スポーツチーム楽曲情報表示システム
【課題】
本発明は、利用者が好みのスポーツチームを登録し、そのスポーツチームに関する楽曲の推薦情報を提供することで、利用者が効率的で速やかな選曲を行えると共に、好ましくは最新の試合結果の勝敗を確認でき、歌唱意欲を沸き立て、かつ効率的で速やかな選曲を行えるカラオケシステムの提供。
【解決手段】
利用者ＩＤ取得手段（３）とスポーツチーム対応楽曲登録手段（１５）と利用者別スポーツチーム登録手段（１６）と、対応楽曲推薦手段（１８）と、を要し、現在ログインし
ている利用者の好みのチームが、利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）に登録さ
れている場合は、対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）に基づき、当該チームに関連する楽曲の
推薦情報を適宜のタイミングで表示するシステムを構築した。
本発明は、利用者が好みのスポーツチームを登録し、そのスポーツチームに関する楽曲の推薦情報を提供することで、利用者が効率的で速やかな選曲を行えると共に、好ましくは最新の試合結果の勝敗を確認でき、歌唱意欲を沸き立て、かつ効率的で速やかな選曲を行えるカラオケシステムの提供。
【解決手段】
利用者ＩＤ取得手段（３）とスポーツチーム対応楽曲登録手段（１５）と利用者別スポーツチーム登録手段（１６）と、対応楽曲推薦手段（１８）と、を要し、現在ログインし
ている利用者の好みのチームが、利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）に登録さ
れている場合は、対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）に基づき、当該チームに関連する楽曲の
推薦情報を適宜のタイミングで表示するシステムを構築した。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、任意の利用者が登録した好みのスポーツチームに関する楽曲の情報を、適宜のタイミングで表示するカラオケシステムに関する。
【背景技術】
【０００２】
現在のカラオケ装置は、利用者が演奏予約を行い楽曲が演奏されるようなシステムである。この楽曲予約は、利用者が目次本や楽曲検索機能付きリモコンを使用して歌唱したい楽曲を選択して行う。また、従来のカラオケシステムに関し、一定時間内に演奏予約がない時には、おすすめ曲を推薦する技術が開示されている。例えば、特許文献１では、カラオケ演奏装置に一定時間内に演奏予約がない場合は、人気曲やジャンル別または歌手別の楽曲の情報を利用者に与える技術が開示されている。
【特許文献１】特開２０００−３３８９８３号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、カラオケを使用する際に、利用者が欲しいと思う楽曲情報が得られなかったりする。特に、スポーツ観戦後に好きなチームの応援歌や球団歌を歌唱したくなる場合もあるが、球場近辺で歌唱することは近隣の迷惑や騒音の問題となるため、カラオケボックスを使用することがある。その場合に、カラオケを使用しても欲しいと思うスポーツチームの楽曲の情報が直ぐに得にくく、選曲に戸惑ったりする。そこで、本発明は利用者が好みのチームを登録し、そのチームの楽曲の情報を提供することで、利用者が効率的で速やかな選曲を行えると共に、好ましくは最新の試合結果を確認できるスポーツチーム楽曲情報表示システムの構築を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記課題を鑑み、本発明者らは各利用者が登録した好みのスポーツチームをカラオケ装置またはカラオケホスト装置の所定の登録部に登録し、そのスポーツチームの好ましくは最新の試合結果を参照し、現在ログインしている利用者の登録したチームに関連する楽曲の推薦情報を、適宜のタイミングで表示することにより上記課題を解決できることを見出し、本発明のスポーツチーム楽曲情報表示システムを想到した。
【０００５】
すなわち、本発明の請求項１記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、利用者ＩＤ取得手段と、スポーツチーム対応楽曲登録手段と、利用者別スポーツチーム登録手段と、対応楽曲推薦手段を要し、カラオケ装置を利用したシステムであり
（ア） 利用者ＩＤ取得手段とは、当該システムにログインする利用者を特定するものであり、
（イ） スポーツチーム対応楽曲登録手段とは、スポーツチームに関連する楽曲を所定の対応楽曲登録テーブルに登録するものであり、
（ウ） 利用者別スポーツチーム登録手段とは、任意の利用者が好みのチームを所定の利用者別スポーツチーム登録テーブルに登録するものであり、
（エ） 対応楽曲推薦手段とは、現在ログインしている利用者の好みのチームが、前記スポーツチーム登録テーブルに登録されている場合は、当該スポーツチームに関する楽曲の推薦情報を適宜のタイミングで表示するものであり、
を具備してなることを特徴とする。
【０００６】
次に、本発明の請求項２記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、前記請求項１記載のシステムに於いて、カラオケ装置とネットワーク通信接続されたカラオケホスト装置とを主体とし、当該ホスト装置内に前記利用者別スポーツチーム登録テーブルが設けられてなることを特徴とする。
【０００７】
本発明の請求項３記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、前記請求項１ないし請求項２に於いて、試合結果入力管理手段を要し、当該入力管理手段とは、前記スポーツチームの試合結果を所定の試合結果管理テーブルに入力して管理するものであり、前記推薦情報には当該試合結果管理テーブルにおいて最新の試合結果が含まれることを特徴とする。
