シート状素材を用いた可動構造、およびその作成方法
【課題】児童向けのペーパークラフト等において、可動機構の外的負荷に対する作動保持能力の高い可動構造体を提供する。
【解決手段】当該可動構造体を構成する作動部2と基部3を簡素な2連の中空構造の箱型形状とする。さらに上記箱型形状の連結箇所の屈曲部を軸部1とする。また、動作の経過に伴い軸部1の外周部で作動部2を常に支え続ける作動制御部4を設ける。また、モーター等の動力を用いた駆動機構5を当該可動構造体に接続設置するにあたり、基部3内部に作動部2と連結した作動制御部4の末端が常に収納される事と当該可動構造体が中空構造の箱型形状であるが故に内部に駆動機構5を内臓し得る構造となる。
【解決手段】当該可動構造体を構成する作動部2と基部3を簡素な2連の中空構造の箱型形状とする。さらに上記箱型形状の連結箇所の屈曲部を軸部1とする。また、動作の経過に伴い軸部1の外周部で作動部2を常に支え続ける作動制御部4を設ける。また、モーター等の動力を用いた駆動機構5を当該可動構造体に接続設置するにあたり、基部3内部に作動部2と連結した作動制御部4の末端が常に収納される事と当該可動構造体が中空構造の箱型形状であるが故に内部に駆動機構5を内臓し得る構造となる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
紙、プラスチック、ポリプロピレン等のシート状素材を用いた可動構造体の製作方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、様々な機器を構成する基本的な可動機構においての部品構成は図3、図4に示すように、大まかに、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする設計の傾向にある。
また、児童向けのペーパークラフト等においても基本的な可動機構の構成は、図5、図6に示すように、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする設計の傾向にある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、様々な機器を構成する基本的な可動機構においての部品構成は大まかに、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする傾向にあるが、図7に示すように、作動部2を動力駆動する為のモーター等を用いた駆動機構5を増設するにあたり、可動機構の外部に設置する傾向にあり可動機構が肥大化する傾向にあった。
【0004】
また、主に児童が手で動かして可動状態を任意に保持して鑑賞を楽しむ事を目的とした、紙等のシート状素材を用いたペーパークラフト等の可動機構の構成ついても上記と同様に、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする傾向にある。
しかし、これ等ペーパークラフト等の可動機構の可動保持能力については、軸部1と作動部2と基部3の物理的に接触した僅かな面の摩擦に依存する傾向があり、作動部2は外的負荷に対して作動の保持を損い易い傾向にあった。
【0005】
また、図5に示すように、作動部2、基部3が紙等のシート状素材であるのに対し、軸部1だけが、金属や木材を使用する傾向にあり、繰返し動作を続けると夫々の部品素材の性質の違いから軸部1周囲の作動部2及び、基部3の紙等のシート状素材部分を傷めてしまい機能を損ねる傾向にあった。
【0006】
そこで本発明は、従来のこのような問題点を解決すべくなされたものであり、シート状素材を用いる事で比較的構造が簡易で、任意の可動状態を維持易く、動力を用いた駆動部の設置が必要な場合においてはその内臓の易い可動構造体を構成する手段を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、当該可動構造体を構成する作動部と基部を簡素な2連の中空構造の箱型形状とする。さらに上記箱型形状の連結箇所の屈曲部を作動軸とする。
また、動作経過に伴い作動軸の外周部で作動部を常に支え続ける作動制御部を設ける。
【0008】
また、モーター等の動力を用いた駆動機構を当該可動構造体に接続設置するにあたり、構造体内部に作動部と連結した作動制御部の末端が常に収納される事と当該可動構造体が中空構造の箱型形状であるが故に内部に前記駆動機構を内臓し得る構造となる。
【発明の効果】
【0009】
可動構造体を単一種のシート状素材のみで構成する事で製作を簡易かつ作動構造を堅牢にし、作動部の動作の経過に対しては作動軸の外周部で常に作動部を支え続ける作動制御部を設置する事で作動部の動作をより安定した状態に保て得る構造とした。
