説明

コンテンツ記録装置およびそのプログラム

【課題】 CDに記録された曲データをHDDに記録する際に、コンテンツ情報を取得できない場合であっても、当該曲データに関するコンテンツ情報を後から取得すること。
【解決手段】 CDの曲データをHDDに記録する際に、外部サーバからコンテンツ情報を取得できない場合には、TOC情報をHDDに記録し、TOC情報と曲データとトラック番号との対応関係をHDDに記録する。定期的に、HDDにTOC情報が記録されているかを判断し、記録されている場合、そのTOC情報を用いて再度コンテンツ情報の取得を試みる。コンテンツ情報を取得できた場合に、TOC情報と曲データとトラック番号との対応関係を参照して、コンテンツ情報を記録すべき曲データを特定し、その曲データに対応付けてコンテンツ情報が記録される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部記録媒体に記録されたコンテンツを記録すると共に、コンテンツに関するコンテンツ情報を外部サーバから取得し記録するコンテンツ記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
PC(パーソナルコンピュータ)にCDから読み出された曲データを記録して、PCに記録された曲データを再生することや、HDD(Hard Disk Drive)を備えるオーディオ機器であるHDDレコーダにCDから読み出された曲データを記録して、HDDに記録された曲データを再生することが行われている。CDの曲データをこれらの機器に記録する際に、インターネット経由で外部のコンテンツ情報(例えばCDDB)サーバにアクセスして、CDのTOC(Table Of Contents)情報をコンテンツ情報サーバに送信することによって、コンテンツ情報サーバからCDの各曲データに関するコンテンツ情報(例えば、曲名、アーティスト名、アルバム名等)を取得する。取得したコンテンツ情報は、MP3ファイルのID3タグ内に記録され、または、HDDに記録されているコンテンツ情報データベースに各曲データに対応付けて記録される。ユーザが複数の曲データの中から所望の曲データを選択する際には、表示部に曲データのコンテンツ情報の一覧である曲リストが表示される。
【0003】
ここで、コンテンツ情報サーバにアクセスし、CDの曲データのコンテンツ情報を取得するためには、HDDレコーダがインターネットを介してCDDBに接続する必要がある。しかし、CDの曲データをHDDに記録する際に、HDDレコーダが何らかの原因でインターネットに接続できないためコンテンツ情報サーバにアクセスできない場合には、コンテンツ情報を取得できずに、HDDへの曲データの記録が完了してしまう。HDDに記録した曲データについて、後からコンテンツ情報をコンテンツ情報サーバから取得することはできないので、ユーザが各曲データに対してコンテンツ情報を文字入力する必要が生じる。
【0004】
同様に、CDの曲データをHDDに記録する際に、インターネット経由でコンテンツ情報サーバにアクセスできたが、そのCDのTOC情報に関するコンテンツ情報が未だコンテンツ情報サーバに登録されていない場合にも、コンテンツ情報を取得することができない。後からコンテンツ情報サーバにそのTOC情報に関するコンテンツ情報が登録されたとしても、HDDに記録された曲データについて後からコンテンツ情報を取得することはできない。
【0005】
下記特許文献1は、以下の内容を記載する。すなわち、コンテンツ情報サーバにコンテンツ情報が登録されているCDの曲データに他の曲が追加されているユーザ自作のCDに関して、該当するTOC情報が存在しないためにコンテンツ情報サーバからコンテンツ情報を取得できない場合、自作CDのTOC情報から所定の曲データの情報のみを含むTOC情報を新たに生成して、再度、コンテンツ情報サーバにアクセスしてコンテンツ情報を取得する技術が記載されている。
【0006】
この技術によると、ユーザ自作のCDについてもコンテンツ情報サーバからコンテンツ情報を取得することができるが、CDをHDDに記録する際に、インターネット経由でコンテンツ情報サーバに接続できない場合、又は、未だコンテンツ情報がコンテンツ情報サーバに登録されていない場合に、CDの曲データに関するコンテンツ情報を取得することはできない。
【0007】
【特許文献1】特開2006−294168号公報
【特許文献2】特開2001−283568号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外部記録媒体に記録されたコンテンツを記録媒体に記録する際に、何らかの理由によりコンテンツ情報を取得できない場合であっても、当該コンテンツに関するコンテンツ情報を後から取得することができるコンテンツ記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録装置は、1又は複数のコンテンツ、該コンテンツに関するコンテンツ情報、及び、目次情報を記録するための記憶部と、外部記録媒体からコンテンツと目次情報とを読み出す読出手段と、該読出手段によって読み出されたコンテンツを該記憶部に記録するコンテンツ記録手段と、該読出手段によって読み出された目次情報を元に外