【０００８】
本発明の請求項４記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、前記請求項３記載のシステムに於いての楽曲の推薦情報には、スコアを付加した最新の試合結果が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の請求項１記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、スポーツチームに関する楽曲を所定の対応楽曲登録テーブルに登録し、また、任意の利用者が好みのチームを利用者別スポーツチーム登録テーブルに登録し、現在利用者ＩＤ取得手段にてログインしている利用者の登録したチームに関連する楽曲の情報を、適宜のタイミングで表示することにより、歌唱意欲を沸き立て、かつ効率的で速やかな選曲を行えるといった効果を奏する。
【００１０】
さらに、本発明の請求項２記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、カラオケホスト装置内の利用者別スポーツチーム登録テーブルに利用者が好みのチームを、カラオケ装置にネットワーク接続された如何なるカラオケ装置からも登録できると共に、如何なるカラオケ装置へもカラオケホスト装置に登録された情報を還元することにより、どこのカラオケ装置からでも同じサービスが受けられるといった効果を奏する。
【００１１】
さらにまた、本発明の請求項３記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、請求項１記載の対応楽曲推薦手段を使用して表示する推薦情報には、スポーツチームの楽曲情報の他に、試合結果入力管理手段を使用して試合結果管理テーブルに登録された、最新の試合結果を適宜のタイミングにて表示することにより、好みのスポーツチームの最新の試合結果の勝敗を確認できるため、さらに歌唱意欲を沸き立てるといった効果を奏する。
【００１２】
また、本発明の請求項４記載のスポーツ楽曲情報表示システムによれば、前記請求項３記載の試合結果に、スコアを表示させることにより好みのスポーツチームの最新の試合結果と共に、勝敗の詳細を確認できるといった効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
以下、本発明のカラオケシステムについての最適な実施例を挙げ、先ず、図１に示すカラオケシステムを構成するカラオケ装置のブロック構成図について説明する。
【実施例１】
【００１４】
図１は、本発明のカラオケシステムを構成するカラオケ装置のブロック構成図である。本実施例におけるカラオケ装置（Ｐ）は、主に中央制御手段（２）と、これに接続される各種機能手段およびハードディスク（４）などから構成される。ここでカラオケ装置（Ｐ）における各構成要素について説明する。先ず、通信制御手段（１２）は、ＡＤＳＬ回線、ＩＳＤＮ回線、一般電話回線などのネットワーク通信回線を介して行われるカラオケホスト装置との通信を制御するためのものである。また、利用者ＩＤ取得手段（３）にて認識された利用者のＩＤを、そのログインからログアウトまでを総括管理するもので、この利用者ＩＤ取得手段（３）によって、一度、その利用者ＩＤ（２１）をもってログインした利用者が所定の操作処理をした場合、その利用者が特定される。なお、利用者ＩＤ（２1）は、リモコン装置（Ｒ）のフラッシュメモリ（図示省略）とハードディスク（４）の双方に格納することができる。
【００１５】
次に、音声生成プロセスについて説明する。音源（６）は中央制御手段（２）が実行するシーケンサ（１４）の処理によって入力され、デジタルミキサ（７）は音源（６）が発生した複数の楽音信号やカラオケマイクとＡ/Ｄコンバータ（９）を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム（８）に入力される。このサウンドシステム（８）はパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ（ＳＰ）から楽音と歌唱音声信号を放音する。
【００１６】
ハードディスク（４）に記録されている楽曲データ（１８）における映像データは、ＭＰＥＧ形式にエンコードされており、中央制御手段（２）が実行する背景映像再生手段（図示省略）により再生処理を行い、これを読み出してＭＰＥＧデコーダ（１０）に入力する。このＭＰＥＧデコーダ（１０）は入力されたＭＰＥＧデータをＮＴＳＣの映像に変換し合成回路（１１）に入力し、この合成回路（１１）は、背景映像の映像信号上にテロップや採点ＯＳＤを合成し、合成された映像信号は表示手段（Ｄ）に表示される。また、ハードディスク（４）には、スポーツチーム対応楽曲登録手段（１５）にてあらかじめ登録された、スポーツチームに関連する楽曲を管理する対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）や、試合結果入力管理手段（１７）にて登録された、各スポーツチームの最新の試合結果を管理する、試合結果管理テーブル（Ｔ３）等が管理されている。
【００１７】
そして、リモコン装置（Ｒ）は、楽曲検索機能あるいは楽曲予約機能を備えた多機能カラオケリモコンであり、このリモコン装置（Ｒ）をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ装置本体に所望の演奏予約コマンドを転送する。例えば、リモコン装置（Ｒ）にて楽曲コードが入力されると、カラオケ楽曲のリクエストであるとして、ＲＡＭ（５）にある予約待ち行列（図示省略）に楽曲コードを演奏予約する。
【００１８】
