説明

ネジおよび不正開封防止箱

【課題】圧入装置や専用の治具といった圧入用の部品を必要とせず、簡単な作業工程で箱を封じることができ、それでいてネジ止めした箱を不正開封すると開封の事実が確実に残るようにする。
【解決手段】ネジが、軸回りの回転力を受ける回転力受け部が表面に形成された頭部と、該頭部からのネジ弛め方向への回転力を伝達されない軸部と、を備えるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば木ネジやボルトなどのネジおよび、開封困難であると共に一度でも開封すると開封の事実が確実に残る不正開封防止箱に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば遊技機における制御基板を格納する箱では、その箱が第3者により不正に開封されてしまうと、基板に不正な加工をされてしまい、遊技機の動作を正常でないものとされてしまう虞がある。このため、こうした箱では不正開封を防止するため、天板を封じるのに、例えば図8に示すようなピン型封印金具810を図9に示すようなナット型封印金具820に圧入して固定するといった方法が用いられている。
【0003】
図8に例示するピン型封印金具810は、嵌合凹部813が凹設された封印用ピン812に、キャップ811が取り付けられて構成される。
図9に例示するナット型封印金具820は、嵌合凹部813と嵌合する封印用ナット822に、キャップ821が取り付けられて構成される。
【0004】
こうした圧入では圧入装置(不図示)と専用の封印用治具(不図示)を用いて、ピン型封印金具810にナット型封印金具910への挿入方向に高い圧力をかけ、ピン型封印金具810の封印用ピン812をナット型封印金具910の封印用ナット822内に圧入し、嵌合凹部813と封印用ナット822とを嵌合させて固定する。
【0005】
また、不正開封を防止する目的のネジとして、図10に示すものなど、専用工具でしか締めることも弛めることもできないネジ900が知られている。
また、こうした各種の専用工具を用いるためのネジ締め機も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2009−101499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した図8に示すピン型封印金具810を図9に示すナット型封印金具820に圧入する固定方法では、専用の治具を用いてナット型封印金具820を固定し、圧入装置によりピン型封印金具810に挿入方向へと高い圧力をかける必要があるため、作業工程に手間がかかってしまっていた。また、高い圧力を所定方向に高精度にかけるための大型の圧入装置や専用の治具も必要となり、必要な部品点数やコストが大きくなってしまっていた。
【0008】
また、図10に示すネジ900では、不正開封しようとする第3者が専用工具を持っている場合には開封されてしまう虞があった。また、特許文献1に示されるネジ締め機を用いても、不正開封しようとする第3者がそのネジ締め機を持っている場合には開封されてしまう虞があった。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、圧入装置や専用の治具といった圧入用の部品を必要とせず、簡単な作業工程で箱を封じることができ、ネジ止めした箱を不正開封すると開封の事実が確実に残るネジおよび不正開封防止箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる目的を達成するために、本発明に係るネジは、軸回りの回転力を受ける回転力受け部が表面に形成された頭部と、該頭部からのネジ弛め方向への回転力を伝達されない軸部と、を有することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る不正開封防止箱は、第1の部分における開口部を第2の部分が被装する構成の箱であって、上述した本発明に係るネジにより第2の部分が第1の部分を被装した状態で固定されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、圧入装置や専用の治具といった圧入用の部品を必要とせず、簡単な作業工程で箱を封じることができる。それでいて、ネジ止めした箱を不正開封すると開封の事実が確実に残るように箱を閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態としてのネジ100を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態としてのネジ100を示す分解斜視図である。
【図3】ボール式のワンウェイクラッチ部2を示す横断面図である。
【図4】ボール式のワンウェイクラッチ部2のクラッチ動作を説明する図である。
【図5】ボール式のワンウェイクラッチ部2のクラッチ動作を説明する図である。
【図6】本発明の実施形態としての不正開封防止箱200を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態としてのネジ100を示す縦断面図である。
【図8】従来のピン型封印金具を示す図である。
【図9】従来のナット型封印金具を示す図である。
