説明

スキンケアのためのマッサージ装置

本発明はスキンマッサージデバイスに関する。このスキンマッサージデバイスは、マッサージクリームが塗られた肌をこすり、マッサージで肌に物理的な刺激を与え、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にする。このスキンマッサージデバイスは、作動デバイス15とたたき部材21を含む。たたき部材21を前後に往復して平行移動させるための作動デバイス15は、回転スイッチ12のオン/オフの変化に従ってバッテリー100の電気エネルギーが選択的に供給/遮断される駆動モータ13の回転軸14に取り付けられる。たたき部材21は、作動デバイス15と相互作用する間ずっと物理的な刺激を与える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マッサージクリームが塗られた肌をこすり、マッサージで肌に物理的な刺激を与えることができ、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にすることができるスキン(肌)マッサージ装置に関し、特に、駆動モータの回転運動を直線運動に変え、肌に物理的な刺激を与えるための指圧突起を有するマッサージプレートで肌をたたき、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌を維持するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
関連出願へのクロスリファレンス
この出願は、2008年6月30日に韓国特許商標庁に出願された韓国実用新案出願第20−2008−0008738号への優先権を主張する。その出願の全ての開示は参照によりここに含められる。
【0003】
一般に、肌は紫外線にさらされ、ザラザラした物質がより厚く付着する。それで、肌はその透過性を失い、肌の代謝作用は低下し、湿り気と滋養物を円滑に与えることに失敗する。
上記事実によって引き起こされる老齢からくる劣化の進行を阻止する手段として、マッサージによるスキンケアがいずれは使われる。
スキンケアは2つの方法に分けられる。一つの方法はマッサージにおいて肌に機能的な化粧品を塗ることであり、他の方法は肌のマッサージにおいて肌に物理的な刺激を与えることである。
【0004】
上述した方法の中で、機能的化粧品を塗ることによって肌の老化の進行を防止し、ひいては肌の湿り気を維持することにおいて、湿り気の維持は弾力性のある肌を保つことにおける第2の要因であり、湿り気の維持機能が低下すると、崩れること、および弾力性と伸縮性がないことが原因で肌はしわを生じる。
このように、肌に塗られた機能的化粧品によって、塗布された湿り気維持クリームが湿り気を維持するだけではなく、滋養物が与えられる。
【0005】
上述したように、肌に機能的化粧品を塗ることによる肌のマッサージにおいて、主に指が使われ、マッサージは指により肌をこすることによって実行され、肌へのいかなる物理的な刺激も生じず、それゆえ機能的化粧品によるマッサージの効果が期待されるだけである。
従って、機能的化粧品の塗られた肌を指でこすること以外に、マッサージで肌に物理的刺激を与え、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にするスキンマッサージ装置を使うことによって、効果が倍増する。
【0006】
続いて、肌に物理的刺激を与えるために作られた既存のスキンマッサージ装置は主として手動タイプと電動タイプに分けられる。
上述したように分類されるスキンマッサージ装置の中で、最新の便利にかつ楽に使用される電動タイプのスキンマッサージ装置が広く使用される。
電動タイプのスキンマッサージ装置は、動力としてモータを持ったマッサージデバイスの前後の往復移動によって肌をたたくように構成される。
【0007】
上述したように、従来のマッサージデバイスで肌をたたくことによって、肌を構成する皮層と皮下組織まで刺激を与えるために指でこするマッサージが行われるときを超える優れた効果が得られる。けれども、マッサージ装置のマッサージデバイスが駆動モータに直接つながれ、モータの動力によって前進から後退までの移動の動きが実行されるので、マッサージ中に肌に過度に触れるマッサージデバイスのために過負荷が起こる場合には、その過負荷は駆動モータに頻繁に障害を生じさせる。そのようなモータの障害は、マッサージ装置の故障に結び付き、製品に関する負の認識を消費者に植え付ける要因になる。その結果、市場において競争に勝つことが困難になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は従来のマッサージ装置の欠点を解消するためになされたものであり、このマッサージ装置は、マッサージ中にマッサージクリームが塗られた肌をこするとき、マッサージで肌に物理的な刺激を与え、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にする。本発明の目的は、たたき部材が駆動モータに生じる過負荷を最小にするように改善されたスキンマッサージ装置を提供することである。