説明

トレイ移動速度の制御方法及びその装置

【課題】 トレイ移動速度の制御方法及びトレイ移動速度の制御装置を提供する。
【解決手段】 ユーザーインターフェースを介してトレイ移動速度の設定情報を受信するステップと、ユーザーインターフェースからのトレイ移動速度の設定情報をホストインターフェースを介して受信するステップと、受信されたトレイ移動速度の設定情報によってトレイ移動速度を設定するステップとを含む。これにより、製品出荷時に定められたローディング速度を、ユーザーが調節できるようにすることで、それぞれのユーザー層の好み及び感性を満足させ、ディスクローディングの不良によるディスクの記録/再生性能の低下を防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ディスクのディスクローディングシステムに係り、更に具体的には、トレイ移動速度の制御方法及びトレイ移動速度の制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスクローディングシステムは、トレイローディングシステムとも呼ばれる。
【0003】
図1は、従来技術に係るトレイローディングシステムの概略的なブロック図である。図1を参照するに、トレイローディングのための全体的なシステムは、フロントエンドとバックエンドとを含み、フロントエンドは、トレイモータ110、サーボ制御部120、及びホストインターフェース130を含む。
【0004】
トレイモータ110は、トレイを駆動させるモータであり、サーボ制御部120は、トレイモータ110が定められた速度によって駆動するように制御し、ホストインターフェース130は、サーボ制御部120とパソコン、あるいはA/V(オーディオ/ビデオ)140の間で情報伝達を仲介する。バックエンドは、パソコンまたはA/Vプレーヤー140などを備え、ユーザーインターフェース(以下、UI)等からユーザー命令を受けて、これをホストインターフェース130に伝達する。
【0005】
このような従来の光ディスクのディスクローディングシステムは、製品メーカーにより定められた速度によってディスクをローディング/イジェクト(あるいは、開/閉)している。すなわち、現在販売されている光ディスクのローディングシステムは、製品メーカーにより定められた速度でディスクをローディング/イジェクトしている。ユーザーは、この速度を可変する方法がなく、製品メーカーの立場では、これを具現する別途のコマンドセットが備えられていない。フロントエンドとバックエンドとの間でデータの仲介役割を行うホストインターフェース(ATAPI(ATアタッチメントパケットインタフェース)、SCSI(スモールコンピュータシステムインタフェース)、ATA等)の規格には、トレイローディング/イジェクトコマンドについては定義されているが、トレイの速度に関する内容は定義されていない。また、トレイコントローラは、あらかじめ定められた定数あるいはテーブルによりディスクトレイを開閉している。
【0006】
しかし、製品メーカーにより製品出荷時に定められたローディング速度は、あらゆるユーザー層の好み及び感性を満足させることができず、製品選択の重要なポイントとなり、また、このような一部ユーザーの不満が製品の品質評価に波及されて表れている実情である。これを解消するために、メーカーは、一つのモデルに対してディスクのローディング速度を差別化して販売することは、難しいという実情である。また、最近、パソコンのスリム化の傾向により、パソコンが薄くなり、光ディスクの垂直設置が頻繁になって、ディスクがトレイに挟まる現象、トレイのオープン時にディスクを落とす現象などが発生し、また、ディスクローディングの不良により、ディスクの記録/再生性能が低下しうる。したがって、場合によっては、光ディスクドライブの安定性のために、トレイ開閉の駆動速度を可変させる必要性がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであって、定められたローディング速度をユーザーが調節できるようにするトレイ移動速度の制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための本発明の一つの特徴は、トレイ移動速度の制御方法において、a)UIを介してトレイ移動速度の設定情報を受信するステップと、b)前記UIからの前記トレイ移動速度の設定情報をホストインターフェースを介して受信するステップと、c)前記受信されたトレイ移動速度の設定情報によってトレイ移動速度を設定するステップとを含むことである。
【0009】
前記a)ステップは、前記トレイ移動速度をテストするための設定情報を受信するステップ、または前記トレイ移動速度を工場出荷速度に戻すための設定情報を受信するステップ、または前記トレイローディング速度とトレイイジェクト速度とを別途に設定する設定情報を受信するステップのうち、少なくとも何れか一つを含むことが好ましい。
【0010】
前記b)ステップは、標準化されたホストインターフェースに速度設定のためのコマンドを定義し、この定義されたコマンド内に速度設定値を伝達するパラメータを割り当てるステップを含むことが好ましい。
【0011】
前記c)ステップは、一つ以上の移動速度値を有する速度テーブルから前記受信されたトレイ移動速度の設定情報による移動速度値を探して、前記移動速度値をトレイ移動速度に設定するステップを含むことが好ましい。
【0012】
