説明

ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置及びその処理方法

【課題】SNSへアクセスしたユーザの端末へ、当該ユーザに関連する他のユーザの日記や写真などの登録情報を地図上に表示する際に、ユーザフレンドリーに表示すると共に、その地図上への登録情報の登録の作業を容易にすることのできるソーシャルネットワーキングサイトサービス装置を提供する。
【解決手段】端末より地図表示要求を受け付け、地図の基点、または登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を取得し、当該地図情報を端末へ表示するとともに、当該表示した地図上に、登録情報の関連情報を指定された表示位置に基づいて表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスしたユーザが登録した情報、および当該アクセスしたユーザが参加するコミュニティの他の参加ユーザの登録した情報、およびアクセスしたユーザの友人として登録された他のユーザの登録した情報を、該アクセスしたユーザのアクセスに用いた端末の地図上に表示するソーシャルネットワーキングサイトサービス装置及びその処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、新たな友人関係を広げることを目的に開設されたコミュニティ型のWebサイトとしてソーシャルネットワーキングサイトサービス(SNS)が利用されている。このSNSでは、サービスを提供するためのソーシャルネットワーキングサイトサービス装置がユーザ端末からのアクセスを受付けて、当該ユーザが参加するコミュニティのメンバや、そのユーザの友人として登録された他のユーザの登録情報(例えば、写真、日記など)や、自身の登録した情報を、当該アクセスしたユーザの端末へ表示している。これにより、SNSにアクセスしたユーザは、自分と関係のあるユーザについての情報を閲覧することが容易となり、また、自分に関連する他のユーザが登録された情報についてのコメントを追加するなどして交流を図ることができる。なおソーシャルネットワーキングサイトサービスの関連技術が特許文献1に公開されている。
【特許文献1】特開2003−202803号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、上述のような日記や写真などの登録情報を表示する際に、それらの登録情報の内容に関連する場所の地図を共に表示することで、友人やコミュニティの他のメンバなどの日記に記載されている内容を示す場所や写真の撮影場所を確認することができるサービスを提供することができる。しかしながらアクセスしてきたユーザに関係するコミュニティメンバや友人の登録した登録情報の数に応じて地図やその地図を表示するためのURLが多くなると、複数の地図が表示されているページに個別にアクセスする必要があり、それぞれの登録情報に対して表示される地図の切替えや、各登録情報についての位置の比較や相関性の把握が難しくなる。また各ユーザが登録情報に関連する地図を登録する際に、登録情報に関連する地図の範囲を示すURLを入力する作業はユーザにとって面倒である。
【0004】
そこでこの発明は、SNSへアクセスしたユーザの端末へ、当該ユーザに関連する他のユーザの日記や写真などの登録情報を地図上に表示する際に、ユーザフレンドリーに表示すると共に、その地図上への登録情報の登録の作業を容易にすることのできるソーシャルネットワーキングサイトサービス装置及びその処理方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの属性情報と、当該ユーザを含む複数のユーザのまとまりを示すコミュニティの識別情報と、友人として登録された他のユーザの識別情報と、を対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、ユーザが登録した登録情報を記憶する登録情報記憶手段と、端末へ表示する地図の基点を示す情報と、前記登録情報に関する関連情報の前記地図への表示位置と、を少なくとも記憶する地図関連情報記憶手段と、前記端末より地図表示要求を受け付ける地図表示要求受付手段と、地図記憶手段より、前記地図の基点、または前記登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を取得し、当該地図情報を前記端末へ表示するとともに、当該表示した地図上に、前記関連情報をその表示位置に基づいて表示する地図表示手段と、を備えることを特徴とするソーシャルネットワーキングサイトサービス装置である。
【0006】
