説明

コンバイン

【課題】サンバイザの収納状態と使用状態とのいずれの状態においても、作業能率の高いコンバインを提供する。
【解決手段】サンバイザ(28)は、天蓋体(28d)の先端を操縦部(6)における座席(22)よりも前側の部位の上方に臨ませた展開状態と、天蓋体(28d)を天蓋支持フレーム(28c)に沿わせて貯留装置(5)と操縦部(6)との間に下降させた格納状態とに切替可能な構成とする。また、貯留装置(5)の前側の部位を、前記操縦部(6)における後側の部位のよりも高く形成し、前記天蓋支持フレーム(28c)を、貯留装置(5)の前壁面(5a)の上部に設けた支持部材(29)に上下摺動自在に支持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、コンバインには、操縦者への日光の照射を避けたり、雨水や塵埃の飛散を防止するため、操縦部にサンバイザが設けられることがある。
そしてこのサンバイザは、コンバインを圃場間の移動に際してトラックの荷台等に搭載して運搬する場合や、非作業時期に車庫や納屋などに保管する場合に、機体の全高を下げるために低位置に位置変更可能に構成している。
【0003】
例えば、特許文献1には、操縦部における座席よりも後側の部位に下端部を支持したサンバイザを設け、このサンバイザの天蓋部を支持するアームを前後に回動させることで、天蓋部の高さを調節する技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、天蓋部を支持するアームに対して、天蓋部の前側部位を上下に回動可能とし、アームを中間部で屈曲自在に構成することで、不使用時にサンバイザを貯留装置の上側に退避させ、操縦者の操縦部への乗降の支障とならないように移動させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−65017号公報
【特許文献2】特開平11−42011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、天蓋部の高さを調節することはできるが、天蓋部を下降させた場合、座席と天蓋部との間に形成される空間が狭まり、操縦部への乗降が困難になったり、座席に着座した状態でコンバインの走行操作を行なうことが困難になる問題がある。
【0007】
また、特許文献2記載の技術では、貯留装置の上方に退避させた天蓋部によって貯留装置の上面が覆われ、この貯留装置の上面に設けられる点検窓や点検蓋から貯留装置の内部を視認することが困難となり、天蓋部を退避させた状態での刈取収穫作業において、貯留装置内の穀粒の状態や、貯留量を確認することができない。
【0008】
本発明は上記の課題を解決し、移動や刈取収穫作業を能率良く円滑に行なえるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上述課題を解決するために、次の技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、走行装置(2)の上側に設けた機体フレーム(1)の前側に刈取装置(4)を設け、機体フレーム(1)の上部に設けた脱穀装置(3)の側方に貯留装置(5)を設け、貯留装置(5)の前方に座席(22)を備える操縦部(6)を設けたコンバインにおいて、前記貯留装置(5)と操縦部(6)の間に配置され、前記座席(22)に対する高さを変更可能な天蓋支持フレーム(28c)と、該天蓋支持フレーム(28c)の上端部に基端部を回動自在に支持した天蓋体(28d)とを備えるサンバイザ(28)を設け、該サンバイザ(28)は、天蓋体(28d)の先端を操縦部(6)における座席(22)よりも前側の部位の上方に臨ませた展開状態と、天蓋体(28d)を天蓋支持フレーム(28c)に沿わせて貯留装置(5)と操縦部(6)との間に下降させた格納状態とに切替可能な構成としたことを特徴とするコンバインとした。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記貯留装置(5)の前側の部位を、前記操縦部(6)における後側の部位のよりも高く形成し、前記天蓋支持フレーム(28c)を、貯留装置(5)の前壁面(5a)の上部に設けた支持部材(29)に上下摺動自在に支持したことを特徴とする請求項1記載のコンバインとした。
【0011】
請求項3記載の発明は、前記貯留装置(5)の上面に点検窓(5b)を設け、前記座席(22)の座面の高さを、該座席(22)に着座した操縦者の視点が貯留装置(5)の上面よりも上方となる高さに設定し、前記サンバイザ(28)の格納状態において、座席(22)に着座した操縦者の視点と点検窓(5b)とを結んだ視線(A)よりも前記天蓋支持フレーム(28c)の上端部の方が低くなる構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインとした。