本発明の他の特徴は、トレイ移動速度制御装置において、UIを介して入力されたトレイ移動速度の設定情報を受信するホストインターフェースと、前記ホストインターフェースから前記トレイ移動速度の設定情報を受信して、前記トレイ移動速度の設定情報によってトレイ移動速度を設定するトレイ制御器とを備えることである。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、製品出荷時に定められたローディング速度を、ユーザーが調節できるようにすることで、それぞれのユーザー層の好み及び感性を満足させ、ディスクローディングの不良によりディスクの記録/再生性能の低下を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、添付された図面を本発明を詳細に説明する。
【0015】
本発明は、前記従来技術の問題点を効果的に解決するために、光ディスクのバックエンド側であるパソコン、あるいはA/Vプレーヤーでステップ別の速度設定のための専用UIを設け、バックエンドでユーザーが入力したトレイローディング/イジェクト速度をホストインターフェースを介してトレイ制御器に伝達して速度設定を完了する。本発明は、光ディスクを含んで、トレイモータを移動させてローディング/イジェクト動作を行うあらゆる装置に該当する。
【0016】
図2は、本発明に係るトレイローディングシステムの構成図である。図2を参照するに、ホスト220は、UI 221を備え、UI 221は、特に、本発明によってユーザーからトレイ移動速度の設定情報を入力されるためのトレイ速度設定部222を備える。このようなトレイ速度設定のために、速度を入力されるための専用メニューを設けうる。
【0017】
パソコンをホストとして使用する場合には、ドライブの登録情報あるいは別途の入力用UIを設けて、これを介してトレイローディング速度を入力される。トレイのステップ別の速度入力は、ローディングとイジェクトとを別途に入力する。図3には、パソコンでドライブ登録情報設定メニューを通じてトレイ速度を入力されるためのメニューの一例が図示されている。
【0018】
図3を参照するに、トレイローディング速度設定メニュー300が図示されており、ユーザーは、ローディング速度310とイジェクト速度320とを別途に設定できるようになっている。また、各ローディング速度とイジェクト速度は、ステップ別にslowからfastにまで設定できるようになっている。また、ユーザーは、変更設定した速度をテストできるように、テスト330メニューが設けられており、また、トレイ速度を最初の工場出荷速度に戻して設定できる初期化340メニューも設けられている。
【0019】
また、A/Vセット(プレーヤーあるいはレコーダー等)の場合、A/VのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)にトレイ速度設定のための専用メニューを設けて、これを通じてトレイのローディング速度を入力される。図4にA/Vプレーヤー等で速度設定のための専用メニューが設けられたUIが図示されている。
【0020】
図4を参照するに、トレイローディング速度設定メニュー400が図示されており、ユーザーは、ローディング速度410とイジェクト速度420とを別途に選択して、設定メニュー430を通じて設定できるようになっている。また、各ローディング速度とイジェクト速度は、ステップ別にslowからfastにまで設定できるようになっている。また、ユーザーは、変更設定した速度をテストできるようにテスト440メニューが設けられており、また、トレイ速度を最初の工場出荷速度に戻して設定できる初期化450メニューも設けられている。
【0021】
トレイローディングシステム210は、トレイ駆動モータ211と、トレイ制御器212と、ホストインターフェース215とを備える。
【0022】
トレイ駆動モータ211は、トレイを駆動させるモータであり、トレイ制御器212は、トレイ駆動モータ211が定められた速度によって駆動するように制御し、ホストインターフェース215は、トレイ制御器212とホスト220のUI 221との間で情報伝達を仲介する。
【0023】
まず、ホストインターフェース215を具体的に説明する。
【0024】
ホストインターフェース215は、UIと連結されてUIの命令を速度設定コマンド216を介してトレイ制御器212に伝達する。
【0025】
ホストインターフェース215は、ATAPI及びSCSIなどを使用でき、いかなる種類のホストインターフェースを使用しても、予備使用領域内に新たなベンダー指定コマンドを定義し、UIからの速度設定情報をトレイ制御器に伝達する。現在、ATAPIやSCSI、ATA(ATアタッチメント)等の標準化されたホストインターフェースフォーマットには、トレイローディング/イジェクト命令以外のトレイの速度設定及びデータ伝送のための別途のコマンドセットが定義されていないため、これをベンダー指定コマンド領域の予備領域内に定義して割り当て、このコマンド内に速度設定値を伝達するためのパラメータ領域を定義して割り当てることにより、トレイ移動速度の設定情報を伝達できる。
【0026】
トレイ制御器212の速度設定部213は、特に、本発明によってホストインターフェース215とあらかじめ約束されたプロトコルによりバックエンド部の速度設定を受け入れて、これを設定速度保存部214(不揮発性メモリ)に保存し、以後、この速度設定値によりトレイをローディングまたはイジェクトする。例えば、トレイ制御器212は、トレイを駆動させるために、多様なステップの速度テーブル、数式、または値(図示せず)を有している。トレイ制御器212は、ホストインターフェース215から伝達されたトレイ速度設定情報に対応する速度設定値には、該当する速度テーブル、数式、または値を不揮発性メモリに保存して、次の電源がオフ時にもこれを記憶させ、この記憶された値でトレイを駆動することが好ましい。
