説明

トイガンの作動方法及びその作動機構

【課題】電力供給が正常か否かに関らず、遊底を正しく作動させるトイガンの作動方法及びその作動機構を提供する。
【解決手段】電気でギア装置を駆動することにより、遊底30を後退させるステップと、前記ギア装置と前記遊底30とを離脱させ、前記遊底30におけるバネの付勢力によって前記遊底30を前進させるステップと、係止部材20により前記ギア装置と前記遊底30とが噛み合わずに、前記ギア装置を制動するステップと、前記遊底30が所定の位置まで前進した後、前記遊底30と前記係止部材20の作動により、前記ギア装置と前記遊底30とを再び噛み合わせるステップと、前記遊底30を後退させるステップから前記再び噛み合わせるステップまでのステップを繰返して実行するステップと、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイガンの作動方法及びその作動機構に関し、特に、エアガン内の遊底(ボルト)を移動させる方法及び遊底を移動させる機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
トイガンは、圧縮空気などを使用して弾丸(BB弾)を発射するゲーム用銃である。その威力は実銃ほどではないが、業界ではトイガンを実銃の外見や作動方式に真似するために開発に力を入れており、現在のトイガンは威力を除いて、その外見や作動方式まで実銃に似つつある。
【0003】
本出願人らより出願した特許文献1には、BB弾を発射する際に、遊底が実銃と同じように銃腔内を移動(前進後退)可能な「トイガンの遊底の移動機構」が開示されていた。前記トイガンは、電気モーターでギア装置を駆動させることで、トイガン内部における各機械部材により連動作業を行い、実銃と似たような作動を可能とした効果を奏する。ところが、トイガンの電力が尽きたとき、遊底が動けなくなる可能性がある。そのため、本出願人らはさらに、特殊な歯形を設計した歯車と片方向作用する爪部材との組み合わせで、トイガンの電力が尽きても、手動操作で遊底を移動し単発射撃が可能にすることにより、前記「トイガンの遊底の移動機構」における問題を解決できる特許文献2「トイガンの作動不良を防ぐ機構」の考案に辿った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】台湾特許出願第097118085号
【特許文献2】台湾登録実用新案M347209号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記トイガンの作動不良を防ぐ機構を使用する場合には、下記通りの問題が発生する恐れがある。
1.電力にて一般操作の際に、環状歯車が回転することにより、第1の歯車を回転させている。しかし、遊底はまだ所定の位置まで前進していないものの、第1の歯車は既に遊底と噛み合った場合には、第1の歯車の歯部と遊底を噛合するタイムシーケンスのズレが生じてしまうため、遊底が所定の位置まで前進できなくなってしまい、その時、遊底の移動が不可能となり、更にギアの破損につながる可能性もある。
2.排莢不良でトイガン用薬莢が遊底の腔内に残ってしまった場合に、遊底は確実に所定の位置まで前進できなくなる。そのとき、環状歯車が第1の歯車を回転させ続けているため、第1の歯車の歯部と遊底を噛合するタイムシーケンスのズレが生じてしまい、前記と同じ問題が発生する。
3.バッテリーの供給電力が大き過ぎで環状歯車の回転数が速すぎる場合にも、これに伴い、第1の歯車の回転を加速させたことで、歯部と遊底を噛合するタイミングが早かったため、タイムシーケンスのズレが生じて遊底が動けなくなる問題がある。
【0006】
そのため、前記「トイガンの作動不良を防ぐ機構」によれば、電力が中断しても遊底を継続的に作動可能という効果はあるが、逆に正常な電力供給の場合に、遊底が動けなくなってしまうという問題が発生しうるので、改善が望まれている。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、特に、エアガン内の遊底(ボルト)を移動させる方法及び遊底を移動させる機構を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るトイガンの作動方法は、電気でギア装置を駆動することにより、遊底を後退させるステップと、前記ギア装置と前記遊底とを離脱させ、前記遊底におけるバネの付勢力によって前記遊底を前進させるステップと、係止部材により前記ギア装置と前記遊底とが噛み合わずに、前記ギア装置を制動するステップと、前記遊底が所定の位置まで前進した後、前記遊底と前記係止部材の作動により、前記ギア装置と前記遊底とを再び噛み合わせるステップと、前記遊底を後退させるステップから前記再び噛み合わせるステップまでのステップを繰返して実行するステップと、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明に係るトイガンの作動方法によれば、遊底が所定の位置まで到達する前に、係止部材によりギア装置と遊底を噛合できなくなるため、ギア装置と遊底を噛合するタイムシーケンスのズレは発生しないので、電力供給が正常な場合に、いかなる操作でも遊底が動けなくなることはない。一方、電力供給が中断した場合に、手動操作でギア装置と遊底とを離脱させたら、手動操作によりトイガンの単発射撃が可能となる。
