説明

スジアオノリの直播種苗養殖方法及びスジアオノリの海水循環式養殖装置

【課題】
スジアオノリの養殖期間を短縮でき、高い生産性で収穫できる養殖方法を提供し、養殖装置として従来装置に比して、設備費用と作業人員を大幅に削減できる養殖装置を提供すること。
【解決手段】
細断されたスジアオノリの母藻を栄養塩が添加された海水を貯溜する水路4に散布し、母藻を水路4上に着生させ、水路4上でスジアオノリの母藻を培養、養殖するスジアオノリの直播種苗養殖装置であって、横長状養殖槽の中間部に水路仕切り板2を、両端に海水循環部3a、3bを設け、水路仕切り板2の1側から他側の水路に循環する循環水路4を形成し、前記一端の循環部3bに整流板と水流発生装置を設け栄養塩を添加した海水を循環するようにしたことを特徴とするスジアオノリの海水循環式養殖装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、細断したスジアオノリの母藻を直接水路に散布することにより、母藻を水路に着生させるスジアオノリの直播種苗生産方法及び海水循環式養殖装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より海藻類の養殖方法として、特許文献1に記載するように、養殖母材に肥料を収容し、前記養殖母材から取り外し可能で、且つ海藻の種付けがしてある着床部材を前記養殖母材に装着して海中に沈めて、前記養殖母材に収容された肥料を溶出させるようにした養殖する方法が提案されている。
【0003】
また、特許文献2に記載するように、不稔性アナアオサ変異種を栽培水槽内に浮遊した状態で収容し、栽培する陸上栽培方法も提案されている。
【0004】
また、特許文献3に記載するように、緑藻アオサ属の葉状体を細かく(0.6〜15mm角)細断した後、その緑藻アオサ属の葉状体片を海水で培養することにより、緑藻アオサ属の成熟を促進し、生殖細胞を形成、放出させることを特徴とする緑藻アオサ属の生殖細胞の増殖誘導法も提案されている。
【0005】
また、海藻類の養殖装置として、特許文献4に記載するように、第1槽から最終槽まで容量が段階的に増加する養殖槽を設け、第3槽以降の各槽には、波動流攪拌機を設置し、栄養塩を含む海水を各槽に自動供給するようにした海藻類の連続養殖装置も提案されている。
【特許文献1】特開平5−316891号公報
【特許文献2】特開平7−203789号公報
【特許文献3】特開平9−205916号公報
【特許文献4】特開2001−113226号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載した養殖方法は、海上における養殖であり、また海藻から培養された胞子を着床基体に付着させるという工程を要し、胞子を着床基体に付着させ、養殖するまでに多くの作業工程と日数を要し、コスト増の原因となるという課題を有していた。
【0007】
また、特許文献2に記載された陸上栽培方法では、不稔性アナアオサ変異種を切断して栽培水槽内に浮遊した状態で収容し栽培するため、海藻が水槽内で成熟し、成長率が低下するため生産率が低下するという課題を有していた。
【0008】
さらに、特許文献3に記載されたアオサ属の生殖細胞の増殖誘導方法では、胞子からアオサを育成するため、種苗の栽培に長期間を必要とし、かつ胞子の発生量により、養殖の初期段階の採苗量に差が出易く、養殖密度の調整が難しいという課題を有し、さらに生産工程においては、母藻細断→胞子放出→胞子集塊化→集塊剥離→フリー培養と各工程毎に設備規模を段階的に大きくして培養し、最終工程においては、大型水槽に移して培養するという工程によって養殖するため、生産設備が大規模かつ複雑で生産設備のために多大な費用を要し、また、生産工程も多岐に亘るため生産に多くの人手を要するという課題を有していた。
【0009】
さらに、特許文献4に記載した養殖装置では、水槽中に種苗を入れ、曝気して養殖するため、水槽が大型化するにつれ曝気にかかるコストが増加し、かつ養殖に多量の海水が必要で、養殖量を増加するとき水槽及びその付帯設備全体の増設が必要となるためコストを要し、また、採取した海藻を製品化する際に異物混入の除去作業のために洗浄工程が必要であるという課題を有していた。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記課題を解決するもので、細断されたスジアオノリの母藻を栄養塩が添加された海水が貯溜し止水された水路に散布し、一定日時放置して、母藻を水路上に着生させた後、海水を一定速度で循環させ水路上で細断された母藻を培養、養殖させることを特徴とするスジアオノリの種苗生産方法である。
【0011】
また、栄養塩が添加された海水は、硝酸態窒素20.0mg/l、リン酸態リン0.6mg/l以上を含有することを特徴とするスジアオノリの種苗生産方法である。