それによって、駆動モータの障害によって引き起こされる消費者の不信や問題に実質的に有利に対処すること、マッサージ装置の信頼性を確保すること、ひいては家庭でのマッサージ装置の使用を促進すること、マッサージを受けるために専門技術を持つビューティーショップを探して肌のケアを受ける負担を解消すること、同時に専門技術を持つビューティーショップの使用時間と休憩時間を使うスキンケアの削減に伴って経済的負担を減少させることが付加的な時間の追加なしに可能であり、消費者のニーズを満足させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、マッサージクリームが塗られた肌をこすり、マッサージで肌に物理的な刺激を与え、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にするスキンマッサージデバイスであって、たたき部材21を前後に往復して平行移動させるための作動デバイス15が、回転スイッチ12のオン/オフの変化に従ってバッテリー100の電気エネルギーが選択的に供給/遮断される駆動モータ13の回転軸14に取り付けられ、作動デバイス15と相互作用する間ずっと物理的な刺激を与えるたたき部材21を含むことを特徴とするスキンマッサージデバイスとして提案される。
【発明の効果】
【0010】
本発明のスキンマッサージ装置は、マッサージ中にマッサージクリームが塗られた肌をこするとき、マッサージで肌に物理的な刺激を与え、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にする。上述したように、このスキンマッサージ装置は、駆動モータに生じる過負荷を最小にするようにたたき部材を改善するという目的にかなった効果を有する。それによって、駆動モータの障害によって引き起こされる消費者の不信や問題に対処すること、マッサージ装置の信頼性を確保すること、ひいては家庭でのマッサージ装置の使用を促進すること、マッサージを受けるために専門技術を持つビューティーショップを探して肌のケアを受ける負担を解消すること、同時に専門技術を持つビューティーショップの使用時間と休憩時間を使うスキンケアの削減に伴って経済的負担を有利に減少させることが付加的な時間の追加なしに可能であり、消費者の切望を満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係るスキンマッサージ装置の一実施形態の断面構造である。
【図2】図1のスキンマッサージ装置において、作動デバイスが動作し、ひいてはたたき部材が役割を果たす状態を示す典型的な図である。
【図3】本発明に係るスキンマッサージ装置の他の実施形態の断面構造である。
【図4】図3のスキンマッサージ装置において、作動デバイスが動作し、ひいてはたたき部材が役割を果たす状態を示す典型的な図である。
【図5】本発明に係るスキンマッサージ装置の更に他の実施形態の断面構造である。
【図6】図5のスキンマッサージ装置において、作動デバイスが動作し、ひいてはたたき部材が役割を果たす状態を示す典型的な図である。
【図7】本発明に係るスキンマッサージ装置の更に他の実施形態の断面構造である。
【図8】図7のスキンマッサージ装置において、作動デバイスが動作し、ひいてはたたき部材が役割を果たす状態を示す典型的な図である。
【図9】本発明に係るスキンマッサージ装置の更に他の実施形態の断面構造である。
【図10】図9のスキンマッサージ装置において、作動デバイスが動作し、ひいてはたたき部材が役割を果たす状態を示す典型的な図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、明細書に添付された図面を参照しつつ本発明の望ましい実施形態を更に詳細に説明する。
【0013】
図1−10に示すように、本発明のスキンマッサージ装置は、バッテリー100を収納するバッテリー収納部11が取り付けられるファーストケース10と、駆動モータ13を含んでおり、駆動モータ13によって作動させられる作動デバイス15と、作動デバイス15と相互作用するたたき部材21を含むセカンドケースとの結合から成る。
【0014】
ファーストケース10のバッテリー収納部11には、収納されたバッテリー100の+電極と−電極に接続される接続プレート11a、11bと、バッテリー100の電気エネルギーを選択的に供給するためのロータリースイッチ12が取り付けられる。バッテリー100はその電気エネルギーを駆動モータ13に供給する。
駆動モータ13はその近くに取り付けられ、駆動モータ13の+、−接続端子13a、13bは接続プレート11a、11bに接続される。
バッテリー収納部11の反対側には、駆動モータ13によって作動する作動デバイス15が取り付けられる。
【0015】
作動デバイス15は、駆動モータ13の回転軸14に接続される主動力部材16と、主動力部材16と相互作用する受動部材17とで構成される。
受動部材17は、ばね18の反発弾性力を受けるためにセカンドケース20の内側に取り付けられる。そして、受動部材17には、たたき部材21が取り付けられる。