このリモコン装置（Ｒ）を使用して、任意の利用者が好みのスポーツチームを利用者別スポーツチーム登録手段（１６）にて、ハードディスク（４）の利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）に登録する。そして、利用者ＩＤ取得手段（３）を使用してログインしている当該利用者が好みのスポーツチームを登録している場合は、その楽曲情報を、対応楽曲推薦手段（１８）が適宜のタイミングで表示する。なお、適宜のタイミングとは、一定時間の間に楽曲予約がなかった場合や、楽曲と楽曲の間または、直接利用者による指示があった場合、例えば、リモコン装置（Ｒ）の「オススメ」ボタンが押された時などによる。
【００１９】
次に、図２に示す、対応楽曲登録テーブルの概略図に基づき、本発明の各スポーツチームに対応する楽曲の登録について説明する。
【００２０】
図２は、スポーツチーム対応楽曲登録手段（１５）にて登録された各スポーツチームに対応した楽曲を当てはめた対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）である。この対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）は、各スポーツチームの球団歌や応援歌などを管理するもので、その構成要素としては、管理するための番号を示す「管理番号」フィールド（ｆ１）と、各スポーツチームのＩＤを特定する「スポーツチームＩＤ」フィールド（ｆ２）と、各スポーツチームに対応した楽曲の「楽曲コード」フィールド（ｆ３）からなり、予めカラオケ事業者が登録するものである。
【００２１】
次に、図３に示す、カラオケリモコン装置の外観斜視図と、図４に示す、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェース表示画面に基づき、各利用者の登録手順について説明する。
【００２２】
先ず、図３は、ＧＵＩ操作パネル（Ｒａ）が備えられたリモコン装置（Ｒ）の外観斜視図である。このリモコン装置（Ｒ）は、利用者ＩＤを取得し、当該利用者のログインを特定するためのＩＤカード読み取り／書き込み装置（３）が付帯されている。この読み取り／書き込み装置（３）は非接触のＩＣモジュールを搭載したカードを対象とする装置であり、ＩＤカードに紐付けされた利用者ＩＤを特定するものである。勿論、本実施例の他に、例えば、ＩＣモジュールを携帯電話に内蔵させたＩＣ機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるBluetooth機構を有する携帯電話、あるいはパスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者識別手段を利用しても構わない。なお、このカラオケ装置と通信したり、さらには、ＶＰＮ（Virtual Private Network）を介してカラオケホスト装置と通信したりできる。
【００２３】
次に、図４は、本システムにログインするために利用者ＩＤ登録を行う画面である。利用者ＩＤ取得手段にて利用者がシステムにログインすると、「お客様メンバーズゲート」画面（４０）内に当該利用者の「ゲートボタン」(４０ａ)が形成される。その後、当該利用者は「ゲートボタン」（４０ａ）を選択し歌唱したい楽曲を指定することにより、図1に示すように演奏予約手段（１３）は、その楽曲を利用者ＩＤと紐付けして予約楽曲が予約待ち行列に登録される。
【００２４】
次に、図５に示す、利用者別スポーツチーム登録テーブルの概略図に基づき、利用者別スポーツチームに関する登録手順ついて説明する。
【００２５】
図５は、利用者別スポーツチーム登録手段を使用して、任意の利用者が登録した好みのスポーツチームとそれに対応した楽曲を管理する、利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）である。この利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）の構成要素としては、管理するための番号を示す「管理番号」フィールド（ｆ１）と、利用者を特定する「利用者ＩＤ」フィールド（ｆ２）と、各スポーツチームを特定する「スポーツチームＩＤ」フィールド（ｆ３）からなり、上記した当該利用者の「ゲートボタン」を使用して、利用者が登録したスポーツチームを管理することができる。
【００２６】
次に、図６に示す、試合結果管理テーブルの概略図と、図７に示す対応楽曲推薦表示画面に基づき、試合結果の管理および対応楽曲の推薦表示について説明する。
【００２７】
図６は、試合結果入力管理手段（１７）にて入力された各スポーツチームの勝敗を管理した、試合結果管理テーブル（Ｔ３）である。この試合結果管理テーブル（Ｔ３）は、登録した好みの各スポーツチームを特定する「スポーツチームＩＤ」フィールド（ｆ１）と、最新の試合の日時を管理する「最新日時」フィールド（ｆ２）と、対戦相手を特定する「対戦相手」フィールド（ｆ３）と、対戦相手との勝敗のスコアを記録する「スコア」フィールド（ｆ４）と、勝ち、負け、引分けの種別を管理する「種別」フィールド（ｆ５）からなり、登録した対応楽曲のある各スポーツチームの最新の試合結果の勝敗を特定できる。なお、試合結果の入力に関しては、別データベースからオペレータが入力する方法やダウンロードする方法がある。
【００２８】
次に、図７は、試合結果入力管理テーブル（Ｔ３）を参照し、現在ログインしている利用者の登録したチームの楽曲情報を、対応楽曲推薦手段を使用し表示した対応楽曲推薦情報表示画面（Ｄａ）である。この表示画面（Ｄａ）は、チームを登録した利用者を表示する利用者表示部（Ｄｂ）と、対応楽曲登録テーブルに登録した、チームの楽曲および試合結果を表示する推薦情報表示部（Ｄｃ）からなり、表示画面は、３通りの表示パターンが考えられる。具体的には、表示画面（ア）は、登録した好みのスポーツチームの楽曲情報を表示するのみの推薦情報表示部（Ｄｃ）であり、表示画面（イ）は、登録した好みスポーツチームの試合結果と楽曲情報を表示する推薦情報表示部（Ｄｃ）であり、表示画面（ウ）は、登録した好みのスポーツチームの楽曲情報に加えスコアを含んだ試合結果を表示した、推薦情報表示部（Ｄｃ）である。なお、推薦情報には、効率的に速やかな選曲ができるように選曲番号が含まれる。また、表示画面（ア）の構成の場合は、本発明では試合結果の勝敗に関係しないため、試合結果入力管理手段および、それに付帯する試合結果管理テーブルは必要とされない。