【0010】
本発明に係るトイガンの作動機構は、遊底と噛合して連動可能なギア装置と、前記ギア装置を制動可能な係止部材とを有するトイガンの作動機構であって、前記ギア装置は、少なくとも、外周部の一部領域に歯部が形成される制動歯車と、前記制動歯車と組み合わせると共に、選択的に前記制動歯車に連動できるように、内周部の少なくとも一箇所に固着凹部が形成され、外周部に沿って歯部が形成される環状歯車と、前記環状歯車の内部に設けられ、一方の端部が前記制動歯車の中心軸からオフセットする位置に軸支され、他方の端部が脱着可能に前記環状歯車の固着凹部に位置されると共に、前記環状歯車の外部に露出される係止ブロックを有する爪部材と、を含み、前記係止部材は、前記爪部材の係止ブロックを前記固着凹部に離脱/固着(離脱および固着)させるように、前記爪部材と離れたり接触したりすることを特徴とする。
【0011】
本発明に係るトイガンの作動機構によれば、爪部材の係止ブロックが係止部材の押圧で固着凹部から離脱されたら、環状歯車と制動歯車との連動状態を解除し、環状歯車の回転につれても制動歯車が回転されることはない。故に制動歯車の歯部と遊底を噛み合うことはしない。前記係止ブロックが係止部材で押圧されていない場合に、係止ブロックが移動して固着凹部まで戻ると、環状歯車の回転につれて再び制動歯車を回転させることにより、遊底を後退させることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、電力供給が正常か否かに関らず、トイガンの遊底を正しく作動可能な作動方法及びその作動機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態に係る作動機構のギア装置を示す正面斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る作動機構のギア装置を示す背面斜視図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止ブロックがまだ係止部材に接していない状態を示す参考図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止ブロックが係止部材に接している状態を示す参考図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止部材が係止ブロックを押圧して係止ブロックを収容凹部まで移動させた状態を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止部材を移動して係止ブロックから離れると、係止ブロックが固着凹部まで移動した状態を示す参考図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、制動歯車により遊底を後退させた状態を示す参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に本発明に係るトイガンの作動方法について詳細に説明する。
【0015】
本発明に係るトイガンの作動方法は、
ギア装置が、歯車又はベルトを介して電気モーターで回転されるように設けられる、且つ、前記ギア装置には遊底と噛合するための歯部を有し、前記遊底には前記歯部と噛合するための噛合凹部を有する、電気でギア装置を駆動することにより、遊底を後退させるステップと、
ギア装置と遊底とを離脱させ、前記ギア装置の歯部が完全に遊底の噛合凹部から離脱すると、遊底がギア装置との噛み合いによって生じる抗力を失うため、遊底におけるバネの付勢力が作用し、遊底を前方へ移動させて、遊底を前進させるステップと、
遊底が前方へ所定の位置に到達するまで、前記係止部材はギア装置の回転を抑えて、ギア装置の歯部と遊底の噛合凹部を噛み合わせなくなるように、係止部材によりギア装置と前記遊底との噛み合いを解除し、前記ギア装置を制動するステップと、
遊底が所定の位置まで前進した後、バネにより遊底のピストンを前へ移動させて前記係止部材を押し付けると、遊底と係止部材の作動により前記係止部材はギア装置の回転を抑えられなくなって、前記ギア装置と前記遊底とを再び噛み合わせるステップと
前記遊底を後退させるステップから前記再び噛み合わせるステップまでのステップを繰返して実行するステップと、
を有する。
【0016】