また、当該可動構造体にモーター等の動力を用いた駆動部を接続設置するにあたっては、作動部と接続関係にある作動制御部が常に内臓された状態にある事で駆動系との接続が位置的に容易であることや、当該可動構造体が中空構造の箱型形状であるが故に構造体内部に前記駆動部を内臓し得る構造となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0010】
当該可動構造体の組立て過程と駆動機構を搭載する過程と実施形態を示す。
【0011】
図8、図9に示すように、シート状素材で長方体の箱状構造物を構成し図10、図11に示すように、1面を残した状態で作動部2と基部3と見なした領域に分断する。
【0012】
図10に示すように、作動部2と基部3に分断した際に切込みを入れなかった面を分断箇所から折り曲げ、この折り曲げ辺を作動の中心辺の軸部1とする。
この加工段階で1個の長方体の箱状構造から作動部2、軸部1、基部3が完成する。
【0013】
図12、図13に示すように、作動部2に動力を伝達する作動制御部4となる部材の一端を作動部2の裏面に接着し一端を基部3内部へと収納される状態に設置する。
【0014】
図1に示すように、上記加工段階で取り付けた作動制御部4に動力を伝達させる為の機構として、基部3に収納される状態でモーター等を用いた回転駆動部を有する駆動機構5を作動制御部4に動力の伝達可能な関係に取り付け駆動機構5を内臓した当該可動構造体が完成する。
【0015】
上記工程で完成した当該可動構造体を動作させる。
基部3に内臓した駆動機構5を動作させるとその動力を受けた作動制御部4が接続関係にある作動部2の末端を動かし軸部1の分割辺を中心に角度を持って駆動されるのが確認できる。
上記一連の作動の開始時と終了時の様子を図14と図15に示す。
【実施例2】
【0016】
当該可動構造体をペーパークラフト等の組立て玩具の可動機構として用いた場合の組立て過程と実施形態を示す。
【0017】
図8、図9に示すように、シート状素材で長方体の箱状構造物を構成し図10、図11に示すように、1面を残した状態で作動部2と基部3と見なした領域に分断する。
【0018】
図10に示すように、作動部2と基部3に分断した際に切込みを入れなかった面を分断箇所から折り曲げ、この折り曲げ辺を作動の中心辺の軸部1とする。
この加工段階で1個の長方体の箱状構造から作動部2、軸部1、基部3が完成する。
【0019】
図12、図13に示すように、作動部2に動力を伝達する作動制御部4となる部材の一端を作動部2の裏面に接着し一端を基部3内部へと収納される状態に設置する。
【0020】
図2に示すように、上記加工段階で取り付けた作動制御部4に接触しつつ、動作時には適度な摩擦を起す位置関係にガイド部6を基部3内部に設置し、当該可動構造体が完成する。
【0021】
上記工程で完成した可動構造体を動作させる。
作動部2と基部3を夫々手で支え軸部1を中心に曲げる様に力を加えると、軸部1を中心に作動部2と基部3が角度を持って屈曲するのが確認できる。
上記一連の作動の開始時と終了時の様子を図1と図2に示す。
【0022】
当該可動構造体は以上に示したように構成されているので、以下に記載されるような効果を発揮する。
【0023】
可動構造を構成する軸部、作動部、基部が一連の接着された関係にあるので、作動中に分解が起き難い事や、軸部が物理的に独立した存在では無いので、軸部の脱落と言った事が起き難い。
【0024】
シート状素材から部品を構築する事が可能であるため、部品を展開図として印刷し製造の効率を上げる事が可能となる。
【0025】
シート状素材によって構成されているが故に、長期の作動によって軸部等に亀裂等が発生しても亀裂箇所に同シート状素材を新たに接着等する事で機能を回復し得るので補修が容易である。
【0026】
また、上述した実施例ではシート状素材からの構成を示したが、当該可動機構を製造するに当たり、従来の製造機器による樹脂や金属によるプレス形成や注型形成等でも当該可動機構は形成し得る。
【0027】
当該可動構造は、従来広く使われる基本的な可動機構の代替機構として利用し得るので、その利用範囲にも基本的な可動機構と同等の使用がなされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該可動構造体の構築においての駆動機構の設置状況を示すと共に、実施例1による構築最終工程を示す縦断面図
【図2】当該可動構造体の構築においての駆動機構の設置状況を示すと共に、実施例2による構築最終工程を示す縦断面図
