説明

トランスコアの固定具

【課題】トランスで発生する熱を、ブラケットを通してヒートシンクへ逃がしやすくすること。
【解決手段】ヒートシンク13に載置されたトランスコア14を囲うブラケット12は、トランスコア14に密着可能に形成された保持部12aと、該保持部12aの両端からヒートシンク13側に延設された伝熱部12bとを備えている。各伝熱部12bの下端部(固定部12c)は、ボルトB1によりヒートシンク13に固定されている。また、ヒートシンク13において、トランスコア14が配置される位置には、取付孔23が形成されており、該取付孔23には、トランスコア載置台25が配設されている。そして、トランスコア14は、圧縮コイルばね28によりブラケット12側に付勢されるトランスコア載置台25と、ブラケット12の保持部12aとの間に挟持されるとともに、ヒートシンク13に固定されるようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランスを構成するトランスコアを放熱部材に固定するトランスコアの固定具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、トランス(変圧器)がヒートシンク(放熱部材)を備えたインバータなどに装着されている。トランスを構成するトランスコアは、一次,二次巻線を組み付けた状態で、ブラケットを用いてヒートシンクに固定されている。一般に、トランスは、電圧を変換する際の電力損失により発熱することが知られており、トランスコアをヒートシンクに密着させたりする等して、発生した熱を放熱させることが行われている。ところで、トランスには、焼結法によって製造されたフェライトからなるトランスコアが広く利用されている。焼結法により製造されたトランスコアは、外形寸法のばらつきが大きく、該外形寸法のばらつきにより、トランスコアとヒートシンクとの間に隙間が生じることを抑制するばね機構を設けたブラケットが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
図3に示すように、特許文献1では、ヒートシンク(金属筐体)61に対し、トランス62(各トランスコア63a,63b)をブラケット64により固定している。ブラケット64は、板状の天板部64aと、該天板部64aの両端から下方に延設した側壁部64bとから形成されている。そして、ブラケット64は、側壁部64bの下端部をそれぞれ図示しないネジで固定されることにより、各トランスコア63a,63bをヒートシンク61に固定するようになっている。また、ブラケット64の天板部64aは、その略中央部分が下方(トランスコア63a,63b側)に向かって円弧状に突出しており、ばね機構を形成している。このため、ブラケット64は、天板部64aが上下方向に撓むことにより、トランスコア63a,63bの外形寸法のばらつきを吸収し、トランスコア63bをヒートシンク61に密着させた状態で固定できるようになっている。
【特許文献1】特開2001−143938号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1において、天板部64aは、下方に突出する円弧状をなしているため、天板部64aと、上側に配設されるトランスコア63aとの間に隙間66が生じる。このため、トランスコア63aと天板部64a(ブラケット64)との接触面積が小さく、トランスコア63aから天板部64aに熱が伝わりにくい。すなわち、特許文献1では、トランス62で発生する熱を、トランスコア63aからブラケット64を経由してヒートシンク61へ放熱させにくいという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、トランスで発生する熱を、ブラケットを通してヒートシンクへ逃がしやすくすることができるトランスコアの固定具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、放熱部材に載置されたトランスコアを囲うブラケットの先端部を前記放熱部材に連結して伝熱経路となる前記ブラケットと前記放熱部材との間に前記トランスコアを固定するトランスコアの固定具であって、前記放熱部材における前記トランスコアの配置箇所をトランスコア載置台として分離し、前記トランスコアを搭載した前記トランスコア載置台を前記ブラケット側に付勢して前記トランスコアを前記ブラケットに密着させてなることを要旨とする。
【0007】
これによれば、トランスコアは、放熱部材から分離し、ブラケット側に付勢されるトランスコア載置台と、ブラケットとの間に固定される。このため、トランスコアの外形寸法が不均一であったとしても、トランスコアを放熱部材に固定することができる。このとき、ブラケットとトランスコアが密着されることで、トランスコアとの接触面積が大きくなり、トランスコアからブラケットに伝達される熱量が増加される。したがって、トランスで発生した熱は、トランスコアからブラケットを通して放熱部材に伝達されやすくなり、トランスコアの放熱が促進される。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のトランスコアの固定具において、前記放熱部材の内部には、流体が通過される流体経路が形成されており、前記流体経路に設けた圧縮コイルばねにより前記トランスコア載置台を前記ブラケット側に付勢したことを要旨とする。
【0009】