図1乃至図5を参照しながら、本発明の実施形態に係るトイガンの作動機構について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る作動機構のギア装置を示す正面斜視図であり、図2は図1の分解斜視図であり、図3は本発明の実施の形態に係る作動機構のギア装置を示す背面斜視図であり、図4は図3の分解斜視図であり、図5は本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止ブロックがまた係止部材に接していない状態を示し図であり、図6は本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止ブロックが係止部材に接している状態を示し図であり、図7は本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止部材が係止ブロックを押圧して係止ブロックを収容凹部まで移動させた状態を示し図であり、図8は本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、係止部材を移動して係止ブロックから離れると、係止ブロックが固着凹部まで移動した状態を示し図であり、図9は本発明の実施の形態に係るギア装置が回転し、制動歯車により遊底を後退させた状態を示し図である。
【0017】
本発明の実施形態によるトイガンの作動機構は、遊底30と噛合して連動可能なギア装置10と、前記ギア装置10を制動する係止部材20と、を有する。本実施形態の遊底30には、筒体31及びピストン32を含み、前記筒体31およびピストン32はそれぞれ弾力部材(図示せず)により付勢されている。前記ギア装置10は、少なくとも、外周部の一部領域に前記遊底30と噛合するための歯部101が形成される制動歯車100と、前記制動歯車100と組み合わせて選択的に連動できるように、内周部において対向する位置にそれぞれ固着凹部103が形成され、外周部に沿って歯部104が形成される環状歯車102と、前記環状歯車102の内部に設けられ、一方の端部が前記制動歯車100の中心軸からオフセットする位置に軸支され、他方の端部が脱着可能に前記環状歯車102の固着凹部103に位置されると共に、前記環状歯車102の外部に露出される係止ブロック110を有する爪部材11と、前記爪部材11を前記環状歯車102の内部に位置決めするように前記環状歯車102の外部に設けられると共に、前記爪部材11の係止ブロック110を収容するための収容凹部120が形成されるカバー12と、を含む。前記係止部材20は、前記遊底30のピストン32の動作と合わせて、前記爪部材11の係止ブロック110を前記固着凹部103と収容凹部120との間に移動させるように、前記爪部材11の係止ブロック110へ押したり離れたりする。
【0018】
本実施形態では、前記制動歯車100、環状歯車102及びカバー12の中心を貫通する中心軸105を設けられ、且つ、ねじりバネ111を含む。前記爪部材11は前記ねじりバネ111を介して前記環状歯車の中に設けられている。前記爪部材11における係止ブロック110の端部を常に前記ギア装置10の外側方向(すなわち歯部101、104が伸びる方向)へ付勢させるように、前記ねじりバネ111の一方の端部が前記中心軸105に当着し、他方の端部が前記爪部材11側に当着している。前記係止部材20は更に復位バネ200を含む(図5に参照)。
【0019】
以下、本発明の実施形態に係るトイガンの作動機構の作動方式について説明する。
図5に示すように、正常な電力供給の場合に、モーター(図示せず)でギア装置10の環状歯車102を回転させている。その時、ねじりバネ111により付勢される爪部材11は外側へ回転すると、係止ブロック110を有する部分が固着凹部103の中に固着されるので、環状歯車102の回転により一緒に回転しえる。また、爪部材11の一方の端部が制動歯車100の中心軸からオフセットした位置に軸支されるため、制動歯車100も連動されて一緒に回転できるようになる。
【0020】
図6及び7に示すように、係止ブロック110が係止部材20の所在位置まで回転する場合に、係止ブロック110は係止部材に接して(即ち、係止部材20が前記係止ブロック110の回転軌道に位置する)係止部材20で押圧されると、係止ブロック110をねじりバネ111の付勢力を抗して収容凹部120まで移動させるように、爪部材11が制動歯車100に軸支された位置を中心として回転する。その時、爪部材11は環状歯車102の固着凹部から離れるため、環状歯車102がこれ以上回転し続けても、制動歯車100を連動して回転させることができない。
【0021】
図8に示すように、使用者がトリガーを引くなどの操作により、遊底30のピストン32は前方(即ち図面の右方向)へ所定の位置まで移動した場合に、前記ピストン32が係止部材20を押し付けて、復位バネ200の弾力を抵抗して係止部材20を係止ブロック110へ押圧可能な位置から離れさせる(即ち係止ブロック110から離れる)ため、係止ブロック110はねじりバネ111の弾力により再び前記ギア装置10の外側方向へ移動して収容凹部120から離れる結果、環状歯車102の固着凹部103に固着することになる。その際、環状歯車102の回転に制動歯車100を連動して回転させることができる。
【0022】
図9に示すように、制動歯車100は再び環状歯車102により回転できることになり、制動歯車100の歯部と遊底30の筒体31が再び噛み合うと、筒体31及びピストン32を連動して後方(図面の左方向)へ移動させる。そして、ピストン32が後方まで移動すると、係止部材20はピストン32からの押し付け力が失うため、復位バネ200の弾力によって係止ブロックを押圧可能な位置までに戻る。従って、従来のように制動歯車100の歯部101と遊底30の筒体31との噛合ズレといった問題は全然発生しなくなる。