また本発明は、上述のソーシャルネットワーキングサイトサービス装置において、前記登録情報は、画像情報または文書情報であることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上述のソーシャルネットワーキングサイトサービス装置において、前記地図表示手段は、前記端末から受付けたユーザの識別情報に基づいて、当該ユーザの属するコミュニティ識別情報と、友人として登録された他のユーザの識別情報とを取得し、当該取得したコミュニティ識別情報に基づいて、当該コミュニティに含まれるユーザの識別情報を取得し、前記取得したユーザの識別情報全てに関連する前記関連情報を、その表示位置に基づいて前記地図上に表示することを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上述のソーシャルネットワーキングサイトサービス装置において、前記地図表示手段は、前記端末からの地図差し替え要求を受付けた場合に、他の地図記憶手段より、前記地図の基点、または前記登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を新たに取得し、当該新たな地図上に前記登録情報に関する関連情報をその表示位置に基づいて表示する際に、既に表示している地図と新たに取得した地図との誤差に応じて、前記関連情報の表示位置を補正することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置の処理方法であって、ユーザ情報記憶手段が、ユーザの属性情報と、当該ユーザを含む複数のユーザのまとまりを示すコミュニティの識別情報と、友人として登録された他のユーザの識別情報と、を対応付けて記憶し、登録情報記憶手段が、ユーザが登録した登録情報を記憶し、地図関連情報記憶手段が、端末に表示する地図の基点を示す情報と、前記登録情報に関する関連情報の前記地図への表示位置と、を少なくとも記憶し、地図表示要求受付手段が、前記端末より地図表示要求を受け付け、地図表示手段が、地図記憶手段より、前記地図の基点、または前記登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を取得し、当該地図情報を前記端末へ表示するとともに、当該表示した地図上に、前記関連情報をその表示位置に基づいて表示することを特徴とする処理方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置へのアクセスユーザ自身の日記やトピックなどの登録情報や、当該アクセスユーザに関係する他のユーザ(友人や、同一コミュニティへ参加しているユーザ)の登録情報のアイコンが、そのアクセスユーザの利用する端末の地図上に一覧として表示される。従って、各登録情報の内容で示される場所の相関関係が容易に把握することできるサービスを提供することができる。
【0011】
また、本発明によれば、日記やトピックなどの登録した情報を別の地図に差し替えて表示させる際に、当該差し替え後の地図の表示範囲や当該地図に表示させる登録情報の指定を再度行う必要がない。これにより、ユーザは登録情報を表示させる地図の差し替え指示を容易に行なうことができる。また、地図上に表示された登録情報の中から所望の登録情報を選択するとともに、選択した登録情報を表示させる地図を選択するだけで、複雑な手続をすることなく、例えばカテゴリ別に登録情報を地図上に表示させることができる。従って、既に登録された情報を有効に利用しながら、簡単な操作で表示画面の編集をすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態によるソーシャルネットワーキングサイトサービス装置を図面を参照して説明する。図1は、ソーシャルネットワーキングサイトサービスシステムの概略を示す全体図である。ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置1(以下SNS装置1とする)は、ソーシャルネットワーキングサイトサービスに参加する複数のユーザ端末2および地図情報を提供する地図データベース3とインターネットを介して接続されている。ここで、ユーザ端末2としては、PC、携帯電話またはPDA等があり、地図データベース3としてはインターネット上で地図情報を提供する地図API(Application Program Interface)がある。
【0013】
そして、ユーザが端末2からSNS装置1へアクセスすると、SNS装置1では、ユーザIDとパスワードによる認証後、そのユーザの端末2の画面に表示されるマイページであって、当該マイページ上に表示するための必要な地図情報を地図データベース3から取得し、当該地図情報をユーザ端末2に表示されたマイページ上に表示する処理を行うとともに、表示した地図上の所定の位置にユーザや他のコミュニティ内のメンバまたは友人が登録した画像データ、テキストデータまたはアイコンを表示させる。
【0014】
図2は、ユーザ端末2に表示されるマイページのイメージ図である。
マイページには、端末2を利用するユーザの顔写真や、公開プロフィールや、友人による紹介文や、友人が自身のページに登録した日記などの最新情報や、ユーザが参加しているコミュニティのメンバが登録した日記などの最新情報や、ユーザに関係する他のユーザ(コミュニティメンバや友人など)が登録した日記や写真や画像などの内容の場所を表示する地図画像などが表示されている。
