説明

スピーカユニットの取付構造

【課題】スピーカユニットと取付面との間の隙間を少なくすることができるスピーカユニットの取付構造を提供する。
【解決手段】スピーカユニット1の取付構造では、ステイ3を介してスピーカユニット1を内板2に固定する。ステイ3は、スピーカユニット1に固定されるステイ本体40と、当該ステイ本体40に対し表面の角度を変化させた取付部41とを有し、当該取付部41が取付面5aに設けられたボス7の先端に当接し得るように構成されている。これにより、スピーカ本体15の振動板32が配置されたケース16の開口端16aを内板2の取付面5aに当接させた状態で、内板2にスピーカユニット1を取付けることができるので、スピーカユニット1と取付面5aとの間の隙間を少なくすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカユニットの取付構造に関し、特に、自動二輪車のフロントカウルに配置する場合に好適なものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、外板と内板とで構成される自動二輪車のフロントカウルの前記内板に、所定の室を設け、この室の車両前後方向の後面に取付穴が形成され、当該取付穴に車体後方を指向したスピーカを取付ける取付構造が開示されている(例えば、特許文献1)。この内板の車両前方側は、外板で覆われている。
【0003】
一方、前記スピーカは、前記室と一体化してスピーカユニットとすることにより、異なる車両のフロントカウルの内板に取付けることが可能となる。従って、スピーカユニットは、複数種の車両に適用することができるので、製造及び管理が容易となり、ひいては製造コストを削減することができる。この場合、内板には、スピーカグリルを一体的に形成することが可能であり、また、当該スピーカグリルの車両前方側には、スピーカユニットを固定するネジを螺合するボスが立設されている。スピーカユニットは、前記スピーカグリルの車両前方側の面(以下、取付面という)に配置し、前記ボスにネジ留めによって内板に固定される。
【0004】
通常、内板は、合成樹脂で構成され、射出成形により形成される。ボスは、抜き勾配が形成されることにより、内板表面の接続部分である基端から先端に向かって先細形状となる。そうすると、内板に立設されたボスは、型抜き方向に平行に形成されることが好ましい。
【0005】
一方、スピーカユニットを取付面に直接固定する場合、ボスは、ボス穴が取付面に対し垂直となるように立設されていると、スピーカユニットと取付面との隙間をあけず取付けることができるので好ましい。すなわち、ボスと、スピーカの指向方向と平行な方向(以下、取付方向という)が、一致していることが好ましい。
【0006】
従って、スピーカユニットの取付構造においては、内板の型抜き方向と取付方向とが一致していることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実公昭60−4863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、スピーカユニットの設置箇所は、音響の志向性やデザインにより決定されるため、スピーカユニットの取付方向と型抜き方向とが、必ずしも一致するとは限らない。
【0009】
この場合、そのまま取付けたのでは、図7に示すように、取付面100とスピーカユニット101との間に大きな隙間が形成されてしまうので、音漏れが発生し、音質が低下するという問題があった。
【0010】
また、あえて型抜き方向に従わず、取付面に垂直なボス穴を有するボスを形成した場合、ボスが大型化し、型抜きのための冷却時間の長期化による製造工数が増大してしまうという問題がある。また、ボスの大型化は、ボスが形成されている内板の表面にヒケが生じるなど、成形上の問題も引き起こす。従って、型抜き方向に従わず、取付面に垂直なボス穴を有するボスを形成したのでは、材料費を含め、製造コストが増大してしまうという問題がある。
【0011】
そこで、本発明は、スピーカユニットと取付面との間の隙間を少なくすることができるスピーカユニットの取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の請求項1に係る発明は、走行風を整流して運転席の前方を覆う外板と、前記運転席側を整形し計器が設けられる内板とを有する自動二輪車のフロントカウルの前記内板の取付面に振動板を対向させてスピーカユニットを取付けるスピーカユニットの取付構造において、前記内板の型抜き方向に沿って前記取付面にボスが形成され、前記取付面は、前記スピーカユニットの取付方向が前記ボスの長手方向と平行とならない角度に形成され、前記スピーカユニットを前記取付面に固定するステイを有し、前記ステイは、前記スピーカユニットに固定されるステイ本体と、前記ステイ本体に一体的に設けられ、前記ボスに固定される取付部とを有し、前記取付部は、前記スピーカユニットを前記取付面に対向させた状態で前記ボスに固定し得るように形成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項2に係る発明は、前記内板の型抜き方向は、前記計器を設置するパネル用開口の中心軸と略平行であり、前記スピーカユニットの取付方向は前記スピーカユニットの作動軸と略平行となるように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の請求項1によれば、スピーカユニットを内板の取付面に当接させた状態で、内板にスピーカユニットを固定することができるので、スピーカユニットと取付面との間の隙間を少なくすることができる。従って、本発明に係るスピーカユニットの取付構造では、音漏れを抑制し、音質を向上することができる。
