説明

タイヤ固定装置

【課題】自動車の持ち去りや他人の土地への自動車の侵入、車の一時的置き去り、駐車場での無断駐車などの不法行為を自動車の移動を阻止することにより防止するタイヤ固定装置を提供する。この器具を装着されたタイヤは錠前を外す以外に回転させることができない。
【解決手段】自動車のタイヤを枠で取り囲み、タイヤを枠と鎖で緊結してタイヤの回転を阻止する。構造は単純かつ堅牢であり、鎖を使用するためどのような大きさのタイヤにも適合する。本発明は単に車の移動を阻止するだけでなく、車の置き場に展示するだけでも万一無断で車を置けばこの装置を装着され、移動不能となるのを予知させることができる。またこの装置があることを看板に掲出することにより無断駐車のトラブルの発生を未然に防ぐことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の持ち去りや他人の土地への侵入と一時置き去り、駐車場への無断駐車等を自動車の移動を阻止することにより防止するタイヤ固定装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のタイヤ固定装置としては、特開2001−234641には自動車前方から拘束するタイヤ前方拘束部と後方から拘束するタイヤ後方拘束部とその2つを当該タイヤの外方で位置決め固定するタイヤ外方拘束部等で構成されるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−234641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2001−234641のタイヤ固定装置は、タイヤ前方拘束部とタイヤ後方拘束部とがネジとナットで固定しているため、その2つを当該タイヤの外方で位置決め固定するタイヤ外方拘束部構造が複雑で、かつタイヤの上部を棒状の軸杆で抑える構造になっている。
【0005】
軸杆自体がタイヤとぴったり接触して固定する構造のため、タイヤの回転力で少しでもタイヤが回転すれば、棒状部分は破損したり傷がついたりする恐れがある。同時にタイヤ及びホイール部分も傷がつく可能性がある。
【0006】
タイヤ前方拘束部やタイヤ後方拘束部がナットを締めつけて固定する構造なので、締め忘れたり、緩く締めた状態の場合には簡単に損傷してしまい、タイヤ固定装置としての機能を発揮しなくなるという欠点を有している。本発明はこのような問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明に係るタイヤ固定装置は、タイヤ(1)の接地面近傍を取り囲むためのコの字状の枠(2)と枠の開放部を閉じるための扉(3)と前記枠と扉に取り付けられたタイヤを囲むための鎖(5)とを備えたものである。
【0008】
請求項2記載の発明に係るタイヤ固定装置は、前記枠の短辺下部の両側の外方にヒレ(14、15)を備えたものである。
【0009】
請求項3記載の発明に係るタイヤ固定装置は、前記枠の内部のコの字状部分の長辺の内側の下部に設けられ、地面に接するタイヤの下方部分(22)を囲むためのタイヤ止め板(16、17)を備えたものである。
【0010】
請求項4記載の発明に係るタイヤ固定装置は、前記請求項1又は請求項2又は請求項3の枠のコの字状部分の長辺の両内側部分及び請求項2又は請求項3の枠のコの字状部分の短辺と外側のヒレが直角に接する部分に設けられる補強材(18、19)を備えたものである。
【0011】
請求項5記載の発明に係るタイヤ固定装置は、前記鎖がコの字状の枠の長辺の端近くを通してタイヤの上を通り、扉中央を通して折り返し、タイヤの中央部近傍で鎖の一部と接するように、前期枠及び扉に設けられた複数の穴(6、7、8)を備えたものである。
【0012】
請求項記載6の発明に係るタイヤ固定装置は、前記扉に取り付けられた文字、絵などを表記した表示板(20)を備えたものである。
【0013】
請求項7記載の発明に係るタイヤ固定装置は、前記枠と扉部分が亜鉛溶融メッキ仕上げされているものである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1のタイヤ固定装置は、タイヤの接地面近傍をコの字状の枠で取り囲んで、枠の開放部を閉じるための扉と前記枠に取り付けられたタイヤを囲む鎖とを備えてタイヤを固定するので、タイヤの回転を阻止し、自動車の移動を不可能にする効果がある。
【0015】
請求項2のタイヤ固定装置は、前記枠の短辺下部の両側にヒレを外側に向けて付けたもので、タイヤの枠に係る回転モーメントをヒレが抑止し、タイヤが回転することを不可能にする効果がある。
【0016】
