タバコおよびシガリロの吸殻を取り扱うための装置
タバコまたはシガリロの吸殻及び随意またタバコおよびシガリロの灰を受け入れるための装置は、ミシン目(7)および切り取り補助部(4)に沿って切り離し可能であるように互いに接続する少なくとも2つのバッグ(3)を有するストリップ(1)から構成される。該ストリップ(1)は、巻き上げられるかまたは折り畳まれる方法で、タバコまたはシガリロのパックの中に格納することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタバコおよびシガリロの吸殻を取り扱うための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
タバコおよびシガリロの喫煙者にとって、灰皿を利用できないときに、吸ったタバコまたはシガリロの吸殻をどう処理するかという問題がしばしば生じる。多くの場合、該タバコまたはシガリロの吸殻は、その場合に簡単に捨てられる。そして、それは不衛生で環境の汚染の原因となるだけでなく、むしろタバコ又はシガリロの吸殻が適切に消されなかった場合、特にタバコ又はシガリロの吸殻が雄大な自然に捨てられた場合に、該捨てられたタバコまたはシガリロの吸殻が火災を誘発するというおそれも伴う。
【0003】
本発明の目的は、対策をここで提供することである。
【発明の概要】
【0004】
この目的は、請求項1の特徴を有する装置で達成される。
【0005】
本発明の好ましいそして有利な構成は、従属クレームの対象である。
【0006】
本発明による前記装置は、タバコまたはシガリロの吸殻が適切に処分できるまで、タバコまたはシガリロの吸殻を入れて格納できるバッグを有する。
【0007】
例えば、本発明による前記装置の前記吸殻を入れたバッグは、それらが処分されるまで、タバコのパック自体に保管できる。
【0008】
本発明はまた、前記タバコのパックにおいて、できるだけ密に、互いに接合する少なくとも2つのバッグを備える前記装置のストリップを格納することを可能にする。その結果、該バッグはそれが適切に処分できるまでタバコまたはシガリロの吸殻を格納することを要求される場合、常に利用でき、そして手の届く範囲にある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のその他の詳細および特徴は、図面を参照した好ましい実施例についての下記の説明に従う。
ここで:
【図1】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うための装置と共に、パックにおいて配置されるタバコまたはシガリロを図式的に示す。
【図2】タバコまたはシガリロのパックにおいて収容される、前記装置そのものを示す。
【図3】使用のための前記装置の準備を示す。
【図4】スリーブが取り外された前記装置を示す。
【図5】共にロール状にされた前記装置を示す。
【図6】タバコまたはシガリロの吸殻を収容するためのバッグの装置を示す。
【図7−10】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うときの、本発明による前記装置のバッグの使用の過程を示す。
【図11】パック内のタバコまたはシガリロの配置およびタバコまたはシガリロのパック内の同封物としてタバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うため装置の別の実施態様を図式的に示す。
【図12】前記後者が、タバコまたはシガリロのパックにおいて代わりとして収容される方法としての前記装置を示す。
【図13】ばらばらで、互いに固まり、部分的に折り畳まれてない、使用のための前記装置の準備を示す。
【図14】タバコまたはシガリロの吸殻を収容するためのバッグの装置を示す。そして、
【図15−19】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うときの、本発明による前記装置のバッグの使用の過程を示す。
【図20−21】タバコまたはシガリロのパックの同封物としての2つの付加的な実施態様のタバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うための装置と共に、パック内のタバコまたはシガリロを図式的に示す。
【図22】使用のための図20の前記装置の準備を示す。
【図23】使用のための図21の前記装置の準備を示す。
【図24】タバコまたはシガリロの吸殻を収容するために、ばらばらで、互いに固まり、しかし折り畳まれていない、バッグの前記装置を示す。そして、