【図10】従来の一方向ネジを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明に係るネジおよび不正開封防止箱を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0015】
まず、本実施形態の概略について説明する。
本実施形態のネジは、ネジ締め方向に回転させる時には通常のネジと同様にドライバなどでネジ締めを行うことができ、ネジ弛め方向には頭部が空転してしまう構成となっている。
【0016】
このため、例えば遊技機の制御基板などが納められた箱を、本実施形態のネジを締めることにより閉じると、開封するには箱を破壊するなど、開封の事実を残す以外の方法がなくなるようにすることができる。このため、不正開封を確実に防止できる不正開封防止箱を通常のネジ締めと同様の作業工程だけで簡単に実現することができる。
【0017】
次に、本実施形態の構成について説明する。
本実施形態のネジ100は、図1、図2に示すように、ドライバなどの工具と嵌合する嵌合凹部11(回転力受け部)が形成された頭部1と、ワンウェイクラッチ部2と、所定のネジ山(不図示)が刻設された軸部3と、がこの順に連接されて構成される。
嵌合凹部11は、ネジ締め作業の時にドライバなどの工具からネジ100の軸回りの回転力を受けるための部分である。
【0018】
ワンウェイクラッチ部2は、軸部3の軸芯と同軸の外輪および内軸を備え、この外輪と内軸との間で、予め定められた一方の方向への回転時には回転力を伝達し、他方の方向への回転時には回転力を伝達せずに空転する。上述した頭部1はこのワンウェイクラッチ部2の外輪に接合され、軸部3はワンウェイクラッチ部2の内軸に接合される。
【0019】
この構成により、ワンウェイクラッチ部2は、ドライバなどの工具から頭部1に加えられるネジ締め方向への回転力を軸部3に伝達し、頭部1にネジ弛め方向への回転力が加えられると軸部3にその回転力を伝達せず、空転する。
【0020】
ワンウェイクラッチ部2は、例えば図3、図4に示すボール式の構成であってよい。この図3、図4に示す構成例では、ワンウェイクラッチ部2は、軸部3の軸芯と同軸の外輪21、内軸22の間に、ボール23と、バネ24とが設けられて構成される。
【0021】
図4(a)に示すクラッチのかみ合い時、すなわち頭部1にネジ締め方向への回転力が加えられた時、外輪21が内軸22に対してネジ締め方向(図4の例では時計回り方向)に回転しようとするため、バネ24の弾性力によりボール23は外輪21内側におけるカム面のかみ合い位置に進み、この外輪カム面と内軸22とのくさび作用で外輪21から内軸22へとボール23を介して回転力が伝達される。
【0022】
図4(b)に示すクラッチの空転時、すなわち頭部1にネジ弛め方向への回転力が加えられた時、外輪21が内軸22に対してネジ弛め方向(図4の例では反時計回り方向)に回転しようとするため、ボール23はバネ24を付勢する方向、すなわち外輪21内側におけるカム面のかみ合い位置から離れる方向に進む。こうしてボール23が外輪21内側におけるカム面のかみ合い位置から離れることにより、外輪21は内軸22に対して空転し、頭部1からの回転力が軸部3に伝達されずに遮断されることとなる。
【0023】
また、ワンウェイクラッチ部2は、例えば図5に示すギア式の構成であってもよい。この図5に示す構成例では、ワンウェイクラッチ部2は、軸部3の軸芯と同軸の外輪(不図示)および内軸(不図示)と、内軸に接合されるギア25と、外輪に接合されるツメ26とを備えて構成される。
【0024】
図5(a)に示すクラッチのかみ合い時、すなわち頭部1にネジ締め方向への回転力が加えられた時、逆回転防止用に設けられたツメ26がギア15の歯にかみ合うため、外輪から内軸へと回転力が伝達される。
【0025】
図5(b)に示すクラッチの空転時、すなわち頭部1にネジ弛め方向への回転力が加えられた時、逆回転防止用のツメ26はギア15の歯に押し上げられるだけでかみ合うことなくギア15表面を滑っていくこととなるため、外輪は内軸に対して空転し、頭部1からの回転力が軸部3に伝達されずに遮断されることとなる。
【0026】
図1、図2に示すネジ100の頭部1におけるワンウェイクラッチ部2の外輪との接続部分、およびワンウェイクラッチ部2の外輪における頭部1との接続部分には、それぞれ互いに嵌合する嵌め合い部分(不図示)が形成される。頭部1、ワンウェイクラッチ部2の外輪それぞれの嵌め合い部分を嵌合させるように圧入装置で挿入方向に高い圧力を加えることにより、頭部1とワンウェイクラッチ部2とが接合される。
【0027】
この接合による接合強度は、本実施形態によるネジの使用が想定される不正開封防止箱の破断強度よりも高い強度であることが望ましい。この接合強度であることにより、頭部1とワンウェイクラッチ部2とを不正に外すためには、そのために加えられる外力により本実施形態によるネジが用いられる不正開封防止箱の方が先に変形、破壊されることとなり、不正開封の事実が確実に残るようにすることができる。
【0028】
また、ネジ100の軸部3におけるワンウェイクラッチ部2の内軸との接続部分、およびワンウェイクラッチ部2の内軸における軸部3との接続部分には、それぞれ互いに嵌合する嵌め合い部分(不図示)が形成される。軸部3、ワンウェイクラッチ部2の内軸それぞれの嵌め合い部分を嵌合させるように圧入装置で挿入方向に高い圧力を加えることにより、軸部3とワンウェイクラッチ部2とが接合される。
【0029】
