説明

サーマルプリンタ

【課題】操作者が1ステップの操作で、ロックアームによるプラテンローラのロック状態を解除し、かつ、プラテンローラをサーマルヘッドから離間させる。
【解決手段】本体フレーム2に揺動可能に取り付けられ、プラテンローラ6を回転自在に支持する軸受11をサーマルヘッド4側に押圧して本体フレーム2との間でロックするロックアーム5と、プラテンローラ6の軸受11を支持し、ロックアーム5によるロック位置と、ロックアーム5からの離脱位置との間で揺動する揺動アーム10と、揺動アーム10に移動可能に設けられ、力点に作用する外力により、ロックアーム5によるプラテンローラ6のロック状態を解除するレバー16とを備え、ロックアーム5によるロック状態の解除時におけるレバー16の力点18の移動方向と記揺動アーム10の揺動方向とが同一方向であるサーマルプリンタ1を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はサーマルプリンタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、サーマルプリンタとしては、例えば、特許文献1に開示されているものがある。
この特許文献1に開示されたサーマルプリンタは、サーマルヘッドの印字面側に対向して配置されるプラテンローラを支持するカバー部材を備えている。カバー部材は、プラテンローラをサーマルヘッドの印字面に密着させた状態でロックアームによりロックされることにより、ケース本体に対してロックされるようになっている。
【0003】
また、カバー部材は、ケース本体に設けられた解除レバーを操作することにより、該解除レバーによってロックアームを揺動させ、プラテンローラのロック状態を解除することで、ケース本体に対するロック状態を解除されるようになっている。ロック状態が解除されたカバー部材はケース本体に対して揺動可能となり、ロール状の感熱紙を収容するケース本体の収容部を開放することができるようになっている。
【特許文献1】特開2003−200624号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたサーマルプリンタでは、カバー部材を開放するためにケース本体に設けられた解除レバーを操作しなければならず、その操作は2ステップになるという不都合がある。すなわち、両手で操作する場合には、まず、左手(あるいは右手)で解除レバーを操作してロックアームによるロック状態を解除し、次いで、右手(あるいは左手)でカバー部材を揺動させて収容部を開放する。あるいは、片手で操作する場合においても、まず、ケース本体の解除レバーを操作し、次いでカバー部材を揺動させるという連続しない2ステップの操作を行う必要がある。
【0005】
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、操作者が1ステップの操作で、ロックアームによるプラテンローラのロック状態を解除し、かつ、プラテンローラをサーマルヘッドから離間させることができ、感熱紙の交換作業等を迅速に行うことができるサーマルプリンタを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、本体フレームと、該本体フレームに取り付けられたサーマルヘッドと、該サーマルヘッドの印字面に対向して配置され、サーマルヘッドとの間に感熱紙を挟んで送りをかけるプラテンローラと、前記本体フレームに揺動可能に取り付けられ、前記プラテンローラを回転自在に支持する軸受をサーマルヘッド側に押圧して本体フレームとの間でロックするロックアームと、前記プラテンローラの軸受を支持し、前記ロックアームによるロック位置と、前記ロックアームからの離脱位置との間で揺動する揺動アームと、該揺動アームに移動可能に設けられ、力点に作用する外力により、前記ロックアームによるプラテンローラのロック状態を解除するレバーとを備え、前記ロックアームによるロック状態の解除時における前記レバーの力点の移動方向と前記揺動アームの揺動方向とが同一方向であるサーマルプリンタを提供する。
【0007】
本発明によれば、揺動アームに設けられたレバーの力点に外力を加えてレバーを移動させることにより、ロックアームによるプラテンローラのロック状態を解除させることができる。この場合に、ロックアームによるロック状態の解除時におけるレバーの力点の移動方向が、揺動アームの揺動方向と同一方向になるように設定されているので、操作者は、レバーの操作によるロックアームのロック状態の解除操作と、プラテンローラをサーマルヘッドの印字面から遠ざける揺動アームの揺動動作とを1ステップの1連の動作として、簡易かつ迅速に行うことができる。
【0008】
上記発明においては、前記レバーが、前記プラテンローラのほぼ軸心回りに移動可能に設けられていることとしてもよい。
このようにすることで、プラテンローラをロックするロックアームをプラテンローラから大幅に突出させることなく、プラテンローラの軸心回りに移動するレバーによりロックアームを押圧してロックを解除することが可能となる。
【0009】
