説明

テレビ放送受信装置、取得目的情報生成方法、プログラム、取得目的情報生成装置、テレビ放送システム

【課題】番組情報を元にインターネットを用いて検索を行う従来の技術はユーザの利便性が良くない。
【解決手段】テレビ放送受信装置100は、番組表の中から一つの番組の選択を受け付ける番組選択部15と、番組情報の中から、受け付けられた番組に関連するキーワードを抽出する抽出部16と、ウェブサイトの名称及び所在情報、並びにそれら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための規則とを取得するサイト情報取得部12と、取得された一つ又は複数のウェブサイトの名称を表示装置300に表示させるサイト名表示制御部8と、表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中から一つのウェブサイトの名称の選択を受け付けるサイト名選択部18と、規則にしたがって、取得目的情報を生成する生成部19と有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ放送受信装置がウェブページの情報を取得するための情報を生成する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル放送が開始され、デジタル放送ととともに番組情報がテレビ放送受信装置により受信できるようになった。一方、多くの人が、テレビ番組を視聴しながら、視聴している番組に関係のあることをパソコン等で検索している。そのため、テレビ放送受信装置と検索との連携が重要になってきている。
【0003】
これまでに、テレビ放送信号の受信と検索とを組み合わせた技術が提案されている。例えば、ユーザが操作途中の状態を表すURLをクエリ文字列とともに覚えておき、後でそのURLにアクセスすることにより、以前にアクセスしたのと同じ状態でアクセスできる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−307795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、番組情報を元に例えば買い物をするとき、番組名や出演者等その時々により検索したい情報が変わり、それに対応してクエリ文字列を変更する必要がある。また、検索するサイトにおいて、クエリ文字列の構成が時間とともに変化する問題がある。従来の技術では、それらの問題を解決することができない。つまり、番組情報を元にインターネットを用いて検索を行う従来の技術は、ユーザの利便性が良くない。
【0006】
本発明は、番組情報を元にインターネットを用いて検索を行う際、ユーザの利便性を従来より高めた技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のテレビ放送受信装置は、テレビ放送信号を受信する受信部と、前記受信部によって受信されたテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させる画像表示制御部と、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得する番組情報取得部と、前記番組情報取得部によって取得された番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させる番組表表示制御部と、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を外部操作に基づいて選択する番組選択部と、前記番組情報取得部によって取得された番組情報の中から前記番組選択部によって選択された番組に関連するキーワードを抽出する抽出部と、一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける前記抽出部によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを取得するサイト情報取得部と、前記サイト情報取得部によって取得された一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させるサイト名表示制御部と、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択するサイト名選択部と、前記サイト情報取得部によって取得された取得目的情報生成規則にしたがって、前記サイト情報取得部によって取得された所在情報を利用して、前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトにおける、前記抽出部によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する生成部とを有する。
【0008】
本発明の取得目的情報生成方法は、テレビ放送信号を受信するステップと、受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させるステップと、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得するステップと、取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を指示に基づいて選択するステップと、取得した番組情報の中から選択した番組に関連するキーワードを抽出するステップと、一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを取得するステップと、取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を指示に基づいて選択するステップと、取得した取得目的情報生成規則にしたがって、取得した所在情報を利用して、選択した名称のウェブサイトにおける、抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するステップとを含む。
【0009】
本発明のプログラムは、テレビ放送信号を受信する機能と、受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させる機能と、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得する機能と、取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させる機能と、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を指示に基づいて選択する機能と、取得した番組情報の中から選択した番組に関連するキーワードを抽出する機能と、一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを取得する機能と、取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させる機能と、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を指示に基づいて選択する機能と、取得した取得目的情報生成規則にしたがって、取得した所在情報を利用して、選択した名称のウェブサイトにおける、抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
【0010】
本発明のテレビ放送受信装置は、テレビ放送信号を受信する放送信号受信部と、前記放送信号受信部によって受信されたテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させる画像表示制御部と、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得する番組情報取得部と、前記番組情報取得部によって取得された番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させる番組表表示制御部と、前記表示装置によって表示された番組表の中から一つの番組を外部操作に基づいて選択する番組選択部と、前記番組情報取得部によって取得された番組情報の中から前記番組選択部によって選択された番組に関連するキーワードを抽出する抽出部と、一つ又は複数のウェブサイトの名称を外部から取得するサイト情報取得部と、前記サイト情報取得部によって取得された一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させるサイト名表示制御部と、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択するサイト名選択部と、前記サイト名選択部によって選択されたウェブサイトの名称と前記抽出部によって抽出されたキーワードとを外部に送信する送信部と、外部から、前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトにおける、前記抽出部によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を受信するアクセス情報受信部とを有する。
【0011】
本発明の取得目的情報生成装置は、一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを保持する保持部と、前記保持部によって保持されている一つ又は複数のウェブサイトの名称をテレビ放送受信装置に送信するサイト情報送信部と、ウェブサイトの名称とキーワードとを前記テレビ放送受信装置から受信する受信部と、前記保持部によって保持されている取得目的情報生成規則にしたがって、前記受信部によって受信された名称のウェブサイトにおける、前記受信部によって受信されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する生成部と、前記生成部によって生成された取得目的情報を前記テレビ放送受信装置に送信するアクセス情報送信部とを有する。
【0012】
本発明のテレビ放送システムは、テレビ放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させるテレビ放送受信装置と、一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報を保持する取得目的情報生成装置とを有し、前記テレビ放送受信装置は、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得して、その取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を外部操作に基づいて選択し、取得した番組情報の中から、外部操作に基づいて選択した番組に関連するキーワードを抽出し、一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記取得目的情報生成装置から取得し、取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択し、この選択したウェブサイトの名称と抽出したキーワードとを前記取得目的情報生成装置に送信し、前記取得目的情報生成装置は、前記一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける、与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則をも保持しており、ウェブサイトの名称とキーワードとを前記テレビ放送受信装置から受信し、前記取得目的情報生成規則にしたがって、受信した名称のウェブサイトにおける、受信したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成し、生成した取得目的情報を前記テレビ放送受信装置に送信し、前記テレビ放送受信装置は、前記取得目的情報生成装置から、生成された取得目的情報を受信する。
