説明

タッチパネル装置および画像形成装置

【課題】タッチパネルの回転角度にかかわらず誤入力が発生することを防止できるタッチパネル装置を提供する。
【解決手段】タッチパネル装置1は、タッチパネル10、角度検出センサ20およびCPU30を備える。タッチパネル10は、タッチ入力時に所定の機能を動作させる機能キー110〜180を表示し、機能キー110〜180へのタッチ入力を検出する検出領域210〜280を有し、回転可能である。角度検出センサ20は、タッチパネル10の回転角度を検出する。CPU30は、角度検出センサの検出結果に基づいて、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280をずらす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネル部において操作を受け付けるタッチパネル装置およびこのタッチパネル装置を備える画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、タッチパネル装置においては、所定の機能を発揮させる機能キーのパターンが複雑化するにつれ、各機能キーのタッチパネル上の入力可能領域が狭くなり、隣接する別の機能キーや、無反応領域に対する誤入力が発生しやすくなっていた。
【0003】
そこで、ユーザのタッチ入力に基づいて機能キーに対する補正値を算出し、機能キーの検出領域を補正する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平09−237160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、タッチパネル装置におけるタッチパネルは、常に同じ角度で使用されるとは限らず、当該タッチパネルの回転角度に依存して誤入力が発生する問題があった。特許文献1に開示されている技術は、この問題を解決するものではない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、タッチパネルの回転角度にかかわらず誤入力が発生することを防止できるタッチパネル装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のタッチパネル装置は、タッチパネル部、角度検出部および制御部を備える。
【0008】
タッチパネル部は、タッチ入力時に所定の機能を動作させる機能キーを表示し、機能キーへのタッチ入力を検出する検出領域を有し、回転可能である。角度検出部は、タッチパネル部の回転角度を検出する。制御部は、角度検出部の検出結果に基づいて、機能キーに対して検出領域をずらす。
【0009】
この構成では、タッチパネル部の回転角度に基づいて、機能キーに対して検出領域をずらす制御を行う。したがって、回転可能なタッチパネル部に、機能キーが密集して表示されている場合においても、タッチパネル部の回転角度にかかわらず誤入力が発生することを防止できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明におけるタッチパネル装置は、タッチパネルの回転角度にかかわらず誤入力が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタッチパネル装置を備える画像形成装置の一部の斜視図である。
【図2】(A)は、タッチパネル装置が水平配置された状態における画像形成装置の側面図であり、(B)は、その正面図である。
【図3】(A)は、タッチパネル装置が前面側に傾斜配置された状態における画像形成装置の側面図であり、(B)は、その正面図である。
【図4】タッチパネル装置の部分拡大図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るタッチパネル装置の制御内容を示すフローチャートである。
【図7】タッチパネル装置における機能キーの位置に対して検出領域を下側にずらした状態を示す図である。
【図8】タッチパネル装置における機能キーの位置に対して検出領域を上側にずらした状態を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るタッチパネル装置の第1制御内容を示すフローチャートである。
【図11】タッチパネル部に対するユーザの目の位置を示す図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係るタッチパネル装置の第2制御内容を示すフローチャートである。
【図13】タッチパネル装置を備えるスマートフォンにおける機能キーの位置に対して検出領域を上側にずらした状態を示す図である。
【図14】タッチパネル装置を備えるスマートフォンにおける機能キーの位置に対して検出領域を下側にずらした状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態に係るタッチパネル装置を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】
最初に、本発明の第1実施形態について説明する。
【0014】
図1、図2(A)および図2(B)に示すように、画像形成装置100は、タッチパネル装置1および主装置2を備えている。
【0015】
主装置2は、画像読取部3、画像形成部4および給紙部5を備え、いわゆる胴内排紙形状を呈している。
【0016】
画像読取部3は、主装置2の上部に配置されている。画像読取部3は、原稿台31上に載置された原稿に光を照射し、反射した光に基づいて原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取処理を行う。なお、図1、図2(A)および図2(B)では、原稿台31の上面を閉鎖および開放自在な蓋部材の記載が省略されている。図3(A)および図3(B)においても同様に蓋部材の記載が省略されている。