また、上記発明においては、前記レバーの力点に、該力点における前記揺動アームの揺動方向に対して交差する方向に延びる受圧面を有することとしてもよい。
このようにすることで、レバーの力点に設けられた受圧面に外力を作用させたときに、揺動アームの揺動方向に外力を作用させ易くなり、1ステップの1連の動作をさらに容易に行うことができる。
【0010】
また、上記発明においては、前記揺動アームが、ロール状の感熱紙を収容する収容部のカバーを構成していることが好ましい。
このようにすることで、揺動アームを揺動させてプラテンローラをサーマルヘッドの印字面から離間させると同時に、ロール状の感熱紙の収容部を開放することが可能となる。その結果、紙詰まり時の修復作業や、感熱紙の交換作業を迅速に行うことができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、操作者が1ステップの操作で、ロックアームによるプラテンローラのロック状態を解除し、かつ、プラテンローラをサーマルヘッドから離間させることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の一実施形態に係るサーマルプリンタ1について、図1〜図5を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るサーマルプリンタ1は、図1に示されるように、本体フレーム2と、該本体フレーム2における共通のシャフト3回りに揺動可能に取り付けられたサーマルヘッド4およびロックアーム5と、該ロックアーム5に支持されるプラテンローラ6と、該プラテンローラ6をサーマルヘッド4側に付勢する第1のスプリング7と、前記サーマルヘッド4をプラテンローラ6の方向に付勢する第2のスプリング8とを備えている。また、本体フレーム2を固定するケース本体9と、該ケース本体9に揺動可能に設けられたカバー部材10とを備えている。
【0013】
前記本体フレーム2には、前記シャフト3を掛け渡す側壁2aと、該側壁2aを連結する背面連結板部2bとが備えられている。前記本体フレーム2の側壁2aには、後述するプラテンローラ6の軸受11を受け入れる切欠12が設けられている。切欠12は、背面連結板部2bから所定の距離をあけて平行に配置された突当縁12aを備えている。また、切欠12は、開口方向に向かって開口幅が広くなるように形成され、プラテンローラ6の軸受11を受け入れ易いように構成されている。また、本体フレーム2には、図示しないモータと、該モータの回転力を前記プラテンローラ6に伝達する回転伝達機構13とが備えられている。
【0014】
前記サーマルヘッド4は、図2に示されるように、その一面側に設けられた印字面4aに対して背面側に配される側面を前記本体フレーム2の背面連結板部2bに対向させた状態で、本体フレーム2に取り付けたシャフト3回りに揺動可能に取り付けられている。前記サーマルヘッド4の印字面4aは、該サーマルヘッド4の厚さ方向に、前記背面連結板部2bとほぼ対応する位置に配置されている。
【0015】
そして、このサーマルヘッド4の背面と、前記本体フレーム2の背面連結板部2bとの間に、前記第2のスプリング8が挟まれている。第2のスプリング8は、円錐コイルバネからなる圧縮コイルバネである。これにより、第2のスプリング8の付勢力によって、サーマルヘッド4が印字面4a側に常時付勢されている。
【0016】
前記プラテンローラ6の両端には、該プラテンローラ6を回転自在に支持するための軸受11が取り付けられている。また、プラテンローラ6の一端には、前記軸受11が前記切欠12によって支持されたときに、前記回転伝達機構13のギヤ13aに噛み合うギヤ14が固定されている。
【0017】
前記ロックアーム5は、前記シャフト3により前記本体フレーム2に揺動可能に取り付けられた状態で、前記本体フレーム2の両側壁2aに沿ってそれぞれ延びる2枚の側板部5aと、該側板部5aを連結する背板部5bとを備えている。
このロックアーム5には、前記本体フレーム2に取り付けられた状態で、前記サーマルヘッド4の印字面4a側に延びる一端に、本体フレーム2の切欠12に支持されたプラテンローラ6の軸受11を抱え込むようにして切欠12の開口幅を減少させ、プラテンローラ6の離脱を抑止する爪部5cが設けられている。また、この状態で、前記ロックアーム5の背板部5bは、前記サーマルヘッド4の背面側に配置されている。
【0018】
そして、前記第1のスプリング7は前記ロックアーム5の背板部5bとサーマルヘッド4の背面との間に挟まれている。第1のスプリング7は、円錐コイルバネからなる圧縮コイルバネである。
これにより、ロックアーム5は、第1のスプリング7によって、プラテンローラ6の軸受11を本体フレーム2の切欠12の突当縁12aに押し付ける方向に常時付勢されるようになっている。また、プラテンローラ6の軸受11が切欠12の突当縁12aに押し付けられた状態で、前記爪部5cが切欠12の開口幅を低減し、軸受11が切欠12から離脱しないように支持されて、プラテンローラ6が本体フレーム2に対して位置決め状態にロックされるようになっている。