【0013】
本発明の取得目的情報生成方法は、テレビ放送受信装置が、テレビ放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させ、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得して、その取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を外部操作に基づいて選択し、取得した番組情報の中から、外部操作に基づいて選択した番組に関連するキーワードを抽出し、一つ又は複数のウェブサイトの名称を取得目的情報生成装置から取得し、取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択し、この選択したウェブサイトの名称と抽出したキーワードとを前記取得目的情報生成装置に送信し、前記取得目的情報生成装置が、ウェブサイトの名称とキーワードとを前記テレビ放送受信装置から受信し、前記一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則にしたがって、受信した名称のウェブサイトにおける、受信したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成し、生成した取得目的情報を前記テレビ放送受信装置に送信し、前記テレビ放送受信装置が、前記取得目的情報生成装置から、生成された取得目的情報を受信する方法である。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、番組情報を元にインターネットを用いて検索を行う際、ユーザの利便性を従来より高めた技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施の形態1のテレビ放送システムの第1の構成図である。
【図2】表示装置の画面に表示された番組表の一例を示す図である。
【図3】図2の番組表の中の「日本グルメの旅」という名称の番組が選択されている状況を示す図である。
【図4】図3の番組表の上に表示された四つの買い物サイトの名称の一覧の一例を示す図である。
【図5】四つの買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則との一例を示す図である。
【図6】「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの検索結果の例を示す図である。
【図7】実施の形態1のテレビ放送システムの第2の構成図である。
【図8】実施の形態1のテレビ放送受信装置の動作の各手順を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態2のテレビ放送システムの構成図である。
【図10】図9の取得目的情報生成装置の保持部が、四つの買い物サイトの名称と、取得目的情報生成規則とを別個に保持していることを示す図である。
【図11】図9の取得目的情報生成装置の保持部が保持している四つの買い物サイトの名称を特定するshoppingsite.htmlの文書ファイルの内容を示す図である。
【図12】実施の形態2の取得目的情報生成装置の生成部が取得目的情報を生成する際の動作の各手順を示す第1のフローチャートである。
【図13】実施の形態2の取得目的情報生成装置の生成部が取得目的情報を生成する際の動作の各手順を示す第2のフローチャートである。
【図14】実施の形態3のテレビ放送システムの構成図である。
【図15】取得目的情報を生成するための情報を含むhtml文書の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
【0017】
(実施の形態1)
先ず、実施の形態1のテレビ放送システムの構成を図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1のテレビ放送システムの構成図である。
【0018】
図1に示すように、実施の形態1のテレビ放送システムは、テレビ放送受信装置100と、サイト情報提供装置200とを有する。図1には、テレビ放送システムの外部の装置等として、アンテナ700、表示装置300、スピーカ400、インターネット500、及び、買い物サイト600も表示されている。テレビ放送受信装置100、サイト情報提供装置200、及び、買い物サイト600は、インターネット500に接続される。アンテナ700、表示装置300及びスピーカ400は、テレビ放送受信装置100に接続される。買い物サイト600は、インターネット500を介して行う買い物を実現するためのウェブサイトである。なお、図1は、テレビ放送受信装置100が有する機能に着目した実施の形態1のテレビ放送システムの構成図である。
【0019】
テレビ放送受信装置100は、デジタルのテレビ放送信号を受信して復号するとともに、買い物サイト600にアクセスする装置である。テレビ放送受信装置100は、複数の構成部を有している。それら複数の構成部の説明は後に行う。サイト情報提供装置200は、一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報を保持している。また、サイト情報提供装置200は、それら一つ以上の買い物サイトの中の一つにおける、与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報(URL:Uniform Resource Locator)を生成するための取得目的情報生成規則をも保持している。すなわち、一つ以上の買い物サイトの中の一つにおける与えられたキーワードに関連するウェブページの情報とは、例えば、一つ以上の買い物サイトの中の一つに、上記取得目的情報生成規則を用いて生成された取得目的情報によってアクセスして得られる情報である。また、サイト情報提供装置200が保持している情報については、後に図5を用いて詳述する。
【0020】
次に、テレビ放送受信装置100の各構成部を説明する。図1に示すように、テレビ放送受信装置100は、本体100Aと、リモコン100Bとによって構成されている。本体100Aは、テレビ放送信号の受信及び復号等の処理を実行する装置であり、リモコン100Bは、本体100Aが実行することができる処理に対するユーザの制御指示をユーザから受け付けてその指示を赤外線により本体100Aに送信する装置である。
【0021】
本体100Aは、受信部1と、デスクランブル部2と、分離部3と、放送データ保持部4と、画像表示制御部5と、音出力制御部6と、番組表表示制御部7と、サイト名表示制御部8と、ウェブページ情報表示制御部9と、番組情報取得部10と、番組情報保持部11と、サイト情報取得部12と、サイト情報保持部13と、番組表表示指示受付部14と、番組選択部15と、抽出部16と、サイト名表示指示受付部17と、サイト名選択部18と、生成部19と、サイトアクセス部20とを有する。
【0022】
受信部1は、ユーザが視聴するテレビ番組のチャンネルの選択をユーザから受け付け、アンテナ700からのデジタルテレビの放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号の中からユーザによって選択されたチャンネルの信号を抽出してデスクランブル部2に出力する。また、受信部1は、番組情報と、ユーザによって選択されたチャンネルのビデオデータ及びオーディオデータとを含むテレビ放送信号をデスクランブル部2に出力する。
【0023】
デスクランブル部2は、受信部1から一つのチャンネルのビデオデータ及びオーディオデータと番組情報とを含むテレビ放送信号を受け取り、受け取ったテレビ放送信号がスクランブル処理された信号である場合、デスクランブル処理を行って、デスクランブル処理したテレビ放送信号を分離部3に出力する。受信部1が出力するテレビ放送信号がスクランブル処理されていない信号である場合、デスクランブル部2は、受信部1からのテレビ放送信号をそのままの状態で分離部3に出力する。
【0024】
分離部3は、デスクランブル部2からのデジタルテレビの放送信号を、ビデオデータと、オーディオデータと、番組情報とに分割してそれらを別々に放送データ保持部4に蓄積する。また、分離部3は、蓄積したビデオデータを画像表示制御部5に出力し、蓄積したオーディオデータを音出力制御部6に出力する。
【0025】
画像表示制御部5は、分離部3からのビデオデータを受け取って復号し、復号したビデオデータに対応する画像を表示装置300に表示させる。また、画像表示制御部5は、必要に応じて、後述する番組表表示制御部7、サイト名表示制御部8、ウェブページ情報表示制御部9から供給される情報を、ビデオデータに合成、またはビデオデータと切換えて表示装置300に表示させる。
【0026】
音出力制御部6は、分離部3からのオーディオデータを受け取って復号し、復号したオーディオデータに対応する音をスピーカ400の外部に出力させる。
【0027】
番組表表示制御部7は、放送データ保持部4から番組情報を取得し、又は番組情報保持部11から番組情報を取得し、取得した番組情報から番組表を生成し、画像表示制御部5を介して表示装置300に表示させる。番組情報取得部10及び番組情報保持部11の詳細は後述する。サイト名表示制御部8は、サイト情報保持部13から一つ以上の買い物サイトの名称を取得し、取得した買い物サイトの名称の一覧を画像表示制御部5を介して表示装置300に表示させる。サイト情報保持部13の詳細は後述する。ウェブページ情報表示制御部9は、生成部19によって生成される取得目的情報を用いて、一つ以上の買い物サイトの中の一つにおける、与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得して、画像表示制御部5を介して表示装置300に表示させる。
【0028】
番組情報取得部10は、インターネット500を介して番組情報を取得する。例えば、番組情報取得部10は、本体100Aの電源がオフからオンに変化したとき、すなわち本体100Aが起動したとき、番組情報を取得する。また例えば、番組情報取得部10は、番組表表示指示受付部14が番組表を表示させる指示を受け付けたとき、番組情報を取得する。なお、番組情報は、番組表を生成するための各番組の放送開始時刻や番組名等の情報を含むとともに、各番組の番組説明等の付加的な情報を含む。番組情報保持部11は、番組情報取得部10によって取得された番組情報を保持する。
【0029】
サイト情報取得部12は、サイト情報提供装置200の所在情報(URL)を保持しており、保持している所在情報に基づいて、インターネット500を介してサイト情報提供装置200にアクセスし、サイト情報提供装置200から、一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを取得する。例えば、サイト情報取得部12は、本体100Aの電源がオフからオンに変化したとき、すなわち本体100Aが起動したとき、一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを取得する。また例えば、サイト情報取得部12は、番組表が番組表表示制御部7の制御によって表示装置300に表示されはじめたとき、一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを取得する。また例えば、サイト情報取得部12は、サイト名表示指示受付部17がサイトの名称を表示させる指示を受け付けたとき、登録された買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを取得する。サイト情報保持部13は、サイト情報取得部12によって取得された全ての買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを保持する。買い物サイトの名称、所在情報、及び、取得目的情報生成規則の詳細は、図5を用いて後述する。