【0015】
次に図1を用いてSNS装置1の構成を説明する。
SNS装置1において、符号11は通信処理部であり、例えば端末2から受信したIDやパスワードに基づいて当該端末を認証すると共に、通信確立の処理を行う。また12は入出力部であり、端末2から受信した情報や端末2へ出力する情報に関する入出力の処理を行う。また13は制御部(地図表示要求受付手段)であり、SNS装置1の各処理部の制御を行う。また14はSNS処理部であり、ソーシャルネットワーキングサイトサービスの各種処理を行う。
【0016】
また15は地図表示部(地図表示手段)であり、通信ネットワークを介してSNS装置と接続された外部地図データベース3から地図情報を受信し、当該地図情報を端末2に表示する地図の生成やその表示処理を行う。また16はデータベースであり、会員情報データベース(ユーザ情報記憶手段)、画像情報データベース(登録情報記憶手段)、日記情報データベース(登録情報記憶手段)、緯度経度情報データベース(地図関連情報記憶手段)、コミュニティ情報データベース、トピック情報データベース、管理者情報データベースなどを有している。
【0017】
上述したSNS処理部14は、データベース16への情報の登録またはデータベース16に登録した情報の変更または修正を行う登録・変更修正部と、データベース16に登録された情報を検索し必要な情報を読み出す検索部と、検索部にて読み出した情報に基づいてマイページまたはコミュニティページを生成するマイページ・コミュニティページ生成部を少なくとも有している。
【0018】
ここで、SNS処理部14の行うソーシャルネットワーキングサイトサービスの為の各種処理としては、マイページやコミュニティに参加するメンバのみが閲覧できるコミュニティページの作成処理があり、当該作成処理には画像の登録や、文字入力や、ページ内の画像またはテキストデータの内容に基づいた地図上の位置・範囲指定の受け付け・登録などが含まれる。またSNS処理部14が行う処理として、マイページまたはコミュニティページ内の掲載されるプロフィールの作成や日記の作成の他、ソーシャルネットワーキングサイトサービスへのユーザ登録、ソーシャルネットワーキングサイトサービスからのユーザの退会、ソーシャルネットワーキングサイトサービスへの友人の招待、SNS装置1と端末2との間のメール送受信、登録されている情報の更新メールの端末2への送信およびその設定、友人の友人を訪問した時の経路を表示するトレース表示、対象ユーザのログインステータスを確認するお気に入り、アクセスしたユーザの履歴を確認する訪問履歴、友人やコミュニティを検索する検索処理、アクセス制御やログイン収集を行うシステム管理などの処理を行う。
【0019】
そして、本発明によるSNS装置1は、会員情報データベースに、ユーザIDや、当該ユーザを含む複数のユーザのまとまりを示すコミュニティのIDや、友人として登録された他のユーザの友人IDが対応付けて記録され、また日記情報データベースや画像情報データベースに、日記または画像データが、識別番号に対応付けられて記録される。なお、識別番号の他に必要に応じて、情報を登録したユーザのユーザIDまたはコミュニティIDを対応付けて記録しても良い。また、緯度経度情報データベースに、コミュニティごとに表示する地図の基点(緯度,経度)や、日記や写真を登録したユーザのIDやその内容を表示するアイコン(登録情報に関係する関連情報)の地図上の表示範囲(緯度,経度)などを少なくとも記憶する。
【0020】
図6は緯度経度情報データベースに格納されるデータを示す図である。ユーザが日記などを登録する際に、地図情報を登録すると指定した場合、その地図上で指定された位置の情報(緯度経度)が緯度経度情報DBに登録される。またこの位置情報の登録時には、ユーザが参加しているコミュニティのID、登録された日記を識別するデータ識別情報(日記IDなど)、地図情報を表示するための表示範囲などが対応付けられて登録される。
【0021】
そして、SNS装置1が端末より地図表示要求(ユーザのマイページの閲覧要求に相当する)を受け付けると、地図表示部15が、外部地図データベース3より、地図の基点、やアイコンの表示位置や、入力を受付けた範囲特定用情報(住所など)、の何れかに基づく範囲の地図情報を取得し、当該地図情報を端末2の画面に表示されたマイページ上へ表示する。また、SNS処理部14は当該表示した地図上に、前記アイコンを緯度経度データベースに登録された位置情報に基づいて表示する処理を行う。
【0022】
図3は日記作成/閲覧の処理フローを示す図である。
図4は日記作成時のマイページのイメージを示す図である。
次に、図3、図4を用いて、ユーザが端末2を利用してSNS装置1へ日記作成を行い、また日記閲覧の処理を行う場合について説明する。
