説明

トレーサビリティ情報処理装置およびトレーサビリティ情報処理方法

【課題】工場外のトレーサビリティを実現することを課題とする。
【解決手段】本発明のトレーサビリティ情報処理装置(サーバ110)は、トレーサビリティの対象である製品に関して、製造に関する情報と、流通に関する情報とを、製品の識別子で関連付けて格納する記憶部112と、流通に関する情報についての条件式の入力を受けた場合、記憶部112を参照して、流通に関する情報から該当する情報を抽出するとともに、その抽出した情報に含まれる製品の識別子に基づいて該当する製造に関する情報を抽出し、それらの抽出した情報を表示部113に表示させる演算部115と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品のトレーサビリティ技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、製造業界において、製品のトレーサビリティは重要である。例えば、特許文献1には、製品に関するクレーム(苦情)や事故等が発生した場合に、当該製品の製造工場側で容易かつ迅速にクレーム対象製品を特定し、問い合わせ側に対して迅速、的確に回答を行うと共に、クレーム対象製品を迅速に回収し、消費者の利益を守ることができる工場内のトレーサビリティシステムについて、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−293274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術によれば、工場内のトレーサビリティを実現することはできるが、工場外のトレーサビリティを実現することができない。したがって、このような技術では、例えば、製品に関する顧客からのクレーム情報をトレーサビリティの一環とすることができない。そのため、クレームへの対応が難しい、あるいは遅れるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、工場外のトレーサビリティを実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明のトレーサビリティ情報処理装置は、トレーサビリティの対象である製品に関して、製造に関する情報と、流通に関する情報とを、前記製品の識別子で関連付けて格納する記憶部と、前記流通に関する情報についての条件式の入力を受けた場合、前記記憶部を参照して、前記流通に関する情報から該当する情報を抽出するとともに、その抽出した情報に含まれる前記製品の識別子に基づいて該当する前記製造に関する情報を抽出し、それらの抽出した情報を表示部に表示させる演算部と、を備えることを特徴とする。その他の手段については後記する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、工場外のトレーサビリティを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本実施形態のトレーサビリティシステムの全体構成図である。
【図2】クレーム用紙の例を示す図である。
【図3】表示部に表示される画面の例を示す図である。
【図4】クレームテーブルの例を示す図である。
【図5】顧客テーブルの例を示す図である。
【図6】ロットテーブルの例を示す図である。
【図7】商品テーブルの例を示す図である。
【図8】サーバの処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する。)について、図面を参照(言及図以外の図面も適宜参照)して説明する。本実施形態では、工場外の製品に関する情報を取り扱うことのできるトレーサビリティシステムの例について説明する。
【0010】
まず、図1を参照して、本実施形態のトレーサビリティシステムの構成について説明する。トレーサビリティシステム100は、サーバ110(トレーサビリティ情報処理装置)、クライアント端末120、情報送信装置130および情報受信装置140を備えて構成され、それらがWAN(Wide Area Network)や、LAN(Local Area Network)などのネットワーク150を介して互いに接続されている。
【0011】
サーバ110は、ディスプレイなどの表示部113、キーボードやマウスやNIC(Network Interface Card)などの入力部111、サーバ110自身の動作を制御する制御部114、演算機能を有する演算部115、HDD(Hard Disk Drive)やROM(Read Only Memory)などの記憶部112を有する。なお、記憶部112は、図4〜図7に示す各テーブルを格納している(詳細は後記)。
【0012】
制御部114や演算部115は、ROMやHDDに格納されたプログラムが、RAM(Random Access Memory)に展開され、CPU(Central Processing Unit)によって実行されることによって実現される。
【0013】
クライアント端末120は、その内部構成の図示を省略しているが、CPU、ROM、RAM、HDD、入力部、表示部などを備えるコンピュータ装置である。クライアント端末120は、入力部によって入力された指示や要求などを、ネットワーク150を介してサーバ110に送信し、サーバ110から受信した情報を表示部に出力する。