【0012】
請求項4記載の発明は、前記天蓋体(28d)は、基端側の第一天蓋体(28a)と、該第一天蓋体(28a)の先端側に回動自在に支持した第二天蓋体(28b)とから構成し、第二天蓋体(28b)の先端側の部位を第一天蓋体(28a)の基端側に接近させ、第二天蓋体(28b)の先端側の部位を天蓋支持フレーム(28c)に接近させた折畳み状態でサンバイザ(28)を格納する構成としたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のコンバインとした。
【0013】
請求項5記載の発明は、前記第二天蓋体(28b)は第一天蓋体(28a)側に設けた支持軸(31b)に回動自在に支持し、前記サンバイザ(28)の格納状態において、第二天蓋体(28b)の天蓋板(33a)が前記支持軸(31b)を挿んで前記天蓋支持フレーム(28c)と反対の側となる構成としたことを特徴とする請求項4記載のコンバインとした。
【発明の効果】
【0014】
請求項1記載の発明によれば、サンバイザ(28)を貯留装置(5)と操縦席(6)の間に格納することができ、サンバイザ(28)の格納状態と展開状態とのいずれの状態であっても、サンバイザ(28)が操縦部(6)への乗降の邪魔にならず、座席(22)に着座してコンバインの操縦を行なうことができるので、作業能率を向上させることができる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、操縦部(6)の上端部よりも高い貯留装置(5)の部位に支持部材(29)を設けたことで、この支持部材(29)と、展開状態における天蓋支持フレーム(28c)の上端部の距離を短くすることができ、サンバイザ(28)の支持剛性を高めることができる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、サンバイザ(28)を格納した状態で、座席(22)に着座した操縦者が貯留装置(5)の上面に設けた点検窓(5b)を容易に視認することができ、作業能率を更に高めることができる。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、サンバイザ(28)を、第一天蓋体(28a)と第二天蓋体(28b)とが折り畳まれた状態で、貯留装置(5)と操縦部(6)との間にコンパクトに収納することができる。
【0018】
請求項5記載の発明によれば、上記請求項4記載の発明の効果に加えて、支持軸(31b)と天蓋支持フレーム(28c)とを近接させた状態でサンバイザ(28)を格納することができ、サンバイザ(28)を更にコンパクトに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】コンバインの平面図
【図2】コンバインの側面図
【図3】サンバイザの展開状態を示すコンバインの側面図
【図4】サンバイザの側面図
【図5】サンバイザの側面図
【図6】サンバイザの要部を示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように本発明を実施するコンバインは、機体フレーム1の下側には左右一対のクローラ(走行装置)2、機体の上側に脱穀装置3を設け、該脱穀装置3の右側に貯留装置5とその前側の操縦部6を設け、機体前方には刈取装置4を設けられる。貯留装置5の後側には、該貯留装置5に一時貯留した穀粒を外部に排出する穀粒排出装置7を備える。なお、操縦部6の後述する座席22の上端部は貯留装置5上端よりも低い位置になるべく構成している。
(刈取装置)
刈取装置4は、この刈取装置4の前端部に位置し、植立穀稈を条列毎に分草する分草体14、複数基の上昇移動する複数のラグによって穀稈を起立させる引起装置15、引起装置15の後部で穀稈を狭持搬送する掻込装置(図示省略)、掻込装置の下側に位置し、掻込装置で狭持されている穀稈の株元を切断する刈刃装置16、掻込装置より穀稈を受け継いで機体後方に向けて穀稈を搬送する搬送装置(図示省略)を備え、搬送装置で搬送された穀稈は後述のフィードチェン10に引き継がれる。
【0021】
そして刈取装置4は後伝動フレーム12によって機体フレーム1に支持される。この後伝動フレーム12は後端部を機体フレーム1に回動自在に取付けられ、機体フレーム1と、後伝動フレーム12との間に設けた油圧シリンダ(図示省略)の伸縮によって、後伝動フレーム12の前端側を上下に回動させることで刈取装置4が上下に昇降する。また、後支持フレーム12の前端部には左右方向に沿わせた横伝動フレーム13の左右中間部位を連結している。横伝動フレーム13からは、複数の分草フレーム18を前方に向けて突設しており、この分草フレーム18の先端に前記分草体14を取り付けられる。
