説明

サイト連携方法

【課題】複数のサイトの情報を利用する場合の利便性を向上させること。
【解決手段】SNSサーバ10が商用サイトサーバ20へ予め記憶された検索条件を送信し、送信された検索条件に該当する記事を商用サイトサーバ20が検索し、検索された記事の一覧を商用サイトサーバ20がSNSサーバ10へ送信し、SNSサーバ10が、会員に対して表示する画面に、送信された一覧を含め、画面において、一覧に含まれる記事の1つが選択された場合に、商用サイトサーバ20がその記事の内容の表示を会員に対して表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数のサイトを連携させるサイト連携方法に関し、特に、複数のサイトの情報を利用する場合の利便性を向上させることを可能にするサイト連携方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、日記や個人情報などをインターネット上で公開するソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」という)が広く利用されるようになっている。SNSは、通常、会員制のサービスであり、会員として登録されているユーザのみが、SNSサイトにログインして、自身の日記を書いたり、他の会員の日記や個人情報を閲覧したりすることができる。
【0003】
SNSにおいては、会員が日記等で紹介した店舗がSNS内で評判となり、その結果、その店舗の来客数が増大することがしばしばある。このようにSNS内での口コミ情報が実店舗の来客数の伸びにつながり易いのは、SNSは会員制である上に、日記等の公開によって、店舗の紹介をする会員の趣味嗜好が明らかになっているため、その会員の紹介する内容に信用がおけるからである。
【0004】
このような口コミ情報の効果を活用するために、店舗の関係者には、自らの店舗についてSNSで積極的に情報発信を行いたいという要望がある。しかし、SNSにおいて店舗の関係者自身が店舗について積極的に宣伝活動を行うことは、一般的には、好ましくないと思われている。営利目的の記事と非営利目的の記事が区別不能な態様で混在することは、ユーザの混乱を招き、各種のトラブルの原因となるからである。
【0005】
そこで、トラブルの発生を抑えつつ、店舗の関係者が店舗についてSNSで積極的に情報発信を行うことを可能にするため、宣伝行為が禁止されているSNSと、宣伝行為が許可されているSNSとを別個に設けることが考えられる。複数のSNSを容易に切り換えて利用することを可能にする技術(特許文献1参照)を用いれば、ユーザは、このような性質の異なるSNSの間を容易に行き来することができる。
【0006】
【特許文献1】特開2008−27095号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記の従来技術は、単にログインするSNSを切り換えるだけのものであり、宣伝行為が禁止されているSNSの情報と、宣伝行為が許可されているSNSの情報とを組み合わせて利用することを可能にするものではなかった。このため、ポリシーの異なるSNSを別個に設けたことによる利便性の低下を補償することができなかった。
【0008】
開示の技術は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、複数のサイトの情報を利用する場合の利便性を向上させることを可能にするサイト連携方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示するサイト連携方法は、一つの態様において、会員制の第1のサイトと各種記事を公開する第2のサイトとを連携させるサイト連携方法であって、前記第1のサイトが前記第2のサイトへ予め記憶された検索条件を送信する検索条件送信工程と、前記検索条件送信工程において送信された検索条件に該当する記事を前記第2のサイトが前記各種記事から検索する記事検索工程と、前記記事検索工程において検索された記事の一覧を前記第2のサイトが前記第1のサイトへ送信する一覧送信工程と、前記第1のサイトが、該サイトの会員に対して表示する画面に、前記一覧送信工程において送信された一覧を含める記事一覧表示工程と、前記画面において、前記一覧に含まれる記事の1つが選択された場合に、前記第2のサイトが該記事の内容の表示を前記会員に対して表示する記事表示工程とを含む。
【0010】
なお、本願の開示するサイト連携方法の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも上述した課題を解決するために有効である。
【発明の効果】
【0011】
本願の開示するサイト連携方法の一つの態様によれば、複数のサイトの情報を利用する場合の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に添付図面を参照して、本願の開示するサイト連携方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【実施例】
【0013】
まず、本実施例に係るコミュニケーションシステムについて説明する。図1は、本実施例に係るコミュニケーションシステムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施例に係るコミュニケーションシステムは、SNSサーバ10と、商用サイトサーバ20と、利用者端末30a〜30mと、業者端末40a〜40nとを、インターネット等のネットワーク1を介して接続して構成される。
