説明

デジタルテレビ放送受信装置およびデジタルテレビ放送システム

【課題】デジタル放送の複数のチャンネル設定を短時間に完了する。
【解決手段】デジタルテレビ放送を受信するテレビジョン100において、CPU20がデジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータを取得し、セクションデータに記載されているデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネルプランをROM22に記録し、チャンネルアップダウンキーによりROM22に記録されたチャンネルプランにかかるチャンネルを順に選局することができるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はデジタルテレビ放送受信装置においてに関し、特に、デジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビ放送受信装置においてに関する。
【背景技術】
【0002】
テレビを工場で組立てる場合、ホワイトバランスの調整、各チャンネルの設定可否、クロマICの動作の良否、等といった調整・確認のために複数の調整用データを使用する(特許文献1等参照)。これら調整用データは、工場内で放送される放送信号の複数のチャンネルにて放送されることがある(特許文献2等参照)。このとき、工場生産時の工場モードにおいて使用される複数種類の調整用信号をそれぞれ受信する複数チャンネルの周波数データを予め記憶手段に記憶することが一般的である(特許文献4等参照)。また、工場での調整に関する技術ではないが、受信している番組の画面表示が変化した場合にプリセットメモリに記憶されている周波数情報を更新する技術も開示されている(特許文献5等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3089634号公報
【特許文献2】特開2002−176662号公報
【特許文献3】特開2005−012723号公報
【特許文献4】特開2001−112032号公報
【特許文献3】特開2000−092402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、工場の変更時に(工場の移設、設備変更、他社の工場での設定、他社の製品に対する設定、等)プログラムに登録すべきチャンネル(放送チャンネル)が変更される場合があり、その都度、ソフトウェアの見直しが必要になっていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、デジタル放送の複数のチャンネル設定を短時間に完了することが可能なデジタルテレビ放送受信装置ならびにデジタルテレビ放送システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様の1つは、デジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビ放送受信装置において、デジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータを取得する手段と、前記セクションデータに記載されているデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネル情報を所定の記録媒体に記録する手段と、前記所定の記録媒体に記録されたチャンネル情報にかかるチャンネルを順に選択するチャンネル選択手段と、を備える構成とされる。
【0007】
なお、前記デジタルテレビ放送受信装置は、他の機器に組み込まれた状態で実施されたり他の方法とともに実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本発明は上記デジタルテレビ放送受信装置を備えるデジタルテレビ放送システムとしても実現可能である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、デジタル放送の複数のチャンネル設定を短時間に完了することが可能なデジタルテレビ放送受信装置を提供することができる。
請求項2,3にかかる発明によれば、地上波デジタル放送とケーブルテレビ放送の双方にかかるチャンネル設定を短時間に完了することが可能となる。
請求項4にかかる発明によれば、工場においてチャンネル設定を行って各種の設定・調整を行った後、簡単な操作でデジタルテレビ放送受信装置を工場出荷状態に戻すことができる。
請求項5にかかる発明によれば、デジタル放送の複数のチャンネル設定を短時間に完了することが可能なデジタルテレビ放送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】デジタルテレビ放送システムの構成を示す図である。
【図2】テレビジョンの構成を示す図である。
【図3】チャンネルマップ格納エリアの概念図である。
【図4】チャンネル設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】TVCTである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)本実施形態の構成:
(2)チャンネル設定処理:
(3)各種変形例:
【0011】
(1)本実施形態の構成:
