理を実行する。仮IDの作成に成功すると、この仮IDとPPSの会員IDとの連携処理を実行する(図8中のR1→R2→R3→R4→R5→R6→R7−T)。
【0049】
更に、OPS2は、利用者が会員登録(ID登録)あるいは会員連携(ID連携)の手続が完了している場合に、その利用者のユーザ端末5からの非会員制又は会員制のPPS提供サーバ3を介したコンテンツの実行指示(図8の例ではゲームスタート)によるID認証要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
そして、PPが認証された場合に、マッチングシステム31において、ID認証処理を実行し、IDの認証に成功すると、ID認証が完了したことをユーザ端末5に通知する(図8中のA1→A2→A3→A5→A6)。
【0050】
決済システム32は、OPS2の提供する独自のポイントを利用した、PPS提供サーバ3の提供するPPSを介した利用者へのCPの販売する提供コンテンツに係る商品販売の決済処理を行う機能を有している。
具体的に、OPS2は、利用者が会員登録(ID登録)あるいは会員連携(ID連携)の手続が完了している場合に、その利用者のユーザ端末5からの非会員制又は会員制のPPS提供サーバ3を介した、購買する商品に対する決済要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
【0051】
そして、PPが認証された場合に、マッチングシステム31において、ID認証処理を実行し、IDの認証に成功すると、決済システム32において、購買する商品の支給要請をコンテンツ提供サーバ4_Xに対して行う。これにより、コンテンツ提供サーバ4において、提供コンテンツ(ネットワークゲームなど)における利用者のキャラクタに対する商品の支給が行われる。決済システム32は、コンテンツ提供サーバ4_Xから商品の支給完了の応答を受けると、利用者のポイント計算等の決済処理を実行する(図8中のB1→B2→A3→A5→B3→B4→B5→B6)。
【0052】
次に、図9に基づき、非会員制のPPSを提供するPPS提供サーバ3を介したID登録処理の流れを説明する。
ここで、図9は、ID登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
ID登録処理は、主にマッチングシステム31において実行される処理であって、まず、ステップS500に移行して、PP認証部13において、ユーザ端末5からのPPS提供サーバ3を介したID登録要求(ID登録要請)を受けると、ステップS502に移行して、まず、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報を、PPDB20のPPIT200から検索する。
【0053】
次に、ステップS504に移行し、PP認証部13において、ステップS502の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS504において、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS506に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS520に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知して処理を終了する。
ステップS506に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID登録を要請した利用者のPPの会員IDを、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0054】
そして、ステップS508に移行し、マッチングシステム31において、ステップS506の検索結果に基づき、会員IDの重複チェックを行う。ステップS508において、ID登録要請を行った利用者の会員IDがマッチングテーブル220から索出されず、重複しないと判定された場合(T)は、ステップS510に移行し、会員IDがマッチングテーブル220から索出され、重複すると判定された場合(F)は、ステップS518に移行し、会員登録に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知し処理を終了する。
ステップS510に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID登録要請を行った利用者のEmailを、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0055】
そして、ステップS512に移行し、マッチングシステム31において、ステップS512の検索結果に基づき、会員のEmailの重複チェックを行う。ステップS512において、ID登録要請を行った利用者の会員Emailがマッチングテーブル220から索出されず、重複しないと判定された場合(T)は、ステップS514に移行し、会員Emailがマッチングテーブル220から索出され、重複すると判定された場合(F)は、ステップS518に移行し、会員登録に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知し処理を終了する。
ステップS514に移行した場合は、マッチングシステム31において、アカウントID(UUK(Unique User Key)、UMK(User Matching Key))を作成し、この作成したアカウントIDを、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220に登録し、ステップS516に移行して、ID登録処理を完了する。
【0056】
次に、図10に基づき、マッチングシステム31におけるコンテンツ実行処理の流れを説明する。
ここで、図10は、コンテンツ実行処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツ実行処理は、主にマッチングシステム31において実行される処理であって、まず、ステップS600に移行して、PP認証部13において、ユーザ端末5からのPPS提供サーバ3を介したゲーム(コンテンツ)実行要求(ID連携及び認証要請)を受けると、ステップS602に移行して、まず、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報を、PPDB20のPPIT200から検索する。
【0057】
次に、ステップS604に移行し、PP認証部13において、ステップS602の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS604において、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS606に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS620に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知して処理を終了する。
ステップS606に移行した場合は、マッチングシステム31において、ゲーム実行要請に対応する利用者のUUKと一致するUUK情報を、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0058】
そして、ステップS608に移行し、マッチングシステム31において、ステップS606の検索結果に基づきID認証処理を行う。ステップS608において、ゲーム実行要請に対応する利用者のUUKがマッチングテーブル220から索出され、ID認証に成功したと判定された場合(T)は、ID認証が成功したことをユーザ端末5のゲームプログラムに通知して、ステップS616に移行し、UUKがマッチングテーブル220から索出されず、ID認証に失敗したと判定された場合(F)は、ステップS610に移行する。
ステップS616に移行した場合は、ユーザ端末5において、ActiveXの実行及びクライアントの起動を行ってコンテンツ提供サーバ4_Xに接続することで、ゲームが実行される。
【0059】
一方、ステップS610に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID連携要請をCPシステム6に送信して、CPシステム6において、仮IDの作成処理及び作成したID(アカウントID)のゲームDB60への登録処理を行わせる。
ここで、CPシステム6は、コンテンツ提供システム4_X(複数台の場合もある)と、これらの提供するコンテンツを利用するためのアカウントIDを登録するゲームDB60とを含んで構成されるシステムである。
【0060】
そして、ステップS612に移行し、マッチングシステム31において、仮IDの作成が成功して、ID連携が成功したと判定された場合(T)は、ステップS614に移行し、仮IDの作成が失敗して、ID連携が失敗したと判定された場合(F)は、ステップS618に移行する。
ステップS614に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID連携に成功したことを、ユーザ端末5のゲームプログラムに通知して、ステップS616に移行する。