【0014】
情報送信装置130は、コンピュータ装置であり、情報送信部131を有する。情報送信部131は、サーバ110の記憶部112のデータベースに格納されている、製品に関する情報(各種ID(IDentifier)情報など)を、ネットワーク150経由で取得し、製品のIC(Integrated Circuit)タグに対応するICタグリーダライタなどに対してその情報を送信する。ICタグリーダライタは、製品にその情報を付加する。
【0015】
情報受信装置140は、コンピュータ装置であり、情報受信部141を有する。情報受信部141は、メールやクレーム用紙(紙ベース)から情報を取得する機能を有する。この情報は、商品(製品)を特定する製造番号(ロット番号)、クレーム投稿日時、アンケート結果などを含む。アンケート結果は適宜数値化して、クレーム重大度の算定などに使用する。
また、情報受信部141は、製品のICタグなどに格納されている製品に関する情報をICタグリーダライタ経由で取得し、取得した情報をネットワーク150経由でサーバ110に送信する。
【0016】
サーバ110の演算部115は、売上高計算部116、文字列長取得部117、重大度決定処理部118、入力部119を有する。
【0017】
売上高計算部116は、記憶部112に記憶されているトレーサビリティに関するデータベースに含まれている、後記する商品テーブル700(図7参照)から、該当する商品に関する売上高計算に必要なデータを取得し、売上高を計算する。
【0018】
文字列長取得部117は、例えば、クレーム送信方法がメールの場合、メール本文の文字列長を取得する機能を有する。メール本文が長いほど、クレーム内容が重大であると推測できる。
【0019】
入力部119は、クレームを受け付けるオペレータにより入力されるクレーム情報を受け付ける。このクレーム情報は、社会的影響度や、営業的な影響を数値化したものである。
重大度決定処理部118は、売上高計算部116、文字列長取得部117、入力部119などから、クレームに関するパラメータを受け取り、それらのパラメータに基づいてクレーム重大度を決定する(詳細は後記)。
【0020】
なお、売上高計算部116、文字列長取得部117、重大度決定処理部118、入力部119の機能以外に、演算部115は、トレーサビリティ情報表示画面300(図3参照)(以下、単に「画面300」と称する。)のクレーム受入BOX310に表示される各クレームの面積の決定などの機能を有する。
【0021】
次に、図2を参照して、クレーム用紙の例について説明する。クレーム用紙200は、記入者属性表示部201、品質情報記入部202、自由記述欄203、通信部210を有する。
【0022】
記入者属性表示部201は、クレーム記入者が住所、性別、年齢などを記入する欄である。文字列を手書きで記入させてもよいし、マークシート方式にして選択させてもよい。また、ハンディリーダライタ(不図示)などを用いてクレーム用紙上にバーコードや2次元コードを印刷してもよいし、あるいはICタグに情報を書き込んでもよい。
【0023】
品質情報記入部202は、製品の品質に関する情報が入力される。情報の記入方式については記入者属性表示部201と同様なので、説明を省略する。
自由記述欄203は、クレーム記入者が、商品に関する、例えば、感想、苦情、要望などを記入する欄である。文字列長を測定することで、クレーム重大度を推測できる。
【0024】
通信部210は、商品の製造および流通過程において、各工程・各流通経路に設置される通信装置(不図示)と通信し、また、自身の記憶部(不図示)に、商品名、購入日、製造番号(ロット番号)などの情報を記憶する機能を有する。
【0025】
次に、図3を参照して、サーバ110の表示部113あるいはクライアント端末120の表示部(不図示)に表示される画面の例について説明する。
画面300には、クレーム受入BOX310、トレーサビリティ情報表示領域320、クレーム表示日数設定バー330が表示される。
【0026】
クレーム受入BOX310には、クレーム311が表示される。
クレーム311は、クレーム重大度に応じた大きさの四角形でクレーム受入BOX310に表示される。クレーム311の四角形の大きさは、演算部115によって、重大度決定処理部118がクレーム情報に付加したクレーム重大度に基づいて、決定される。クレーム311は、例えば、クレーム投稿年月日(例えば「2010/06/07」)、クレーム投稿場所(例えば「東京都」)、対象商品(例えば「肉団子」)などの情報から構成される。
【0027】
トレーサビリティ情報表示領域320には、機能選択ボタン321が表示される。また、図示しないが、機能選択ボタン321が押下されると、トレーサビリティ情報表示領域320に、各種トレーサビリティ情報が表示される。機能選択ボタン321としては、例えば、トレーサビリティ情報検索のための情報である日付、製品、製造工程、製造設備、原材料、影響範囲、クレーム内容などを示すボタンが考えられる。
クレーム表示日数設定バー330は、クレーム受入BOX310の時間座標軸を設定するためのものである。