図1は、デジタルテレビ放送システムとしてのチャンネル設定システムの構成を示すブロック図である。同図に示すデジタルテレビ放送システムとしてのチャンネル設定システムSは、デジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビ放送受信装置としてのテレビジョン100と、デジタルテレビ放送を送信するデジタルテレビ放送送信装置としてのデジタルテレビ放送設備200と、を備えている。
【0012】
デジタルテレビ放送設備200においては、デジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータに複数のチャンネルプランを記載して送信する送信手段を備えている。チャンネルプランは、デジタルテレビ放送の放送信号を作成するどの段階でセクションデータに記載されてもよく、各設備の利用態様に応じて適宜に選択される。
【0013】
図2は、デジタルテレビ放送受信装置としてのテレビジョンの構成を示すブロック図である。同図において、テレビジョン100は、チューナー10と復調部12とTSパーサー14とデコーダー16とディスプレイ18とCPU20とROM22とRAM24とOSD部26とリモコン28とを備えている。
【0014】
チューナー10は、地上波によるデジタルテレビ放送とケーブルテレビによるデジタルテレビ放送との少なくとも一方を受信可能である。復調部12は、デジタルテレビ放送を復調してTS(トランスポートストリーム)を再生する。TSパーサー14は、TSを解析して各種のデータを抽出する。デコーダー16は、TSから抽出したMPEG信号を複号して映像信号と音声信号を再生する。ディスプレイ18は映像信号に基づく映像を画面に表示する。OSD部26は、各種設定画面等のオンスクリーンディスプレイ信号を映像信号に重畳する。リモコン28は使用者の操作入力を受付ける。CPU20は、ROM22に記憶されている制御プログラムに従った演算処理をRAM24をワークエリアとして利用しつつ行うことによりテレビジョン100全体を制御する制御部を構成する。ROM22には、チャンネルマップCMも記憶されている。
【0015】
図3(a)は、ROM22におけるチャンネルマップCMの格納エリアの概念図である。同図において、格納エリアは、地上波にかかるチャンネルマップを格納するための地上波CM格納エリアとケーブルテレビにかかるチャンネルマップを格納するためのケーブルテレビCM格納エリアとが別個に用意されている。リモコン28等の操作により地上波のチャンネル設定が選択されると、CPU20は取得したチャンネル情報を地上波CM格納エリアの該当箇所に順次登録し、ケーブルテレビ放送のチャンネル設定が選択されると、CPU20は取得したチャンネル情報をケーブルテレビCM格納エリアの該当箇所に順次登録する。むろん、後述するテーブルIDやパケットID等に基づいて、受信中のテレビ放送の種類を自動的に判断し、適宜にチャンネル情報の格納先を選択してもよい。
【0016】
図3(b)は、ROM22におけるチャンネルマップCMの格納エリアの他の概念図である。同図において、地上波とケーブルテレビにかかるチャンネルマップを格納するためのエリアは共通化されている。そのため、地上波とCAテレビ放送の双方で利用される特定周波数域(例えば、VHF帯の低周波数域)のチャンネルは、何れか一方の放送波のチャンネルが排他的に登録される。何れのチャンネルを登録するかは適宜に決定され、地上波を優先してもよいしCAテレビ放送を優先してもよいし、新しく設定される放送波を優先してもよい。
【0017】
(2)チャンネル設定処理:
図4は、チャンネル設定処理の流れを示すフローチャートである。同図に示す処理は、ユーザーのリモコン28操作による特定チャンネルの選局が行われた時、所定のプログラムによる特定チャンネルの選局が行われた時、等に、CPU20によって実行される。
【0018】
処理が開始されると、TSパーサー14に特定チャンネルからパケットID、テーブルIDを取得させる(S10)。そして、パケットID、テーブルIDが、予め定義された特定パケットID、特定テーブルIDであるか判断し(S20)、予め定義された特定パケットID、特定テーブルIDでない場合は(S20:NO)、特定チャンネルにチャンネルプランが放送されていない旨のメッセージをOSD部26に表示させる等して作業者に通知して処理を終了する。
【0019】
図5は、米国の地上波デジタル放送の規格に既定されているTVCT(Terrestrial Virtual Channel Table)である。同図に示すTVCTでは、テーブルID(図のtable_id)のmnemonicが「0xC8」となっており、これは通常のテレビ放送にかかるTVCTであることを示している。また、通常のテレビ放送にかかるTVCTにおいては、パケットIDのmnemonicが「0x1FFB」とされる。これに対し本実施形態にかかる工場内放送の特定チャンネルのチャンネルテーブルは、一般のテレビ放送では利用されないパケットIDやテーブルIDが特定パケットIDや特定テーブルIDとして定義されており、例えば、パケットIDのmnemonicが「0x1FF0」、テーブルIDのmnemonicが「0x40」とされる。むろん、本発明は地上波デジタル放送に限らずケーブルテレビ放送にも適用可能であり、特定チャンネルにケーブルテレビ放送の規格であるCVCT(Cable Virtual Channel table)と異なる特定パケットIDや特定テーブルIDを用いることにより同様のチャンネル設定が可能である。
【0020】