【0014】
SNSサーバ10は、SNS機能を提供する。SNSサーバ10が提供するSNSにおいては、宣伝行為を行うことが禁止されているものとする。商用サイトサーバ20は、店舗を経営する店主や店員、工場や農場の経営者や従業員、各種団体のメンバー等(以下、「業者」という)が、自らの店舗等についての宣伝を目的とした記事を公開する機能を提供する。なお、商用サイトサーバ20における記事を公開する機能は、SNSのように予め登録された会員のみが記事を閲覧できるものであってもよいし、一般的なブログのように誰でも記事を閲覧できるものであってもよい。
【0015】
利用者端末30a〜30mは、ユーザがSNSサーバ10や商用サイトサーバ20にアクセスするための端末である。業者端末40a〜40nは、業者が、商用サイトサーバ20にアクセスするための端末である。利用者端末30a〜30m及び業者端末40a〜40nは、パソコンや携帯端末に相当し、WEBページを表示したり、WEBページに情報を入力したりするためのWEBブラウザを備える。
【0016】
ユーザは、利用者端末30a等を操作してSNSサーバ10にログインすることにより、SNSサーバ10が提供するSNSの新着情報の一覧とは別に、商用サイトサーバ20において公開された最新記事の一覧も参照することができる。そして、ユーザは、その一覧から記事を選択するだけで、商用サイトサーバ20において公開された記事を閲覧することができる。
【0017】
このように、本実施例に係るコミュニケーションシステムにおいては、SNSサーバ10にログインしたユーザは、商用サイトサーバ20において公開された記事を容易に閲覧することができる。しかも、SNSの新着情報の一覧と、商用サイトサーバ20において公開された最新記事の一覧は、区別して表示されるため、ユーザが、商用サイトサーバ20の記事をSNSの記事と混同することを防止できる。
【0018】
また、ユーザは、SNSサーバ10にログインして表示された一覧から記事を選択して、商用サイトサーバ20において公開された記事を閲覧した場合に、その記事についてコメントを書くことができる。このコメントは、SNSサーバ10に登録されているユーザのニックネーム(ハンドルネーム)等とともに商用サイトサーバ20に記憶され、SNSサーバ10の会員によるものであることが分かる態様で第3者に公開される。
【0019】
このように、本実施例に係るコミュニケーションシステムにおいては、SNSサーバ10が提供するSNSの会員が、その会員の立場で、商用サイトサーバ20の記事にコメントを書くことができ、そのコメントが記事とともに公開される。このため、商用サイトサーバ20の記事を読むユーザは、その記事についてSNSサーバ10の会員によって書かれたコメントを参照して、記事の内容を評価することができる。
【0020】
例えば、商用サイトサーバ20において、ある居酒屋の店主が新作料理のおいしさについての宣伝記事を公開し、その記事に対して「この料理は本当においしかったです」というコメントがSNSサーバ10の会員によって書かれたものとする。この場合、このコメントによって第3者は、その新作料理が宣伝の通りおいしいだろうと判断することができる。SNSサーバ10の会員は、SNSの中での地位を損なうようないいかげんなコメントを書くことはないと考えられるからである。
【0021】
なお、図1に示した例では、SNSサーバ10と商用サイトサーバ20が1つずつ含まれるコミュニケーションシステムの例を示したが、コミュニケーションシステムに含まれるSNSサーバ10と商用サイトサーバ20の数は、それぞれ何台であってもよい。また、SNSサーバ10と商用サイトサーバ20を1台の装置として構成してもよい。
【0022】
次に、図1に示したSNSサーバ10および商用サイトサーバ20の構成について説明する。図2は、SNSサーバ10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、SNSサーバ10は、制御部110と、記憶部120と、ネットワークインターフェース部(以下、「ネットワークI/F部」という)130とを有する。ネットワークI/F部130は、ネットワークを介して他の装置と通信を行うための各種制御を行う。
【0023】
制御部110は、SNSサーバ10を全体制御する制御部であり、認証部111と、画面制御部112と、連携制御部113とを有する。認証部111は、SNSサーバ10の会員を認証する。画面制御部112は、SNS機能に関連する各種画面の生成や、生成した画面において入力された情報に対する各種データ処理を行う。連携制御部113は、SNSサーバ10と商用サイトサーバ20の連携を実現する。
【0024】
記憶部120は、各種テーブルを記憶する記憶部であり、利用者情報テーブル121と、日記テーブル122と、コミュニティテーブル123と、フレンドテーブル124と、お気に入りテーブル125と、コメント履歴テーブル126と、ヒントテーブル127とを記憶する。
【0025】