【0030】
番組表表示指示受付部14は、番組表を表示させる指示を受け付ける。例えば、ユーザが番組表を表示させることを目的としてリモコン100Bの番組表ボタン33を押下する。そうすると、リモコン100Bに内蔵されている検出部が、番組表ボタン33が押下されたことを検出し、リモコン100Bに内蔵されている赤外線送信部が番組表を表示させる指示を赤外線により送信する。番組表表示指示受付部14は、番組表を表示させる指示をリモコン100Bから受け付け、その指示を番組表表示制御部7に出力する。番組表表示制御部7は、番組表表示指示受付部14からの番組表を表示させる指示にしたがって、放送データ保持部4、又は番組情報保持部11から番組情報を取得し、この番組情報から番組表を生成して、図2に示すように画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aに表示させる。図2は、表示装置300の画面300Aに表示された番組表303の一例を示す図である。
【0031】
図2において、番組表303が表示されている画面300Aには、上方の左端寄りに画面タイトル表示欄301が表示されており、上方の右端寄りに時刻表示欄302が表示されている。画面タイトル表示欄301には、「番組表」という文字列が表示されている。それは、画面300Aにおいて番組表303が表示されていることを示している。時刻表示欄302には、現在時刻が表示されている。図1には示されていないがテレビ放送受信装置100はRTC(Real Time Clock)を備えており、番組表表示制御部7は、RTCから現在時刻を取得し、時刻表示欄302に現在時刻が表示させる。RTCについては、図7を用いて後述する。
【0032】
画面タイトル表示欄301及び時刻表示欄302の下方に、すなわち、画面300Aの大部分に、番組表303が表示されている。番組表303は、新聞のラジオテレビ欄に近似している。番組表303において、垂直軸304は番組の放送時間帯を示しており、水平軸305は放送局を示している。図2では、番組表303は、MHKテレビ、関東テレビ、及び横浜放送の三つの放送局の7:00台から9:00台までの各番組の名称とその放送時間帯とを示している。具体的には、図2の番組表303は、例えば、MHKテレビが7:00〜7:30に「MHKニュース天気」という番組が放送し、関東テレビが8:00〜9:00に「ミュージックビデオ」という番組が放送することを示している。
【0033】
ところで、番組表表示制御部7は、番組表303において、選択された何れかの一つの番組の名称を含む領域を、選択されていない番組の名称を含む領域と区別して表示させる。ユーザが特に操作していない場合であっても、番組表表示制御部7は、番組表303の左端の最上部の領域に記載されている名称の番組等の特定の番組が選択されているとみなし、選択されているとみなした番組の名称を含む領域を、選択されていないとみなした番組の名称を含む領域と区別して表示させる。図2では、選択されている番組の名称を含む領域は、太い実線で囲まれている。すなわち、図2の番組表303では、MHKテレビが7:00〜7:30に放送する「MHKニュース天気」という番組が選択されており、番組表表示制御部7は、その番組の名称を含む領域を太い実線で囲んで表示させている。図1に戻る。
【0034】
番組選択部15は、表示装置300の画面300Aに表示された番組表303の中から一つの番組の選択を受け付ける。例えば、番組選択部15は、番組表303の中の一つの番組の選択をリモコン100Bから受け付ける。番組選択部15は、一つの番組の選択を受け付けると、その選択果択を番組表表示制御部7に出力する。番組表表示制御部7は、番組選択部15からの一つの番組の選択結果にしたがって、上述したようにして、選択された番組の名称を含む領域を、その他の番組の名称を含む領域と区別して表示させる。
【0035】
例えば、画面300Aに番組表303が表示されており、既にいずれかの番組が選択されている場合、ユーザがリモコン100Bの十字キー34のいずれかのボタンを押す。リモコン100Bに内蔵されている図示されていない検出部は、ボタンが一回押下される毎に、上下左右のいずれのボタンが押下されたのかを検出し、リモコン100Bに内蔵されている図示されていない赤外線送信部は、検出結果を赤外線により番組選択部15に送信する。番組選択部15は、リモコン100Bからの検出結果を受信し、検出結果に基づいて、番組表303においてそれまでに選択されていた番組の名称を含む領域から上下左右のいずれかに一つ移動した領域に記載されている名称の番組が新たに選択された番組であると判断し、その番組を太い実線で囲む。
【0036】
具体的には、図2の番組表303が表示されていて、太い実線で囲まれている「MHKニュース天気」という名称の番組が選択されている状況において、ユーザがリモコン100Bの十字キー34の下ボタンを2回押下したと仮定する。その場合、番組選択部15は、図2の番組表303において、「MHKニュース天気」という名称を含む領域の二つ下方に存在している、MHKテレビが8:00〜9:00に放送する「日本グルメの旅」という名称の番組の選択を受け付ける。そうすると、図3に示すように、番組表表示制御部7は、「日本グルメの旅」という名称の番組が選択されていることを示すために、番組表303において、「日本グルメの旅」という名称を含む領域を太い実線で囲んでその他の番組の名称を含む領域と区別して表示させる。
【0037】
抽出部16は、放送データ保持部4によって保持されている番組情報の中から、又は、番組情報保持部11によって保持されている番組情報の中から、番組選択部15によって最終的に受け付けられた選択に対応する番組に関連するキーワードを抽出する。例えば、番組に関連するキーワードは、番組の名称である。抽出部16には、番組に関連する何れの事項のデータをキーワードとして抽出すべきであるのかを特定する抽出規則があらかじめ与えられおり、抽出部16は抽出規則にしたがって、番組に関連する何れかの事項のデータをキーワードとして抽出する。なお、その規則は、ユーザが設定してもよいし変更してもよい。
【0038】
サイト名表示指示受付部17は、図3に示すように特定の番組が選択されている状態を番組選択部15が受けた後、全部の買い物サイトの名称を表示させる指示を受け付ける。ユーザが全部の買い物サイトの名称を表示させることを目的としてリモコン100Bの買い物ボタン32を押下する。そうすると、リモコン100Bの検出部がリモコン100Bの買い物ボタン32が押されたことを検出し、リモコン100Bの赤外線送信部が全部の買い物サイトの名称を表示させる指示を赤外線によりサイト名表示指示受付部17に送信する。サイト名表示指示受付部17は、全部の買い物サイトの名称を表示させる指示をリモコン100Bから受け付け、その指示をサイト名表示制御部8に出力する。サイト名表示制御部8は、全部の買い物サイトの名称を表示させる指示にしたがって、サイト情報保持部13から、保持された四つの買い物サイトの名称を取得する。そして、サイト名表示制御部8は、図4に示すように、取得した買い物サイトの名称の一覧308を表示装置300の画面300Aの番組表303の上に表示させる。図4は、図3の番組表303の上に買い物サイトの名称の一覧308が表示された状態の一例を示す図である。図1に戻る。
【0039】
サイト名選択部18は、表示装置300の画面300Aの番組表303の上に表示させた買い物サイトの名称の一覧308の中から一つのサイトの名称を選択して決定する。まずサイト名選択部18は、買い物サイトの名称の一覧308の中の一つのサイトの名称の選択をリモコン100Bの十字キー34の上下ボタンのユーザ操作により受け付ける。サイト名選択部18は、選択されたサイトの名称に応じて、どのサイトの名称が選択されているかという情報をサイト名表示制御部8に出力する。サイト名表示制御部8は、サイト名選択部18からのどのサイトの名称が選択されているかという情報にしたがって、一覧308において、選択されたサイトの名称を含む領域を、その他のサイトの名称を含む領域と区別して表示させる。たとえば図4では太い実線で囲んで表示している。
【0040】
ユーザが何も操作していない場合であっても、サイト名表示制御部8は、一覧308の最上部の領域に記載されているサイトの名称等の特定のサイトの名称が選択されているとし、選択しているとしたサイトの名称を含む領域を、選択されていないとしたサイトの名称を含む領域と区別して表示させる。図4では、選択されているサイトの名称を含む領域は、太い実線で囲まれている。すなわち、図4の一覧308では、「ラプラタ.co.jp」というサイトの名称が選択されており、サイト名表示制御部8は、そのサイトの名称を含む領域を太い実線で囲んで表示させている。なお、図4では、選択された番組の名称を含む領域は、太い破線で囲まれている。
【0041】
以下、上記内容を詳細に説明する。画面300Aに一覧308が表示されており、既にいずれかのサイトの名称が選択されている場合、ユーザがリモコン100Bの十字キー34の上ボタン又は下ボタンを押す。リモコン100Bの検出部は、ボタンが一回押下される毎に、上下のいずれのボタンが押下されたのかを検出し、リモコン100Bの赤外線送信部は、ボタンが押下された情報を赤外線により送信する。サイト名選択部18は、リモコン100Bからの押下情報を受信し、押下情報に基づいて、一覧308においてそれまでに選択されていたサイトの名称を含む領域から上下のいずれかに一つ移動した領域に記載されているサイトの名称が新たに選択されたサイトの名称であると判断する。そしてそれにより、サイト名選択部18は、一覧308の中から一つのサイトの名称の選択を受け付け、サイト名表示制御部8は、その新たに選択されたサイトの名称を含む領域をその他のサイトの名称を含む領域と区別して表示させる。
【0042】
具体的には、図4の一覧308が表示されており、太い実線で囲まれている「ラプラタ.co.jp」というサイトの名称が選択されている状況において、ユーザがリモコン100Bの十字キー34の下ボタンを2回押下したと仮定する。その場合、サイト名選択部18は、一覧308において、「ラプラタ.co.jp」というサイトの名称を含む領域の二つ下方に存在している「値段.com」というサイトの名称を選択した状態に移行する。そうすると、サイト名表示制御部8は、「値段.com」というサイトの名称が選択されていることを示すために、一覧308において、「値段.com」というサイトの名称を含む領域を太い実線で囲んでその他のサイトの名称を含む領域と区別して表示させる。
【0043】
そしてユーザは、一覧308において、現在、他のサイトの名称を含む領域と区別して表示されている領域に含まれるサイトの名称を最終的に選択する一つのサイトの名称として決めると、リモコン100Bの十字キー34の中央の決定ボタンを押下する。サイト名選択部18は、リモコン100Bからの決定ボタンが押下されたことを示す信号を受信し、一覧308の中から最終的に一つのサイトの名称の決定を受け付ける。
【0044】
生成部19は、取得目的情報生成規則にしたがって、サイト名選択部18によって最終的に決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報(URL)を生成する。なお、取得目的情報生成規則は、サイト情報取得部12によって取得される情報であって、生成部19は、サイト情報保持部13から取得目的情報生成規則を取得する。また、生成部19が有する取得目的情報を生成する機能は、後に図5を用いて、サイト情報取得部12がサイト情報提供装置200から取得する買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを説明する際に、併せて説明する。
【0045】
