説明

ディジタル圧縮と情報制御装置

【課題】 ディジタル圧縮に依り、より多くの情報を小型化できかつ安全性を高める事が出来る。
【解決手段】 本発明では、磁気ディスク22a、22bと磁気テープ記憶装置17等の磁気のアナログ効果を利用して、ディジタル圧縮して、情報転送装置25等(例えば電話交換機)を用い年々増加する、より多く情報を一括管理し、更に年々巧妙な手口で不法侵入し、情報の読み出し即ち盗みや書込みのイタズラに対処する為の情報安全装置28を設け、情報の安全性を高めた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は従来のディジタルをアナログ―ディジタル合成信号にする事により変則電圧パルスの電圧の差異にて0,1,2,3,4,5,6,7,8迄の数字を表現し、1つのパルスで1から8迄を表現する事と、これを用いて多岐にわたる各種情報を一括管理するディジタル圧縮情報制御装置に関するものと情報安全ディジタル圧縮情報制御装置に関するものである。
【0002】
前記のディジタル圧縮の為のアナログ要素の小さいものに対して、0をグランドし1,2,3,4迄を1ビットとして表現し、更に2ビット目で5,6,7,8迄の4種づつのアナログ−ディジタル合成信号にする事に依りアナログ効果の小さいものに対して有効に記憶又は通信に利用できるものに関する。
【背景技術】
【0003】
従来の磁気ディスク、磁気テープ記憶装置はディジタル圧縮の方式が異なっていた、又複数の磁気ヘッドを備えていなかった、そして磁気ヘッド先端を丸く尖らせた為、磁気ディスク、磁気テープの磁場が丸く円の中心と周辺では磁場の磁力が変化していた為、磁気ヘッドのトレースが容易でなかった。
【0004】
従来の情報の入出力は、例えば1台として構成される電子計算機にて周辺外部などの記憶装置より、電子計算機の内部記憶部に一度転送し、情報を整理などの処理、又は演算し、単に外部の情報処理装置、即ちパソコン等の他ディスプレイ装置等の各種端末機器装置に記録などの情報を転送していた、そして従来の情報制御装置等ではディジタル圧縮を行っていなかった。
【0005】
従来の各種の情報処理装置、例えばパソコンなどで情報の読出し、書込みに際して従来の情報安全制御装置では、ディジタル圧縮を行っていなかった。
【特許文献1】特願2002−179814
【特許文献2】特願平8−223275
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み情報記憶装置では磁気ディスク記憶装置1台又は複数台にして記憶容量を増やす為、磁気ディスク記憶装置では、ディスク直径を大きくしたり磁気ヘッドの先端を鋭くしたりして、記憶容量を大きくする工夫をしていた、又磁気テープ記憶装置などはテープを長くしたりした、そして磁気ヘッド磁芯の先端を鋭くしたりしていた、そして磁力を小さくして、磁性体、磁気面の磁場の面積を小さくしていた、その為2次元的要素でデジタル圧縮して記憶容量の増大を計ったものを提供する事を目的とする。
【0007】
従来の情報管理などでは、磁気ディスク1台又は複数台で記憶転送装置1台又は複数台、題名登録記憶装置1台又は複数台などで構成し、情報の読出し、書込みを行い、情報の一括管理を行っていた、しかしながらデジタル圧縮の記憶容量の増大と磁気アーム等の複数化を計り、複数の同時の読出し、書込みが行えるものを提供する事を目的とする。
【0008】
また、年々増大する各種情報、音、画像、文字など即ちデータ等多岐にわたる情報、データ容量を大きくするため、磁気テープを長くしたり、磁気ディスクの直径を大きくしたり、磁気ヘッドの先端を鋭く尖がらせ、磁気テープの磁場の面積を小さくしたりしていた、2次元的要素でデジタル圧縮を行うことで情報記憶容量の増大したものを提供する事を目的とする。
【0009】
これ迄の情報制御装置ではディジタル圧縮を持ってなかった。
【0010】
又年々増加する情報、データ等の入出力に際して、各種情報端末、ディスプレイ装置、パソコン等からの読出し、書込みに対して、個人情報、データの安全性の向上の為個人暗証も複雑に成り、情報安全装置、コンピュータの記憶装置部のデータ容量を大きくする必要が有った、しかしながらデジタル圧縮を行う事でデータ容量の増大したものを提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記問題を達成するために(請求項1、請求項2のデジタル圧縮と請求項3の情報制御装置と請求項4の情報安全制御装置)とでデジタル圧縮情報制御安全装置とで構成されている。
