説明

ディスク再生装置

【課題】 光ディスクに記録されている映像データに基づく映像の解像度(HD,SD)に応じて、適したデモ映像を表示させることで、光ディスクの再生操作時や停止操作時に生じる表示画面の乱れを低減できるディスク再生装置を提供する。
【解決手段】ディスク再生装置において、表示制御手段は、直前まで再生されていた第1の映像データに基づく映像(再生映像)の解像度に応じて、第2の映像データに基づく映像(デモ映像)の解像度を変更するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、DVDやBlu−ray Disk等のディスク状記録媒体に記録されている映像データを再生可能なディスク再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、BS/地上ディジタル放送の開始、ディスク状記録媒体の大容量化や光通信サービスの普及に伴い、映像の高精細化が進んでいる。
例えば、現行の地上アナログ放送やDVD(Digital Versatile Disk/Digital Video Disk)などでは、映像フォーマットが「480i」「480p」のSD(Standard definition)映像が使用されている。これに対して、BS/地上ディジタル放送やBlu−ray Discなどでは、映像フォーマットが「1080i」「720p」「1080p」のHD(High Definition)映像が使用されるようになっている。
【0003】
現状では、HD映像とSD映像が混在して使用されているので、テレビジョン受像器等の表示装置は、HD映像とSD映像の何れにも対応できることが要求される。そこで、映像ソースの解像度(例えば、1920×1080(フルHD)や720×480(SD))と表示装置の解像度が異なる場合には、表示装置の解像度に合わせて映像ソースにスケーリング処理を施し、映像の解像度を表示装置の解像度に合わせるようにしている。このスケーリング処理に関する技術としては、例えば、特許文献1,2がある。
【0004】
【特許文献1】特開2005−338185号公報
【特許文献2】特開2004−274770号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、DVDプレイヤー等のディスク再生装置では、ディスク状記録媒体としての光ディスクに記録されている映像データを再生する一方で、光ディスクが再生されていない状態(停止状態)では所定の映像(例えば、デモ映像)を表示させるのが一般的である。このデモ映像の解像度は、例えば、1920×1080(フルHD)とされる。
【0006】
このようなディスク再生装置において、DVDに記録されているSD映像を再生している状態からディスクを停止させた場合は、表示装置に出力される映像信号はSD映像からHD映像へと変化することとなる。また、デモ映像が表示されている停止状態からDVDに記録されているSD映像を再生させた場合は、表示装置に出力される映像信号はHD映像からSD映像へと変化することとなる。
【0007】
しかしながら、表示装置側では、ディスク再生装置からの入力映像信号が、SD映像からHD映像へ、又はHD映像からSD映像へと変化することを予測することはできないので、映像信号が切り替わる際に一瞬画角の変化が見えてしまい表示画面が乱れるという不具合がある(図5(a)参照)。なお、Blu−ray Diskに記録されているHD映像を再生する場合は、このような問題は生じない(図5(b)参照)。また、デモ映像の解像度をSDとした場合は、Blu−ray Diskに記録されているHD映像を再生、停止させる際に同様の問題が生じてしまう。
【0008】
つまり、従来のディスク再生装置においては、デモ用の映像データは一種類しか用意されていないため、再生映像の解像度によって上述した問題が生じることとなる。また、上述した問題は、光ディスクに記録されている映像データを再生、停止させる度に生じるので、一瞬とはいえ視聴者にとっては煩わしいものであり好ましくない。
【0009】
本発明は、光ディスクに記録されている映像データに基づく映像の解像度(HD,SD)に応じて、適したデモ映像を表示させることで、光ディスクの再生操作時や停止操作時に生じる表示画面の乱れを低減できるディスク再生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、所定の解像度を有する映像(例えば、HD映像、SD映像)を、所定の表示装置に表示可能で、ディスク状記録媒体に記録された第1の映像データを読み出すディスク再生手段と、第2の映像データを記録された記憶手段と、前記ディスク再生手段により読み出された前記第1の映像データに基づく映像(再生映像)を前記表示装置に表示させる一方、前記ディスク再生手段による前記第1の映像データの読み出し処理が停止された場合に前記第2の映像データに基づく映像(デモ映像)を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたディスク再生装置であって、前記表示制御手段は、直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度に応じて、前記第2の映像データに基づく映像の解像度を変更可能であることを特徴とする。
【0011】
具体的には、前記第2の映像データは、異なる解像度を有する複数の映像データ(例えば、HD映像データ、SD映像データ)を含み、前記表示制御手段は、直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度に応じて、前記複数の第2の映像データの中から1の映像データを選択し、選択された第2の映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