サイトアクセス部20は、生成部19によって生成された取得目的情報(URL)を用いて、サイト名選択部18によって決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報をインターネット500を介して取得し、取得した情報をウェブページ情報表示制御部9に出力する。ウェブページ情報表示制御部9は、生成部19によって生成された取得目的情報を用いてサイトアクセス部20によって取得された、サイト名選択部18によって決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報をサイトアクセス部20から受け取り、その情報を、画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aに表示させる。
【0046】
次に、リモコン100Bの構成を説明する。リモコン100Bは、上述したように、本体100Aが実行することができる処理に対するユーザの制御指示を受け付けてその指示を赤外線により本体100Aに送信し、その指示に対する処理を本体100Aに実行させる。リモコン100Bは、図1に示すように、テンキー31と、買い物ボタン32と、番組表ボタン33と、十字キー34とを有する。テンキー31は、ユーザが数字を入力するためのキーである。買い物ボタン32は、ユーザが、本体100Aが表示させることができる買い物サイトの名称を表示させる指示を入力するためのボタンである。番組表ボタン33は、ユーザが番組表を表示させる指示を入力するためのボタンである。十字キー34は、ユーザが番組及びサイトの名称を選択するためのキーである。十字キー34の中央には、決定ボタンが設けられている。リモコン100Bには、図1には表示されていないが、上述した検出部及び赤外線送信部が内蔵されている。検出部は、ユーザが買い物ボタン32、番組表ボタン33、及び十字キー34の押下を検出する。赤外線送信部は、検出部によって検出された押下されたボタンを示す信号を赤外線によって本体100Aに送信する。
【0047】
次に、本実施例の最重要部であるサイト情報取得部12が取得するサイト情報提供装置200によって保持されている一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを図5を用いて説明する。図5は、例として四つの買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則との一例を示す図である。図5は、html文書であって、その文書は、四つの買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを有している。
【0048】
具体的には、図5のhtml文書では、head部に、すなわち、<head>から</head>までに、四つのmetaタグが定義されている。各metaタグは、買い物サイトの名称と、そのサイトの含む所在情報とを表している。
【0049】
より具体的には、各metaタグにおいて、「shopping−site1=」に続く文字列が、買い物サイトの名称である。例えば最初のmetaタグでは、「shopping−site1=″ラプラタ.co.jp″」が記載されており、それは、買い物サイトの名称が「ラプラタ.co.jp」であることを示している。図5のhtml文書では、四つのmetaタグから明らかなように、買い物サイトの名称として、「ラプラタ.co.jp」と、「mahoo shopping」と、「値段.com」と、「bitter」との四つの買い物サイトの名称が定義されている。そのため、図4を用いて説明したように、サイト名表示制御部8は、それら四つの買い物サイトの名称の一覧308を表示装置300の画面300Aの番組表303の上に表示させる。ここに定義された数と同じ数の買い物サイトの名称が買い物サイトの名称の一覧308に表示される。
【0050】
図5のhtml文書は、取得目的情報生成規則が、各metaタグにおいて、「start=の直後の″″により挟まれている文字列」+「キーワードをencode=の直後の″″により挟まれている文字列により指定される文字コードに変換し、更にURLエンコードして得られる文字列」+「tail=の直後の″″により挟まれている文字列」により、四つの買い物サイトの中の一つにおける、キーワードに関連するウェブページの情報を取得するため取得目的情報を生成する規則であることを示している。キーワードは、図1の抽出部16によって抽出される。
【0051】
例えば、ユーザが「日本グルメの旅」という名称の番組を選択して抽出部16がその番組の名称である「日本グルメの旅」をキーワードとして抽出し、かつ、ユーザが「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトを選択した場合、図1の生成部19は、図5のhtml文書を解析し、次のようにして、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける、「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する。
【0052】
図5のhtml文書から明らかなように、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトのmetaタグは、
<meta encode="SJIS" shopping-site1="ラプラタ.co.jp"
start="http://www.laplata.co.jp/s/keywords=" tail="" />
である。
【0053】
「metaタグのstart=の直後の″″により挟まれている文字列」が
「start="http://www.laplata.co.jp/s/keywords="」
であるので、生成部19は、「start=の直後の″″により挟まれている文字列」として、metaタグから
「http://www.laplata.co.jp/s/keywords=」
を抽出する。
【0054】
次に、metaタグの「encode=の直後の″″により挟まれている文字列」が″SJIS″であるので、キーワードを変換する際の文字コードは「シフトJIS」である。そのため、生成部19は、抽出部16によってキーワードとして抽出された「日本グルメの旅」を「シフトJIS」の文字コードで表す。すなわち、生成部19は、キーワード「日本グルメの旅」を
「0x93,0xfa,0x96,0x7b,0x83,0x4f,0x83,0x8b,0x83,0x81,0x82,0xcc,0x97,0xb7」
に変換する。なお、「0x93,・・・,0xb7」は、C言語における16進数の表記方法を用いて記載している。更に、生成部19は、指定された文字コードにより得られた文字列をURLエンコードする。上記の例では「%93%fa%96%7b%83O%83%8b%83%81%82%cc%97%b7」という文字列を生成する。また、上述したように、指定される文字コードは、買い物サイト毎にmetaタグ内において定義されており、「mahoo shopping」という名称の買い物サイトについては、指定される文字コードは「EUC(Extended Unix Code;“Unix”は登録商標である。)」である。
【0055】
次に、生成部19は、metaタグの「tail=の直後の″″により挟まれている文字列」は存在していないことを認識する。
【0056】
最後に、生成部19は、取得目的情報生成規則にしたがって、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報として、
「http://www.laplata.co.jp/s/keywords= %93%fa%96%7b%83O%83%8b%83%81%82%cc%97%b7」
を生成する。なお、本実施の形態では、取得目的情報は、ユーザによって選択された買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページを検索結果を得るためのURLである。
【0057】
サイトアクセス部20は、生成部19によって生成された取得目的情報を用いて、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの情報を取得する。すなわち本実施の形態では、サイトアクセス部20は、生成部19によって生成された取得目的情報を用いて、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの検索結果を取得する。ウェブページ情報表示制御部9は、図6に示すように、サイトアクセス部20によって取得された情報を画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aに表示させる。図6は、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの検索結果の例を示す図である。
【0058】
図6のウェブページの情報の表示において、最上方に、買い物サイトの名称表示欄601が設けられており、買い物サイトの名称表示欄601に「ラプラタ.co.jp」が表示されている。買い物サイトの名称表示欄601の下方に、キーワード表示欄602が設けられており、キーワード表示欄602に「日本グルメの旅」が表示されている。また、図6のウェブページの情報の表示において、検索ボタン603が表示されている。検索ボタン603は、元々は買い物サイトの名称表示欄601において表示されている名称の買い物サイトにおいて、キーワード表示欄602において表示されているキーワードに関連するウェブページの情報を検索させるためのボタンであるが、今回はURLを指定することにより直接検索するので使用しない。
【0059】
また、図6のウェブページの情報の表示において、キーワード表示欄602及び検索ボタン603の下方に、検索件数表示欄604が設けられている。検索件数表示欄604には、生成部19によって生成された取得目的情報を用いて行った検索により得られた件数が表示されている。より具体的には、検索件数表示欄604には、全ての検索件数と、全ての検索件数のうちの現在表示されている件数とが表示されている。
【0060】
更に、検索件数表示欄604の下方に、検索結果表示欄605が設けられており、検索結果表示欄605には、生成部19によって生成された取得目的情報を用いて行った検索により得られた結果が表示されている。すなわち、検索結果表示欄605には、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの検索結果が表示されている。より具体的には、全ての検索結果のうちの現在表示されている件数に対応する検索結果が表示されている。図6では、検索結果表示欄605には三つの検索結果が表示されており、それらのうちの一番上の「横浜菓子店」が選択されている。選択されているので、「横浜菓子店」は太字で表示されている。ユーザは、リモコン100Bの十字キー34の上下キーを押すことにより、PCにより情報検索を行った場合と同様にして、所望の選択肢を選択することができる。なお、検索結果表示欄605の右端に、上下スクロールバー606が設けられている。上下スクロールバー606は、PCにより情報検索を行ったときに得られる検索結果が表示される際のバーと同様なバーであって、検索結果表示欄605に表示されている情報が全体のどの位置の情報であるのかを示す。図6では、上下スクロールバー606は、全部の検索結果のうちの先頭付近の検索結果が表示されていることを示している。
【0061】
買い物サイトの名称表示欄601において表示されている名称の買い物サイトにおいて、キーワード表示欄602において表示されているキーワードに関連するウェブページの情報を検索させるためには、通常の場合は、検索ボタン603を押下する必要がある。しかしながら、生成部19は、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページを検索するための取得目的情報を生成する。これにより、ユーザは文字列を入力することなく、かつ、検索ボタン603を押下することなく、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの検索結果を取得させることができる。言い換えると、生成部19が取得目的情報を生成したことにより、「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの検索結果を取得させる状況を、ユーザは文字列を入力することなく、かつ、検索ボタン603を押下することなく実現させることができる。