【0061】
次に、図11に基づき、決済システム32における決済処理の流れを説明する。
ここで、図11は、決済処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
決済処理は、主に決済システム32において実行される処理であって、まず、ステップS700に移行して、PP認証部13において、ユーザ端末5からのPPS提供サーバ3を介したアイテム購買要求(決済要請)を受けると、ステップS702に移行して、まず、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報を、PPDB20のPPIT200から検索する。
【0062】
次に、ステップS704に移行し、PP認証部13において、ステップS702の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS704において、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS706に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS730に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知して処理を終了する。
ステップS706に移行した場合は、マッチングシステム31において、アイテム購買要求に対応する利用者のUUKと一致するUUK情報を、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0063】
そして、ステップS708に移行し、マッチングシステム31において、ステップS706の検索結果に基づきID認証処理を行う。ステップS708において、アイテム購買要請に対応する利用者のUUKがマッチングテーブル220から索出され、ID認証に成功したと判定された場合(T)は、ID認証が成功したことを決済システム32に通知して、ステップS710に移行し、UUKがマッチングテーブル220から索出されず、ID認証に失敗したと判定された場合(F)は、ステップS728に移行する。
ステップS728に移行した場合は、決済システム32において、ID認証が失敗したことをユーザ端末5に通知して処理を終了する。
【0064】
一方、ステップS710に移行した場合は、決済システム32において、ID認証された利用者のUUKに対応するポイントの残高の情報を、DAO33を介して、決済DB23のポイントテーブル231から取得して、ステップS712に移行する。
ステップS712では、決済システム32において、ポイントの残高と、購買するアイテムの値段(ポイント数)とを比較し、ポイント残高の方が多い場合(T)は、ステップS714に移行し、アイテムのポイント数の方が多い場合(F)は、ステップS726に移行して、アイテムの購買に失敗したことをユーザ端末5に通知して処理を終了する。
【0065】
一方、ステップS714に移行した場合は、決済システム32において、アイテム購買要請をCPシステム6に送信して、ステップS716に移行する。
これにより、CPシステム6に、利用者から要求のあった購買対象のアイテムを、コンテンツ提供サーバ4_Xの提供するゲームにおける利用者のキャラクタに支給させる。
ステップS716では、決済システム32において、CPシステム6からアイテムの支給に成功した通知を受けて、アイテムの購買に成功したと判定された場合(T)は、ステップS718に移行し、支給に成功した通知が受けられずに、アイテムの購買に失敗したと判定された場合(F)は、ステップS724に移行して、アイテムの購買に失敗したことをユーザ端末5に通知して処理を終了する。
【0066】
ステップS718に移行した場合は、決済システム32において、DAO33を介して、決済DB23のポイントテーブル231のポイント残高から、支給の成功した購買アイテムのポイントを差し引く処理を実行して、ステップS720に移行する。
ステップS720では、決済システム32において、ステップS718の処理結果に基づき、ポイントの差し引きに成功した場合(T)は、ステップS722に移行して、アイテムの購買を完了し、ポイントの差し引きに失敗した場合(F)は、CPシステム6に対して、アイテムの取消要請を送信する。これにより、CPシステム6は、利用者のキャラクタに支給したアイテムを取り消す処理を実行し、その実行結果を決済システム32に通知する。
【0067】
以上のように、本実施形態に係るコンテンツ提供システム1では、OPS2が、コンテンツを提供するCPおよび提供されるコンテンツを登録する機能を有している。
また、OPS2は、PPを登録し、共通KeyとなるPPKを発行する機能を有している。
そして、OPS2は、PPS提供サーバ3を介して、コンテンツの利用者からコンテンツの実行要請が行われると、共通Keyを基に、利用者が接続しているPPの認証を行い、PPが認証されると、利用者のID認証あるいはID連携を行って、利用者によるコンテンツの利用を可能とする。
【0068】
したがって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合に、各CPはOPS2にコンテンツを登録し、各PPはOPS2に登録して共通Keyの発行を受けることで、OPS2に登録した各PPは、OPS2に登録されている複数のコンテンツをPPSにおいて提供することができる。
即ち、本実施形態に係るコンテンツ提供システム1によれば、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが可能となる。
【0069】
ちなみに、従来の手法によって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合、各PPのPPS提供サーバ3−1〜3−nと、各CPのコンテンツ提供サーバ4−1〜4−nとが、それぞれマッチングを行う必要がある。
図12は、従来の手法によって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合のマッチング形態を示す模式図である。
【0070】
また、図13は、各PPとCPとの間で行われるマッチングの具体的な流れを示す概略図である。
図12に示すように、各PPは、例えば3つのCPからコンテンツの提供を受けようとする場合、各CPと合計3パターンのマッチングを行う必要がある。同様に、各CPにおいても、例えば3つのPPに対してコンテンツを提供しようとする場合、各PPと合計3パターンのマッチングを行う必要がある。
【0071】
このとき行われるマッチングは、図13に示すように、各CPにおいて、各PPが管理する利用者のID連携あるいはID認証を要するものである。
これに対し、本実施形態におけるコンテンツ提供システム1によれば、各PPおよびCPは、OPS2とのマッチングを行えば良いため、マッチングのための作業時間および作業負担を軽減することができる。
【0072】
また、各PPSにおいては、CPが提供するコンテンツの関連情報を利用者に報知することが一般的であるが、図13に示す従来の手法においては、CPとPPとが提供するサイトが独立したものであるため、CPがコンテンツの内容を変更した場合(ゲームに新しいモンスタを投入した場合等)に、PPSにおいて、その変更内容に関するサイトの更新が遅れることがある。
【0073】
これに対し、本実施形態におけるコンテンツ提供システム1では、PPSのページ情報を、設定情報保存サーバ11の保存情報を基に生成したHTMLページ情報によって構成することとしている。
そして、設定情報保存サーバ11に保存されるコンテンツに関する情報は、CPによって提供される情報である。
したがって、PPSにおけるコンテンツに関する情報をCPが提供する情報と同期させることができ、コンテンツの内容が変更された場合にも、CPSにおいて、速やかに変更内容を報知することができる。
【0074】
なお、上記実施形態において、PP側のシステム(パブリッシャーシステム)は、主にPPS提供サーバ3によって構成され、CP側のシステム(コンテンツプロバイダーシステム)は、コンテンツ提供サーバ4によって構成されるものとして説明したが、これらは複数のサーバおよび端末によって構成されるシステムであっても良い。
また、OPS2についても、上記の各種機能は、複数のサーバに分散したり、1つのサーバにまとめたりして構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】コンテンツ提供システム1の構成を示すブロック図である。
【図2】OPS2の詳細な構成を示す第1のブロック図である。
【図3】BO12の動作時の具体的な構成を示す図である。
【図4】PP登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図5】コンテンツ選択処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図6】コンテンツ管理処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図7】コンテンツローディング処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図8】OPS2の詳細な構成を示す第2のブロック図である。
