説明

データ構造、データ記憶装置及び方法

【課題】複数のデータ記録セッションでテープにデータを格納する方法および装置を提供する。
【解決手段】複数のデータ記録セッションでテープに格納されるデータは、テープ使用情報のログを指定するフォーマットに従って記録するようにプログラムされたテープドライブ装置を採用する。ログは、複数のデータ記録セッションのうちのそれぞれ対応するものに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含むデータ構造の形式で存在する。ログセクションは、合せて、対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、記録セッションに関する各ログセクションは、その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、記録セッションのカウントとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テープ使用情報がログとしてテープに記録されるフォーマットに従って、テープにデータを格納することに関する。
【背景技術】
【0002】
複数のバージョンを通して開発されたDDSフォーマットと呼ばれるフォーマットで、磁気テープにデジタル情報を格納し、且つ磁気テープからデジタル情報を検索することが知られている。DDSテープドライブでは、テープドライブに磁気テープカセットがロードされ、カセット内のテープが、回転ヘッドドラムを通過して移送されることにより、テープを横切ってオーバラップする斜めのトラックが記録される。DDSフォーマットは、テープ上に、テープをロードしテストするためのデバイスエリアと、テープログを含むシステムエリアと、ユーザデータを記録するデータエリアとを含む複数の特定のエリアを提供する。テープログは、テープ使用情報を記録するために提供される。テープログは、テープカセットがテープドライブにロードされると読み出され、テープカセットがアンロードされると上書きされることによって更新される。
【特許文献1】米国特許第5,576,903号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ヘッド詰り又は電源サイクル障害のために、テープログの更新中に問題が発生する場合、ログが破損する可能性があり、それにより後続するテープロード操作時にログが役に立たなくなる。さらに、テープにデータを書き込む際にテープドライブに問題があった場合、ログを破損しないようにテープログの更新を試みることは危険すぎると考えられる場合がある。この場合、現テープ使用情報をログに追加せずにカセットを排出する場合がある。
【0004】
米国特許第5,576,903号は、磁気テープのストライプにおいて、ホストプロセッサから受け取られたデータレコードのストリームを読み出し且つ書き込むヘリカルスキャンテープドライブについて述べている。動作的にホストプロセッサから独立している装置が、磁気テープに書き込まれたデータレコードに関連する管理データを提供する。管理情報は、データレコードの前に位置する磁気テープのヘッダセグメントに書き込まれる。管理情報は、テープ使用統計、テープがはめ込まれたテープドライブの識別、検出され且つ訂正された読出し/書込みエラーの数の記録、並びにエラー統計の集まりを含む。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、テープに記録されるテープログのためのデータ構造であって、
それぞれ対応する複数のデータ記録セッションに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含み、ログセクションは、合せて、対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、記録セッションに関する各ログセクションは、その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、記録セッションのカウントとを含むデータ構造を提供する。
【0006】
本発明はさらに、複数のデータ記録セッションでテープにデータを格納する方法であって、データをテープ使用情報のログを指定するフォーマットに従って記録するようにプログラムされたテープドライブ装置を採用して格納する方法であり、
複数のデータ記録セッションのうちのそれぞれ対応するものに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含むデータ構造の形式でログを記録することを含み、ログセクションは、合せて、対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、記録セッションに関する各ログセクションは、その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、記録セッションのカウントとを含む方法を提供する。
【0007】
本発明はさらに、テープにデータを記録するデータ記憶装置であって、
テープ使用情報のログを指定するフォーマットに従ってデータを記録するようにプログラムされ、ログは、複数のデータ記録セッションのうちのそれぞれ対応するものに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含むデータ構造を有し、ログセクションは、合せて、対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、記録セッションに関する各ログセクションは、その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、記録セッションのカウントとを含むデータ記憶装置を提供する。
【0008】