【００２９】
次に、図８に示す、本発明に関わる通信カラオケシステムの概念的構成図と、図９に示す、本発明のシステムを関連するカラオケホスト装置のブロック構成図に基づき、本発明におけるカラオケ装置とカラオケホスト装置との関係と共に当該カラオケホスト装置に設けられた利用者別スポーツチーム登録手段（３１）について説明する。
【実施例２】
【００３０】
先ず、図８に示すように、本発明に関わる通信カラオケシステムは、主に、カラオケホスト装置（Ｈ）と通信ネットワークを介して接続された多数のカラオケ演奏装置（Ｐ，Ｐ・・・・）からなる。具体的には、先ず、カラオケホスト装置（Ｈ）は、一般公衆電話回線やＡＤＳＬあるいは光通信回線などを利用した通信ネットワークを介して各カラオケ演奏装置（Ｐ，Ｐ・・・・）に接続される。そして、例えば、インターネット（Ｎｉ）を利用したカラオケ事業者が管理するＶＰＮ（Virtual Private Network）を用い、カラオケホスト装置（Ｈ）と各カラオケ演奏装置（Ｐ）がルータ（図示省略）を介して接続され、各ルータは、その内蔵するＤＨＣＰ(Ｄynamic Host Configuration Protocol）サーバー機能によって、各カラオケ演奏装置（Ｐ，Ｐ・・・・）にＩＰアドレスを割り当て、それらのＭＡＣ（Media Access Control）アドレスとこのＩＰアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して通信処理をしている。
【００３１】
次に、図９は本発明のシステムを構成するカラオケホスト装置のブロック構成図である。カラオケホスト装置（Ｈ）は、通信制御インタフェース（３０）を使用してカラオケ装置（Ｐ）と通信を行い、利用者別スポーツチーム登録手段（３１）の指示により、ハードディスク（３２）には、前述したカラオケ装置と同様に、利用者ＩＤ（３３）、利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ４）が設けられている。また、カラオケホスト装置より保存したデータを各カラオケ装置にダウンロードすることも可能である。これにより、カラオケホスト装置内の利用者別スポーツチーム登録手段に利用者が登録した好みのスポーツチームを、カラオケホスト装置にネットワーク通信接続された如何なるカラオケ装置からも登録できると共に、如何なるカラオケ装置へもカラオケホスト装置に登録された情報を還元することにより、どこのカラオケ装置からでも同じサービスが受けられる。
【００３２】
以上、説明したように、本発明のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、任意の利用者が好みのチームを所定の登録部に登録し、好ましくはそのスポーツチームの最新の試合結果を参照し、現在ログインしている利用者の登録したチームに関連する楽曲の情報を、適宜のタイミングで表示することにで、歌唱意欲が沸き立ち、かつ効率的で速やかな選曲を行える。
【図面の簡単な説明】
【００３３】
【図１】本システムに関連するカラオケ装置のブロック構成図
【図２】対応楽曲登録テーブルの概略図
【図３】カラオケリモコン装置の外観斜視図
【図４】利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェース表示画面
【図５】利用者別スポーツチーム登録テーブルの概略図
【図６】試合結果管理テーブルの概略図
【図７】対応楽曲推薦表示画面
【図８】本発明に関わる通信カラオケシステムの概念的構成図
【図９】本発明のシステムを関連するカラオケホスト装置のブロック構成図
【符号の説明】
【００３４】
Ｐ
カラオケ装置
２ 中央制御手段
３
ＩＤカード読み取り／書き込み装置（利用者ＩＤ取得手段）
４，３２
ハードディスク
１５
スポーツチーム対応楽曲登録手段
１６，３１ 利用者別スポーツチーム登録手段
２１
利用者ＩＤ
Ｔ１ 対応楽曲登録テーブル
Ｔ２，Ｔ４ 利用者別スポーツチーム登録テーブル
Ｔ３ 試合結果管理テーブル
Ｒ
リモコン装置
【技術分野】
【０００１】
本発明は、任意の利用者が登録した好みのスポーツチームに関する楽曲の情報を、適宜のタイミングで表示するカラオケシステムに関する。
【背景技術】
【０００２】
現在のカラオケ装置は、利用者が演奏予約を行い楽曲が演奏されるようなシステムである。この楽曲予約は、利用者が目次本や楽曲検索機能付きリモコンを使用して歌唱したい楽曲を選択して行う。また、従来のカラオケシステムに関し、一定時間内に演奏予約がない時には、おすすめ曲を推薦する技術が開示されている。例えば、特許文献１では、カラオケ演奏装置に一定時間内に演奏予約がない場合は、人気曲やジャンル別または歌手別の楽曲の情報を利用者に与える技術が開示されている。
【特許文献１】特開２０００−３３８９８３号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、カラオケを使用する際に、利用者が欲しいと思う楽曲情報が得られなかったりする。特に、スポーツ観戦後に好きなチームの応援歌や球団歌を歌唱したくなる場合もあるが、球場近辺で歌唱することは近隣の迷惑や騒音の問題となるため、カラオケボックスを使用することがある。その場合に、カラオケを使用しても欲しいと思うスポーツチームの楽曲の情報が直ぐに得にくく、選曲に戸惑ったりする。そこで、本発明は利用者が好みのチームを登録し、そのチームの楽曲の情報を提供することで、利用者が効率的で速やかな選曲を行えると共に、好ましくは最新の試合結果を確認できるスポーツチーム楽曲情報表示システムの構築を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記課題を鑑み、本発明者らは各利用者が登録した好みのスポーツチームをカラオケ装置またはカラオケホスト装置の所定の登録部に登録し、そのスポーツチームの好ましくは最新の試合結果を参照し、現在ログインしている利用者の登録したチームに関連する楽曲の推薦情報を、適宜のタイミングで表示することにより上記課題を解決できることを見出し、本発明のスポーツチーム楽曲情報表示システムを想到した。