【0012】
請求項1に記載の発明は、音、画像、文字、数字等の情報をディジタル圧縮する為に符号化、ディジタル化して、そのディジタル量、パルスをアナログ要素を持った磁気テープ、磁気ディスク等に対して、ディジタル圧縮回路即ちディジタル量、ON、OFF信号をアナログ―ディジタル合成信号とし具体的にはビット毎のパルス電圧を変化させ、変則電圧を作り、アナログ要素を持った磁気テープ、磁気ディスクに記録させるのと磁気ヘッドに巻いたコイルに、9種の電圧パルスを印加出力させ、磁力を変化させコイルで0,1,2,3,4,5,6,7,8の符号を磁力表現させるのと磁気ヘッドの先端をナイフエッヂ状とする事により磁気テープ、磁気ディスクの磁場又は磁界を方形にさせる事により、磁場の検出を容易にする事を出来る事と、そして更に前記ディジタル圧縮する為にアナログ―ディジタル合成信号を作る為にディジタル符号量を一種のD/Aコンバータにて変則電圧パルスを作り、そして磁力発生コイルに印加する、これは変則電圧パルス発生回路とし、磁気ヘッドに巻かれたコイルにて9種のディジタル符号0,1,2,3,4,5,6,7,8の磁場又は磁力にて磁性体に記録する、そして読出し検出は、前記ディジタル圧縮信号を磁気ヘッドコイルで磁力を検出しディジタル―アナログ合成信号を9種の電圧、又は磁力を検知し、電圧を前記ディジタル圧縮信号を増幅回路で増幅し計測スパンの拡大を行い、一種のA/Dコンバータにて、変則電圧パルスを通常のディジタル信号に戻し、再生する事に依り、各種情報などを記憶、再生する、又磁気ディスク記憶装置、磁気テープ記憶装置などは磁気ヘッドアーム又は磁気ヘッドの磁芯を複数本配置できる事で同時又は複数の書込、再生、消去が行える事を特徴とするディジタル圧縮記憶装置である。
【0013】
この請求項1に記載の発明によれば、変則電圧パルス発生回路、例えていうなら一種のディジタル/変則ディジタルコンバーターを使用し書込み、そして読出しには一種A/Dコンバータを使用し、変則電圧パルスを通常のTTLレベルのディジタル符号信号に戻し再生させ従来のディジタル符号とし、更に磁気ヘッド、磁芯先端部ナイフエッヂ状にし磁場又は磁界を方形にさせ検知、又はトレースを容易にさせるのと、磁気ディスク等には複数本の磁気ヘッドアームを配置させ同時に又は別々に読出しや書込、消去が可能で磁気テープ記憶装置などには磁気ヘッド内に磁芯を複数本配置できることが可能であり、これにより複数チャンネルの書込、消去が可能である。
【0014】
請求項1のディジタル圧縮を行う事で磁気テープ、磁気ディスク等に今迄以上に記憶容量を増やせ、磁気ディスク等には複数本の磁気ヘッドアームを配置し、複数の情報処理装置等の端末機器から書込み、読出しに対して同時に行えるのと、磁気ヘッドをナイフエッヂ状にし磁場又は磁界を方形にし検知が容易にトレースできる、そして磁気テープ等には磁芯を1又は複数配置して複数チャンネルとする事ができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によればアナログ効果の小さいものに対して有効で音、画像、文字、数字等の情報をディジタル圧縮する為に符号化、ディジタル化してそのディジタル量、パルスをアナログ要素の小さなものに対して0を一種のグランドとして、1,2,3,4の4種の符号を従来の1ビットで表現し、更に5,6,7,8の4種の符号を1ビットで表現して2つの符号従って2ビットで表現する為に、前記と同様にアナログ−ディジタル合成信号として変則電圧にて0をグランドとし、1,2,3,4の4種を1つとし更に5,6,7,8の4種を1つとして、2つのビットで0,1,2,3,4,5,6,7,8の数を2つに分けて表わし、アナログ効果の小さい磁性体などに対して若しくは通信にも利用でき、変則電圧パルス発生回路、例えていうなら一種のディジタル/変則ディジタルコンバーター論理演算回路で2つのビットでアナログ−ディジタル合成信号パルス/変則電圧パルスを作り、磁性体に記録させる為に磁気ヘッドに巻かれたコイルに4種の電圧パルスを印加出力して、磁性体に記録する、又アナログ要素を持った通信にも利用できる、更に従来のディジタル符号に戻す為に一種のアナログ−ディジタル合成信号、変則電圧パルスを一種のA/DCと論理演算回路で2種又は2つの変則電圧パルスを演算して従来のディジタル符号として利用できる、更に前記請求項1と同様に磁性体に記録する為に磁芯先端部ナイフエッヂ状にして、磁場を方形にさせ磁気ヘッドのトレースを容易に検知でき、かつ磁気ヘッド若しくは磁気ヘッドアームを複数本にし同時又は違うものに対して複数のそれぞれ別個の読出しや書込、消去が出来、磁気テープ等に対しては複数チャンネルの記録、再生が出来る。