【0062】
上述したように、図1は、テレビ放送受信装置100が有する機能に着目した実施の形態1のテレビ放送システムの構成図である。テレビ放送受信装置100が有するハードウェアに着目すると、実施の形態1のテレビ放送システムの構成は、図7に示すように表現される。図7は、テレビ放送受信装置100が有するハードウェアに着目したときの、実施の形態1のテレビ放送システムの構成図である。
【0063】
ハードウェアに着目すると、テレビ放送受信装置100は、チューナ51と、デスクランブラ52と、デマルチプレクサ53と、デマルチプレクサ用RAM54と、ビデオデコーダ55と、オーディオデコーダ56と、グラフィックス57と、CPU58と、ROM59と、RAM60と、フラッシュメモリ61と、RTC62と、リモコンI/F63と、ethernetI/F64と、バス65とを有する。テレビ放送受信装置100のバス65以外の全てのハードウェアは、バス65に接続されている。
【0064】
図7と図1と比較すると、チューナ51は、UHFアンテナ700からデジタルのテレビ放送信号を受信して、図1の受信部1の機能を実現する。デスクランブラ52は、図1のデスクランブル部2の機能を実現する。デマルチプレクサ53は、図1の分離部3の機能を実現する。デマルチプレクサ用RAM54は、図1の放送データ保持部4の機能を実現する。ビデオデコーダ55は、図1の画像表示制御部5の機能を実現する。オーディオデコーダ56は、図1の音出力制御部6の機能を実現する。
【0065】
グラフィックス57は、図1の画像表示制御部5の機能の一部と、番組表表示制御部7、サイト名表示制御部8、及び、ウェブページ情報表示制御部9の機能とを実現する。CPU58は、フラッシュメモリ61に記憶されているプログラムを実行することにより、必要に応じて、図1のテレビ放送受信装置100内の各構成部の機能を実現させる。ROM59は、文字を表示する際に用いるフォント情報などを格納する。RAM60は、図1の番組情報保持部11及びサイト情報保持部13の機能を実現する。フラッシュメモリ61は、電源が切られてもそれまでに記憶した情報を記憶し続けるメモリであり、上記プログラムの他に、例えばユーザがどのチャンネルを選択してどの番組を視聴したのかを示す情報等を記憶する。
【0066】
RTC62は、図1には表示されていないハードウェアである。RTC62は、内部に水晶発信器を有している時計である。ただし、RTC62は、テレビ放送信号から時刻情報を取得する時計であってもよいし、インターネット500を介して時刻情報を取得する時計であってもよい。リモコンI/F63は、CPU58と協調して番組表表示指示受付部14、番組選択部15、サイト名表示指示受付部17、及び、サイト名選択部18の機能を実現する。ethernetI/F64は、CPU58と協調して番組情報取得部10、サイト情報取得部12、及び、サイトアクセス部20の機能を実現する。より具体的には、ethernetI/F64は、CPU58と協調してethernet800を介してインターネット500に接続し、TCP/IP又はHTTP等の通信プロトコルにしたがって、番組情報取得部10、サイト情報取得部12、及び、サイトアクセス部20の機能を実現する。
【0067】
次に、テレビ放送受信装置100の動作の流れを図8を用いて説明する。図8は、テレビ放送受信装置100の動作の各手順を示すフローチャートである。
【0068】
先ず、受信部1は、ユーザが視聴するテレビ番組のチャンネルの選択をユーザから受け付け、デジタルのテレビ放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号の中からユーザによって選択されたチャンネルの信号を抽出してデスクランブル部2に出力する(S1)。デスクランブル部2は、受信部1からのテレビ放送信号がスクランブル処理された信号である場合、デスクランブル処理を行って、デスクランブル処理したテレビ放送信号を分離部3に出力する。他方、受信部1が出力するテレビ放送信号がスクランブル処理されていない信号である場合、デスクランブル部2は、受信部1からのテレビ放送信号をそのままの状態で分離部3に出力する。分離部3は、デスクランブル部2からのデジタルのテレビ放送信号を、ビデオデータと、オーディオデータと、番組情報とに分割してそれらを別々に放送データ保持部4に蓄積する。
【0069】
画像表示制御部5は、分離部3からビデオデータを受け取って復号し、復号したビデオデータに対応する画像を表示装置300に表示させる(S2)。音出力制御部6は、分離部3からのオーディオデータを受け取って復号し、復号したオーディオデータに対応する音をスピーカ400の外部に出力させる(S2)。
【0070】
サイト情報取得部12は、インターネット500を介してサイト情報提供装置200にアクセスし、サイト情報提供装置200から、登録されている一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを取得する(S3)。サイト情報保持部13は、サイト情報取得部12によって取得された登録されている一つ以上の買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とを保持する。
【0071】
番組表表示指示受付部14は、番組表を表示させる指示を受け付ける。番組表表示制御部7は、番組表表示指示受付部14からの番組表を表示させる指示にしたがって、放送データ保持部4、又は番組情報保持部11から番組情報を取得し、この取得した番組情報に基づいて番組表を生成する。そして、図2に示すように、生成した番組表を画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aに表示させる(S4)。番組選択部15は、表示装置300の画面300Aに表示された番組表303の中から一つの番組の選択と決定を受け付ける(S5)。抽出部16は、放送データ保持部4又は番組情報保持部11によって保持されている番組情報の中から、番組選択部15によって最終的に選択され決定された番組に関連するキーワードを抽出する(S6)。
【0072】
サイト名表示指示受付部17は、全部の買い物サイトの名称を表示させる指示を受け付け、サイト名表示制御部8は、全部の買い物サイトの名称を表示させる指示にしたがって、サイト情報保持部13から登録されている一つ以上の買い物サイトの名称を取得する。そして、サイト名表示制御部8は、図4に示すように、取得した登録されている買い物サイトの名称の一覧308を画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aの番組表303の上に表示させる(S7)。サイト名選択部18は、画面300Aに表示させた登録されている一つ以上の買い物サイトの名称の一覧308の中から一つのサイトの名称の選択と決定を受け付ける(S8)。
【0073】
生成部19は、本実施例の最重要部であり、サイト情報取得部12によって取得された取得目的情報生成規則にしたがって、サイト名選択部18によって最終的に決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報(URL)を生成する(S9)。サイトアクセス部20は、生成部19によって生成された取得目的情報(URL)を用いて、サイト名選択部18によって最終的に決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報をインターネット500を介して取得する(S10)。ウェブページ情報表示制御部9は、取得目的情報(URL)を用いて取得された、サイト名選択部18によって最終的に決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aに表示させる(S11)。
【0074】
上述したように、テレビ放送受信装置100は、番組表を表示させ、番組表の中から一つの番組を選択して決定し、選択し決定された番組に関連するキーワードを番組表から抽出する。そして、テレビ放送受信装置100は、ユーザからの買い物サイトの表示の指示を受けて登録されている一つ以上の買い物サイトの名称を表示させ、その中から一つの買い物サイトの名称を選択し決定する。そして、テレビ放送受信装置100は、選択し決定された番組に関連して抽出したキーワードと、選択し決定された名称の買い物サイトにおける、抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報(URL)を生成する。このように、テレビ放送受信装置100は、たとえ同じ買い物サイトに対してクエリ文字列の構成が時間とともに変わっても、図5のサイト情報提供装置の定義さえ変更すれば一意のサイトにアクセスすることができる。また図5の定義を追加削除することで買い物サイトの名称の一覧308で表示させる買い物サイトの名称の数を変更できる。更にユーザに文字を入力させることなくユーザが視聴している番組に関連するキーワードに関連するウェブページの情報をユーザによって選択された買い物サイトから取得するための取得目的情報を生成することができる。つまり、テレビ放送受信装置100は、番組情報を元にインターネットを用いて検索を行う際、ユーザの利便性を従来より高めることを実現している。
【0075】
なお、上述した実施の形態1では、図1によりテレビ放送受信装置100の機能的な構成を表現し、図7によりテレビ放送受信装置100のハードウェアの構成を表現した。しかしながら、テレビ放送受信装置100及びサイト情報提供装置200の各構成部の機能は、例えばコンピュータのCPU(プロセッサ)及びメモリ等のハードウェアと、その機能を実現するためのコンピュータプログラムとが協働することによって実現されてもよい。又は、上記各機能は、専用の回路により実現されてもよく、どのような形態により実現されてもよい。また、本実施の形態のテレビ放送受信装置100及びサイト情報提供装置200の全部の構成部の1個又は複数個の機能を実現するためのコンピュータプログラムは、記録媒体に格納されてもよい。
【0076】
また、図5を用いて説明したように、登録されている買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とは、html文書に含まれると限定されない。登録されている買い物サイトの名称及び所在情報と、取得目的情報生成規則とは、xml文書等の他の形態であってもよい。
【0077】
また、実施の形態1では、買い物サイトとして四つの買い物サイトを具体的に挙げて説明したが、買い物サイトの数はどのような数であってもよい。また、実施の形態1では、買い物サイトの名称を表示装置300の画面300Aに表示させる際、リモコン100Bの買い物ボタンを用いる例を説明したが、その他の手段が用いられてもよい。例えば、GUIを画面300Aに表示させ、GUIを操作して買い物サイトの名称を表示装置300の画面300Aに表示させる手段が用いられてもよい。
【0078】
また、生成部19が取得目的情報を生成するために用いられる取得目的情報生成規則は、上述した規則に限定されない。例えば、買い物サイトとキーワードの配置が置き換えられる規則であってもよいし、文字列の一部を暗号化させる規則であってもよい。要するに、取得目的情報生成規則は、ユーザによって選択されたサイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報が生成するための規則であればよい。
【0079】