【0027】
図5は、本発明によってトレイ速度を設定する過程を表すフローチャーチである。
【0028】
まず、ホストのUIを介してトレイ速度変更を設定する(510)。前記したように、パソコンの場合には、ドライブ登録情報設定メニューを通じてトレイ速度設定メニューを提供でき、A/Vプレーヤーの場合には専用トレイ速度設定メニューを提供できる。また、トレイローディング速度とイジェクト速度とを別途に設定でき、初期化させることもできる。
【0029】
ホストのUIは、ユーザーからトレイ速度設定情報を受信して、このようなトレイ速度設定情報をホストインターフェースに伝送する(520)。その後、ホストインターフェースは、受信された速度設定情報をトレイ制御器に伝送する(530)。例えば、ホストインターフェースは、ATAPI及びSCSIなどを使用して、予備使用領域内に新たなベンダー指定コマンドを定義することにより、UIからの速度設定情報をトレイ制御器に伝達できる。
【0030】
トレイ制御器は、受信された速度設定情報を設定速度保存部に保存する(540)。例えば、トレイ制御器は、トレイを駆動させるために、多様なステップの速度テーブル、数式、または値を有しており、ホストインターフェースから伝達されたトレイ速度設定情報に対応する速度設定値に該当する速度テーブル、数式、または値を設定速度保存部に保存する。
【0031】
図6は、本発明によってディスクをローディングまたはイジェクトする過程を表すフローチャートである。
【0032】
トレイ制御器は、トレイローディングまたはイジェクト命令を受信すれば(610)、トレイ制御器は、設定速度保存部に保存されたトレイ速度を読み取る(620)。
【0033】
トレイ制御器は、設定速度保存部から読み取ったトレイ速度でトレイをローディングまたはイジェクトするようにトレイ駆動モータを制御する(630)。
【0034】
以上、前記したようなトレイ移動速度の制御方法は、さらに、コンピュータで読み取リ可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られ得るデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがあり、また、キャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行されうる。そして、前記トレイ移動速度の制御方法を具現するための機能的なプログラム、コード及びコードセグメントは、当業界のプログラマーらにより容易に推論されうる。
【0035】
これまで、本発明についてその好ましい実施例を中心に説明した。当業者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現されうることを理解できるであろう。したがって、開示された実施例は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されねばならない。本発明の範囲は、前記した説明ではなく特許請求の範囲に開示されており、それと同等な範囲内にあるあらゆる差異点は、本発明に含まれているものとして解釈されねばならい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、ディスクローディングシステムに関連した技術分野に好適に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】従来技術に係るトレイローディングシステムの概略的なブロック図である。
【図2】本発明に係るトレイローディングシステムの構成図である。
【図3】本発明によるトレイ速度設定のためのUIの一例を示す図である。
【図4】本発明によるトレイ速度設定のためのUIの他例を示す図である。
【図5】本発明によるトレイ速度を設定する過程を表すフローチャートである。
【図6】本発明によるディスクをローディングまたはイジェクトする過程を表すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
210 トレイローディングシステム
211 トレイ駆動モータ
212 トレイ制御器
213 速度設定部
214 設定速度保存部
215 ホストインターフェース
216 速度設定コマンド
220 ホスト
221 UI
222 トレイ速度設定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トレイ移動速度の制御方法において、
ユーザーインターフェースを介してトレイ移動速度の設定情報を受信するステップと、
前記ユーザーインターフェースからの前記トレイ移動速度の設定情報をホストインターフェースを介して受信するステップと、
前記受信されたトレイ移動速度の設定情報によってトレイ移動速度を設定するステップとを含むことを特徴とするトレイ移動速度の制御方法。
【請求項2】
前記ユーザーインターフェースを介したトレイ移動速度の設定情報の受信ステップは、
前記トレイ移動速度をテストするための設定情報を受信するステップ、または前記トレイ移動速度を工場出荷速度に戻すための設定情報を受信するステップ、または前記トレイローディング速度とトレイイジェクト速度とを別途に設定する設定情報を受信するステップのうち、少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のトレイ移動速度の制御方法。
【請求項3】
前記ホストを介するトレイ移動速度の設定情報受信ステップは、
標準化されたホストインターフェースに速度設定のためのコマンドを定義し、この定義されたコマンド内に速度設定値を伝達するパラメータを割り当てるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のトレイ移動速度の制御方法。
