説明

シグナリング又はブロック生成を用いた拡張ブロック−要求ストリーミングシステム

ブロック要求ストリーミングシステムは、従来のファイルサーバ(HTTP、FTP、等)によって対処される形式でデータを生成する取り込みシステムを典型的に用いて、該システムのユーザ経験及び帯域幅効率の向上を提供し、取り込みシステムは、コンテンツを取り込み、ファイルサーバによって対処されるファイル又はデータ要素としてそれを準備する。システムは、ブロック要求のシーケンス、タイミング及び構築、時間に基づくインデキシング、可変のブロックサイズ設定、最適なブロック分割、ランダムアクセスポイントの配置の制御を制御することを含み、複数のプレゼンテーションバージョンにわたり、プレゼンテーションデータを動的に更新すること、及び/又はライブコンテンツ及び時間シフトを効率的に提示することを含む。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
要求に応じてクライアントデバイスに電子的に送信されるメディアデータのブロックを生成する方法であって、
プレゼンテーションのメディアを表現するデータを入手することであって、前記プレゼンテーションは、経時のプレゼンテーションであり、定義されたプレイアウトレートを有し、前記プレゼンテーションの一部分は、時間範囲によって定義することができることと、
前記プレゼンテーションのメディアを表現する前記データを複数のブロックとして格納することと、
送信前に、前記ブロック内における複数の時間範囲と複数の位置との間の対応性を特定することと、
前記ブロックの送信前に、前記対応性の少なくとも一部を表現する格納された対応性データを生成し、クライアントデバイスが、前記複数のブロックのいずれの部分組を要求すべきかを、プレイアウトされる前記プレゼンテーションの前記格納された対応性データ及び希望される時間範囲から決定することができるようにすることと、を備える、方法。
【請求項2】
前記格納された対応性データは、前記対応するメディアデータを同じく含むファイルの一部として格納される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記格納された対応性データは、XMLメタデータとしてフォーマット化されたマップであり、前記時間範囲は、前記プレゼンテーションの始めに関するものであるか又はメディアブロックの始めに関するものである請求項1に記載の方法。
【請求項4】
メディアデータのブロック及び前記格納された対応性データを前記生成することは、メディア取り込みシステムによって行われ、少なくともファイル要求に応答する汎用サーバ上に格納される請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ファイル要求は、HTTP要求である請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記メディアブロックは、可変の継続時間を有し、前記格納された対応性データは、クライアントデバイスが、メディアブロックの前記可変の継続時間に依存して変動する可能性がある時間範囲及びデータ位置の対応性を決定するのを可能にする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ピクチャグループ(GoP)が2つ以上のメディアブロックに分割される請求項1に記載の方法。
【請求項8】
提示期間にわたってメディアプレゼンテーションを提示することが可能であるクライアントデバイスにおいて、メディアサーバに対して行う要求を決定する方法であって、
前記クライアントデバイスにおいて、前記メディアプレゼンテーションの希望される期間を決定することであって、前記希望される期間は、前記提示期間の全体よりも小さいことと、
前記クライアントデバイスにおいて、前記メディアを表現するブロック内のデータ範囲に前記メディアプレゼンテーションの時間範囲をマッピングする格納された対応性データを入手することと、
前記クライアントデバイスにおいて、及び前記格納された対応性データから、いずれのデータ範囲を前記メディアサーバに要求すべきかを決定することと、
前記決定された要求を行うことと、
前記クライアントデバイスを用いて前記プレゼンテーションを提示することと、を備える、方法。
【請求項9】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムにメディアデータを要求する通信システムにおいて、
前記メディア取り込みシステムにおいて、メディアプレゼンテーションの第1のバージョンを符号化することであって、前記第1のバージョンは、入手可能にされるデータレートバージョンであることと、
ランダムアクセスポイント間の最低の時間的スペースに準じることを条件として、前記符号化の圧縮効率を最適化するために前記第1のバージョン内で前記ランダムアクセスポイントを選択することと、
前記メディアプレゼンテーションの第2のバージョンを符号化することであって、前記第2のバージョンは、入手可能にされる異なるデータレートバージョンであることと、
前記第1のバージョン内の前記ランダムアクセスポイントに時間的に一致するように前記第2のバージョン内のランダムアクセスポイントを選択することと、を備える方法。
【請求項10】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムにメディアデータを要求する通信システムにおいて、
前記メディア取り込みシステムにおいて、メディアプレゼンテーションの第1のバージョンを符号化することであって、前記第1のバージョンは、入手可能にされるデータレートバージョンであることと、
前記第1のバージョン内のランダムアクセスポイントを選択することと、
前記メディアプレゼンテーションの第2のバージョンを符号化することであって、前記第2のバージョンは、入手可能にされる異なるデータレートのバージョンであることと、
前記第1のバージョン内の前記ランダムアクセスポイントから時間的に独立している前記第2のバージョン内の前記ランダムアクセスポイントを選択することと、を備える方法。
【請求項11】
前記メディアプレゼンテーションの前記第1のバージョンの前記符号化は、前記メディアプレゼンテーションの前記第2のバージョンの前記符号化から独立して行われる請求項10に記載の方法。