まずユーザは端末2を用いてSNS装置1へアクセスする。この時ユーザは端末2を用いてSNS装置1へユーザIDとパスワードを入力する(ステップS1)。SNS装置1の通信処理部11は、ユーザIDとパスワードの組合せが、会員情報データベース(以下データベースをDBとする)に対応付けられて記録されているか否かを判定し、認証を行う(ステップS2)。そして、認証が成功した場合には、SNS処理部14がユーザIDに対応するマイページを生成して(ステップS3)、端末2へ送信する。これにより端末2にマイページ(GUI:Graphic User Interface)が表示される(ステップS4)。
【0023】
ここで、ユーザが端末2に表示されたマイページ上から日記の作成処理を行うとする。この時ユーザはマイページに掲載された地図上に、日記の内容に出現する場所を示すアイコン(ピンなど)を表示させると決定する。そして端末2の画面において表示される地図上のある位置をマウスなどを用いて指定する。すると端末2は指定された地図上の位置へアイコンを表示すると共に、当該地図上の位置から位置情報(緯度経度)を検出し、その位置情報をSNS装置1へ送信する(ステップS5)。SNS装置1においてはSNS処理部14が受信した位置情報を緯度経度情報DBへ登録する(ステップS6)。また緯度経度情報DBは記憶した位置情報をSNS処理部14へ返信する(ステップS7)。すると、SNS処理部14は、日記の記事投稿ウィンドウを生成して端末2へ送信し(ステップS8)、端末2が当該生成した地図を端末2のGUIへ表示する。
【0024】
次に、ユーザは端末2を用いてGUI表示されている記事投稿ウィンドウへ、タイトルの入力、日記の内容の入力、日記のカテゴリの選択、画像添付などを行い、OKボタンを押下して入力した内容の登録指示を行なう。すると、日記の内容などのテキストや、日記のカテゴリや、画像ファイルがSNS装置1へ送信される(ステップS9)。するとSNS処理部14は画像を、データベース16(画像情報DB)へユーザIDや登録日時や画像を識別する為の画像IDなどに対応付けて格納する(ステップS10)。またSNS処理部14は日記の内容を、データベース16(日記情報DB)へユーザIDや登録日時や日記を識別する為の日記IDなどに対応付けて格納する(ステップS11)。
【0025】
これによりデータベース16における日記情報DBは、日記更新情報をSNS処理部14へ通知する(ステップS12)。すると、SNS処理部14はマイページの再生成を行い端末2へ送信し(ステップS13)、端末2が当該再生成された地図を端末2のGUIへ表示する。なお、再生成されたマイページでは、ユーザが登録した日記の登録日時やそのタイトルが、地図上のアイコンに表示される。また、データベース16における日記情報DBは、日記更新情報と日記を更新したユーザのIDを会員情報DBへ送信する(ステップS14)。すると、会員情報DBは、受信したユーザIDを友人として登録している他のユーザIDを抽出し、日記更新情報と共にSNS処理部14へ通知する(ステップS15)。するとSNS処理部14は受信したユーザIDに関連するマイページの再生成を行い端末2へ送信し(ステップS16)、端末2が当該再生成された地図を端末2のGUIへ表示する。再生成されたマイページでは、新たに更新された日記の登録日時やそのタイトルが、地図上のアイコンに表示される。
【0026】
次に、ユーザが日記の閲覧要求をした場合、端末2が閲覧要求をSNS装置1へ送信する(ステップS17)。SNS装置1のSNS処理部14は閲覧要求に含まれる日記IDなどを格納した表示要求を日記情報DBに送信し(ステップS18)、当該表示要求で示される日記IDなどに基づいて日記情報を日記情報DBから取得する(ステップS19)。またこの日記に画像が添付されている場合には画像情報DBが画像情報をSNS処理部14へ通知する(ステップS20)。また画像情報DBは緯度経度情報DBへ位置表示要求を行う(ステップS21)。すると、緯度経度情報DBは、日記の作成時に登録された位置情報(緯度経度)をSNS処理部14へ送信する(ステップS22)。また緯度経度情報DBは地図表示部15に位置情報が通知する(ステップS23)。すると地図表示部15は位置情報に基づいて、外部地図データベース3から地図情報を取得する。そして、当該地図情報をSNS処理部14へ通知する(ステップS24)。SNS処理部14は日記の内容と地図と当該地図における日記に関連する場所の位置にアイコンを表示したマイページを生成し、端末2へ送信する(ステップS25)。そして端末2では生成されたマイページが表示される。
【0027】
図5は日記作成時の端末の処理フローを示す図である。