利用者情報テーブル121は、SNSサーバ10に登録されている会員に関する情報が格納されるテーブルである。利用者情報テーブル121の一例を図3に示す。図3に示すように、利用者情報テーブル121は、ユーザID、パスワード、ニックネーム、評価という項目に加えて、住所、性別、趣味といった会員の属性情報に関する項目を有し、ユーザ毎に行が登録される。ユーザIDは、会員を識別するための識別番号である。パスワードは、ユーザIDと組み合わせて会員の認証を行うために用いられる。ニックネームは、SNSにおける会員の名前である。
【0026】
評価は、SNSにおける会員の信頼度を示す値である。この値は、例えば、会員がSNSにおいて公開した日記等の記事を参照した他の会員の数や、それらの記事について書かれたコメントの数等によって決定される。なお、この値の具体的な算出方式は、従来使用されている各種方式を用いることができる。
【0027】
住所、性別、趣味といった会員の属性情報に関する項目には、SNS内での公開を許可するか否かと、SNS外での公開を許可するか否かを示す値が、項目毎に設定される。図3の例では、住所の項目について、SNS内公開が「Y」と設定され、SNS外公開が「N」と設定されている。これは、住所の項目の値について、SNS内部での公開は認めるが、SNSの外部、例えば、商用サイトサーバ20での公開は認めないことを意味する。
【0028】
日記テーブル122は、SNSにおける日記とそのコメントに関する情報が格納されるテーブルである。コミュニティテーブル123は、SNSにおける電子会議室に関する情報が格納されるテーブルである。フレンドテーブル124は、SNSにおける友人関係に関する情報が格納されるテーブルである。
【0029】
お気に入りテーブル125は、会員が商用サイトサーバ20において興味をもっているWEBページに関する情報が登録されるテーブルである。お気に入りテーブル125の一例を図4に示す。図4に示すように、お気に入りテーブル125は、ユーザID、サイトコード、業者IDといった項目を有し、それぞれの会員について複数の行を登録できるように構成されている。
【0030】
ユーザIDは、会員を識別するための識別番号であり、利用者情報テーブル121のユーザIDに対応する。サイトコードは、商用サイトサーバ20を識別するためのコードである。なお、商用サイトサーバ20を識別するための情報として、サイトコードの代わりに、商用サイトサーバ20のドメイン名等を保持してもよい。業者IDは、会員が商用サイトサーバ20において興味をもっているWEBページを開設している業者を識別するための識別番号である。
【0031】
図3に示した例は、「9876」というユーザIDで識別される会員が、「XYZ」というコードで識別される商用サイトサーバ20において「555」という業者IDで識別される業者が開設しているWEBページと、同じく「XYZ」というコードで識別される商用サイトサーバ20において「666」という業者IDで識別される業者が開設しているWEBページに興味をもっていることを示している。
【0032】
コメント履歴テーブル126は、会員が、SNS内や商用サイトサーバ20において書いたコメントの履歴に関する情報が登録されるテーブルである。コメント履歴テーブル126の一例を図5に示す。図5に示すように、コメント履歴テーブル126は、ユーザID、記事URL、タイトル、作者、日時といった項目を有し、それぞれの会員について複数の行を登録できるように構成されている。
【0033】
ユーザIDは、会員を識別するための識別番号であり、利用者情報テーブル121のユーザIDに対応する。記事URLは、会員がコメントを書いた記事の掲載されていたWEBページの位置を示すURLである。タイトルおよび作者は、会員がコメントを書いた記事のタイトルおよび作者である。日時は、会員がコメントを書いた日時である。
【0034】
ヒントテーブル127は、商用サイトサーバ20において公開された最新記事のうち、どの記事を一覧表示させるかを決定するための情報が登録されるテーブルである。ヒントテーブル127の一例を図6に示す。図6に示すように、ヒントテーブル127は、ユーザID、ヒントといった項目を有し、ユーザ毎に行が登録される。
【0035】
ユーザIDは、会員を識別するための識別番号であり、利用者情報テーブル121のユーザIDに対応する。ヒントは、商用サイトサーバ20において公開された最新記事のうち、一覧表示させる記事を抽出するための抽出条件に相当する。なお、ヒントの値は、会員自身が設定することとしてもよいし、利用者情報テーブル121に設定されている住所や趣味等に基づいて、SNSサーバ10が自動的に設定することとしてもよい。
【0036】
図6に示した例では、「9876」というユーザIDで識別される会員に対して、「地域=青森市、カテゴリ=食べ物|祭り」という値がヒントとして設定されている。このヒントは、住所が「青森市」である業者が書いた新作記事のうち、カテゴリが「食べ物」もしくは「祭り」に含まれる新作記事を一覧表示させることを示している。なお、業者が書いた記事のカテゴリは、業者が記事を書く際に明示的に指定したカテゴリに基づいて判断することとしてもよいし、業者が書いた記事に含まれるキーワードと、キーワードとカテゴリの対応が登録された対応表を照合して判断することとしてもよい。
【0037】
図7は、商用サイトサーバ20の構成を示すブロック図である。図7に示すように、商用サイトサーバ20は、制御部210と、記憶部220と、ネットワークI/F部230とを有する。ネットワークI/F部230は、ネットワークを介して他の装置と通信を行うための各種制御を行う。
