データ客体の併合方法及び装置
【課題】 フォルダ及びオープンされた情報を含むデータ客体を互いに同等なレベルで併合する方法とその方法を行うための装置を提供する。
【解決手段】 第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される段階と、入力されたユーザ命令によって第1及び第2データ客体の内容を併合する段階と、を含むデータ客体併合方法。本発明によれば、フォルダを同等レベルで併合でき、イメージデータやテキストデータをそれぞれの客体に入力していて、必要な場合に容易に情報を併合できて、便利にファイル管理を行える。
【解決手段】 第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される段階と、入力されたユーザ命令によって第1及び第2データ客体の内容を併合する段階と、を含むデータ客体併合方法。本発明によれば、フォルダを同等レベルで併合でき、イメージデータやテキストデータをそれぞれの客体に入力していて、必要な場合に容易に情報を併合できて、便利にファイル管理を行える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステムのデータ客体の併合に係り、より詳細には、フォルダ及びオープンされた情報を含むデータ客体を互いに同等なレベルに合わせる方法とその方法を行うための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1A及び図1Bは、ウェブパッド(Web Pad)、個人携帯情報端末機(Personal Digital Assistant:PDA)など従来のデジタルコンピュータ環境でデータ客体同士の併合を試みた場合、その結果を示す図である。
【0003】
図1Aは、従来の技術により2つのフォルダを合わせた結果である。図1Aを参照するに、フォルダA 110にフォルダB 120を合わせた場合、フォルダBがフォルダAの下位フォルダとして含まれる結果(130)を得る。したがって、データ客体を他の客体の下位情報として合わせるものではなく、同じデータレベルを保持させつつ併合する管理方法が要求される。
【0004】
図1Bは、従来の技術によっては、オープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を合わせられないことを示す図である。オープンされた情報は、イメージやテキストなどの情報の保存されたファイルが開いている状態を示すものであって、本発明でフォルダと区分するために使われる用語である。図1Bを参照するに、オープンされた情報を含むデータ客体a 140にオープンされた情報を含むデータ客体b 150を接近させても、第1及び第2データ客体140、150を合わせられない。オープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を合わせようとすれば、該当編集機を用いて手作業で合わせる過程を経ねばならない不便さがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記問題を解決するために案出されたものであって、便利なユーザインターフェースを介してフォルダ、イメージファイル、テキストファイルなどのデータ客体を同等なレベルで互いに併合する方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記のような課題を解決するための本発明の一特徴は、画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する方法において、前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される段階と、前記入力されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階とを含む。
【0007】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことが望ましい。
【0008】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動する段階を含むことが望ましい。
【0009】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体の前記エッジに前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことが望ましい。
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第1データ客体が移動した方向のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことが望ましい。
【0010】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、前記第1データ客体が前記第2データ客体と所定距離以内になるように移動すれば、前記第1データ客体と前記第2データ客体に併合可能領域を示すマークを表示する段階と、前記ユーザが前記第1データ客体を移動させて前記マークが表示された併合可能領域を互いに接触させた後、ドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階を含むことが望ましい。
【0011】
前記マークを表示する段階は、前記第1及び第2データ客体の各エッジの少なくとも一部にガイドライン形態のマークを表示する段階を含むことが望ましい。
【0012】
前記第1及び第2データ客体の併合命令を認識する段階は、前記併合可能領域を互いに接触させる時、前記互いに接触させた併合可能領域を前記第1及び第2データ客体の他の領域と区分可能な異なるマークを、前記互いに接触させた併合可能領域に表示する段階をさらに含むことが望ましい。
【0013】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、前記第1データ客体が、前記第2データ客体の併合可能距離以内に移動すれば、前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを前記画面に表示する段階と、前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが前記画面に表示されている時、前記ユーザが前記第1データ客体をドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階を含むことが望ましい。
【0014】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第2データ客体のエッジのうち、前記第1データ客体が接近する方向のエッジに、前記第2データ客体との併合が可能であるということを示す第1マークを表示する段階を含むことが望ましい。
【0015】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、前記第1データ客体のエッジのうち、前記第2データ客体に接近する方向のエッジに前記第1データ客体との併合が可能であるということを表示する第2マークを表示する段階をさらに含むことが望ましい。