【0016】
主動力部材16は、媒体として接続部16aを使って駆動モータ13の回転軸14に取り付けられる鍵であり、一方の側が低く、他方の側が高い傾斜面16cで形成される円形プレートカム16bで作られる。そして、受動部材17は、主動力部材16の円形プレートカム16bの傾斜面に対応する傾斜面17cを持ち、同時にお互いに向き合う平面で接触する円形プレートカム17bを持つ。円形プレートカム17bの下部には接続柱21bの接続される接続パイプ17aが形成され、接続柱21bはたたき部材21のヘッドマウンティング円形プレート21aの上部に形成される。
【0017】
円形プレートカム17bの接続パイプ17aは、往復運動を可能にするために外側に弾性反発力を与える反発ばね23である。
セカンドケース20の内側に置かれた作動デバイス15の受動部材17に取り付けられるたたき部材21は、受動部材17の接続パイプ17aへの取り付け部に挿入される接続柱21bを持つ。そして、接続柱21bの端部に形成されるヘッドマウンティング円形プレート21aは、多数の刺激突起22aが不規則に配置されたたたきヘッド22で集合的にモールドされる。たたきヘッド22はゴム材料によって射出成型される。
【0018】
作動デバイス15の他の実施形態の主動力部材16は、駆動モータ13に取り付けられる主動力かさ歯車16dと、主動力かさ歯車16dとかみ合って相互作用する受動かさ歯車16eと、受動かさ歯車16eと相互作用するために同軸に取り付けられるカム16fと、主動力部材16のカム16fに近接して前後に動き、たたき部材21の接続柱21bにはめ込まれる接続パイプ17aを持って形成され、前進の後で回復するために反発ばね23の反発を受けるように設置される受動部材17とで構成される。
【0019】
作動デバイス15の更に他の実施形態の主動力部材16は、駆動モータ13に取り付けられる主動力かさ歯車16dと、主動力かさ歯車16dとかみ合って相互作用する受動かさ歯車16eと、受動かさ歯車16eと相互作用するために同軸に取り付けられるカム16fと、一端が主動力部材16のカム16fにヒンジ接続され、他端がたたき部材21の接続柱21bにヒンジ接続されるクランク棒18とで構成される。
【0020】
作動デバイス15の更に他の実施形態の主動力部材16の取り付けでは、接続部16aが駆動モータ13に取り付けられる鍵であり、受動部材17のガイド突起17dを導くためのらせん状溝16gが内縁の表面に形成され、垂直ガイド穴16h’を持つガイドパイプ16hがセカンドケース20の内側に固定されて配置される。それで、受動部材17は循環せずに前後に往復運動する。
主動力部材16と相互作用する受動部材17では、ガイドパイプ16hの垂直ガイド穴16h’を通るガイド突起17dは、その端部が主動力部材16のらせん状溝16gに置かれ、外縁の表面に面するように形成される。そして、たたき部材21の接続柱21bに接続する接続パイプ17aが形成される。
【0021】
図9と図10は本発明の他の実施形態であり、たたき部材21の接続柱21bが、直接ソレノイド19のピストン棒に接続され、前後に動くように、できる限り構成される。
【0022】
上述した構成を備えた本発明のスキンマッサージ装置を使って肌のマッサージを行う場合には、最初に肌に潤いを与えるためにマッサージする部分にマッサージクリームを塗り、それから辺り一面をたたくことが効果を倍にする。
【0023】
本発明のスキンマッサージ装置を用いて肌をたたき、マッサージするとき、回転スイッチ12は回転してオフ状態からオン状態に配置される。
上述したように、回転スイッチ12がオフ状態からオン状態に移ると、バッテリー収納部11に取り付けられたバッテリー100の電気エネルギーが駆動モータ13に供給される。このように、電気エネルギーを供給された駆動モータ13が駆動し、受動部材17と相互作用する回転軸14に接続された作動デバイス15の主動力部材16に駆動モータ13の駆動によって生じる回転力が送られる。それで、主動力部材16が受動部材17と相互作用し、受動部材17に取り付けられたたたき部材21が前後に往復して動く。
【0024】
上述したように、たたき部材が前後に往復して動くとき、たたき部材を構成するたたきヘッドの刺激突起22aは肌に物理的刺激を十分に与える。そしてそれは、筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にすることができる。
【0025】
次に、たたき部材21を往復して動かすことによって肌のマッサージを許す作動デバイス15の動作状態を各実施形態について記載する。
図1と図2に例示された作動デバイス15に関し、上述した回転スイッチ12がオフからオン状態に変わり、駆動モータ13がバッテリー100の電気エネルギーによって回転するとき、図1に示すように受動部材17の傾斜面17cの上の表面に接触する主動力部材16の傾斜面16cが連続的に図2に示すように配置される手順を繰り返す。そして、受動部材17に取り付けられたたたき部材21は前進し、たたき部材21の前進によって圧縮された反発ばね23の反発力によって受動部材が後方に動き、それによってたたき部材21は絶え間なく往復して動く。