【0038】
制御部210は、商用サイトサーバ20を全体制御する制御部であり、認証部211と、画面制御部212と、連携制御部213とを有する。認証部211は、商用サイトサーバ20において記事の公開等を行う業者を認証する。画面制御部212は、記事の公開に関連する各種画面の生成や、生成した画面において入力された情報に対する各種データ処理を行う。連携制御部213は、SNSサーバ10と商用サイトサーバ20の連携を実現する。
【0039】
記憶部220は、各種テーブルを記憶する記憶部であり、業者情報テーブル221と、記事テーブル222と、コメントテーブル223とを記憶する。業者情報テーブル221は、商用サイトサーバ20において記事の公開等を行う業者に関する情報が格納されるテーブルである。
【0040】
記事テーブル222は、業者が公開する記事に関する情報が格納されるテーブルである。記事テーブル222の一例を図8に示す。図8に示すように、記事テーブル222は、記事ID、業者ID、タイトル、記事、日時といった項目を有し、記事毎に行が登録される。記事IDは、記事を識別するための識別番号である。業者IDは、記事を公開した業者を識別するための識別番号である。タイトルおよび記事は、記事のタイトルおよび本文である。日時は、記事が作成された日時である。
【0041】
コメントテーブル223は、記事に対するコメントに関する情報が格納されるテーブルである。コメントテーブル223の一例を図9に示す。図9に示すように、コメントテーブル223は、記事ID、コメント番号、SNSコード、ユーザID、ニックネーム、ランク、コメント、日時といった項目を有し、コメント毎に行が登録される。
【0042】
記事IDは、記事を識別するための識別番号であり、記事テーブル222の記事IDに対応する。コメント番号は、当該のコメントが、記事IDによって識別される記事に対して書かれた何番目のコメントであるかを示す番号である。SNSコードは、コメントを書いたユーザが属するSNSを識別するためのコードである。ユーザIDは、会員を識別するための識別番号であり、利用者情報テーブル121のユーザIDに対応する。
【0043】
ニックネームは、コメントを書いたユーザのネットワーク上での名称である。ランクは、コメントを書いたユーザのSNSにおける信頼度を示す値であり、利用者情報テーブル121の評価に対応する。コメントは、コメントの本文である。日時は、コメントが作成された日時である。なお、SNSコード、ユーザIDおよびランクは、コメントの作者がSNSサーバ10によって生成された画面から遷移してコメントを作成した場合以外は、空欄となる。
【0044】
次に、本実施例に係るコミュニケーションシステムの動作およびユーザに表示される画面について説明する。図10は、会員がSNSサーバ10にログインした場合に表示される初期画面50の一例を示す図である。図10に示すように、初期画面50は、パイロット領域50aと、肖像領域50bと、フレンドリスト領域50cと、コミュニティリスト領域50dと、フレンド最新日記領域50eと、コミュニティ最新記事領域50fと、お気に入り最新記事領域50gと、外部サイト最新記事領域50hと、コメント記入履歴領域50iと、最新日記領域50jとを含む。
【0045】
パイロット領域50aは、SNSが有する各種機能を呼び出すためのボタンが配置された領域である。肖像領域50bは、会員自身の肖像が表示される領域である。フレンドリスト領域50cは、会員と友人関係にある他の会員の肖像が表示される領域である。これらの肖像には、それぞれの会員の日記を表示させるためのリンクが設定されている。コミュニティリスト領域50dは、会員が参加している電子会議室を示すアイコンが教示される領域である。これらのアイコンには、それぞれの電子会議室を表示させるためのリンクが設定されている。
【0046】
フレンド最新日記領域50eは、会員と友人関係にある他の会員が書いた最新の日記のタイトルの一覧が表示される領域である。各タイトルには、日記の内容とコメントを表示させるためのリンクが設定されている。コミュニティ最新記事領域50fは、会員が参加している電子会議室における最新の記事のタイトルの一覧が表示される領域である。各タイトルには、記事の内容を表示させるためのリンクが設定されている。
【0047】
お気に入り最新記事領域50gは、商用サイトサーバ20において公開された最新記事のうち、会員がお気に入りテーブル125に登録した業者の記事のタイトルの一覧が表示される領域である。各タイトルには、記事の内容とコメントを表示させるためのリンクが設定されている。
【0048】
外部サイト最新記事領域50hは、商用サイトサーバ20において公開された最新記事のうち、ヒントテーブル127に登録されたヒントに基づいて抽出された業者の記事のタイトルの一覧が表示される領域である。各タイトルには、記事の内容とコメントを表示させるためのリンクが設定されている。
【0049】
コメント記入履歴領域50iは、会員がコメントを書いた記事のタイトルの一覧がコメント履歴テーブル126から抽出されて表示される領域である。各タイトルには、記事の内容とコメントを表示させるためのリンクが設定されている。最新日記領域50jが書いた日記のタイトルの一覧が表示される領域である。各タイトルには、日記の内容とコメントを表示させるためのリンクが設定されている。