【0015】
本発明の請求項2によれば、内板の型抜き方向はパネル用開口の中心軸と略平行となるように構成されていることにより、パネル用開口に設置される計器の指針の回転軸とボスの長手方向とを略平行とすることができるので、ボスに螺合されるビスが計器に与える影響を少なくすることができる。
【0016】
同様に、スピーカユニットの取付方向はスピーカユニットの作動軸と略平行となるように構成したことにより、スピーカユニットとステイとを固定するボルトを、スピーカユニットの作動軸と略平行とすることができるので、当該ボルトがスピーカユニットに与える影響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明のスピーカユニットの取付構造の全体構成を示す斜視図であり、車両の前方側からフロントカウルの内板を見た図である。
【図2】本発明のスピーカユニットの取付構造に係る内板の構成を示す側面図である。
【図3】本発明のスピーカユニットの取付構造に係るスピーカユニットの全体構成を示す図であり、(A)平面図、(B)縦断面図、(C)側面図、(D)底面図である。
【図4】本発明のスピーカユニットの取付構造に係るステイの構成を示す図であり、(A)正面図、(B)(A)におけるY矢視図である。
【図5】本発明のスピーカユニットの取付構造の側面図である。
【図6】本発明のスピーカユニットの取付構造の正面図である。
【図7】従来例を示すスピーカユニットの取付構造の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(1)全体構成
図1に示すスピーカユニット1の取付構造は、外板(図示しない)と内板2とで構成される自動二輪車(図示しない、以下、車両という)のフロントカウル(図示しない)の前記内板2にステイ3を介してスピーカユニット1を取付け得るように構成されている。この場合、フロントカウルは、外板で内板2の車両前方側が覆われる。尚、図中矢印Fは車両前方向、矢印Rは車両後方向を示す。また、本図において矢印Uを車両の上方とし、矢印Bを車両の下方とする。
【0019】
本実施形態の場合、内板2は、合成樹脂製の薄板状の部材で構成され、計器(図示しない)を設置するパネル用開口4と、下方に左右一対形成されたスピーカグリル5とが形成されている。パネル用開口4は、中心軸が内板2の型抜き方向(図中、矢印D)と平行に形成されている。ここで型抜き方向Dとは、内板2を射出成形により成形する場合における金型の抜き方向をいう。
【0020】
スピーカグリル5は、縦横に均等な間隔をあけて形成された複数の小穴6で構成される。当該小穴6は、板厚方向に開口している。このスピーカグリル5の車両前方側の表面を、説明の便宜上、取付面5aと呼ぶ。
【0021】
取付面5aの周囲には、それぞれボス7が複数(本図では4個)立設されている。ボス7には、長手方向にボス穴8が形成されており、当該ボス穴8には雌ネジが設けられている。このボス7には、ビス9を螺合することによりステイ3が固定される。このように構成された内板2に対し、スピーカユニット1が車両前方側から後方へ指向して取付面5aに取付けられている。本図においては、説明の便宜上、2箇所の取付面5aのうち1箇所にのみスピーカユニット1を設置した状態を示す。
【0022】
内板2は、図2に示すように、取付面5aが下方から上方へ行くに従って車両前方向へ傾斜してなる。すなわち、取付面5aは、内板2の型抜き方向Dに対し、所定角度だけ傾いて形成されている。これにより、内板2は、スピーカユニット1を車両後方であって斜め上方へ指向した状態で保持し得る。この取付面5aに垂直な方向であって、スピーカユニット1が指向方向に平行な方向を取付方向(図中、M)という。また、ボス7は、ボス7の長手方向が、内板2の型抜き方向Dと平行となるように形成されている。
【0023】
スピーカユニット1は、図3に示すように、スピーカ本体15と、当該スピーカ本体15を収容するケース16とで構成されている。ケース16は、合成樹脂を射出成形することにより構成された開口部17を有する有底箱状の部材からなり、当該開口部17にスピーカ本体15を配置し、枠体でスピーカ本体15の外縁をケース16に固定し得るように構成されている。ケース16は、開口部17側の上端(以下、開口端16aという)の四隅に取付穴18と、底部19に挿通部20とが形成されている。
【0024】
当該取付穴18は、ケース16の型抜き方向Dに平行に形成されている。また、挿通部20には、ケーブル21が挿通されている。当該ケーブル21は、スピーカ本体15に電気的に接続された入力端子22が一端に設けられている。当該ケーブル21の他端23は、図示しないステレオ本体に電気的に接続される。
