説明

ドアホンシステム

【課題】 親機の動作状態に応じて調節器の機能を制限し、誤調節を未然に防止し、スピーカやモニターの出力を正しく調節する。
【解決手段】 このテレビドアホンシステム1では、親機2が玄関子機3からの呼出しを待受け、呼出時にスピーカ17から呼出音が発生し、通話期間中にスピーカ17から受話音が発生する。親機2は、モニター20の明るさを調節する明るさ調節ノブ27と、スピーカ17の呼出音及び受話音の音量を調節する音量調節ノブ28とを装備している。CPU11は、明るさ調節量に基づいてモニター20の輝度を制御し、呼出音及び受話音の調節量に基づいてスピーカ17の出力を制御する。また、CPU11は、待受け期間中に、呼出音の調節量を有効化し、明るさと受話音の調節量を無効化する。呼出期間中は、明るさ調節量を有効化し、呼出音と受話音の調節量を無効化する。通話期間中は、明るさと受話音の調節量を有効化し、呼出音の調節量を無効化する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、親機と玄関子機が通話を行うドアホンシステムに関し、詳しくは、親機のスピーカの音量やモニターの明るさを調節する機能を備えたドアホンシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の調節機能を備えたドアホンシステムとして、従来、図6に示すような技術が知られている。このテレビドアホンシステム101では、親機102と玄関子機103とが伝送線Lで接続されている。来訪者が玄関子機103の呼出ボタン104を操作すると、親機102が居住者を呼び出すための呼出音をスピーカ105から発生し、玄関子機103がカメラ106で来訪者を撮像し、親機102が玄関子機103から受信した来訪者の映像をモニター107に表示する。
【0003】
居住者が親機102の通話ボタン108を操作すると、居住者の音声が親機102から玄関子機103に送られ、来訪者の音声が玄関子機103から親機102に送られ、親機102のスピーカ105が受話音を発生し、これにより、親機102と玄関子機103との通話が成立する。そして、親機102の側面に、スピーカ105からの呼出音量を調節するための呼出音量VR109、受話音量を調節するための受話音量VR110、及び、モニター107の明るさを調節するための明るさVR111が配設されている。
【0004】
なお、特許文献1には、夜間等に呼出音や受話音が発生しないように、親機のスピーカを無音状態に設定する機能を備えたドアホンシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−88756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、従来のドアホンシステム101によると、3種類のVR109,110,111が親機102の一箇所に集めて配置され、呼出音、受話音、明るさを随時に調節できるようになっているので、居住者が意図しない調節器を誤って操作し、現在の調節量を不必要に変えてしまい、親機102のスピーカ105やモニター107の出力に異常を来たすという問題点があった。
【0007】
例えば、受話音量を調節するつもりで呼出音量VR109を操作してしまい、次回の呼出時に、スピーカ105が大音量の呼出音を発生したり、無音状態になったりすることがあった。逆に、呼出音量を調節するつもりで受話音量VR110を操作し、次回の通話時に、受話音に過不足が生じることもあった。あるいは、音量を調節つもりで明るさVR111を操作した結果、次回の呼出又は通話時に、モニター107の映像が見にくくなることもあった。
【0008】
また、従来のドアホンシステム101では、調節対象と同じ数のVR109〜111を設けているので、親機102の部品点数が増えるばかりでなく、操作が煩雑で誤調節を招く要因ともなっていた。しかも、調節量をVR109〜111の回転位置に基づいて設定しているため、誤って操作した場合に、元の調節量に戻すときに手間がかかるという問題点もあった。
【0009】
本発明の目的は、上記課題を解決し、親機の動作状態に応じて調節器の機能を制限し、誤調節を未然に防止し、スピーカやモニターの出力を正しく調節できるドアホンシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明は、親機が玄関子機からの呼出しを待受け、呼出時にスピーカから呼出音を発生し、通話期間中にスピーカから受話音を発生し、呼出音及び受話音の音量を調節する音量調節器を装備したドアホンシステムにおいて、次のような手段を提供する。
【0011】
(1)親機が呼出音及び受話音の調節量に基づいてスピーカの出力を制御する制御部を備え、制御部が呼出音の調節量を待受け期間中に有効化し、通話期間中に無効化するとともに、受話音の調節量を通話期間中に有効化し、待受け期間中に無効化する制御を行うことを特徴とするドアホンシステム。
【0012】