【０００５】
すなわち、本発明の請求項１記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、利用者ＩＤ取得手段と、スポーツチーム対応楽曲登録手段と、利用者別スポーツチーム登録手段と、対応楽曲推薦手段を要し、カラオケ装置を利用したシステムであり
（ア） 利用者ＩＤ取得手段とは、当該システムにログインする利用者を特定するものであり、
（イ） スポーツチーム対応楽曲登録手段とは、スポーツチームに関連する楽曲を所定の対応楽曲登録テーブルに登録するものであり、
（ウ） 利用者別スポーツチーム登録手段とは、任意の利用者が好みのチームを所定の利用者別スポーツチーム登録テーブルに登録するものであり、
（エ） 対応楽曲推薦手段とは、現在ログインしている利用者の好みのチームが、前記スポーツチーム登録テーブルに登録されている場合は、当該スポーツチームに関する楽曲の推薦情報を適宜のタイミングで表示するものであり、
を具備してなることを特徴とする。
【０００６】
次に、本発明の請求項２記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、前記請求項１記載のシステムに於いて、カラオケ装置とネットワーク通信接続されたカラオケホスト装置とを主体とし、当該ホスト装置内に前記利用者別スポーツチーム登録テーブルが設けられてなることを特徴とする。
【０００７】
本発明の請求項３記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、前記請求項１ないし請求項２に於いて、試合結果入力管理手段を要し、当該入力管理手段とは、前記スポーツチームの試合結果を所定の試合結果管理テーブルに入力して管理するものであり、前記推薦情報には当該試合結果管理テーブルにおいて最新の試合結果が含まれることを特徴とする。
【０００８】
本発明の請求項４記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムは、前記請求項３記載のシステムに於いての楽曲の推薦情報には、スコアを付加した最新の試合結果が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の請求項１記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、スポーツチームに関する楽曲を所定の対応楽曲登録テーブルに登録し、また、任意の利用者が好みのチームを利用者別スポーツチーム登録テーブルに登録し、現在利用者ＩＤ取得手段にてログインしている利用者の登録したチームに関連する楽曲の情報を、適宜のタイミングで表示することにより、歌唱意欲を沸き立て、かつ効率的で速やかな選曲を行えるといった効果を奏する。
【００１０】
さらに、本発明の請求項２記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、カラオケホスト装置内の利用者別スポーツチーム登録テーブルに利用者が好みのチームを、カラオケ装置にネットワーク接続された如何なるカラオケ装置からも登録できると共に、如何なるカラオケ装置へもカラオケホスト装置に登録された情報を還元することにより、どこのカラオケ装置からでも同じサービスが受けられるといった効果を奏する。
【００１１】
さらにまた、本発明の請求項３記載のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、請求項１記載の対応楽曲推薦手段を使用して表示する推薦情報には、スポーツチームの楽曲情報の他に、試合結果入力管理手段を使用して試合結果管理テーブルに登録された、最新の試合結果を適宜のタイミングにて表示することにより、好みのスポーツチームの最新の試合結果の勝敗を確認できるため、さらに歌唱意欲を沸き立てるといった効果を奏する。
【００１２】
また、本発明の請求項４記載のスポーツ楽曲情報表示システムによれば、前記請求項３記載の試合結果に、スコアを表示させることにより好みのスポーツチームの最新の試合結果と共に、勝敗の詳細を確認できるといった効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
以下、本発明のカラオケシステムについての最適な実施例を挙げ、先ず、図１に示すカラオケシステムを構成するカラオケ装置のブロック構成図について説明する。
【実施例１】
【００１４】
図１は、本発明のカラオケシステムを構成するカラオケ装置のブロック構成図である。本実施例におけるカラオケ装置（Ｐ）は、主に中央制御手段（２）と、これに接続される各種機能手段およびハードディスク（４）などから構成される。ここでカラオケ装置（Ｐ）における各構成要素について説明する。先ず、通信制御手段（１２）は、ＡＤＳＬ回線、ＩＳＤＮ回線、一般電話回線などのネットワーク通信回線を介して行われるカラオケホスト装置との通信を制御するためのものである。また、利用者ＩＤ取得手段（３）にて認識された利用者のＩＤを、そのログインからログアウトまでを総括管理するもので、この利用者ＩＤ取得手段（３）によって、一度、その利用者ＩＤ（２１）をもってログインした利用者が所定の操作処理をした場合、その利用者が特定される。なお、利用者ＩＤ（２1）は、リモコン装置（Ｒ）のフラッシュメモリ（図示省略）とハードディスク（４）の双方に格納することができる。