本発明の他の特徴は、画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する装置において、前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力されるユーザインターフェース部と、前記ユーザインターフェース部から受信されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合し、前記併合された結果を前記画面にディスプレイすべく制御する制御部とを備える。
【発明の効果】
【0016】
本発明の構成によれば、フォルダを同等レベルで併合でき、イメージデータやテキストデータをそれぞれの客体に入力していて、必要な場合に容易に情報を併合できて、便利にファイル管理を行える。また、画面でデータを見つつ、簡単に併合しうるユーザインターフェースを提供するので、ユーザが便利に利用しうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。
【0018】
図2は、本発明によるデータ客体併合装置の構成図である。図2を参照するに、本発明によるデータ客体併合装置は、マウスやタッチスクリーンなど入力装置210を介してユーザから入力されるユーザ命令を受信して解釈するユーザインターフェース部230と、ユーザインターフェース部から受信されたユーザ命令によって第1及び第2データ客体の内容を併合し、該併合された結果を表示部220である画面にディスプレイすべく制御する制御部240とで構成される。ユーザインターフェース部230と制御部240との動作については後述する。
【0019】
図3は、本発明によるデータ客体併合方法のフローチャートである。図3を参照するに、ユーザインターフェース部230は、画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される(302)。併合命令の入力には、メニューで併合するデータ客体を選択する方法以外にも多様な方法が用いられる。
【0020】
併合命令の入力についての一実施形態において、ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして併合のターゲットである第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、第2データ客体に第1データ客体を併合せよとの命令と認識する。
【0021】
他の実施形態において、ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体に併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、第2データ客体の前記エッジに第1データ客体を併合せよとの命令と認識する。
【0022】
さらに他の実施形態としては、併合可能であることを示すマークを用いる方法がある。ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させて、第1データ客体が第2データ客体の併合可能距離以内に移動すれば、第1及び第2データ客体の併合が可能であることを画面に表示する。第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが画面に表示されている時、ユーザが第1データ客体をドロップした場合、第1及び第2データ客体の併合命令と認識する。オープンされた情報を含む第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示するためには、第2データ客体のエッジのうち、第1データ客体が接近する方向のエッジに、第2データ客体との併合が可能であるということを示すマークを表示しうる。また、第1データ客体のエッジのうち、第2データ客体に接近する方向のエッジに第1データ客体との併合が可能であるということを表示するマークをさらに表示しうる。
【0023】
マークを用いる他の実施形態は、次の通りである。ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させ、第1データ客体が第2データ客体と所定距離以内になるように移動すれば、第1データ客体と第2データ客体とに併合可能領域を示すマークを表示する。例えば、第1及び第2データ客体のあらゆるエッジにマークを表示する。ユーザが第1データ客体をさらに移動させて、マークの表示された併合可能領域を互いに接触させた後、ドロップした場合、第1及び第2データ客体の併合命令と認識する。
【0024】
マークを利用する前記実施形態で、併合しようとする第1データ客体とターゲットになる第2データ客体とに相異なる形状のマークを表示して、ユーザをして容易に区分可能にしうる。また、第1及び第2データ客体の該当エッジの少なくとも一部にガイドライン状のマークを表示することが望ましい。例えば、エッジの1/3程度の長さを有するガイドラインを併合可能領域の表示のために使用しうる。一方、第1及び第2データ客体の併合可能領域を互いに接触させる時、互いに接触させた併合可能領域を第1及び第2データ客体の他の領域と区分可能な異なるマークを表示すれば、ユーザがさらに便利に併合命令を下すことができる。
【0025】
次の段階で、制御部240は、ユーザ命令によって第1及び第2データ客体の内容を同等なレベルで併合する(304)。第1及び第2データ客体がフォルダである場合は、ターゲットフォルダに他のフォルダの内容を移動させる。この際、併合された他のフォルダは、削除されることが望ましい。第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含むファイルである場合は、第1及び第2データ客体が接するか、近く位置したエッジを互いに連結して第1及び第2データ客体を併合する。第1及び第2データ客体に併合可能領域が表示される場合は、表示された併合可能領域のうち、互いに接した併合可能領域同士で連結されるように第1及び第2データ客体を併合する。
【0026】
図4Aは、本発明によって二フォルダを併合する方法のフローチャートである。図4Aを参照するに、ユーザインターフェース部230は、ユーザが入力装置210を通じて第1データ客体に該当するフォルダをドラッグして第2データ客体に該当するフォルダ上に移動させた後、ドロップする場合、これを第1及び第2データ客体の併合命令と認識する(402)。前述したように、併合命令の認識のために多様な方法が使われうる。制御部240は、第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を第2データ客体に該当するフォルダ内に移動することによって、二フォルダを併合する(404)。また、制御部240は、第1フォルダの内容が併合された第2フォルダを表示部220にディスプレイすべく制御する。
【0027】
図4Bは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する方法のフローチャートである。図4Bを参照するに、ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合可能距離以内に移動させた後、ドロップする場合、第1データ客体及び前記第2データ客体の併合命令と認識する(406)。前述したように、併合命令の認識のために多様な方法が使われうる。制御部240は、ユーザインターフェース部230から併合命令を伝達され、ユーザが所望する方向のエッジで第2データ客体に第1データ客体の内容を追加することによって、第1及び第2データ客体を併合する(408)。併合後、制御部240は、第1データ客体の内容がさらに含まれた第2データ客体を表示部220にディスプレイすべく制御する。
【0028】
