説明

セパレータ接続金具

【課題】2本のセパレータを接続するに際し、1本のセパレータの端部に取り付けたセパレータ接続金具の穴の中に他方のセパレータを挿入し、位置あわせの終わった後ナットを回して他方のセパレータを固定する、セパレータ軸を接続する金具を提供する。
【解決手段】セパレータ接続金具本体1の一方端部に雌ネジ部を設けた固定部を設け、一本のセパレータ軸を基本セパレータ軸51とし、U字型壁際7の貫通孔内10に挿し通して、孔奥の雌ネジ部に基本セパレータ軸51の雄ネジ部12を螺合して固定する。次に調整セパレータ軸61を、セパレータ接続金具1の貫通孔内10の基本セパレータ軸51の側面に基本セパレータ軸51の逆方向から挿入し、1本だけをスライドして全長の位置を決定し、六角ナット31を回すことにより、正確な寸法に簡単に合わせられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セパレータ接続金具であり、接続する2本のセパレータの内、一本だけを先に固定されてから、そのセパレータの側面に、残りのセパレータの側面を接触して接続固定する装置のものである。
【背景の技術】
【0002】
従来のセパレータ接続金具は、殆どのセパレータ接続金具が、セパレータ接続金具の中に、接続する二本のセパレータを互い違いに向きを変えて同時に突き通して、2本共にスライドして、セパレータの両端の長さをメモリ尺で長さを測って、所望の長さに位置したところで、六角ナットを回して、セパレータとセパレータの側面の間にピンを割り込んで、セパレータ接続金具の内部壁の両側にピンで押し付けて、セパレータとセパレータの側面の間を広げて両側の壁に押し付けて固定されているから、接続中にセパレータ両端部の長さを測る事にしても、接続するセパレータの長さに応じて、一人で測れない事もある。
又は、接続されたセパレータが、双方から引張られる力によって、双方のセパレータが、捩れて総体のセパレータの長さが、伸びる事がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
然しながら、従来のセパレータ接続金具では、どの種類のセパレータ接続金具を使用しても、セパレータの捩れを防ぎ、セパレータの接続中にセパレータの両端部の長さをメモリ尺で測り、セパレータを接続する作業時間を短縮する事は、中々難しい事である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達するために本発明は、型枠の建て込みに使用されるセパレータの接続金具本体について、セパレータ接続金具本体(1)の鉄板の幅と長さを適切なサイズに切断して、切断された鉄板の長手方向の中央部から、U字型壁(7)に折り曲げて2枚に重なり、2枚に重なった鉄板の左端の鉄板と鉄板の間に、セパレータの外径寸法よりも、僅かの大きさ厚味程度の鉄板で加工された凹凸幅止め固定部材(2)を間に挟み込んで、上と下の鉄板を電気溶接で、凹凸幅止め固定部材に固定し、凹凸幅止め固定部材の凹(9)から、セパレータ接続金具本体の上下鉄板に締付軸移動部材(11)を通す貫通孔を、下穴(4)と、上穴(3)に設けて固定、鉄板と鉄板の間は、貫通孔(10)に設けて、上穴の周囲の鉄板(1)に貫通孔筒(40)が固定、セパレータ接続金具本体の右側の鉄板が、U字型壁(7)に折曲がり、折曲がった鉄板の一方先端に固定部(5)を、別個に設けて固定され、セパレータの雄ネジ部(52)の外形寸法よりも、鉄板の内部を小さく円周に折り曲げて、円周の3分の1程度をセパレータ接続金具の中央側を開口部に設けて、円周に折り曲げた鉄板の内部をセパレータ軸の雄ネジ部が、捻じ込まれる様に雌ネジ部(6)を固定してある。
【0005】