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得する取得手段と、該取得手段によって取得されたコンテンツ情報を、該記憶部に該コンテンツに対応付けて記録するコンテンツ情報記録手段と、該コンテンツ記録手段によって該記憶部にコンテンツが記録される場合に、該取得手段によってコンテンツ情報を取得できたか否かを判断する判断手段と、該判断手段によってコンテンツ情報を取得できたなかったと判断された場合、該目次情報を該記憶部に記録し、かつ、該コンテンツと該目次情報との対応関係を該記憶部に記録する目次記録手段と、該記憶部に該目次情報が記録されているか否かを判断する第2判断手段とを備え、該第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、該取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に該外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、該コンテンツ情報記録手段が、該コンテンツと該目次情報との対応関係に従って、該コンテンツ情報をコンテンツに対応付けて記録する。
【0010】
外部記録媒体のコンテンツを記憶部に記録する際に、何らかの理由により、外部サーバからコンテンツ情報を取得できない場合には、目次情報を記憶部に記録し、目次情報とコンテンツとの対応関係を記憶部に記録する。例えば、定期的に、記憶部に目次情報が記録されているかを判断し、記録されている場合、その目次情報を用いて再度コンテンツ情報の取得を試みる。コンテンツ情報を取得できた場合に、目次情報とコンテンツとの対応関係を参照して、コンテンツ情報を記録すべきコンテンツを特定し、そのコンテンツに対応付けてコンテンツ情報が記録される。従って、外部記録媒体のコンテンツを記憶部に記録する際に、何らかの理由により外部サーバからコンテンツ情報を取得できない場合であっても、後からコンテンツに対応付けてコンテンツ情報を記録することができる。
【0011】
好ましい実施形態においては、前記目次記録手段が、前記コンテンツと、前記目次情報と、該コンテンツの前記外部記録媒体におけるトラック番号との対応関係を前記記憶部に記録し、前記第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、前記取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に前記外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、前記コンテンツ情報記録手段が、該コンテンツと該目次情報と該トラック番号との対応関係に従って、該コンテンツ情報をコンテンツに対応付けて記録する。
【0012】
目次情報を記憶部に記録する際に、目次情報とコンテンツとに加えてさらにトラック番号との対応関係も記録するので、コンテンツが記憶部に記録された後、複数トラックのコンテンツのうち、あるコンテンツが消去されたり、他のフォルダに移動されたりした場合であっても、後から取得したコンテンツ情報を記録すべきコンテンツを正確に特定することができる。
【0013】
好ましい実施形態においては、前記目次記録手段が、前記記憶部に記録する目次情報に対して目次識別情報を付与し、該コンテンツのタグに、該目次識別情報と前記トラック番号とを含むコンテンツ識別情報を記録することにより、該コンテンツと、該目次情報と、該トラック番号との対応関係を該記憶部に記録し、前記第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、前記取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に前記外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、前記コンテンツ情報記録手段が、タグに記録されている該コンテンツ識別情報に含まれている該目次識別情報が、該コンテンツ情報を取得した該目次情報の目次識別情報と一致するコンテンツに対して、そのトラック番号で特定されるコンテンツ情報を記録する。
【0014】
この場合、コンテンツと目次情報とトラック番号との対応関係をコンテンツ識別情報としてコンテンツのタグに記録するので、対応関係を別途テーブル等で管理する必要がない。
【0015】
好ましい実施形態においては、前記コンテンツ情報記録手段が、ユーザ操作の文字入力によってコンテンツ情報を前記記憶部に記録することが可能であり、前記第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断され、前記取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に前記外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得した際に、取得したコンテンツ情報を記録すべきコンテンツに対してユーザ操作の文字入力によって既にコンテンツ情報が記録済であるか否かを判断する第3判断手段と、該第3判断手段によってコンテンツ情報が記録済と判断された場合、記録済のコンテンツ情報に、取得したコンテンツ情報を上書きすべきか否かを、ユーザ操作又はユーザ操作による設定状態に基づいて判断する第4判断手段とをさらに備え、該第4判断手段によって上書きすべきと判断された場合、前記コンテンツ情報記録手段が、記録済のコンテンツ情報に、取得したコンテンツ情報を上書きし、該第4判断手段によって上書きすべきでないと判断された場合、該コンテンツ情報記録手段が記録済のコンテンツ情報のままで保持する。