【0023】
電力が中断した場合に、使用者は従来と同じく手動操作で遊底30を後方へ引いたら、制動歯車100の歯部101と筒体31との噛み合いを完全に解除することができるため、そのとき、手動操作で単発射撃が可能となった。
【産業上の利用可能性】
【0024】
以上説明したように、本発明は前記方法及び機構によって、電力が中断した時に遊底が動けなくなる問題を防ぐ機能に加え、また、正常な電力供給の場合に、遊底とギア装置との噛合ズレで遊底が動けなくなる問題も回避できる。従って、電力供給が正常か否かに関らず、遊底の動作は正しく行われるようになることができる。
【符号の説明】
【0025】
10 ギア装置
11 爪部材
12 カバー
20 係止部材
30 遊底
31 筒体
32 ピストン
40 トリガー
100 制動歯車
101 歯部
102 環状歯車
103 係止凹部
104 歯部
105 中心軸
110 係止ブロック
111 ねじりバネ
120 収容凹部
200 復位バネ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気でギア装置を駆動することにより、遊底を後退させるステップと、
前記ギア装置と前記遊底とを離脱させ、前記遊底におけるバネの付勢力によって前記遊底を前進させるステップと、
係止部材により前記ギア装置と前記遊底とが噛み合わずに、前記ギア装置を制動するステップと、
前記遊底が所定の位置まで前進した後、前記遊底と前記係止部材の作動により、前記ギア装置と前記遊底とを再び噛み合わせるステップと、
前記遊底を後退させるステップから前記再び噛み合わせるステップまでのステップを繰返して実行するステップと、
を有するトイガンの作動方法。
【請求項2】
前記ギア装置が、歯車又はベルトを介して電気モーターで回転されるように設けられることを特徴とする請求項1に記載のトイガンの作動方法。
【請求項3】
前記ギア装置には前記遊底と噛合するための歯部を有し、前記遊底には前記歯部と噛合するための噛合凹部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトイガンの作動方法。
【請求項4】
遊底と噛合して連動可能なギア装置と、前記ギア装置を制動可能な係止部材とを有するトイガンの作動機構であって、
前記ギア装置は、少なくとも、外周部の一部領域に歯部が形成される制動歯車と、前記制動歯車と組み合わせると共に、選択的に前記制動歯車に連動できるように、内周部の少なくとも一箇所に固着凹部が形成され、外周部に沿って歯部が形成される環状歯車と、前記環状歯車の内部に設けられ、一方の端部が前記制動歯車の中心軸からオフセットする位置に軸支され、他方の端部が脱着可能に前記環状歯車の固着凹部に位置されると共に、前記環状歯車の外部に露出される係止ブロックを有する爪部材と、を含み、
前記係止部材は、前記爪部材の係止ブロックを前記固着凹部に離脱/固着させるように、前記爪部材と離れたり接触したりする、トイガンの作動機構。
【請求項5】
前記爪部材を前記環状歯車の内部に位置決めするように前記環状歯車の外部に設けられると共に、前記爪部材の係止ブロックを収容させるための収容凹部が形成されるカバー、を更に含むことを特徴とする請求項4に記載のトイガンの作動機構。
【請求項6】
前記ギア装置が、歯車又はベルトを介して電気モーターで回転されるように設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のトイガンの作動機構。
【請求項7】
前記遊底が筒体とピストンを含み、前記筒体と前記ピストンはそれぞれ弾力部材により付勢されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のトイガンの作動機構。
【請求項8】
前記環状歯車の内周部において、対向する位置にそれぞれ固着凹部が形成されることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載のトイガンの作動機構。
【請求項9】
前記制動歯車、環状歯車及びカバーの中心を貫通する中心軸が設けられ、且つ、ねじりバネを含み、前記爪部材は前記ねじりバネを介して前記環状歯車内に設けられ、前記ねじりバネの一方の端部が前記中心軸に当着され、他方の端部が前記爪部材側に当着されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載のトイガンの作動機構。
【請求項10】
前記係止部材は、復位バネを更に含むことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載のトイガンの作動機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−185514(P2011−185514A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−50427(P2010−50427)
【出願日】平成22年3月8日(2010.3.8)
【出願人】(508181490)
【出願人】(503378268)
【Fターム(参考)】