一つに固定されたセパレータ接続金具本体(1)の中央部の貫通孔の下穴(4)から上穴(3)に向けて、締付軸移動部材の雄ネジ部(12)を突き通して貫通孔筒(40)を貫通した締付軸移動部材(11)の雄ネジ部(12)に、座金(21)を通して、六角ナット(31)の雌ネジ部[32]を、雄ネジ部(12)に螺合してセットされてある。
【0006】
以上の様な構造のセパレータ接続金具であるから、セパレータ軸を接続する事に於いては、先ず、接続する一本のセパレータ軸を、セパレータ接続金具の貫通孔(10)のU字型壁(7)際に挿し通して、貫通孔の奥の雌ネジ部(6)にセパレータ軸の雄ネジ部(52)を螺合して固定すると、この段階で、基本セパレータ軸の一本の長さが確実の長さに固定され、次に調整セパレータ軸の長さは、接続する目的の長さに不足される分の長さのセパレータ軸一本を調整セパレータ軸として、基本セパレータ軸の逆の方から、セパレータ接続金具の貫通孔(10)内に交差する締付軸移動部材(11)の窪み貫通孔(13)内を挿し通して、調整セパレータ軸一本だけをスライドし全長の長さに位置したところで、六角ナット(31)を回すと、締付軸移動部材(11)が、セパレータ接続金具(1)の上穴(3)と下穴(4)の中で、貫通孔(10)と交差する方向に移動始めて、窪み貫通孔(13)も移動して斜面部(15)の突起(16)で調整セパレータ軸(61)の側面を、基本セパレータ軸(51)の側面に押し付けて、更に調整セパレータ軸と基本セパレータ軸が強くU字型壁(7)に押し付けられて、双方のセパレータ軸の側面同士が固定されて、その時、起きる調整セパレータ軸の捩れは、凹凸幅止め固定部材(2)の捩れ止め(17)で、調整セパレータ軸が保護されて、調整セパレータ軸と基本セパレータ軸は、双方のセパレータ軸の側面同士が密着されて固く固定される。
【発明の効果】
【0007】
本発明のセパレータ接続金具は、二本のセパレータ軸をセパレータ接続金具本体で接続する時は、接続する所望の長さに近いセパレータ軸を先ず、セパレータ接続金具の貫通孔のU字型壁際の貫通孔内に、1本のセパレータ軸を挿し通して、奥の雌ネジ部に、セパレータ軸の雄ネジ部を螺合して固定するだけで、基本セパレータ軸の1本の長さが確実の長さに固定され、固定された基本セパレータ軸の長さを測ってから、所望の長さに足りない長さ分だけのセパレータ軸を、調整セパレータ軸として1本だけを、基本セパレータ軸の逆方向から、セパレータ接続金具の中央寄りの貫通孔内挿し通して、移動部材の窪み貫通孔を貫通して、調整セパレータ軸一本だけを、スライドして、二本のセパレータの全長が位置した所で、六角ナットを回すと、締付軸移動部材が、セパレータ接続金具本体の貫通孔内で、貫通孔の交差する方向に移動始めて、窪み貫通孔も移動し、斜面部と突起で、調整セパレータ軸の側面を基本セパレータ軸の側面に押し付けて、六角ナットを更に強く回して締め付けると、基本セパレータ軸と調整セパレータ軸の側面が、固定軸移動部材の斜面部と突起で強く押し付けられるから、更に調整セパレータ軸と基本セパレータ軸は、U字型壁に強く押し付けられて、双方共にセパレータ軸の側面同士が密着して、軸方向の移動が強く固定されて、双方のセパレータ軸の側面が、一つに密着して固定される。
【0008】
前記の様な事であるから、本発明のセパレータ接続金具は、基本セパレータ軸と、調整セパレータ軸の2本のセパレータ軸を、一つにして接続する作業時間が、従来のセパレータ接続金具に比較すると、本発明のセパレータ接続金具の方が、従来のセパレータ接続金具の半分以下の作業時間で、2本のセパレータ軸を1本の確実の長さにして接続する事が可能であるからである。
【0009】