【0028】
次に、図4を参照して、クレームテーブルの例について説明する。クレームテーブル400は、クレームID、顧客ID、製造番号、問い合わせ方法、パラメータの各カラムを有する。
クレームIDは、クレーム毎に付与される連続番号で、クレーム管理に使用される。
顧客IDは、クレームを投稿した顧客を特定するための識別子であり、後記する顧客テーブルでも使用される。
【0029】
製造番号は、クレーム対象の商品を特定する識別子であり、後記するロットテーブルでも使用される。
問い合わせ方法は、メール、電話、クレーム用紙などの問い合わせ方法を示す。
パラメータは、クレーム重大度に関するパラメータである。例えば、問い合わせ方法がメールの場合はメール本文の文字列長であり、また、問い合わせ方法が電話の場合通話時間が該当する。
【0030】
次に、図5を参照して、顧客テーブルの例について説明する。顧客テーブル500は、顧客ID、顧客名、都道府県(クレーム投稿者の所在地)の各カラムを有する。
顧客IDは、クレームテーブル400の場合と同様である。
顧客名は、顧客の名称、例えば、会社名や個人名を示す。
都道府県は、顧客の所在地を示す。
【0031】
次に、図6を参照して、ロットテーブルの例について説明する。ロットテーブル600は、製造番号、品名(商品名)、製造日、製造工場の各カラムを有する。
製造番号は、製品を特定する為に製品に付与される識別子である。
品名は、肉団子、餃子などの品名を示す。
製造日は、製品が製造された日を示す。
製造工場は、製品の製造工場や製造ラインに関する情報を示す。
【0032】
次に、図7を参照して、商品テーブルの例について説明する。商品テーブル700は、対象品名、単価、売り上げ個数の各カラムを有する。
対象品名は、トレーサビリティシステム100にて取り扱う品名、例えば、肉団子や餃子などといった品名を示す。
単価は、対象品名の単価を示す。
売り上げ個数は、対象品名の売り上げ個数を示す。
【0033】
次に、図8を参照して、サーバ110の処理の例について説明する。
まず、サーバ110の演算部115の入力部119はクレームの入力を受け付ける(ステップS1)。
【0034】
続いて、重大度決定処理部118は、クレーム重大度を算定する(ステップS2)。クレーム重大度は、例えば、クレームテーブル400(図4参照)の問い合わせ方法やパラメータに基づいて算定できる。例えば、パラメータの数値が大きいほどクレーム重大度が大きいとすればよい。また、例えば、メールよりも電話のほうが、クレーム重大度が大きいものと仮定して、メールよりも電話に重みをつけてクレーム重大度を算定してもよい。また、メールと電話のクレーム重大度を対等に扱うために、メールと電話それぞれの数値の平均値に基づいた標準偏差などを用いてもよい。また、商品の単価や売上の数値が大きいほどクレーム重大度が大きいとしてもよい。
【0035】
続いて、演算部115は、ステップS2で算定したクレーム重大度の大きさに応じてクレーム表示の四角形の面積を決定し(ステップS3)、その面積の四角形を用いて画面300のクレーム受入BOX310にクレーム情報を描画する(ステップS4)。
【0036】
続いて、入力部119は、クレームの日付や内容をキーとした条件式の入力を受け付ける(ステップS5)。
続いて、演算部115は、記憶部112のデータベースからクレームに紐付くデータを抽出し(ステップS6)、抽出したデータを画面300に表示する(ステップS7)。
【0037】
このように、本実施形態のトレーサビリティシステム100によれば、まず、トレーサビリティの対象である製品に関して、製造に関する情報と、流通に関する情報とを、製品の識別子で関連付けてサーバ110の記憶部112に格納しておく。そして、サーバ110の演算部115は、流通に関する情報についての条件式の入力を受けた場合、記憶部112を参照して、流通に関する情報から該当する情報を抽出するとともに、その抽出した情報に含まれる製品の識別子に基づいて該当する製造に関する情報を抽出し、それらの抽出した情報を表示部(サーバ110の表示部113やクライアント端末120の表示部。以下同様)に表示させる。これにより、工場外のトレーサビリティを実現することができる。
【0038】
なお、流通に関する情報としては、例えば、製品の顧客からのクレーム情報や、製品の流通経路情報が考えられる。
また、クレーム情報に関し、クレーム情報の量が多いほど数値が高いクレーム重大度を計算して、複数のクレーム情報を表示部に表示させる場合、クレーム重大度が大きいほどクレーム情報を大きく表示させることで、どのクレームが重要かを視覚的にわかやすく表現できる。
【0039】
また、複数のクレーム情報を表示部に表示させる場合、クレーム発生時刻に応じてクレーム情報それぞれを時系列に並べて表示させることで、クレームがある時間帯に集中しているのか否かなどを視覚的にわかやすく表現できる。
【0040】
また、複数のクレーム情報を表示部に表示させる場合、クレーム重大度が最大のクレーム情報を他のクレーム情報とは異なる色で表示させてもよい。そうすれば、最重要のクレームを視覚的にわかやすく表現できる。
【0041】