図5Aは、本発明によって二フォルダを併合した結果を示す図である。図5Aを参照するに、ファイルa、bを有するフォルダA 530にファイルc、dを有するフォルダB 540を併合した場合、併合後にフォルダA 550は、フォルダB 540に属していたファイルc、dをさらに含んでいる。従来の技術とは異なって、ファイルa、b、c、dは、いずれも同等なフォルダレベルにフォルダA 550に属していることが分かる。
【0029】
図5Bないし図5Dは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【0030】
図5Bに示されたように第1データ客体510を選択してドラッグして併合のターゲットである第2データ客体520側に移動し、図5Cに示されたように併合可能距離以内に近づければ、図5Dに示されたように第2データ客体530は、本来有していたデータに第1データ客体が有していたデータをさらに有する併合された客体となる。図5Bないし図5Dは、本発明をメモデータに適用した例であって、図5Dを参照するに、ターゲットメモである第2データ客体は併合後にも併合前の特性(この例では、メモ紙の色相)をそのまま維持する。
【0031】
図6Aは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を近く移動させた場合の画面例である。図6Aを参照するに、第1データ客体620を第2データ客体610近くに移動させて所定距離以内にした場合、第1及び第2データ客体の併合可能領域を示すマーク611〜614、621〜624が表示される。図示された例では、第1及び第2データ客体のあらゆるエッジにガイドライン状に併合可能領域を意味するマークが表示されたことが分かる。
【0032】
図6Bは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域同士で互いに接触させるように移動させた場合の画面例である。図6Bを参照するに、ユーザは、第1及び第2データ客体に表示された併合可能領域のうち、併合しようとする第1及び第2データ客体の併合可能領域614、622が互いに接するように第1データ客体620を移動させる。第1及び第2データ客体が互いに接した状態でユーザがマウスなどをリリース(release)して第1データ客体をドロップすれば、制御部240は互いに接した併合可能領域614、622が連結されるように第1及び第2データ客体を併合する。
【0033】
図6Cは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域を越えるように移動させた場合の画面例である。図6Cを参照するに、図6Bでユーザが、第1及び第2データ客体が互いに接するように、第1データ客体をドロップせず、さらに移動させた場合、第1及び第2データ客体は、併合されず、単純に第1データ客体を移動させた結果になるだけである。
【0034】
前述したような本発明による方法は、コンピュータで読取り可能な記録媒体にコンピュータで読取り可能なコードとして具現することが可能である。
【0035】
以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形で具現されうることを理解できるであろう。したがって、開示された実施形態は限定的な観点でなく説明的な観点で考慮せねばならない。本発明の範囲は、前述した説明でなく特許請求の範囲に現れており、それと同等な範囲内にあるあらゆる差異点は本発明に含まれるものと解釈されねばならない。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、コンピュータシステムのデータ客体の併合関連の技術分野に好適に適用されうる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1A】従来の技術により二フォルダを合わせた結果を示す図である。
【図1B】従来の技術によりオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合できないということを示す図である。
【図2】本発明によるデータ客体併合装置の構成図である。
【図3】本発明によるデータ客体併合方法のフローチャートである。
【図4A】本発明によって二フォルダを併合する方法のフローチャートである。
【図4B】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する方法のフローチャートである。
【図5A】本発明によって二フォルダを併合した結果を示す図である。
【図5B】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【図5C】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【図5D】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【図6A】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を近く移動させた場合の画面例を示す図である。
【図6B】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域同士で互いに接触させるように移動させた場合の画面例を示す図である。
【図6C】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域を越えるように移動させた場合の画面例を示す図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステムのデータ客体の併合に係り、より詳細には、フォルダ及びオープンされた情報を含むデータ客体を互いに同等なレベルに合わせる方法とその方法を行うための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1A及び図1Bは、ウェブパッド(Web Pad)、個人携帯情報端末機(Personal Digital Assistant:PDA)など従来のデジタルコンピュータ環境でデータ客体同士の併合を試みた場合、その結果を示す図である。
【0003】
図1Aは、従来の技術により2つのフォルダを合わせた結果である。図1Aを参照するに、フォルダA 110にフォルダB 120を合わせた場合、フォルダBがフォルダAの下位フォルダとして含まれる結果(130)を得る。したがって、データ客体を他の客体の下位情報として合わせるものではなく、同じデータレベルを保持させつつ併合する管理方法が要求される。
【0004】
図1Bは、従来の技術によっては、オープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を合わせられないことを示す図である。オープンされた情報は、イメージやテキストなどの情報の保存されたファイルが開いている状態を示すものであって、本発明でフォルダと区分するために使われる用語である。図1Bを参照するに、オープンされた情報を含むデータ客体a 140にオープンされた情報を含むデータ客体b 150を接近させても、第1及び第2データ客体140、150を合わせられない。オープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を合わせようとすれば、該当編集機を用いて手作業で合わせる過程を経ねばならない不便さがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記問題を解決するために案出されたものであって、便利なユーザインターフェースを介してフォルダ、イメージファイル、テキストファイルなどのデータ客体を同等なレベルで互いに併合する方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記のような課題を解決するための本発明の一特徴は、画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する方法において、前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される段階と、前記入力されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階とを含む。