【図3】従来の基本的な可動機構においての部品構成を示す斜視図
【図4】従来の基本的な可動機構を示す斜視図
【図5】従来のペーパークラフト等においての基本的な可動機構の部品構成及び展開図
【図6】従来のペーパークラフト等においての基本的な可動機構を示す斜視図
【図7】従来の基本的な可動機構において動力駆動する為の駆動機構を増設した例
【図8】当該可動構造体の構築において初期の加工状況を示す縦断面図
【図9】当該可動構造体の構築において初期の加工状況を示す斜視図
【図10】当該可動構造体の構築において軸部、作動部、基部に加工する状況を示す縦断面図
【図11】当該可動構造体の構築において軸部、作動部、基部に加工する状況を示す斜視図
【図12】当該可動構造体の構築において作動制御部の設置状況を示す縦断面図
【図13】当該可動構造体の構築において作動制御部の設置状況を示す斜視図
【図14】当該可動構造体の実施例1による作動開始時の状況を示す縦断面図
【図15】当該可動構造体の実施例1による作動終了時の状況を示す縦断面図
【図16】当該可動構造体の実施例2による作動開始時の状況を示す縦断面図
【図17】当該可動構造体の実施例2による作動終了時の状況を示す縦断面図
【符号の説明】
1 軸部
2 作動部
3 基部
4 作動制御部
5 駆動機構
6 ガイド部
【技術分野】
【0001】
紙、プラスチック、ポリプロピレン等のシート状素材を用いた可動構造体の製作方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、様々な機器を構成する基本的な可動機構においての部品構成は図3、図4に示すように、大まかに、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする設計の傾向にある。
また、児童向けのペーパークラフト等においても基本的な可動機構の構成は、図5、図6に示すように、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする設計の傾向にある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、様々な機器を構成する基本的な可動機構においての部品構成は大まかに、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする傾向にあるが、図7に示すように、作動部2を動力駆動する為のモーター等を用いた駆動機構5を増設するにあたり、可動機構の外部に設置する傾向にあり可動機構が肥大化する傾向にあった。
【0004】
また、主に児童が手で動かして可動状態を任意に保持して鑑賞を楽しむ事を目的とした、紙等のシート状素材を用いたペーパークラフト等の可動機構の構成ついても上記と同様に、軸部1、作動部2、基部3の3部構成とする傾向にある。
しかし、これ等ペーパークラフト等の可動機構の可動保持能力については、軸部1と作動部2と基部3の物理的に接触した僅かな面の摩擦に依存する傾向があり、作動部2は外的負荷に対して作動の保持を損い易い傾向にあった。
【0005】
また、図5に示すように、作動部2、基部3が紙等のシート状素材であるのに対し、軸部1だけが、金属や木材を使用する傾向にあり、繰返し動作を続けると夫々の部品素材の性質の違いから軸部1周囲の作動部2及び、基部3の紙等のシート状素材部分を傷めてしまい機能を損ねる傾向にあった。
【0006】
そこで本発明は、従来のこのような問題点を解決すべくなされたものであり、シート状素材を用いる事で比較的構造が簡易で、任意の可動状態を維持易く、動力を用いた駆動部の設置が必要な場合においてはその内臓の易い可動構造体を構成する手段を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、当該可動構造体を構成する作動部と基部を簡素な2連の中空構造の箱型形状とする。さらに上記箱型形状の連結箇所の屈曲部を作動軸とする。
また、動作経過に伴い作動軸の外周部で作動部を常に支え続ける作動制御部を設ける。
【0008】
また、モーター等の動力を用いた駆動機構を当該可動構造体に接続設置するにあたり、構造体内部に作動部と連結した作動制御部の末端が常に収納される事と当該可動構造体が中空構造の箱型形状であるが故に内部に前記駆動機構を内臓し得る構造となる。
【発明の効果】
【0009】
可動構造体を単一種のシート状素材のみで構成する事で製作を簡易かつ作動構造を堅牢にし、作動部の動作の経過に対しては作動軸の外周部で常に作動部を支え続ける作動制御部を設置する事で作動部の動作をより安定した状態に保て得る構造とした。