【0016】
この場合、ユーザ操作の文字入力によって記録されたコンテンツ情報が、ユーザの意思とは無関係に、目次情報を元に取得したコンテンツ情報によって上書きされてしまうことを防止することができる。
【0017】
本発明の別の局面においては、上記コンテンツ記録装置に関する、コンテンツ記録プログラム、コンテンツ記録方法が提供され得る。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、外部記録媒体のコンテンツを記憶部に記録する際に、何らかの理由により外部サーバからコンテンツ情報を取得できない場合であっても、後からコンテンツに対応付けてコンテンツ情報を記録することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録装置(例えば、PCやHDDレコーダ等)100を示すブロック図である。コンテンツ記録装置100は、インターネット等の任意のネットワークを介して、外部のコンテンツ情報サーバ(例えばCDDBサーバ)200に接続可能であり、コンテンツ情報サーバ200にCDのTOC情報(目次情報)を送信し、CDの曲データ単位にコンテンツ情報を取得することができる。「コンテンツ」とは、映像データ、曲(音楽)データ、静止画データ等の総称であり、本例においては曲データである。「コンテンツ情報」とは、メタデータ、属性情報のことであり、例えば、曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル名、リリース年等である。
【0020】
概要について説明すると、コンテンツ記録装置100は、CDに記録された曲データをHDD13に記録する際に、コンテンツ情報サーバ200にCDのTOC情報を送信し、コンテンツ情報サーバ200からCDの曲データに関するコンテンツ情報を取得する。このとき、ネッワーク障害によりコンテンツ情報サーバに接続できなければ、HDD13にCDのTOC情報を一時的に記録し、所定時間経過後に再びコンテンツ情報サーバ200にアクセスし直して、当該TOC情報をコンテンツ情報サーバ200に送信し、コンテンツ情報サーバ200からコンテンツ情報を取得する。なお、TOC(Table of contents)とは、CDのトラックやセッションなどの情報がかかれているCDの目次情報である。
【0021】
コンテンツ記録装置100は、マイコン等の制御部11と、メモリ12と、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶部13と、通信部14と、光ディスクドライブ15と、再生処理部16と、表示部18と、操作部19とを備え、これらはバス等で相互に接続される。必要に応じて、コンテンツ記録装置100は、再生処理部16に接続された図示しないスピーカーをさらに備えてもよい。通信部14は、例えばLANケーブルを介してインターネットに接続可能であり、インターネット経由で外部のコンテンツ情報サーバ200に接続することができる。
【0022】
光ディスクドライブ15は、CD等の外部の記録媒体が挿入されたとき、挿入されたCD内の複数の曲データを読み出す。また、光ディスクドライブ15は、挿入されたCDのTOC情報を読み出す。
【0023】
HDD13は、光ディスクドライブ15により読み出された複数の曲データを、制御部11によって設定されたフォーマットで記録する。例えば、本例では、曲データはMP3形式でHDD13に記録されるが、これに限定されず、AAC、Atrac3、PCM等で記録されてもよい。
【0024】
曲データのMP3ファイルはID3タグを有しており、ID3タグに曲データに関するコンテンツ情報を登録することができる。図2は、ID3タグのデータ構造を示す一例である。ID3タグは、曲名Titleと、アーティスト名Artistと、アルバム名Albumと、リリース年Yearと、ジャンル名Genreと、楽曲識別番号SongINとを含む。ID3タグの各フィールドには、コンテンツ情報データベース200から取得された各情報が記録され、または、ユーザ操作による文字入力によって各情報が記録される。
【0025】
楽曲識別番号は、その曲データが記録されていたCDのTOC情報に付与されたTOC識別番号(詳細後述)とトラック番号とが組み合わされて生成されている。すなわち、楽曲識別番号は、曲データとTOC情報とトラック番号との対応関係を示すものである。例えば、TOC識別番号が0001で、トラック番号が3であれば、楽曲識別番号は0001003で表され、TOC識別番号が0003で、トラック番号が11であれば、楽曲識別番号は0003011で表される。なお、詳細には、楽曲識別番号の先頭には楽曲識別番号であることを示す識別子(例えば、AAA等)が付され、AAA0001003等と表されるが、本例では説明を簡単化するため先頭の識別子は省略して説明する。
【0026】