【0016】
請求項2のディジタル圧縮はアナログ効果の小さいものに対して有効であり、またディジタル圧縮を行う事で磁気テープ、磁気ディスク等に今迄以上に記憶容量を増やせ、磁気ディスク等には複数本の磁気ヘッドアームを配置し、複数の情報処理装置等の端末機器から書込み、読出しに対して同時に行えるのと、磁気ヘッドをナイフエッヂ状にし磁場又は磁界を方形にし検知が容易にトレースできるそして磁気テープ等には磁芯を1又は複数配置して複数チャンネルとする事が出来る。
【0017】
請求項3の記載の発明は各種情報の処理を行う少なくとも1個の各種情報処理装置例えばパソコンと、前記各種情報の読出し、書込みが可能な複数の独立したディジタル圧縮記憶装置と、各種情報の情報転送装置、そして題名登録記憶装置で構成し、各種情報の読出しに用いる題名を書込みに際して登録する題名登録記憶装置例えばパソコンと、前記複数の独立するディジタル圧縮記憶装置に対して同時又は順序よく前記複数の独立したディジタル圧縮記憶装置に対して同時または順序よく情報を入出力できるようにする情報転送装置例えば電話交換機と電線で接続し、前記ディジタル圧縮記憶装置と前記題名登録記憶装置及び前記ディジタル圧縮記憶装置とをそれぞれ電線で接続し、前記ディジタル圧縮記憶装置は接続を任意に増減することが可能に構成され、各種情報の書込み、消去は各種情報処理装置から書込み、消去指令により情報転送装置を例えば電話交換機を介して前記ディジタル圧縮記憶装置を選択接続して書込み、消去し、各種情報の読出しは、前記各種情報処理装置からの読出し指令により情報転送装置例えば電話交換機を介して題名登録記憶装置例えばパソコンに記憶した題名アドレスから、情報転送装置を介してディジタル圧縮記憶装置を選択して読出しそして消去に際しても題名登録記憶装置に接続して、登録記憶したものを消去する、ここで予め題名アドレスが明らかなものは各種情報処理装置から直接題名登録記憶装置を通さず情報転送装置からディジタル圧縮記憶装置を選択して読出しを行え、各種情報を一括管理可能であることを特徴とするディジタル圧縮情報記憶制御装置であるそして情報転送装置、題名登録記憶装置も任意に増減でき、そして、社会科学、理化学分野、個人のデータベース等の分野分類を、年次別、A,B,C,又はアイウエオ順毎に、又はそれぞれの利用分野毎に検索できる様題名登録記憶装置のプログラミングを作り、利用でき、謂ゆるマトリックス状に網羅でき、更に磁気ヘッドアーム又は磁気ヘッド磁芯を複数にもできる事から同時の読出し、書込み、消去も出来る。
【0018】
この請求項3に記載の発明によれば、情報転送装置を用いることで、簡単な構成でディジタル圧縮記憶装置を容易に増減することが可能である、ここで情報転送装置は例えば電話交換機のような役割を果す。
【0019】
また、情報転送装置例えば電話交換機を用いる簡易な構成で各種情報処理装置からの指令により、多岐にわたる各種情報を同時またはそれぞれ別々に独立した1又は複数の磁気ヘッドアームまたは複数のディジタル圧縮記憶装置の読出しに際して予め題名の分るものは直接ディジタル圧縮記憶装置から読出し、題名アドレスの不明のものは題名登録記憶装置から検索して、読出す、そして書込みに際しては、題名登録記憶装置に登録記憶させ書込させることにより各種情報管理の混乱を防ぎ、更に情報検索を簡易にでき、これより多岐にわたる多くの各種情報を一括管理できるものを提供できる。
【0020】
請求項4の発明によれば、前記ディジタル圧縮情報制御装置と、各種情報処理装置からの読出し、書込みに際し各種暗証を認識、識別し暗証の異なるものに対してディジタル圧縮情報制御装置に接続、読出し、書込みを拒否し、暗証に該当するものに対して各種情報処理装置からのみディジタル圧縮情報制御装置に接続、読出し、書込みを可能にするディジタル圧縮情報安全制御装置で多チャンネルのスイッチング素子を用いて、次々と暗証確認の終了したものを、情報転送装置に接続を変えこれにより多くの人々の利用が可能に成るディジタル圧縮情報安全制御装置が出来る。
【0021】
この請求項4に記載の発明によればディジタル圧縮情報制御安全装置を用いることで、各種情報の安全策を計り、外部からの無断侵入の無断読出し、無断書込みを防ぎ、情報の障害を楳ること等を防ぐことが出来る。