【0025】
スピーカ本体15は、ヨーク25と、当該ヨーク25の平板部26に支柱27を囲むように固設された磁石28及び磁性リング29とを有する。磁性リング29には、フレーム30が固設されている。また、スピーカ本体15には、ボイスコイルボビン31と、当該ボイスコイルボビン31に内周が結合された振動板32と、当該振動板32の外周に結合されたエッジ33と、内周がボイスコイルボビン31に結合され外周がフレーム30に結合されたダンパー34と、ダストキャップ35とが設けられている。ボイスコイルボビン31に巻回したボイスコイル36は、支柱27と磁性リング29との間の環状磁気空隙に配置される。
【0026】
このように構成されたスピーカ本体15は、開口部17から外側に向かって振動板32を配置した状態でケース16に固定されている。尚、ヨーク25の支柱27の中心軸を作動軸Aと呼ぶこととする。当該作動軸Aと、略平行となるように、前記ケース16の型抜き方向Dが決定される。
【0027】
このスピーカユニット1においては、ケーブル21を通じて入力端子22に印加された電気信号がボイスコイル36に流れ、磁石28の磁界との相互作用による電磁力がボイスコイル36に生じ、ボイスコイルボビン31が振動板32を駆動させることで、電気信号を音響信号へ変換し得るように構成されている。
【0028】
ステイ3は、図4に示すように、スピーカユニット1に固定されるステイ本体40と、当該ステイ本体40に一体的に設けられ前記ボス7に固定される取付部41とを有する。ステイ本体40は、金属製、例えば鉄やステンレスなどの板状部材をプレス加工により枠状に成形してなる。
【0029】
当該ステイ本体40の中央は、略矩形状に開口したユニット保持部42が形成されている。ユニット保持部42は、ステイ本体40の中央にケース16の外形に合わせて形成されている。また、ステイ本体40には、ユニット用挿通穴43が四隅に設けられている。このユニット用挿通穴43は、ケース16に設けられた取付穴18に対応して設けられ、ステイ本体40の板厚方向に貫通した複数(本図では4個)の穴で構成されている。
【0030】
取付部41は、前記スピーカユニット1を前記取付面5aに対向させた状態で前記ボス7に固定し得るように、前記ボス7に倣った形状に形成されている。本実施形態の場合、取付部41は、ステイ本体40外側へ膨出形成された複数(本図では4個)の突起でなり、ステイ本体40を取付面5aに対向させた状態で前記ボス7の先端に表面が当接し得るように、曲げ成形してなる。当該取付部41には内板用挿通穴44が形成されている。内板用挿通穴44は、取付部41の板厚方向に貫通した穴で構成されている。
【0031】
次に、スピーカユニット1を内板2に固定する場合について説明する。まず、スピーカユニット1にステイ3を固定する。スピーカユニット1は、ケース16の底部19側からステイ3のユニット保持部42に挿入される。次いで、ケース16に設けられた取付穴18から、ステイ3に設けられたユニット用挿通穴43へボルト50を挿入する。さらに、当該ボルト50には、ユニット用挿通穴43側においてナット51を螺合することにより、スピーカユニット1にステイ3を固定する。本実施形態の場合、取付穴18とユニット用挿通穴43との間に管状のスペーサ52が配置され、ケース16の開口端16aから所定距離離れた位置にステイ3を保持するように構成されている(図5)。
【0032】
この場合、ボルト50は、ケース16の型抜き方向Dと略平行となる。なお、上記したとおり、スピーカユニット1の作動軸Aとケース16の型抜き方向Dとは略平行である。したがって、ボルト50は、スピーカユニット1の作動軸Aと略平行となる。
【0033】
次いで、スピーカユニット1に固定されたステイ3を内板2に固定する。まず、スピーカユニット1を内板2の車両前方側に配置し、ケース16の開口端16aを取付面5aに当接させる。同時に、ステイ3の取付部41をボス7の先端に当接させ、内板用挿通穴44をボス穴8に合わせる。次いで、ステイ3の内板用挿通穴44からビス9を挿通し、当該ビス9をボス7のボス穴8に形成された雌ネジに螺合して、ステイ3を内板2に固定する(図6)。
【0034】
そうすると、図5に示すように、スピーカユニット1は、取付面5aが内板2の型抜き方向Dに対し傾いているので、内板2に設けられたボス7の長手方向と、スピーカユニット1の取付方向Mとは平行とはならない角度で内板2に取付けられている。
【0035】
(2)作用及び効果
上記のように、本発明に係るスピーカユニット1の取付構造では、ステイ3を介してスピーカユニット1を内板2に取付ける構成とした。これにより、スピーカ本体15の振動板32が配置されたケース16の開口端16aを内板2の取付面5aに当接させた状態で、内板2にスピーカユニット1を取付けることができるので、スピーカユニット1と取付面5aとの間の隙間を少なくすることができる。従って、本発明に係るスピーカユニット1の取付構造では、音漏れを抑制し、音質を向上することができる。
【0036】