なお、HDD13に記録される曲データがID3タグを有さないフォーマットである場合には、ID3タグでコンテンツ情報を管理する代わりに、HDD13に記録されているコンテンツ情報データベース(曲テーブル)で図2の各コンテンツ情報が管理されるとよい。
【0027】
また、HDD13は、CDの曲データを記録する際にコンテンツ情報サーバ200に接続できなかったためにCDの曲データのコンテンツ情報を取得できなかった場合、そのCDのTOC情報をTOC情報ファイルとして保存する。HDD13に保存されているTOC情報には、現在HDD13に保存されている他のTOC情報と一致しない一意のTOC識別番号(例えば、0001、0002等)が制御部11によって付与される。例えば、図3のTOC情報ファイルリストに示すように、TOC識別番号が0001〜0005の5つのTOC情報ファイルがHDD13に記録されている。この場合、次の他のTOC情報ファイルがHDD13に記録される際、TOC識別番号0006が付与される。TOC情報ファイルのファイル名には、そのTOC識別情報が含まれており、例えば、TOC識別番号が0001であれば、先頭文字「TOC」が追加されて、ファイル名はTOC0001等になる。
【0028】
なお、TOC情報ファイルがHDD13に記録されているということは、そのTOC情報で特定されるCDの曲データのコンテンツ情報を未取得であることを意味するので、のちにそのTOC情報のコンテンツ情報を取得した際には、TOC情報ファイルがHDD13から消去され、そのTOC情報ファイルに付与されていたTOC識別番号も空番となり、他のTOC情報ファイルに新たにそのTOC識別番号を付与できるようになる。
【0029】
制御部11は、メモリ12又はHDD13に格納されているコンテンツ記録装置の動作プログラムに基づいて、コンテンツ記録装置100全体を制御する。例えば、制御部11は、CDが挿入されたときに、コンテンツ情報サーバ200にCDのTOC情報を送信し、コンテンツ情報を取得できたか否かを判断する。コンテンツ情報を取得できない場合には、CDのTOC情報をTOC情報ファイルとしてHDD13に記憶させると共に、TOC情報ファイルにTOC識別番号を付与し、TOC情報ファイルのファイル名を決定する。そして、制御部11は、CDの曲データをHDD13に記録し、曲データに対応付けてTOC情報のTOC識別番号とトラック番号とを管理する。すなわち、制御部11は、曲データのID3タグに、曲名などのコンテンツ情報を記録する代わりに、TOC識別番号とトラック番号とを含む楽曲識別番号を生成して記録する。
【0030】
また、制御部11は、定期的に、HDD13にTOC情報ファイルが記録されているかを判断し、記録されていれば、TOC情報ファイルを読み出して、TOC情報をコンテンツ情報サーバに送信し、コンテンツ情報の再取得を試みる。コンテンツ情報を取得できた場合、HDD13に記録されている曲データの楽曲識別情報を参照して、すなわち、曲データとTOC識別情報とトラック番号との対応関係を参照して、取得したコンテンツ情報を記録すべき曲データを特定し、その曲データのID3タグに取得したコンテンツ情報を記録する。
【0031】
なお、楽曲識別番号にはTOC識別番号だけが含まれていてもよいが、トラック番号も含まれていることにより、あるCDの複数の曲データの内の一部の曲データがHDD13から削除され、または、移動された場合であっても、曲データと取得したコンテンツ情報とを正確に対応付けることができる。
【0032】
メモリ12は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)とを含む。メモリ12には、コンテンツ情報サーバ200から取得されたコンテンツ情報が一時的に保存され、HDD13に曲データが記録された後に、ID3タグにメモリ12内に保存されているコンテンツ情報が書き込まれる。
【0033】
表示部18は、HDD13に記録されている曲データのコンテンツ情報の一覧や、挿入されているCDの曲データのコンテンツ情報を表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)やFL管等である。または、外部に接続されるディスプレイ装置を使用する場合には、表示部18は、外部ディスプレイにOSD表示させるOSD処理部が採用される。
【0034】
再生処理部16は、マイコン11によって選択された曲データを、再生処理、デコード処理、デジタル−アナログ変換、及び/又は、増幅処理等を実行する。図示しないスピーカーは、再生処理部16から出力された音声信号を受け、音声として外部に出力する。操作部19は、ユーザ操作を受け付けるものであり、操作ボタンやリモコン等である。
【0035】
以下、本発明のコンテンツ記録装置100の制御部11の動作を、図4、図5を参照して、説明する。まず、図4を参照し、光ディスクドライブ15にCDが挿入されると、制御部11はCDからTOC情報を読み出し、メモリ12に一時的に保存する(S11)。次に、制御部11は、TOC情報を元にコンテンツ情報サーバ200にコンテンツ情報を問い合わせる(S12)。すなわち、制御部11は、TOC情報をコンテンツ情報サーバ200に送信し、コンテンツ情報サーバ200は自身のデータベースの中からTOC情報に該当するコンテンツ情報を読み出して、コンテンツ記録装置100に返信する。
