説明

コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリ

本発明の実施形態は、コース向きの活動のためのビデオ画像アセンブリに関して、技術の欠点に対処し、コースパフォーマンスのビデオ再生のための、タイムスタンプされた画像アセンブリに対して、方法、システムおよびコンピュータプログラムプロダクトを提供する。本発明の実施形態において、タイムスタンプされた画像アセンブリのための方法は、動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得することと、異なる画像のそれぞれにタイムスタンプすることとを含むことができる。方法はまた、動く対象が活動コースを横切るときに、動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得することを含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【発明の背景】
【0001】
発明の分野
本発明は、ビデオ再生のための画像アセンブリの分野に関連し、より詳細には、コースパフォーマンスのビデオ再生のための画像アセンブリに関連する。
【0002】
関連技術の説明
画像は、経験の再生の欠くことができない部分を形成している。かつて、ほとんどの一般の人または他の人は、休暇、イベントまたは他の種類の経験を思い出すために、写真およびホームビデオに依拠してきた。デジタルビデオカメラ撮影を含む、デジタル画像の出現は、さらに、過去の経験を記録および再生するために、多くの人に対して機会を開いている。従来のビデオカメラ撮影は、デジタルビデオカメラのような適切なビデオ取り込みデバイスによる、ライブビデオ画像の取り込みだけに依拠している。個々のフレームの編集をほとんどしないことは、後の再生のために生の場面だけを残す結果となるであろう。しかしながら、上級の愛好家およびプロのビデオ撮影家は、生の場面をビデオ画像の所望の配列にダイスおよびスライスするために、自由に利用可能なビデオ編集ツールを利用する。
【0003】
ビデオ撮影はまた、スポーツのパフォーマンスのトレーニングおよび分析の状況において、優れたツールであることを実証している。多くのスポーツの試みは、活動のビデオ画像の、活動後のレビューの利益の恩恵を受ける。例は、野球選手のスイングの、テニスまたはゴルフの選手のスイングの、スカイダイバーのフォームの、もしくは、フットボールまたはサッカーのチームあるいはダンスの一隊のような選手一団のパフォーマンスの、ビデオ再生を含む。ほとんどのケースにおいて、問題になっている活動の適切な視界を提供するのに、単一のカメラで十分である。しかしながら、例えば、ボートこぎのイベントや、マラソンまたは自転車レースや、自動車レースや、これらに類似するもののような、いくつかの活動は、実質上大きな地理的エリアを必要とする。これらの環境においては、事前に配置された、複数の異なるカメラが必要とされるであろう。
【0004】
再生のために、複数の異なるカメラが、活動を適切に記録することを要求されるとき、異なるカメラからの異なる画像を一緒に接合することは、極度に疲労させるプロセスとなる可能性がある。職業的に記録された活動に対して、各フレームを手動で詳細に調べて、他のカメラからの他のフレームと接合して、合成ビデオを生成させることができる、十分なポストプロダクションの機能が必要とされるであろう。多くのケースにおいて、異なるカメラからのフレームを単一のビデオに接合することを回避するために、並べられた異なる視界における、異なるカメラからのフレームを統合する選択が、ただ単に実施される。しかしながら、そうすることは、複雑なビデオ再生体験を生じさせ、ビデオのレビューは、改善の余地を残す。
【発明の簡単な概要】
【0005】
本発明の実施形態は、コース向きの活動に対するビデオ画像アセンブリに関して、技術の欠点に対処し、コースパフォーマンスのビデオ再生のための、タイムスタンプされた画像アセンブリに対して、新規で明白でない方法、システムおよびコンピュータプログラムプロダクトを提供する。本発明の実施形態において、タイムスタンプされた画像アセンブリのための方法は、動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得することと、異なる画像のそれぞれにタイムスタンプすることとを含むことができる。方法はまた、動く対象が活動コースを横切るときに、動く対象に対する、位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得することを含むことができる。最後に、方法は、画像のそれぞれに対するタイムスタンプを、動く対象の、獲得された位置およびタイムスタンプのデータに相関させることにより決定された、画像の単一シーケンス中の位置により、シーケンス中で、異なるカメラから獲得された異なる画像を組み立てることを含むことができる。
【0006】
本発明の別の実施形態において、コースパフォーマンスのビデオ再生のための、タイムスタンプされた画像アセンブリに対して、ビデオアセンブリデータ処理システムを構成できる。システムは、オペレーティングシステムの実行をサポートするホストコンピュータと、活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの、対応するタイムスタンプを有する異なる画像を獲得する、ホストオペレーティングシステム中で実行する画像獲得アプリケーションとを含むことができる。システムはまた、活動コースを横切る動く対象の異なる位置にそれぞれ対する異なるタイムスタンプを含む、タイムスタンプ/位置テーブルを含むことができる。最後に、システムは、タイムスタンプされた画像アセンブリモジュールを含むことができる。モジュールは、画像のそれぞれに対するタイムスタンプを、タイムスタンプ/位置テーブル中の、動く対象の位置およびタイムスタンプのデータに相関させることにより決定された、画像の単一のシーケンス中の位置により、シーケンス中で、異なるカメラから獲得された異なる画像を組み立てるようにイネーブルにされたプログラムコードを含むことができる。