更に、取得目的情報としてURLを使用する例を説明してきたが、これに限らず、URLとUser Agentとを組み合わせた情報など、他の情報を用いても良い。
【0080】
また、抽出部16が抽出するキーワードは、番組の名称に限定されない。キーワードは、番組の出演者や、番組の撮影が行われた土地の名称等であってもよい。更に、買い物サイトは、別の種類のウェブサイトに置き換えられてもよい。例えば、買い物サイトは、出演者のホームページ等に置き換えられてもよい。
【0081】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2のテレビ放送システムの構成を図9を用いて説明する。図9は、実施の形態2のテレビ放送システムの構成図である。
【0082】
図9に示すように、実施の形態2のテレビ放送システムの構成は、実施の形態1のテレビ放送システムの構成とほぼ同様である。しかしながら、以下の点において、実施の形態2のテレビ放送システムは、実施の形態1のテレビ放送システムと異なる。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を主に説明する。
【0083】
図9に示すように、実施の形態2のテレビ放送システムは、テレビ放送受信装置101と、取得目的情報生成装置201とを有する。実施の形態2のテレビ放送受信装置101は、実施の形態1のテレビ放送受信装置100が有している大部分の構成部を有しているが、生成部19を有していない。その代わりに、取得目的情報生成装置201が、生成部19と同様の機能を有する生成部83を有している。また、取得目的情報生成装置201は、実施の形態1のサイト情報提供装置200が保持している情報と同様の情報を保持部82により保持している。しかしながら、保持部82が保持している情報の構成は、実施の形態1のサイト情報提供装置200が保持している情報の構成と異なる。また、取得目的情報生成装置201は、通信部81を有している。
【0084】
取得目的情報生成装置201の保持部82は、四つの買い物サイトの名称及び所在情報と、それら登録されている一つ以上の買い物サイトの中の一つにおける、与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを保持している。保持部82は、登録されている買い物サイトの名称と、それらの所在情報と、取得目的情報生成規則とを一つの文書ではなく、別個に保持している。図10は、保持部82が、登録されている買い物サイトの名称と、取得目的情報生成規則とを別個に保持していることを示す図である。具体的には、図10は、保持部82が、登録されている一つ以上の買い物サイトの名称を特定するshoppingsite.htmlの文書ファイルと、取得目的情報生成規則を定義しているURLtransfer.htmlの文書ファイルとを別個に保持していることを示す図である。
【0085】
保持部82が保持している登録されている買い物サイトの名称を図11を用いて説明する。図11は、保持部82が保持している四つの買い物サイトの名称を特定するshoppingsite.htmlの文書ファイルの内容を示す図である。図11と図5とを比較すると明らかなように、shoppingsite.htmlの文書ファイルは、図5の各metaタグから「shopping−site1」により定義された文字列だけを含んでいる。
【0086】
実施の形態2のテレビ放送受信装置101のサイト情報取得部12は、登録されている一つ以上の買い物サイトの名称を取得する目的でインターネット500を介して取得目的情報生成装置201にアクセスする。その際、取得目的情報生成装置201の通信部81は、保持部82によって保持されている図11のshoppingsite.htmlの文書ファイルをインターネット500を介してサイト情報取得部12に送信する。サイト情報取得部12は、取得目的情報生成装置201の通信部81からの図11のshoppingsite.htmlの文書ファイルを受信し、その文書ファイルに四つの買い物サイトの名称が存在していることを解析し、それら四つの買い物サイトの名称をサイト情報保持部13に格納する。サイト名表示指示受付部17は、サイト情報保持部13に格納された四つの買い物サイトの名称を画像表示制御部5を介して表示装置300の画面300Aに表示させる。
【0087】
実施の形態1と同様にして、抽出部16がキーワードを抽出し、サイト名選択部18が一つの買い物サイトの名称を受け付ける。そうすると、サイトアクセス部20は、インターネット500を介して、取得目的情報生成装置201の保持部82が保持しているURLtransfer.htmlの文書ファイルにアクセスする。URLtransfer.htmlの文書ファイルは、上述したように、取得目的情報生成規則を定義しているファイルである。
【0088】
その際、サイトアクセス部20は、取得目的情報生成装置201に取得目的情報を生成させるために、サイト名選択部18によって選択し決定された一つの買い物サイトの名称と、抽出部16によって抽出されたキーワードとをアクセス情報に付加して取得目的情報生成装置201の保持部82が保持しているURLtransfer.htmlの文書ファイルにアクセスする。具体的には、サイトアクセス部20は、URLtransfer.htmlの文書ファイルのURLのクエリーストリングに、買い物サイトの名称と抽出されたキーワードとを引数として設定する。
【0089】
より具体的には、URLtransfer.htmlの文書ファイルのURLが
「http://www.URLServer.co.jp/URLtransfer.html」であると仮定すると、サイトアクセス部20は、よりわかりやすくするためにあえてURLtransfer.htmlの文書ファイルのURLをURLエンコードする前の状態で記載したとき、そのURLが例えば
「http://www.URLServer.co.jp/URLtransfer.html?site=ラプラタ.co.jp&program=日本グルメの旅」となるように、URLtransfer.htmlの文書ファイルのURLのクエリーストリングに、買い物サイトの名称と抽出されたキーワードとを引数として設定する。上記の例では、サイトアクセス部20は、第1のqueryであるsite=に買い物サイトの名称である「ラプラタ.co.jp」を設定し、第2のqueryであるprogram=キーワードである番組の名称「日本グルメの旅」を設定する。
【0090】
サイトアクセス部20は、最終的には、
「http://www.URLServer.co.jp/URLtransfer.html?site=ラプラタ.co.jp&program=日本グルメの旅」をURLエンコードして、URLtransfer.htmlの文書ファイルのURLのクエリーストリングに、買い物サイトの名称と抽出されたキーワードとを引数として設定したURLを生成する。すなわち、サイトアクセス部20は、最終的には、
「http://www.URLServer.co.jp/URLtransfer.html?site=%3d%83%89%83v%83%89%83%5e.co.jp&program=%93%fa%96%7b%83O%83%8b%83%81%82%cc%97%b7」
というURLを生成する。そして、サイトアクセス部20は、生成したURLを用いて、取得目的情報生成装置201の保持部82が保持しているURLtransfer.htmlの文書ファイルにアクセスする。
【0091】
本実施例の要部である取得目的情報生成装置201では、通信部81が、サイトアクセス部20によってアクセスされたURLの中のquery文字列を生成部83に出力する。生成部83は、そのURLを解析して第1のqueryと第2のqueryとを抽出し、保持部82によって保持されている取得目的情報生成規則にしたがって、実施の形態2のテレビ放送受信装置101のサイト名選択部18によって受け付けられた名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する。そして、通信部81が、生成部83によって生成された取得目的情報(URL)に移行するようなhtml文書としてインターネット500を介してテレビ放送受信装置101に送信する。テレビ放送受信装置101のサイトアクセス部20は、取得目的情報生成装置201からの取得目的情報を受信し、その取得目的情報を用いて、実施の形態1と同様に、サイト名選択部18によって選択し決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得する。
【0092】
以下に、生成部83が取得目的情報を生成する際の動作を図12を用いて説明する。図12は、実施の形態2の取得目的情報生成装置201の生成部83が取得目的情報を生成する際の動作の各手順を示す第1のフローチャートである。
【0093】
先ず、生成部83は、実施の形態2のテレビ放送受信装置101が取得目的情報生成装置201にアクセスした際に用いたURLの中のquery文字列をURLデコードする(S21)。すなわち、生成部83は、
「site=%3d%83%89%83v%83%89%83%5e.co.jp&program=%93%fa%96%7b%83O%83%8b%83%81%82%cc%97%b7」をURLデコードする(S21)。
【0094】
次に、生成部83は、Site=で始まる第1のquery文字列の要素と、program=で始まる第2のqueryの文字列の要素とを抽出する(S22)。すなわち、生成部83は、第1のquery文字列の要素として買い物サイトの名称である「ラプラタ.co.jp」を抽出するとともに、第2のquery文字列の要素としてキーワードである番組の名称である「日本グルメの旅」を抽出する(S22)。
【0095】
次に、生成部83は、保持部82によって保持されている取得目的情報生成規則にしたがって、サイト名選択部18によって選択し決定された名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報(URL)を生成する(S23)。生成部83は、実施の形態1の生成部19が行ったアルゴリズムを用いて取得目的情報を生成してもよいし、その他のアルゴリズムを用いて取得目的情報を生成してもよい。生成部83はこのアルゴリズムを実行する手段として自由度が高いCGIプログラムやサーブレットを用いて取得目的情報を生成してもよい。
【0096】
生成部83が実施の形態1の生成部19が行ったアルゴリズムを用いて取得目的情報を生成する場合の取得目的情報を生成する際の動作を図13を用いて説明する。図13は、実施の形態2の取得目的情報生成装置201の生成部83が取得目的情報を生成する際の動作の各手順を示す第2のフローチャートである。
【0097】
先ず、生成部83は、買い物サイトの名称が「ラプラタ.co.jp」であるか否かを判断し(S31)、買い物サイトの名称が「ラプラタ.co.jp」であると判断した場合(S31でYes)、
<「http://www.laplata.co.jp/s/keywords=」+番組名>をSJISに変換して、更にURLエンコードした文字列を取得目的情報として生成する(S32)。
【0098】
生成部83は、ステップS31において、買い物サイトの名称が「ラプラタ.co.jp」ではないと判断した場合(S31でNo)、買い物サイトの名称が「mahoo shopping」であるか否かを判断し(S33)、買い物サイトの名称が「mahoo shopping」であると判断した場合(S33でYes)、
<「http://www.shopping.co.jp/search?P=」+番組名>をEUCに変換して、更にURLエンコードした文字列を取得目的情報として生成する(S34)。
【0099】
生成部83は、ステップS33おいて、買い物サイトの名称が「mahoo shopping」ではないと判断した場合(S33No)、買い物サイトの名称が「値段.com」であるか否かを判断し(S35)、買い物サイトの名称が「値段.com」であると判断した場合(S35でYes)、