【0019】
ケース本体9には、ロール状の感熱紙15を収容する収容部9aが設けられている。
また、カバー部材10は、ケース本体9に対して揺動されることにより、収容部9aを開放する開放位置(解除位置)と、収容部9aを閉鎖する閉鎖位置(ロック位置)との間で動作させられるようになっている。図中、符号17は、カバー部材10をケース本体9に揺動可能に取り付けるシャフトである。
【0020】
カバー部材10の揺動端近傍には、前記プラテンローラ6の軸受11が支持されている。これにより、カバー部材10が揺動されると、その揺動端近傍に支持されたプラテンローラ6もカバー部材10とともに揺動させられることとなり、カバー部材10の閉鎖位置において、プラテンローラ6がロックアーム5によってロックされるようになっている。
また、カバー部材10の揺動端近傍には、プラテンローラ6の軸心回りに移動可能に支持されたレバー16が設けられている。
【0021】
レバー16は、例えば、プラテンローラ6の軸心に平行に延びる突起16aを両端に備え、該突起16aを、カバー部材10に設けられた円弧状の溝10a内に配置している。該円弧状の溝10aに沿って突起16aを摺動させることにより、レバー16をカバー部材10に対してプラテンローラ6の軸心回りに移動させることができるようになっている。
【0022】
また、プラテンローラ6の軸受11がロックアーム5によってロックされている状態において、前記レバー16の突起16aがロックアーム5の上端に接触状態に配置されるようになっている。これにより、図3に示されるように、カバー部材10に対してレバー16を移動させると、レバー16の突起16aがロックアーム5の上端を押下してロックアーム5がシャフト3回りに揺動させられる結果、ロックアーム5の爪部5cが軸受11を解放してロック状態が解除されるようになっている。
【0023】
この場合において、本実施形態に係るサーマルプリンタ1では、図5に示されるように、ロックアーム5によるロック状態を解除するときのレバー16の移動方向Aが、カバー部材10の揺動方向Bと同一方向になっている。
ここで、移動方向Aと揺動方向Bとが同一方向であるとは、移動方向Aがカバー部材10の揺動中心(シャフト17)回りにおいて揺動方向Bと同じ側を向いていることを意味しており、必ずしも移動方向Aと揺動方向Bとが一致していることを意味しているわけではない。
【0024】
また、レバー16には、ロックアーム5によるロック状態を解除する際に操作者により操作される操作部18(力点)が備えられている。操作部18は、図5に示されるように、前記カバー部材10の揺動方向Bに対して交差する方向に延びる受圧面18aを備えている。これにより、受圧面18aに交差する方向に加えられる外力を、カバー部材10を揺動させるための外力としても利用することができるようになっている。
【0025】
このように構成された本実施形態に係るサーマルプリンタ1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るサーマルプリンタ1によれば、サーマルヘッド4とプラテンローラ6との間に感熱紙15をセットする際に、操作者は、カバー部材10に設けられたレバー16を操作して、図4に示されるようにカバー部材10を開き、ケース本体9に設けられた収容部9aにロール状の感熱紙15を収容する。
【0026】
このとき、レバー16に設けられた操作部18に外力を加えると、レバー16がカバー部材10に対してプラテンローラ6の軸心回りに移動し、レバー16に設けられた突起16aが、プラテンローラ6の軸受11をロックしているロックアーム5を押すようになる。ロックアーム5はレバー16の突起16aに押されることによりシャフト3回りに揺動し、その揺動端に設けられた爪部5cを移動させて、本体フレーム2の切欠12の開口幅を増大させる。
【0027】
これにより、ロックアーム5によるプラテンローラ6の軸受11のロック状態が解除され、プラテンローラ6がサーマルヘッド4から離れる方向に移動可能になる。そして、カバー部材10を揺動させることにより、カバー部材10の揺動端に取り付けられたプラテンローラ6がサーマルヘッド4から離れる方向に移動させられ、ケース本体9に設けられた収容部9aが露出させられることになる。
【0028】
この場合において、本実施形態によれば、カバー部材10に対するレバー16の移動方向Aと、カバー部材10の揺動方向Bとが同一方向であるので、操作者は、レバー16の操作部18に外力を加えるだけで、その外力をレバー16の移動とカバー部材10の揺動の両方に利用することができる。
図5に示す例では、レバー16の操作部18に外力を加えてレバー16を右回りに移動させることにより、ロックアーム5によるロック状態を解除し、そのまま、カバー部材10を右回りに揺動させて開くことができる。
【0029】
その結果、操作者は、片手でレバー16の操作部18を一方向に移動させるという1ステップの操作で、ロックアーム5によるプラテンローラ6のロック状態を解除し、かつ、プラテンローラ6をサーマルヘッド4から離間させることができる。