【0007】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことが望ましい。
【0008】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動する段階を含むことが望ましい。
【0009】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体の前記エッジに前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことが望ましい。
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第1データ客体が移動した方向のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことが望ましい。
【0010】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、前記第1データ客体が前記第2データ客体と所定距離以内になるように移動すれば、前記第1データ客体と前記第2データ客体に併合可能領域を示すマークを表示する段階と、前記ユーザが前記第1データ客体を移動させて前記マークが表示された併合可能領域を互いに接触させた後、ドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階を含むことが望ましい。
【0011】
前記マークを表示する段階は、前記第1及び第2データ客体の各エッジの少なくとも一部にガイドライン形態のマークを表示する段階を含むことが望ましい。
【0012】
前記第1及び第2データ客体の併合命令を認識する段階は、前記併合可能領域を互いに接触させる時、前記互いに接触させた併合可能領域を前記第1及び第2データ客体の他の領域と区分可能な異なるマークを、前記互いに接触させた併合可能領域に表示する段階をさらに含むことが望ましい。
【0013】
前記ユーザ命令を入力される段階は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、前記第1データ客体が、前記第2データ客体の併合可能距離以内に移動すれば、前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを前記画面に表示する段階と、前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが前記画面に表示されている時、前記ユーザが前記第1データ客体をドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階を含むことが望ましい。
【0014】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第2データ客体のエッジのうち、前記第1データ客体が接近する方向のエッジに、前記第2データ客体との併合が可能であるということを示す第1マークを表示する段階を含むことが望ましい。
【0015】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、前記第1データ客体のエッジのうち、前記第2データ客体に接近する方向のエッジに前記第1データ客体との併合が可能であるということを表示する第2マークを表示する段階をさらに含むことが望ましい。
本発明の他の特徴は、画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する装置において、前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力されるユーザインターフェース部と、前記ユーザインターフェース部から受信されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合し、前記併合された結果を前記画面にディスプレイすべく制御する制御部とを備える。
【発明の効果】
【0016】
本発明の構成によれば、フォルダを同等レベルで併合でき、イメージデータやテキストデータをそれぞれの客体に入力していて、必要な場合に容易に情報を併合できて、便利にファイル管理を行える。また、画面でデータを見つつ、簡単に併合しうるユーザインターフェースを提供するので、ユーザが便利に利用しうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。
【0018】
図2は、本発明によるデータ客体併合装置の構成図である。図2を参照するに、本発明によるデータ客体併合装置は、マウスやタッチスクリーンなど入力装置210を介してユーザから入力されるユーザ命令を受信して解釈するユーザインターフェース部230と、ユーザインターフェース部から受信されたユーザ命令によって第1及び第2データ客体の内容を併合し、該併合された結果を表示部220である画面にディスプレイすべく制御する制御部240とで構成される。ユーザインターフェース部230と制御部240との動作については後述する。
【0019】
図3は、本発明によるデータ客体併合方法のフローチャートである。図3を参照するに、ユーザインターフェース部230は、画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される(302)。併合命令の入力には、メニューで併合するデータ客体を選択する方法以外にも多様な方法が用いられる。
【0020】
併合命令の入力についての一実施形態において、ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして併合のターゲットである第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、第2データ客体に第1データ客体を併合せよとの命令と認識する。
【0021】
他の実施形態において、ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体に併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、第2データ客体の前記エッジに第1データ客体を併合せよとの命令と認識する。
【0022】