まず、日記の作成ボタンなどを押下すると、日記の閲覧時において地図情報を表示させるための当該地図情報を登録するか否かの指定画面などが表示される(ステップS101)。そして地図情報の登録を選択すると、マイページの地図上の指定位置にアイコン(新規ピン)が表示される(ステップS102)。そして、ユーザの入力により、テキスト投稿(タイトル、本文の入力)を受け付け(ステップS103)、またカテゴリ登録を受付ける(ステップS104)。そして画像登録するか否かを指定する画面を表示し(ステップS105)、画像登録の指定を受けた場合には画像登録を受付ける(ステップS106)。次に、日記登録処理(ステップS107)において、入力された情報をSNS装置1へ送信する。これにより、SNS装置1においては、登録した友人を抽出し、日記の位置情報(緯度経度)に基づいて、友人やコミュニティメンバの地図へアイコン(ピン)のプロット処理を行う(ステップS108)。
【0028】
また、ユーザが地図情報を登録しないと指定した場合には、日記作成用ウィンドウを表示し(ステップS109)、ユーザの入力により、テキスト投稿(タイトル、本文の入力)を受け付け(ステップS110)、またカテゴリ登録を受付ける(ステップS111)。そして画像登録するか否かを指定する画面を表示し(ステップS112)、画像登録の指定を受けた場合には画像登録を受付ける(ステップS113)。次に、日記登録処理(ステップS114)において、入力された情報をSNS装置1へ送信する。これにより、友人やコミュニティメンバの他のユーザが抽出され、当該ユーザのページへの更新処理が行われる(ステップS115)。
【0029】
図7はトピック作成/閲覧の処理フローを示す図である。
図8はトピック作成時のコミュニティページのイメージを示す図である。
次に、図7、図8を用いて、ユーザが端末2を利用してSNS装置1へトピック作成を行い、またトピック閲覧の処理を行う場合について説明する。
まずユーザは端末2を用いてSNS装置1へアクセスする。この時ユーザは端末2を用いてSNS装置1へユーザIDとパスワードを入力する(ステップS31)。SNS装置1の通信処理部11は、ユーザIDとパスワードの組合が、会員情報データベース(以下データベースをDBとする)に対応付けられて記録されているか否かを判定し、認証を行う(ステップS32)。そして、認証が成功した場合には、SNS処理部14がユーザIDに対応するマイページを生成して(ステップS33)、端末2へ送信する。これにより端末2にマイページ(GUI:Graphic User Interface)が表示される(ステップS34)。またマイページ上で登録コミュニティの選択を行うと(ステップS35)、SNS処理部14がコミュニティIDに対応するコミュニティページを生成して(ステップS36)、端末2へ送信する。
【0030】
ここで、ユーザが端末2に表示されたコミュニティページ上からトピックの作成処理を行うとする。この時ユーザはコミュニティページに掲載された地図上に、トピックの内容に出現する場所を示すアイコン(ピンなど)を表示させると決定する。そして端末2の画面において表示される地図上のある位置をマウスなどを用いて指定する。すると端末2は指定された地図上の位置へアイコンを表示すると共に、当該地図上の位置から位置情報(緯度経度)を検出し、その位置情報をSNS装置1へ送信する(ステップS37)。SNS装置1においてはSNS処理部14が受信した位置情報を緯度経度情報DBへ登録する(ステップS38)。また緯度経度情報DBは記憶した位置情報をSNS装置1へ返信する(ステップS39)。すると、SNS処理部14は、トピックの記事投稿ウィンドウを生成して端末2へ送信し(ステップS40)、端末2が当該生成した地図を端末2のGUIへ表示する。
【0031】
次に、ユーザは端末2を用いてGUI表示されている記事投稿ウィンドウへ、タイトルの入力、トピックの内容の入力、トピックのカテゴリの選択、画像添付などを行い、OKボタンを押下して入力した内容の登録指示を行なう。すると、トピックの内容などのテキストや、トピックのカテゴリや、画像ファイルがSNS装置1へ送信される(ステップS41)。するとSNS処理部14は画像を、データベース16(画像情報DB)へユーザIDや登録日時や画像を識別する為の画像IDなどに対応付けて格納する(ステップS42)。またSNS処理部14はトピックの内容を、データベース16(トピック情報DB)へユーザIDや登録日時やトピックを識別する為のトピックIDなどに対応付けて格納する(ステップS43)。
【0032】
これによりデータベース16におけるトピック情報DBは、トピック更新情報をSNS処理部14へ通知する(ステップS44)。すると、SNS処理部14はコミュニティページの再生成を行い端末2へ送信し(ステップS45)、端末2が当該再生成された地図を端末2のGUIへ表示する。なお、再生成されたコミュニティページでは、ユーザが登録したトピックの登録日時やそのタイトルが、地図上のアイコンに表示される。また、データベース16におけるトピック情報DBは、トピック更新情報とトピックを更新したユーザのIDを会員情報DBへ送信する(ステップS46)。すると、会員情報DBは、受信したユーザIDを友人として登録している他のユーザIDを抽出し、トピック更新情報と共にSNS処理部14へ通知する(ステップS47)。するとSNS処理部14は受信したユーザIDに関連するコミュニティページの再生成を行い端末2へ送信し(ステップS48)、端末2が当該再生成された地図を端末2のGUIへ表示する。再生成されたコミュニティページでは、新たに更新されたトピックの登録日時やそのタイトルが、地図上のアイコンに表示される。