【図25−29】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うときの、本発明による前記装置のバッグの使用の過程を示す。
【実施例1】
【0010】
図6に示される実施態様では、ストリップ1から成る本発明による1つの装置は、いくつかのバッグ3を有し、特にいくつかのバッグ3に切り離される。各バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって、該バッグ3の3側面に沿って互いに接続される材料の2層から構成され、該バッグは上方に出入り用開口部10を有する。図6に示すように、前記装置の該バッグ3はストリップ1を形成するために互いに接続され、バッグ3の数は任意である。このように、2または2以上のバッグ3が該装置に含まれる。該バッグ3は該装置から個別に切り離すことができ、それゆえ該バッグ3の間では、たとえばミシン目等のようなスコアリングライン7が、スコアリングライン7の上端上で押し抜きされた三角形の形の付加的な切り取り補助部4と共に設けられる。より容易な開口(アクセス開口部10)のために、該バッグ3の前記上部領域4で、2以上のバッグ3を備える前記ストリップ1の前記2層は、接合部により、またはシーリングシーム5によっても接続されない。
【0011】
タバコまたはシガリロのパック内の収容のために(図1)、図1から図5に示される本発明による前記装置の前記実施態様は、図5に示すように、ロールされて、スリーブ9に入れられる。そして、それは該装置の長さ以上に広がる。したがって、該装置は、特にタ
バコまたはシガリロ11の寸法にほぼ合致する場合に、タバコまたはシガリロのパックに格納できる。
【0012】
バッグ3がタバコまたはシガリロ12を収容し、最終的に適当な処分をするまで、それを格納することが要求される場合、スリーブ9は前記装置から取りはずされ(図2、図3および図4)、特に少なくとも前記最初のバッグ3が切り離しのためにつかむことができる程度まで該装置は巻き上げられる。
【0013】
そして、バッグ3は同時にシーム5を押圧することによって(図7の矢印8)、その開口部10が開口する(参照図7から図10)。その後、タバコまたはシガリロの吸殻12は、該バッグに入れられる(図8)。そして、該バッグ3は、少なくとも一回、しかし好ましくは数回、封をするために、再び折り畳まれる(図9および図10)。
【0014】
適切な処分場所で処分することができるまで、タバコまたはシガリロの吸殻12の環境的に安全で無公害の取扱いが、このようにして可能である。
【0015】
本発明による前記装置を構成する材料は、消されていないかまたは完全には消されていないタバコまたはシガリロの吸殻12を収容できるよう、耐熱性を有する材料が好ましい。例えば、金属皮膜、特にアルミニウムでコーティングした紙は、材料としてその価値が実証されており、それによって該アルミニウムコーティングがバッグ3の内側に施される。
【0016】
図6に示すように、各バッグは基本的に矩形の外形を有する。
【0017】
図示をしない一実施態様において、例えばストラップまたはその他同種のもののシーリングのための装置を、出入り用開口部10の領域において各バッグ3に設定することもできる。
【0018】
図11から図19に示される実施態様において、ストリップ1から成る本発明による前記装置は、2以上のバッグ3を有し、特にいくつかのバッグ3に切り離される。各バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって、3側面に沿って互いに接続される材料の2層から構成される。
【0019】
本発明のすべての実施態様において、前記バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって一端で封止されるチューブ(セクション)から構成することもできる。
【0020】
図14に示すように、前記装置の基本的に矩形の前記バッグ3は、ストリップ1の狭い側で互いに接続され、バッグ3の数は任意である。このように、2または2以上のバッグ3が該装置に含まれる。該個々のバッグ3は該装置から切り離すことができ、それゆえ例えばミシン目であるスコアリングライン7が、スコアリングライン7の端上で押し抜きされた三角形の形の付加的な切り取り補助部4と共に、バッグ3の間に設けられる。より容易な開口のために、該バッグ3の上部領域2で、いくつかのバッグ3から成る前記ストリップ1から切り離される該バッグ3は開口している。すなわち、層またはチューブは、接合部によりまたはシーリングシーム5によってもそこでは接続されないかまたは封止されない。