さらに他の実施形態としては、併合可能であることを示すマークを用いる方法がある。ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させて、第1データ客体が第2データ客体の併合可能距離以内に移動すれば、第1及び第2データ客体の併合が可能であることを画面に表示する。第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが画面に表示されている時、ユーザが第1データ客体をドロップした場合、第1及び第2データ客体の併合命令と認識する。オープンされた情報を含む第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示するためには、第2データ客体のエッジのうち、第1データ客体が接近する方向のエッジに、第2データ客体との併合が可能であるということを示すマークを表示しうる。また、第1データ客体のエッジのうち、第2データ客体に接近する方向のエッジに第1データ客体との併合が可能であるということを表示するマークをさらに表示しうる。
【0023】
マークを用いる他の実施形態は、次の通りである。ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させ、第1データ客体が第2データ客体と所定距離以内になるように移動すれば、第1データ客体と第2データ客体とに併合可能領域を示すマークを表示する。例えば、第1及び第2データ客体のあらゆるエッジにマークを表示する。ユーザが第1データ客体をさらに移動させて、マークの表示された併合可能領域を互いに接触させた後、ドロップした場合、第1及び第2データ客体の併合命令と認識する。
【0024】
マークを利用する前記実施形態で、併合しようとする第1データ客体とターゲットになる第2データ客体とに相異なる形状のマークを表示して、ユーザをして容易に区分可能にしうる。また、第1及び第2データ客体の該当エッジの少なくとも一部にガイドライン状のマークを表示することが望ましい。例えば、エッジの1/3程度の長さを有するガイドラインを併合可能領域の表示のために使用しうる。一方、第1及び第2データ客体の併合可能領域を互いに接触させる時、互いに接触させた併合可能領域を第1及び第2データ客体の他の領域と区分可能な異なるマークを表示すれば、ユーザがさらに便利に併合命令を下すことができる。
【0025】
次の段階で、制御部240は、ユーザ命令によって第1及び第2データ客体の内容を同等なレベルで併合する(304)。第1及び第2データ客体がフォルダである場合は、ターゲットフォルダに他のフォルダの内容を移動させる。この際、併合された他のフォルダは、削除されることが望ましい。第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含むファイルである場合は、第1及び第2データ客体が接するか、近く位置したエッジを互いに連結して第1及び第2データ客体を併合する。第1及び第2データ客体に併合可能領域が表示される場合は、表示された併合可能領域のうち、互いに接した併合可能領域同士で連結されるように第1及び第2データ客体を併合する。
【0026】
図4Aは、本発明によって二フォルダを併合する方法のフローチャートである。図4Aを参照するに、ユーザインターフェース部230は、ユーザが入力装置210を通じて第1データ客体に該当するフォルダをドラッグして第2データ客体に該当するフォルダ上に移動させた後、ドロップする場合、これを第1及び第2データ客体の併合命令と認識する(402)。前述したように、併合命令の認識のために多様な方法が使われうる。制御部240は、第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を第2データ客体に該当するフォルダ内に移動することによって、二フォルダを併合する(404)。また、制御部240は、第1フォルダの内容が併合された第2フォルダを表示部220にディスプレイすべく制御する。
【0027】
図4Bは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する方法のフローチャートである。図4Bを参照するに、ユーザインターフェース部230は、ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合可能距離以内に移動させた後、ドロップする場合、第1データ客体及び前記第2データ客体の併合命令と認識する(406)。前述したように、併合命令の認識のために多様な方法が使われうる。制御部240は、ユーザインターフェース部230から併合命令を伝達され、ユーザが所望する方向のエッジで第2データ客体に第1データ客体の内容を追加することによって、第1及び第2データ客体を併合する(408)。併合後、制御部240は、第1データ客体の内容がさらに含まれた第2データ客体を表示部220にディスプレイすべく制御する。
【0028】
図5Aは、本発明によって二フォルダを併合した結果を示す図である。図5Aを参照するに、ファイルa、bを有するフォルダA 530にファイルc、dを有するフォルダB 540を併合した場合、併合後にフォルダA 550は、フォルダB 540に属していたファイルc、dをさらに含んでいる。従来の技術とは異なって、ファイルa、b、c、dは、いずれも同等なフォルダレベルにフォルダA 550に属していることが分かる。
【0029】
図5Bないし図5Dは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【0030】
図5Bに示されたように第1データ客体510を選択してドラッグして併合のターゲットである第2データ客体520側に移動し、図5Cに示されたように併合可能距離以内に近づければ、図5Dに示されたように第2データ客体530は、本来有していたデータに第1データ客体が有していたデータをさらに有する併合された客体となる。図5Bないし図5Dは、本発明をメモデータに適用した例であって、図5Dを参照するに、ターゲットメモである第2データ客体は併合後にも併合前の特性(この例では、メモ紙の色相)をそのまま維持する。
【0031】
図6Aは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を近く移動させた場合の画面例である。図6Aを参照するに、第1データ客体620を第2データ客体610近くに移動させて所定距離以内にした場合、第1及び第2データ客体の併合可能領域を示すマーク611〜614、621〜624が表示される。図示された例では、第1及び第2データ客体のあらゆるエッジにガイドライン状に併合可能領域を意味するマークが表示されたことが分かる。
【0032】
図6Bは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域同士で互いに接触させるように移動させた場合の画面例である。図6Bを参照するに、ユーザは、第1及び第2データ客体に表示された併合可能領域のうち、併合しようとする第1及び第2データ客体の併合可能領域614、622が互いに接するように第1データ客体620を移動させる。第1及び第2データ客体が互いに接した状態でユーザがマウスなどをリリース(release)して第1データ客体をドロップすれば、制御部240は互いに接した併合可能領域614、622が連結されるように第1及び第2データ客体を併合する。
【0033】
図6Cは、本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域を越えるように移動させた場合の画面例である。図6Cを参照するに、図6Bでユーザが、第1及び第2データ客体が互いに接するように、第1データ客体をドロップせず、さらに移動させた場合、第1及び第2データ客体は、併合されず、単純に第1データ客体を移動させた結果になるだけである。
【0034】