ここで、本発明を、添付図面を参照して単なる一例として説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1を参照すると、本発明を具現化するデータ記憶システム10が示されている。システムは、インタフェース13を介してコントローラ12に結合されたホスト11を含む。コントローラ12は、ドライブエンジン15及びドライブ機構16を含むテープドライブ14を制御するようにプログラムされる。ドライブ機構は、テープカートリッジ17を受け入れるように適合される。ホスト11の制御ソフトウェアアプリケーションは、テープカートリッジ17の磁気データテープに対するデータの読出し及び書込みを制御する。
【0010】
ホストシステム11は、少なくとも1つの中央処理装置(CPU)と、制御ソフトウェアアプリケーションを格納するメモリとを有する。ホストシステム11をコントローラ12に接続するインタフェース13は、当業者に既知である任意の適当な独自規格バスであってもよい。
【0011】
ドライブ機構16は、テープカートリッジを受け入れ、位置決めし、且つテープカートリッジにアクセスする電気的構成要素及び機械的構成要素を含む。ドライブ機構は、テープカートリッジを適所に固定する構成要素と、排出モータと、読取/書込ヘッドとを有する。ドライブエンジン15は、ドライブ機構16の動作を監視し、ドライブ14に受け入れられるテープカートリッジ17に記録され又はテープカートリッジ17から読み出されるデータの流れを管理するようにプログラムされた、データプロセッサである。
【0012】
図2を参照すると、テープカートリッジ22からのテープ21が回転ヘッドドラム23を横切って或る角度で通過するヘリカルスキャンテープデッキ20の形態である、テープドライブ14の基本レイアウトが示されている。テープは、モータ式供給リール24からモータ式巻取りリール25まで矢印によって示す方向に駆動される。キャプスタン26及びピンチローラ27は、ヘッドドラム23を通過するテープの移動を制御する。回転ヘッドドラム23は、180°間隔が空けられた2つの磁気書込ヘッド28A及び28Bと、同様に180°間隔が空けられた2つの磁気読取ヘッド28C及び28Dとを支持する。ヘッド28A及び28Bは、図3に示すようにテープ上に連続したオーバラップする斜めのデータトラック30、データトラック31を書き込むように配置される。2つのトラック30、31は、DDSフォーマットに従って記録される、テープに沿った連続したトラックを表す。ヘッド28Aによって書き込まれるトラックは正アジマスを有し、ヘッド28Bによって書き込まれるトラックは負アジマスを有する。正アジマスのトラック30及び負アジマスのトラック31の各対は、フレームを構成する。
【0013】
テープ21を、データに対する単一空間を有するようにフォーマットしてもよく、又は区分されたテープとしてフォーマットしてもよい。後者の場合、データは1つのパーティションに、テープの別のパーティションに記録されたデータとは独立して記録され得る。本発明を、単一データ空間のテープに適用してもよく、又は区分されたテープに適用してもよいが、便宜上、区分されたテープに関連して説明する。図4は、2パーティションテープとしてフォーマットされるテープ21の全体的なレイアウトを示す。2つのパーティションをパーティション1及びパーティション0と呼び、パーティション0は、慣例により、テープ21の開始から遠い方である。パーティション自体に加えて、テープ21の初期設定において使用されるデバイスエリアと呼ばれるテープの初期エリア41がある。
【0014】
テープ21のパーティション1のレイアウトは、リファレンスエリア42a、システムエリア43a、データエリア44a、データ終了(end of data)エリア45a及びデータ終了後(post end of data)エリア46aを含む5つのエリアから成る。パーティション0もまた、リファレンスエリア42b、システムエリア43b、データエリア44b、データ終了エリア45b及びデータ終了後エリア46bを有する。
【0015】
リファレンスエリア42a及び42bは、各々、物理的な基準として使用される。パーティション1のシステムエリア43aは、後により完全に説明するように、上書きされることによって更新されるシステムログを含む。パーティション0のシステムエリア43bは、システムログを含まないが、テープフォーマット上に連続体として書き込まれ、次のテープフォーマットまで上書きされないシステムフレームを有する。データエリア44a及び44bは、ユーザデータを記録するために使用され、その後、データ終了エリア45a及び45b並びにデータ終了後エリア46a及び46bが続く。
【0016】
図5は、テープ21のシステムエリア43aにおけるシステムログ51のレイアウトを示す。システムログ51aの前にはプリアンブル52aがあり、後にはポストアンブル53aがある。システムログを更新する時に位置決め公差に対応するために、位置公差(position tolerance)バンド55が設けられている。物理的な基準としてシステムエリア区切り56が使用される。
【0017】
システムログは、システムログセットを構成する4つの連続的なログセットフレーム0、1、2及び3を含む。システムログセットは、16個の情報のログセクションに分割されることにより、図6に示すようなデータ構造を形成する。システムログセットの各フレームは、レガシログセクション60と3つの拡張ログセクション61とを含む。システムログのレガシログセクション60は、拡張ログセクション61の情報を考慮しないDDSフォーマットのバージョンを実行するようにプログラムされたテープドライブと互換性のあるシステムログを作成するために必要な基本情報を含む。この基本情報は2つのカウントを含む。2つのカウントのうちの第1のカウントは、テープの最後のフォーマット以来の読み出され又は書き込まれたユーザデータグループの総数と、書込み又は読出しにおけるエラーの総数とを包含する。2つのカウントのうちの第2のカウントは、先のロードセッションにおける読み出され又は書き込まれたユーザデータグループの数と、書込み又は読出しにおけるエラーの数とを包含する。
