説明

ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブ

【課題】本発明の目的は、有機修飾シリカでナノの厚みに均一に被覆された多層カーボンナノチューブを提供することであり、また、上記有機修飾シリカで被覆された多層カーボンナノチューブの製造方法を提供することである。
【解決手段】有機修飾シリカ層でナノの厚みに均一に被覆されたカーボンナノチューブは次の工程を経て製造される。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f-CNT)を、所定濃度となるように希有機修飾シリカ前駆体溶液中に分散する;
(iii)反応混合物を混合し、被覆が完了するまで、室温で放置する;そして
(iv)得られた有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されている個々のカーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆(コート)されているカーボンナノチューブに関するものであり、これはナノバイオセンサ、ナノエレクトロニクス・デバイス等々の分野に役立つであろう。本発明はまた、上記ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの製造方法にも関する。
【背景技術】
【0002】
所定の絶縁物層で被覆された各々のカーボンナノチューブは、広範な応用製品への大きな潜在力を持っている。正確に被覆されたカーボンナノチューブは、絶縁性AFMチップ用に調製され(Esplandiu et al, 2004)、ナノ電極用に調製され(Campbell et al, 1999)、ナノエレクトロニクス・デバイスのナノワイヤリング用に調製され(A. Star et al, 2003; G. B. Blanchet et al, 2004)、あるいはバイオセンシング・デバイス用に調製されている(M. Pumera et al, 2007)。三次元カーボンナノチューブ・トランジスターや、あるいはもっと複雑なナノエレクトロニクス・デバイスが組み立てられたとき、そのようなデバイスが上手く機能するにはその組立要素の空間絶縁が重要なステップになる。絶縁物によるナノエレクトロニクス・デバイス組立ブロックの分子的包装は、これらデバイス作製の鍵因子になるであろう(M. J. Frampton et al, 2007)。
【0003】
カーボンナノチューブのナノ精度厚みの絶縁物層コートに用いられるための材料は種々あり、それらは次の二つのカテゴリーに分類される。
【0004】
(i)一つは、機能性基による注文仕立ての単純な被覆法を提供するポリマーコーティングである。例えば、Esplandiu ら(2004)は、誘導的に対になったプラズマ反応器中で形成されたフルオロカーボン膜により被覆された電気絶縁性単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を調製した。Campbell ら(1999)は、ポリフェノールの電気的高分子反応により形成される絶縁物層でコートされた多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を報告した。また、最近、我々は多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の水懸濁液中で、ポリピロールのin situ 化学的堆積法により、MWCNTを超薄ポリピロールでナノ精度の厚みに被覆したことを報告している。
【0005】
(ii)他の一つは、例えば、長期の安定性や優れた電気絶縁性等の非常に有用な性質を表す無機金属酸化物/水酸化物材料の薄膜である。例えば、Fuら(2004)が開発したものは酸化ユーロピウムによるものであり、硝酸ユーロピウムでの超臨界流体被覆とそれに続く熱分解とを経て、MWCNTをセラミックコートした。同グループは、MWCNTの酸化アルミニウム被覆に超臨界流体法を用いている。また、我々は、水酸化ユーロピウム懸濁液からのin-situ堆積法で、MWCNTの表面上の酸素含有基へ供与結合させることによって、MWCNTを絶縁性水酸化ユーロピウムで被覆する方法を開発した。Seegerらは、MWCNTをSiOx薄膜でコートする方法(非特許文献1)を開発し、更にゾル−ゲル技術を用いるMWCNT/SiOxバルクコンポジットの作製法(非特許文献2)を開発している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】T. Seeger et al: Chem. Phys. Lett. 2001, vol.339, 41
【非特許文献2】T. Seeger et al: Chem. Comm. 2002, 34
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
〔発明の動機又は目的〕