(脱穀装置及び貯留装置)
前記脱穀装置3は扱室などを含む上部の脱穀部と、下部の揺動選別棚等から成る選別部とで構成される。脱穀装置3の左右一側には穀稈の株元側を狭持して機体の後方へ搬送するフィードチェン10を備えている。フィードチェン10により狭持された穀稈の穂先側は前記脱穀部に挿入されて脱穀作用を受け、脱穀部で発生した穀粒や藁屑などの被処理物は下方の選別部で選別され、被処理物のうち、穀粒のみが貯留装置5に移送されて、一時的に貯留される。
(穀粒排出装置)
貯留装置5に貯留された穀粒は、穀粒排出装置7によって機外へ排出される。この穀粒排出装置7は、貯留装置5の底部に内装された螺旋軸と、この螺旋軸の搬送作用によって貯留装置5の後方へ取り出された穀粒を機体上方に向けて揚上する縦搬送筒19、引継搬送筒20、横搬送筒21によって横搬送筒21の先端部の排出口21aから排出される。なお、縦搬送筒19と引継搬送筒20、横搬送筒21には搬送用螺旋軸を内装しており、これらの搬送用螺旋軸は、貯留装置5の底部の螺旋軸を駆動することで、連動して駆動される。
(操縦部)
操縦部6にはオペレーターが着座する為の座席22が設けられる。この座席22の前方には、前部操作パネル23、座席22の左側には側部操作パネル24が設けられる。前部操作パネル23の左右中央部には表示ディスプレイ25を備え、その右側にマルチレバー26を備える。そして、側部操作パネル24には、変速レバー27を備える。
【0022】
前記マルチレバー26を前後の傾動させることで刈取装置4を上下に昇降させ、左右の傾動操作によっては、左右のクローラ2に駆動速度差を与えて機体を旋回させる。
変速レバー27は、これの前後の傾動操作によって、クローラ2の駆動速度を、前進から後進に亘って変速するものである。
(サンバイザ)
操縦部6の上方にはサンバイザ28を設けられている。そして、サンバイザ28は、操縦部6の上方を覆う展開状態と操縦部6と前記貯留装置5との間に収納した格納状態とに切替可能な構成である。
【0023】
このサンバイザ28は図3に展開状態を示すように、天蓋支持フレーム28cと、この天蓋支持フレーム28cの先端に支持される第一天蓋体28aとこの第一天蓋体28aの前端部に取り付けられた第二天蓋体28bとから構成される。天蓋支持フレーム28cは貯留装置5の前壁面5aに固定された支持部材29に褶動自在に支持され、支持部材29に形成した挿孔30aと、天蓋支持フレーム28cの上側位置及び下側位置に形成した係支孔30bとにピン等の係支具を挿通することで、サンバイザ28の上下移動が規制される。なお、係支孔30bの数は3カ所以上としてもよく、任意の位置で固定できる構成としても良い。
【0024】
なお、サンバイザ28は格納状態において上端部が、機体の最も高い部位(本実施例においては排出装置7の先端部である)よりも低い高さとなる。すなわち、図2に示すように、座席22に着座した操縦者の視点と、貯留装置5の上面に設けた点検窓5bとを結んだ視線Aよりも、サンバイザ28の上端(より具体的には、後述の後部支持軸31a)が低い位置となるため、点検窓5bの視認性が良好である。
【0025】
また、格納状体のサンバイザ28の上端部が貯留装置5の上端部よりも下側まで下降可能としてもよく、そのようにすることで、貯留装置5の上面に設けられた点検窓5bから貯留装置5の内部を容易に視認できる。また、点検窓5bに代わり開閉可能な点検蓋を設けてもよく、その場合においてもサンバイザ28を格納状態とすることで、操縦席からこの点検蓋の開閉を容易に行なうことができる。
(天蓋体)
次に、天蓋体28dの構造について図4から図6に基づき説明する。
【0026】
天蓋体28dは第一天蓋体28aと第二天蓋体28bとから構成される。第一天蓋体28aは、天蓋支持フレーム28cの上端部に、第一天蓋体28a側の後部支持軸31aを回動自在に支持されており、デテント機構により、所定位置で固定することができる。具体的には、側面視で天蓋支持フレーム28cに沿う収納姿勢と、天蓋支持フレーム28cと所定の夾角をもって前方に張出す展開姿勢とに切り替えることができ、展開姿勢においては、水平面と略並行を成す姿勢とこれよりも前下がり、前上がりの姿勢で固定することができる。(図5)
第一天蓋体28aにおける、前記後部支持軸31aとは反対の側の端部には、前部支持軸(支持軸)31bが一体的に設けられ、この前部支持軸31bに、第二天蓋体28bを回動自在に取り付けられている。そして、前述したものと同様のデテント機構により、第二天蓋体28bの先端部が前記後部支持軸31a側を向く収納姿勢と、先端部が前部支持軸31bを挟んで後部支持軸31aとは反対側を向く展開姿勢とに変更でき、更に、この展開姿勢における第一天蓋体28aに対する角度を微調整することができる。