これによれば、放熱部材内部の流体経路に設けた圧縮コイルばねにより、トランスコア載置台を、ブラケット側に付勢することができる。このため、トランスコア載置台を付勢するための機構を、放熱部材の外側に設ける必要がなくなり、放熱部材が大型化することを抑制できる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のトランスコアの固定具において、前記トランスコア載置台にフィンを形成したことを要旨とする。これによれば、トランスコアからトランスコア載置台に伝達される熱の放熱を、フィンにより促進できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、トランスで発生する熱を、ブラケットを通してヒートシンクへ逃がしやすくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を具体化した実施形態について図1及び図2に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のトランス11には、トランスコア14が備えられ、該トランスコア14には、巻線15が巻回されている。トランスコア14により、入力される交流電力の電圧が所定の電圧に変換され出力される。トランスコア14は、側面視略E字状に形成された上側コア14a及び下側コア14bを向き合うように配置して構成されている。本実施形態において、上側コア14a及び下側コア14bは、焼結法により形成されたフェライトコアとされている。上側コア14a及び下側コア14bの間には、巻線15が巻回される空間Kが形成されている。トランスコア14は、放熱部材としてのヒートシンク13に載置されている。
【0013】
トランスコア14の固定具は、ブラケット12と、トランスコア載置台25と、圧縮コイルばね28とを備えている。
トランスコア14を囲うように配設されるブラケット12について説明する。
【0014】
本実施形態のブラケット12は、矩形板状の金属(例えば、鉄や銅)を折り曲げて形成されている。そして、ブラケット12は、平板状に形成され上側コア14aの上面に接触するように配置される保持部12aと、該保持部12aの両端からヒートシンク13(下側コア14b)側に向けて延設された伝熱部12bとから、側面視略逆チャンネル状に形成されている。ブラケット12の保持部12aは、上側コア14aの上面と対応した形状をなしており、上側コア14aに密着可能に構成されている。具体的に説明すると、本実施形態において、上側コア14aの上面は、平面をなす一方、保持部12aは、上側コア14aの平面(上面)に対応するように、平面を有する平板状に形成されている。そして、保持部12aは、上側コア14a側に配置される面の略全体が、上側コア14aの上面に密着(接触)されるようになっている。
【0015】
また、保持部12aと伝熱部12bの各接続部分には、側面視円弧状をなす接続部12eがそれぞれ設けられている。本実施形態において、接続部12eは、伝熱部12bの一部を構成している。各接続部12eは、該接続部12eを基点として、各伝熱部12bの全体をトランスコア14の側面に向けて付勢するようになっている。そして、各伝熱部12bは、トランスコア14の側面に略密着されるようになっている。
【0016】
また、伝熱部12bの下端(先端)部は、側方に向かって略直角に折り曲げ形成され、平板状の固定部12cをなしている。固定部12cは、ヒートシンク13と略並行となるように形成されている。固定部12cには、ブラケット12をヒートシンク13に固定(連結)するためのボルトB1が挿通される挿通孔12dが設けられている。そして、ブラケット12は、挿通孔12dを通したボルトB1をヒートシンク13に螺入することにより、ヒートシンク13に固定されている。ボルトB1により、ブラケット12をヒートシンク13に固定した状態において、ブラケット12の伝熱部12b(固定部12c)は、ヒートシンク13に密着するようになっている。このため、伝熱部12bにより、ブラケット12の保持部12aからヒートシンク13まで、熱を伝達可能となっている。すなわち、本実施形態のブラケット12は、トランスコア14からヒートシンク13に熱を伝達する伝熱経路をなしている。
【0017】
次に、トランスコア14(トランス11)が固定されるヒートシンク13について説明する。
ヒートシンク13は、矩形板状の天井部20aの周囲から壁部20bを下方に延設して有蓋箱状に形成された本体20と、本体20の下面開口部を覆う矩形板状の蓋体21とから構成されている。本体20及び蓋体21は、いずれも金属(例えば、アルミニウム)により形成されている。
【0018】
蓋体21の周縁部には、ボルトB2を挿通するための挿通孔21aが形成されている。蓋体21は、挿通孔21aを挿通させたボルトB2を本体20の壁部20bに螺入して固定されている。そして、本体20と蓋体21とにより、ヒートシンク13の内部には、冷却媒体として流体が通過される流体経路Sが形成されている。本実施形態では、冷却媒体として水が用いられている。ヒートシンク13は、トランスコア14(トランス11)等からヒートシンク13に伝達される熱を、流体経路Sを通過される流体により奪うことで、放熱(冷却)するようになっている。また、蓋体21と、本体20(壁部20b)の間には、シート状のパッキン22が配設されている。このため、流体経路Sを通過される流体は、本体20と蓋体21の間から漏出されないようになっている。