【0022】
また1台又は複数のディジタル圧縮記憶装置と1台又は複数の情報転送装置、1台又は複数の題名登録記憶装置と1台又は複数のディジタル圧縮情報制御安全装置とで簡易に構成して、多岐にわたる各種情報等、1台又は複数の情報処理装置からの書込み、読出しの安全性を高めることができる。
【発明の効果】
【0023】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1の発明のディジタル圧縮記憶装置は従来のディジタル信号、若しくはディジタル圧縮に比較して、大幅に圧縮して一つのパルスで情報量が大幅に増せ、一つのパルスに従来に比べて数倍の情報を記憶させる事が出来る、更にこのアナログ―ディジタル合成信号は、アナログ要素の有る通信にも使用出来る。
【0024】
(2)請求項2の発明のディジタル圧縮記憶装置はアナログ要素の小さいものに対して、効果的にディジタル圧縮を行える様に、請求項1の1/2の圧縮度にして1つのビットの2次元的要素を、2つのビットで2次元的要素で実現したもので、0を一種のグランドとして1,2,3,4の4段階と、5,6,7,8の4段階で2つのビットでアナログ要素の小さいものに対して効果的にディジタル圧縮したものである。又、従来の奇偶数の考え方でもディジタル圧縮を使用できる。
【0025】
(3)請求項3の発明に依るディジタル圧縮情報制御装置はディジタル圧縮と複数本の磁気ヘッドを使用できる為と情報転送装置、題名登録記憶装置、ディジタル圧縮記憶装置を任意に増減できる為、多くの人々の同時の利用、又近年、ますます増大する情報に対して、任意にシステムを増減できる事に依り、情報管理を一括管理できる物を提供できる。
【0026】
(4)請求項4のディジタル圧縮情報制御安全装置は例えば1台又は複数台として成る安全装置例えばパソコンと多チャンネルのスイッチング素子の組合せ、暗証や本人認識の為の顔の骨格や、指紋、眼紋等を記憶させ、照合させる事が出来る事により一層複雑な識別が早く成り、これも又情報転送装置例えば電話交換機を使う為簡易な構成に成り、ディジタル圧縮記憶装置と題名登録記憶装置など全体の構成を容易に増減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、この発明のディジタル圧縮と情報制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
請求項1の図1はディジタル圧縮の実施の形態を示す変則電圧パルスを示した。
図1の1aで0を表し、1bで1を表し、それぞれ変則電圧パルスで1a〜1i迄で0,1から8迄の数を示し、例えば1aで0、1eで4、1iで8を表現し、変則電圧パルス1つで、0,1,2,3,4,5,6,7,8迄の数を表現する、又入出力電圧はコイルのインピーダンスと磁芯と磁気面の磁性体の効率によって変わってくるが、例えば0,1〜8迄を例えば30mV〜110mVで示した、又書込みに対しても同様にコイルのインピーダンスや効率、磁性体の効率に依って電圧又は電力が変わる。
【0029】
請求項2の、図2はディジタル圧縮のアナログ効果の小さいものに対しての形態を示す変則電圧パルスを示した、図2の31aで1、31bで2、31cで3、31dで4の数を示し、例えば時間を遅くし、変則電圧パルスの送出を1sec1ビットとし、2つのビットで1ビットで31aから31dで1から4の数を示し、変則電圧パルス、2sec後に2ビット目として31eで5、31fで6、31gで7、31hで8等の数を1ビット毎のそれぞれ4段階の変則電圧パルスで表現した、そして変則電圧パルスを磁性体等のアナログ効果の有るものに対して記憶させる事が出来る、具体的には、今迄の1つのビットに変則電圧パルスで例えば30mVから60mVで1つのビットで4段階で、最初のビット31a,31b,31c,31dで1,2,3から4の数、2つ目のビットで4段階で5,6,7から8迄の数を表現できそして0は20mVをゼログランドとした、これは2次元的な表現法である、そして1つのビットの速度又は時間を1秒としたのは、単に説明上のものであり実際は更に高速の時間としたものを使用利用できる。
【0030】