有機/無機のハイブリッド材料でコートされたカーボンナノチューブを創製することは有用であろう。何故ならば、そのようなコーティングは、付着させた機能性基に関して無限の可能性へのドアを開き、したがって、広範な注文仕立ての機能性材料へのドアを開くからである。そのような有機/無機ハイブリッド材料の理想的候補は有機修飾シリカ(ormosil)である。これらのエンジニアリング材料は、広範な応用面での大きな期待を抱かせる。有機修飾シリカは、殆ど無限の機能性基を提供する(シランカップリング剤、Gelest, Inc. www.gelest.com参照)。本発明の目的は、有機修飾シリカで、ナノの厚みに均一に被覆された多層カーボンナノチューブを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
〔発明の要旨〕
上記目的を達成するために、本発明者は、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の上に有機修飾シリカを超薄にたやすくコートする化学的方法を検討した。そして、各々のMWCNT上に有機修飾シリカのナノ被覆を、2−6nmの均一な厚みにソフトケミストリーによるMWCNT上への有機修飾シリカの自発的堆積によって作製することに成功し、本発明を完成した。
【0009】
先ずは、本発明は、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供する。
【0010】
2番目には、本発明は、上記ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの製造方法を提供するものであり、その製造方法は以下の工程を含んでいる。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(CNTox)を、所定濃度となるように希有機修飾シリカ前駆体溶液中に分散する。
(iii)反応混合物を混合し、被覆が完了するまで、室温で放置する;そして
(iv)得られた有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されている個々のカーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
<略語>
略語は、本明細書では、次の意味をもつ。
・CNT:カーボンナノチューブ
・CNTox:酸化(機能性)カーボンナノチューブ
・MWCNT:多層(multiwalled)カーボンナノチューブ
・f−MWCNT:カルボン酸機能化多層(multiwalled)カーボンナノチューブ
・APS:3−アミノプロピルトリメトキシシラン
・MAPS:N−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン
・TEOS:テトラエトキシシラン
【発明の効果】
【0011】
本発明の、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは新規であり、ナノバイオセンサ、ナノエレクトロニクスデバイス、等々の分野に役立つであろう。
【0012】
本発明の製造方法によれば、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されている上記カーボンナノチューブを容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】多層カーボンナノチューブの有機修飾シリカ・コーティングのスキーム。
【図2】HAADF−SEM像で、(A)はTEOS−ベース(比較対照)、(B)はAPS−ベース、(C)はMAPS−ベース、の各々のシリカ・コート多層カーボンナノチューブ。
【図3】HAADF−STEM/エネルギー分散X線スペクトロスコピー(EDX)を備える透過型電子顕微鏡(TEM)によるAPS−ベース(A)、及びMAPS−ベース(B)の有機修飾シリカ被覆MWCNTの電子マッピングで、(b)、(c)及び(d)は、各々、(b)がC−Kエッジ、(c)がO−Kエッジ、(d)がSi−Kエッジであることを示す。
【図4】APS−ベース有機修飾シリカ被覆MWCNT切片の高分解能TEM。スケール・バーは2nmである。
【図5】MWCNT上のAPS−ベースシリカ被覆物のTEM/EELS分析。
【図6】(A)がf−MWCNT(対照)、(B)がAPS−ベースシリカ被覆MWCNT、(C)がMAPS−ベースシリカ被覆MWCNT、の各々のSEM像。
【図7】上(A)は、(a)f−MWCNT(対照)、(b)APS−ベースシリカ被覆MWCNT、(c)MAPS−ベースシリカ被覆MWCNT、の各々のI−V曲線、下(B)はその拡大図(詳細図)。
【発明を実施するための形態】
【0014】
〔更に詳しい発明の説明〕
上で述べたように、本発明は、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供する。
【0015】
ここで、有機修飾シリカ超薄膜層の厚みは、好ましくは、2−6nmであり、その厚みのバラツキ(標準偏差)は変動係数で好ましくは50%以下である。
【0016】
上記ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは、上で述べたように、工程(i)−(iv)を経て製造することができる。