前述したような本発明による方法は、コンピュータで読取り可能な記録媒体にコンピュータで読取り可能なコードとして具現することが可能である。
【0035】
以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形で具現されうることを理解できるであろう。したがって、開示された実施形態は限定的な観点でなく説明的な観点で考慮せねばならない。本発明の範囲は、前述した説明でなく特許請求の範囲に現れており、それと同等な範囲内にあるあらゆる差異点は本発明に含まれるものと解釈されねばならない。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、コンピュータシステムのデータ客体の併合関連の技術分野に好適に適用されうる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1A】従来の技術により二フォルダを合わせた結果を示す図である。
【図1B】従来の技術によりオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合できないということを示す図である。
【図2】本発明によるデータ客体併合装置の構成図である。
【図3】本発明によるデータ客体併合方法のフローチャートである。
【図4A】本発明によって二フォルダを併合する方法のフローチャートである。
【図4B】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する方法のフローチャートである。
【図5A】本発明によって二フォルダを併合した結果を示す図である。
【図5B】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【図5C】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【図5D】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合する過程及び結果を示す図である。
【図6A】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を近く移動させた場合の画面例を示す図である。
【図6B】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域同士で互いに接触させるように移動させた場合の画面例を示す図である。
【図6C】本発明によってオープンされた情報を含む第1及び第2データ客体を併合可能領域を越えるように移動させた場合の画面例を示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する方法において、
前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される段階と、
前記入力されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階とを含むことを特徴とするデータ客体併合方法。
【請求項2】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項3】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させる段階を含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ客体併合方法。
【請求項4】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体の前記エッジに前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項5】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第1データ客体が移動した方向のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項4に記載のデータ客体併合方法。
【請求項6】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、
前記第1データ客体が前記第2データ客体と所定距離以内になるように移動させれば、前記第1データ客体と前記第2データ客体に併合可能領域を示すマークを表示する段階と、
前記ユーザが前記第1データ客体を移動させて、前記マークが表示された併合可能領域を互いに接触させた後、ドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項7】
前記マークを表示する段階は、
前記第1及び第2データ客体の各エッジの少なくとも一部にガイドライン形態のマークを表示する段階を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ客体併合方法。
【請求項8】
前記第1及び第2データ客体の併合命令を認識する段階は、
前記併合可能領域を互いに接触させる時、前記互いに接触させた併合可能領域を前記第1及び第2データ客体の他の領域と区分可能な異なるマークを、前記互いに接触させた併合可能領域に表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ客体併合方法。
【請求項9】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記互いに接触させた併合可能領域が連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ客体併合方法。
【請求項10】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、
前記第1データ客体が前記第2データ客体の併合可能距離以内に移動すれば、前記第1及び第2データ客体の併合が可能であることを前記画面に表示する段階と、
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが前記画面に表示されている時、前記ユーザが前記第1データ客体をドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項11】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させる段階を含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ客体併合方法。
【請求項12】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第2データ客体のエッジのうち、前記第1データ客体が接近する方向のエッジに、前記第2データ客体との併合が可能であるということを示す第1マークを表示する段階を含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ客体併合方法。
【請求項13】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1マークが表示された前記第2データ客体のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載のデータ客体併合方法。
【請求項14】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、