【0012】
さらに、前記記憶手段には、標準画質の解像度(720×480)を有するSD映像データと前記標準画質よりも高画質の解像度(例えば、1920×1080)を有するHD映像データが少なくとも記録されていることを特徴とする。
【0013】
これにより、DVDの再生中(SD映像が表示)に停止操作がなされた場合は、直前まで再生されていた映像の解像度はSDであるので、第2の映像データ(デモ用の映像データ)としてSD映像データが選択されて、これに基づくデモ映像が表示装置に表示されることとなる。また、Blu−ray Diskの再生中(HD映像が表示)に停止操作がなされた場合は、直前まで再生されていた映像の解像度はHDであるので、第2の映像データ(デモ用の映像データ)としてHD映像データが選択されて、これに基づくデモ映像が表示装置に表示されることとなる。
【0014】
なお、デモ用の第2の映像データは、SD映像データ、HD映像データに制限されず、これ以外の解像度を有する映像データを記憶手段に格納するようにしてもよい。これにより、映像のさらなる高精細化が進んだ場合にも対応できる。
【0015】
またさらに、前記表示制御手段は、前記第2の映像データにスケーリング処理を施すことにより直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度と同一の解像度を有する映像を前記表示装置に表示させることを特徴とする。これにより、直前まで再生されていた再生映像の解像度と、デモ映像の解像度は確実に同じになる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ディスク再生装置において、表示制御手段は、直前まで再生されていた第1の映像データに基づく映像(再生映像)の解像度に応じて、第2の映像データに基づく映像(デモ映像)の解像度は変更される、すなわち、再生映像とデモ映像の解像度を同じにすることができるので、ディスクの再生操作時又は停止操作時に、再生映像とデモ映像の解像度が異なることに起因して表示画面の乱れが生じるのを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るディスク再生装置100のブロック図である。本実施形態のディスク再生装置100では、光ディスクに記録されている映像データに基づいて、異なる解像度を有する映像(例えば、HD映像とSD映像)をTVモニタ等の表示装置に表示することができる。
【0018】
本実施形態のディスク再生装置100は、制御部10と、記憶部20と、入力部30と、ディスクドライブ40と、音声信号処理部50と、映像信号処理部60と、を備えて構成されており、各ブロックはバス70を介してそれぞれ電気的に接続されている。
【0019】
制御部10は、各部の制御および所定の演算を行いディスク再生装置100の動作を制御するCPU11と、CPU11の作業用メモリとして用いられるRAM12と、CPU11で実行される制御用プログラム等が記録されたROM13と、で構成される。
【0020】
記憶部20は、例えば、光ディスクを再生していない停止状態において、TVモニタ等の表示装置にデモ映像を表示させるためのデモ用映像データ(第2の映像データ)を格納されている。
【0021】
入力部30は、ディスク再生装置100の前面パネル或いはリモコン装置に設けられる各種操作ボタンである。この各種操作ボタンを操作することにより、ディスク状記録媒体に記録されている映像データの再生/停止等の処理が実行される。
【0022】
ディスクドライブ40は、ディスク状記憶媒体としての光ディスク(例えば、DVDやBlu−ray Disk)に記録されているディジタル映像音声データを読み出して再生する(ディスク再生手段)。
【0023】
音声信号処理部50は、ディスクドライブ40に装着された光ディスクから読み出されたディジタル音声データに対して、復号処理やサラウンド処理等の各種ディジタル音声処理を行う。そして、所定の音声信号に変換してAVアンプやスピーカ等の音声出力装置に出力する。
【0024】
映像信号処理部60は、ディスクドライブ40に装着された光ディスクから読み出されたディジタル映像データ(第1の映像データ)又は記憶部20に格納されているデモ映像データ(第2の映像データ)に復号処理等のディジタル映像処理を行い、所定の映像信号に変換して表示装置に出力する。これにより、それぞれの映像データに基づく映像(再生映像又はデモ映像)が表示装置に表示される。
【0025】
本実施形態において、制御部10は表示制御手段として機能する。例えば、入力部30からディスク再生を指示する操作信号が入力されることに基づいて、ディスクドライブ40により光ディスクから第1の映像データを読み出し、読み出された第1の映像データに映像信号処理部60で所定の処理を施し、第1の映像データに基づく映像(再生映像)を表示装置に表示させる。また、入力部30からディスク停止を指示する操作信号が入力されることに基づいて、ディスクドライブ40による第1の映像データの読み出し処理を停止させるとともに、記憶部20から第2の映像データを読み出し、読み出された第2の映像データに映像信号処理部60で所定の処理を施し、第2の映像データに基づく映像(デモ映像)を表示装置に表示させる。
【0026】
このとき、本実施形態に係るディスク再生装置100では、直前まで再生されていた再生映像の解像度に応じて、ディスクの停止操作時に表示されるデモ映像の解像度を変更するようにしている。
【0027】
(第1の実施形態)
第1実施形態は、デモ用映像データとして、解像度が720×480のデモ用SD映像データと、1920×1080のデモ用HD映像データの2種類が記憶部に格納されており、直前まで再生されていた再生映像の解像度に応じて、デモ用映像データの何れかを選択して使用するものである。