【0021】
タバコまたはシガリロのパック内の収容のために(図11/12)、本発明による前記装置は、図11/12に示すように、平らに合わせて折り畳まれ、タバコまたはシガリロのパックの中で用いることができる(図11/12)。該装置はタバコまたはシガリロのパックの狭い側面に格納できる(図11)、また、一または二の装置はタバコまたはシガ
リロのパックの広い側面に格納できる(図12)。
【0022】
バッグ3がタバコまたはシガリロのパック12を収容し、最終的に適当な処分をするまでそれを格納することが要求されるときに、特に少なくとも前記最初のバッグ3が切り離しのためにつかむことできるまで該装置は折り畳まれていない。
【0023】
そして、前記バッグ3は同時にエッジを押圧することによって(図16)、その出入り用開口部10が開口する(参照図15から図19)。その後、タバコまたはシガリロの吸殻12は該バッグ3に入れられる(図17)。そして、該バッグ3は、少なくとも一回、しかし好ましくは数回、封をするために、再び折り畳まれる(図18および図19)。
【0024】
図示をしない一実施態様において、例えばストラップまたはその他同種のもののようなそのシーリングのための装置を、図11から図19に示す実施態様において各バッグ3に設定することもできる。
【0025】
図20から図29に示される実施態様において、ストリップ1から成る本発明による前記装置は、いくつかのバッグ3を有し、特にいくつかのバッグ3に切り離される。該バッグ3は、それらの長手方向側面で互いに隣接する。各バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって、3側面に沿って閉じて互いに接続する材料の2層から構成される。図24に示すように、該装置の該バッグ3はストリップ1において互いに接続され、バッグ3の数は任意であり、そして、このように2または2以上のバッグ3が該装置に含まれる。該個々のバッグ3は、該装置から切り離すことができ、それゆえ該個々のバッグ3の間では、例えばミシン目またはその他同種のものであるスコアリングライン7が、スコアリングライン7の端上に押し抜きされた三角形の形で付加的な切り取り補助部4と共に設けられている。より容易な開口のために、バッグ3の上部領域2で、いくつかのバッグ3から成る前記ストリップ1から切り離される該バッグ3は、接合部またはシーリングシーム5によっても封止されず、該バッグ3は特に狭い側に開口部10を有する。
【0026】
タバコまたはシガリロのパック内の収容のために(図20/21)、本発明による前記装置は、図20/21に示すように、平らに折り畳まれ、タバコまたはシガリロのパックの中に挿入される。従って、図22に示すように折り畳まれる場合、該装置(図20)はタバコまたはシガリロのパックの狭い側に格納することできる。該装置、すなわちストリップ1が図23に示すように折り畳まれるときに、該装置は図21に示すようにタバコまたはシガリロのパック11の広い側に挿入することできる。
【0027】
バッグ3がタバコまたはシガリロの吸殻12を収容し、最終的に適当な処分をするまでそれを格納することが要求される場合、特に少なくとも前記最初のバッグ3が切り離しのためにつかむことできるまで該装置は折り畳まれてない。
【0028】
そして、前記バッグ3は、同時にシーム5を押圧することによって(図26)、その開口部10が開口する(参照図25から図29)。その後、タバコまたはシガリロの吸殻12は該バッグ3に入れられる(図27)。そして、該バッグ3は、少なくとも一回、しかし好ましくは数回、封をするために、再び折り畳まれる(図28および図29)。
【0029】
要約すると、本発明の好ましい実施例は、例えば、以下の通りに記載される:
タバコまたはシガリロの吸殻及び随意又タバコまたはシガリロの灰を収容するための装置は、互いに接続し少なくとも2本の長手方向のミシン目7および切り取り補助部4に沿って切り離すことができるバッグ3を有するストリップ1から構成される。該ストリップ1は、巻き上げられるか折り畳まれた形でタバコまたはシガリロのパックの中に格納することができる。
【技術分野】
【0001】
本発明はタバコおよびシガリロの吸殻を取り扱うための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
