説明

コード収納整理具

【課題】電気コードをコンパクトに収納整理する。
【解決手段】底蓋を2重にして、その中央に支軸付き回転体2が収まる空間を設けて、この空間に支軸付き回転体を嵌め込み、支軸の先端には手動で回す為の回転体4を取り付け、この回転体には、コードを支軸に巻き込む為に必要なコード掛け溝5を設け、支軸付き回転体と支軸の先端に取り付けた回転体は連動する事で支軸にコードを巻き込むようにした。巻き込んだ回転体は、キャツプでセツトされるので、従来のようなコードの余分な部分を紐などで束ねる必要もなくキャツプの中にコンパクトに収納され、キャツプの色を区別することで判別もでき、美的に優れ又能率的である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
電気コードをコンパクトに収納する為の発明品で底蓋を2重にしその中には支軸付き回転体が回転できる為の空間を設け、この支軸付き回転体は上部の回転体と伝動する事で支軸にコードを巻き込むようにした。
【背景の技術】
【0002】
従来はコードは余分な部分は紐で束ねたり、そのまま縺れたようにして置かれているのが普通であり、発明品のような物は現在見当らない。
【発明の開始】

【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来までの問題点
(1) コードを使用する箇所により、余分な部分は紐などで束ねて結んだり、そのままの状態で置かれていたので、コードに躓き、又仕事のうえで障害であった。
(2) 従来は例えば5mのもので余分な部分は束ねたり、そのままの状態で使用されていたが、発明品があれば必要に応じ伸縮が出来るので無駄なくコードの利用が出来て、美的に優れ危険防止と、能率的でもある。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
発明品のコード収納整理具の底の部分は下蓋と上蓋を重ね合わせたものでその両蓋の中の部分に回転体用の空間を設け回転体には支軸を固定し上蓋の中心の穴を支軸が通りその支軸の先に手動用の回転体を固定する。手動用の回転体を回すことによりコードは支軸に巻かれて、必要な部分だけが収納ケースよりのびて使用出来るので従来のような煩雑さもなく多くの利点がある。またコードを回転体で巻きやすくする為に手動用の回転体の一箇所にコード巻き用溝を設け、収納ケースの底の部分にもコード止めの溝をつけ、キャツプが綺麗に蓋が出来る為の隙間を設けた。
【発明の効果】
【0005】
コードをコンパクトに収納することで有る程度の長いものでも必要に応じて自由に伸縮が出来るので無駄がなく整理の上でも役立ち、多くの電気製品の各コードもキャツプの色を区別する事で使用コードの判別も容易であり、美的にも優れた効果をもたらす事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明品はコードを収納整理具に収納するもので、コードを必要なだけ伸縮ができので、ある程度の長さのコードがあればその範囲で自由に使用ができ経済的でもある。今日のように電気製品を多く使う時代では、コードが煩雑で整理上苦労するが、発明品の使用によりコードの整理も簡単にでき美的にも優れキャツプの色分けをすることでコードの仕分けと判別が簡単にでき能率的でもある。
【実施例】
【0007】
本発明品のような類似した物はないので、ダンボウルなどで試作品にて使用したところ、簡単に回転体を回して支軸にコードを巻き込むことが出来た。
【産業上の利用可能性】
【0008】
電気製品は、現在は、生活上の必儒品であるから特に室内の狭いところでは発明品のような整理品は貴重であり整理することで能率も上るだけに産業上の利用価値は極めて大きものがある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の部品図
【図2】本発明のキャツプとコード用窓図
【図3】本発明のキャツプした図
【図4】本発明の斜視図
【符号の説明】
【00010】
1 底蓋A
2 支軸付き回転体(イ)オスネジ
3 底蓋B
4 回転体(ロ)メスネジ
5 コード巻き用溝
6 コード止め溝
7 キャツプとコード窓
8 底蓋A、Bのネジ止め

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気コードの収納用の為の発明品で、底蓋と支軸と回転体とキャツプで構成されたものであるが、底蓋は2重になり下の部分と上の部分の中央には空間を設け、その空間に支軸付き回転体を設ける。この取り付けの作業は、回転体付き支軸に2重の底蓋の上の部分を差込み、次に底蓋の上下を合せ固定する。支軸の上部には手動用の回転体を取り付けるのであるがこの支軸にコードを巻き込むため底蓋と上部の回転体との間には充分なコード巻き込むスペスを設け、この回転体は手で回しコードを支軸に巻き込む為底蓋に取り付けた回転体よりかなり大きいもので、支軸にコードを巻き込んだらコードがみだれないようにキャツプでセツトした物を特徴とするコード収納整理具。
【請求項2】
底蓋は下部と上部に分れその中に支軸付き回転体を取り付ける。取り付けたら下部と上部を合せて固定する。底蓋の上の1部にコード用の溝をつけ、上部の回転体の1部にコードを巻くためのコード巻き用溝を設け、また全体を包む為のキャツプには2箇所にコード用の隙間を設けたことを特徴とするコード収納整理具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−47417(P2010−47417A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−241686(P2008−241686)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【出願人】(504011380)
【Fターム(参考)】