【0028】
図2は、ディスク再生装置100において実行される第1実施形態に係るデモ画面表示処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS101で、光ディスクに記録されている映像データ(第1の映像データ)が再生中か判定する。そして、光ディスクが再生中であると判定した場合は、ステップS102に移行する。一方、光ディスクが再生中でないと判定した場合は、そのまま処理を終了する。このとき、表示装置にはデモ映像が表示されることとなるが、デモ用HD映像データとデモ用SD映像データの何れに基づくデモ映像としてもよい。例えば、前回使用したデモ用映像データを使用すればよい。
【0029】
ステップS102では、光ディスクの再生中に停止操作が行われたか判定する。そして、光ディスクの停止操作が行われたと判定した場合は、ステップS103に移行する。一方、光ディスクの停止操作は行われていないと判定した場合は、そのまま処理を終了する。このとき、表示装置には、光ディスクから読み出された映像データ(第1の映像データ)に基づく映像(再生映像)が表示されることとなる。
【0030】
次いで、ステップS103で直前まで再生されていた再生映像の解像度を取得し、ステップS104で再生映像がSD映像か判定する。例えば、DVDが再生されていた場合の再生映像はSD映像となり、Blu−ray Diskが再生されていた場合の再生映像はHD映像となる。
【0031】
次いで、ステップS104で再生映像はSD映像であると判定した場合は、記憶部20からデモ用SD映像データを読み出し(ステップS105)、これに基づくデモ映像を表示装置に表示させる(ステップS106)。一方、ステップS104で再生映像はSD映像ではない(つまりHD映像)と判定した場合は、記憶部20からデモ用HD映像データを読み出し(ステップS107)、これに基づくデモ映像を表示装置に表示させる(ステップS107)。
【0032】
このように、第1実施形態では、DVDの再生中(SD映像が表示)に停止操作がなされた場合は、デモ用映像データとしてSD映像データが選択されて、これに基づくデモ映像が表示装置に表示されることとなる。また、Blu−ray Diskの再生中(HD映像が表示)に停止操作がなされた場合は、デモ用の映像データとしてHD映像データが選択されて、これに基づくデモ映像が表示装置に表示されることとなる。
【0033】
(第2実施形態)
第2実施形態は、デモ用映像データとして、解像度が1920×1080のデモ用HD映像データの1種類が記憶部に格納されており、直前まで再生されていた再生映像の解像度に応じて、デモ用映像データにスケーリング処理を施して使用するものである。
【0034】
図3は、ディスク再生装置100において実行される第2実施形態に係るデモ画面表示処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS201で、光ディスクに記録されている映像データ(第1の映像データ)が再生中か判定する。そして、光ディスクが再生中であると判定した場合は、ステップS202に移行する。一方、光ディスクが再生中でないと判定した場合は、そのまま処理を終了する。このとき、表示装置にはデモ用HD映像データに基づくデモ映像が表示されることとなる。
【0035】
ステップS202では、光ディスクの再生中に停止操作が行われたか判定する。そして、光ディスクの停止操作が行われたと判定した場合は、ステップS203に移行する。一方、光ディスクの停止操作は行われていないと判定した場合は、そのまま処理を終了する。このとき、表示装置には、光ディスクから読み出された映像データ(第1の映像データ)に基づく映像(再生映像)が表示されることとなる。
【0036】
次いで、ステップS203で直前まで再生されていた再生映像の解像度を取得し、ステップS204で再生映像がSD映像か判定する。例えば、DVDが再生されていた場合の再生映像はSD映像となり、Blu−ray Diskが再生されていた場合の再生映像はHD映像となる。
【0037】
次いで、ステップS204で再生映像はSD映像であると判定した場合は、記憶部20からデモ用HD映像データを読み出して、このデモ用HD映像データの解像度をSD解像度に変更するスケーリング処理を施し(ステップS205)、これに基づくデモ映像を表示装置に表示させる(ステップS206)。一方、ステップS204で再生映像はSD映像ではない(つまりHD映像)と判定した場合は、記憶部20からデモ用HD映像データを読み出し、これに基づくデモ映像を表示装置に表示させる(ステップS207)。
【0038】
このように、第2実施形態では、DVDの再生中(SD映像が表示)に停止操作がなされた場合は、デモ用HD映像データからデモ用SD映像データが生成され、これに基づくデモ映像が表示装置に表示されることとなる。また、Blu−ray Diskの再生中(HD映像が表示)に停止操作がなされた場合は、デモ用HD映像データに基づくデモ映像が表示装置に表示されることとなる。
【0039】
このように、第1及び第2の実施形態に係るディスク再生装置において、DVDに記録されているSD映像を再生している状態からディスクを停止させた場合は、デモ映像もSD映像となるので、表示装置に出力される映像信号に変化はない。また、デモ映像が表示されている停止状態からDVDに記録されているSD映像を再生させた場合も、表示装置に出力される映像信号に変化はない(図4(a)参照)。
同様に、Blu−ray Diskに記録されているHD映像を再生/停止させる場合も、表示装置に出力される映像信号に変化はない(図4(b)参照)。
【0040】