【0007】
本発明のさらなる観点は、後に続く説明中で部分的に示され、部分的に、説明から明白であり、または、本発明の実施により学ばれるかもしれない。本発明の観点は、添付された特許請求の範囲中で特に示した、要素の手段および組み合わせにより実現および達成されるであろう。上述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、単に、例示的かつ説明的であり、請求される発明を限定するものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を図示し、詳細な説明とともに、本発明の原理を説明するように機能を果たす。ここで図示される実施形態は、現在好ましいものであるが、本発明は、示される正確な構成および手段に限定されないことが理解される。
【図1】図1は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対するプロセスの実体図である。
【図2】図2は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対して構成されているビデオアセンブリデータ処理システムの概略図である。
【図3】図3は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対するプロセスを説明するフローチャートである。
【発明の詳細な説明】
【0009】
本発明の実施形態は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対する方法、システムおよびコンピュータプログラムプロダクトを提供する。本発明の実施形態にしたがうと、活動のためのコースを横切る、動く対象の画像を、コースのまわりの異なる場所における異なるカメラから獲得できる。一例として、画像を獲得するカメラの地理的位置を提供するGPS信号に埋め込まれた時間データから獲得されるか、または、GPS信号に同期した内部クロックを介して獲得される、タイムスタンプに関連して、各画像を獲得できる。
【0010】
同時に、動く対象に結合されたGPS受信機に送信されるGPS信号中の情報により重ねて獲得される、位置に対するタイムスタンプと共に、動く対象の位置を繰返し記憶させることができる。オプションとして、動く対象に結合されたカメラにより、画像を取り込むことができる。その後、画像を、タイムスタンプに相関する、動く対象の位置にしたがってソートして、ビデオ再生のための単一シーケンス画像中に整列させることができる。このようにして、異なる画像の、退屈な手動のポストプロダクションの接合を必要とせずに、単一のビデオ再生シーケンスを自動的に組み立てることができる。
【0011】
実例として、図1は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対するプロセスを図によって示す。図1中で示されているように、乗り物、人または動物のような、動く対象120が、自動車のトラックや、競馬のトラックまたはドッグレーストラックや、サイクリングまたはスノースキーのコースや、軍事演習のための戦場や、これらに類似するもののような、活動のためのコース110を横切ることができる。例えば、GPS衛星140のコンステレーションと通信する(示していない)GPS受信機を介してカメラ130のそれぞれに提供される、既知の地理的位置において、異なるカメラ130をそれぞれコース110のまわりに位置付けることができる。さらに、カメラ130のそれぞれは、1つの地理的位置から別の地理的位置に及ぶ、コース110の視野190を有することができる。さらに、1つ以上の付加的なカメラ130を、動く対象120に関して位置付けることができる。対応するタイムスタンプ160Aに加えて、動く対象120の同時発生の地理的位置170の、GPS衛星140からのリアルタイムでの獲得を可能にするために、付加的なカメラ130は、(示していない)GPS受信機を含むことができる。
【0012】
動く対象120がコース110を横切るとき、動く対象120がカメラ130のそれぞれの視野190内を通るときの動く対象120の画像150を獲得できる。注目すべきは、視野190は固定でき、または、視野190は、カメラ130のうちの1つ以上に含まれているデジタルまたは光学のズーム機能により、可変制御できることである。この事については、視野190は、視野190内で可視であることが知られている位置の範囲を基準として、動く対象120の位置を検出することに応答して、可変制御できる。画像150のそれぞれは、画像獲得の時間における、画像150に関係付けられているタイムスタンプ160Bを含むことができる。画像150のタイムスタンプ160Bを、タイムスタンプ160Aに対する、動く対象120の以前に記憶された地理的位置170に相関させることにより、タイムスタンプ160Bに関して、動く対象120の位置170を決定して、画像150に関係付けることができる。その後、画像150を、位置170にしたがってソートして、画像の単一シーケンス180中に整列させることができる。したがって、画像の単一シーケンス180を再生して、コース110を横切る動く対象120のビデオ再生を提供できる。
【0013】