請求項3のタイヤ固定装置は、前記枠の内部のコの字状部分の長辺の内側の下部分の2箇所にタイヤ止め板をつけることにより、タイヤ接地面のまわりの一部をタイヤ止め板がタイヤを下から囲むことになり、タイヤ又は自動車を接地面から上げてもタイヤ固定装置がタイヤと一緒に上がるので、枠がタイヤから外れることがない効果がある。
【0017】
請求項4のタイヤ固定装置は、前記請求項1又は請求項2又は請求項3の枠のコの字状部分の長辺の両内側部分及び請求項2又は請求項3の枠のコの字状部分の短辺と外側のヒレが直角に接する部分に設けられる補強材を備えたことにより、枠の剛性が高まり、タイヤの回転力がいかに強くても枠の損壊を防ぐことができる効果がある。
【0018】
請求項5のタイヤ固定装置は、鎖がコの字状の枠の長辺の端近くを通してタイヤの上を通り、扉中央を通して折り返し、タイヤの中央部近傍で鎖の一部と接するように、前期枠及び扉に設けられた複数の穴を備えたことによりタイヤ中央部近傍で鎖を錠前で施錠するので、Y字型に鎖がタイヤを囲んで固定することができ、容易に外れないという利点がある。施錠または解錠の際も地面にしゃがんだ状態で容易にできる。
【0019】
請求項6のタイヤ固定装置は、枠の正面の表示部分の表示を適宜変更するために表示板だけを取り替えることができるようにすることにより、この固定装置が自動車の持ち去りを防止するためであったり、駐車場への無断駐車を防止するためであったり又は空地への置き去りを防止する等の多様な目的に応ずる効果がある。
【0020】
請求項7のタイヤ固定装置は、前記請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4の枠と扉部分を亜鉛溶融メッキ仕上げとすることにより枠及び扉の防錆効果、耐候性及び耐久性を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】タイヤ固定装置をタイヤに装着して鎖をかけて施錠した図
【図2】タイヤ固定装置の斜視図
【図3】タイヤ固定装置にヒレ、タイヤ止め板及び補強材を付けた斜視図
【図4】タイヤ固定装置の扉と表示板の正面図
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
本発明のタイヤ固定装置は、図1に示すように、タイヤ1の接地面近傍を囲むコの字状の枠2を作り、その開口部向って右側に扉3を付ける。接合部は溶着した蝶番4により扉3が開くようにする。扉3を閉めることにより、コの字状の枠2と扉3が一体となったロの字状の枠全体が完成する。
【0024】
図2に示すようにコの字状の枠2の長辺の両端の上部に鎖5を通す穴6及び穴7をあける。扉3を閉めた状態にして、コの字状の枠2と1体になったロの字状の枠本体のうち扉3部分の中央上部に鎖5を通す穴8をあける。扉3の左側にはコの字状の枠2の左側の右側より長い舌状の部分9が扉3の外側へ出ることができるように長方形の穴10をあける。
【0025】
コの字状の枠2の向かって左側部分を右側部分より長くし、かつ、コの字状の枠2の右側より長い部分は上下幅を幾分少なくして舌状部分9とし、長さは扉3の外側で施錠又は鎖5を通すための穴11をあけるのに十分なものとする。扉3を閉めた状態ではコの字状の枠2の左の出た舌状の部分9は半円形とする。
【0026】
扉3は、コの字状の枠2の長辺より前記舌状の部分9が通る長方形の穴10をあけるのに十分なだけ長くする。扉を閉めた状態では、コの字状の枠2と扉3とでロの字状の枠となり、この中にタイヤの接地面近傍を取り囲むように枠をセットし、扉3から出た枠左側の舌状の部分の穴11を錠前12により施錠する。
【0027】
鎖5は、図1に示すようにコの字状の枠2の2つの穴5、6に通してそれぞれ端を固定する対象のタイヤ1の左右の上部を通ってタイヤ1の前面に回す。穴7を通した鎖5の端を扉3中央の穴8を通して、折り返してタイヤ1の中央部分近傍に持ってくる。
【0028】
そのうえでもう片方の鎖5と一緒にしてゆるみのないように引っ張る。引っ張った鎖5をタイヤの中央部分近傍においてさきの枠2の穴7から扉3の穴8へかけた鎖5との接触点においてそれぞれの鎖5の穴3つを一つの錠前13により施錠する。
【0029】
(他の実施例1)
次に、本発明のタイヤ固定装置の他の実施例について説明する。コの字状の枠2の短辺下部にヒレ14、15を外側に付けることにより、枠2の内側からタイヤ1の回転によるモーメントが掛った場合、枠2の回転を阻止する。タイヤ1の回転に強い力がかかった場合でも、ヒレ14、15があることによって回転モーメントが減殺されて前進も後退もできないものである。
【0030】
ヒレ14、15のない場合にあっては、枠自体がタイヤと一緒に少し回転したり、ガタつくこともありうる。
【0031】
(他の実施例2)
タイヤ固定装置は、図2に示すようにコの字状の枠2の長辺の下部の内側にタイヤの接地部分を空けてタイヤ止め板16、17を2箇所つけることにより、タイヤ1の接地部分の周りの一部をタイヤ止め板16、17がタイヤの下から両方向で囲むことになる。