【００１５】
次に、音声生成プロセスについて説明する。音源（６）は中央制御手段（２）が実行するシーケンサ（１４）の処理によって入力され、デジタルミキサ（７）は音源（６）が発生した複数の楽音信号やカラオケマイクとＡ/Ｄコンバータ（９）を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム（８）に入力される。このサウンドシステム（８）はパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ（ＳＰ）から楽音と歌唱音声信号を放音する。
【００１６】
ハードディスク（４）に記録されている楽曲データ（１８）における映像データは、ＭＰＥＧ形式にエンコードされており、中央制御手段（２）が実行する背景映像再生手段（図示省略）により再生処理を行い、これを読み出してＭＰＥＧデコーダ（１０）に入力する。このＭＰＥＧデコーダ（１０）は入力されたＭＰＥＧデータをＮＴＳＣの映像に変換し合成回路（１１）に入力し、この合成回路（１１）は、背景映像の映像信号上にテロップや採点ＯＳＤを合成し、合成された映像信号は表示手段（Ｄ）に表示される。また、ハードディスク（４）には、スポーツチーム対応楽曲登録手段（１５）にてあらかじめ登録された、スポーツチームに関連する楽曲を管理する対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）や、試合結果入力管理手段（１７）にて登録された、各スポーツチームの最新の試合結果を管理する、試合結果管理テーブル（Ｔ３）等が管理されている。
【００１７】
そして、リモコン装置（Ｒ）は、楽曲検索機能あるいは楽曲予約機能を備えた多機能カラオケリモコンであり、このリモコン装置（Ｒ）をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ装置本体に所望の演奏予約コマンドを転送する。例えば、リモコン装置（Ｒ）にて楽曲コードが入力されると、カラオケ楽曲のリクエストであるとして、ＲＡＭ（５）にある予約待ち行列（図示省略）に楽曲コードを演奏予約する。
【００１８】
このリモコン装置（Ｒ）を使用して、任意の利用者が好みのスポーツチームを利用者別スポーツチーム登録手段（１６）にて、ハードディスク（４）の利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）に登録する。そして、利用者ＩＤ取得手段（３）を使用してログインしている当該利用者が好みのスポーツチームを登録している場合は、その楽曲情報を、対応楽曲推薦手段（１８）が適宜のタイミングで表示する。なお、適宜のタイミングとは、一定時間の間に楽曲予約がなかった場合や、楽曲と楽曲の間または、直接利用者による指示があった場合、例えば、リモコン装置（Ｒ）の「オススメ」ボタンが押された時などによる。
【００１９】
次に、図２に示す、対応楽曲登録テーブルの概略図に基づき、本発明の各スポーツチームに対応する楽曲の登録について説明する。
【００２０】
図２は、スポーツチーム対応楽曲登録手段（１５）にて登録された各スポーツチームに対応した楽曲を当てはめた対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）である。この対応楽曲登録テーブル（Ｔ１）は、各スポーツチームの球団歌や応援歌などを管理するもので、その構成要素としては、管理するための番号を示す「管理番号」フィールド（ｆ１）と、各スポーツチームのＩＤを特定する「スポーツチームＩＤ」フィールド（ｆ２）と、各スポーツチームに対応した楽曲の「楽曲コード」フィールド（ｆ３）からなり、予めカラオケ事業者が登録するものである。
【００２１】
次に、図３に示す、カラオケリモコン装置の外観斜視図と、図４に示す、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェース表示画面に基づき、各利用者の登録手順について説明する。
【００２２】
先ず、図３は、ＧＵＩ操作パネル（Ｒａ）が備えられたリモコン装置（Ｒ）の外観斜視図である。このリモコン装置（Ｒ）は、利用者ＩＤを取得し、当該利用者のログインを特定するためのＩＤカード読み取り／書き込み装置（３）が付帯されている。この読み取り／書き込み装置（３）は非接触のＩＣモジュールを搭載したカードを対象とする装置であり、ＩＤカードに紐付けされた利用者ＩＤを特定するものである。勿論、本実施例の他に、例えば、ＩＣモジュールを携帯電話に内蔵させたＩＣ機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるBluetooth機構を有する携帯電話、あるいはパスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者識別手段を利用しても構わない。なお、このカラオケ装置と通信したり、さらには、ＶＰＮ（Virtual Private Network）を介してカラオケホスト装置と通信したりできる。
【００２３】
次に、図４は、本システムにログインするために利用者ＩＤ登録を行う画面である。利用者ＩＤ取得手段にて利用者がシステムにログインすると、「お客様メンバーズゲート」画面（４０）内に当該利用者の「ゲートボタン」(４０ａ)が形成される。その後、当該利用者は「ゲートボタン」（４０ａ）を選択し歌唱したい楽曲を指定することにより、図1に示すように演奏予約手段（１３）は、その楽曲を利用者ＩＤと紐付けして予約楽曲が予約待ち行列に登録される。
【００２４】
次に、図５に示す、利用者別スポーツチーム登録テーブルの概略図に基づき、利用者別スポーツチームに関する登録手順ついて説明する。
【００２５】