図1に関して記述したプロセスは、ビデオアセンブリデータ処理システム内で具現できる。さらなる実例として、図2は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対して構成されているビデオアセンブリデータ処理システムの概略図である。システムは、オペレーティングシステム260の実行をサポートするホストコンピューティングシステム210を含むことができ、コースのまわりに配置され、例えば、ワイヤバウンドネットワーク接続を介して、または、それぞれのワイヤレストランシーバ250を介して、コンピュータ通信ネットワーク220に結合される、複数の異なるカメラ230に対して、コンピュータ通信ネットワーク220を通して結合するように構成できる。オプションとして、カメラのそれぞれは、さらに、GPSロケーションデバイス240に結合できるが、動く対象がコースを横切るときに、動く対象に対する位置およびタイムスタンプの両方を繰返し獲得するようにイネーブルにされるGPSロケーションデバイスのような位置特定システムを有する動く対象に結合するように、カメラのうちの少なくとも1つを構成できる。
【0014】
オペレーティングシステム260は、コンピュータ通信ネットワーク220を通して異なるカメラ230からの画像を獲得するように構成されている画像獲得アプリケーションの実行をサポートできる。画像のそれぞれは、画像の獲得の時間におおよそ対応しているタイムスタンプを少なくとも含むことができる。タイムスタンプされた画像アセンブリモジュール280は、画像獲得アプリケーション270に結合できる。タイムスタンプされた画像アセンブリモジュール280は、タイムスタンプ/位置テーブル290中に記憶するために、動く対象に関係付けられている、カメラ230のうちの少なくとも1つからのタイムスタンプおよび位置のデータを受け取るようにイネーブルにされるプログラムコードを含むことができる。さらに、タイムスタンプ/位置テーブル290を参照することにより、カメラ230から受け取った異なる画像に対するタイムスタンプを、動く対象の位置に相関させるように、プログラムコードをイネーブルにすることができる。最後に、相関された位置にしたがって、異なる画像のそれぞれを整列させるように、プログラムコードをイネーブルにすることができる。このようにして、コースを横切る動く対象のビデオ再生を、異なるカメラ230により獲得された異なる画像から組み立てることができる。
【0015】
タイムスタンプされた画像アセンブリモジュール260の動作のさらなる実例として、図3は、コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対するプロセスを説明するフローチャートである。ブロック305において開始し、活動のコースのまわりに配置されたカメラを作動させて、カメラのそれぞれの視野内で画像を獲得できる。オプションとして、カメラを動作させて、動く対象からの画像を獲得し、さらに、動く対象に対する時間および位置のデータを獲得できる(けれども、GPS受信機のような、動く対象に結合される位置特定デバイスを介して、時間および位置のデータを獲得できる限り、カメラを動く対象に結合する必要がないことを理解すべきである)。
【0016】
ブロック310Aにおいて、動く対象が活動コースを横切るとき、動く対象の位置に対して、位置およびタイムスタンプを獲得できる。また、ブロック310Bにおいて、動く対象のカメラのうちの1つ以上により、1つ以上の画像を獲得できる。この点に関して、カメラのそれぞれは、画像を連続して獲得でき、または、カメラのそれぞれは、カメラの視野内に、動く対象の存在を検出したときだけ画像を獲得できる。オプションとして、動く対象が、カメラの所定の1つの視野内を通るときに、カメラのレンズの焦点距離を自動的に増加させて、動く対象をクローズアップすることができ、それにより、動く対象のより近い画像を提供できる。いずれの状況においても、ブロック320Aにおいて、動く対象に対して獲得された位置およびタイムスタンプのデータを、タイムスタンプおよび位置のテーブルに記憶させることができ、ブロック320Bにおいて、画像を、画像のデータ記憶装置に記憶させることができ、各画像は、画像取得に対するタイムスタンプと、オプションとして、画像を取得したカメラの識別および/または位置とを列挙するメタデータとともに記憶される。
【0017】
ブロック330において、動く対象が、コースの横切りを完了しているかどうかを決定できる。完了していない場合、プロセスは、ブロック310Aおよび310Bを通して繰り返すことができる。さもなければ、プロセスは、ブロック340を通って継続できる。ブロック340において、ソートされた順序で画像を記憶させるために、画像のシーケンスを初期化することができ、ブロック350において、画像のデータ記憶装置中の第1の画像を、処理のために取得できる。ブロック360において、取得した画像に対するタイムスタンプを決定でき、ブロック370において、タイムスタンプ/位置テーブルを参照することにより、タイムスタンプを、コース上の動く対象の位置に相関させることができる。ブロック380において、相関された位置に対応した順序で、取得した画像を画像のシーケンスに挿入できる。その後、ブロック390において、データ記憶装置中のさらなる画像が、これから処理されなければならない場合、ブロック410において、データ記憶装置中の次の画像を処理のために取得でき、ブロック360を通してプロセスを繰り返すことができる。さもなければ、プロセスは、ブロック400で終了でき、コースを横切る動く対象のビデオ再生を表す画像のシーケンスが結果として生じる。
【0018】
図3に関して記述したプロセスは、タイムスタンプされた画像アセンブリに対する、1つの可能性のあるアルゴリズムの例示にすぎず、多少の効率の他のアルゴリズムが可能であることを当業者は理解するであろう。例は、タイムスタンプにより、または、位置により、画像のデータ記憶装置中のすべての画像をソートすることを含む。さらに、GPSにより供給されるタイムスタンプ情報は、タイムスタンプを画像に一様に適用する1つの方法だけを表し、他の方法は、コースのまわりに配置されたカメラのそれぞれに対して同期されたクロックの使用を含むことで十分であることを認識すべきである。