【0032】
これにより、枠に取り付けた鎖5とあいまってタイヤをしっかりと挟んで、車体を持ち上げても前後左右に動かしても、かつまた、枠や鎖5等を動かしてもタイヤ1の拘束が外れることがないものである。このタイヤ止め板16,17は内側をアール状に切り欠き、拘束するタイヤ1の大きさに柔軟に対応できるものである。
【0033】
(他の実施例3)
タイヤ固定装置は、コの字状の枠2の長辺部の両内側に補強材18を入れる。また、コの字状の枠2の短辺下部と外側のヒレ14、15とが直角に接する部分にも補強材19を入れる。これにより枠の剛性が格段に強化され、自動車の回転力及び自重と荷重を合わせた力が枠にかかっても変形や損傷が全くないものである。
【0034】
(他の実施例4)
タイヤ固定装置は、扉3の正面が本発明の表示部分であるが、本発明の用途が自動車の盗難防止であったり、空地への車両乗り入れ防止であったり、月極駐車場の無断駐車防止であったり、この固定装置の使用目的に多様性があるので、表示板20をそれに応じて適宜変更するために出荷時に選択したり、あるいは後日表示板20だけを取り替えることができるようにするものである。
【0035】
(他の実施例5)
タイヤ固定装置は、枠2と扉3の防蝕性、耐候性及び耐久性を高めるため、枠2と扉3を亜鉛溶融メッキ仕上げとするものである。
使用方法
【0036】
次に、本発明によるタイヤ固定装置の使い方について説明する。請求項1記載の発明に係るタイヤ固定装置はコの字状の枠2をタイヤ1の裏側に回し、表側に扉3が来て、扉3を閉めると枠全体でロの字状となり、枠全体でタイヤ1の接地面近傍を取り囲むようにする。
【0037】
(鎖1本と錠前2つによる方法)
鎖5をコの字状の枠2の穴6に通して、次いで穴7に通す。それからタイヤの上部をまたいで扉中央部の穴8に通し、鎖5の端を折り返して、穴7から8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍に持ってくる。
【0038】
この鎖5の先端の反対側つまり穴6のほうにある鎖5の端をタイヤの上部をまたいで穴7から穴8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍に持ってくる。扉3を閉めてコの字状の枠2の正面左側の舌状の部分9を扉3の長方形の穴10に通したうえで、舌状の部分9の穴11を錠前12で施錠する。
【0039】
鎖5の両端を引っ張って、穴7から穴8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍で鎖5の両端または途中と合わせて、鎖5がタイヤの正面をYの字状に結んで、ゆるみのないことを確認する。合わせた部分の鎖5(鎖5の両端または途中の部分と穴7から穴8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍)の穴3つを錠前13で施錠する。以上で本発明のタイヤへの装着が完了する。
【0040】
こういう構造であるので、タイヤ1に直接する部分はタイヤ1のゴム部分だけでホイールや車軸に触れることがなく、かつ、取り付けも簡単であるうえ、枠全体及び鎖5も強固である。この場合には、1本の鎖5と2個の錠前12、13を要するが後述の方法に比べて鎖の取り回しが簡便で、装着が容易である利点を有する。この場合には1本の鎖5と2個の錠前12、13で装着が完了する。
【0041】
(鎖1本と錠前1つによる方法)
鎖5を枠2のコの字型部分の穴6に通して、次いで穴7に通す。それからタイヤの上部をまたいで扉中央部の穴8に通す。その上で扉3を閉めてコの字状の枠2の正面左側の舌状の部分9を扉3の長方形の穴10に通す。
【0042】
舌状の部分9の穴11に鎖5を通して鎖5の端を穴7から穴8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍に持ってくる。この鎖5先端の反対側つまり穴6のほうにある鎖5の端をタイヤの上部をまたいでを穴7から穴8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍に持ってくる。
【0043】
鎖5の両端を引っ張って、穴6から穴7にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍で鎖5の両端または途中と合わせて、鎖5がタイヤの正面をYの字状に結んで、ゆるみのないことを確認する。合わせた部分の鎖5(鎖5の両端または途中の部分と穴7から穴8にかけて通した鎖5のタイヤ中央部分近傍)の穴3つを錠前13で施錠する。以上で本発明のタイヤへの装着が完了する。
【0044】
こういう構造であるので、タイヤ1に直接接する部分はタイヤ1のゴム部分だけでホイールや車軸に触れることがなく、かつ、取り付けも簡単であるうえ、枠全体及び鎖5も強固である。この場合には1本の鎖5と1個の錠前13で装着が完了する。