タバコおよびシガリロの喫煙者にとって、灰皿を利用できないときに、吸ったタバコまたはシガリロの吸殻をどう処理するかという問題がしばしば生じる。多くの場合、該タバコまたはシガリロの吸殻は、その場合に簡単に捨てられる。そして、それは不衛生で環境の汚染の原因となるだけでなく、むしろタバコ又はシガリロの吸殻が適切に消されなかった場合、特にタバコ又はシガリロの吸殻が雄大な自然に捨てられた場合に、該捨てられたタバコまたはシガリロの吸殻が火災を誘発するというおそれも伴う。
【0003】
本発明の目的は、対策をここで提供することである。
【発明の概要】
【0004】
この目的は、請求項1の特徴を有する装置で達成される。
【0005】
本発明の好ましいそして有利な構成は、従属クレームの対象である。
【0006】
本発明による前記装置は、タバコまたはシガリロの吸殻が適切に処分できるまで、タバコまたはシガリロの吸殻を入れて格納できるバッグを有する。
【0007】
例えば、本発明による前記装置の前記吸殻を入れたバッグは、それらが処分されるまで、タバコのパック自体に保管できる。
【0008】
本発明はまた、前記タバコのパックにおいて、できるだけ密に、互いに接合する少なくとも2つのバッグを備える前記装置のストリップを格納することを可能にする。その結果、該バッグはそれが適切に処分できるまでタバコまたはシガリロの吸殻を格納することを要求される場合、常に利用でき、そして手の届く範囲にある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のその他の詳細および特徴は、図面を参照した好ましい実施例についての下記の説明に従う。
ここで:
【図1】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うための装置と共に、パックにおいて配置されるタバコまたはシガリロを図式的に示す。
【図2】タバコまたはシガリロのパックにおいて収容される、前記装置そのものを示す。
【図3】使用のための前記装置の準備を示す。
【図4】スリーブが取り外された前記装置を示す。
【図5】共にロール状にされた前記装置を示す。
【図6】タバコまたはシガリロの吸殻を収容するためのバッグの装置を示す。
【図7−10】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うときの、本発明による前記装置のバッグの使用の過程を示す。
【図11】パック内のタバコまたはシガリロの配置およびタバコまたはシガリロのパック内の同封物としてタバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うため装置の別の実施態様を図式的に示す。
【図12】前記後者が、タバコまたはシガリロのパックにおいて代わりとして収容される方法としての前記装置を示す。
【図13】ばらばらで、互いに固まり、部分的に折り畳まれてない、使用のための前記装置の準備を示す。
【図14】タバコまたはシガリロの吸殻を収容するためのバッグの装置を示す。そして、
【図15−19】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うときの、本発明による前記装置のバッグの使用の過程を示す。
【図20−21】タバコまたはシガリロのパックの同封物としての2つの付加的な実施態様のタバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うための装置と共に、パック内のタバコまたはシガリロを図式的に示す。
【図22】使用のための図20の前記装置の準備を示す。
【図23】使用のための図21の前記装置の準備を示す。
【図24】タバコまたはシガリロの吸殻を収容するために、ばらばらで、互いに固まり、しかし折り畳まれていない、バッグの前記装置を示す。そして、
【図25−29】タバコまたはシガリロの吸殻を取り扱うときの、本発明による前記装置のバッグの使用の過程を示す。
【実施例1】
【0010】
図6に示される実施態様では、ストリップ1から成る本発明による1つの装置は、いくつかのバッグ3を有し、特にいくつかのバッグ3に切り離される。各バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって、該バッグ3の3側面に沿って互いに接続される材料の2層から構成され、該バッグは上方に出入り用開口部10を有する。図6に示すように、前記装置の該バッグ3はストリップ1を形成するために互いに接続され、バッグ3の数は任意である。このように、2または2以上のバッグ3が該装置に含まれる。該バッグ3は該装置から個別に切り離すことができ、それゆえ該バッグ3の間では、たとえばミシン目等のようなスコアリングライン7が、スコアリングライン7の上端上で押し抜きされた三角形の形の付加的な切り取り補助部4と共に設けられる。より容易な開口(アクセス開口部10)のために、該バッグ3の前記上部領域4で、2以上のバッグ3を備える前記ストリップ1の前記2層は、接合部により、またはシーリングシーム5によっても接続されない。