【0027】
第一天蓋体28a及び第二天蓋体28bの構造について更に説明を加えると、第一天蓋体28aは、左右端部とその中間部の第一天蓋フレーム32bと、前記後部支持軸31aと、前部支持軸31bとにより枠組が形成され、前記展開姿勢における枠組の上部となる位置に第一天蓋板32aを設けられている。
【0028】
そして、第二天蓋体28bは、前後フレーム部とこれを左右に繋ぐ左右フレーム部からなる第二天蓋フレーム33bを備え、この第二天蓋体28bの展開姿勢における第二天蓋フレーム33bの下部に第二天蓋板33aが設けられている。
【0029】
即ち、サンバイザ28を収納するためには、第二天蓋体28bの先端側が第一天蓋体28aの後部支持軸31a側を向くように回動させ、その状態で第一天蓋体28aを天蓋支持フレーム28cに沿わせるように回動させるのであるが、上記の構成によれば、第一天蓋板32a及び第二天蓋板33aが、前記前部支持軸31bに対して天蓋支持フレーム28cとは反対側に位置することとなるため、収納状態のサンバイザ28の前後方向の幅を極力小さくすることができる。
【符号の説明】
【0030】
1 機体フレーム
2 走行装置(クローラ)
3 脱穀装置
4 刈取装置
5 貯留装置
5a 前壁面
5b 点検窓
6 操縦部
22 座席
28 サンバイザ
28a 第一天蓋体
28b 第二天蓋体
28c 天蓋支持フレーム
28d 天蓋体
29 支持部材
31b 支持軸(前部支持軸)
A 視線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行装置(2)の上側に設けた機体フレーム(1)の前側に刈取装置(4)を設け、機体フレーム(1)の上部に設けた脱穀装置(3)の側方に貯留装置(5)を設け、貯留装置(5)の前方に座席(22)を備える操縦部(6)を設けたコンバインにおいて、
前記貯留装置(5)と操縦部(6)の間に配置され、前記座席(22)に対する高さを変更可能な天蓋支持フレーム(28c)と、該天蓋支持フレーム(28c)の上端部に基端部を回動自在に支持した天蓋体(28d)とを備えるサンバイザ(28)を設け、
該サンバイザ(28)は、天蓋体(28d)の先端を操縦部(6)における座席(22)よりも前側の部位の上方に臨ませた展開状態と、天蓋体(28d)を天蓋支持フレーム(28c)に沿わせて貯留装置(5)と操縦部(6)との間に下降させた格納状態とに切替可能な構成としたことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
前記貯留装置(5)の前側の部位を、前記操縦部(6)における後側の部位のよりも高く形成し、前記天蓋支持フレーム(28c)を、貯留装置(5)の前壁面(5a)の上部に設けた支持部材(29)に上下摺動自在に支持したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記貯留装置(5)の上面に点検窓(5b)を設け、前記座席(22)の座面の高さを、該座席(22)に着座した操縦者の視点が貯留装置(5)の上面よりも上方となる高さに設定し、前記サンバイザ(28)の格納状態において、座席(22)に着座した操縦者の視点と点検窓(5b)とを結んだ視線(A)よりも前記天蓋支持フレーム(28c)の上端部の方が低くなる構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記天蓋体(28d)は、基端側の第一天蓋体(28a)と、該第一天蓋体(28a)の先端側に回動自在に支持した第二天蓋体(28b)とから構成し、第二天蓋体(28b)の先端側の部位を第一天蓋体(28a)の基端側に接近させ、第二天蓋体(28b)の先端側の部位を天蓋支持フレーム(28c)に接近させた折畳み状態でサンバイザ(28)を格納する構成としたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記第二天蓋体(28b)は第一天蓋体(28a)側に設けた支持軸(31b)に回動自在に支持し、前記サンバイザ(28)の格納状態において、第二天蓋体(28b)の天蓋板(33a)が前記支持軸(31b)を挿んで前記天蓋支持フレーム(28c)と反対の側となる構成としたことを特徴とする請求項4記載のコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−231715(P2012−231715A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−101581(P2011−101581)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】