【0036】
制御部11は、コンテンツ情報サーバ200からコンテンツ情報を取得できたか否かを判断する(S13)。例えば、TOC情報を送信してから所定時間内にコンテンツ情報が返信されたか否かを確認する。コンテンツ情報を取得できた場合は(S13でYES)、S20〜S22でCDの全曲データをHDD13に記録し、かつ、曲データのID3タグに取得したコンテンツ情報を記録する。
【0037】
一方、例えばTOC情報に対するコンテンツ情報がコンテンツ情報サーバ200に登録されていない、又は、ネットワーク障害のためにコンテンツ情報サーバ200に接続できない等の理由で、コンテンツ情報を取得できない場合(S13でNO)、制御部11は、S14〜S19において、TOC情報ファイルを保存し、曲データを記録し、かつ、曲データのID3タグに楽曲識別番号を記録する。
【0038】
詳細には、メモリ12に、次にTOC情報ファイルをHDD13に記録する際にTOC情報ファイルに付与されるTOC識別番号がセットされている。従って、制御部11は、TOC情報にそのTOC識別番号を付与する。そして、制御部11は、文字列「TOC」の後ろに、付与したTOC識別番号を結合して、TOC情報ファイルのファイル名を生成する(S14)。例えば、付与されたTOC識別番号が0001であれば、ファイル名としてTOC0001が生成される。その後、制御部11は、TOC情報をそのファイル名を有するTOC情報ファイルとしてHDD13に記録する(S15)。
【0039】
続いて、制御部11は、S16〜S18において、CDから曲データを読み出して、HDD13に記録すると共に、MP3ファイルのID3タグに楽曲識別番号を記録する。詳細には、制御部11は、まずCDの先頭の曲データ(トラック番号1の曲データ)を読み出して、HDD13に記録する(S16)。次に、制御部11は、記録した曲データについて、S14で付与したTOC識別番号と、トラック番号とから楽曲識別番号を生成し、記録した曲データのID3タグに記録する(S17)。この場合は、楽曲識別番号として0001001が生成され、ID3タグに記録される。制御部11は、CDの全曲データをHDD13に記録したか否かを判断し(S18)、未だ全曲データを記録し終えていなければ(S18でNO)、S16に戻って次の曲データを同じ要領で記録する。全曲データを記録し終えると(S18でYES)、制御部11は、次回他のCDのTOC情報をHDD13に記録する時のために、メモリ内に記憶しておくTOC識別番号をインクリメントし、例えば0002としておく(S19)
【0040】
以上の処理によって、CDの曲データをHDD13に記録する際に、CDの曲データのコンテンツ情報を取得できない場合には、CDのTOC情報をHDD13に記録しておくことで、以降に説明する処理において、後からコンテンツ情報を取得することができる。
【0041】
次に、制御部11は、HDD13に記録されているTOC情報ファイルに対して、定期的に図5の処理を実行することにより、コンテンツ情報サーバ200からコンテンツ情報を取得できるようになった際に、TOC情報ファイルがHDD13に記録されている曲データのコンテンツ情報をコンテンツ情報サーバ200から取得する。
【0042】
まず、制御部11は、HDD13にTOC情報ファイルが記録されているか否かを判断する(S31)。TOC情報ファイルが記録されていなければ(S31でNO)、HDD13に記録されている全ての曲データにはコンテンツ情報サーバ20から取得したコンテンツ情報が記録されているので、処理を終了する。
【0043】
TOC情報ファイルがHDD13に記録されている場合(S31でYES)、制御部11は、任意の1つのTOC情報ファイルを選択して、そのTOC情報ファイルからTOC情報を取得する(S32)。続いて、制御部11は、TOC情報をコンテンツ情報サーバ200に送信し、コンテンツ情報サーバ200からコンテンツ情報を取得する(S33)。そして、制御部11は、当該TOC情報に対するコンテンツ情報をコンテンツ情報サーバ20から取得できたか否かを判断する(S34)。コンテンツ情報を取得できなかった場合(S34でNO)、処理を終了する。
【0044】
例えばコンテンツ情報サーバ200に当該TOC情報に対するコンテンツ情報が登録された、又は、ネットワーク障害が復旧した等の理由により、コンテンツ情報を取得できた場合(S34でYES)、制御部11は、S35〜S39でコンテンツ情報を記録すべき曲データをHDD13から検索して、コンテンツ情報を記録する。詳細には、制御部11は、HDD13に記録されている曲データを1つ選択して、ID3タグに記録されている各情報を読み出す(S35)。制御部11は、読み出したID3タグの各情報内に楽曲識別番号が含まれているか否かを判断する(S36)。すなわち、コンテンツ情報サーバ200から取得したコンテンツ情報が記録されていない曲データであるか否かが判断される。楽曲識別番号が記録されていなければ(S36でNO)、S39へと進み、HDD13内の全曲データを処理済でなければ(S39でNO)、S35に戻り、次の曲データに処理を進める。
【0045】