従来のセパレータ接続金具に対し、本発明のセパレータ接続金具は、2木のセパレータ軸を一本の長さに接続する事に於いては、先す、一本のセパレータ軸を基本セパレータ軸として、セパレータ接続金具の貫通孔内のU字型壁際に挿し通して、貫通孔の奥に雌ネジ部が固定されている中にセパレータ軸の雄ネジ部を螺合するだけで、基本セパレータ軸の長さが一定されて固定される。
次に、固定された基本セパレータ軸の長さを測って、全長の長さから、基本セパレータ軸の長さを差引いた残りの長さの分だけのセパレータ軸1本だけを調整セパレータ軸として、セパレータ接続金具の貫通孔に挿し通して、スライドして全長が位置した所で、六角ナットを回して固定し、更に強くまして、双方のセパレータ軸を強く固定するものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】 図1は、セパレータ接続金具に基本セパレータ軸と調整セパレータ軸をセットしたところの一部切断面図である。
【図2】 図2は、セパレータ接続金具に基本セパレータ軸と調整セパレータ軸をセットして固定したところの断面図である。
【図3】 図3は、セパレータ接続金具本体を全開したところの片面であり、一部切断面図である。
【図4】 図4は、セパレータ接続金具本体の正面図である。
【図5】 図5は、セパレータ接続金具本体に基本セパレータ軸を螺合して固定し、調整セパレータ軸をスライドして、基本セパレータ軸の側面に固定したところの断面図である。
【図6】 図6は、基本セパレータ軸の側面図である。
【図7】 図7は、座金の平面図である。
【図8】 図8は、六角ナットの平面図である。
【図9】 図9は、貫通孔筒の斜視図である。
【図10】 図10は、締付軸移動部材の側面図である。
【図11】 図11は、凹凸幅止め固定部材の平面図である。
【図12】 図12は、凹凸幅止め固定部材の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の目的を達する為に、セパレータ接続金具本体の鉄板をU字型壁(7)に折り曲げて、セパレータ接続金具の内部に、強力なU字型壁(7)を設けた事に成功し、U字型壁(7)の強力な強度によって、基本セパレータ軸(51)と、逆方向の)調整セパレータ(61)の側面同士を接触させて、締付軸移動部材(11)の斜面部(15)で基本セパレータ軸と調整セパレータ軸の側面を押し付けると同時にU字型壁(7)に強力な圧力で双方のセパレータ軸が押し付けられて、双方のセパレータ軸共に、セパレータ軸の流れ方向の移動が、其の位置で硬く固定される。
【0012】
上記の様な方法で、基本セパレータ軸の側面と、調整セパレータ軸の側面が接触された状態で、U字型壁に双方のセパレータ軸共が押し付けられて強く固定されるから、従来のセパレータ接続金具で、セパレータ軸を接続して固定されたら、固定されたセパレータ軸とセパレータ軸の間の側面の間隔が大きく空いて、接続されて固定されたセパレータ軸の両端部から、双方に強く引張ると、セパレータ接続金具が、捩れて多少の伸びが出ていたが、本発明のセパレータ接続金具の方は、全くセパレータ軸とセパレータ軸の側面の間の隙間が、全く開いてないから、接続されて固定されたセパレータ軸の両端部から、双方のセパレータ軸を強く引張っても、本発明のセパレータ接続金具は、捩れることが起きないものである。
【実施例】
【0013】
以下、本発明の実施の形態の添付図面を参照して説明する。
図1は、セパレータ接続金具の正面図であり、鉄板(1)を縦横適切のサイズに切断してU字型壁(7)に折り曲げたセパレータ接続金具本体枠であり、このセパレータ接続金具本体枠を土台にして、全部の付属部品が固定と組み立てが行われる物である。