(2)親機に玄関子機のカメラが撮像した映像を表示するモニターと、モニターの明るさを調節する明るさ調節器とを設け、制御部が明るさの調節量に基づいてモニターの輝度を制御するとともに、明るさの調節量を通話期間中に有効化し、待受け期間中に無効化する制御を行うことを特徴とする(1)に記載のドアホンシステム。
【0013】
(3)制御部が呼出音の調節量、受話音の調節量及び明るさの調節量をモニターに区別して表示させる制御を行うことを特徴とする(2)に記載のドアホンシステム。
【0014】
(4)制御部が待受け期間中に音量調節器が操作されたときに、モニターを点灯させる制御を行うことを特徴とする(3)に記載のドアホンシステム。
【0015】
(5)音量調節器が呼出音及び受話音の音量を選択的に調節する一つの操作部材を備えたことを特徴とする(1)〜(4)の何れか一つに記載のドアホンシステム。
【発明の効果】
【0016】
上記(1)のドアホンシステムによれば、通話期間中に呼出音の調節量を無効化し、待受け期間中に受話音の調節量を無効化するので、音量調節器による誤調節を未然に防止し、スピーカの出力を正しく調節できるという効果がある。
【0017】
上記(2)のドアホンシステムによれば、待受け期間中にモニターの明るさ調節量を無効化するので、明るさ調節器による誤調節を未然に防止し、モニターの輝度を正しく調節できるという効果がある。
【0018】
上記(3)のドアホンシステムによれば、呼出音の調節量、受話音の調節量及び明るさ調節量をモニターに区別して表示するので、調節対象を誤認することなく、現在の調節量を確認したうえで、所望値に正しく簡単に調節できるという効果がある。
【0019】
上記(4)のドアホンシステムによれば、待受け期間中に音量調節器が操作されたときに、モニターが自動的に点灯するので、特に、呼出音量をモニターの表示に従って正しく簡単に調節できるという効果がある。
【0020】
上記(5)のドアホンシステムによれば、一つの操作部材で呼出音量と受話音量とを選択的に調節するので、親機の部品点数を削減できるとともに、操作を簡略化し、誤調節を確実に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施形態を示すテレビドアホンシステムのブロック図である。
【図2】音量調節器及び明るさ調節器を示す親機の外観図である。
【図3】音量及び明るさの調節方法を示す説明図である。
【図4】音量及び明るさの調節画面を例示するモニターの正面図である。
【図5】調節方法の別の実施例を示す説明図である。
【図6】従来のドアホンシステムを示す親機及び玄関子機の外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいてテレビドアホンシステムの全体的な構成について概説する。このテレビドアホンシステム1は、親機2と玄関子機3を伝送線Lで接続し、親機2のCPU11の制御のもとで、親機2と玄関子機3が双方向の通話を行うように構成されている。玄関子機3には、従来と同様(図6参照)、親機2を呼び出す呼出ボタン104、来訪者を撮像するカメラ106、子機スピーカ112及び子機マイク113が設けられている。
【0023】
来訪者が呼出ボタン104を操作すると、呼出信号が玄関子機3から親機2の入出力信号処理部12、制御I/F13を介してCPU11に入力され、CPU11が記憶部14から読み出した呼出音調節量に基づいて呼出音発生部15とスピーカアンプ16を制御し、スピーカ17が呼出音を発生する。また、カメラ106の映像信号が入出力信号処理部12、映像I/F18を介してモニター駆動部19に入力され、CPU11が記憶部14から読み出した明るさ調節量に基づいてモニター駆動部19を制御し、モニター20(液晶ディスプレイ)が来訪者の映像を表示する。
【0024】
居住者が親機2の通話ボタン21を操作すると、マイク22が居住者の音声を集音し、マイクアンプ23で増幅された音声が通話I/F24、入出力信号処理部12を経由して子機スピーカ112から出力される。また、子機マイク113が捕集した来訪者の音声は、入出力信号処理部12、通話I/F24を経由してスピーカアンプ16に入力され、CPU11が記憶部14から読み出した受話音調節量に基づいてスピーカアンプ16を制御し、スピーカ17が受話音を出力し、これにより、親機2と玄関子機3との通話が成立する。
【0025】
図2に示すように、モニター20は親機ケーシング2aの前面上部に設けられ、モニター20の横にマイク22が設けられ、モニター20の下側にスピーカ17が配置されている。スピーカ17の下側には、モニター20をON/OFFするモニターボタン25と、通話を開始する通話ボタン21と、その通話を終了する終話ボタン26とが配設されている。そして、親機ケーシング2aの側面に、モニター20の明るさを調節する明るさ調節ノブ27と、スピーカ17の呼出音量及び受話音量を調節する音量調節ノブ28とが設けられている。
【0026】