【0018】
システムログの各拡張ログセクション61は、先に1〜12ロードの間にシステムログを書き込んだドライブの状態に関する情報を含み、セクションは、それに従って図6において12回のロードの最初を表すN−12から12回のロードの最後を表すN−1まで番号付けされる。各ログセクション61の情報は、データ記録セッションに対してテープがロードされたテープドライブの識別子と、ロードカウントとを含み、12のセクションのロードカウントは、N−12からN−1までである。12の拡張ログセクションは、合せて、対応する先の12の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成する。各拡張ログセクションはまた、テープロードセッション中に設定され、テープドライブのベンダが指定することができる情報に対する、8つの標準テープ警告フラグの識別を格納する容量も含む。
【0019】
テープログは、完全にサブコード情報内に構成され、それにより、システムログの構造によってテープログのデータ領域の任意の独自の使用を実施することが危うくならないことが保証される。システムログの16のセクションのサブコード情報は、図6に示すシステムログセットを構成する4つのフレーム間で分散され、システムログセットが20回繰り返されることにより、テープ21がロードされるテープドライブが、説明する方法でテープ21を高速に引っ張りながら、サブコード情報のすべての一意の部分を読み出すことができることが確実になる。拡張ログセクション61の各個々のセクションは、ログのそのセクションの内容を個々に検査することができるように巡回冗長検査(CRC)文字を含む。さらに、各個々の拡張ログセクション61がロードカウントを含むため、12の拡張ログセクションの情報が正しく順序付けられているというチェックを容易に行うことができる。
【0020】
ここで図7を参照すると、ステップ70においてテープカートリッジをロードし、ステップ71においてテープを標準速度の16倍で前進させる。ステップ72において、テープのシステムログエリアのサブコードデータを読み出すために、テープを適所で標準速度の4倍まで減速させる。ステップ73において、テープドライブのドライブエンジン15にサブコードデータを格納し、プロセスはステップ74に進み、システムログを検査する。システムログを検査するプロセスは、拡張ログセクション61からドライブエンジン15に読み込まれたCRC文字から、且つ拡張ログセクション61から読み出されたロードカウントの順序をチェックすることによって行われる。ログの検査に続き、ステップ75において、テープを前方に移動させることによりユーザデータフレームを書き込む。
【0021】
テープが、ユーザデータの記録に続いてアンロードされるものである場合、ステップ76において、ドライブエンジン15はテープが巻き取られるようにする。ドライブエンジンは、現テープロードに関しログ値及びCRCを計算し格納する。プロセスはステップ77に進み、ドライブエンジン15は、ログアドレスカウントを11という初期カウント値にセットする。ステップ78を通る最初のパスでは、初期アドレスカウント値は、N−11というロードカウント値を有する拡張ログセクション61を指し、アドレス指定されたログセクションのログデータを読み出す。ステップ79において、ステップ78で読み出されたデータを使用して、次に高いロードカウントを有するログセクションに上書きし、すなわちステップ79を通る最初のパスにおいて、N−11というロードカウントを有するログセクションからのデータを使用して、N−12というロードカウント値を有するログセクションに上書きする。ステップ80において、ログアドレスカウントを1だけデクリメントし、ステップ81において、ログアドレスカウントが0に達したか否かを判断するチェックを行う。達していない場合、プロセスはステップ78に戻り、デクリメントされたアドレスカウントを使用してステップ78、79、80及び81を通る第2のパスを行う。第2のパスにおいて、N−10のロードカウントを有するログセクション61からのデータを使用して、N−11のロードカウント値を有するログセクションに上書きする。ステップ78、79、80及び81を含むプロセスを繰返し、このようなプロセスは、ログアクセスカウントが0のアドレスカウントに達するまで各パスにおいてデクリメントされるまで続く。アドレスカウントが0となる時点で、N−2からN−12までのカウント値を有するログセクションのデータは、それぞれN−1からN−11までのロードカウント値を有するログセクションから読み出されたデータによって上書きされていることになる。そして、プロセスはステップ82に進み、そこで、現テープロードに関する格納されたログ値及びCRCを、N−1のロードカウントを有する拡張ログセクションに書き込む。そして、ステップ83においてテープをアンロードする。
【0022】
上述したものは、テープに記録されたテープログのためのデータ構造であり、このデータ構造は、複数のログセクションを含み、そこには、テープの複数回のロードにわたるテープ使用の累積記録を構成するようにテープ使用情報が記録され、テープロードに関する各ログセクションは、そのテープロードに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、テープロードのカウントとを含む。
【産業上の利用可能性】
【0023】
データ構造を、有利に、DDSフォーマット内の頑強且つ拡張可能なマルチロード使用ログを生成するために適用してもよく、それにより、媒体の交換が確実になり、それでもなおテープログのデータ領域のいかなる独自の使用をも妨げられず且つ干渉されない。このデータ構造の適用は、CRC保護と、フォーマットのサブコードデータ内での重要な媒体使用情報及びベンダ予約フィールドの完全なカプセル化との組み合わせを通して達成される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明を具現化する磁気テープ記録システムの構成要素のブロック図である。