セパレータ接続金具本体(1)の内部は貫通孔(10)のU字型壁(7)の奥に固定部(5)が設けられて、其の内部に雌ネジ部(6)が固定、左端の鉄板と鉄板の重なり間に幅止め固定部材(2)を挟んで、上下の鉄板を幅止め固定部材に電気溶接で固定、セパレータ接続金具本体(1)内部は空洞であり、鉄板上下の中央に、上穴(3)下穴(4)を設けて固定、上穴(3)の周囲に貫通孔筒(40)が固定、 以上で、締付軸移動部材(11)の雄ネジ部(12)を下穴(4)から(3)上穴(3)に突き通して貫通孔筒(40)を突き抜いて締付軸移動部材の雄ネジ部の突先が飛出ているところに、座金(21)を通して、六角ナット(31)の雌ネジ部(32)を雄ネジ部(12)に螺合してセットし、セパレータ接続金具本体のU字型壁(7)の際孔に基本セパレータ軸(51)を挿し通して奥の雌ネジ部(6)に基本セパレータ軸の雄ネジ部を螺合して固定、次に調整セパレータ軸(61)を基本セパレータ軸と逆方向から窪み貫通孔(13)を通してセットされているところであり、締付固定をする前の段階の正面図である。
【0014】
図2は、一部除いて、図1と全く同じ内容の断面図であり、セパレータ接続金具本体のU字型壁(7)の方に基本セパレータ軸を挿し通して奥の雌ネジ部(6)に基本セパレータ軸(51)の雄ネジ部(52)を螺合して固定、次に調整セパレータ軸(61)を基本セパレータ軸の逆方向から窪み貫通孔(13)に挿し通して、六角ナット(31)を回して締付軸移動部材(11)は、一体であり、窪み貫通孔(13)が移動されて斜面部(15)で調整セパレータ軸(61)の側面を押して基本セパレータ軸の側面に接触されて更に基本セパレータ軸と調整セパレータ軸をU字型壁(7)に、突起(16)で強く押し付けるから、基本セパレータ軸と調整セパレータ軸は、其の位置で軸の流れ方向の移動が硬く固定されているところの断面図である。
【0015】
図3は、(1)は、セパレータ接続金具本体を開いたところの片面の内部の図であり、(0)は、開口部。(2)は、凹凸幅止め固定部材。(4)は、開口部下穴。(5)は、固定部。(6)は、雌ネジ部。(7)は、鉄板材をU字型壁に折り曲げた部分。(8)は、電気溶接の固定部分である。
【0016】
図4は、(1)セパレータ接続金具本体を正面から見た図であり、(0)は、開口部。(2)は、凹凸幅止め固定部材。(3)は、上穴。(4)は、下穴。(5)は、固定部。(6)は、雌ネジ部である。
【0017】
図5は、セパレータ接続金具本体(1)に、凹凸幅止め固定部材(2)が、電気溶接(8)で固定され、左上に、固定部(5)が設けられて内側に雌ネジ部(6)が固定、右上に、鉄板材をU字型壁(7)に折り曲げた部分であり、其の際に基本セパレータ軸(51)の雄ネジ部(52)が雌ネジ部(6)に螺合して固定、基本セパレータ軸の際に調整セパレータ軸(61)が設置されて、調整セパレータ軸の側面に締付軸移動部材(11)の突起(16)で調整セパレータ軸の側面を押し付けて、基本セパレータ軸と共にU字型壁(7)に押し付けて双方のセパレータ軸共に固定しているところの平断面図である。
【0018】
セパレータ接続金具の各部の付属部品について、図6は、基本セパレータ又は、調整セパレータであり、(51)は、基本セパレータ軸。(52)は、雄ネジ部。(53)は、ストッパ。(54)は、ネックである。(61)は、調整セパレータ軸である。
図7の(21)は、座金である。
図8の(31)は、六角ナット。(32)は、雌ネジ部である。
図9の(40)は、貫通孔筒である。
図10の(11)は、締付軸移動部材。(12)は、雄ネジ部。(13)は、窪み貫通孔。(15)は、斜面部。(16)は、突起である。
図11の(2)は、凹凸幅止め固定部材。(9)は、凹。(17)は、捩れ止め。
図12の(2)は、凹凸幅止め固定部材であり、部材の鉄材の厚味を表した物である。
【0019】