図2の実施例として図6のA/DC又はディジタル回路13で入力し、変則電圧パルス発生回路12で4段階の変則電圧パルスを作り、それぞれの回路を電線30で接続して、磁気ヘッドの磁芯10で磁性体に記憶させる、そして再生するときは、磁芯10で磁性体に記憶させた、アナログ要素の4段階の磁力又は磁場を磁芯10で磁力を読み出し、変則電圧パルスを図2の4段階の1ビット目の31aから31d迄で1,2,3,4とし、更に2ビット目の2秒後の31eから31hで5,6,7,8迄を例えば20mVからそれぞれ10mV毎の60mVで表現し、増幅回路14で計測スパンを拡大して、変則電圧パルスA/DC又は変則電圧パルスD/DCで31aから31dで1,2,3,4とし、最初の1ビット目の1ビットの31aの1から31dの4迄のディジタル符号と、2秒後の2ビット目の31eの5から31hの8迄の数を認識して演算処理して従来のディジタル符号に戻し出力する、そして更にゼロ表現は、例えば20mVを基準として0として表す事が出来る。
【0031】
請求項2の図3ではパリティビットの考え方でも変則電圧パルスで4段階で、1ビット当りの送出を例えば遅くし、1sec目で、4段階、32aで2、32bで4、32cで6、32dで8を示し、更に2sec後に32eで1、32fで3、32gで5,32hで7を示したパリティビットは、奇偶数を、1ビット目を奇数としても、2ビット目を偶数として同様に出来るこれは2次元的手法に違いは無い。
【0032】
図3では請求項2のアナログ−ディジタル合成信号、変則電圧パルスを4段階とし、従来のパリティビットの奇偶数の考え方も出来る事を示した最初の1秒目で1ビット目で、32aは2、32bは4、32dは6、32eは8を示し、2つ目は2秒目で31fは3、32gは5、32hは7を表現した、ここでビットの速度を1秒毎としたのは説明を解り易くしたものであり実際には更に速いものを使用できる。図10でアナログ−ディジタル合成信号、即ち変則電圧パルスの、最初の1ビット目の増幅回路14出力により変則電圧パルスを検出して同期回路33で変則電圧パルスA/DC15又は1種の変則電圧パルスD/DC15での遅延の時間又は1ビットの1秒と2ビット目の2秒後を同期回路33で遅延時間なども含めてタイミングパルスを出力して演算回路34にて認識計算して、従来のディジタル符号として出力する。
【0033】
図10でアナログ信号又はディジタル符号をA/DC又はディジタル回路13で入力し、従来のディジタル符号を変則電圧パルス発生回路12でアナログ−ディジタル合成信号を4段階の例えば20mVから60mVの10mV毎の変則電圧パルスを磁芯10で磁性体に記憶させ、読み出しは磁芯10で磁性体に記憶させた4段階の磁力を読み出し、例えば20mVから60mVの10mV毎の変則電圧パルスを増幅回路14で20mVから60mVの10mV毎の変則電圧パルスを例えば数10倍から数100倍に増幅拡大して計測スパンを拡大して分解能を増やし更に電線30で同期回路33で同期信号を検出して、変則電圧パルスA/DC又は変則電圧パルスD/DCで、従来のディジタル符号に変換する為演算回路で演算するが、変則電圧パルスA/DC又はD/DCで遅延した時間を同期信号回路33からタイミングパルスを演算回路34に出力して1ビット目のディジタル符号と2秒目の2ビット目奇偶数即ちパリティビットの考え方のディジタル符号を認識して演算処理して、従来のディジタル符号として出力させる事が出来る、そして更に20mVをゼロのグランドとして0の数を表す事が出来る。
【0034】
この実施の図4の磁気テープ3と磁気ヘッド2を示しテープガイドローラ4を示した、更に図5(a)横断面図で磁気ヘッドの内部を示し、書込用磁芯6、書込用コイル8と消去用磁芯7と消去コイル9を示し更に図5(b)では複数チャンネルの実施を示す書込用磁芯6aと6bを示し、そして書込コイル8aと8bで示し、磁気ヘッドカバー5を示した、これにより複数チャンネルの書込みと消去が可能に成る。
【0035】
図6では磁気ディスク等の実施の形態を示すブロック図であり磁芯10とコイル29とで書込みと消去を行う、まず書込みはアナログかディジタルいずれかの入力をA/Dコンバーター又は、ディジタル回路13に入力し、変則電圧パルス発生回路12で図1の1aから1i迄の数字の0,1,2,3,4,5,6,7,8迄の数を表す変則電圧パルスにし、書込用コイル29にて磁芯10から磁気ディスク等に磁力の変化を磁性体に書込む、消去は消去回路16で消去信号を発生させ電線30を通じて磁芯10に巻れたコイル29で磁力を発生させ磁気ディスクに書込れた信号即ち変則磁力を消去する、更に読出しに関しては磁芯10に巻かれたコイル29にて変則磁力を感知して、増幅回路にて増幅する事に依り、例えば数10mVの電圧を例えば数10倍から数100倍位にすると変則電圧の計測スパンの拡大又は分解能力が大きくなる、そしてアナログ―ディジタル合成信号又は変則電圧パルスを一種の変則電圧パルス(アナログ―ディジタル合成信号)を例えば一種のA/DC15にて通常のTTLレベルのディジタル信号に戻す。