楽曲識別番号が記録されている場合(S36でYES)、制御部11は、楽曲識別番号に含まれるTOC識別番号が、今回コンテンツ情報を取得できたTOC情報ファイルのTOC識別番号に一致するか否かを判断する(S37)。すなわち、コンテンツ情報を取得できたTOC情報で特定される(コンテンツ情報を記録すべき)曲データであるか否かが判断される。一致しなければ(S37でNO)、この曲データには今回取得したコンテンツ情報を記録する必要はないので、S39へと進む。
【0046】
一方、一致する場合(S37でYES)、制御部11は、楽曲識別番号に含まれるトラック番号を抽出し、コンテンツ情報サーバ200から取得した複数トラック分のコンテンツ情報のうち、このトラック番号に対応するコンテンツ情報を抽出し、曲データのID3タグに記録する(S38)。このように、コンテンツ情報が未記録の曲データはTOC識別番号の他にトラック番号も管理しているので、取得したコンテンツ情報のうちのどのコンテンツ情報を記録すればよいかを容易に特定することができる。
【0047】
その後、S39に進み、制御部11はHDD13の全曲データについて処理を完了したか否かを判断する(S39)。未だ全曲データについて完了していなければ(S39でNO)、S35に戻って、HDD13内の次の曲データについてS35〜38の処理を実行する。そして、全曲データについて処理を完了した場合(S39でYES)、当該TOC情報ファイルをHDD13から削除する(S40)。その結果、既にコンテンツ情報をコンテンツ情報サーバ200から取得して曲データにコンテンツ情報を記録済のTOC情報について、誤って再度図5の処理が実行されることを防止できる。この後、S31に戻って、HDD13内に記録されている他のTOC情報ファイルについても、同様の処理を実行する。
【0048】
以上の処理によって、TOC情報ファイルがHDD13に記録されている場合には、TOC情報によってコンテンツ情報の取得が定期的に試される。従って、TOC情報によってコンテンツ情報を取得できる環境が整った時点で、コンテンツ情報をコンテンツ情報サーバ200から取得して曲データに記録することができる。
【0049】
次に、本発明の他の実施形態を、図6のフローチャートを参照して、説明する。図6は、図5と比較して、S51〜S53が追加されている点で異なり、その他は同一である。上記の通り、CDの曲データをHDD13に記録する際にコンテンツ情報を取得できなかった場合、CDのTOC情報ファイルがHDD13に保存される。そして、本例では、定期処理によってTOC情報からコンテンツ情報を取得する前に、ユーザが操作部19を介して曲データのコンテンツ情報を文字入力することによって、コンテンツ情報をID3タグに記録することができる。
【0050】
TOC情報ファイルを元にコンテンツ情報を取得し、楽曲識別番号のTOC識別番号がコンテンツ情報を取得したTOC情報のTOC識別番号と一致する場合(S37でYES)、制御部11は、ユーザ操作による文字入力によってコンテンツ情報を登録済か否かを判断する(S51)。ユーザ操作による文字入力によってコンテンツ情報が登録済の場合(S51でYES)、取得したコンテンツ情報によってID3タグに記録済のコンテンツ情報を上書きしてもよいかを、例えば表示部18に問合せ画面を表示することによってユーザに問い合わせる(S52)。例えば、問合せ画面には、ユーザ操作の文字入力によって記録したコンテンツ情報と、TOC情報ファイルを元にコンテンツ情報サーバ200から取得したコンテンツ情報とを表示して、「コンテンツ情報を変更しますか?」という文章が表示されるとよい。ユーザ操作によって上書き指示が入力された場合(S53でYES)、上記と同様に、取得したコンテンツ情報をID3タグに記録する(S38)。
【0051】
一方、ユーザ操作によって上書きしない旨の指示が入力された場合(S53でNO)、TOC情報ファイルを元に取得したコンテンツ情報で上書きすることなく、S39へと進む。すなわち、ユーザ操作によって文字入力されたコンテンツ情報がそのままID3タグに記録された状態になる。また、S51でID3タグにユーザ操作によってコンテンツ情報が文字入力されていない場合には(S51でNO)、S38に進み、コンテンツ情報をID3タグに記録する。
【0052】
以上のように、本例では、ユーザ操作によって曲データに記録されたコンテンツ情報を、TOC情報を元に取得したコンテンツ情報によって、ユーザの意思とは無関係に消去されることを防止することができる。
【0053】
また、曲データ毎に、取得したコンテンツ情報によってID3タグに文字入力によって記録済のコンテンツ情報を上書きしてもよいかを問い合わせると、非常に煩わしいでの、複数の曲データについてまとめて問合せ画面を表示してもよい。
【0054】
また、予めユーザ操作によって、TOC情報を元に取得したコンテンツ情報によって、文字入力によって記録済のコンテンツ情報を上書きするか否かをメモリ12のフラグ等を使って設定しておき(この場合は全曲データについて共通の設定である)、S52の問い合わせ処理を実行せずに、メモリ12のフラグを確認して、S53の判断を行うこともできる。
【0055】
また、ユーザ操作によってID3タグ内のコンテンツ情報を文字入力する際に、その曲データのコンテンツ情報を、TOC情報を元に取得したコンテンツ情報によって上書きするか否かを曲データ毎に設定するようにしてもよい。