したがって、操作者は、両手を使うことなく、簡単にカバー部材10を開き、収容部9aにロール状の感熱紙15をセットすることができる。すなわち、紙詰まりの修復作業や、感熱紙15の補給作業の際に、極めて簡易かつ迅速に作業を行うことができるという利点がある。
【0030】
また、本実施形態においては、レバー16の操作部18に、カバー部材10の揺動方向Bに交差する方向に延びる受圧面18aが設けられているので、レバー16を操作する操作者が受圧面18aに直交する方向に加えた外力が、カバー部材10の揺動動作にもそのまま利用され易くなるという利点がある。
【0031】
そして、収容部9aにロール状の感熱紙15を収容し、その一部をサーマルヘッド4の印字面4aに沿うように配置した状態で、カバー部材10を逆方向に揺動させることにより、カバー部材10によって収容部9aを閉じる。そして、さらに、カバー部材10を揺動させることにより、カバー部材10の揺動端に設けられたプラテンローラ6の軸受11を本体フレーム2の切欠12に配置し、ロックアーム5が第1のスプリング7により復元することで、ロックアーム5の爪部5cによりプラテンローラ6の軸受11がロックされる。このとき、プラテンローラ6の軸受11は、本体フレーム2の切欠12の突当縁12aに押し付けられて位置決めされるので、感熱紙15は、第2のスプリング8の所定の付勢力により、サーマルヘッド4とプラテンローラ6との間に挟まれ、サーマルヘッド4およびプラテンローラ6の作動により印刷を行うことが可能となる。
【0032】
この場合に、本実施形態によれば、カバー部材10を図5において左回りに揺動させるだけで、収容部9aを閉じ、かつ、プラテンローラ6の軸受11をロックアーム5によりロックさせることができる。したがって、これらの一連の動作を1ステップで簡易に行うことができる。
また、ロックアーム5が復元する際に、ロックアーム5に接触する突起16aが押圧されることになり、該突起16aが設けられたレバー16が、プラテンローラ6の軸心回りに移動させられて図2の位置に戻る。
【0033】
すなわち、本実施形態によれば、レバー16とカバー部材10との間にバネ等の付勢手段を設けることなく、カバー部材10が閉じられたときに、ロックアーム5によってレバー16を元の位置に復元することができる。したがって、カバー部材10およびレバー16の構造を簡略化して、コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施形態に係るサーマルプリンタを示す分解斜視図である。
【図2】図1のサーマルプリンタにおいて、プラテンローラがロックアームによりロックされた状態を示す縦断面図である。
【図3】図1のサーマルプリンタにおいて、プラテンローラのロックアームによるロックが解除された状態を示す縦断面図である。
【図4】図1のサーマルプリンタにおいて、プラテンローラをサーマルヘッドから離間させた状態を示す縦断面図である。
【図5】図1のサーマルプリンタにおけるカバー部材の揺動方向と、レバーの移動方向とを説明する縦断面図である。
【符号の説明】
【0035】
1 サーマルプリンタ
2 本体フレーム
4 サーマルヘッド
4a 印字面
5 ロックアーム
6 プラテンローラ
9a 収容部
10 カバー部材(揺動アーム)
11 軸受
15 感熱紙
16 レバー
18 操作部(力点)
18a 受圧面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体フレームと、
該本体フレームに取り付けられたサーマルヘッドと、
該サーマルヘッドの印字面に対向して配置され、サーマルヘッドとの間に感熱紙を挟んで送りをかけるプラテンローラと、
前記本体フレームに揺動可能に取り付けられ、前記プラテンローラを回転自在に支持する軸受をサーマルヘッド側に押圧して本体フレームとの間でロックするロックアームと、
前記プラテンローラの軸受を支持し、前記ロックアームによるロック位置と、前記ロックアームからの離脱位置との間で揺動する揺動アームと、
該揺動アームに移動可能に設けられ、力点に作用する外力により、前記ロックアームによるプラテンローラのロック状態を解除するレバーとを備え、
前記ロックアームによるロック状態の解除時における前記レバーの力点の移動方向と前記揺動アームの揺動方向とが同一方向であるサーマルプリンタ。
【請求項2】
前記レバーが、前記プラテンローラのほぼ軸心回りに移動可能に設けられている請求項1に記載のサーマルプリンタ。
【請求項3】
前記レバーの力点に、該力点における前記揺動アームの揺動方向に対して交差する方向に延びる受圧面を有する請求項1または請求項2に記載のサーマルプリンタ。
【請求項4】
前記揺動アームが、ロール状の感熱紙を収容する収容部のカバーを構成している請求項1から請求項3のいずれかに記載のサーマルプリンタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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