【0036】
図7は磁芯10のナイフエッヂ状の形態を示し(a)で横断面であり、図7(b)は正面図であり先端部付近で角11を作り、磁界は角から強く出る性質があり角11から磁力が出て先端部31からの磁界と干渉させ打消し合せ、より先端部を鋭く尖らせる事により、強く先端部31から磁力を発生させ、書込み磁場面積を小さくでき、又読出しには、磁気面を方形にする事により磁場の磁力を感知し易くし更に磁場面積を小さく出来、又磁場を方形に成る事に依り磁気面のトレースを簡易に出来る。
【0037】
磁気テープ等の発明の実施の形態を示す図8では磁気テープ記憶装置17と磁気テープ取り出しと挿入の為の入口18を示し、又各種の制御スイッチ19とリモコンスイッチ21を示した。
【0038】
図9で磁気ディスク装置22と磁気ディスク面23と複数本の磁気ヘッドアーム24a、24bと磁気ヘッド磁芯10a、磁芯10bを示し、同時又は複数の読出し、書込みなどが行える事を示し、更に磁気ヘッド10a、10bで消去信号等で消去も行える事を示した。
【0039】
図11では請求項3の各種情報処理装置27から同時の読出し、書込み、消去などの実施の為のブロック図11を示した、図面に基づいて説明すると、各種情報処理装置27等の端末機からの例えば読出しに関して、情報転送装置25aに接続し、予め題名、アドレスが解っているものは磁気ディスク22a又は22bのいずれかの装置に接続をし情報転送装置25aを通じて各種情報処理装置27からの指令により、指定し、読出しが出来る、更に書込みと消去に関しては、各種情報処理装置27から、書込み又は消去指令の場合情報管理の混乱を防ぐ為、各種情報処理装置27から指令し、一度情報転送装置25a例えば電話交換機に接続し更に題名登録記憶装置26例えばパソコンにて、書込みに際しては題名、アドレスを登録記憶してから、書込み、消去に際しては各種情報処理装置27等の端末機器からの題名登録記憶装置26例えばパソコンに、題名、アドレスを指定して、確認記憶してから、各種情報処理装置27からの指令により、情報転送装置25aより、ディジタル圧縮磁気ディスク装置22a、22b等の中から選択して、指定の題名、アドレスにより消去する、そして使用頻度の多く、アクセスの多いものは、使用頻度プログラムにより、複数本の磁気ヘッドアーム24a、24b磁気ヘッド10又はディジタル圧縮磁気ディスク記憶装置22aから22bにも記憶を転移してよいし、又は情報転送装置25aより他の情報転送装置25bに連結してディジタル圧縮磁気ディスク記憶装置に記憶させてもよいこれにより、多くの人々とより多くの情報を容易に一括管理でき、更に情報量に応じて簡易に記憶容量を増減できる物を提供できる。
【0040】
図12では請求項4のディジタル圧縮情報制御装置に、不法な侵入者による情報の守秘と安全を計る為、各種情報処理装置27と情報転送装置25aの間に暗証認識装置、情報安全装置28複数の情報処理装置からの暗証認識後、パソコンと多チャネルの複数のスイッチング素子を切換え指示し構成し年々複雑化する暗証と年々進化する侵入者対策の為、1台又は複数台の情報安全装置28例えばパソコンと多チャンネルのスイッチング素子で構成し組合せたものを設置し、次々と切換える事に依り、多くの情報と安全対策を果たし多くの人々の読出しや書込み消去に対して安全を高めたものが出来る。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明はディジタル圧縮に依る情報制御装置を製造する産業で利用できる、又ディジタルテープレコーダーなどに製造する産業で利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の請求項1のディジタル圧縮の変則電圧パルスとそれにともなう数を示した。
【図2】本発明を実施するための最良の第2の請求項2のディジタル圧縮の変則電圧パルスとそれにともなう数を示した。
【図3】本発明を実施するための最良の第2の請求項2のディジタル圧縮の変則電圧パルスの奇遇数の考え方を示した。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の請求項1のディジタル圧縮の磁気テープ記録装置の図である。