【0056】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、ID3タグにコンテンツ情報を記録するのではなく、HDD13内のコンテンツ情報データベース等にコンテンツ情報を記録する場合も同様である。また、楽曲識別番号にトラック番号を含まなくても、HDD13に記録された曲データが同一フォルダ内にトラック順に並んで記録されている場合、同様の処理をすることができる。しかし、楽曲識別番号にトラック番号も含むことによって、一部の曲データが消去されたり、別のフォルダに移動されたりした場合には、正確に曲データとコンテンツ情報とを対応付けることができる。また、TOC識別番号楽曲識別番号は、数字でなく文字でもよい。本発明は、上記のコンテンツ記録装置100を動作させるためのコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明はPC、HDDレコーダ等のオーディオ機器に好適に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録装置を示すブロック図である。
【図2】ID3タグを示す図である。
【図3】TOC情報ファイルリストを示す図である。
【図4】コンテンツ記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】コンテンツ記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】コンテンツ記録装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0059】
100 コンテンツ記録装置
11 制御部
12 メモリ
13 記憶部
14 通信部
15 光ディスクドライブ
16 再生処理部
18 表示部
19 操作部
200 コンテンツ情報サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1又は複数のコンテンツ、該コンテンツに関するコンテンツ情報、及び、目次情報を記録するための記憶部と、
外部記録媒体からコンテンツと目次情報とを読み出す読出手段と、
該読出手段によって読み出されたコンテンツを該記憶部に記録するコンテンツ記録手段と、
該読出手段によって読み出された目次情報を元に外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得する取得手段と、
該取得手段によって取得されたコンテンツ情報を、該記憶部に該コンテンツに対応付けて記録するコンテンツ情報記録手段と、
該コンテンツ記録手段によって該記憶部にコンテンツが記録される場合に、該取得手段によってコンテンツ情報を取得できたか否かを判断する判断手段と、
該判断手段によってコンテンツ情報を取得できたなかったと判断された場合、該目次情報を該記憶部に記録し、かつ、該コンテンツと該目次情報との対応関係を該記憶部に記録する目次記録手段と、
該記憶部に該目次情報が記録されているか否かを判断する第2判断手段とを備え、
該第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、該取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に該外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、該コンテンツ情報記録手段が、該コンテンツと該目次情報との対応関係に従って、該コンテンツ情報をコンテンツに対応付けて記録する、コンテンツ記録装置。
【請求項2】
前記目次記録手段が、前記コンテンツと、前記目次情報と、該コンテンツの前記外部記録媒体におけるトラック番号との対応関係を前記記憶部に記録し、
前記第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、前記取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に前記外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、前記コンテンツ情報記録手段が、該コンテンツと該目次情報と該トラック番号との対応関係に従って、該コンテンツ情報をコンテンツに対応付けて記録する、請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
【請求項3】
前記目次記録手段が、前記記憶部に記録する目次情報に対して目次識別情報を付与し、該コンテンツのタグに、該目次識別情報と前記トラック番号とを含むコンテンツ識別情報を記録することにより、該コンテンツと、該目次情報と、該トラック番号との対応関係を該記憶部に記録し、
前記第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、前記取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に前記外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、前記コンテンツ情報記録手段が、タグに記録されている該コンテンツ識別情報に含まれている該目次識別情報が、該コンテンツ情報を取得した該目次情報の目次識別情報と一致するコンテンツに対して、そのトラック番号で特定されるコンテンツ情報を記録する、請求項2に記載のコンテンツ記録装置。