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が可能である。例えば、本実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。つまり、本実施形態の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、本実施形態の構成に他の構成を加えたり、本実施形態の構成の一部を削除したりすることも可能である。
【0042】
また、各構成、機能、処理部、処理手段等の一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SD(Secure Digital)メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に格納することができる。
【0043】
また、図面では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品におけるすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。
【符号の説明】
【0044】
100 トレーサビリティシステム
110 サーバ(トレーサビリティ情報処理装置)
111 入力部
112 記憶部
113 表示部
114 制御部
115 演算部
120 クライアント端末
130 情報送信装置
131 情報送信部
140 情報受信装置
141 情報受信部
150 ネットワーク
116 売上高計算部
117 文字列長取得部
118 重大度決定処理部
119 入力部
200 クレーム用紙
201 記入者属性表示部
202 品質情報記入部
203 自由記述部
210 通信部
300 トレーサビリティ情報表示画面
310 クレーム受入BOX
311 クレーム
320 トレーサビリティ情報表示領域
321 機能選択ボタン
330 クレーム表示日数設定バー
400 クレームテーブル
500 顧客テーブル
600 ロットテーブル
700 商品テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トレーサビリティの対象である製品に関して、製造に関する情報と、流通に関する情報とを、前記製品の識別子で関連付けて格納する記憶部と、
前記流通に関する情報についての条件式の入力を受けた場合、前記記憶部を参照して、前記流通に関する情報から該当する情報を抽出するとともに、その抽出した情報に含まれる前記製品の識別子に基づいて該当する前記製造に関する情報を抽出し、それらの抽出した情報を表示部に表示させる演算部と、
を備えることを特徴とするトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項2】
前記流通に関する情報は、前記製品の顧客からのクレーム情報であることを特徴とする請求項1に記載のトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項3】
前記流通に関する情報は、前記製品の流通経路情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項4】
前記演算部は、前記クレーム情報に関し、前記クレーム情報の量が多いほど数値が高いクレーム重大度を計算することを特徴とする請求項2に記載のトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項5】
前記演算部は、複数の前記クレーム情報を前記表示部に表示させる場合、前記クレーム重大度が大きいほど前記クレーム情報を大きく表示させることを特徴とする請求項4に記載のトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項6】
前記演算部は、複数の前記クレーム情報を前記表示部に表示させる場合、クレーム発生時刻に応じて前記クレーム情報それぞれを時系列に並べて表示させることを特徴とする請求項2に記載のトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項7】
前記演算部は、複数の前記クレーム情報を前記表示部に表示させる場合、前記クレーム重大度が最大の前記クレーム情報を他の前記クレーム情報とは異なる色で表示させることを特徴とする請求項4に記載のトレーサビリティ情報処理装置。
【請求項8】
トレーサビリティの対象である製品に関して、製造に関する情報と、流通に関する情報とを、前記製品の識別子で関連付けて格納する記憶部と、演算部とを備えるトレーサビリティ情報処理装置によるトレーサビリティ情報処理方法であって、
前記演算部は、
前記流通に関する情報についての条件式の入力を受けた場合、前記記憶部を参照して、前記流通に関する情報から該当する情報を抽出するとともに、その抽出した情報に含まれる前記製品の識別子に基づいて該当する前記製造に関する情報を抽出し、それらの抽出した情報を表示部に表示させる
ことを特徴とするトレーサビリティ情報処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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