<「http://nedan.com/tv/search/kw=」の文字列>をURLエンコードし取得目的情報として生成する(S36)。
【0100】
生成部83は、ステップS35おいて、買い物サイトの名称が「値段.com」ではないと判断した場合(S35でNo)、買い物サイトの名称が「bitter」であるか否かを判断し(S37)、買い物サイトの名称が「bitter」であると判断した場合(S37でYes)、
<「http://www.bitter.co.jp/dap/sv/list1?keyword=」>の文字列をURLエンコードし取得目的情報として生成する(S38)。
【0101】
生成部83は、ステップS37おいて、買い物サイトの名称が「bitter」ではないと判断した場合(S37で5No)、買い物サイトの名称が不明であることを示す取得目的情報を生成する(S39)。図12に戻る。
【0102】
図12のステップS23の次のステップS24において、生成部83は、ステップS23において生成した取得目的情報(URL)へ移行するようなhtml文書を生成する。具体的にはhtml文書のhead要素の中に、下記の式(1)
<meta http-equiv="Refresh" content="0;URL=取得目的情報(URL)">・・・(1)
を記述し、式(1)が含まれていて式(1)の文字列がリンクされたhtml文書を生成する(S24)。
【0103】
最後に、通信部81は、式(1)が含まれたhtml文書を、すなわち取得目的情報が含まれているhtml文書を、インターネット500を介してテレビ放送受信装置101に送信する。テレビ放送受信装置101のサイトアクセス部20は、取得目的情報生成装置201からの取得目的情報へ移行する情報が含まれているhtml文書を受信し、そのhtml文書を解釈実行して、実施の形態1と同様に、サイト名選択部18によって受け付けられた名称の買い物サイトにおける、抽出部16によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得する。すなわちサイトアクセス部20は通常のhtmlブラウザとして動作する。これにより、サイトアクセス部20は、図6に示す「ラプラタ.co.jp」という名称の買い物サイトにおける「日本グルメの旅」というキーワードに関連するウェブページの情報を取得する。
【0104】
上述したように実施の形態2では、テレビ放送受信装置101ではなく取得目的情報生成装置201が、取得目的情報を生成する。実施の形態2においては、実施の形態1よりも更に自由度が高いアルゴリズムで取得目的情報を生成することができ、かつ、取得目的情報生成装置201の生成部83のみを変更することで生成のアルゴリズムを変更することが可能となる。また、ユーザに文字を入力させることなくユーザが視聴している番組に関連するキーワードに関連するウェブページの情報をユーザによって選択された買い物サイトから取得するための取得目的情報を生成させることができる。
【0105】
なお、上述した実施の形態2においても、テレビ放送受信装置101及び取得目的情報生成装置201の各構成部の機能は、例えばコンピュータのCPU(プロセッサ)及びメモリ等のハードウェアと、その機能を実現するためのコンピュータプログラムとが協働することによって実現されてもよい。又は、上記各機能は、専用の回路により実現されてもよく、どのような形態により実現されてもよい。また、本実施の形態のテレビ放送受信装置101及び取得目的情報生成装置201の全部の構成部の1個又は複数個の機能を実現するためのコンピュータプログラムは、記録媒体に格納されてもよい。
【0106】
また、取得目的情報を用いることによって取得される情報がユーザによって選択された買い物サイトにおける、ユーザが視聴している番組に関連するキーワードに関連するウェブページの検索結果である場合、取得目的情報は、検索結果取得目的情報といえる。
【0107】
(実施の形態3)
次に、実施の形態3のテレビ放送システムの構成を図14を用いて説明する。図14は、実施の形態3のテレビ放送システムの構成図である。
【0108】
図14に示すように、実施の形態3のテレビ放送システムの構成は、実施の形態1のテレビ放送システムの構成とほぼ同様である。しかしながら、以下の点において、実施の形態3のテレビ放送システムは、実施の形態1のテレビ放送システムと異なる。実施の形態3では、実施の形態1との相違点を主に説明する。
【0109】
図14に示すように、実施の形態3のテレビ放送システムは、テレビ放送受信装置102と、サイト情報提供装置200とを有する。実施の形態3のテレビ放送受信装置102は、実施の形態1のテレビ放送受信装置100が有している全ての構成部を有するとともに、テレビ放送受信装置102の個体識別情報としての固有のクエリ文字列を保持する識別情報保持部91をも有している。また、図14には、銀行サイト900が表示されている。
【0110】
実施の形態1では、生成部19は、取得目的情報を生成する際、サイト名選択部18によって選択し決定された一つの買い物サイトの名称と、抽出部16によって抽出されたキーワードとを用いて取得目的情報を生成する。それに対して実施の形態3では、生成部19は、識別情報保持部91によって保持されている固有のクエリ文字列をも用いて取得目的情報を生成する。そして、この生成した取得目的情報を用いて買い物サイトにアクセスする。なお、上記の「固有」とは、テレビ放送受信機一台一台毎に「固有」であっても良いし、機種毎に「固有」であっても良い。
【0111】
取得目的情報を生成するための情報が、図15に示すように、図5に相等するhtml文書である場合を想定する。図15は、図5に相等する取得目的情報を生成するための情報を含むhtml文書の一例を示す図である。図15のhtml文書では、最初のmetaタグで定義されている「ラプラタ.co.jp」という買い物サイトの名称の最後に「affiliate="&afid=abcd1234"」という文字列が追加されている。
【0112】
生成部19は、図15のhtml文書「affiliate=ではじまる文字列」が存在する場合、実施の形態1を用いて説明した取得目的情報の後に「metaタグのaffiliate=の直後の文字列」を追加し、
「metaタグのstart=の後の文字列」+「選択した番組名(日本グルメの旅)をencode=の後の文字列で指定される所定の文字コードに変換してからURLエンコードしたもの」+「metaタグのtail=の後の文字列」+「metaタグのaffiliate=の後の文字列」
を、新たな取得目的情報(URL)として生成する。
【0113】
図15のhtml文書では、「metaタグのaffiliate=の直後の文字列」
は、「&afid=abcd1234」である。したがって、生成部19は、それを最後に追加して取得目的情報としてのURLを生成する。
【0114】
実施の形態3のテレビ放送受信装置102のサイトアクセス部20は、生成部19によって生成されたURLを用いて買い物サイト600にアクセスする。買い物サイト600はアクセスされたとき、クエリ文字列に「&afid=」という文字列が含まれている場合、そのアクセスは特定のテレビ放送受信装置102からのアクセスであることを認識し、「&afid=」の直後の「abcd1234」という文字列によりアクセス元を特定する。
【0115】
買い物サイト600は、その後にユーザがテレビ放送受信装置102のサイトアクセス部20を介して買い物サイト600において買い物を行うと、買い物に対応する対価を認識する。買い物サイト600は、各アクセス元に対応した銀行口座のテーブルを持っている。そこで、買い物サイト600は、買い物に対する対価の所定の割合の金額、例えば対価の3%の金額を、買い物サイト600が紹介されたことに対する対価として、銀行サイト900の「abcd1234」にリンクした銀行口座にインターネット500を介して送金する。すなわち、買い物サイト600は、買い物に対する対価の所定の割合の金額を、銀行サイト900のテレビ放送受信装置102のユーザの銀行口座にインターネット500を介して送金する。
【0116】
なお、実施の形態3では、サイトアクセス部20は、個体識別情報としてのクエリ文字列によりアクセス元を特定する情報を買い物サイト600に送信するが、サイトアクセス部20は、アクセス元を特定する情報を、すなわちテレビ放送受信装置102の個体識別情報をクエリ文字列以外の手段、たとえばUser Agentにより買い物サイト600に送信してもよい。
【0117】
また、実施の形態2のシステムにおいても、テレビ放送受信装置101のサイトアクセス部20は、テレビ放送受信装置101の個体識別情報を、すなわちアクセス元を特定する情報を買い物サイト600に送信してもよい。また、実施の形態2のシステムにおいても、買い物サイト600は、買い物に対する対価の所定の割合の金額を、銀行サイト900のテレビ放送受信装置101のユーザの銀行口座にインターネット500を介して送金してもよい。
【0118】
また、アクセス元の情報として、上記の例ではクエリ文字列をURLに挿入した情報を用いる例を説明したが、これに限らず、URLとUser Agentとを組み合わせた情報を用いても良いし、他の情報を用いても良い。
【0119】
更に、上記情報をアクセス先に送信する手段としては、イーサネット(登録商標)や携帯電話回線など他の通信手段を使用しても良い。
【符号の説明】
【0120】
100 テレビ放送受信装置、 200 サイト情報提供装置、 300 表示装置、 400 スピーカ、 500 インターネット、 600 買い物サイト、 700 アンテナ、 100A 本体、 100B リモコン、 1 受信部、 2 デスクランブル部、 3 分離部、 4 放送データ保持部、 5 画像表示制御部、 6 音出力制御部、 7 番組表表示制御部、 8 サイト名表示制御部、 9 ウェブページ情報表示制御部、 10 番組情報取得部、 11 番組情報保持部、 12 サイト情報取得部、13 サイト情報保持部、 14 番組表表示指示受付部、 15 番組選択部、16 抽出部、 17 サイト名表示指示受付部、 18 サイト名選択部、 19 生成部、20 サイトアクセス部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビ放送信号を受信する受信部と、
前記受信部によって受信されたテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させる画像表示制御部と、
前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得する番組情報取得部と、
前記番組情報取得部によって取得された番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させる番組表表示制御部と、
前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を外部操作に基づいて選択する番組選択部と、
前記番組情報取得部によって取得された番組情報の中から前記番組選択部によって選択された番組に関連するキーワードを抽出する抽出部と、
一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける前記抽出部によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを取得するサイト情報取得部と、
前記サイト情報取得部によって取得された一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させるサイト名表示制御部と、
前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択するサイト名選択部と、