【請求項4】
前記コンテンツ情報記録手段が、ユーザ操作の文字入力によってコンテンツ情報を前記記憶部に記録することが可能であり、
前記第2判断手段によって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断され、前記取得手段が、該記憶部に記録されている該目次情報を元に前記外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得した際に、取得したコンテンツ情報を記録すべきコンテンツに対してユーザ操作の文字入力によって既にコンテンツ情報が記録済であるか否かを判断する第3判断手段と、
該第3判断手段によってコンテンツ情報が記録済と判断された場合、記録済のコンテンツ情報に、取得したコンテンツ情報を上書きすべきか否かを、ユーザ操作又はユーザ操作による設定状態に基づいて判断する第4判断手段とをさらに備え、
該第4判断手段によって上書きすべきと判断された場合、前記コンテンツ情報記録手段が、記録済のコンテンツ情報に、取得したコンテンツ情報を上書きし、該第4判断手段によって上書きすべきでないと判断された場合、該コンテンツ情報記録手段が記録済のコンテンツ情報のままで保持する、請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツ記録装置。
【請求項5】
1又は複数のコンテンツ、該コンテンツに関するコンテンツ情報、及び、後記目次情報を記録するための記憶部を備えるコンテンツ記録装置の動作プログラムであって、
外部記録媒体からコンテンツと目次情報とを読み出す読出ステップと、
該読出ステップによって読み出されたコンテンツを該記憶部に記録するコンテンツ記録ステップと、
該読出ステップによって読み出された目次情報を元に外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得する取得ステップと、
該取得ステップによって取得されたコンテンツ情報を、該記憶部に該コンテンツに対応付けて記録するコンテンツ情報記録ステップと、
該コンテンツ記録ステップによって該記憶部にコンテンツが記録される際に、該取得ステップによってコンテンツ情報を取得できたか否かを判断する判断ステップと、
該判断ステップによってコンテンツ情報を取得できたなかったと判断された場合、該目次情報を該記憶部に記録し、かつ、該コンテンツと該目次情報との対応関係を該記憶部に記録する目次記録ステップと、
該記憶部に該目次情報が記録されているか否かを判断する第2判断ステップとをコンピュータに実行させ、
該第2判断ステップによって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、該取得ステップが、該記憶部に記録されている該目次情報を元に該外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、該コンテンツ情報記録ステップが、該コンテンツと該目次情報との対応関係に従って、該コンテンツ情報をコンテンツに対応付けて記録する、コンテンツ記録プログラム。
【請求項6】
1又は複数のコンテンツ、該コンテンツに関するコンテンツ情報、及び、後記目次情報を記録するための記憶部を備えるコンテンツ記録装置におけるコンテンツ記録方法であって、
外部記録媒体からコンテンツと目次情報とを読み出す読出ステップと、
該読出ステップによって読み出されたコンテンツを該記憶部に記録するコンテンツ記録ステップと、
該読出ステップによって読み出された目次情報を元に外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得する取得ステップと、
該取得ステップによって取得されたコンテンツ情報を、該記憶部に該コンテンツに対応付けて記録するコンテンツ情報記録ステップと、
該コンテンツ記録ステップによって該記憶部にコンテンツが記録される際に、該取得ステップによってコンテンツ情報を取得できたか否かを判断する判断ステップと、
該判断ステップによってコンテンツ情報を取得できたなかったと判断された場合、該目次情報を該記憶部に記録し、かつ、該コンテンツと該目次情報との対応関係を該記憶部に記録する目次記録ステップと、
該記憶部に該目次情報が記録されているか否かを判断する第2判断ステップとを含み、
該第2判断ステップによって該記憶部に該目次情報が記録されていると判断された場合、該取得ステップが、該記憶部に記録されている該目次情報を元に該外部サーバから該コンテンツに関するコンテンツ情報を取得し、該コンテンツ情報記録ステップが、該コンテンツと該目次情報との対応関係に従って、該コンテンツ情報をコンテンツに対応付けて記録する、コンテンツ記録方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−181637(P2009−181637A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−19806(P2008−19806)
【出願日】平成20年1月30日(2008.1.30)
【出願人】(000000273)オンキヨー株式会社 (502)
【Fターム(参考)】