【0033】
次に、ユーザがトピックの閲覧要求をした場合、端末2が閲覧要求をSNS装置1へ送信する(ステップS49)。SNS装置1のSNS処理部14は閲覧要求に含まれるトピックIDなどを格納した表示要求をトピック情報DBに送信し(ステップS50)、当該表示要求で示されるトピックIDなどに基づいてトピック情報をトピック情報DBから取得する(ステップS51)。またこのトピックに画像が添付されている場合には画像情報DBが画像情報をSNS処理部14へ通知する(ステップS52)。また画像情報DBは緯度経度情報DBへ位置表示要求を行う(ステップS53)。すると、緯度経度情報DBは、トピックの作成時に登録された位置情報(緯度経度)をSNS処理部14へ送信する(ステップS54)。また緯度経度情報DBは地図表示部15に位置情報が通知する(ステップS55)。すると地図表示部15は位置情報に基づいて、外部地図データベース3から地図情報を取得する。そして、当該地図情報をSNS処理部14へ通知する(ステップS56)。SNS処理部14はトピックの内容と地図と当該地図におけるトピックに関連する場所の位置にアイコンを表示したマイページ及びコミュニティページを生成し、端末2へ送信する(ステップS57)。そして端末2では生成されたコミュニティページが表示される。
【0034】
図9はトピック作成時の端末の処理フローを示す図である。
まず、トピックの作成ボタンなどを押下すると、トピックの閲覧時において地図情報を表示させるための当該地図情報を登録するか否かの指定画面などが表示される(ステップS201)。そして地図情報の登録を選択すると、マイページの地図上の指定位置にアイコン(新規ピン)が表示される(ステップS202)。そして、ユーザの入力により、テキスト投稿(タイトル、本文の入力)を受け付け(ステップS203)、またカテゴリ登録を受付ける(ステップS204)。そして画像登録するか否かを指定する画面を表示し(ステップS205)、画像登録の指定を受けた場合には画像登録を受付ける(ステップS206)。次に、トピック登録処理(ステップS207)において、入力された情報をSNS装置1へ送信する。これにより、SNS装置1においては、登録した友人を抽出し、トピックの位置情報(緯度経度)に基づいて、友人やコミュニティメンバの地図へアイコン(ピン)のプロット処理を行う(ステップS208)。
【0035】
また、ユーザが地図情報を登録しないと指定した場合には、トピック作成用ウィンドウを表示し(ステップS209)、ユーザの入力により、テキスト投稿(タイトル、本文の入力)を受け付け(ステップS210)、またカテゴリ登録を受付ける(ステップS211)。そして画像登録するか否かを指定する画面を表示し(ステップS212)、画像登録の指定を受けた場合には画像登録を受付ける(ステップS213)。次に、トピック登録処理(ステップS214)において、入力された情報をSNS装置1へ送信する。これにより、友人やコミュニティメンバの他のユーザが抽出され、当該ユーザのページへの更新処理が行われる(ステップS215)。
【0036】
上述の処理によれば、SNS装置1へのアクセスユーザ自身の日記やトピックなどの登録情報や、当該アクセスユーザに関係する他のユーザ(友人や、同一コミュニティへ参加しているユーザ)の登録情報のアイコンが、そのアクセスユーザの利用する端末の地図上に一覧として表示される。従って、各登録情報の内容で示される場所の相関関係が容易に把握することできるサービスを提供することができる。
【0037】
次に、上述の地図表示部15における地図生成の処理についてより詳細に説明する。
上述の処理フローにおいては、地図表示部15が、位置情報に基づいて、外部地図データベース3から地図情報を取得すると説明しているが、その他、例えば、位置情報の基点に基づいて、その地図の範囲を決定し、当該範囲を外部地図データベース3へ通知し、外部地図データベース3から地図情報を取得するようにしてもよい。より詳細には、コミュニティの管理者が地図上の基点(緯度経度)を予め決定し、データベース16に登録しておく。そして、当該基点の緯度経度と、日記などの登録情報の内容に関係する地図の位置との関係から、地図の範囲を決定し、当該範囲を示す情報(例えば地図の四隅の緯度経度など)を外部地図データベース3へ通知し、外部地図データベース3から地図情報を取得するようにしてもよい。
【0038】
また、あるコミュニティへ参加するユーザが複数存在し、それぞれが1つ以上の日記などの登録情報をSNS装置1へ登録している場合、全ての日記などの登録情報が表示されるような範囲を自動決定し、当該範囲を示す情報(例えば地図の四隅の緯度経度など)を外部地図データベース3へ通知し、外部地図データベース3から地図情報を取得するようにしてもよい。例えば、複数の登録情報のそれぞれについて、東西南北の最端に位置する登録情報を検出し、それらを含む縦横の直線で囲まれる範囲の地図情報を、外部地図データベース3から取得する。これにより、アクセスしたユーザの端末へ、当該ユーザに関係する全ての他のユーザの登録情報を1つの地図上に表示することができる。