【0019】
本発明の実施形態は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、または、ハードウェアおよびソフトウェアの要素の両方を含む実施形態の形態をとることができる。好ましい実施形態において、本発明は、ソフトウェアで実現され、ソフトウェアは、ファームウェア、常駐型ソフトウェア、マイクロコードおよびこれらに類似するものを含むが、これらに限定されない。さらに、本発明は、コンピュータまたは任意の命令実行システムにより使用する、または、それらに関して使用するプログラムコードを提供するコンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ読み取り可能媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムプロダクトの形態をとることができる。
【0020】
この説明のために、コンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ読み取り可能媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスにより使用する、または、これらに関して使用するプログラムを含み、記憶し、伝達し、伝播し、または、移送できる任意の装置とすることができる。媒体は、電子の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム(または装置またはデバイス)あるいは伝播媒体とすることができる。コンピュータ読み取り可能媒体の例は、半導体メモリまたはソリッドステートメモリ、磁気テープ、リムーバブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスクおよび光ディスを含む。光ディスクの現在の例は、コンパクトディスク−読み出し専用メモリ(ROM)と、コンパクトディスク−読み出し/書き込み(CD−R/W)と、DVDとを含む。
【0021】
プログラムコードを記憶および/または実行するのに適したデータ処理システムは、システムバスにより、メモリ要素に直接的にまたは間接的に結合されている、少なくとも1つのプロセッサを含むであろう。メモリ要素は、プログラムコードの実際の実行中に用いられるローカルメモリと、大容量記憶装置と、キャッシュメモリとを含むことができ、キャッシュメモリは、実行中に大容量記憶装置からコードを取得しなければならない回数を低減させるために、少なくともいくつかのプログラムコードの一時的な記憶を提供する。入力/出力すなわちI/Oデバイス(キーボード、ディスプレイ、ポインティングデバイスなどを含むが、これらに限定されない)は、直接的に、または、介在するI/O制御装置により、システムに結合できる。ネットワークアダプタをシステムに結合して、介在するプライベートまたはパブリックネットワークによって、他のデータ処理システムあるいはリモートのプリンタまたは記憶デバイスに結合されるようになるように、データ処理システムをイネーブルにしてもよい。モデム、ケーブルモデムおよびイーサネット(登録商標)カードは、現在利用可能なネットワークアダプタのタイプの、ほんのいくつかである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイムスタンプされた画像アセンブリのための方法において、
動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得することと、
前記異なる画像のそれぞれにタイムスタンプすることと、
前記動く対象が前記活動コースを横切るときに、前記動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得することと、
前記異なる画像のそれぞれに対するタイムスタンプを、前記動く対象の獲得された位置およびタイムスタンプのデータに相関させることにより決定された、画像の単一のシーケンス中の位置により、前記シーケンス中で、前記異なるカメラから獲得された前記異なる画像を組み立てることとを含む方法。
【請求項2】
前記動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得することは、前記動く対象に結合されたカメラからの画像を追加として獲得することをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得することは、前記動く対象が前記カメラのうちの少なくとも1つの視野内を通るときに、前記カメラのうちの少なくとも1つのレンズの焦点距離を変更することをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記異なる画像のそれぞれにタイムスタンプすることは、前記異なる画像のそれぞれに対して、前記異なるカメラのうちの獲得している1つにおいて受信したグローバルポジショニングシステム(GPS)信号からタイムスタンプを抽出することを含む請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記動く対象が前記活動コースを横切るときに、前記動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得することは、前記動く対象が前記活動コースを横切るときに、前記動く対象に対するグローバルポジショニングシステムデータを介して、前記動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得することを含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記活動コースを横切っている前記動く対象のビデオ再生として、前記画像の単一のシーケンスを再生することをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項7】