【0050】
図11は、図10に示した初期画面50を表示させるためのコミュニケーションシステムの動作を示すシーケンス図である。図11に示すように、利用者端末30aからSNSサーバ10へユーザIDとパスワードがログイン情報として送信されると(ステップS101)、SNSサーバ10の認証部111が認証処理を実行する(ステップS102)。
【0051】
そして、認証処理が成功すると、SNSサーバ10の連携制御部113が、商用サイトサーバ20に新着情報の送信を要求する(ステップS103)。具体的には、連携制御部113は、ヒントテーブル127から当該の会員に対応するヒントの値を取得する。そして、連携制御部113は、取得したヒントの値を、連携している各商用サイトサーバ20に対して送信し、該当する新規記事に関する情報の一覧を送信するように要求する。
【0052】
また、連携制御部113は、お気に入りテーブル125から当該の会員に対応する行を取得する。そして、連携制御部113は、各行のサイトコードに対応する商用サイトサーバ20に対して、同一行の業者IDの値を送信して、対応する業者の最新記事に関する情報を送信するように要求する。
【0053】
商用サイトサーバ20の連携制御部213は、SNSサーバ10からの要求を受信すると、送信された業者IDに対応する業者の最新記事を記事テーブル222から検索する(ステップS104)。また、連携制御部213は、送信されたヒントに該当する最新記事を記事テーブル222から検索する(ステップS105)。
【0054】
そして、連携制御部213は、検索された各記事について、タイトルと、業者名と、記事を表示させるためのURLの組合せをSNSサーバ10に送信する(ステップS106)。ここで、業者名は、記事テーブル222の検索された行の業者IDの値をキーにして、業者情報テーブル221を検索することによって取得することができる。また、記事を表示させるためのURLは、記事テーブル222の検索された行の記事ID等の値から生成することができる。また、SNSサーバ10へは、業者IDに基づいて取得された情報と、ヒントに基づいて取得された情報とが区別できるように応答が送信される。
【0055】
連携制御部113が、連携制御部213からの応答を受信すると、SNSサーバ10の画面制御部112は、応答された情報と、記憶部120に記憶されている情報に基づいて初期画面50を生成し(ステップS107)、利用者端末30aへ送信する(ステップS108)。
【0056】
ここで、初期画面50は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)形式で作成される。また、初期画面50のうち、お気に入り最新記事領域50gの部分は、業者IDに基づいて商用サイトサーバ20で取得された情報に基づいて生成され、外部サイト最新記事領域50hの部分は、ヒントに基づいて商用サイトサーバ20で取得された情報に基づいて生成される。これらの領域に設定されるリンクには、図11の下部に示すように、ログインした会員のユーザIDと、当該のSNSサーバ10を識別するためのコードとが埋め込まれる(「&user=9876&sns=abc」の部分)。お気に入りの登録時やコメントの記入時に、SNSサーバ10と会員を特定できるようにするためである。
【0057】
そして、利用者端末30aは、SNSサーバ10から送信された初期画面をWEBブラウザに表示させる(ステップS109)。
【0058】
図12は、初期画面50のお気に入り最新記事領域50gもしくは外部サイト最新記事領域50hのリンクが選択された場合に表示される記事画面60の一例を示す図である。図12に示すように、記事画面60は、記事領域60aとコメント領域60bとを含む。
【0059】
記事領域60aは、選択されたリンクに対応する記事の情報が記事テーブル222から検索されて表示される領域である。記事領域60aの下部には、「コメントを書く」というリンク61aがあり、このリンク61aを選択すると、画面制御部212によってコメント入力画面(図示せず)が表示される。そして、コメント入力画面においてコメントを入力して「送信」ボタンを押下すると、入力されたコメント等がコメントテーブル223に登録される。
【0060】
コメント領域60bは、記事領域60aに表示された記事に対応するコメント等がコメントテーブル223から検索されて表示される領域である。コメント領域60bの上部には、コメントを書いたユーザのネットワーク上の名前であるニックネーム61bが表示される。コメントが、SNSサーバ10の画面から遷移してきたユーザによって書かれたものである場合、ニックネーム61bには、プロフィール画面70を表示するためのリンクが設定され、ニックネーム61bの横にサイトアイコン62bとランクアイコン63bが表示される。
【0061】
サイトアイコン62bは、ユーザがどのSNSから遷移してきたかを示すアイコンであり、コメントテーブル223のSNSコードの値に基づいて表示される。ランクアイコン63bは、そのSNSにおけるユーザの信頼度を示すアイコンであり、コメントテーブル223のランクの値に基づいて表示される。
【0062】