【請求項12】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムにメディアデータを要求する通信システムにおいて、
前記クライアント側において、メディアプレゼンテーションの第1のバージョンを受信することであって、前記第1のバージョンは、入手可能にされるデータレートバージョンであり、前記第1のバージョンは、ランダムアクセスポイントの第1の組を有することと、
前記クライアント側において、メディアプレゼンテーションの第2のバージョンを受信することであって、前記第2のバージョンは、入手可能にされるデータレートバージョンであり、前記第2のバージョンは、ランダムアクセスポイントの前記第1の組から時間的に独立しているランダムアクセスポイントの第2の組を有することと、を備える方法。
【請求項13】
前記メディアプレゼンテーションの前記第1のバージョンを消費することによって前記メディアを提示することと、
前記提示することを中断することなしに前記メディアプレゼンテーションの前記第2のバージョンを消費することに切り換わることであって、前記切り換わることは、ランダムアクセスポイントの前記第1の組からの第1のランダムアクセスポイントとランダムアクセスポイントの前記第2の組からの第2のランダムアクセスポイントとの間で発生することと、をさらに備える請求項12に記載の方法。
【請求項14】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムからメディアデータを受信する通信システムにおいて、
前記メディア取り込みシステムにおいて、前記クライアントに最小の立ち上がり遅延値を提供することを備え、前記立ち上がり遅延は、前記クライアントデバイスが前記メディア取り込みシステムから前記メディアデータを受信するのを最初に開始したときと前記クライアントデバイスが中断なしに前記メディアデータの消費を開始することができるときとの間の前記遅延であり、前記立ち上がり遅延は、前記メディア取り込みシステムと前記クライアントとの間で利用可能な送信帯域幅の関数である、方法。
【請求項15】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムからメディアデータを受信する通信システムにおいて、
前記クライアントデバイスにおいて、前記メディア取り込みシステムから最小の立ち上がり遅延値を受信することであって、前記立ち上がり遅延は、前記メディア取り込みシステムと前記クライアントとの間で利用可能な送信帯域幅の関数であることと、
前記メディア取り込みシステムからメディアデータを受信することと、
前記立ち上がり遅延だけ前記メディアデータの消費の開始を遅延させることと、を備える方法。
【請求項16】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムからメディアデータストリームを受信する通信システムにおいて、
前記メディア取り込みシステムにおいて、前記メディアデータストリームと関連付けられたメディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを提供することと、
前記メディアデータストリームが前記クライアントに送信されている間に前記MPDを動的に更新することと、
前記MPDが更新されていることを示すために前記メディアデータストリーム内に信号を挿入することと、を備える方法。
【請求項17】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムからメディアデータストリームを受信する通信システムにおいて、
前記クライアント側において、前記メディアデータストリームと関連付けられたMPDが更新されていることを示す信号を前記メディアデータストリーム内で検出することと、
前記メディア取り込みシステムに前記更新されたMPDの要求を送信することと、を備える方法。
【請求項18】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムからメディアデータストリームを受信する通信システムにおいて、
前記メディア取り込みシステムにおいて、前記メディアデータストリームと関連付けられたメディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを提供することと、
有効性インジケータ及び時間間隔を前記MPD内で提供することであって、前記インジケータは、前記MPDが前記時間間隔にわたって有効であることをシグナリングすることと、を備える方法。
【請求項19】
クライアントデバイスがメディア取り込みシステムからメディアデータストリームを受信する通信システムにおいて、
前記クライアントデバイスにおいて、前記メディアデータストリームと関連付けられたメディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信することと、
有効性インジケータ及び時間間隔を前記MPDから抽出することであって、前記インジケータは、前記MPDが前記時間間隔にわたって有効であることをシグナリングすることと、
前記時間間隔と現在の提示時間の比較に基づいて前記MPDが有効であることを確認することと、を備える方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7a】
image rotate

【図7b】
image rotate

【図8(a)】
image rotate

【図8(b)】
image rotate

【図9(a)】
image rotate

【図9(b)】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate


【公表番号】特表2013−505680(P2013−505680A)
【公表日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−530995(P2012−530995)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【国際出願番号】PCT/US2010/049842
【国際公開番号】WO2011/038013
【国際公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】