【0011】
タバコまたはシガリロのパック内の収容のために(図1)、図1から図5に示される本発明による前記装置の前記実施態様は、図5に示すように、ロールされて、スリーブ9に入れられる。そして、それは該装置の長さ以上に広がる。したがって、該装置は、特にタ
バコまたはシガリロ11の寸法にほぼ合致する場合に、タバコまたはシガリロのパックに格納できる。
【0012】
バッグ3がタバコまたはシガリロ12を収容し、最終的に適当な処分をするまで、それを格納することが要求される場合、スリーブ9は前記装置から取りはずされ(図2、図3および図4)、特に少なくとも前記最初のバッグ3が切り離しのためにつかむことができる程度まで該装置は巻き上げられる。
【0013】
そして、バッグ3は同時にシーム5を押圧することによって(図7の矢印8)、その開口部10が開口する(参照図7から図10)。その後、タバコまたはシガリロの吸殻12は、該バッグに入れられる(図8)。そして、該バッグ3は、少なくとも一回、しかし好ましくは数回、封をするために、再び折り畳まれる(図9および図10)。
【0014】
適切な処分場所で処分することができるまで、タバコまたはシガリロの吸殻12の環境的に安全で無公害の取扱いが、このようにして可能である。
【0015】
本発明による前記装置を構成する材料は、消されていないかまたは完全には消されていないタバコまたはシガリロの吸殻12を収容できるよう、耐熱性を有する材料が好ましい。例えば、金属皮膜、特にアルミニウムでコーティングした紙は、材料としてその価値が実証されており、それによって該アルミニウムコーティングがバッグ3の内側に施される。
【0016】
図6に示すように、各バッグは基本的に矩形の外形を有する。
【0017】
図示をしない一実施態様において、例えばストラップまたはその他同種のもののシーリングのための装置を、出入り用開口部10の領域において各バッグ3に設定することもできる。
【0018】
図11から図19に示される実施態様において、ストリップ1から成る本発明による前記装置は、2以上のバッグ3を有し、特にいくつかのバッグ3に切り離される。各バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって、3側面に沿って互いに接続される材料の2層から構成される。
【0019】
本発明のすべての実施態様において、前記バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって一端で封止されるチューブ(セクション)から構成することもできる。
【0020】
図14に示すように、前記装置の基本的に矩形の前記バッグ3は、ストリップ1の狭い側で互いに接続され、バッグ3の数は任意である。このように、2または2以上のバッグ3が該装置に含まれる。該個々のバッグ3は該装置から切り離すことができ、それゆえ例えばミシン目であるスコアリングライン7が、スコアリングライン7の端上で押し抜きされた三角形の形の付加的な切り取り補助部4と共に、バッグ3の間に設けられる。より容易な開口のために、該バッグ3の上部領域2で、いくつかのバッグ3から成る前記ストリップ1から切り離される該バッグ3は開口している。すなわち、層またはチューブは、接合部によりまたはシーリングシーム5によってもそこでは接続されないかまたは封止されない。
【0021】
タバコまたはシガリロのパック内の収容のために(図11/12)、本発明による前記装置は、図11/12に示すように、平らに合わせて折り畳まれ、タバコまたはシガリロのパックの中で用いることができる(図11/12)。該装置はタバコまたはシガリロのパックの狭い側面に格納できる(図11)、また、一または二の装置はタバコまたはシガ
リロのパックの広い側面に格納できる(図12)。
【0022】
バッグ3がタバコまたはシガリロのパック12を収容し、最終的に適当な処分をするまでそれを格納することが要求されるときに、特に少なくとも前記最初のバッグ3が切り離しのためにつかむことできるまで該装置は折り畳まれていない。
【0023】
そして、前記バッグ3は同時にエッジを押圧することによって(図16)、その出入り用開口部10が開口する(参照図15から図19)。その後、タバコまたはシガリロの吸殻12は該バッグ3に入れられる(図17)。そして、該バッグ3は、少なくとも一回、しかし好ましくは数回、封をするために、再び折り畳まれる(図18および図19)。