このようにサイトアイコン62bとランクアイコン63bを表示することにより、コメントを書いたユーザがSNSの会員であることが明らかになり、書かれたコメントに対する信用が増す。そして、コメントの内容が肯定的なものであれば、記事に対する信用も増して、宣伝効果が増大することになる。
【0063】
記事画面60の下部には、「前の記事」というリンク60cと、「次の記事」というリンク60dとが表示される。リンク60cおよび60dは、ユーザが同一の業者によって公開された他の記事を閲覧するために用いられる。
【0064】
また、記事画面60を表示する際のパラメータにユーザIDとSNSコードが含まれていた場合、すなわち、記事画面60が初期画面50から呼び出された場合には、記事画面60の下部に、「お気に入りに登録する」というリンク60eも表示される。リンク60eを選択すると、記事画面60に対応する業者の情報が、ユーザが興味を持っている業者に関する情報として、SNSサーバ10のお気に入りテーブル125に登録される。
【0065】
図13は、記事画面60においてニックネーム61bのリンクが選択された場合に、SNSサーバ10によって表示されるプロフィール画面70の一例を示す図である。図13に示すように、プロフィール画面70は、属性情報領域70aと最新日記領域70bとを含む。
【0066】
属性情報領域70aは、ニックネーム61bに対応する会員のニックネームの他、SNS外公開が「Y」に設定された属性の値が利用者情報テーブル121から取得されて表示される領域である。最新日記領域70bは、ニックネーム61bに対応する会員によって書かれた日記の日付およびタイトルと、各日記に対して書かれたコメントの数とが表示される領域である。なお、最新日記領域70bに表示されるのは、会員によってSNS外にも公開すると指定された日記のみであり、また、この画面から日記の内容を閲覧することはできない。
【0067】
このように、SNSサーバ10に登録されている会員の属性情報や、会員によって書かれた日記のタイトルとその日記への反応の大きさを表示することにより、書かれたコメントに対する信用が一層増す。そして、コメントの内容が肯定的なものであれば、記事に対する信用も増して、宣伝効果がさらに増大することになる。
【0068】
図14は、お気に入り登録時のコミュニケーションシステムの動作を示すシーケンス図である。図14に示すように、利用者端末30aにおいて初期画面50が表示され(ステップS201)、外部サイト最新記事領域50hの記事へのリンクの1つが選択されると(ステップS202)、利用者端末30aは、商用サイトサーバ20に対して、選択された記事の内容の表示を要求する(ステップS203)。
【0069】
この結果、商用サイトサーバ20へ、表示する記事を識別するための記事IDと、SNSサーバ10にログインしている会員のユーザIDと、SNSサーバ10を識別するためのSNSコードとが送信される。そして、商用サイトサーバ20の画面制御部212は、受信したURLに対応する記事画面60を生成する(ステップS204)。
【0070】
このとき、送信された情報にユーザIDとSNSコードが含まれているため、商用サイトサーバ20は、「お気に入りに登録する」というリンク60eを記事画面60に含める。リンク60eには、送信されたユーザIDおよびSNSコードと、表示対象の記事を作成した業者の業者IDとがパラメータとして埋め込まれる。
【0071】
また、送信された情報にユーザIDとSNSコードが含まれているため、画面制御部212は、記事領域60aに含まれる「コメントを書く」というリンク61aに、送信されたユーザIDおよびSNSコードをパラメータとして埋め込む。
【0072】
そして、商用サイトサーバ20は、記事画面60を利用者端末30aへ送信し、利用者端末30aは、それを表示する(ステップS205)。そして、記事画面60において、「お気に入りに登録する」というリンク60eが選択されると、利用者端末30aは、お気に入りへの登録を商用サイトサーバ20に要求する(ステップS206)。
【0073】
この結果、商用サイトサーバ20へ、業者IDと、ユーザIDと、SNSコードとが送信される。そして、商用サイトサーバ20の連携制御部213は、受信したSNSコードに対応するSNSサーバ10へ、業者IDと、ユーザIDと、当該の商用サイトサーバ20を識別するためのサイトコードとを送信して、お気に入りへの登録を依頼する(ステップS207)。
【0074】
依頼を受けたSNSサーバ10の連携制御部113は、送信された情報をお気に入りテーブル125に登録する処理を行い(ステップS208)、登録結果を商用サイトサーバ20へ応答する(ステップS209)。登録結果を受信した商用サイトサーバ20の画面制御部212は、登録結果に応じた登録結果画面を生成する(ステップS210)。そして、画面制御部212は、登録結果画面を利用者端末30aへ送信し、利用者端末30aは、それを表示する(ステップS211)。
【0075】
なお、上記の説明では、お気に入りの登録を商用サイトサーバ20経由で行うこととしたが、利用者端末30aがSNSサーバ10に対してお気に入りの登録を直接要求するように構成してもよい。また、上記の説明では、ユーザID等の受け渡しをCGIパラメータを用いて行うこととしたが、クッキーや、サーバ側のセッション変数を用いることとしてもよい。
【0076】