また、ステイ3は、スピーカユニット1に固定されるステイ本体40と、当該ステイ本体40に対し表面の角度を変化させた取付部41とを有し、当該取付部41が取付面5aに設けられたボス7の先端に当接し得るように構成されている。これにより、ボス7の長手方向と取付方向Mとが一致しない内板2において、スピーカユニット1のケース16に固定されたステイ3をボス7により確実に固定することができる。従って、スピーカユニット1の取付構造では、内板2の型抜き方向Dに制限されずに共通のスピーカユニット1を異なる形状の内板2に取付けることができる。
【0037】
また、スピーカユニット1の取付構造では、内板2の車両前方側からスピーカユニット1を内板2に取付ける構成としたことにより、スピーカグリル5を内板2に一体的に形成することができるので、スピーカグリル5を内板2と別体としていた従来に比べ、部品点数を削減できると共に、デザインの自由度を拡大することができ、ひいてはコストの削減を実現することができる。
【0038】
また、スピーカユニット1の取付構造では、内板2の型抜き方向Dはパネル用開口4の中心軸と略平行となるように構成されている。そうすると、ボス7は、ボス7の長手方向がパネル用開口4の中心軸と平行に形成することができる。これにより、パネル用開口4に設置されるスピードメータやタコメータなどの指針の回転軸とボス7の長手方向とを略平行とすることができるので、ボス7に螺合されるビス9がスピードメータやタコメータなどに与える影響を少なくすることができる。
【0039】
同様に、スピーカユニット1の取付方向Mはスピーカ本体15の作動軸Aと略平行となるように構成したことにより、スピーカユニット1とステイ3とを固定するボルト50を、スピーカユニット1の作動軸Aと略平行とすることができる。したがって、当該ボルト50がスピーカ本体15に与える影響を少なくすることができるので、より音質を向上することができる。
【0040】
(3)変形例
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することができる。例えば、ステイ3は、枠状に成形したステイ本体40を有する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、複数の板状部材を組み合わせてなるステイ本体40により構成することとしてもよい。
【0041】
スピーカグリル5は、縦横に均等な間隔をあけて形成された複数の小穴6で構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、格子状、スリット状に開口を設けた形状としてもよい。
【0042】
内板2は、下方の左右にスピーカユニット1を取り付ける取付面5aを設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、上方又は略中央位置に取付面5aを設けることとしてもよい。
【0043】
スピーカユニット1は、開口端16aを取付面5aに当接させた状態で内板2に取付けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、開口端16aと取付面5aとの間に隙間又は緩衝材などを介して取付けることとしてもよい。
【0044】
ボス穴8には雌ネジを形成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ボス穴8をタッピングネジ用下穴としてもよい。
【符号の説明】
【0045】
1 スピーカユニット
2 内板
3 ステイ
4 パネル用開口
5a 取付面
7 ボス
40 ステイ本体
41 取付部
A 作動軸
D 型抜き方向
M 取付方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行風を整流して運転席の前方を覆う外板と、前記運転席側を整形し計器が設けられる内板とを有する自動二輪車のフロントカウルの前記内板の取付面に振動板を対向させてスピーカユニットを取付けるスピーカユニットの取付構造において、
前記内板の型抜き方向に沿って前記取付面にボスが形成され、
前記取付面は、前記スピーカユニットの取付方向が前記ボスの長手方向と平行とならない角度に形成され、
前記スピーカユニットを前記取付面に固定するステイを有し、
前記ステイは、
前記スピーカユニットに固定されるステイ本体と、
前記ステイ本体に一体的に設けられ、前記ボスに固定される取付部と
を有し、
前記取付部は、前記スピーカユニットを前記取付面に対向させた状態で前記ボスに固定し得るように形成されている
ことを特徴とするスピーカユニットの取付構造。
【請求項2】
前記内板の型抜き方向は、前記計器を設置するパネル用開口の中心軸と略平行であり、前記スピーカユニットの取付方向は前記スピーカユニットの作動軸と略平行となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のスピーカユニットの取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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