次に、明るさ及び音量を調節するための構成と方法について詳述する。図3に示すように、明るさ調節ノブ27及び音量調節ノブ28は、共に親機ケーシング2aに対して出没自在かつ回動可能に設けられている。明るさ調節ノブ27には、CPU11の制御プログラムによって明るさ調節機能が割り当てられ、調節対象がノブ27の押下げによりモニター20の明るさに決定され、モニター20の輝度がノブ27の上回転に伴って明るく変化し、下回転に伴って暗く変化し、輝度の変化がモニター20の画面に明暗スケール29(図4a参照)で表示され、表示値に相当する明るさ調節量が記憶部14に記憶される。
【0027】
音量調節ノブ28には、制御プログラムによって音量調節機能が割り当てられ、このノブ28がスピーカ17の呼出音量と受話音量を選択的に調節する操作部材として動作する。そして、調節対象がノブ28の押下げにより呼出音量に選択され、ノブ28の再押下げにより受話音量に選択され、スピーカ17の音量がノブ28の上回転に伴って大きく変化し、下回転に伴って小さく変化し、音量の変化がモニター20の画面に音量スケール30,31(図4b,c参照)で表示され、表示値に相当する呼出音調節量及び受話音調節量が記憶部14に記憶される。
【0028】
親機2の制御部であるCPU11は、親機2の動作状態に応じて、明るさ調節ノブ27と音量調節ノブ28の調節機能を制限する。すなわち、図3の「調節スケジュール表」に示すように、明るさ調節が必要となる親機2の動作状態は、モニター20が来訪者の映像を表示する時期、つまり呼出期間中と通話期間中である。受話音量の調節が必要となる動作状態は、スピーカ17から来訪者の音声を聞き取る時期、つまり通話期間中である。呼出音量の調節が必要となる動作状態は、呼出音を聞き、音量に過不足を感じ、これを変更しようとする時期、通常は、次回の呼び出しを待ち受けている待受け期間中である。
【0029】
以上の相関に基づいて、CPU11は、明るさ調節ノブ27による明るさ調節量を呼出期間中と通話期間中に有効化し(表中の○印)、待受け期間中に無効化する(表中の×印)。音量調節ノブ28による呼出音調節量は、待受け期間中に有効化され、呼出期間中と通話期間中に無効化される。音量調節ノブ28による受話音調節量は、通話期間中に有効化され、待受け期間中と呼出期間中に無効化される。
【0030】
なお、呼出期間中における有効/無効の制御は、図3のスケジュール表に限定されず、親機2の設置条件や使用状況に合わせて任意に変更することができる。例えば、呼出期間中は居住者の調節時間が限られている点を考慮し、明るさ調節を無効としてもよい。呼出時の静寂を保つために、呼出音量の調節を有効としてもよい。また、受話音量の調節を有効とし、通話を開始する前に受話音量を予め好みの大きさに調節できるようにしてもよい。
【0031】
続いて、明るさ及び音量の調節方法をより具体的に説明する。親機2の待受期間中は、明るさの調節が無効であるから、明るさ調節ノブ27を押し下げても、モニター20が点灯せず、ノブ27を回転しても、記憶部14に記憶されている明るさ調節量は変化しない。音量調節ノブ28は、呼出音量と受話音量の調節に割り当てられているが、受話音量の調節は無効であり、呼出音量の調節のみが有効である。このため、音量調節ノブ28で受話音量を誤って調節するおそれがなく、スピーカ17の受話音を現在の最適値に保持できる。
【0032】
呼出音量の調節にあたり、音量調節ノブ28を押し下げると、CPU11がノブ28の押下げを検出し、モニター20を点灯させる。このため、居住者はモニター20の表示に従って呼出音量を容易に調節することができる。すなわち、図4(b)に示すように、モニター20の画面に音量スケール30と識別文字「呼出音量」が表示される。音量調節ノブ28を上方へ回すと、音量スケール30が小から大に変化し、記憶部14の呼出音調節量が増加する。また、ノブ28を下方へ回すと、音量スケール30が大から小に変化し、記憶部14の呼出音調節量が減少する。
【0033】
このとき、モニター20の画面に識別文字「呼出音量」を表示して、呼出音の調節モードを受話音及び明るさの調節モードと区別するので、居住者が調節対象を誤認するおそれがなく、不必要な調節を未然に排除しておくことができる。また、モニター20の画面に呼出音量を示す音量スケール30が表示されるので、居住者は現在の調節量を確認したうえで、所望する呼出音量を正しく簡単に調節することができる。
【0034】
親機2の呼出期間中は、モニター20が点灯し、画面に来訪者の映像を表示している。明るさ調節ノブ27を押下げると、図4(a)に示すように、モニター20の画面に明るさを示す明暗スケール29と、現調節モードを他と区別する文字「明るさ」とが来訪者の映像に重ねて表示される。そして、ノブ27を上方へ回すと、明暗スケール29が暗から明に変化し、記憶部14の明るさ調節量が増加し、ノブ27を下方へ回すと、明暗スケール29が明から暗に変化し、記憶部14の明るさ調節量が減少する。
【0035】
この呼出期間中は、呼出音量と受話音量の調節が共に無効であるから、音量調節ノブ28を回しても、記憶部14の音量調節量は変化しない。したがって、音量調節ノブ28による呼出音量及び受話音量の誤調節を未然に防止し、スピーカ17の出力を現在値に保つことができる。