【請求項4】
前記トレイ移動速度設定ステップは、
一つ以上の移動速度値を有する速度テーブルから前記受信されたトレイ移動速度の設定情報による移動速度値を探して、前記移動速度値をトレイ移動速度に設定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のトレイ移動速度の制御方法。
【請求項5】
トレイ移動速度制御装置において、
ユーザーインターフェースを介して入力されたトレイ移動速度の設定情報を受信するホストインターフェースと、
前記ホストインターフェースから前記トレイ移動速度の設定情報を受信して、前記トレイ移動速度の設定情報によってトレイ移動速度を設定するトレイ制御器と、を備えることを特徴とするトレイ移動速度制御装置。
【請求項6】
ユーザーによりトレイのローディング/イジェクト速度を制御する方法において、
ユーザーからトレイ移動速度の設定情報を受信するステップと、
前記受信されたトレイ移動速度の設定情報によってローディング/イジェクト速度を設定するステップとを含むことを特徴とする方法。
【請求項7】
前記受信は、ホストインターフェースに連結された速度設定部を備えるユーザーインターフェースを介して行われることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記トレイは、パソコンに連結され、ドライブまたは別途のユーザーインターフェースの属性情報は、ユーザーが取扱い可能に配置されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記ユーザーに、ユーザーがローディング速度とイジェクト速度とを設定できるメニューを提供するステップを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項10】
各ローディング速度とイジェクト速度は、低速から高速に、高速から低速に設定されることを特徴とする方法。
【請求項11】
前記ユーザーが変更された設定速度をテストできるように、ユーザーにテストメニューを提供するステップと、
前記トレイ速度が前記開始速度に再設定されるように、前記ユーザーに初期化メニューを提供するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記トレイは、プレーヤーとレコーダとを備えるオーディオ/ビジュアル(A/V)セットに連結され、
前記方法は、ユーザーが前記A/Vセットのグラフィックユーザーインターフェースでトレイ速度を設定できるメニューを提供するステップを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項13】
ローディング速度とイジェクト速度のうち、何れか一つを別途に設定する機会を前記ユーザーに提供するステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
ユーザーが変更された設定速度をテストできるように、ユーザーにテストメニューを提供するステップと、
前記トレイ速度が初期速度に再設定されるように、前記ユーザーに初期化メニューを提供するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
ユーザーからトレイローディング/イジェクト速度設定命令を受信するために、ホストのユーザーインターフェースを備えるトレイローディング装置において、
前記トレイを駆動するためのトレイ駆動モータと、
前記トレイ駆動モータが、前記ローディング/イジェクト速度設定命令による速度で作動するように、前記トレイ駆動モータを制御するトレイコントローラと、
前記トレイコントローラと前記ホストのUIとの間に情報伝送を仲介するホストインターフェースとを備えることを特徴とするトレイローディング装置。
【請求項16】
前記ホストインターフェースは、速度設定命令を通じて前記トレイコントローラに前記命令を伝達することを特徴とする請求項15に記載のトレイローディング装置。
【請求項17】
前記トレイコントローラは、速度設定命令を受信するための速度設定部を備えることを特徴とする請求項15に記載のトレイローディング装置。
【請求項18】
前記速度設定部は、設定速度保存部に速度設定命令の設定を保存し、前記設定に応じて前記トレイのディスクをローディングまたはイジェクトすることを特徴とする請求項17に記載のトレイローディング装置。
【請求項19】
ユーザーにより設定された速度によって、ホストからディスクをローディングまたはイジェクトする方法において、
トレイローディングまたはイジェクト命令を受信するステップと、
前記ユーザーにより設定された速度を反映する保存されたトレイ速度を読み取るステップと、
前記読み取られたトレイ速度で前記ホストから前記トレイローディングまたはイジェクトするようにトレイ駆動モータを制御するステップとを含むことを特徴とする方法。
【請求項20】
請求項19に記載の方法を行う命令が保存されたコンピュータで読み取り可能な媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−66061(P2006−66061A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−235459(P2005−235459)
【出願日】平成17年8月15日(2005.8.15)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】