【0017】
給紙部5は、主装置2の下部に配置され、複数の給紙カセット51,52,53,54を有している。給紙カセット51〜54のそれぞれには、記録媒体の一例である用紙が収容されている。給紙部5は、用紙を1枚ずつ画像形成部4へ供給する。
【0018】
画像形成部4は、画像読取部3の下に配置され、用紙に画像形成処理を行う。画像形成部4は、画像形成処理済みの用紙を収容する用紙排紙トレイ41を設けるための空間42を画像読取部3の下に残すように、主装置2の幅方向91における第1端部に設けられた用紙排紙部43を有する。画像形成部4は、画像形成処理済みの用紙を、用紙排紙部43から用紙排紙トレイ41へ排出する。画像形成部4の幅方向は、主装置2の幅方向91と同じである。
【0019】
画像形成部4は、一例として、電子写真方式の画像形成処理を行う。画像形成部4は、画像データに基づいて形成したトナー像を用紙に担持させ、図示しない定着装置においてトナー像を用紙に熱および圧力によって固着させる。定着装置は、用紙排紙部43の近傍かつ下方に配置されている。
【0020】
タッチパネル装置1は、タッチパネル10を有する。タッチパネル10は、本発明のタッチパネル部に相当する。タッチパネル装置1は、主装置2の前面に配置されている。一例として、タッチパネル装置1は、画像読取装置3の前面に取り付けられている。また、一例として、タッチパネル装置1は、幅方向91において用紙排紙部43が配置された第1端部の反対側の端部に取り付けられている。幅方向91において、タッチパネル装置1と用紙排紙部43とは、離間していることが好ましい。
【0021】
タッチパネル装置1は、図2(A)および図2(B)に示す水平位置と、前面側への所定の最大傾斜位置と、の間で回動自在に構成されている。また、タッチパネル装置1は、水平位置、最大傾斜位置、ならびに水平位置と最大傾斜位置との間の1または複数の所定位置から選択された図3(A)および図3(B)に一例を示す所望の傾斜位置で、傾斜姿勢を保持するように構成されている。
【0022】
図4に示すように、タッチパネル装置1は画像読取部3の前面に取り付けられ、一例として、画像読取部3の前面のうちタッチパネル装置1の配置箇所を除く部分には、画像読取部3の操作台32が設けられている。操作台32は、画像読取部3の上面に連続する面を形成し、主装置2の幅方向91に直交する前後方向92においてタッチパネル装置1の一部と重複している。
【0023】
図5は、本発明の第1実施形態に係るタッチパネル装置1の構成を示すブロック図である。
【0024】
タッチパネル装置1は、タッチパネル10、角度検出センサ20、CPU30、ROM40およびRAM50を備える。角度検出センサ20は、本発明の角度検出部に相当する。CPU30は、本発明の制御部に相当する。
【0025】
タッチパネル10は、タッチ入力時に所定の機能を動作させる機能キー110,120,130,140,150,160,170および180を表示し、機能キー110〜180へのタッチ入力を検出する検出領域210,220,230,240,250,260,270および280を有し、回転可能である。角度検出センサ20は、タッチパネル10の回転角度を検出する。CPU30は、角度検出センサ20の検出結果に基づいて、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280をずらす。
【0026】
また、CPU30は、ROM40に記録されている制御プログラムを読みだして実行する。RAM50は、CPU30のワーキングエリアとして活用される。
【0027】
図6は、本発明の第1実施形態に係るタッチパネル装置1の制御内容を示すフローチャートである。
【0028】
CPU30は、タッチパネル10が水平方向に向けて回転したか否かを角度検出センサ20の検出結果に基づいて判断する(S10)。CPU30は、タッチパネル10が水平方向に向けて回転したと判断すると(S10のY)、図7に示すように、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280を下側にずらし(S20)、S10の制御に戻る。
【0029】
すなわち、CPU30は、タッチパネル10が水平方向に向けて回転したことを角度検出センサ20が検出すると、タッチパネル10と水平方向とがなす角度のうち鋭角側に検出領域210〜280をずらす制御をしている。
【0030】
CPU30は、タッチパネル10が水平方向に向けて回転していないと判断すると(S10のN)、タッチパネル10が鉛直方向に向けて回転したか否かを角度検出センサ20の検出結果に基づいて判断する(S30)。CPU30は、タッチパネル10が鉛直方向に向けて回転したと判断すると(S30のY)、図8に示すように、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280を上側にずらし(S40)、S10の制御に戻る。
【0031】
CPU30は、タッチパネル10が鉛直方向に向けて回転していないと判断すると(S30のN)、S10の制御に戻る。
【0032】
すなわち、CPU30は、タッチパネル10が鉛直方向に向けて回転したことを角度検出センサ20が検出すると、タッチパネル10と鉛直方向とがなす角度のうち鋭角側に検出領域210〜280をずらす制御をしている。
【0033】
この構成では、タッチパネル10の回転角度に基づいて、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280をずらす制御を行う。したがって、回転可能なタッチパネル10に、機能キー110〜180が密集して表示されている場合においても、タッチパネル10の回転角度にかかわらず誤入力が発生することを防止できる。