図５は、利用者別スポーツチーム登録手段を使用して、任意の利用者が登録した好みのスポーツチームとそれに対応した楽曲を管理する、利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）である。この利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ２）の構成要素としては、管理するための番号を示す「管理番号」フィールド（ｆ１）と、利用者を特定する「利用者ＩＤ」フィールド（ｆ２）と、各スポーツチームを特定する「スポーツチームＩＤ」フィールド（ｆ３）からなり、上記した当該利用者の「ゲートボタン」を使用して、利用者が登録したスポーツチームを管理することができる。
【００２６】
次に、図６に示す、試合結果管理テーブルの概略図と、図７に示す対応楽曲推薦表示画面に基づき、試合結果の管理および対応楽曲の推薦表示について説明する。
【００２７】
図６は、試合結果入力管理手段（１７）にて入力された各スポーツチームの勝敗を管理した、試合結果管理テーブル（Ｔ３）である。この試合結果管理テーブル（Ｔ３）は、登録した好みの各スポーツチームを特定する「スポーツチームＩＤ」フィールド（ｆ１）と、最新の試合の日時を管理する「最新日時」フィールド（ｆ２）と、対戦相手を特定する「対戦相手」フィールド（ｆ３）と、対戦相手との勝敗のスコアを記録する「スコア」フィールド（ｆ４）と、勝ち、負け、引分けの種別を管理する「種別」フィールド（ｆ５）からなり、登録した対応楽曲のある各スポーツチームの最新の試合結果の勝敗を特定できる。なお、試合結果の入力に関しては、別データベースからオペレータが入力する方法やダウンロードする方法がある。
【００２８】
次に、図７は、試合結果入力管理テーブル（Ｔ３）を参照し、現在ログインしている利用者の登録したチームの楽曲情報を、対応楽曲推薦手段を使用し表示した対応楽曲推薦情報表示画面（Ｄａ）である。この表示画面（Ｄａ）は、チームを登録した利用者を表示する利用者表示部（Ｄｂ）と、対応楽曲登録テーブルに登録した、チームの楽曲および試合結果を表示する推薦情報表示部（Ｄｃ）からなり、表示画面は、３通りの表示パターンが考えられる。具体的には、表示画面（ア）は、登録した好みのスポーツチームの楽曲情報を表示するのみの推薦情報表示部（Ｄｃ）であり、表示画面（イ）は、登録した好みスポーツチームの試合結果と楽曲情報を表示する推薦情報表示部（Ｄｃ）であり、表示画面（ウ）は、登録した好みのスポーツチームの楽曲情報に加えスコアを含んだ試合結果を表示した、推薦情報表示部（Ｄｃ）である。なお、推薦情報には、効率的に速やかな選曲ができるように選曲番号が含まれる。また、表示画面（ア）の構成の場合は、本発明では試合結果の勝敗に関係しないため、試合結果入力管理手段および、それに付帯する試合結果管理テーブルは必要とされない。
【００２９】
次に、図８に示す、本発明に関わる通信カラオケシステムの概念的構成図と、図９に示す、本発明のシステムを関連するカラオケホスト装置のブロック構成図に基づき、本発明におけるカラオケ装置とカラオケホスト装置との関係と共に当該カラオケホスト装置に設けられた利用者別スポーツチーム登録手段（３１）について説明する。
【実施例２】
【００３０】
先ず、図８に示すように、本発明に関わる通信カラオケシステムは、主に、カラオケホスト装置（Ｈ）と通信ネットワークを介して接続された多数のカラオケ演奏装置（Ｐ，Ｐ・・・・）からなる。具体的には、先ず、カラオケホスト装置（Ｈ）は、一般公衆電話回線やＡＤＳＬあるいは光通信回線などを利用した通信ネットワークを介して各カラオケ演奏装置（Ｐ，Ｐ・・・・）に接続される。そして、例えば、インターネット（Ｎｉ）を利用したカラオケ事業者が管理するＶＰＮ（Virtual Private Network）を用い、カラオケホスト装置（Ｈ）と各カラオケ演奏装置（Ｐ）がルータ（図示省略）を介して接続され、各ルータは、その内蔵するＤＨＣＰ(Ｄynamic Host Configuration Protocol）サーバー機能によって、各カラオケ演奏装置（Ｐ，Ｐ・・・・）にＩＰアドレスを割り当て、それらのＭＡＣ（Media Access Control）アドレスとこのＩＰアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して通信処理をしている。
【００３１】
次に、図９は本発明のシステムを構成するカラオケホスト装置のブロック構成図である。カラオケホスト装置（Ｈ）は、通信制御インタフェース（３０）を使用してカラオケ装置（Ｐ）と通信を行い、利用者別スポーツチーム登録手段（３１）の指示により、ハードディスク（３２）には、前述したカラオケ装置と同様に、利用者ＩＤ（３３）、利用者別スポーツチーム登録テーブル（Ｔ４）が設けられている。また、カラオケホスト装置より保存したデータを各カラオケ装置にダウンロードすることも可能である。これにより、カラオケホスト装置内の利用者別スポーツチーム登録手段に利用者が登録した好みのスポーツチームを、カラオケホスト装置にネットワーク通信接続された如何なるカラオケ装置からも登録できると共に、如何なるカラオケ装置へもカラオケホスト装置に登録された情報を還元することにより、どこのカラオケ装置からでも同じサービスが受けられる。
【００３２】
以上、説明したように、本発明のスポーツチーム楽曲情報表示システムによれば、任意の利用者が好みのチームを所定の登録部に登録し、好ましくはそのスポーツチームの最新の試合結果を参照し、現在ログインしている利用者の登録したチームに関連する楽曲の情報を、適宜のタイミングで表示することにで、歌唱意欲が沸き立ち、かつ効率的で速やかな選曲を行える。
【図面の簡単な説明】
【００３３】
【図１】本システムに関連するカラオケ装置のブロック構成図
【図２】対応楽曲登録テーブルの概略図
【図３】カラオケリモコン装置の外観斜視図
【図４】利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェース表示画面
【図５】利用者別スポーツチーム登録テーブルの概略図