また、当該可動構造体にモーター等の動力を用いた駆動部を接続設置するにあたっては、作動部と接続関係にある作動制御部が常に内臓された状態にある事で駆動系との接続が位置的に容易であることや、当該可動構造体が中空構造の箱型形状であるが故に構造体内部に前記駆動部を内臓し得る構造となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0010】
当該可動構造体の組立て過程と駆動機構を搭載する過程と実施形態を示す。
【0011】
図8、図9に示すように、シート状素材で長方体の箱状構造物を構成し図10、図11に示すように、1面を残した状態で作動部2と基部3と見なした領域に分断する。
【0012】
図10に示すように、作動部2と基部3に分断した際に切込みを入れなかった面を分断箇所から折り曲げ、この折り曲げ辺を作動の中心辺の軸部1とする。
この加工段階で1個の長方体の箱状構造から作動部2、軸部1、基部3が完成する。
【0013】
図12、図13に示すように、作動部2に動力を伝達する作動制御部4となる部材の一端を作動部2の裏面に接着し一端を基部3内部へと収納される状態に設置する。
【0014】
図1に示すように、上記加工段階で取り付けた作動制御部4に動力を伝達させる為の機構として、基部3に収納される状態でモーター等を用いた回転駆動部を有する駆動機構5を作動制御部4に動力の伝達可能な関係に取り付け駆動機構5を内臓した当該可動構造体が完成する。
【0015】
上記工程で完成した当該可動構造体を動作させる。
基部3に内臓した駆動機構5を動作させるとその動力を受けた作動制御部4が接続関係にある作動部2の末端を動かし軸部1の分割辺を中心に角度を持って駆動されるのが確認できる。
上記一連の作動の開始時と終了時の様子を図14と図15に示す。
【実施例2】
【0016】
当該可動構造体をペーパークラフト等の組立て玩具の可動機構として用いた場合の組立て過程と実施形態を示す。
【0017】
図8、図9に示すように、シート状素材で長方体の箱状構造物を構成し図10、図11に示すように、1面を残した状態で作動部2と基部3と見なした領域に分断する。
【0018】
図10に示すように、作動部2と基部3に分断した際に切込みを入れなかった面を分断箇所から折り曲げ、この折り曲げ辺を作動の中心辺の軸部1とする。
この加工段階で1個の長方体の箱状構造から作動部2、軸部1、基部3が完成する。
【0019】
図12、図13に示すように、作動部2に動力を伝達する作動制御部4となる部材の一端を作動部2の裏面に接着し一端を基部3内部へと収納される状態に設置する。
【0020】
図2に示すように、上記加工段階で取り付けた作動制御部4に接触しつつ、動作時には適度な摩擦を起す位置関係にガイド部6を基部3内部に設置し、当該可動構造体が完成する。
【0021】
上記工程で完成した可動構造体を動作させる。
作動部2と基部3を夫々手で支え軸部1を中心に曲げる様に力を加えると、軸部1を中心に作動部2と基部3が角度を持って屈曲するのが確認できる。
上記一連の作動の開始時と終了時の様子を図1と図2に示す。
【0022】
当該可動構造体は以上に示したように構成されているので、以下に記載されるような効果を発揮する。
【0023】
可動構造を構成する軸部、作動部、基部が一連の接着された関係にあるので、作動中に分解が起き難い事や、軸部が物理的に独立した存在では無いので、軸部の脱落と言った事が起き難い。
【0024】
シート状素材から部品を構築する事が可能であるため、部品を展開図として印刷し製造の効率を上げる事が可能となる。
【0025】
シート状素材によって構成されているが故に、長期の作動によって軸部等に亀裂等が発生しても亀裂箇所に同シート状素材を新たに接着等する事で機能を回復し得るので補修が容易である。
【0026】
また、上述した実施例ではシート状素材からの構成を示したが、当該可動機構を製造するに当たり、従来の製造機器による樹脂や金属によるプレス形成や注型形成等でも当該可動機構は形成し得る。
【0027】
当該可動構造は、従来広く使われる基本的な可動機構の代替機構として利用し得るので、その利用範囲にも基本的な可動機構と同等の使用がなされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該可動構造体の構築においての駆動機構の設置状況を示すと共に、実施例1による構築最終工程を示す縦断面図
【図2】当該可動構造体の構築においての駆動機構の設置状況を示すと共に、実施例2による構築最終工程を示す縦断面図
【図3】従来の基本的な可動機構においての部品構成を示す斜視図
【図4】従来の基本的な可動機構を示す斜視図