【図9】ID登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図10】コンテンツ実行処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図11】決済処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図12】従来の手法によって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合のマッチング形態を示す模式図である。
【図13】各PPとCPとの間で行われるマッチングの具体的な流れを示す概略図である。
【符号の説明】
【0076】
1 コンテンツ提供システム、2 OPS、3_1〜3_n PPS提供サーバ、4_1〜4_n コンテンツ提供サーバ、5_1〜5_n ユーザ端末、11 設定情報保存サーバ、12 BO、13 PP認証部、20 PPDB、21 コンテンツDB、22 マッチングDB、23 決済DB、24 統計DB、30 コンテンツシステム
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者にコンテンツを提供するコンテンツ提供システムおよびそのためのコンテンツ提供支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ネットワークを介して複数のユーザがオンラインゲームに参加するネットゲームシステムが知られている。
ネットゲームシステムにおいては、ゲームコンテンツの制作者あるいはパブリッシャーによってゲームコンテンツがゲームユーザに提供され、各制作者あるいはパブリッシャー毎に、ゲームユーザの登録および管理が行われることが一般的である。
【0003】
ここで、近年、ゲームコンテンツの制作者あるいはパブリッシャー間において、提供しているゲームコンテンツを相互に導入し、互いのゲームユーザが双方のゲームコンテンツを利用可能とするサービス形態も実施されている。
このようなサービス形態とすることにより、各制作者あるいはパブリッシャーにおいて、ゲームユーザ数の拡大を図ることができる。
なお、上述のネットゲームシステムに関する技術としては、例えば特許文献1に記載された技術が挙げられる。
【特許文献1】特開2004−215722号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ゲームコンテンツの制作者あるいはパブリッシャー間において、提供しているゲームコンテンツを相互に導入し、互いのゲームユーザが双方のゲームコンテンツを利用可能とする場合、ネットゲームシステム間のマッチングを行う必要がある。
ネットゲームシステムのマッチングにおいては、ユーザ管理形態の相違や、各種データフォーマットあるいはデータベースシステムの相違等を、ネットゲームシステム間で整合させる必要があり、その作業に長時間を要すると共に、多大な作業負担を強いられるものであった。
【0005】
また、ネットゲームのサービスをそれまで提供していなかった自社のサイトにおいて、新たにネットゲームを導入し、ネットゲームのサービスを提供しようとする事業者にとっても、ゲームコンテンツの制作者等からネットゲームのサービスを受けるために、システムのマッチングを行う必要があり、この場合にも、長時間の作業および多大な作業負担を要するものとなる。
【0006】
なお、このような状況は、フラッシュゲーム、アバターあるいはネットワーク上のショッピングモール等、ネットゲーム以外のコンテンツを提供する場合にも共通するものである。
即ち、ネットワークを介してコンテンツを提供するための従来の技術においては、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが困難であった。
本発明の課題は、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、第1の発明に係るコンテンツ提供システムは、
ネットワークを介して互いに通信可能に構成されたパブリッシャーシステム(例えば、図1のPPS提供サーバ3)と、コンテンツプロバイダシステム(例えば、図1のコンテンツ提供サーバ4)と、コンテンツ提供支援システム(例えば、図1のOPS2)とを含み、前記コンテンツプロバイダシステムは、前記コンテンツ提供支援システムに、提供対象とするコンテンツの登録要求を行うコンテンツ登録要求手段を備え、前記パブリッシャーシステムは、前記コンテンツ提供支援システムに、該パブリッシャーの登録要求を行うパブリッシャー登録要求手段と、前記コンテンツ提供支援システムに、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求を行う提供コンテンツ選択手段と、を備え、前記コンテンツ提供支援システムは、前記コンテンツプロバイダシステムから、前記コンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、前記コンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、第2の発明に係るコンテンツ提供システムは、
前記パブリッシャーシステムを介して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツの実行がユーザから指示された場合に、該パブリッシャーシステムを介するユーザの認証あるいは連携を行うユーザ認証・連携手段を備え、
前記コンテンツプロバイダシステムは、
前記ユーザ認証・連携手段によって認証あるいは連携されたユーザに対して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツを実行するコンテンツ実行手段を備えることを特徴とする。
【0009】
また、第3の発明に係るコンテンツ提供支援システムは、
ネットワークを介してパブリッシャーシステムおよびコンテンツプロバイダシステムと通信可能に構成され、前記コンテンツプロバイダシステムから、提供対象とするコンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、前記パブリッシャーシステムから、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コンテンツプロバイダシステムは、提供対象とするコンテンツをコンテンツ提供支援システムに登録し、コンテンツをユーザに利用させるパブリッシャーシステムは、コンテンツ提供支援システムに自システムを登録し、コンテンツを選択することで、自システムにおいて、選択したコンテンツを利用可能とすることができる。
したがって、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図11は、本発明に係るコンテンツ提供システムおよびそのためのコンテンツ提供支援システムの実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係るコンテンツ提供システムの構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係るコンテンツ提供システム1の構成を示すブロック図である。
【0012】
コンテンツ提供システム1は、OPS(Open Publishing System)2と、ネットショッピングのサイトやネットゲームのオフィシャルサイトなどの各種Webサイトを提供するPPS(Publishing Partner Site)提供サーバ3_1〜3_n(ただし、nは任意の自然数。以下同様。)と、ネットゲーム、フラッシュゲーム、アバター等の各種コンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ4_1〜4_nと、ユーザ端末5_1〜5_nとを含んで構成される。
【0013】
更に、OPS2と、PPS提供サーバ3_1〜3_nと、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nと、ユーザ端末5_1〜5_nとは、ネットワークを介して互いにデータ通信可能に接続されている。
以下、PPS提供サーバ3_1〜3_nのそれぞれに対して共通の説明を行う場合は、単にPPS提供サーバ3と称することとする。同様に、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nと、ユーザ端末5_1〜5_nも、共通の説明を行う場合は、単にコンテンツ提供サーバ4、ユーザ端末5と称することとする。
【0014】
OPS2は、PPS提供サーバ3_1〜3_nの提供者(Publishing Partner(以下、PPと称す))の操作する端末(以下、PP端末と称す)から、ネットワークを介した登録要請が行われた場合に、PPの名前又は名称、住所又は居所、電話番号などの固有情報の登録処理や、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nに対して共通KeyとなるPPK(Publishing Partner Key)の発行処理などを行う機能を有している。