前記第1データ客体のエッジのうち、前記第2データ客体に接近する方向のエッジに前記第1データ客体との併合が可能であるということを表示する第2マークを表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のデータ客体併合方法。
【請求項15】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1マークが表示された前記第2データ客体のエッジと前記第2マークが表示された前記第1データ客体のエッジとが互いに連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項14に記載のデータ客体併合方法。
【請求項16】
画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する装置において、
前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力されるユーザインターフェース部と、
前記ユーザインターフェース部から受信されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合し、前記併合された結果を前記画面にディスプレイすべく制御する制御部とを備えることを特徴とするデータ客体併合装置。
【請求項17】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項18】
前記制御部は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させることを特徴とする請求項17に記載のデータ客体併合装置。
【請求項19】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体に併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項20】
記制御部は、
前記第1データ客体及び前記第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第1データ客体が移動した方向のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合することを特徴とする請求項19に記載のデータ客体併合装置。
【請求項21】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合可能距離以内に移動させれば、前記第1及び第2データ客体に併合可能領域を示すマークを表示し、前記ユーザが前記第1データ客体を移動させて前記マークが表示された併合可能領域を互いに接触させる後、ドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項22】
前記制御部は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記互いに接触させた併合可能領域が連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合することを特徴とする請求項21に記載のデータ客体併合装置。
【請求項23】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合可能距離以内に移動させれば、併合が可能であるということを前記画面に表示し、前記前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが前記画面に表示されている時、ユーザが前記第1データ客体をドロップすれば、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項24】
前記制御部は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させることを特徴とする請求項23に記載のデータ客体併合装置。
【請求項25】
前記ユーザインターフェース部は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記接近中である第1データ客体のエッジ及び/または第2データ客体のエッジに前記併合が可能であるということを示すマークを表示することを特徴とする請求項23に記載のデータ客体併合装置。
【請求項26】
前記制御部は、
前記マークが表示された第1及び第2データ客体のエッジが互いに連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合することを特徴とする請求項25に記載のデータ客体併合装置。
【請求項1】
画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する方法において、
前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力される段階と、
前記入力されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階とを含むことを特徴とするデータ客体併合方法。
【請求項2】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項3】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させる段階を含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ客体併合方法。
【請求項4】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、前記第2データ客体の前記エッジに前記第1データ客体を併合せよとの命令と認識する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項5】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第1データ客体が移動した方向のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項4に記載のデータ客体併合方法。
【請求項6】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、
前記第1データ客体が前記第2データ客体と所定距離以内になるように移動させれば、前記第1データ客体と前記第2データ客体に併合可能領域を示すマークを表示する段階と、
前記ユーザが前記第1データ客体を移動させて、前記マークが表示された併合可能領域を互いに接触させた後、ドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項7】
前記マークを表示する段階は、
前記第1及び第2データ客体の各エッジの少なくとも一部にガイドライン形態のマークを表示する段階を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ客体併合方法。
【請求項8】
前記第1及び第2データ客体の併合命令を認識する段階は、
前記併合可能領域を互いに接触させる時、前記互いに接触させた併合可能領域を前記第1及び第2データ客体の他の領域と区分可能な異なるマークを、前記互いに接触させた併合可能領域に表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ客体併合方法。