【0034】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と重複する部分の説明は省略する。
【0035】
図9は、本発明の第2実施形態に係るタッチパネル装置8の構成を示すブロック図である。
【0036】
タッチパネル装置8は、タッチパネル10、カメラ60、CPU30,ROM40およびRAM50を備える。カメラ60は、本発明のカメラ部に相当する。
【0037】
タッチパネル10は、タッチ入力時に所定の機能を動作させる機能キー110〜180を表示し、機能キー110〜180へのタッチ入力を検出する検出領域210〜280を有し、機能キー110〜180の表示領域が面で構成される。カメラ60は、タッチパネル10に対するユーザの目の位置を検出する。CPU30は、カメラ60の検出結果に基づいて、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280をずらす。ROM40およびRAM50は、本発明の第1実施形態において説明したとおりである。
【0038】
図10は、本発明の第2実施形態に係るタッチパネル装置8の第1制御内容を示すフローチャートである。
【0039】
CPU30は、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れたか否かをカメラ60の検出結果に基づいて判断する(S110)。
【0040】
図11は、タッチパネル10に対するユーザの目の位置61,62,63および64を示す。カメラ60は、ユーザの目を認識する機能を有しており、CPU30が、カメラ60の検出結果に基づいて、タッチパネル10とユーザの目の位置61〜64との角度を計算する。
【0041】
CPU30は、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れた(例えば、位置61から位置62へ移動)と判断すると(S110のY)、図7に示すように、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280を下側にずらし(S120)、S110の制御に戻る。
【0042】
CPU30は、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れていないと判断すると(S110のN)、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいたか否かをカメラ60の検出結果に基づいて判断する(S130)。
【0043】
CPU30は、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいた(例えば、位置64から位置63へ移動)と判断すると(S130のY)、図8に示すように、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280を上側にずらし(S140)、S110の制御に戻る。
【0044】
CPU30は、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいていないと判断すると(S130のN)、S110の制御に戻る。
【0045】
すなわち、CPU30は、タッチパネル10に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置が変化したことをカメラ60が検出すると、ユーザの目の位置が変化した方向に検出領域210〜280をずらす制御をしている。
【0046】
図12は、本発明の第2実施形態に係るタッチパネル装置8の第2制御内容を示すフローチャートである。
【0047】
CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいたか否かをカメラ60の検出結果に基づいて判断する(S210)。
【0048】
CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいた(例えば、位置61から位置63へ移動)と判断すると(S210のY)、図7に示すように、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280を下側にずらし(S220)、S210の制御に戻る。
【0049】
すなわち、CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいたことをカメラ60が検出すると、ユーザの目の位置に向けて検出領域210〜280をずらす制御をしている。
【0050】
CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10に近づいていないと判断すると(S210のN)、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れたか否かをカメラ60の検出結果に基づいて判断する(S230)。
【0051】
CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れた(例えば、位置64から位置62へ移動)と判断すると(S230のY)、図8に示すように、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280を上側にずらし(S240)、S210の制御に戻る。
【0052】
CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れていないと判断すると(S230のN)、S210の制御に戻る。
【0053】