【0017】
ここで、この製造法で用いられる「カーボンナノチューブ」は、炭素の異型(allotype)の一つである。これらは、その直径が2nm〜100nmの円柱状分子の形態を有しており、グラファイトシートを丸めた形状をしている。カーボンナノチューブとして、単層カーボンナノチューブも多層カーボンナノチューブもいずれも使用できるが、好ましくは多層カーボンナノチューブ(MWCNT)である。
【0018】
工程(i)における「機能化する(させる)」とは、カーボンナノチューブの外側のグラファイトシートにカルボキシル基、カルボニル基、及び/又は水酸基を導入することを意味する。
【0019】
工程(i)における「高温」とは、「70℃ないしは90℃」の範囲中の一定温度に維持することを意味する。その高温処理は反応が終わるまで、例えば、12〜36h行なわれる。
【0020】
工程(i)における「有機修飾シリカ前駆体」としては、我々は、好ましくは、3−アミノプロピルトリメトキシシラン(APS)やN−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン(MAPS)を用いることができる。上記シリカ前駆体のほか、ビニルメトキシシラン、ウレイドプロピルトリメトキシシラン、p−トリルトリメトキシシランあるいはフェニルトリメトキシシラン等を用いることもできる。
【0021】
工程(ii)における「CNToxの所定濃度」とは、0.1〜1.0mg/mLの濃度を意味する。
【実施例】
【0022】
使用した材料及び方法は次の通り。3−アミノプロピルトリメトキシシラン(APS)又はN−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン(MAPS)を、有機修飾シリカ前駆体として用いた。本発明者は、APS−又はMAPS−ベースのシリカ被覆層と、テトラエトキシシラン(TEOS)前駆体被覆層とを、実施例1〜2に示すように比較した。APS及びMAPS三つの加水分解可能なメトキシ基と、更には有機修飾シリカが形成されるときに架橋シロキサン骨格に共有結合で繋がる機能性基とを有している。
【0023】
高角度環状暗視野スキャンニング透過型電子顕微鏡(HAADF−STEM)、エネルギー分散X線スペクトロスコピー(EDX)を備える透過型電子顕微鏡(TEM)、走査型電子顕微鏡(SEM)、エネルギーロスペクトロスコピー(EELS)を備えるTEM、X線フォトエレクトロンスペクトロスコピー(XPS)及び電導度測定が、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で被覆されている多層カーボンナノチューブの特性評価のために使われた。
【0024】
実施例1 ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの調製(No.1)
被覆の工程は、図1に示した。最初に、濃硝酸による80℃、36時間の処理によって多層カーボンナノチューブの表面をカルボキシル化し機能化した(図1、A)。つづいて、蒸留水により洗浄し、乾燥させたカルボキシル化機能性のMWCNT(f−MWCNT)をリン酸緩衝液(0.04M、pH3.5)で分散し(0.5mg/mL)、これに最終濃度が1.4Mとなるように3−アミノプロピルトリメトキシシラン(APS)を加えた。次いで、マグネチックスターラで24h撹拌・混合した。その撹拌・混合後、溶液のpHは、約10に上昇しており、これはアミン機能性基のプロトン供与を反映している。APSシラン前駆体は加水分解し、f−MWCNTの表面に層を形成する。これは、マイナス電荷のカルボキシル基とプロトン供与されたシラン前駆体のアミン基との間の静電的相互作用に起因するのである(図1、B)。
【0025】
実施例2 ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの調製(No.2)
3−アミノプロピルトリメトキシシラン(APS)の代わりにN−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン(MAPS)を用いたほかは、実施例1と同様にして、ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブが調製された。
<比較例>
アミノ基を含まないTEOSを用いて、コーティング実験を行なった。シラン前駆体の濃度は、高分子化プロセスがゾル形成の段階で終わることを確かにするために、比較的低くした。
特性評価