図15は、コメント書き込み時のコミュニケーションシステムの動作を示すシーケンス図である。なお、ステップS301〜S305は、図14に示したステップS201〜S205と同一であるため、この部分については説明を省略する。
【0077】
記事画面60において、「コメントを書く」というリンク61aが選択され、コメント入力画面でコメントが入力されると(ステップS306)、利用者端末30aは、入力されたコメントを商用サイトサーバ20に送信する(ステップS307)。このとき、記事IDと、ユーザIDと、SNSコードも商用サイトサーバ20へ送信される。
【0078】
商用サイトサーバ20の連携制御部213は、受信したSNSコードに対応するSNSサーバ10へユーザIDを送信して、そのユーザIDに対応する会員の情報を問い合せる(ステップS308)。
【0079】
依頼を受けたSNSサーバ10の連携制御部113は、送信されたユーザIDに対応する行を利用者情報テーブル121から検索し(ステップS309)、検索された行のニックネームと評価の値を商用サイトサーバ20へ送信する(ステップS310)。ここで、送信されたユーザIDに対応する行が利用者情報テーブル121になかった場合は、不正行為が行われている可能性があるため、連携制御部113は、SNSサーバ10に対してコメントの登録を中止するように指示する。
【0080】
そして、商用サイトサーバ20の連携制御部213は、利用者端末30aから送信された情報とSNSサーバ10から送信された情報をコメントテーブル223に登録する(ステップS311)。続いて、連携制御部213は、ユーザIDと、コメントが書かれた記事を表示するためのURLと、コメントが書かれた記事のタイトルと、コメントが書かれた記事の作者である業者の名前と、コメントが登録された日時とをSNSサーバ10へ送信して、コメントの登録を行った旨を通知し(ステップS312)、SNSサーバ10の連携制御部113は、送信された情報をコメント履歴テーブル126に登録する(ステップS313)。
【0081】
そして、商用サイトサーバ20の画面制御部212は、登録されたコメントが追加された記事画面60を生成する(ステップS314)。そして、商用サイトサーバ20は、記事画面60を利用者端末30aへ送信し、利用者端末30aは、それを表示する(ステップS315)。
【0082】
なお、図2に示したSNSサーバ10や図7に示した商用サイトサーバ20の構成は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、SNSサーバ10の制御部110や商用サイトサーバ20の制御部210の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、SNSサーバ10や商用サイトサーバ20と同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部110の機能をソフトウェアとして実装したSNS運用プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
【0083】
図16は、SNS運用プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
【0084】
そして、ハードディスク装置1070には、図2に示した制御部110と同様の機能を有するSNS運用プログラム1071と、図2に示した記憶部120の各種テーブルに記憶される情報に対応するSNS運用データ1072とが記憶される。なお、SNS運用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
【0085】
そして、CPU1010がSNS運用プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、SNS運用プログラム1071は、SNS運用プロセス1061として機能するようになる。そして、SNS運用プロセス1061は、SNS運用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
【0086】
なお、上記のSNS運用プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】本実施例に係るコミュニケーションシステムの構成を示す図である。
【図2】SNSサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】利用者情報テーブルの一例を示す図である。
【図4】お気に入りテーブルの一例を示す図である。
【図5】コメント履歴テーブルの一例を示す図である。
【図6】ヒントテーブルの一例を示す図である。
【図7】商用サイトサーバの構成を示すブロック図である。
【図8】記事テーブルの一例を示す図である。
【図9】コメントテーブルの一例を示す図である。
【図10】初期画面の一例を示す図である。
【図11】初期画面を表示させるための動作を示すシーケンス図である。
【図12】記事画面の一例を示す図である。
【図13】プロフィール画面の一例を示す図である。
【図14】お気に入り登録時の動作を示すシーケンス図である。
【図15】コメント書き込み時の動作を示すシーケンス図である。
【図16】SNS運用プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
【0088】