特定チャンネルから特定パケットIDや特定テーブルIDが取得された場合は(S20:YES)、当該チャンネルテーブルのセクションデータを順次取得しつつ各チャンネルプランをROM22のチャンネルマップの該当する位置に格納していく(S30)。すなわち、ステップS10,20の処理を実行するCPU20が、本実施形態においてデジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータを取得する取得手段を構成し、ステップS30の処理を実行するCPU20が、本実施形態において前記セクションデータに記載されているデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネル情報を所定の記録媒体に記録する記録手段を構成する。
【0021】
ここで、各チャンネルプランには、少なくとも、図5に示すセクションデータのmajor_channel_number、minor_channel_number、modulation_mode、carrier_frequency、program_numberに対応するデータが含まれている。セクションデータに記載されている全チャンネルプランの格納が完了すると、例えば、チャンネル設定が完了した旨のメッセージをOSD部26に表示させる等して作業者に通知して処理を終了する。
【0022】
なお、工場設定における放送受信は、各チャンネル(特に物理チャンネル)におけるチューナー10が選局動作の良否判定も兼ねており、チャンネルテーブルのセクションデータに記載されている複数のチャンネルプランが対応するメジャーチャンネル(物理チャンネル)は、少なくとも1以上であるものとする。すなわち、工場において放送されている放送波を受信して各種調整や設定を行うための映像が画面に表示されれば、当該放送波をチューナー10が選局可能であると判定できる。このような観点からは、放送チャンネルの数が物理チャンネルの全数より少ない場合は、各放送チャンネルの属するメジャーチャンネル(物理チャンネル)が互いに異なるように選択されることが望ましく、放送チャンネルの数がメジャーチャンネルの全数以上の場合は、全てのメジャーチャンネルに満遍なく放送チャンネルが配置されることが望ましいと言える。
【0023】
以上のチャンネル設定処理によれば、CPU20がデジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータを取得し、セクションデータに記載されているデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネルプランをROM22に記録し、リモコン28のチャンネルアップダウンキーを操作することによりROM22に記録されたチャンネルプランにかかるチャンネルを順に選局することができるようになる。すなわち、リモコン28のチャンネルアップダウンキーの操作に応じて、ROM22に記録されたチャンネルプランにかかるチャンネルを順にチューナー10に選局させるCPU20が、本実施形態において所定の記録媒体に記録されたチャンネル情報にかかるチャンネルを順に選択するチャンネル選択手段を構成する。
【0024】
このように、放送波を利用してチャンネル設定を行うことにより、デジタル放送の複数のチャンネル設定を短時間に完了することが可能となる。よって、工場が変更されて工場内放送の放送チャンネルに変更があった場合でも、ソフトウェアを修正したりメニュー操作やUART通信コマンドによる操作を行ってROMデータを更新したりすることなく、短時間で調整・設定用のチャンネル登録を完了することができる。
【0025】
そして、チャンネル設定処理が完了するとテレビジョン100において各種の調整・設定が行われ、各種の調整・設定が完了すると、リモコン28に対して所定のキー操作を行うことにより、上述したチャンネル設定処理によってROM22に記憶されたチャンネルマップをCPU20が消去し、ROM22のチャンネルマップ格納領域を出荷状態に初期化する。なお、リモコン28は、本実施形態において操作部を構成する。
【0026】
(3)各種変形例:
(3−1)変形例1:
工場において放送されるチャンネル数が多いため1つのセクションデータ内に全チャンネルマップを格納できない場合は、複数のセクションデータに分けて格納してもよい。この場合、特定チャンネル内でセクションデータが繰り返し記載されることになる。各セクションデータにおいては、記載順に対応する数字が各セクションデータのsection_numberに記載され、last_section numberに全セクション数が記載される。そして、1つのセクションデータに記載されているチャンネルプランの登録が完了すると、last_section numberに一致するsection_numberのセクションデータにかかるチャンネルプランの登録が完了するまで、順次、次のセクションデータを取得してチャンネルプランの登録を繰り返し実行する。
【0027】
(3−2)変形例2:
地上デジタル放送のセクションデータにケーブルテレビ放送用のチャンネル設定データを入れることができる。逆にケーブルテレビ放送のセクションデータに地上デジタル放送用のチャンネル設定データを入れることもできる。
この場合、セクションデータの各チャンネル情報に記載されているモジュレーションの変調方式に基づいて、地上波用のチャンネルマップに登録するか、ケーブルテレビ用のチャンネルマップに登録するかを判断してもよい。例えば、米国であれば、モジュレーションが「8VSB」の場合は地上デジタル放送のチャンネル情報と判断し、「64QAM」や「256QAM」であればケーブルテレビ放送のチャンネル情報と判断する。