【0015】
なお、PP端末は、PPS提供サーバ3そのものでもよいし、その他の端末でもよい。
更に、OPS2は、PPS提供サーバ3から、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nの提供コンテンツの情報(PPSでの掲載情報など)に関する各種要請が行われた場合に、PPKによる認証処理を実行する機能を有している。
具体的に、PP端末(PPS提供サーバ3など)からの要請としては、ID登録要請、ID連携要請、コンテンツ情報要請(コンテンツローディング要請)、コンテンツ選択要請、コンテンツ管理要請、決済要請などがある。これらの詳細は後述する。
【0016】
そして、OPS2は、これらの要請に対して、PPKの認証されたPPS提供サーバ3にのみ、要請に応じた応答を行うようになっている。
更に、OPS2は、ユーザ端末5からのコンテンツに係る各種要請に対して、要請内容に応じた応答を行う機能を有している。
具体的に、ユーザ端末5からの要請としては、コンテンツの実行要請、コンテンツに係るアイテムの購買要請などがある。
【0017】
コンテンツの実行要請(例えばゲームスタート要請など)は、既に会員登録、又は会員連携の手続を終えた利用者から、ユーザ端末5を介して発行される要請である。OPS2は、この要請に応じてマッチング処理を実行し、コンテンツ提供サーバ4との間のID認証処理を仲介して行い、ユーザ端末5において、要請に対応するコンテンツを実行できるようにする。
【0018】
また、アイテムの購買要請は、既に会員登録、又は会員連携の手続を終えた利用者から、ユーザ端末5を介して発行される要請である。OPS2は、この要請に応じて、アイテムの購買に必要なポイント残高の計算などの購買処理を行う。更に、OPS2は、コンテンツ提供サーバ4に対して、購買要請のあったアイテムの支給要請、アイテムの取消要請などを行い、購買要請のあったアイテムの支給、ポイント残高の不足していた支給アイテムの削除などの処理を実行する。
【0019】
PPS提供サーバ3_1〜3_nは、それぞれ異なるPPの管理下にあり、個人サイトなどの小規模のサイトから、ポータルサイトなどの大規模のサイトまで、各種Webサイトを提供するためのサーバである。特に、オンラインショッピングのサイトなどのポータルサイトを提供するPPS提供サーバ3は、会員制となっていることが多く、利用者は会員登録を行って、各サイトの提供するサービスを受けるようになっている。従って、これらのサイトに会員登録している利用者は、会員登録したサイトのログインID及びパスワードを有している。
【0020】
コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nは、それぞれ異なるCP(Contents Provider)の管理下にあり、MMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)などのネットワークゲームや、ネットワークゲームで利用されるアイテムを販売するアイテムモール、アバター、フラッシュゲームなどの各種コンテンツを提供するためのサーバである。これらのコンテンツは、通常は、ユーザ登録やアカウント登録をした利用者のユーザ端末5に、直接コンテンツ提供サーバ4から提供されるようになっている。そのため、利用者は、CP毎にユーザ登録をし、コンテンツ毎にアカウント登録をすることで、ユーザ端末5において、これらのコンテンツの提供を受けることが可能になる。
【0021】
本実施の形態においては、PPS提供サーバ3及びOPS2を介することによって、PPS提供サーバ3の利用者のユーザ端末5に対して、コンテンツ提供サーバ4_1〜4_nの提供するコンテンツに係る情報や提供するコンテンツそのものを、共通の1つのKeyによって、ユーザ端末5に提供することが可能である。
なお、コンテンツに係る情報としては、各種コンテンツの登録ページにリンクするバナーなどを含むコンテンツの紹介ページ情報などが含まれる。
ユーザ端末5_1〜5_nは、PPS提供サーバ3_1〜3_nの提供するWebサイトを利用したり、コンテンツ提供サーバ4の提供するコンテンツを利用したりする利用者の操作する端末である。
【0022】
次に、図2に基づき、OPS2の詳細な構成を説明する。
ここで、図2は、OPS2の詳細な構成を示す第1のブロック図である。
OPS2は、図2に示すように、オフィシャルサイトを提供するOS提供部10と、各種設定情報を保存する設定情報保存サーバ11と、コンテンツに係る情報の出力処理と、お問い合わせ機能、各種管理機能、精算関連機能などを支援するBack−Office12(以下、BO12と称す)と、PP認証部13とを含んで構成される。
【0023】
OPS2は、更に、PPの登録情報のデータベースであるPPデータベース20(以下、PPDB20と称す)と、コンテンツの出力処理に係る情報のデータベースであるコンテンツデータベース21(以下、コンテンツDB21と称す)と、マッチング処理で使用するマッチング情報のデータベースであるマッチングデータベース22(以下、マッチングDB22と称す)とを含んで構成される。
【0024】
PPDB20は、PPのインフォメーション情報を登録する「PP Info Table200(以下、PPIT200と称す)」、コンテンツタグ情報を登録する「TAG Table201(以下、TT201と称す)」、PP_UIの設定情報を登録する「PP UI Table202(以下、PPUIT202と称す)」の3つのデータテーブルを有している。
OPS2は、更に、コンテンツの利用料や、コンテンツに係るアイテムの購買などの決済を行うための決済情報のデータベースである決済データベース23(以下、決済DB23と称す)と、コンテンツの利用状況などの統計情報のデータベースである統計データベース24(以下、統計DB24と称す)とを含んで構成される。
【0025】
OS提供部10は、OPS2の窓口となるオフィシャルサイトを提供する機能を有している。
このオフィシャルサイトは、OPS2の有する各種機能を利用するためのPPの登録機能と、PPの提供するWebサイトに掲載するコンテンツの種類を選択するコンテンツ選択機能と、この掲載情報の変更や削除などの編集を行うコンテンツ管理機能とを有している。
【0026】
更に、このオフィシャルサイトは、コンテンツの利用に係る各種統計情報を報告するレポート機能と、コンテンツ利用の精算に係る要請を行う精算要請機能と、PPS提供サーバ3の提供するWebサイト(以下、PPSと称す)が非会員制の場合に、このPPSを利用するユーザ端末5にコンテンツに係るお知らせなどの情報を提供するためのユーザメーリング機能とを有している。他にも、契約解除などのその他の処理を行う機能を有している。
設定情報保存サーバ11は、PPの操作するPP端末からの要請に応じて設定された各種情報(XML(Extensible Markup Language)情報、CSS(Cascading Style Sheets)情報など)を保存するサーバである。
【0027】
具体的に、設定情報保存サーバ11には、画像ファイルなどのデザインに係る情報(スキン情報など)を含むデザイン情報、リンク情報、テキスト情報(告知、ガイド、FAQなどのPPSにおいて実際に表示する文字情報)、スキン経路情報(スキンデータの存在場所までのパス情報)、モールアイテム情報などを含むコンテンツ情報、PPの作成したサイドバナー、センターバナー、コピーライタなどのカスタム情報などを含むPPデータ設定、ID連動方式、メニュー構成、ゲームコード、設定スキンの情報などを含むPP_UI設定などが保存される。
【0028】
BO12は、コンテンツ情報の表示処理を支援するコンテンツ支援部12aと、OPS2で行われる各種データ処理を支援するOPS支援部12bとを含んで構成される。
コンテンツ支援部12aは、スキン(デザイン)、モールアイテム情報、告知/案内、FAQ、ガイドなどを含むデータ出力群のPPS提供サーバ3へのデータ出力を支援する機能を有している。更に、お問い合わせ処理の支援を行う機能も有している。
【0029】
OPS支援部12bは、営業/メンバー、お問い合わせ、契約管理システム、PP管理ツール、User管理システム、監視ツール、精算関連(精算金額など)などを含むデータ処理群の処理を支援する機能を有している。更に、OPS2を介してログインしたユーザの数やログイン時間などを統計処理するためのOPS統計ツール(管理者用/PP提供用)、OPSオフィシャルサイトの管理を行うためのOPS公式ウェブ管理(バナー/告知など)などを含むデータ出力群の出力処理を支援する機能も有している。
【0030】
PP認証部13は、PPS提供サーバ3、PP端末、ユーザ端末5などからの各種要請に応じて、PPKを用いた認証処理を実行する機能を有している。
具体的に、PP認証部13は、PPDB20に登録されたPPKと、要請元の情報処理機器からのPPKとを照会して、一致するものがある場合に認証成功とし、一致するものがない場合に認証失敗とする。