1 ネットワーク
10 SNSサーバ
110 制御部
111 認証部
112 画面制御部
113 連携制御部
120 記憶部
121 利用者情報テーブル
122 日記テーブル
123 コミュニティテーブル
124 フレンドテーブル
125 お気に入りテーブル
126 コメント履歴テーブル
127 ヒントテーブル
130 ネットワークI/F部
20 商用サイトサーバ
210 制御部
211 認証部
212 画面制御部
213 連携制御部
220 記憶部
221 業者情報テーブル
222 記事テーブル
223 コメントテーブル
230 ネットワークI/F部
30a〜30m 利用者端末
40a〜40n 業者端末
50 初期画面
50a パイロット領域
50b 肖像領域
50c フレンドリスト領域
50d コミュニティリスト領域
50e フレンド最新日記領域
50f コミュニティ最新記事領域
50g お気に入り最新記事領域
50h 外部サイト最新記事領域
50i コメント記入履歴領域
50j 最新日記領域
60 記事画面
60a 記事領域
60b コメント領域
60c〜60e、61a リンク
61b ニックネーム
62b サイトアイコン
63b ランクアイコン
70 プロフィール画面
70a 属性情報領域
70b 最新日記領域
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 SNS運用プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 SNS運用プログラム
1072 SNS運用データ
1080 バス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
会員制の第1のサイトと各種記事を公開する第2のサイトとを連携させるサイト連携方法であって、
前記第1のサイトが前記第2のサイトへ予め記憶された検索条件を送信する検索条件送信工程と、
前記検索条件送信工程において送信された検索条件に該当する記事を前記第2のサイトが前記各種記事から検索する記事検索工程と、
前記記事検索工程において検索された記事の一覧を前記第2のサイトが前記第1のサイトへ送信する一覧送信工程と、
前記第1のサイトが、該サイトの会員に対して表示する画面に、前記一覧送信工程において送信された一覧を含める記事一覧表示工程と、
前記画面において、前記一覧に含まれる記事の1つが選択された場合に、前記第2のサイトが該記事の内容の表示を前記会員に対して表示する記事表示工程と
を含むこと特徴とするサイト連携方法。
【請求項2】
前記記事表示工程において表示された画面に対して前記会員が所定の操作をした場合に、該記事の作成者を検索対象とするための条件を前記検索条件に追加する検索条件追加工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のサイト連携方法。
【請求項3】
前記記事表示工程において表示された記事に対して前記会員が作成したコメントを、前記第2のサイトが受信するコメント受信工程と、
前記第2のサイトが前記会員の属性情報を前記第1のサイトから取得する属性情報取得手段と、
前記第2のサイトが前記コメントと前記属性情報を対応付けて記憶手段に記憶させるコメント記憶工程と、
前記各種記事のいずれかの記事を任意の者に対して表示する場合に、表示対象の記事に対して作成されたコメントと、該コメントの作者の属性情報が前記コメント記憶工程において記憶されていた場合に、表示対象の記事とともに該コメントと該属性情報を表示するコメント付き記事表示工程と
をさらに含むこと特徴とする請求項1または2に記載のサイト連携方法。
【請求項4】
前記属性情報取得手段は、前記第2のサイトに記憶されている前記会員の属性情報うち、前記第1のサイトの外部に公開することが許可されている属性情報を取得することを特徴とする請求項3に記載のサイト連携方法。
【請求項5】
前記コメント付き記事表示工程において表示された画面に対して前記任意の者が所定の操作をした場合に、前記第1のサイトが、前記任意の者に対して、前記会員の属性情報であって、前記コメント付き記事表示工程において表示された属性情報とは異なる情報を表示する属性情報表示工程をさらに含むことを特徴とする請求項3または4に記載のサイト連携方法。
【請求項6】
前記第1のサイトは、宣伝活動が禁止されているサイトであり、前記第2のサイトは、宣伝活動が許可されているサイトであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のサイト連携方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2010−39564(P2010−39564A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−198714(P2008−198714)
【出願日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【特許番号】特許第4391571号(P4391571)
【特許公報発行日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【出願人】(506371925)株式会社富士通東北システムズ (3)
【Fターム(参考)】