したがって、本実施形態のディスク再生装置によれば、光ディスクの再生操作時や停止操作時に生じる表示画面の乱れを確実に低減することができる。
【0041】
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、第1実施形態において、デモ用HD映像データとして、解像度が1920×1080の映像データや、解像度が1280×720の映像データを用意するようにしてもよい。この場合、再生映像がSD映像かHD映像かに応じてデモ用映像データを選択するのではなく、再生映像の解像度に応じて、例えば再生映像の解像度が高いときは1920×1080のデモ用映像データを、低いときは1280×720のデモ用映像データを選択すればよい。
【0042】
また、上記第1及び第2実施形態を組み合わせるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ディスク再生装置100において実行される第1実施形態に係るデモ画面表示処理を示すフローチャートである。
【図3】ディスク再生装置100において実行される第2実施形態に係るデモ画面表示処理を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態に係るディスク再生装置において、光ディスクの再生操作/停止操作を行ったときの表示画面(表示装置)の説明図である。
【図5】従来のディスク再生装置において、光ディスクの再生操作/停止操作を行ったときの表示画面(表示装置)の説明図である。
【符号の説明】
【0044】
10 制御部(表示制御手段)
20 記憶部(記憶手段)
30 入力部
40 ディスクドライブ(ディスク再生手段)
50 音声信号処理部
60 映像信号処理部
70 バス
100 ディスク再生装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の解像度を有する映像を、所定の表示装置に表示可能で、
ディスク状記録媒体に記録された第1の映像データを読み出すディスク再生手段と、
標準画質の解像度を有するSD映像データと前記標準画質よりも高画質の解像度を有するHD映像データを含む第2の映像データが記録された記憶手段と、
前記ディスク再生手段により読み出された前記第1の映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させる一方、前記ディスク再生手段による前記第1の映像データの読み出し処理が停止された場合に前記第2の映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
を備えたディスク再生装置であって、
前記表示制御手段は、直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度に応じて、前記第2の映像データとして前記SD映像データとHD映像データの何れかを選択し、選択された映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させることを特徴とするディスク再生装置。
【請求項2】
所定の解像度を有する映像を、所定の表示装置に表示可能で、
ディスク状記録媒体に記録された第1の映像データを読み出すディスク再生手段と、
第2の映像データを記録された記憶手段と、
前記ディスク再生手段により読み出された前記第1の映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させる一方、前記ディスク再生手段による前記第1の映像データの読み出し処理が停止された場合に前記第2の映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
を備えたディスク再生装置であって、
前記表示制御手段は、直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度に応じて、前記第2の映像データに基づく映像の解像度を変更可能であることを特徴とするディスク再生装置。
【請求項3】
前記第2の映像データは、異なる解像度を有する複数の映像データを含み、
前記表示制御手段は、直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度に応じて、前記複数の第2の映像データの中から1の映像データを選択し、選択された第2の映像データに基づく映像を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2に記載のディスク再生装置。
【請求項4】
前記記憶手段には、標準画質の解像度を有するSD映像データと前記標準画質よりも高画質の解像度を有するHD映像データが少なくとも記録されていることを特徴とする請求項3に記載のディスク再生装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記第2の映像データにスケーリング処理を施すことにより直前まで再生されていた前記第1の映像データに基づく映像の解像度と同一の解像度を有する映像を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項2から4の何れかに記載のディスク再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−103869(P2008−103869A)
【公開日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−283324(P2006−283324)
【出願日】平成18年10月18日(2006.10.18)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】