【0031】
OPS2は、更に、PPS提供サーバ3へのコンテンツ情報の表示処理を行うコンテンツシステム30を含んで構成される。
コンテンツシステム30は、PPS提供サーバ3からのコンテンツ情報要請に応じて、PP認証の成功したPPS提供サーバ3に対して、設定情報保存サーバ11の保存情報(XML情報、CSS情報など)に基づき、PPS提供サーバ3のPPKに対応するコンテンツ情報の表示ページ情報(HTMLページ情報)を生成して、その生成した情報をPPS提供サーバ3に送信する機能を有している。
【0032】
次に、図3に基づき、BO12の具体的な動作を説明する。
ここで、図3は、BO12の動作時の具体的な構成を示す図である。
BO12のコンテンツ支援部12aは、コンテンツDB21の有するコンテンツタグテーブル210、設定ビューテーブル211などから上記データ出力群に含まれる各種データを取得して、この取得したデータを設定情報保存サーバ11に転送する。
更に、BO12のOPS支援部12bは、上記データ処理群およびデータ出力群に関わるデータが格納されたDBMS25から各種データを取得して、その取得したデータに基づき、上記データ処理群に含まれる各種処理を実行したり、データ出力群の出力処理を支援したりする。
【0033】
次に、図4に基づき、OS提供部10において実行されるPP登録処理の流れを説明する。ここで、図4は、PP登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
PP登録処理は、OS提供部10(オフィシャルサイト)において実行される処理であって、まず、ステップS100に移行し、PP端末からのPP登録要請に応じて登録画面を表示するなどしてPP登録処理を実行する。
【0034】
ここで、PPは、PP端末を操作してPPの氏名又は名称(会社名など)、住所又は居所(PPの住所又は居所など)、電話番号などのPPの登録に必要な情報(以下、PP情報と称す)を入力する。
PP情報が入力され、PPによるPP端末の操作によって画面に表示された入力完了ボタンが押下されると、ステップS102に移行して、入力されたPP情報の確認処理が実行される。例えば、PPによる目視の確認を促す確認画面の表示が行われる。
【0035】
そして、PPによるPP端末の操作によって画面に表示された確認完了ボタンが押下されると、ステップS104に移行して、DAO(Data Access Object)33を介して、PPDB20のPPIT200に、入力されたPP情報が登録され、PP情報の入力処理が完了する。PP情報の入力処理が完了すると、ステップS106に移行して、PP情報の登録処理が完了したPPに対してPPKが発行される。
【0036】
次に、図5に基づき、PPSに掲載するコンテンツの選択処理の流れを説明する。
ここで、図5は、コンテンツ選択処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツ選択処理は、主にOS提供部10において実行される処理であって、まず、ステップS200に移行して、PP端末からのコンテンツ選択要請(コンテンツ選択要求)を受けると、ステップS202に移行し、PP認証部13において、PPDB20のTT201から、PP端末からのPPKと一致するPPKを検索する。次に、ステップS204に移行して、ステップS202の検索結果に基づき、PP認証処理を実行し、一致するPPKが索出された場合(T(True))に、ステップS206に移行し、索出されなかった場合(F(False))に、ステップS220に移行して、PP認証処理が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0037】
ステップS206に移行した場合は、PPDB20のTT201から、コンテンツ選択要求に対応したPPタグ情報を検索して、ステップS208に移行する。
ステップS208では、ステップS206の検索結果に基づき、重複可否の判定処理を実行し、一致するPPタグが索出されなかった場合(T)に、ステップS210に移行し、索出された場合(F)に、ステップS218に移行して、コンテンツの選択が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0038】
ステップS210に移行した場合は、選択要求のあったコンテンツに対するコンテンツタグの発行処理を実行する。そして、ステップS212に移行し、コンテンツタグの発行可否の判定処理を実行し、タグの発行が可能であると判定された場合(T)に、ステップS212に移行して、TT201との連動方式の情報や選択コンテンツの情報などに対応付けて発行したコンテンツタグをPPDB20のTT201に登録して処理を終了する。
一方、何らかの障害が発生して、タグの発行が不可能であると判定された場合(F)は、ステップS216に移行して、コンテンツの選択が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0039】
次に、図6に基づき、コンテンツ情報の表示設定情報(PPUI設定情報)の管理処理の流れを説明する。
ここで、図6は、コンテンツ管理処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツ管理処理は、OS提供部10において実行される処理であって、まず、ステップS300に移行して、PP端末からのコンテンツ管理要請を受けると、ステップS302に移行し、PP認証部13において、PP端末からのPPKと一致するPPK情報をPPDB20のPPIT200から検索する。そして、ステップS304に移行し、ステップS302の検索結果に基づきPP認証処理を実行する。ステップS304において、PP端末からのPPKと一致するPPK情報が索出された場合(T)は、ステップS306に移行し、索出されなかった場合は、ステップS324に移行して、PP認証処理が失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0040】
ステップS306に移行した場合は、OS提供部10において、PPDB20のPPUIT202から、デフォルト構成(PP_U設定情報)をローディングし、ステップS308に移行する。
ステップS308では、HTMLジェネレータによって、ステップS306でローディングしたPP_U設定情報に基づき、コンテンツ情報のデフォルト構成の表示情報を生成すると共に、この情報をPP端末に表示させて、ステップS310に移行する。
【0041】
ステップS310では、PP端末からのデフォルト構成の表示情報の変更指示を受け付け、ステップS312に移行して、変更指示内容に応じてPPDB20のPPUIT202の登録情報の変更処理を実行する。
そして、ステップS312において、登録情報の変更処理に成功した場合(T)は、ステップS314に移行し、失敗した場合(F)は、ステップS322に移行し、失敗したことをPP端末に通知して処理を終了する。
【0042】
ステップS314に移行した場合は、設定情報保存サーバ11に保存されたCSS情報(CSSファイル)、XML情報(XMLファイル)の更新処理を実行し、ファイルの更新に成功した場合(T)は、ステップS318に移行し、更新されたPPUI情報の適用処理を完了する。一方、更新処理に失敗した場合(F)は、ステップS320に移行し、失敗ログを記録して処理を終了する。
【0043】
次に、図7に基づき、コンテンツ情報の表示ページ情報のローディング処理の流れを説明する。
ここで、図7は、コンテンツローディング処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツローディング処理は、コンテンツシステム30において実行される処理であって、まず、ステップS400に移行して、PPS提供サーバ3からのコンテンツ情報要請(コンテンツローディング要求)を受けると、PP認証部13において、ステップS402に移行し、PP端末からのPPKと一致するPPK情報をPPDB20のPPIT200から検索する。
【0044】
次に、ステップS404に移行し、PP認証部13において、ステップS402の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS404において、PP端末からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS406に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS412に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3に通知して処理を終了する。
ステップS406に移行した場合は、コンテンツシステム30において、設定情報保存サーバ11から、認証に成功したPPに対応するコンテンツ情報の表示設定情報(XML情報、CSS情報)をローディングして、ステップS408に移行する。
【0045】
ステップS408では、HTMLジェネレータによって、ステップS406でローディングした情報に基づき、コンテンツ情報の表示ページ情報(HTML)を生成して、ステップS410に移行する。