【0024】
図示をしない一実施態様において、例えばストラップまたはその他同種のもののようなそのシーリングのための装置を、図11から図19に示す実施態様において各バッグ3に設定することもできる。
【0025】
図20から図29に示される実施態様において、ストリップ1から成る本発明による前記装置は、いくつかのバッグ3を有し、特にいくつかのバッグ3に切り離される。該バッグ3は、それらの長手方向側面で互いに隣接する。各バッグ3は、例えば接合部またはシーリングシーム5によって、3側面に沿って閉じて互いに接続する材料の2層から構成される。図24に示すように、該装置の該バッグ3はストリップ1において互いに接続され、バッグ3の数は任意であり、そして、このように2または2以上のバッグ3が該装置に含まれる。該個々のバッグ3は、該装置から切り離すことができ、それゆえ該個々のバッグ3の間では、例えばミシン目またはその他同種のものであるスコアリングライン7が、スコアリングライン7の端上に押し抜きされた三角形の形で付加的な切り取り補助部4と共に設けられている。より容易な開口のために、バッグ3の上部領域2で、いくつかのバッグ3から成る前記ストリップ1から切り離される該バッグ3は、接合部またはシーリングシーム5によっても封止されず、該バッグ3は特に狭い側に開口部10を有する。
【0026】
タバコまたはシガリロのパック内の収容のために(図20/21)、本発明による前記装置は、図20/21に示すように、平らに折り畳まれ、タバコまたはシガリロのパックの中に挿入される。従って、図22に示すように折り畳まれる場合、該装置(図20)はタバコまたはシガリロのパックの狭い側に格納することできる。該装置、すなわちストリップ1が図23に示すように折り畳まれるときに、該装置は図21に示すようにタバコまたはシガリロのパック11の広い側に挿入することできる。
【0027】
バッグ3がタバコまたはシガリロの吸殻12を収容し、最終的に適当な処分をするまでそれを格納することが要求される場合、特に少なくとも前記最初のバッグ3が切り離しのためにつかむことできるまで該装置は折り畳まれてない。
【0028】
そして、前記バッグ3は、同時にシーム5を押圧することによって(図26)、その開口部10が開口する(参照図25から図29)。その後、タバコまたはシガリロの吸殻12は該バッグ3に入れられる(図27)。そして、該バッグ3は、少なくとも一回、しかし好ましくは数回、封をするために、再び折り畳まれる(図28および図29)。
【0029】
要約すると、本発明の好ましい実施例は、例えば、以下の通りに記載される:
タバコまたはシガリロの吸殻及び随意又タバコまたはシガリロの灰を収容するための装置は、互いに接続し少なくとも2本の長手方向のミシン目7および切り取り補助部4に沿って切り離すことができるバッグ3を有するストリップ1から構成される。該ストリップ1は、巻き上げられるか折り畳まれた形でタバコまたはシガリロのパックの中に格納することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
共に接続された2または2以上のバッグ(3)を有するストリップ(1)によって特徴づけられる、タバコまたはシガリロの吸殻を取扱うための装置。
【請求項2】
各バッグ(3)が、充填用開口部(10)を開口したままエッジに沿ってシーム(5)により互いに接続される材料の2層から構成される請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記バッグ(3)が一端を閉じたチューブ部材である請求項1に記載の装置。
【請求項4】
各バッグ(3)が基本的に矩形の外形を有する請求項1から3のいずれか1つに記載の装置。
【請求項5】
スコアリングライン(7)が、随意例えば三角形の押し抜き部分の形で少なくとも一端に切り取り補助部(4)を有し、前記ストリップ(1)の2つのバッグ(3)の間に設けられている、請求項1から4のいずれか1つに記載の装置。
【請求項6】
前記バッグ(3)が内側に金属コーティングを備える請求項1から5のいずれか1つに記載の装置。
【請求項7】
前記バッグ(3)が金属皮膜紙を備える請求項1から6のいずれか1つに記載の装置。
【請求項8】
前記ストリップ(1)の前記バッグ(3)は、バッグの狭い側で互いに接続する請求項4から7のいずれか1つに記載の装置。
【請求項9】