セパレータ接続金具本体(1)の製作方法は、最初から鉄板を設計図の展開図通りにカットされて、カットされた鉄板に下穴(4)、上穴(3)、開口部(5)を最初から設計図通に機械でカットされた鉄板を、長手方向の中央部を、U字型壁(7)に折り曲げて、折り曲げた内部を空洞にして2枚に重ね、重なった鉄板の端部の鉄板と鉄板の間に、凹(9)が固定された凹凸幅止め固定部材(2)を入れて凹(9)を内部の中央に向けて、図3の様にして、電気溶接で、上の鉄板と下の鉄板を凹凸幅止め固定部材(2)に接着して固定、U字型壁(7)の一方端の固定部(5)は、3分の2の円形に折り曲げて固定、固定部(5)の内部が雌ネジ部(6)に固定、上穴(3)の周囲の鉄板に貫通孔筒(40)が固定、以上でセパレータ接続金具本体が完成であり、
完成されたセパレータ接続金具本体(1)の貫通孔(10)に交差する方向の下穴(4)から上穴(3)に、締付軸移動部材(11)の斜面部(15)と突起(16)と雄ネジ部(12)の4項目名が一体型であり、一体型の雄ネジ部(12)を、下穴(4)から上穴(3)に突き通して、貫通孔筒(40)を突き抜いた雄ネジ部(12)に、座金(21)を通して、六角ナット(31)の雌ネジ部(32)を、雄ネジ部(12)に螺合して軽く締めておくだけで、セパレータ接続金具の製品の1セットが終了であり、
以上、セパレータ接続金具で、セパレータ軸の接続については、接続する2本のセパレータ軸の内、先ず、1本のセパレータ軸を基本セパレータ軸(51)として、1本のセパレータ軸をセパレータ接続金具(1)のU字型壁(7)際の貫通孔(10)内に挿し通して、貫通孔(10)のU字型壁(7)際の奥に固定されてある雌ネジ部(6)に、基本セパレータ軸(51)の雄ネジ部(52)を螺合すると、この場で基本セパレータ(51)の1本が、確実に固定されたことが特徴であり、
次に固定された基本セパレータ軸(51)の長さを測り、目的の長さから、基本セパレータ軸(51)の長さを差引いた残りの長さのセパレータ軸を、調整セパレータ軸(61)として1本だけを、セパレータ接続金具(1)の貫通孔(10)に、基本セパレータ軸の逆方向から、基本セパレータ軸(51)の側面に挿し通して、スライドして全長の寸法に位置したところで六角ナット(31)を回すと、締付軸移動部材(11)が、貫通孔(10)と交差する方向に移動始め、移動部材(11)の斜面部(15)と突起(16)で調整セパレータ軸(61)の側面を押して基本セパレータ軸(51)の側面に調整セパレータ軸(61)の側面を接触して固定し、その時に起こる調整セパレータ軸の捩れは、捩れ止め(17)で、調整セパレータ軸の捩れを保護して、更に六角ナット(31)を強く回して締め付けると、貫通孔(10)内で、更に斜面部(15)と突起(16)で、調整セパレータ軸(61)の側面を強く押し付けるから、基本セパレータ軸(51)と調整セパレータ軸(61)が、U字型壁(7)と締付軸移動部材(11)の斜面部(15)と突起(16)に強く挟まれて、双方のセパレータ軸の側面同士が強く密着してセパレータ軸方向の移動が硬く固定されて、双方のセパレータ軸も一つに強く固定したところが特徴とする、セパレータ軸を一つに固定する装置のセパレータ接続金具。
【産業所の利用可能性】
【0020】
本発明のセパレータ接続金具は、殆ど機械加工であるから、製品も一定化し、単価も安価されて、製品の効果は、従来のセパレータ接続金具に比較すると、どの金具よりも、本発明のセパレータ接続金具の方が、セパレータを接続する時間が短くて、接続されたセパレータの総体の長さを測っても正確であり、接続されたセパレータに対しても、十分な強度が得られて、セパレータの接続部分の伸びが起きないから、産業上に於いても、十分な利用価値のあるセパレータ接続金具である。