【0045】
(タイヤからの取り外し)
タイヤ1から枠と鎖5を取り外すには、これまでの操作を逆の手順で行う。
【0046】
本発明のタイヤ固定装置は、扉3付きのコの字状の枠2と鎖5と錠前12、13によりタイヤ1を固定することによって自動車の移動を阻止するものである。構造が簡単であり、かつ堅牢で鎖を使用することにより、大きさの異なるタイヤ1にも鎖5の穴により任意に調節ができるので、フレキシブルな対応が可能である。
【0047】
コの字状の枠2の外側にヒレ14、15のついた本発明のタイヤ固定装置は、自動車のタイヤ1の回転モーメントをヒレ14、15により相殺するので、高い運動阻止能力を有する。
【0048】
コの字状の枠2の内側にタイヤ止め板16、17の付いた本発明のタイヤ固定装置は、装着した場合、枠本体とタイヤ1が一体となって動くので、自動車を持ち上げてもタイヤ1を持ち上げても外れることはないものである。
【0049】
コの字状の枠2を補強するため、その内側の直角部分及び枠とヒレの接合部分に補強材18、19を取り付けたタイヤ固定装置は格段に高い剛性を有する。
【0050】
本装置が拘束しようとする自動車と接触する部分はタイヤ1のゴム部分のみである。そのため自動車を動かさない限り、ホイールや自動車の構造部分を傷つけることがない。
【0051】
本発明のタイヤ固定装置は、タイヤ1を固定することによって自動車の移動を阻止し、無断駐車をした者は当該自動車を勝手に移動することができないので、無断駐車をする者が激減する。
【0052】
土地所有者、駐車場管理者、駐車場を借りている契約者などの正当な権利者が無断駐車による権利侵害から解放され、精神的、肉体的苦痛及び経済的損失の防止に寄与する。また土地所有者や駐車場管理者と駐車場を借りている契約者との間のトラブルの発生も防止できる。
【0053】
さらに自動車を置く場所にこの本発明のタイヤ固定装置を設置したうえでこの装置を置いてある旨の看板を掲出することにより、無断で駐車する者に対して、タイヤ1を固定される恐れがあることをあらかじめ知らせることにより、無断駐車を未然に予防できる。
【0054】
これにより、駐車場や駐車可能な土地の安全でトラブルの少ない管理が可能となり、正当な管理者、駐車場契約者の精神的、肉体的安全性または管理上の経済的効果が大いに発揮される。
【符号の説明】
【0055】
1 タイヤ
2 コの字状の枠
3 扉
4 蝶番
5 鎖
6 穴 枠向かって右側
7 穴 枠向かって左側
8 穴 扉中央
9 舌状部分 枠左側
10 穴 扉左 長方形
11 穴 枠左側舌状部分中央
12 錠前 穴11を施錠
13 錠前 鎖を施錠
14 ヒレ右側
15 ヒレ左側
16 タイヤ止め板 右側
17 タイヤ止め板 左側
18 補強材 枠の内側
19 補強材 枠とヒレの接合部
20 表示板
21 タイヤ投影面
22 タイヤ接地部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ(1)の接地面近傍を取り囲むためのコの字状の枠(2)と枠の開放部を閉じるための扉(3)と前記枠と扉に取り付けられたタイヤを囲むための鎖(5)とを備えたタイヤ固定装置。
【請求項2】
前記枠の短辺下部の両側の外方にヒレを備えたことを特徴とする前記請求項1記載のタイヤ固定装置。
【請求項3】
前記枠の内部のコの字状部分の長辺の内側の下部に設けられ、地面に接するタイヤの下方部分を囲むためのタイヤ止め板を備えたことを特徴とする前期請求項1又は請求項2のタイヤ固定装置
【請求項4】
前記請求項1又は請求項2又は請求項3の枠のコの字状部分の長辺の両内側部分及び請求項2又は請求項3の枠のコの字状部分の短辺と外側のヒレが直角に接する部分に設けられる補強材を備えたことを特徴とするタイヤ固定装置。
【請求項5】
前記鎖がコの字状の枠の長辺の端近くを通してタイヤの上を通り、扉中央を通して折り返し、タイヤの中央部近傍で鎖の一部と接するように、前期枠及び扉に設けられた複数の穴を備えたことを特徴とする前記請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載のタイヤ固定装置。
【請求項6】
前記扉に取り付けられた文字、絵などを表記した表示板を備えたことを特徴とするタイヤ固定装置
【請求項7】
前記枠と扉部分が亜鉛溶融メッキ仕上げされていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4のタイヤ固定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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