【0012】
また、スジアオノリの母藻を略2mm以下に細断したことを特徴とするスジアオノリの種苗生産方法である。
【0013】
さらにまた、細断されたスジアオノリの母藻を栄養塩が添加された海水が貯溜し止水された水路に散布し、母藻を水路上に着生させ、水路上で細断されたスジアオノリの母藻を培養、養殖するスジアオノリの直播種苗養殖装置であって、横長状養殖槽の中間部に水路仕切り板を、両端に海水循環部を設け、水路仕切り板の1側から他側の水路に循環する循環水路を形成し、前記一端の海水循環部に整流板と水流発生装置を設けたことを特徴とするスジアオノリの海水循環式養殖装置、及び、横長状養殖槽に一端から海水を送り込み任意の水路を経由した後、海水を送り込んだ一端にまで戻って再循環することを特徴とするスジアオノリの海水完全循環式養殖装置である。
【発明の効果】
【0014】
本発明によると、従来技術である特許文献3に記載された生殖細胞の増殖誘導方法に比べ、細断した母藻を直接水路に散布して水路上に着生させることにより養殖種苗を得ることができるので、胞子から種苗を生産する種苗生産工程を必要とせず、生産工程を短縮することができ、生産設備も循環水路だけであるため設備費用も大幅に軽減することができる。
【0015】
また、上記従来方法によれば、母藻細断→胞子放出→胞子集塊化→集塊剥離→フリー培養と段階的に大型水槽に移して培養を行うため、各工程において、それぞれ人手を要するが、本発明によると、母藻細断→水路中に散布→一定日間放置し着生後に海水を循環させて培養、養殖を行うため、培養・養殖に手間を要せず、かつ生産効率の高いスジアオノリの培養、養殖方法を提供することができる。さらに、種苗密度の調整は、水路に散布するスジアオノリの母藻量を調整することで容易に適正密着とすることができる。
【0016】
また、母藻から直接培養を行うため、胞子から種苗を生産する従来法に比べ短期間で藻体を生産することができる。さらにまた、海水に栄養塩を混合し、藻体の成長に最適な条件下で培養、養殖を行うため、母藻が水路に着生後に海水を循環させて養殖するので短期間においてスジアオノリを種苗養殖することができる。
【0017】
また、本発明のスジアオノリの海水循環式養殖装置は、1台の水流発生装置で海水を循環させるため、従来装置に比してコストが安く、水路を循環する海水の水位調整を行うことにより、必要最小限の海水で養殖が可能で、また、海水循環式であるため添加された栄養塩が流出せず、低い換水率でも養殖が可能である。また、使用海水量が少ないので、濾過海水で養殖を行うことが可能なため、常にきれいな海水での養殖が可能であり、また、養殖施設の水路を長くするだけで収量の増加が可能であるため生産コストを低減でき、水路にスジアオノリ洗浄用の水を流すことにより、スジアオノリの洗浄を水路上で採取前に行うことが可能で、洗浄工程を省くことができる。また洗浄水の流速を大きくすることにより、藻体の洗浄効果が増加し、かつ、異物の除去工程も省くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明のスジアオノリの種苗養殖方法と養殖装置について説明する。
【0019】
図1は本発明のスジアオノリの種苗養殖方法に使用する海水循環式養殖装置である。図1において、1は海水循環式養殖装置の水路装置本体で、本実施例では、本体の長さは5m、幅は1.5m及び高さは0.5mである。2は水路仕切り板で水路装置1の長さ方向の中間に一端から他端に向けて延出され、他端に海水を循環するための間隔(図1においては50cm)海水循環部を3aを残して設置される。
【0020】
水路装置1の一端には仕切り板2で仕切られた水路部4よりも水位が深くなるように設定された海水を循環する間隔(図1においては50cm)の海水循環部3bが設けられている。
【0021】
5は海水循環部3bと水路部4の仕切り部に設けられた整流板、6は海水循環部3bに設けられたポンプである。なお、本実施例においては、各水路の幅は63.5cmで、水位は5cmである。
【0022】
本実施例の海水循環式養殖装置に給水される海水は、一方の水路部から海水循環部3bに流れ込んだ後ポンプにより他方の水路部に送水され、この循環により一定量の海水が水路中を循環できるように構成されている。
【0023】
なお、本実施例において、水路部4に給水される海水及び水路中に貯溜する海水は紫外線で適宜殺菌される。また、水路装置1は太陽光をの吸収効率の良い透明プラスチック等の透明水路とすると好適である。また、水路装置1は太陽光を直接照射するように配置されるが、太陽光の照射が強すぎる場合には寒冷紗等で太陽光を適宜遮蔽する。
【0024】
また、上記した直播種苗養殖装置に代えて、横長状養殖槽の一端から海水を送り込み任意の水路を経由した後、海水を送り込んだ一端にまで戻って再循環するように構成することもできる。
【0025】