【符号の説明】
【0021】
(0)は、開口部。(1)は、セパレータ接続金具本体。(2)は、凹凸幅止め固定部材。(3)は、上穴。(4)は、下穴。(5)は、固定部。(6)は、雌ネジ部。(7)は、U字型壁。(8)は、電気溶接の固定部分。(9)は、凹。(10)は、貫通孔。(11)は、締付軸移動部材。(12)は、雄ネジ部。(13)は、窪みの貫通孔。(15)は、斜面部。(16)は、突起。(17)は、捻れ止め。(21)は、座金。(31)は、六角ナット。(32)は、雌ネジ部。(40)は、貫通孔筒。(51)は、調整セパレータ軸。(52)は、雄ネジ部。(53)は、ストッパ。(54)は、ネック。(61)は、調整セパレータ軸。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セパレータ接続金具本体は、最初から鉄板を設計図の展開図通りにカットされて、カットされた鉄板に下穴、上穴、開口部を最初から設計図通りに機械でカットされた鉄板を、長手方向の中央部を、U字型壁に折り曲げて、折り曲げた内部を空洞にして2枚に重ね、重なった鉄板の端部の鉄板と鉄板の間に、凹凸が固定された凹凸幅止め固定部材を入れて凹を内部の中央に向けて、図3の様にして、電気溶接で、上の鉄板と下の鉄板を凹凸幅止め固定部材に接着して固定、U字型壁の一方端の固定部は、3分の2の円形に折り曲げて固定、固定部の内部が雌ネジ部に固定、上穴の周囲の鉄板に貫通孔筒が固定、
以上、セパレータ接続金具本体が完成であり、
完成されたセパレータ接続金具本体の貫通孔に交差する方向の下穴から上穴に、締付軸移動部材の斜面部と突起と雄ネジ部の4項目名が一体型であり、一体型の雄ネジ部を、下穴から上穴に突き通して、貫通孔筒を突き抜いた雄ネジ部に、座金を通して、六角ナットの雌ネジ部を、雄ネジ部に螺合して軽く締めておくだけで、セパレータ接続金具の製品の1セットが終了であり、
以上、セパレータ接続金具で、セパレータ軸の接続については、接続する2本のセパレータ軸の内、先ず、1本を基本セパレータ軸として、1本のセパレータ軸をセパレータ接続金具のU字型壁際の貫通孔内に挿し通して、貫通孔のU字型壁際の奥に固定されてある雌ネジ部に、基本セパレータ軸の雄ネジ部を螺合すると、この場で基本セパレータ軸の一本が、確実に固定された事が特徴であり、
次に固定された基本セパレータ軸の長さを測り、目的の長さから、基本セパレータ軸の長さを差引いた残りの長さのセパレータ軸を、調整セパレータ軸として1本だけを、セパレータ接続金具の貫通孔に、基本セパレータ軸の逆方向から、基本セパレータ軸の側面に挿し通して、スライドして全長の寸法が位置したところで六角ナットを回すと、締付軸移動部材が、貫通孔と交差する方向に移動始め、移動部材の斜面部と突起で調整セパレータ軸の側面を押して基本セパレータ軸の側面に調整セパレータ軸の側面を接触して固定し、その時に起こる調整セパレータ軸の捩れは、捩れ止めで調整セパレータ軸の捩れを保護して、更に、六角ナットを強く回して締め付けると、貫通孔内で、更に斜面部と突起で、調整セパレータ軸の側面を強く押し付けるから、押し付ける反応で、基本セパレータ軸もU字型壁に強く挟まれて、双方から、基本セパレータ軸と調整セパレータ軸が、U字型壁と締付軸移動部材の斜面部と突起に強く挟まれて、双方のセパレータ軸の側面同士が強く密着してセパレータ軸方向の移動が硬く固定されて、双方のセパレータ軸も一つに強く固定したところが特徴とする、セパレータ軸を一つに固定する装置のセパレータ接続金具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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