上述したように、たたき部材21が往復して動くので、たたき部材を構成するたたきヘッド22の刺激突起22aは、肌に物理的な刺激を与え、上に列挙したように健康的な肌の維持に役立つ。
【0026】
図3と図4は作動デバイス15の他の実施形態であり、バッテリー100の電気エネルギーによって駆動モータ13を回転させるために回転スイッチ12がオフからオン状態に変わるとき、主動力部材16を構成する主動力かさ歯車16dが動作し、上述したように相互作用する主動力かさ歯車16dと連動する受動かさ歯車16eが一緒に動作する。
上述したように、受動かさ歯車16eが相互作用しているとき、受動かさ歯車16eと同軸に取り付けられたカム16fが一緒に動作し、受動部材17を動かすために図3の状態にあるカム16fが図4に示すように配置される。
【0027】
上述したように、受動部材17が動くので、媒体として接続柱21bを使って接続パイプ17aに取り付けられたたたき部材21は前進し、たたき部材21の前進によって圧縮される反発ばね23の反発力によって受動部材17は後退する。それで、たたき部材21は連続的に往復して動く。
上述したように、たたき部材21が往復して動くので、たたき部材21を構成するたたきヘッド22の刺激突起22aは、上述したように健康的な肌を維持するために肌に物理的な刺激を与える。
【0028】
図5と図6は作動デバイス15の他の実施形態であり、バッテリー100の電気エネルギーによって駆動モータ13を回転させるために回転スイッチ12がオフからオン状態に変わるとき、主動力部材16を構成する主動力かさ歯車16dが動作し、上述したように相互作用する主動力かさ歯車16dと連動する受動かさ歯車16eが一緒に動作する。
上述したように、受動かさ歯車16eが相互作用しているとき、受動かさ歯車16eと同軸に取り付けられたカム16fが一緒に動作し、受動部材17に対応するクランク棒18を動かすために図5の状態にあるカム16fが図6に示すように配置される。
【0029】
このように、カム16fと相互作用するクランク棒18の一端がカム16fにヒンジ接続し、他端がたたき部材21の接続柱21bにヒンジ接続する。それで、たたき部材21は連続的に往復して動く。
上述したように、たたき部材21が往復して動くので、たたき部材21を構成するたたきヘッド22の刺激突起22aは、上述したように健康的な肌を維持するために肌に物理的な刺激を与える。
【0030】
図7と図8は作動デバイス15の他の実施形態であり、バッテリー100の電気エネルギーによって駆動モータ13を回転させるために回転スイッチ12がオフからオン状態に変わるとき、図7に示すように主動力部材16のらせん状溝16gの上部に置かれた受動部材17のガイド突起17dが図8に示すようにらせん状溝16gの下に配置される。それで、接続パイプ17aに接続された接続柱21bに取り付けられているたたき部材21が前進する。このとき、受動部材17が回転せずに前方へ動くのは、セカンドケース20に固定されたガイドパイプ16hの垂直ガイド穴16h’にガイド突起17dが導かれるためである。
【0031】
このように、前進状態において駆動モータ13は後方に駆動する。それで、たたき部材21は連続的に往復して動く。
上述したように、たたき部材21が往復して動くので、たたき部材21を構成するたたきヘッド22の刺激突起22aは、上述したように健康的な肌を維持するために肌に物理的な刺激を与える。
【0032】
図9と図10は本発明の他の実施形態であり、たたき部材21の前後の往復運動がソレノイド19によって実行される発明であって、たたき部材21の接続柱21bはソレノイド19のピストン棒に直接結び付く。
たたき部材21に接続されたソレノイド19がピストン棒のストローク距離まで前後に往復して動く間ずっと、たたきヘッド22の刺激突起22aは、上述したように健康的な肌を維持するために肌に物理的な刺激を染み込ませる。
【符号の説明】
【0033】
10…ファーストケース、11…バッテリー収納部、12…回転スイッチ、13…駆動モータ、14…回転軸、15…作動デバイス、16…主動力部材、16a…接続部、16b…円形プレートカム、16c…傾斜面、16d…主動力かさ歯車、16e…受動かさ歯車、16f…カム、16g…らせん状溝、16h…ガイドパイプ、16h’…垂直ガイド穴、17…受動部材、17a…接続パイプ、17b…円形プレートカム、17c…傾斜面、17d…ガイド突起、20…セカンドケース、21…たたき部材、21a…ヘッドマウンティング円形プレート、22…たたきヘッド、22a…刺激突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マッサージで肌に物理的刺激を与え、ひいては筋肉のリラクセーションを助け、代謝作用を活性化し、弾力性のある健康な肌にするマッサージデバイスであって、