【図5】本発明を実施するための最良の第1の請求項1の磁気テープ記録装置磁ヘッドの図である。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の請求項1の磁気ディスクと電子回路、ブロック図である。
【図7】本発明を実施するための最良の第1又は第2の請求項1又は請求項2の磁気磁芯の側面図(a)と正面図(b)である。
【図8】本発明を実施するための最良の第1の請求項1のディジタル圧縮の磁気テープ記録装置外観図である。
【図9】本発明を実施するための最良の第1又は第2のディジタル圧縮による磁気ディスクの正面図である。
【図10】本発明を実施するための最良の第2の請求項2のディジタル圧縮の磁性体記憶装置の電子回路、ブロック図である。
【図11】本発明を実施するための最良の第3の請求項3のディジタル圧縮と情報制御装置のブロック図である。
【図12】本発明を実施するための最良の第4の請求項4のディジタル圧縮の情報安全制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
【0043】
1aは0を表す
1bは1を表す
1cは2を表す
1dは3を表す
1eは4を表す
1fは5を表す
1gは6を表す
1hは7を表す
1gは8を表す
2 磁気ヘッド
3 磁気テープ
4 磁気テープガイドローラー
5 磁気ヘッドカバー
6 書込用磁芯
7 消去用磁芯
8 書込用コイル
8a 書込用コイル
8b 書込用コイル
9 消去用コイル
10 磁気ディスク用磁芯
10a 磁気ヘッド磁芯
10b 磁気ヘッド磁芯
11 磁気ヘッド先端部附近角を示す
12 変則電圧パルス発生回路
13 A/DC又はディジタル入力部を示す
14 増幅回路
15 変則電圧を従来のディジタル符号に戻す回路
16 消去信号回路
17 磁気テープ記憶装置
18 磁気テープ取り出し、挿入口
19 磁気テープ記憶装置制御ボタン
20 リモコン用受光素子
21 リモコン
22 磁気ディスク
23 磁気ディスク、磁気面
24 磁気ヘッドアーム
24a 磁気ヘッドアーム
24b 磁気ヘッドアーム
25a 情報転送装置
25b 情報転送装置
26 題名登録記憶装置
27 各種情報処理装置
28 情報安全装置
29 磁気ディスク、書込み、消去用コイル
30 電線
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31bは2を表す
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33 同期回路
34 演算回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
音、画像、文字、数字等の情報をディジタル圧縮する為に符号化、ディジタル化して、そのディジタル量、パルスをアナログ要素を持った磁気テープ、磁気ディスク等に対して、ディジタル圧縮回路即ちディジタル量、ON、OFF信号をアナログ―ディジタル合成信号とし具体的にはビット毎のパルス電圧を変化させ、変則電圧を作り、アナログ要素を持った磁気テープ、磁気ディスクに記録させるのと磁気ヘッドに巻いたコイルに、9種の電圧パルスを印加出力させ、磁力を変化させコイルで0,1,2,3,4,5,6,7,8の符号を磁力表現させるのと磁気ヘッドの先端をナイフエッヂ状とする事により磁気テープ、磁気ディスクの磁場又は磁界を方形にさせる事により、磁場の検出を容易にする事を出来る事と、そして更に前記ディジタル圧縮する為にアナログ―ディジタル合成信号を作る為にディジタル符号量を一種のD/Aコンバータにて変則電圧パルスを作り、そして磁力発生コイルに印加する、これは変則電圧パルス発生回路とし、磁気ヘッドに巻かれたコイルにて9種のディジタル符号0,1,2,3,4,5,6,7,8の磁場又は磁力にて磁性体に記録する、そして読出し検出は、前記ディジタル圧縮信号を磁気ヘッドコイルで磁力を検出しディジタル―アナログ合成信号を9種の電圧、又は磁力を検知し、電圧を前記ディジタル圧縮信号を増幅回路で増幅し計測スパンの拡大を行い、一種のA/Dコンバータにて、変則電圧パルスを通常のディジタル信号に戻し、再生する事に依り、各種情報などを記憶、再生する、又磁気ディスク記憶装置、磁気テープ記憶装置などは磁気ヘッドアーム又は磁気ヘッドの磁芯を複数本配置できる事で同時又は複数の書込、再生、消去が行える事を特徴とするディジタル圧縮記憶装置である。