ステップS410では、ステップS408で生成した表示ページ情報を、PPS提供サーバに送信して、コンテンツローディングを完了する。
【0046】
次に、図8に基づき、OPS2の詳細な構成を説明する。
ここで、図8は、OPS2の詳細な構成を示す第2のブロック図である。
OPS2は、図8に示すように、更に、マッチングシステム31と、決済システム32とを含んで構成される。
マッチングシステム31は、PPS提供サーバ3の提供するPPSの利用者のユーザ端末5と、コンテンツ提供サーバ4との間のコンテンツの提供に係るマッチング処理を行う機能を有している。
【0047】
具体的に、OPS2は、利用者が非会員制のPPSを利用している場合に、その利用者のユーザ端末5からの非会員制のPPS提供サーバ3を介したID登録要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
そして、PP(PPK)が認証された場合に、マッチングシステム31において、PPの会員IDの発行処理及び登録処理を実行する(図8中のJ1→J2→J3)。
【0048】
更に、OPS2は、利用者が会員制のPPSの会員である場合に、その利用者のユーザ端末5からの会員制のPPS提供サーバ3を介したID連携要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
そして、PPが認証された場合に、マッチングシステム31において、ID連携対象のコンテンツ提供サーバ4_Xに対して仮IDの発行要請を行って、仮IDを作成させる処理を実行する。仮IDの作成に成功すると、この仮IDとPPSの会員IDとの連携処理を実行する(図8中のR1→R2→R3→R4→R5→R6→R7−T)。
【0049】
更に、OPS2は、利用者が会員登録(ID登録)あるいは会員連携(ID連携)の手続が完了している場合に、その利用者のユーザ端末5からの非会員制又は会員制のPPS提供サーバ3を介したコンテンツの実行指示(図8の例ではゲームスタート)によるID認証要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
そして、PPが認証された場合に、マッチングシステム31において、ID認証処理を実行し、IDの認証に成功すると、ID認証が完了したことをユーザ端末5に通知する(図8中のA1→A2→A3→A5→A6)。
【0050】
決済システム32は、OPS2の提供する独自のポイントを利用した、PPS提供サーバ3の提供するPPSを介した利用者へのCPの販売する提供コンテンツに係る商品販売の決済処理を行う機能を有している。
具体的に、OPS2は、利用者が会員登録(ID登録)あるいは会員連携(ID連携)の手続が完了している場合に、その利用者のユーザ端末5からの非会員制又は会員制のPPS提供サーバ3を介した、購買する商品に対する決済要請に応じて、まず、PP認証部13でPP認証処理を行う。
【0051】
そして、PPが認証された場合に、マッチングシステム31において、ID認証処理を実行し、IDの認証に成功すると、決済システム32において、購買する商品の支給要請をコンテンツ提供サーバ4_Xに対して行う。これにより、コンテンツ提供サーバ4において、提供コンテンツ(ネットワークゲームなど)における利用者のキャラクタに対する商品の支給が行われる。決済システム32は、コンテンツ提供サーバ4_Xから商品の支給完了の応答を受けると、利用者のポイント計算等の決済処理を実行する(図8中のB1→B2→A3→A5→B3→B4→B5→B6)。
【0052】
次に、図9に基づき、非会員制のPPSを提供するPPS提供サーバ3を介したID登録処理の流れを説明する。
ここで、図9は、ID登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
ID登録処理は、主にマッチングシステム31において実行される処理であって、まず、ステップS500に移行して、PP認証部13において、ユーザ端末5からのPPS提供サーバ3を介したID登録要求(ID登録要請)を受けると、ステップS502に移行して、まず、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報を、PPDB20のPPIT200から検索する。
【0053】
次に、ステップS504に移行し、PP認証部13において、ステップS502の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS504において、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS506に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS520に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知して処理を終了する。
ステップS506に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID登録を要請した利用者のPPの会員IDを、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0054】
そして、ステップS508に移行し、マッチングシステム31において、ステップS506の検索結果に基づき、会員IDの重複チェックを行う。ステップS508において、ID登録要請を行った利用者の会員IDがマッチングテーブル220から索出されず、重複しないと判定された場合(T)は、ステップS510に移行し、会員IDがマッチングテーブル220から索出され、重複すると判定された場合(F)は、ステップS518に移行し、会員登録に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知し処理を終了する。
ステップS510に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID登録要請を行った利用者のEmailを、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0055】
そして、ステップS512に移行し、マッチングシステム31において、ステップS512の検索結果に基づき、会員のEmailの重複チェックを行う。ステップS512において、ID登録要請を行った利用者の会員Emailがマッチングテーブル220から索出されず、重複しないと判定された場合(T)は、ステップS514に移行し、会員Emailがマッチングテーブル220から索出され、重複すると判定された場合(F)は、ステップS518に移行し、会員登録に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知し処理を終了する。
ステップS514に移行した場合は、マッチングシステム31において、アカウントID(UUK(Unique User Key)、UMK(User Matching Key))を作成し、この作成したアカウントIDを、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220に登録し、ステップS516に移行して、ID登録処理を完了する。
【0056】
次に、図10に基づき、マッチングシステム31におけるコンテンツ実行処理の流れを説明する。
ここで、図10は、コンテンツ実行処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
コンテンツ実行処理は、主にマッチングシステム31において実行される処理であって、まず、ステップS600に移行して、PP認証部13において、ユーザ端末5からのPPS提供サーバ3を介したゲーム(コンテンツ)実行要求(ID連携及び認証要請)を受けると、ステップS602に移行して、まず、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報を、PPDB20のPPIT200から検索する。
【0057】
次に、ステップS604に移行し、PP認証部13において、ステップS602の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS604において、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS606に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS620に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知して処理を終了する。
ステップS606に移行した場合は、マッチングシステム31において、ゲーム実行要請に対応する利用者のUUKと一致するUUK情報を、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0058】