また、地上波用のセクションデータとケーブルテレビ用のセクションデータとに異なるテーブルIDやパケットIDを付し、特定チャンネルにおいて地上波用のセクションデータを示すテーブルIDやパケットIDを検出した場合は地上デジタル放送のチャンネル情報と判断し、特定チャンネルにおいてケーブルテレビ用のセクションデータを示すテーブルIDやパケットIDを検出した場合は地上デジタル放送のチャンネル情報と判断するようにしてもよい。
【0028】
(3−3)変形例3:
また、上述した実施形態では、工場での調整・設定のためのチャンネル設定を例に取り説明を行ったが、むろん、工場での調整・設定に限らず、通常の放送波におけるチャンネル設定にも利用可能である。すなわち、複数チャンネルの情報を載せて送信し、デジタルテレビ放送の複数の物理チャンネルにかかるチャンネル設定を特定チャンネルにおけるチャンネルテーブルに基づいて設定完了することも可能である。このような場合に、チャンネル設定がケーブルテレビ放送と地上波デジタルテレビ放送との何れに関するものであるかを上述した変形例2のようにして判別し、ROM22の適切な格納エリアに記録することができる。
【0029】
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
【符号の説明】
【0030】
10…チューナー、12…復調部、14…TSパーサー、16…デコーダー、18…ディスプレイ、20…CPU、22…ROM、24…RAM、26…OSD部、28…リモコン、100…テレビジョン、200…デジタルテレビ放送設備、CM…チャンネルマップ、S…チャンネル設定システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビ放送受信装置において、
デジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータを取得する取得手段と、
前記セクションデータに記載されているデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネル情報を所定の記録媒体に記録する記録手段と、
前記所定の記録媒体に記録されたチャンネル情報にかかるチャンネルを順に選択するチャンネル選択手段と、
を備えることを特徴とするデジタルテレビ放送受信装置。
【請求項2】
前記チャンネル情報には、地上デジタル放送とケーブルテレビ放送の双方にかかるチャンネル情報が記載されており、前記所定の記録媒体においてチャンネルマップが地上デジタル放送とケーブルテレビ放送との記録エリアが別個に用意されていない場合は、地上デジタル放送とケーブルテレビ放送と特定周波数域には地上デジタル放送とケーブルテレビ放送のいずれか一方のチャンネル情報が排他的に記録されることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ放送受信装置。
【請求項3】
前記チャンネル情報には、地上デジタル放送とケーブルテレビ放送の双方にかかるチャンネル情報が記載されており、前記所定の記録媒体においてチャンネルマップが地上デジタル放送とケーブルテレビ放送との記録エリアが別個に用意されている場合は、地上デジタル放送のチャンネルマップの記録エリアに地上デジタル放送のチャンネル情報を記録し、ケーブルテレビ放送のチャンネルマップの記録エリアにケーブルテレビ放送のチャンネル情報を記録することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデジタルテレビ放送受信装置。
【請求項4】
操作部に対して所定のキー操作を行うと、前記所定の記録媒体に記録されたチャンネル情報が消去されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のデジタルテレビ放送受信装置。
【請求項5】
デジタルテレビ放送を送信するデジタルテレビ放送送信装置とデジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビ放送受信装置とを備えるデジタルテレビ放送システムにおいて、
前記デジタルテレビ放送送信装置は、デジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータにデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネル情報を記載して送信する送信手段を備え、
前記デジタルテレビ放送受信装置は、デジタルテレビ放送の特定チャンネル内のセクションデータを取得する手段と、前記セクションデータに記載されているデジタル放送の複数の物理チャンネルにかかる複数のチャンネル情報を所定の記録媒体に記録する手段と、前記所定の記録媒体に記録されたチャンネル情報にかかるチャンネルを順に選択するチャンネル選択手段と、を備えることを特徴とするデジタルテレビ放送システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−231381(P2012−231381A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−99320(P2011−99320)
【出願日】平成23年4月27日(2011.4.27)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】