すなわち、CPU30は、タッチパネル10に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置がタッチパネル10から離れたことをカメラ60が検出すると、ユーザの目の位置と反対方向に向けて検出領域210〜280をずらす制御をしている。
【0054】
この構成では、タッチパネル10に対するユーザの目の位置に基づいて、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280をずらす制御を行う。したがって、タッチパネル10に、機能キー110〜180が密集して表示されている場合においても、タッチパネル10に対するユーザの目の位置にかかわらず誤入力が発生することを防止できる。
【0055】
なお、第2実施形態に係る第1制御と第2制御とを組み合わせてもよい。この場合、機能キー110〜180に対して検出領域210〜280をどちらにずらすかは、タッチパネル10とユーザの目の位置との角度による。すなわち、図11の例によると、位置61、位置62、位置63、位置64の順でタッチパネル10に対する角度が小さくなっているので、位置61の場合に上側に最もずらし、位置64の場合に下側に最もずらす制御を行えばよい。
【0056】
また、図13および14に示すように、タッチパネル装置9を備えるスマートフォン300について、本発明の第1実施形態または第2実施形態を適用してもよい。この場合、CPU30は、角度検出センサ20またはカメラ60の検出結果に基づいて、機能キー310,320,330,340,350,360,370および380に対して検出領域410,420,430,440,450,460,470および480をずらす制御を行う。
【0057】
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0058】
1−タッチパネル装置
8−タッチパネル装置
9−タッチパネル装置
10−タッチパネル
20−角度検出センサ
30−CPU
60−カメラ
100−画像形成装置
110−機能キー
120−機能キー
130−機能キー
140−機能キー
150−機能キー
160−機能キー
170−機能キー
180−機能キー
210−検出領域
220−検出領域
230−検出領域
240−検出領域
250−検出領域
260−検出領域
270−検出領域
280−検出領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチ入力時に所定の機能を動作させる機能キーを表示し、前記機能キーへのタッチ入力を検出する検出領域を有し、回転可能なタッチパネル部と、
前記タッチパネル部の回転角度を検出する角度検出部と、
前記角度検出部の検出結果に基づいて、前記機能キーに対して前記検出領域をずらす制御部と、
を備えるタッチパネル装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記タッチパネル部が水平方向に向けて回転したことを前記角度検出部が検出すると、前記タッチパネル部と水平方向とがなす角度のうち鋭角側に前記検出領域をずらす
請求項1に記載のタッチパネル装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記タッチパネル部が鉛直方向に向けて回転したことを前記角度検出部が検出すると、前記タッチパネル部と鉛直方向とがなす角度のうち鋭角側に前記検出領域をずらす
請求項1に記載のタッチパネル装置。
【請求項4】
タッチ入力時に所定の機能を動作させる機能キーを表示し、前記機能キーへのタッチ入力を検出する検出領域を有し、前記機能キーの表示領域が面で構成されるタッチパネル部と、
前記タッチパネル部に対するユーザの目の位置を検出するカメラ部と、
前記カメラ部の検出結果に基づいて、前記機能キーに対して前記検出領域をずらす制御部と、
を備えるタッチパネル装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記タッチパネル部に対する平行方向の距離についてユーザの目の位置が変化したことを前記カメラ部が検出すると、ユーザの目の位置が変化した方向に前記検出領域をずらす
請求項4に記載のタッチパネル装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記タッチパネル部に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置が該タッチパネル部に近づいたことを前記カメラ部が検出すると、ユーザの目の位置に向けて前記検出領域をずらす
請求項4または5に記載のタッチパネル装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記タッチパネル部に対する垂直方向の距離についてユーザの目の位置が該タッチパネル部から離れたことを前記カメラ部が検出すると、ユーザの目の位置と反対方向に向けて前記検出領域をずらす
請求項4または5に記載のタッチパネル装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載のタッチパネル装置と、
前記タッチパネル装置へのタッチ入力に基づいて画像形成を実行する画像形成部と、
を備える画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−3994(P2013−3994A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−136923(P2011−136923)
【出願日】平成23年6月21日(2011.6.21)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】