そして、ステップS608に移行し、マッチングシステム31において、ステップS606の検索結果に基づきID認証処理を行う。ステップS608において、ゲーム実行要請に対応する利用者のUUKがマッチングテーブル220から索出され、ID認証に成功したと判定された場合(T)は、ID認証が成功したことをユーザ端末5のゲームプログラムに通知して、ステップS616に移行し、UUKがマッチングテーブル220から索出されず、ID認証に失敗したと判定された場合(F)は、ステップS610に移行する。
ステップS616に移行した場合は、ユーザ端末5において、ActiveXの実行及びクライアントの起動を行ってコンテンツ提供サーバ4_Xに接続することで、ゲームが実行される。
【0059】
一方、ステップS610に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID連携要請をCPシステム6に送信して、CPシステム6において、仮IDの作成処理及び作成したID(アカウントID)のゲームDB60への登録処理を行わせる。
ここで、CPシステム6は、コンテンツ提供システム4_X(複数台の場合もある)と、これらの提供するコンテンツを利用するためのアカウントIDを登録するゲームDB60とを含んで構成されるシステムである。
【0060】
そして、ステップS612に移行し、マッチングシステム31において、仮IDの作成が成功して、ID連携が成功したと判定された場合(T)は、ステップS614に移行し、仮IDの作成が失敗して、ID連携が失敗したと判定された場合(F)は、ステップS618に移行する。
ステップS614に移行した場合は、マッチングシステム31において、ID連携に成功したことを、ユーザ端末5のゲームプログラムに通知して、ステップS616に移行する。
【0061】
次に、図11に基づき、決済システム32における決済処理の流れを説明する。
ここで、図11は、決済処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
決済処理は、主に決済システム32において実行される処理であって、まず、ステップS700に移行して、PP認証部13において、ユーザ端末5からのPPS提供サーバ3を介したアイテム購買要求(決済要請)を受けると、ステップS702に移行して、まず、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報を、PPDB20のPPIT200から検索する。
【0062】
次に、ステップS704に移行し、PP認証部13において、ステップS702の検索結果に基づき、PP認証処理を実行する。ステップS704において、PPS提供サーバ3からのPPKと一致するPPK情報が索出され、PP認証に成功した場合(T)は、ステップS706に移行し、索出されなかった場合(F)は、ステップS730に移行して、PP認証に失敗したことをPPS提供サーバ3を介してユーザ端末5に通知して処理を終了する。
ステップS706に移行した場合は、マッチングシステム31において、アイテム購買要求に対応する利用者のUUKと一致するUUK情報を、DAO33を介して、マッチングDB22のマッチングテーブル220から検索する。
【0063】
そして、ステップS708に移行し、マッチングシステム31において、ステップS706の検索結果に基づきID認証処理を行う。ステップS708において、アイテム購買要請に対応する利用者のUUKがマッチングテーブル220から索出され、ID認証に成功したと判定された場合(T)は、ID認証が成功したことを決済システム32に通知して、ステップS710に移行し、UUKがマッチングテーブル220から索出されず、ID認証に失敗したと判定された場合(F)は、ステップS728に移行する。
ステップS728に移行した場合は、決済システム32において、ID認証が失敗したことをユーザ端末5に通知して処理を終了する。
【0064】
一方、ステップS710に移行した場合は、決済システム32において、ID認証された利用者のUUKに対応するポイントの残高の情報を、DAO33を介して、決済DB23のポイントテーブル231から取得して、ステップS712に移行する。
ステップS712では、決済システム32において、ポイントの残高と、購買するアイテムの値段(ポイント数)とを比較し、ポイント残高の方が多い場合(T)は、ステップS714に移行し、アイテムのポイント数の方が多い場合(F)は、ステップS726に移行して、アイテムの購買に失敗したことをユーザ端末5に通知して処理を終了する。
【0065】
一方、ステップS714に移行した場合は、決済システム32において、アイテム購買要請をCPシステム6に送信して、ステップS716に移行する。
これにより、CPシステム6に、利用者から要求のあった購買対象のアイテムを、コンテンツ提供サーバ4_Xの提供するゲームにおける利用者のキャラクタに支給させる。
ステップS716では、決済システム32において、CPシステム6からアイテムの支給に成功した通知を受けて、アイテムの購買に成功したと判定された場合(T)は、ステップS718に移行し、支給に成功した通知が受けられずに、アイテムの購買に失敗したと判定された場合(F)は、ステップS724に移行して、アイテムの購買に失敗したことをユーザ端末5に通知して処理を終了する。
【0066】
ステップS718に移行した場合は、決済システム32において、DAO33を介して、決済DB23のポイントテーブル231のポイント残高から、支給の成功した購買アイテムのポイントを差し引く処理を実行して、ステップS720に移行する。
ステップS720では、決済システム32において、ステップS718の処理結果に基づき、ポイントの差し引きに成功した場合(T)は、ステップS722に移行して、アイテムの購買を完了し、ポイントの差し引きに失敗した場合(F)は、CPシステム6に対して、アイテムの取消要請を送信する。これにより、CPシステム6は、利用者のキャラクタに支給したアイテムを取り消す処理を実行し、その実行結果を決済システム32に通知する。
【0067】
以上のように、本実施形態に係るコンテンツ提供システム1では、OPS2が、コンテンツを提供するCPおよび提供されるコンテンツを登録する機能を有している。
また、OPS2は、PPを登録し、共通KeyとなるPPKを発行する機能を有している。
そして、OPS2は、PPS提供サーバ3を介して、コンテンツの利用者からコンテンツの実行要請が行われると、共通Keyを基に、利用者が接続しているPPの認証を行い、PPが認証されると、利用者のID認証あるいはID連携を行って、利用者によるコンテンツの利用を可能とする。
【0068】
したがって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合に、各CPはOPS2にコンテンツを登録し、各PPはOPS2に登録して共通Keyの発行を受けることで、OPS2に登録した各PPは、OPS2に登録されている複数のコンテンツをPPSにおいて提供することができる。
即ち、本実施形態に係るコンテンツ提供システム1によれば、簡単にコンテンツを導入してサービスを提供することが可能となる。
【0069】
ちなみに、従来の手法によって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合、各PPのPPS提供サーバ3−1〜3−nと、各CPのコンテンツ提供サーバ4−1〜4−nとが、それぞれマッチングを行う必要がある。
図12は、従来の手法によって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合のマッチング形態を示す模式図である。
【0070】
また、図13は、各PPとCPとの間で行われるマッチングの具体的な流れを示す概略図である。
図12に示すように、各PPは、例えば3つのCPからコンテンツの提供を受けようとする場合、各CPと合計3パターンのマッチングを行う必要がある。同様に、各CPにおいても、例えば3つのPPに対してコンテンツを提供しようとする場合、各PPと合計3パターンのマッチングを行う必要がある。
【0071】
このとき行われるマッチングは、図13に示すように、各CPにおいて、各PPが管理する利用者のID連携あるいはID認証を要するものである。
これに対し、本実施形態におけるコンテンツ提供システム1によれば、各PPおよびCPは、OPS2とのマッチングを行えば良いため、マッチングのための作業時間および作業負担を軽減することができる。
【0072】
また、各PPSにおいては、CPが提供するコンテンツの関連情報を利用者に報知することが一般的であるが、図13に示す従来の手法においては、CPとPPとが提供するサイトが独立したものであるため、CPがコンテンツの内容を変更した場合(ゲームに新しいモンスタを投入した場合等)に、PPSにおいて、その変更内容に関するサイトの更新が遅れることがある。
【0073】
これに対し、本実施形態におけるコンテンツ提供システム1では、PPSのページ情報を、設定情報保存サーバ11の保存情報を基に生成したHTMLページ情報によって構成することとしている。
そして、設定情報保存サーバ11に保存されるコンテンツに関する情報は、CPによって提供される情報である。
したがって、PPSにおけるコンテンツに関する情報をCPが提供する情報と同期させることができ、コンテンツの内容が変更された場合にも、CPSにおいて、速やかに変更内容を報知することができる。
【0074】