【請求項2】
音、画像、文字、数字等の情報をディジタル圧縮する為に符号化、ディジタル化してそのディジタル量、パルスをアナログ要素の小さなものに対して0を一種のグランドとして、1,2,3,4の4種の符号を1ビットで表現し、更に5,6,7,8の4種の符号を1ビットで表現して2つの符号従って2ビットで表現する為に、前記と同様にアナログ−ディジタル合成信号として変則電圧にて0をグランドとし、1,2,3,4の4種を1つとし更に5,6,7,8の4種を1つとして、2つのビットで0,1,2,3,4,5,6,7,8の数を2つに分けて表わし、アナログ効果の小さい磁性体、若しくは通信にも利用できそして更に磁性体に記録されたアナログ−デジタル合成信号を増幅回路で増幅し計測スパンの拡大を行い、ここで0をグランドとして0,1,2,3,4と5,6,7,8,の信号を分離しやすくする事と磁気ヘッドをナイフエッヂ状にして磁性体記録部の磁場又は磁力を方形にできる事により磁気ヘッドのトレースを容易に出来る事と磁気ディスクなどの磁気ヘッドアーム又は磁気テープなどの磁気ヘッド内磁芯を複数又は磁気ヘッドアームを複数本配置できる事で複数チャンネルの読出し、書込みが同時に出来る事を特徴とするもので構成している。
【請求項3】
各種情報の処理を行う少なくとも1個の各種情報処理装置例えばパソコンと、前記各種情報の読出し、書込みが可能な複数の独立したディジタル圧縮記憶装置と、各種情報の情報転送装置、そして題名登録記憶装置で構成し、各種情報の読出しに用いる題名を書込みに際して登録する題名登録記憶装置例えばパソコンと、前記複数の独立するディジタル圧縮記憶装置に対して同時又は順序よく前記複数の独立したディジタル圧縮記憶装置に対して同時または順序よく情報を入出力できるようにする情報転送装置例えば電話交換機と電線で接続し、前記ディジタル圧縮記憶装置と前記題名登録記憶装置及び前記ディジタル圧縮記憶装置とをそれぞれ電線で接続し、前記ディジタル圧縮記憶装置は接続を任意に増減することが可能に構成され、各種情報の書込み、消去は各種情報処理装置から書込み、消去指令により情報転送装置を例えば電話交換機を介して前記ディジタル圧縮記憶装置を選択接続して書込み、消去し、各種情報の読出しは、前記各種情報処理装置からの読出し指令により情報転送装置例えば電話交換機を介して題名登録記憶装置例えばパソコンに記憶した題名アドレスから、情報転送装置を介してディジタル圧縮記憶装置を選択して情報を読出し、そして消去に際しても題名登録記憶装置に接続して、登録記憶した題名、アドレス等を消去する。ここで予め題名アドレスが明らかなものは各種情報処理装置から直接題名登録記憶装置を通さず情報転送装置からディジタル圧縮記憶装置を選択して読出しを行え、各種情報を一括管理可能であることを特徴とするディジタル圧縮情報記憶制御装置であるそして情報転送装置、題名登録記憶装置も任意に増減でき、更に独立したディジタル圧縮記憶装置も任意に増減できる、そして、社会科学、理化学分や、個人のデータベース等の分野分類を、年次別、A,B,C,又はアイウエオ順毎に、又はそれぞれの利用分野毎に検索できる様、題名登録記憶装置のプログラムを作り、利用でき、情報検索に際して謂ゆるマトリックス状に網羅でき更に磁気ヘッドアーム又は磁気ヘッド磁芯を複数にもできる事から、同時の読出し、書込み、消去もできる。
【請求項4】
前記ディジタル圧縮情報制御装置と、各種情報処理装置からの読出し、書込みに際し各種暗証を認識、識別し暗証の異なるものに対してディジタル圧縮情報制御装置に接続、読出し、書込みを拒否し、暗証に該当するものに対して各種情報処理装置からのみディジタル圧縮情報制御装置に接続、読出し、書込みを可能にするディジタル圧縮情報安全制御装置である多チャンネルのスイッチング素子を用いて次々と暗証確認の終了したものから次々と情報転送装置に接続を変え素早く作業を終了する事で数多くの人々の利用を可能にする事を特徴とする。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−236545(P2006−236545A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−110794(P2005−110794)
【出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【出願人】(594112015)
【Fターム(参考)】