前記サイト情報取得部によって取得された取得目的情報生成規則にしたがって、前記サイト情報取得部によって取得された所在情報を利用して、前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトにおける、前記抽出部によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する生成部と
を備えるテレビ放送受信装置。
【請求項2】
テレビ放送信号を受信するステップと、
受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させるステップと、
前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得するステップと、
取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させるステップと、
前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を指示に基づいて選択するステップと、
取得した番組情報の中から選択した番組に関連するキーワードを抽出するステップと、
一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを取得するステップと、
取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させるステップと、
前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を指示に基づいて選択するステップと、
取得した取得目的情報生成規則にしたがって、取得した所在情報を利用して、選択した名称のウェブサイトにおける、抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するステップと
を含む取得目的情報生成方法。
【請求項3】
テレビ放送信号を受信する機能と、
受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させる機能と、
前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得する機能と、
取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させる機能と、
前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を指示に基づいて選択する機能と、
取得した番組情報の中から選択した番組に関連するキーワードを抽出する機能と、
一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを取得する機能と、
取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させる機能と、
前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を指示に基づいて選択する機能と、
取得した取得目的情報生成規則にしたがって、取得した所在情報を利用して、選択した名称のウェブサイトにおける、抽出したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
【請求項4】
テレビ放送信号を受信する放送信号受信部と、
前記放送信号受信部によって受信されたテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させる画像表示制御部と、
前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得する番組情報取得部と、
前記番組情報取得部によって取得された番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させる番組表表示制御部と、
前記表示装置によって表示された番組表の中から一つの番組を外部操作に基づいて選択する番組選択部と、
前記番組情報取得部によって取得された番組情報の中から前記番組選択部によって選択された番組に関連するキーワードを抽出する抽出部と、
一つ又は複数のウェブサイトの名称を外部から取得するサイト情報取得部と、
前記サイト情報取得部によって取得された一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させるサイト名表示制御部と、
前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択するサイト名選択部と、
前記サイト名選択部によって選択されたウェブサイトの名称と前記抽出部によって抽出されたキーワードとを外部に送信する送信部と、
外部から、前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトにおける、前記抽出部によって抽出されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を受信するアクセス情報受信部と
を備えるテレビ放送受信装置。
【請求項5】
更に、
本装置の固有識別情報を保持する識別情報保持部と、
前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトにアクセスするサイトアクセス部とを備え、
前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトは、買い物を実現するためのウェブサイトであって、
前記サイトアクセス部は、前記サイト名選択部によって選択された名称のウェブサイトにアクセスする場合、前記識別情報保持部によって保持されている固有識別情報を、前記買い物を実現するためのウェブサイトに送信する
請求項1又は4に記載のテレビ放送受信装置。
【請求項6】
一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報と、それら一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則とを保持する保持部と、
前記保持部によって保持されている一つ又は複数のウェブサイトの名称をテレビ放送受信装置に送信するサイト情報送信部と、
ウェブサイトの名称とキーワードとを前記テレビ放送受信装置から受信する受信部と、
前記保持部によって保持されている取得目的情報生成規則にしたがって、前記受信部によって受信された名称のウェブサイトにおける、前記受信部によって受信されたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された取得目的情報を前記テレビ放送受信装置に送信するアクセス情報送信部と
を備える取得目的情報生成装置。
【請求項7】
テレビ放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させるテレビ放送受信装置と、
一つ又は複数のウェブサイトの名称及び所在情報を保持する取得目的情報生成装置とを備え、
前記テレビ放送受信装置は、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得して、その取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を外部操作に基づいて選択し、取得した番組情報の中から、外部操作に基づいて選択した番組に関連するキーワードを抽出し、一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記取得目的情報生成装置から取得し、取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択し、この選択したウェブサイトの名称と抽出したキーワードとを前記取得目的情報生成装置に送信し、
前記取得目的情報生成装置は、前記一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける、与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則をも保持しており、ウェブサイトの名称とキーワードとを前記テレビ放送受信装置から受信し、前記取得目的情報生成規則にしたがって、受信した名称のウェブサイトにおける、受信したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成し、生成した取得目的情報を前記テレビ放送受信装置に送信し、
前記テレビ放送受信装置は、前記取得目的情報生成装置から、生成された取得目的情報を受信する
テレビ放送システム。
【請求項8】
更に、前記テレビ放送受信装置が受け付けた名称のウェブサイトとして買い物を実現するためのウェブサイトを備え、
前記テレビ放送受信装置は、更に、前記テレビ放送受信装置の固有識別情報を保持する識別情報保持部と、受け付けられた名称のウェブサイトである前記買い物を実現するためのウェブサイトにアクセスする機能とを有し、前記買い物を実現するためのウェブサイトにアクセスする場合、前記識別情報保持部によって保持されている固有識別情報を、前記買い物を実現するためのウェブサイトに送信し、
前記実現するためのウェブサイトは、前記テレビ放送受信装置のユーザによって買い物が実行されたことを固有識別情報によって検出した場合、買い物の対価の一部を、銀行機能を有するウェブサイトの前記テレビ放送受信装置のユーザに対応する口座に送金する
請求項7に記載のテレビ放送システム。
【請求項9】
テレビ放送受信装置が、テレビ放送信号を受信し、受信したテレビ放送信号に含まれる番組の画像データを復号して表示装置に画像を表示させ、前記テレビ放送信号に含まれて放送される番組の放送開始時刻と番組名とを少なくとも含む番組情報を取得して、その取得した番組情報に基づいて番組表を生成し、この生成した番組表を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された番組表の中の一つの番組を外部操作に基づいて選択し、取得した番組情報の中から、外部操作に基づいて選択した番組に関連するキーワードを抽出し、一つ又は複数のウェブサイトの名称を取得目的情報生成装置から取得し、取得した一つ又は複数のウェブサイトの名称を前記表示装置に表示させ、前記表示装置によって表示された一つ又は複数のウェブサイトの名称の中の一つのウェブサイトの名称を外部操作に基づいて選択し、この選択したウェブサイトの名称と抽出したキーワードとを前記取得目的情報生成装置に送信し、
前記取得目的情報生成装置が、ウェブサイトの名称とキーワードとを前記テレビ放送受信装置から受信し、前記一つ又は複数のウェブサイトの中の一つにおける与えられたキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成するための取得目的情報生成規則にしたがって、受信した名称のウェブサイトにおける、受信したキーワードに関連するウェブページの情報を取得するための取得目的情報を生成し、生成した取得目的情報を前記テレビ放送受信装置に送信し、
前記テレビ放送受信装置が、前記取得目的情報生成装置から、生成された取得目的情報を受信する
取得目的情報生成方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate


【公開番号】特開2011−228830(P2011−228830A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−94709(P2010−94709)
【出願日】平成22年4月16日(2010.4.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ETHERNET
【出願人】(308036402)株式会社JVCケンウッド (1,152)
【Fターム(参考)】