【図2】図1のシステムに含まれるテープデッキの主な物理的構成要素を示す図である。
【図3】図2のテープデッキによってテープに記録された2つのデータトラックの概略表現である。
【図4】本発明によって記録されたテープのデータレイアウトを示す図である。
【図5】本発明によって記録されたテープのデータレイアウトを示す図である。
【図6】本発明によって記録されたテープのデータレイアウトを示す図である。
【図7】図4、図5及び図6のテープのシステムログを更新するステップのフローチャートである。
【符号の説明】
【0025】
11・・・ホスト
12・・・コントローラ
13・・・インターフェース
14・・・ドライブ
15・・・ドライブエンジン
16・・・ドライブ機構
17・・・カートリッジ
20・・・ヘリカルスキャンテープデッキ
21・・・テープ
22・・・テープカートリッジ
23・・・回転ヘッドドラム
24・・・モータ式供給リール
25・・・モータ式巻取りリール
26・・・キャプスタン
27・・・ピンチローラ
28A,28B・・・磁気書込ヘッド
28C,28D・・・磁気読取ヘッド
30,31・・・データトラック
41・・・デバイスエリア
42a,42b・・・リファレンスエリア
43a,43b・・・システムエリア
44a,44b・・・データエリア
46a,46b・・・EOD後エリア
51a・・・システムログ
52a・・・プリアンブル
53a・・・ポストアンブル
55・・・公差バンド
56・・・システムエリア区切り
60・・・レガシログセクション
61・・・拡張ログセクション

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テープに記録されるテープログのためのデータ構造であって、
それぞれ対応する複数のデータ記録セッションに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含み、該ログセクションは、合せて、前記対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、
記録セッションに関する各ログセクションは、
その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、
前記記録セッションのカウントと
を含む
データ構造。
【請求項2】
複数のデータ記録セッションでテープにデータを格納する方法であって、該データをテープ使用情報のログを指定するフォーマットに従って記録するようにプログラムされたテープドライブ装置を採用して格納する方法であり、
前記複数のデータ記録セッションのうちのそれぞれ対応するものに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含むデータ構造の形式で前記ログを記録することを含み、前記ログセクションは、合せて、前記対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、
記録セッションに関する各ログセクションは、
その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、
前記記録セッションのカウントと
を含む方法。
【請求項3】
テープにデータを記録するデータ記憶装置であって、
テープ使用情報のログを指定するフォーマットに従って前記データを記録するようにプログラムされ、前記ログは、複数のデータ記録セッションのうちのそれぞれ対応するものに関するテープ使用情報が記録される複数のログセクションを含むデータ構造を有し、該ログセクションは、合せて、前記対応する複数の記録セッションにわたるテープ使用の累積記録を構成し、
記録セッションに関する各ログセクションは、
その記録セッションに対して使用されたテープドライブ装置の識別子と、
前記記録セッションのカウントと
を含む
データ記憶装置。
【請求項4】
前記ログセクションは各々、巡回冗長検査文字を含む
請求項3に記載のデータ記憶装置。
【請求項5】
前記ログセクションは各々、前記それぞれの巡回冗長検査文字から個々に検査可能である
請求項4に記載のデータ記憶装置。
【請求項6】
前記ログセクションは、合計12である
請求項3ないし5のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
【請求項7】
前記ログセクションは、前記データ記録セッションのそれらのカウントの順序で構成される
請求項3ないし6のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
【請求項8】
各ログセクションを、前記順序における第1のログセクションを除き、前記順序においてそれに先立つ前記ログセクションの情報で上書きするようにプログラムされる
請求項7に記載のデータ記憶装置。
【請求項9】
前記第1のログセクションに、前記データ記録セッションの最新のものに関する前記テープ使用情報を記録するようにプログラムされる
請求項8に記載のデータ記憶装置。
【請求項10】
前記ログセクションを、完全にサブコード情報内に記録するようにプログラムされる
請求項3ないし9のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−202468(P2006−202468A)
【公開日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−10130(P2006−10130)
【出願日】平成18年1月18日(2006.1.18)
【出願人】(503003854)ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. (1,145)
【Fターム(参考)】