【0019】
ヒートシンク13の天井部20aには、平面視略方形の取付孔23が形成されている。取付孔23は、本体20の外面側と内面側(流体経路S側)とを連通するように形成されている。取付孔23は、ヒートシンク13において、トランスコア14が配置される箇所(部分)に形成されている。また、取付孔23の縁部には、その全周から蓋体21に向けてガイド壁20cが立設されている。
【0020】
取付孔23には、トランスコア14(トランス11)が載置されるトランスコア載置台25が配設されている。トランスコア載置台25は、平面視略矩形板状に形成された天板部25aと、該天板部25aの縁部から下方に延設された側壁部25bとから、有蓋箱状をなしている。トランスコア載置台25の平面視形状は、取付孔23と対応した(同一の)形状とされている。また、トランスコア載置台25は、取付孔23より僅かに小さく形成されている。そして、トランスコア載置台25は、側壁部25bが取付孔23のガイド壁20cにガイドされることにより、上下方向に沿って摺動可能となっている。すなわち、トランスコア載置台25は、ヒートシンク13から分離した状態で、トランスコア14に向けて移動可能に構成されている。また、トランスコア載置台25の大きさは、トランスコア14(下側コア14b)の下面の大きさと略同一とされている。
【0021】
トランスコア載置台25の天板部25aには、側壁部25bの内方において流体経路S側に突出する複数のフィン(本実施形態では、4本)が設けられている。フィン26は、流体が通過される方向に沿って延設されている(図1参照)。
【0022】
また、トランスコア載置台25は、流体経路Sの内部に配設された2本の圧縮コイルばね28により、ブラケット12(トランスコア14)側に向けて付勢されるようになっている。具体的に説明すると、各圧縮コイルばね28の下端は、蓋体21の内面(流体経路S側の面)に突出形成されたボス部21bに固定されている。また、各圧縮コイルばね28の上端は、トランスコア載置台25における側壁部25bの下端面に接触している。また、トランスコア載置台25の天板部25aは、トランスコア14が載置されていない状態において、圧縮コイルばね28の付勢力により、ヒートシンク13の本体20の天井部20aから、僅かに突出するようになっている(図2において、二点鎖線で示す)。
【0023】
また、トランスコア載置台25における側壁部25bの外周面には、Oリング27が配設されている。このため、流体経路Sを通過される流体は、取付孔23とトランスコア載置台25との間から漏出されないようになっている。
【0024】
次に、本実施形態におけるトランスコア14の固定具の作用について説明する。
本実施形態では、トランスコア14は、トランスコア載置台25が圧縮コイルばね28によりブラケット12側に付勢されているため、ブラケット12の保持部12aと、トランスコア載置台25との間に挟持され、ヒートシンク13に固定される。
【0025】
このとき、トランスコア14(上側コア14a)の上面と、ブラケット12の保持部12aとが密着される。このため、トランス11で発生した熱は、上側コア14aからブラケット12の保持部12aに伝達され易くなる。保持部12aに伝達された熱は、各伝熱部12bを経由して、ヒートシンク13に伝達されるとともに、放熱される。
【0026】
また、トランスコア14(下側コア14b)の下面と、トランスコア載置台25とが密着される。このため、トランス11で発生した熱は、下側コア14bからトランスコア載置台25に伝達されやすくなり、トランスコア14の放熱が促進される。そして、トランスコア載置台25に伝達された熱は、フィン26に接触する流体によって奪われ、放熱される。
【0027】
また、トランスコア載置台25は、圧縮コイルばね28の付勢力によってトランスコア14を挟持しているため、トランスコア14の外形寸法(上下方向に沿った厚さ)が異なっていても、トランスコア14をヒートシンク13に固定することができる。
【0028】
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ブラケット12の保持部12aを、上側コア14aの上面と対応した形状とするとともに、トランスコア載置台25をトランスコア14に向けて付勢するようにした。このため、トランスコア14は、ブラケット12の保持部12aと、ヒートシンク13に配設されたトランスコア載置台25の間に挟持され、固定される。一般に、焼結法で製作されたフェライトコアは、その外形寸法のばらつきが大きいことが知られている。本実施形態によれば、トランスコア14の外形寸法が不均一であったとしても、保持部12aと上側コア14aとを密着させつつ、ヒートシンク13に固定することができる。よって、トランス11で発生する熱をヒートシンク13へ逃がしやすくすることができる。また、ブラケット12自体に、トランスコア14の外形寸法の不均一さを吸収するためのばね機構を設ける必要がなくなる。したがって、ブラケット12の構成を簡略化するとともに、ブラケット12を含めたトランス11が大型化することを抑制することができる。
【0029】