【図６】試合結果管理テーブルの概略図
【図７】対応楽曲推薦表示画面
【図８】本発明に関わる通信カラオケシステムの概念的構成図
【図９】本発明のシステムを関連するカラオケホスト装置のブロック構成図
【符号の説明】
【００３４】
Ｐ
カラオケ装置
２ 中央制御手段
３
ＩＤカード読み取り／書き込み装置（利用者ＩＤ取得手段）
４，３２
ハードディスク
１５
スポーツチーム対応楽曲登録手段
１６，３１ 利用者別スポーツチーム登録手段
２１
利用者ＩＤ
Ｔ１ 対応楽曲登録テーブル
Ｔ２，Ｔ４ 利用者別スポーツチーム登録テーブル
Ｔ３ 試合結果管理テーブル
Ｒ
リモコン装置
【特許請求の範囲】
【請求項１】
利用者ＩＤ取得手段と、スポーツチーム対応楽曲登録手段と、利用者別スポーツチーム登録手段と、対応楽曲推薦手段を要し、カラオケ装置を利用したシステムであり、
（ア） 利用者ＩＤ取得手段とは、当該システムにログインする利用者を特定するものであり、
（イ） スポーツチーム対応楽曲登録手段とは、スポーツチームに関連する楽曲を所定の対応楽曲登録テーブルに登録するものであり、
（ウ） 利用者別スポーツチーム登録手段とは、任意の利用者が好みのチームを所定の利用者別スポーツチーム登録テーブルに登録するものであり、
（エ） 対応楽曲推薦手段とは、現在ログインしている利用者の好みのチームが、前記スポーツチーム登録テーブルに登録されている場合は、当該スポーツチームに関する楽曲の推薦情報を適宜のタイミングで表示するものであり、
を具備してなるスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項２】
前記カラオケ装置とネットワーク接続されたカラオケホスト装置とを主体とし、当該ホスト装置内に前記利用者別スポーツチーム登録手段が設けられてなる請求項１記載のスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項３】
さらに試合結果入力管理手段を要し、当該入力管理手段とは、前記スポーツチームの試合結果を所定の試合結果管理テーブルに入力して管理するものであり、前記推薦情報には当該試合結果管理テーブルにおいて最新の試合結果が含まれる請求項１ないし請求項２記載のスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項４】
前記推薦情報には、前記最新の試合結果とスコアが含まれる請求項３記載のスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項１】
利用者ＩＤ取得手段と、スポーツチーム対応楽曲登録手段と、利用者別スポーツチーム登録手段と、対応楽曲推薦手段を要し、カラオケ装置を利用したシステムであり、
（ア） 利用者ＩＤ取得手段とは、当該システムにログインする利用者を特定するものであり、
（イ） スポーツチーム対応楽曲登録手段とは、スポーツチームに関連する楽曲を所定の対応楽曲登録テーブルに登録するものであり、
（ウ） 利用者別スポーツチーム登録手段とは、任意の利用者が好みのチームを所定の利用者別スポーツチーム登録テーブルに登録するものであり、
（エ） 対応楽曲推薦手段とは、現在ログインしている利用者の好みのチームが、前記スポーツチーム登録テーブルに登録されている場合は、当該スポーツチームに関する楽曲の推薦情報を適宜のタイミングで表示するものであり、
を具備してなるスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項２】
前記カラオケ装置とネットワーク接続されたカラオケホスト装置とを主体とし、当該ホスト装置内に前記利用者別スポーツチーム登録手段が設けられてなる請求項１記載のスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項３】
さらに試合結果入力管理手段を要し、当該入力管理手段とは、前記スポーツチームの試合結果を所定の試合結果管理テーブルに入力して管理するものであり、前記推薦情報には当該試合結果管理テーブルにおいて最新の試合結果が含まれる請求項１ないし請求項２記載のスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【請求項４】
前記推薦情報には、前記最新の試合結果とスコアが含まれる請求項３記載のスポーツチーム楽曲情報表示システム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図７】
【図８】
【図９】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図７】
【図８】
【図９】
【図６】
【公開番号】特開２００７−１０９２６（Ｐ２００７−１０９２６Ａ）
【公開日】平成１９年１月１８日（２００７．１．１８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−１９０７６４（Ｐ２００５−１９０７６４）
【出願日】平成１７年６月２９日（２００５．６．２９）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ
【出願人】（３９０００４７１０）株式会社第一興商 (537)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１月１８日（２００７．１．１８）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年６月２９日（２００５．６．２９）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ
【出願人】（３９０００４７１０）株式会社第一興商 (537)
【Ｆターム（参考）】
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