【図5】従来のペーパークラフト等においての基本的な可動機構の部品構成及び展開図
【図6】従来のペーパークラフト等においての基本的な可動機構を示す斜視図
【図7】従来の基本的な可動機構において動力駆動する為の駆動機構を増設した例
【図8】当該可動構造体の構築において初期の加工状況を示す縦断面図
【図9】当該可動構造体の構築において初期の加工状況を示す斜視図
【図10】当該可動構造体の構築において軸部、作動部、基部に加工する状況を示す縦断面図
【図11】当該可動構造体の構築において軸部、作動部、基部に加工する状況を示す斜視図
【図12】当該可動構造体の構築において作動制御部の設置状況を示す縦断面図
【図13】当該可動構造体の構築において作動制御部の設置状況を示す斜視図
【図14】当該可動構造体の実施例1による作動開始時の状況を示す縦断面図
【図15】当該可動構造体の実施例1による作動終了時の状況を示す縦断面図
【図16】当該可動構造体の実施例2による作動開始時の状況を示す縦断面図
【図17】当該可動構造体の実施例2による作動終了時の状況を示す縦断面図
【符号の説明】
1 軸部
2 作動部
3 基部
4 作動制御部
5 駆動機構
6 ガイド部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙又はポリプロピレン等のシート状素材に可動構造を構成する複数の部品を展開図として印刷し、それを基にシート状素材から切り出したシート状部品を加工し組上げた結果、基部内部に収納し得る作動部保持の為の作動保持部を有する事と、前記作動保持部に作用し作動状態の保全や駆動制御を目的とした仕組みが基部の内部に内臓し得る事を特徴とした可動構造体。
【請求項2】
基部内部に収納し得る作動部保持の為の作動保持部を有する事と、前記作動保持部に作用し作動状態の保全や駆動制御を目的とした仕組みが基部の内部に有する事を特徴とした可動構造体において、作動保持部は作動部に直接連結された状態にある事から、作動保持部をモーター等を用いた動力駆動によって動作させた結果、可動部をモーター等を用いた動力駆動よって動作し得る事を特徴とする可動構造体。
【請求項3】
請求項1、請求項2に記載の可動構造体において、作動保持部は作動部に直接連結された状態にある事から、作動保持部をモーター等を用いた動力駆動部に接続する事で、作動部をモーター等を用いた動力駆動で動作し得るが、作動保持部は基部内部に収納される状態に位置している事から、モーター等を用いた駆動機構を可動構造体の基部内部に内臓設置し得る事を特徴とする可動構造体。
【請求項1】
紙又はポリプロピレン等のシート状素材に可動構造を構成する複数の部品を展開図として印刷し、それを基にシート状素材から切り出したシート状部品を加工し組上げた結果、基部内部に収納し得る作動部保持の為の作動保持部を有する事と、前記作動保持部に作用し作動状態の保全や駆動制御を目的とした仕組みが基部の内部に内臓し得る事を特徴とした可動構造体。
【請求項2】
基部内部に収納し得る作動部保持の為の作動保持部を有する事と、前記作動保持部に作用し作動状態の保全や駆動制御を目的とした仕組みが基部の内部に有する事を特徴とした可動構造体において、作動保持部は作動部に直接連結された状態にある事から、作動保持部をモーター等を用いた動力駆動によって動作させた結果、可動部をモーター等を用いた動力駆動よって動作し得る事を特徴とする可動構造体。
【請求項3】
請求項1、請求項2に記載の可動構造体において、作動保持部は作動部に直接連結された状態にある事から、作動保持部をモーター等を用いた動力駆動部に接続する事で、作動部をモーター等を用いた動力駆動で動作し得るが、作動保持部は基部内部に収納される状態に位置している事から、モーター等を用いた駆動機構を可動構造体の基部内部に内臓設置し得る事を特徴とする可動構造体。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2008−161622(P2008−161622A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−357524(P2006−357524)
【出願日】平成18年12月30日(2006.12.30)
【出願人】(398023287)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年12月30日(2006.12.30)
【出願人】(398023287)
【Fターム(参考)】
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