【0039】
また、外部地図データベース3が複数有り、地図表示部15はユーザが指定した他の外部地図データベース3から地図情報を再取得してマイページまたはコミュニティページ上の地図の表示を差し替えるようにしても良い。例えば地図データベースそれぞれにおいて、異なる形式(立体地図、空撮画像の地図など)の地図情報を保持していれば、ユーザは各自異なる形式で地図が閲覧したい場合に、それらを差し替えることができるようにしてもよい。この場合、地図データベースごとに、地図の緯度経度の誤差があれば、地図表示部15は、最初に表示していた地図上の基点の緯度経度と、再取得した地図上の基点の緯度経度がどれだけずれているかを算出し、差し替え後の地図上において、元の地図上の位置から両者の差分をずらした位置に日記などの登録情報に関するアイコンなどを表示する。または、元に表示した地図上と差し替え後の地図上における共通の目印(例えば郵便局など)の緯度経度の差分から、互いにどれだけずれているのかを算出して、日記などの登録情報に関するアイコンの表示位置の補正を行うようにしてもよい。これらの補正は、できるだけ多くのポイントに基づいて算出すると、位置補正の精度を向上させることができる。また表示範囲の地図上において、実際に表示するスケールに合わせて位置補正が行われるので、その補正の精度を高めることができる。またこのように算出した補正後の位置情報は、緯度経度情報DBに登録される。
【0040】
ここで図6のテーブルにおける項番2は、コミュニティAABBCのトップページにおいて、メンバ1,2,3の端末2には、日記コメント3,4およびコメント画像1を地図データベースAから取得した地図上に表示し、またメンバ4,5の端末2には、日記コメント3,4およびコメント画像1を地図データベースBから取得した地図上に表示されるよう緯度経度情報が緯度経度情報DBに登録されていることを示している。
【0041】
また地図上に表示された複数のアイコンのうち、所望のアイコンのみを別の地図上に表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザは、地図上に表示されたアイコンの中から所望のアイコンを選択するとともに、選択したアイコンを表示させる地図を選択すると、緯度経度情報DBに登録されている元の地図の表示範囲、元の地図におけるアイコンの位置に基づき、必要に応じて位置補正が行われた後に、選択後の地図を表示させ、表示させた地図上の所定の位置に選択したアイコンが表示される。図6の項番3は、日記コメント5,日記コメント6、コメント画像2〜4のうち、日記コメント5,6は地図データベースAから取得した地図上に、また、コメント画像2〜4は地図データベースBから取得した地図上に表示するよう緯度経度情報が登録されていることを示している。
【0042】
また図6の項番4は、コメント画像5,6、日記コメント7のうち、コメント画像5,6は地図データベースAから取得した地図上に表示されるとともに、地図データベースBから取得した地図上にも表示されるよう緯度経度情報が登録されていることを示す。
【0043】
また、上述の処理においては、端末2に表示された地図上においてユーザがマウスなどを用いて日記などの登録情報の内容に関連する位置を指定しているが、住所や店舗名などの範囲特定用情報の入力をマイページ上から受付けて、当該範囲特定用情報に対応する位置を基点とした範囲を決定し、当該範囲を示す情報(例えば地図の四隅の緯度経度など)を外部地図データベース3へ通知し、外部地図データベース3から地図情報を取得するようにしてもよい。
【0044】
またSNSサービスに参加しているユーザが、別途、ブログを開設している場合、SNSとブログを連携させておき、ブログを表示するときに、SNS装置1に登録されている情報(RSSやXMLデータ)を読み出し、ブログ上にその情報を表示させるようにしてもよく、またSNSのマイページを表示するときに、ブログに登録された情報を読み出し、マイページにその情報を表示させるようにしてもよい。例えば、ブログに地図を表示させている場合、SNSとブログを連携させておくことにより、外部地図データベース3から地図情報を取得し、ブログ上の地図表示位置に、取得した地図情報を表示させるとともに、表示した地図上に、マイページの地図上で表示させたアイコンを、その表示位置に基づいて表示させることができる。
【0045】
上述のSNS装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
【0046】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置の構成を示すブロック図である。
【図2】マイページのトップ画面イメージを示す図である。