たたき部材(21)を前後に往復して平行移動させるための作動デバイス(15)が、回転スイッチ(12)のオン/オフの変化に従ってバッテリー(100)の電気エネルギーが選択的に供給/遮断される駆動モータ(13)の回転軸(14)に取り付けられ、作動デバイス(15)と相互作用する間ずっと物理的な刺激を与えるたたき部材(21)を含むことを特徴とするマッサージデバイス。
【請求項2】
前記作動デバイス(15)が、
媒体として接続部(16a)を使って前記駆動モータ(13)の回転軸(14)に取り付けられ、一方の側が低く、他方の側が高い傾斜面(16c)で形成される円形プレートカム(16b)で作られる主動力部材(16)と、
前記主動力部材(16)の円形プレートカム(16b)の傾斜面に対応する傾斜面(17c)を持ち、同時にお互いに向き合う平面で接触する円形プレートカム(17b)を持つ受動部材(17)と、
を備え、
前記円形プレートカム(17b)の下部には接続柱(21b)の接続される接続パイプ(17a)が形成され、前記接続柱(21b)が前記たたき部材(21)のヘッドマウンティング円形プレート(21a)の上部に形成され、前記円形プレートカム(17b)の下部が接続パイプ(17a)の外側に置かれた反発ばね(23)によって弾力性を持って支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージデバイス。
【請求項3】
前記作動デバイス(15)が、
前記駆動モータ(13)の回転軸(14)に取り付けられる主動力かさ歯車(16d)と、当該主動力かさ歯車(16d)とかみ合って相互作用する受動かさ歯車(16e)と、当該受動かさ歯車(16e)と相互作用するために同軸に取り付けられるカム(16f)とで構成される主動力部材(16)と、
前記主動力部材(16)のカム(16f)に近接して前後に動き、前記たたき部材(21)の接続柱(21b)にはめ込まれる接続パイプ(17a)を持って形成され、前進の後で回復するために反発ばね(23)の反発を受けるように取り付けられる受動部材(17)と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のマッサージデバイス。
【請求項4】
前記作動デバイス(15)が、
前記駆動モータ(13)の回転軸(14)に取り付けられる主動力かさ歯車(16d)と、当該主動力かさ歯車(16d)とかみ合って相互作用する受動かさ歯車(16e)と、当該受動かさ歯車(16e)と相互作用するために同軸に取り付けられるカム(16f)とで構成される主動力部材(16)と、
一端が前記主動力部材(16)のカム(16f)にヒンジ接続され、他端が前記たたき部材(21)の接続柱(21b)にヒンジ接続されるクランク棒(18)と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のマッサージデバイス。
【請求項5】
前記作動デバイス(15)が、
接続部(16a)が前記駆動モータ(13)の回転軸(14)に取り付けられ、受動部材(17)が循環せずに前後に往復運動するように、前記受動部材(17)のガイド突起(17d)を導くためのらせん状溝(16g)が内縁の表面に形成され、垂直ガイド穴(16h’)を持つガイドパイプ(16h)がセカンドケース(20)の内側に配置されて同時に固定される主動力部材(16)と、
前記主動力部材(16)のガイドパイプ(16h)の垂直ガイド穴(16h’)を通るガイド突起(17d)が外縁の表面に面するように形成され、当該ガイド突起(17d)の端部が前記主動力部材(16)のらせん状溝(16g)に置かれ、前記たたき部材(21)の接続柱(21b)に接続する接続パイプ(17a)が形成される受動部材(17)と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のマッサージデバイス。
【請求項6】
前記たたき部材(21)がソレノイド(19)によって前後に動くことを特徴とする請求項1に記載のマッサージデバイス。
【請求項7】
前記たたき部材(21)が、受動部材(17)の接続パイプ(17a)への取り付け部に挿入される接続柱(21b)を持ち、当該接続柱(21b)の端部にヘッドマウンティング円形プレート(21a)が形成されており、多数の刺激突起(22a)が不規則に配置されたたたきヘッド(22)の取り付けで形成されることを特徴とする請求項1又は6に記載のマッサージデバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2012−501684(P2012−501684A)
【公表日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−516128(P2011−516128)
【出願日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際出願番号】PCT/KR2009/003422
【国際公開番号】WO2010/002135
【国際公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【出願人】(507109572)株式会社アモーレパシフィック (9)
【Fターム(参考)】