前記ストリップ(1)の前記バッグ(3)は、バッグの長手方向側で互いに接続する請求項4から7のいずれか1つに記載の装置。
【請求項10】
前記ストリップ(1)がタバコまたはシガリロのパック内の収容のために巻き上げられる請求項1から9のいずれか1つに記載の装置。
【請求項11】
スリーブ(9)が巻き上げられたストリップ(1)を覆って取り付けられる請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記巻き上げられたストリップ(1)が基本的にタバコまたはシガリロ(11)の寸法を有する請求項10または11に記載の装置。
【請求項13】
前記ストリップ(1)がタバコまたはシガリロのパック内の収容のために平らに折り畳まれた請求項1から9のいずれか1つに記載の装置。
【請求項14】
スリーブが前記折り畳まれたストリップ(1)を覆って取り付けられる請求項13に記載の装置。
【請求項1】
共に接続された2または2以上のバッグ(3)を有するストリップ(1)によって特徴づけられる、タバコまたはシガリロの吸殻を取扱うための装置。
【請求項2】
各バッグ(3)が、充填用開口部(10)を開口したままエッジに沿ってシーム(5)により互いに接続される材料の2層から構成される請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記バッグ(3)が一端を閉じたチューブ部材である請求項1に記載の装置。
【請求項4】
各バッグ(3)が基本的に矩形の外形を有する請求項1から3のいずれか1つに記載の装置。
【請求項5】
スコアリングライン(7)が、随意例えば三角形の押し抜き部分の形で少なくとも一端に切り取り補助部(4)を有し、前記ストリップ(1)の2つのバッグ(3)の間に設けられている、請求項1から4のいずれか1つに記載の装置。
【請求項6】
前記バッグ(3)が内側に金属コーティングを備える請求項1から5のいずれか1つに記載の装置。
【請求項7】
前記バッグ(3)が金属皮膜紙を備える請求項1から6のいずれか1つに記載の装置。
【請求項8】
前記ストリップ(1)の前記バッグ(3)は、バッグの狭い側で互いに接続する請求項4から7のいずれか1つに記載の装置。
【請求項9】
前記ストリップ(1)の前記バッグ(3)は、バッグの長手方向側で互いに接続する請求項4から7のいずれか1つに記載の装置。
【請求項10】
前記ストリップ(1)がタバコまたはシガリロのパック内の収容のために巻き上げられる請求項1から9のいずれか1つに記載の装置。
【請求項11】
スリーブ(9)が巻き上げられたストリップ(1)を覆って取り付けられる請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記巻き上げられたストリップ(1)が基本的にタバコまたはシガリロ(11)の寸法を有する請求項10または11に記載の装置。
【請求項13】
前記ストリップ(1)がタバコまたはシガリロのパック内の収容のために平らに折り畳まれた請求項1から9のいずれか1つに記載の装置。
【請求項14】
スリーブが前記折り畳まれたストリップ(1)を覆って取り付けられる請求項13に記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【公表番号】特表2010−539954(P2010−539954A)
【公表日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−527285(P2010−527285)
【出願日】平成20年10月1日(2008.10.1)
【国際出願番号】PCT/AT2008/000352
【国際公開番号】WO2009/043072
【国際公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【出願人】(510091309)シギーバグ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年10月1日(2008.10.1)
【国際出願番号】PCT/AT2008/000352
【国際公開番号】WO2009/043072
【国際公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【出願人】(510091309)シギーバグ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング (1)
【Fターム(参考)】
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