【図3】日記作成/閲覧の処理フローを示す図である。
【図4】日記作成時のマイページのイメージを示す図である。
【図5】日記作成時の端末の処理フローを示す図である。
【図6】緯度経度情報データベースに格納されるデータを示す図である。
【図7】トピック作成/閲覧の処理フローを示す図である。
【図8】トピック作成時のマイページのイメージを示す図である。
【図9】トピック作成時の端末の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
【0048】
1・・・ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置
2・・・端末
11・・・通信処理部
12・・・入出力処理部
13・・・制御部
14・・・SNS処理部
15・・・地図表示部
16・・・データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの属性情報と、当該ユーザを含む複数のユーザのまとまりを示すコミュニティの識別情報と、友人として登録された他のユーザの識別情報と、を対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、
ユーザが登録した登録情報を記憶する登録情報記憶手段と、
端末へ表示する地図の基点を示す情報と、前記登録情報に関する関連情報の前記地図への表示位置と、を少なくとも記憶する地図関連情報記憶手段と、
前記端末より地図表示要求を受け付ける地図表示要求受付手段と、
地図記憶手段より、前記地図の基点、または前記登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を取得し、当該地図情報を前記端末へ表示するとともに、当該表示した地図上に、前記関連情報をその表示位置に基づいて表示する地図表示手段と、
を備えることを特徴とするソーシャルネットワーキングサイトサービス装置。
【請求項2】
前記登録情報は、画像情報または文書情報であることを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワーキングサイトサービス装置。
【請求項3】
前記地図表示手段は、前記端末から受付けたユーザの識別情報に基づいて、当該ユーザの属するコミュニティ識別情報と、友人として登録された他のユーザの識別情報とを取得し、当該取得したコミュニティ識別情報に基づいて、当該コミュニティに含まれるユーザの識別情報を取得し、前記取得したユーザの識別情報全てに関連する前記関連情報を、その表示位置に基づいて前記地図上に表示する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のソーシャルネットワーキングサイトサービス装置。
【請求項4】
前記地図表示手段は、前記端末からの地図差し替え要求を受付けた場合に、他の地図記憶手段より、前記地図の基点、または前記登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を新たに取得し、当該新たな地図上に前記登録情報に関する関連情報をその表示位置に基づいて表示する際に、既に表示している地図と新たに取得した地図との誤差に応じて、前記関連情報の表示位置を補正する
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のソーシャルネットワーキングサイトサービス装置。
【請求項5】
ソーシャルネットワーキングサイトサービス装置の処理方法であって、
ユーザ情報記憶手段が、ユーザの属性情報と、当該ユーザを含む複数のユーザのまとまりを示すコミュニティの識別情報と、友人として登録された他のユーザの識別情報と、を対応付けて記憶し、
登録情報記憶手段が、ユーザが登録した登録情報を記憶し、
地図関連情報記憶手段が、端末に表示する地図の基点を示す情報と、前記登録情報に関する関連情報の前記地図への表示位置と、を少なくとも記憶し、
地図表示要求受付手段が、前記端末より地図表示要求を受け付け、
地図表示手段が、地図記憶手段より、前記地図の基点、または前記登録情報に関する関連情報の表示位置、または入力を受付けた範囲特定用情報、の何れかに基づく範囲の地図情報を取得し、当該地図情報を前記端末へ表示するとともに、当該表示した地図上に、前記関連情報をその表示位置に基づいて表示する
ことを特徴とする処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−323311(P2007−323311A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−152101(P2006−152101)
【出願日】平成18年5月31日(2006.5.31)
【出願人】(399041158)西日本電信電話株式会社 (215)
【出願人】(503228170)株式会社エヌ・ティ・ティマーケティングアクト中九州 (1)
【Fターム(参考)】