(2)保持部12aは、上側コア14aの上面と対応した形状とし、さらに上側コア14a側に配置される面の略全体が、上側コア14aの上面に密着(接触)されるように構成した。このため、トランスコア14と保持部12aとの接触面積が大きくなり、トランスコア14(上側コア14a)から保持部12aに伝達される熱量が増加される。したがって、トランス11で発生した熱は、上側コア14aからブラケット12(保持部12a及び伝熱部12b)を経由してヒートシンク13に伝達されやすくなり、トランスコア14の放熱が促進される。そして、トランス11で発生する熱を、ヒートシンク13に確実に伝達させることができる。
【0030】
(3)トランスコア載置台25を、ヒートシンク13から分離した状態でブラケット12側に移動可能とするとともに、圧縮コイルばね28によりブラケット12側に付勢した。このため、ヒートシンクの外形寸法を大きくすることなく、トランスコア14をブラケット12の保持部12aに向けて付勢し、密着させることができる。
【0031】
(4)圧縮コイルばね28を、流体経路Sの内部に配設した。このため、トランスコア載置台25を付勢するための機構を、ヒートシンク13の外側に設ける必要がない。したがって、ヒートシンク13が大型化することを抑制できる。
【0032】
(5)トランスコア載置台25に、流体経路Sの内部に露出するフィン26を設けた。このため、トランスコア14からトランスコア載置台25に伝達された熱の放熱を促進することができる。したがって、トランスコア14の放熱を促進することができる。
【0033】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 本実施形態において、圧縮コイルばね28は、1本でもよく、3本以上であってもよい。
【0034】
○ 本実施形態において、取付孔23及びトランスコア載置台25の平面視形状は、多角形としたり、円形としたりしてもよい。
○ 本実施形態において、冷却媒体(流体)として水を用いた例を示したが、水に代えて空気や油を用いてもよい。
【0035】
○ 本実施形態において、冷却媒体として空気を用いる場合、トランスコア載置台25に配設したOリング27を省略することが可能である。ただし、流体経路Sから流体(空気)が漏出することを防止するため、Oリング27を配設することが望ましい。
【0036】
○ 本実施形態において、冷却媒体として空気を用いる場合、トランスコア載置台25は、取付孔23を摺動しないように構成することが可能である。すなわち、トランスコア載置台25の大きさを取付孔23より小さく設定し、トランスコア14に向けて単に移動可能となるように構成してもよい。このように構成しても、トランスコア載置台25によりトランスコア14をブラケット12に向けて付勢することができる。
【0037】
○ 各実施形態において、上側コア14aの上面は、平面以外の形状に形成してもよい。すなわち、上側コア14aの上面がどのような形状であっても、保持部12aを上側コア14aの上面形状に対応した形状(沿った形状)に形成すればよい。このように構成しても、ブラケット12の保持部12aと、上側コア14aとを密着させることができる。
【0038】
○ 各実施形態において、ブラケット12に接続部12eを設けなくてもよい。このように構成しても、伝熱部12bは、保持部12aからヒートシンク13に熱を伝達させることができる。
【0039】
○ 各実施形態において、ヒートシンク13の内部に、流体経路Sを設けなくてもよい。このように構成しても、ヒートシンク13は、放熱することができる。
○ 各実施形態において、ブラケット12とヒートシンク13の本体20とを一体構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】固定具の斜視図。
【図2】図1に示すA−A線断面図。
【図3】従来技術のブラケットを説明するための断面図。
【符号の説明】
【0041】
11…トランス、12…ブラケット、13…ヒートシンク、14…トランスコア、25…トランスコア載置台、26…フィン、28…圧縮コイルばね、S…流体経路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放熱部材に載置されたトランスコアを囲うブラケットの先端部を前記放熱部材に連結して伝熱経路となる前記ブラケットと前記放熱部材との間に前記トランスコアを固定するトランスコアの固定具であって、
前記放熱部材における前記トランスコアの配置箇所をトランスコア載置台として分離し、前記トランスコアを搭載した前記トランスコア載置台を前記ブラケット側に付勢して前記トランスコアを前記ブラケットに密着させてなることを特徴とするトランスコアの固定具。
【請求項2】
前記放熱部材の内部には、流体が通過される流体経路が形成されており、
前記流体経路に設けた圧縮コイルばねにより前記トランスコア載置台を前記ブラケット側に付勢したことを特徴とする請求項1に記載のトランスコアの固定具。
【請求項3】
前記トランスコア載置台にフィンを形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトランスコアの固定具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−10453(P2010−10453A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−168730(P2008−168730)
【出願日】平成20年6月27日(2008.6.27)
【出願人】(000003218)株式会社豊田自動織機 (4,162)
【Fターム(参考)】