【0036】
親機2の通話期間中は、明るさ調節ノブ27により呼出期間中と同じ方法でモニター20の明るさを調節し、音量調節ノブ28でスピーカ17の受話音量を調節する。音量調節ノブ28を押下げると、図4(c)に示すように、モニター20の画面に受話音量を示す音量スケール31と、現調節モードを他と区別する文字「受話音量」が来訪者の映像に重ねて表示される。音量調節ノブ28を上方へ回すと、音量スケール31が小から大に変化し、記憶部14の受話音調節量が増加し、ノブ28を下方へ回すと、音量スケール31が大から小に変化し、記憶部14の受話音調節量が減少する。この通話期間中は、呼出音量の調節が無効であるから、音量調節ノブ28による呼出音量の誤調節を未然に防止できる。
【0037】
図5は、明るさ及び音量の別の調節方法を示す。この実施例では、一つの調節ノブ41に明るさ、呼出音、受話音の3つの調節機能が割り当てられ、上記実施例と同じ調節スケジュールで有効/無効が制御される。親機2の待受け期間中は、調節ノブ41を押し下げ、呼出音量の調節を選択し、上記実施例と同様に操作し、モニター20を点灯させ、モニター20の画面に音量スケール30と識別文字「呼出音量」を表示し(図4b参照)、記憶部14の呼出音調節量を増減させる。
【0038】
親機2の呼出期間中は、調節ノブ41を押し下げ、明るさ調節を選択し、モニター20の画面に明暗スケール29と識別文字「明るさ」を来訪者の映像に重ねて表示し(図4a参照)、記憶部14の明るさ調節量を増減させる。親機2の通話期間中は、調節ノブ41を押し下げ、明るさ調節と受話音量調節を交互に選択し、モニター20の画面に明暗スケール29又は音量スケール31と、識別文字「明るさ」又は「受話音量」を来訪者の映像に重ねて表示し(図4a,4c参照)、記憶部14の明るさ調節量又は受話音調節量を増減させる。この調節方法によれば、単一の操作部材41で3つの調節対象を誤調節なく簡単に調節することができる。
【0039】
なお、上記実施形態では、明るさ及び音量の調節器として回転式のノブ27,28,41を例示したが、これにかえ、スライド式のスイッチを使用することもできる。また、スイッチ以外にも、複数の調節対象を選択する機能と、調節量を増減させる機能とを備えた各種の調節部材を使用することも可能である。その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成又は調節手順を適宜に変更して実施することも可能である。
【符号の説明】
【0040】
1 テレビドアホンシステム
2 親機
3 玄関子機
11 親機の制御部であるCPU
17 スピーカ
20 モニター
27 明るさ調節ノブ
28 音量調節ノブ
41 調節ノブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
親機が玄関子機からの呼出しを待受け、呼出時にスピーカから呼出音を発生し、通話期間中に前記スピーカから受話音を発生し、前記呼出音及び前記受話音の音量を調節する音量調節器を装備したドアホンシステムにおいて、
前記親機は、前記呼出音及び受話音の調節量に基づいて前記スピーカの出力を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記呼出音の調節量を前記待受け期間中に有効化し、前記通話期間中に無効化するとともに、前記受話音の調節量を前記通話期間中に有効化し、前記待受け期間中に無効化する制御を行うことを特徴とするドアホンシステム。
【請求項2】
前記親機は、前記玄関子機のカメラが撮像した映像を表示するモニターと、前記モニターの明るさを調節する明るさ調節器とを備え、前記制御部は、前記明るさの調節量に基づいて前記モニターの輝度を制御するとともに、前記明るさの調節量を前記通話期間中に有効化し、前記待受け期間中に無効化する制御を行うことを特徴とする請求項1記載のドアホンシステム。
【請求項3】
前記制御部は、前記呼出音の調節量、前記受話音の調節量及び前記明るさの調節量を前記モニターに区別して表示させる制御を行うことを特徴とする請求項2記載のドアホンシステム。
【請求項4】
前記制御部は、前記待受け期間中に前記音量調節器が操作されたときに、前記モニターを点灯させる制御を行うことを特徴とする請求項3記載のドアホンシステム。
【請求項5】
前記音量調節器は、前記呼出音量と前記受話音量とを選択的に調節する一つの操作部材を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のドアホンシステム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−35585(P2011−35585A)
【公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−178678(P2009−178678)
【出願日】平成21年7月31日(2009.7.31)
【出願人】(000100908)アイホン株式会社 (777)
【Fターム(参考)】