なお、上記実施形態において、PP側のシステム(パブリッシャーシステム)は、主にPPS提供サーバ3によって構成され、CP側のシステム(コンテンツプロバイダーシステム)は、コンテンツ提供サーバ4によって構成されるものとして説明したが、これらは複数のサーバおよび端末によって構成されるシステムであっても良い。
また、OPS2についても、上記の各種機能は、複数のサーバに分散したり、1つのサーバにまとめたりして構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】コンテンツ提供システム1の構成を示すブロック図である。
【図2】OPS2の詳細な構成を示す第1のブロック図である。
【図3】BO12の動作時の具体的な構成を示す図である。
【図4】PP登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図5】コンテンツ選択処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図6】コンテンツ管理処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図7】コンテンツローディング処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図8】OPS2の詳細な構成を示す第2のブロック図である。
【図9】ID登録処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図10】コンテンツ実行処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図11】決済処理の一例を示すフローチャートを含む動作説明図である。
【図12】従来の手法によって、複数のPPが、複数のCPからコンテンツの提供を受けて、利用者にコンテンツのサービスを行う場合のマッチング形態を示す模式図である。
【図13】各PPとCPとの間で行われるマッチングの具体的な流れを示す概略図である。
【符号の説明】
【0076】
1 コンテンツ提供システム、2 OPS、3_1〜3_n PPS提供サーバ、4_1〜4_n コンテンツ提供サーバ、5_1〜5_n ユーザ端末、11 設定情報保存サーバ、12 BO、13 PP認証部、20 PPDB、21 コンテンツDB、22 マッチングDB、23 決済DB、24 統計DB、30 コンテンツシステム
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介して互いに通信可能に構成されたパブリッシャーシステムと、コンテンツプロバイダシステムと、コンテンツ提供支援システムとを含み、
前記コンテンツプロバイダシステムは、
前記コンテンツ提供支援システムに、提供対象とするコンテンツの登録要求を行うコンテンツ登録要求手段を備え、
前記パブリッシャーシステムは、
前記コンテンツ提供支援システムに、該パブリッシャーの登録要求を行うパブリッシャー登録要求手段と、
前記コンテンツ提供支援システムに、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求を行う提供コンテンツ選択手段と、を備え、
前記コンテンツ提供支援システムは、
前記コンテンツプロバイダシステムから、前記コンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、前記コンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ提供システム。
【請求項2】
前記コンテンツ提供支援システムは、
前記パブリッシャーシステムを介して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツの実行がユーザから指示された場合に、該パブリッシャーシステムを介するユーザの認証あるいは連携を行うユーザ認証・連携手段を備え、
前記コンテンツプロバイダシステムは、
前記ユーザ認証・連携手段によって認証あるいは連携されたユーザに対して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツを実行するコンテンツ実行手段を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ提供システム。
【請求項3】
ネットワークを介してパブリッシャーシステムおよびコンテンツプロバイダシステムと通信可能に構成され、
前記コンテンツプロバイダシステムから、提供対象とするコンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ提供支援システム。
【請求項1】
ネットワークを介して互いに通信可能に構成されたパブリッシャーシステムと、コンテンツプロバイダシステムと、コンテンツ提供支援システムとを含み、
前記コンテンツプロバイダシステムは、
前記コンテンツ提供支援システムに、提供対象とするコンテンツの登録要求を行うコンテンツ登録要求手段を備え、
前記パブリッシャーシステムは、
前記コンテンツ提供支援システムに、該パブリッシャーの登録要求を行うパブリッシャー登録要求手段と、
前記コンテンツ提供支援システムに、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求を行う提供コンテンツ選択手段と、を備え、
前記コンテンツ提供支援システムは、
前記コンテンツプロバイダシステムから、前記コンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、前記コンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ提供システム。
【請求項2】
前記コンテンツ提供支援システムは、
前記パブリッシャーシステムを介して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツの実行がユーザから指示された場合に、該パブリッシャーシステムを介するユーザの認証あるいは連携を行うユーザ認証・連携手段を備え、
前記コンテンツプロバイダシステムは、
前記ユーザ認証・連携手段によって認証あるいは連携されたユーザに対して、前記コンテンツタグによって示されるコンテンツを実行するコンテンツ実行手段を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ提供システム。
【請求項3】
ネットワークを介してパブリッシャーシステムおよびコンテンツプロバイダシステムと通信可能に構成され、
前記コンテンツプロバイダシステムから、提供対象とするコンテンツの登録要求が行われた場合に、該コンテンツを示すコンテンツタグをコンテンツデータベースに登録するコンテンツ登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、該パブリッシャーの登録要求が行われた場合に、該パブリッシャーに対し、該パブリッシャーの認証情報となるパブリッシャーキーを発行し、該パブリッシャーを特定するパブリッシャー情報を、該パブリッシャーキーと共にパブリッシャーデータベースに登録するパブリッシャー登録手段と、
前記パブリッシャーシステムから、登録されているコンテンツを選択し、選択したコンテンツを該パブリッシャーシステムから利用可能とするためのコンテンツ選択要求が行われた場合に、前記パブリッシャーデータベースを参照して、該コンテンツ選択要求を行ったパブリッシャーシステムの認証を行い、該パブリッシャーシステムが認証された場合に、前記コンテンツデータベースを参照し、前記コンテンツ選択要求に示されたコンテンツの前記コンテンツタグを含むページデータを前記パブリッシャーシステムに送信するコンテンツローディング手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ提供支援システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
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【図4】
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【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2010−94225(P2010−94225A)
【公開日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−266358(P2008−266358)
【出願日】平成20年10月15日(2008.10.15)
【出願人】(506165759)株式会社エムゲームジャパン (2)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年10月15日(2008.10.15)
【出願人】(506165759)株式会社エムゲームジャパン (2)
【Fターム(参考)】
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