次に、本発明の図1に示す養殖装置を用いたスジアオノリの種苗養殖方法について説明する。
【0026】
本発明者は、スジアオノリの母藻を細断し、胞子を基体に着生させる養殖方法を研究する際、細断母藻を水槽に収容して培養していく過程で、底面にある細断母藻を観察しようとしたところ、底面にしっかりと着生しているものがあることを発見した。また、この細断母藻は胞子から生育したものに比べて明らかに大きくなっているばかりか、細断した藻体に胞子が着生してその個体も成長していることがわかった。そこで、裁断した母藻を栄養塩の入った容器に散布して放置したところ放置期間数日で細断母藻が容器中に着生することが確認でき、栄養塩が添加された海水に細断されたスジアオノリの母藻を散布し、一定日時放置すると、スジアオノリが水路上に着生し、胞子から養殖する従来の養殖過程を採用せずに、直接養殖が可能となる知見を得た。
【0027】
本知見を基に海水に添加する栄養塩の成分濃度とスジアオノリの着生及び養殖について以下の通り実験を行った。
【0028】
【表1】

【0029】
スジアオノリの養殖試験用の栄養塩としてポルフイランコンコ(第一製網株式会社)を用いた。本発明者は、本研究においてスジアオノリの着生、養殖において添加される栄養塩には硝酸態窒素とリン酸態リンが含まれていれば着生、養殖が促進されるという知見を得た。
【0030】
スジアオノリの母藻をミキサーで細断し、海水で洗浄した。細断、洗浄した母藻を図1に示す水路に直接散布し、表1に示した試験条件下で試験を実施した。本試験で使用した栄養塩の成分と従来より海藻養殖用に使用されている海洋深層水の栄養塩濃度を表2に示す。本試験で使用する栄養塩は、硝酸態窒素は1倍量添加でも海洋深層水に対して十分に高い値を示しており、リン酸態リンは添加量1倍の場合は海洋深層水より濃度は低く、2.5倍量程度添加しないと海洋深層水と同じレベルにまで達しない。
【0031】
【表2】

【0032】
表2において、添加量1の栄養塩濃度は0.005%、添加量2.5は0.0125%、添加量5は0.025%、添加量10は0.05%である。
【0033】
【表3】

【0034】
次に無添加、添加量1、2.5、5、10の各試験区毎の母藻の着生割合と胞子の放出状態を表3に示す。
【0035】
この試験結果から栄養塩添加量1の試験区では着生割合が25%と低く、2.5の試験区では50%、5の試験区では75%、10の試験区では90%と非常に良好であった。水路に散布される母藻は約10%程度が水面に浮遊するため、添加量10の試験区では水路底に沈降した母藻は略100%が着生したことを示す。
【0036】
また、胞子の放出は、栄養塩添加量が2.5以下の試験区では若干放出される程度であるが、添加量5の試験区ではやや多く放出され、10の試験区では非常に多く放出された。
【0037】
【表4】

【0038】
また、表4に示すように、着生したスジアオノリの成長は、添加量5、10の試験区ではそれぞれ最大で6cm、8cmと成長が著しく、添加量1、2.5の試験区では成長が低かった。また、培養している海水の色は目視試験の結果、栄養塩の添加量に比例して緑色が濃くなっていた。
【0039】
次に、採苗後2週間前培養を行った後に実施した成長試験結果から見ると、2週間後と4週間後の試験終了時に測定した各試験区の葉体長(60個体測定)の平均値と上位10個体の平均値を図2に、また60個体と上位10個体の平均値と試験開始時の平均値との割合から求めた成長率を図3に示す。
【0040】
無添加及び添加量1の試験区では4週間経過後の葉体長が2週間経過時点から成長していないのに対して、添加量5、10の試験区では4週間経過後の葉体長が、試験開始時からそれぞれ約10倍、約12倍に成長し、5倍以上の成長率を示していた。
【0041】
添加量5と添加量10の試験区間でt検定により平均値の差の検定を行った(危険率5%)。その結果、2週間後測定では両試験区間には有意な差は認められなかったが、4週間後測定では差が認められた。
【0042】
次に、試験区毎の湿重量の測定結果を図4に示す。
【0043】
湿重量は添加量5、10の試験区で多く、2週間後で10g/試験板程度であったものが、4週間後には100g/試験板程度にまで育っている。
【0044】
以上の実験結果を総合すると、添加量5、10の試験区では母藻の着生割合が75%、90%と高く、胞子の放出も顕著であり、また、無添加及び添加量1の試験区では2週間経過後は葉体長が成長していないのに対し、添加量5、10の試験区では試験開始時から10倍、12倍の成長が見られた。
【0045】
また、表1に示すように、上記実験において母藻が着生するまでは水路の海水は止水状態で、着生後は海水の流速を2cm/sで実験した。母藻が着生するまでに水路中を海水が流れると母藻は水路中を浮遊し、母藻の着生が阻害されることが観察された。
【0046】