コースパフォーマンスのビデオ再生のためのタイムスタンプされた画像アセンブリに対して構成されているビデオアセンブリデータ処理システムにおいて、
前記システムは、
オペレーティングシステムの実行をサポートするホストコンピュータと、
活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの、対応するタイムスタンプを有する異なる画像を獲得し、前記ホストオペレーティングシステム中で実行する画像獲得アプリケーションと、
前記活動コースを横切る動く対象の異なる位置にそれぞれ対する異なるタイムスタンプを含むタイムスタンプ/位置テーブルと、
前記異なる画像のそれぞれに対するタイムスタンプを、前記タイムスタンプ/位置テーブル中の前記動く対象の位置およびタイムスタンプのデータに相関させることにより決定された、画像の単一のシーケンス中の位置により、前記シーケンス中で、前記異なるカメラから獲得された前記異なる画像を組み立てるようにイネーブルにされるプログラミングコードを含むタイムスタンプされた画像アセンブリモジュールとを具備するシステム。
【請求項8】
前記活動コースは、レーストラックである請求項7記載のシステム。
【請求項9】
前記活動コースは、サイクリングまたはスノースキーのコースである請求項7記載のシステム。
【請求項10】
前記カメラのうちの少なくとも1つは、前記動く対象に結合され、かつ、獲得された位置および対応するタイムスタンプを前記タイムスタンプ/位置テーブルに繰返し提供するグローバルポジショニングシステム(GPS)受信機に結合されている請求項7記載のシステム。
【請求項11】
タイムスタンプされた画像アセンブリのためのコンピュータ使用可能プログラムコードを組み入れているコンピュータ使用可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータプログラムプロダクトは、
動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの、タイムスタンプされた異なる画像を獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードと、
前記動く対象が前記活動コースを横切るときに、前記動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードと、
前記異なる画像のそれぞれに対するタイムスタンプを、前記動く対象の獲得された位置およびタイムスタンプのデータに相関させることにより決定された、画像の単一のシーケンス中の位置により、前記シーケンス中で、前記異なるカメラから獲得された前記異なる画像を組み立てるためのコンピュータ使用可能プログラムコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項12】
前記動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードは、前記動く対象に結合されたカメラからの画像を追加として獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードをさらに含む請求項11記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項13】
前記動く対象により横切られる活動コースのまわりに配置された異なるカメラからの異なる画像を獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードは、前記動く対象が前記カメラのうちの少なくとも1つの視野内を通るときに、前記カメラのうちの少なくとも1つのレンズの焦点距離を変更するためのコンピュータ使用可能プログラムコードをさらに含む請求項11記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項14】
前記動く対象が前記活動コースを横切るときに、前記動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードは、前記動く対象が前記活動コースを横切るときに、前記動く対象に対するグローバルポジショニングシステムデータを介して、前記動く対象に対する位置およびタイムスタンプのデータを繰返し獲得するためのコンピュータ使用可能プログラムコードを含む請求項11記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項15】
前記活動コースを横切っている前記動く対象のビデオ再生として、前記画像の単一のシーケンスを再生するためのコンピュータ使用可能プログラムコードをさらに含む請求項11記載のコンピュータプログラムプロダクト。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2012−512608(P2012−512608A)
【公表日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542273(P2011−542273)
【出願日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際出願番号】PCT/US2009/067561
【国際公開番号】WO2010/077772
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【出願人】(511148592)スカイホーク・テクノロジーズ,エルエルシー (3)
【Fターム(参考)】