【請求項9】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記互いに接触させた併合可能領域が連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ客体併合方法。
【請求項10】
前記ユーザ命令を入力される段階は、
ユーザが第1データ客体をドラッグして第2データ客体が位置する方向に移動させる段階と、
前記第1データ客体が前記第2データ客体の併合可能距離以内に移動すれば、前記第1及び第2データ客体の併合が可能であることを前記画面に表示する段階と、
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが前記画面に表示されている時、前記ユーザが前記第1データ客体をドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ客体併合方法。
【請求項11】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させる段階を含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ客体併合方法。
【請求項12】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第2データ客体のエッジのうち、前記第1データ客体が接近する方向のエッジに、前記第2データ客体との併合が可能であるということを示す第1マークを表示する段階を含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ客体併合方法。
【請求項13】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1マークが表示された前記第2データ客体のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載のデータ客体併合方法。
【請求項14】
前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということを表示する段階は、
前記第1データ客体のエッジのうち、前記第2データ客体に接近する方向のエッジに前記第1データ客体との併合が可能であるということを表示する第2マークを表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のデータ客体併合方法。
【請求項15】
前記第1及び第2データ客体の内容を併合する段階は、
前記第1マークが表示された前記第2データ客体のエッジと前記第2マークが表示された前記第1データ客体のエッジとが互いに連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体の内容を追加する段階を含むことを特徴とする請求項14に記載のデータ客体併合方法。
【請求項16】
画面にディスプレイされた第1及び第2データ客体を併合する装置において、
前記第1及び第2データ客体の併合を指示するユーザ命令を入力されるユーザインターフェース部と、
前記ユーザインターフェース部から受信されたユーザ命令によって前記第1及び第2データ客体の内容を併合し、前記併合された結果を前記画面にディスプレイすべく制御する制御部とを備えることを特徴とするデータ客体併合装置。
【請求項17】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体上に移動させた後、ドロップする場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項18】
前記制御部は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させることを特徴とする請求項17に記載のデータ客体併合装置。
【請求項19】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体に併合しようとする方向のエッジに移動させた後、ドロップする場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項20】
記制御部は、
前記第1データ客体及び前記第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記第1データ客体が移動した方向のエッジで前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合することを特徴とする請求項19に記載のデータ客体併合装置。
【請求項21】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合可能距離以内に移動させれば、前記第1及び第2データ客体に併合可能領域を示すマークを表示し、前記ユーザが前記第1データ客体を移動させて前記マークが表示された併合可能領域を互いに接触させる後、ドロップした場合、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項22】
前記制御部は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記互いに接触させた併合可能領域が連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合することを特徴とする請求項21に記載のデータ客体併合装置。
【請求項23】
前記ユーザインターフェース部は、
ユーザが入力装置で第1データ客体をドラッグして第2データ客体の併合可能距離以内に移動させれば、併合が可能であるということを前記画面に表示し、前記前記第1及び第2データ客体の併合が可能であるということが前記画面に表示されている時、ユーザが前記第1データ客体をドロップすれば、前記第1及び第2データ客体の併合命令と認識することを特徴とする請求項16に記載のデータ客体併合装置。
【請求項24】
前記制御部は、
前記第1及び第2データ客体がフォルダである場合、前記第1データ客体に該当するフォルダに含まれたあらゆるデータ客体を前記第2データ客体に該当するフォルダ内に移動させることを特徴とする請求項23に記載のデータ客体併合装置。
【請求項25】
前記ユーザインターフェース部は、
前記第1及び第2データ客体がオープンされた情報を含む場合、前記接近中である第1データ客体のエッジ及び/または第2データ客体のエッジに前記併合が可能であるということを示すマークを表示することを特徴とする請求項23に記載のデータ客体併合装置。
【請求項26】
前記制御部は、
前記マークが表示された第1及び第2データ客体のエッジが互いに連結されるように前記第2データ客体に前記第1データ客体を併合することを特徴とする請求項25に記載のデータ客体併合装置。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【公開番号】特開2007−213587(P2007−213587A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−31291(P2007−31291)
【出願日】平成19年2月9日(2007.2.9)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年2月9日(2007.2.9)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】
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