図2は、得られたシリカ・コート多層カーボンナノチューブのHAADF−SEM像で、(A)はTEOS−ベース(比較対照)、(B)はAPS−ベース、(C)はMAPS−ベースMWCNTについてのものである。HAADF−STEM顕微鏡写真では、強度は原子数の二乗に比例し、したがって、重い元素に呼応して強度は高くなる。TEOS−ベース・シリカはMWCNTを包むことはなく、MWCNT表面に「小滴」を時折つくっている(図2、A、矢印を見よ)。一方、APS−ベースやMAPS−ベース・シリカの場合は均一な層がMWCNTを完全に包んでいる(図2、B及びC)。これらの観察は、有機修飾シリカ被覆MWCNTのTEM/EDXマッピングによっても支持されている。TEM/EDXマッピングは、有機修飾シリカ被覆が均一であることを示している(図3の(A)APS−ベースシリカコートのa及びb、同(B)MAPS−ベースシリカコートのa及びb)。ケイ素原子及び酸素原子の元素分布プロフィールは類似しており、有機修飾シリカ・コーティングに呼応して管構造の両端で最大を示している。炭素の強度は、プロフィールの中心を支配している。TEOSはf−MWCNTの表面で均一な被覆層をつくらず、散らばった小滴を形成することがTEM/EDXによっても示すことができる。
【0026】
高分解TEMイメージは、APS−ベース及びMAPS−ベースのシリカ被覆MWNCT―そのMWCNTはナノメータ厚みの有機修飾シリカのアモルファス層で包まれていた―の同軸構造を示していた。図4には、結晶性の格子及びアモルファス有機修飾シリカ被覆層を有し明らかに視認できるMWCNTがある。有機修飾シリカ被覆MWCNTナノワイヤの表面は、非常に平らである。有機修飾シリカ被覆層の厚みは、APS−ベース及びMAPS−ベースのいずれのシリカ被覆MWNCTも約3nm(2−6nm)である。
【0027】
有機修飾シリカ被覆MWCNTの化学的組成を明らかにするために、TEM/電子エネルギー損失スペクトロスコピー(EELS)を用いた。MWNCTのAPS−ベースシリカ被覆から得られた典型的TEM/EELSスペクトルを図5に示した。これはシリカに典型的なSL1,2,3を示しており、APS−ベース被覆は架橋シロキサン骨格を含んでいることは間違いない。
【0028】
SEMイメージは、均一なAPS−ベース及びMAPS−ベースシリカ被覆MWCNTが凝集していないことを示している。f−MWCNT(対照)サンプルの形態(図6、A)は、APSシリカ被覆MWCNTサンプルの形態(B)、及びMAPSシリカ被覆MWCNTサンプルの形態(C)に非常に似ている。
【0029】
f−MWCNT膜及び有機修飾シリカ被覆MWCNT膜の電気伝導度を測定した。これらの膜は、f−MWCNT又は有機修飾シリカ水酸化物の各々2.5mgを蒸留水5mLに分散させ、この懸濁液を孔径0.2μmのテフロン(登録商標)メンブレンフィルタで処理して形成させた。得られた膜を真空で乾燥させた。図7は電流−電圧(I−V)曲線で、(a)f−MWCNT(対照)、(b)APS−ベースシリカ被覆MWCNT、及び(c)MAPS−ベースシリカ被覆MWCNT(n=30、膜厚みは7.61±0.12μm)である。各々のI−V特性曲線の傾きは相当異なっている。f−MWCNT(対照)膜の18.6mA・V−1であるのに対して、APS−ベースシリカ被覆MWCNT膜は87.9μA・V−1であり、MAPS−ベースシリカ被覆MWCNT膜は5.46nA・V−1を示した。SEMでは、f−MWCNT膜と有機修飾シリカ被覆MWCNT膜とは類似した形態が確認されているゆえに、f−MWCNT膜に比べてAPS−ベースシリカ被覆MWCNTでの3桁高い抵抗性、及び、MAPS−ベースシリカ被覆MWCNTでの6桁高い抵抗性は、有機修飾シリカコート層の優れた絶縁性に起因しているといえる。したがって、これらの差異は、有機修飾シリカ被覆が多層カーボンナノチューブを有効に絶縁することを反映している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブ。
【請求項2】
請求項1のカーボンナノチューブにおいて、有機修飾シリカ膜の厚みは2−6nmであり、その厚みバラツキ(変動係数)は50%以下である、カーボンナノチューブ。
【請求項3】
上記ナノ精度の有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの製造方法であって、次の工程を含む製造方法。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f−CNT)を、所定濃度となるように希有機修飾シリカ前駆体溶液中に分散する。
(iii)反応混合物を混合し、被覆が完了するまで、室温で放置する;そして
(iv)得られた有機修飾シリカ超薄膜で均一に被覆されている個々のカーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
【請求項4】
請求項3の製造方法において、有機修飾シリカ前駆体は3−アミノプロピルトリメトキシシラン(APS)又はN−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン(MAPS)から選ばれる製造方法。

【図1】
image rotate

【図7】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−138018(P2010−138018A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−314948(P2008−314948)
【出願日】平成20年12月10日(2008.12.10)
【出願人】(301023238)独立行政法人物質・材料研究機構 (1,333)
【Fターム(参考)】