本実験においては流速を2cm/s、水位を5cm、換水を2日毎としたが、母藻の散布密度や栄養塩濃度等により、これらの条件は適宜変更され、上記条件に限定されるものではない。
【0047】
図5に、本発明のスジアオノリの種苗養殖方法における種苗散布から収穫までのフローを示す。また、図6に従来の種苗生産方式による種苗生産から収穫までのフローを示す。
【0048】
本発明の養殖方法では、図5に示すように、母藻を細断し、水路に散布後3日間放置することで着生し、それ以降は同一水路で海水を循環して培養、養殖を行うため、培養、養殖を開始するまでに要する日時は3日間と短期間で、装置も簡単であるが、従来の母藻から胞子を培養する養殖方法では、図6に示すように、胞子を培養するために屋内通気培養に1週間程度、屋外通気培養に2週間程度を必要とし、また屋外養殖段階においては、成長に応じて大型水槽に移動させるため複雑な工程と装置を必要としていた。
【0049】
以上説明した通り、本発明のスジアオノリの養殖方法は、母藻を水路上に着生させる直播方式であるため、養殖期間を大幅に短縮することも可能で、スジアオノリの種苗生産から養殖までを1本の水路で行うので、陸上で周年生産が可能となり、スジアオノリを季節に関係なく連続して生産することが可能となる。
【0050】
また、本発明の養殖装置は、ポンプ等により水路中に水流を発生させ、海水を循環するように構成されており、スジアオノリのサイズに応じた水位と流速で、栄養塩を添加した海水を循環させて養殖するため、最小限の海水での養殖が可能となる。
【0051】
また、使用する海水は表層水でよく、また使用量も少ないので濾過をすることができるため常時清浄な海水で養殖を行うことができる。
【0052】
また、水路内で海水を循環して培養するので藻体等が水路外に流れ出ることがなく、藻体から胞子が放出された場合でも胞子は水路上に着生して再成長するためスジアオノリの量を大幅に増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】(a)は本発明の海水循環式養殖装置の平面図、(b)は側面図。
【図2】スジアオノリの葉体長の平均値を示すグラフ。
【図3】スジアオノリの葉体長の成長率を示すグラフ。
【図4】試験区毎のスジアオノリの湿重量を示すグラフ。
【図5】本発明の生産工程を示すフロー図。
【図6】従来の生産工程を示すフロー図。
【符号の説明】
【0054】
1 水路装置本体
2 水路仕切り板
3 海水循環部
4 水路部
5 整流板
6 ポンプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
細断されたスジアオノリの母藻を栄養塩が添加された海水が貯溜し止水された水路に散布し、一定日時放置して母藻を水路上に着生させた後、海水を一定速度で循環させ水路上で細断されたスジアオノリの母藻を培養、養殖することを特徴とするスジアオノリの直播種苗養殖方法。
【請求項2】
栄養塩が添加された海水は、硝酸態窒素20.0mg/l、リン酸態リン0.6mg/l以上を含有することを特徴とする請求項1記載のスジアオノリの直播種苗養殖方法。
【請求項3】
スジアオノリの母藻は、略2mm以下に細断されることを特徴とする請求項1記載のスジアオノリの直播種苗養殖方法。
【請求項4】
細断されたスジアオノリの母藻を栄養塩が添加された海水を貯溜する水路に散布し、母藻を水路上に着生させ、水路上でスジアオノリの母藻を培養、養殖するスジアオノリの直播種苗養殖装置であって、横長状養殖槽の中間部に水路仕切り板を、両端に海水循環部を設け、水路仕切り板の1側から他側に海水が循環する循環水路を形成し、前記一端の海水循環部に整流板と水流発生装置を設け、栄養塩を添加した海水を循環するようにしたことを特徴とするスジアオノリの海水循環式養殖装置。
【請求項5】
細断されたスジアオノリの母藻を栄養塩が添加された海水を貯溜する水路に散布し、母藻を水路上に着生させ、水路上でスジアオノリの母藻を培養、養殖するスジアオノリの直播種苗養殖装置であって、横長状養殖槽に一端から海水を送り込み任意の水路を経由した後、海水を送り込んだ一端にまで戻って再循環することを特徴とするスジアオノリの海水完全循環式養殖装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−112249(P2009−112249A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−288891(P2007−288891)
【出願日】平成19年11月6日(2007.11.6)
【出願人】(391042782)日本エヌ・ユー・エス株式会社 (4)
【出願人】(505428248)リサイクル燃料貯蔵株式会社 (5)
【出願人】(507367921)関根浜漁業協同組合 (1)
【Fターム(参考)】