この接合による接合強度は、上述した頭部1とワンウェイクラッチ部2との接合強度と同様に、本実施形態によるネジの使用が想定される不正開封防止箱の破断強度よりも高い強度であることが望ましい。この接合強度であることにより、軸部3とワンウェイクラッチ部2とを不正に外すためには、そのために加えられる外力により本実施形態によるネジが用いられる不正開封防止箱の方が先に変形、破壊されることとなり、不正開封の事実が確実に残るようにすることができる。
【0030】
以上のように、上述した実施形態としてのネジによれば、頭部1の嵌合凹部11に嵌合する例えばプラス型ドライバなどの汎用工具によりネジ締めを行うだけで、ネジ弛め方向の回転力には頭部が空転してしまう一方向ネジを構成することができる。
【0031】
このため、不正開封防止のために、ピンやナットに加えて圧入装置や専用の治具といった圧入用の部品を必要とせず、必要な部品点数を抑えることができると共に、簡単な作業工程で箱を封じることができる。それでいて、不正開封すると開封の事実が確実に残るように箱を閉じることができる。
【0032】
また、本実施形態に係るネジを大量生産することで低コストとすることもでき、かつ、現場での作業工程も簡単なものですむため、確実な不正開封防止箱をさらに低コストで実現することができる。
【0033】
次に、本実施形態としての不正開封防止箱について、図6を参照して説明する。
図6に示す不正開封防止箱200は、箱体202(第1の部分)の開口部を天板201(第2の部分)が被装する構成となっている。この天板201が箱体202の開口部を被装した状態で、上述した実施形態に係るネジ100で天板100から箱体202に設けられたねじ込み部分(不図示)にネジ締めを行うことにより、天板201が箱体202に対してネジ止めで固定される。
【0034】
以上のように不正開封防止箱を構成することにより、例えばプラス型ドライバなど、ネジ100の頭部1の嵌合凹部11に嵌合する汎用工具によりネジ締めを行うだけの簡単な作業工程で不正開封防止箱200を構成することができる。
それでいて、この不正開封防止箱200を開封するには、ネジ100の頭部1がネジ弛め方向には空転してしまうため、天板201や箱体202を変形、破壊するといった開封の形跡が残る方法しかあり得ない。このため、不正開封すると開封の事実が確実に残り、不正開封の防止にもつながる不正開封防止箱とすることができる。
【0035】
また、不正開封防止箱200の天板201の表面からネジ100の頭部1が凸出しないようにネジ止めすると、頭部1の側面に触れることもできないようにすることができ、不正開封防止箱200のセキュリティをさらに高めることができる。
この場合、天板201にネジ100の頭部1およびワンウェイクラッチ部2が収まるサイズの穴が開けられ、その穴にネジ100をネジ止めすることが好ましい。
【0036】
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
【0037】
例えば、嵌合凹部11は、図1,図2,図6ではプラス型の例を示しているが、工具からの軸回りの回転力を受けることができればこの形状に限定されず、例えばマイナス型、ヘクスグローブ型など任意の形状であってよい。
【0038】
また、軸部3に刻設されるネジ山は、任意の形状、種類のものであってよく、例えばネジの巻く方向、ねじ山の条数、歯の断面形状なども任意のものであってよい。
【0039】
また、上述した実施形態におけるワンウェイクラッチ部2と頭部1、ワンウェイクラッチ部2と軸部3は、接合されていれば嵌め合い部による圧入に限定されず、例えば溶接により接合されてもよい。
【0040】
また、図7に例示するように、ワンウェイクラッチ部2の外輪と頭部1、ワンウェイクラッチ部2の内軸と軸部3がそれぞれ一体構造であってもよい。
この場合、製造方法としては、例えばワンウェイクラッチ部2における底板27を製造時点では別部品とし、ワンウェイクラッチの内軸と一体構造である軸部3と、ワンウェイクラッチ部2の他の部品(ボール式であればボール23とバネ24など)とをワンウェイクラッチ部2の外輪内部に組み込んだ上で、ワンウェイクラッチ部2の外輪に底板27を溶接するといった方法であってもよい。
また、ワンウェイクラッチ部2の外輪に底板27相当の部材を連設しておき、軸部3と、ワンウェイクラッチ部2の他の部品とをワンウェイクラッチ部2の外輪内部に組み込んだ上で、ワンウェイクラッチ部2の外輪に連設された部材を変形させて開放部を封印し、底板27を形成する製造方法であってもよい。
【0041】
この図7に示す構成例のように一体構造とすることで、頭部1をワンウェイクラッチ部2から取り外されることがなくなり、ネジとしての強度を上げることができる。さらに、ネジ100の構成部品点数が減ることによりネジ100の大量生産時の製造コストを下げることができる。
【0042】
また、上述した実施形態におけるワンウェイクラッチ部2と、頭部1、軸部3との接合では、頭部1がワンウェイクラッチ部2の外輪に接合され、軸部3がワンウェイクラッチ部2の内軸に接合されることとして説明したが、外輪と内軸の何れか一方に頭部1が接合され、他方に軸部3が接合される構成であればこのものに限定されず、逆に頭部1がワンウェイクラッチ部2の内軸に接合され、軸部3がワンウェイクラッチ部2の外輪に接合される構成であってもよい。
この構成の場合にも、クラッチのかみ合い方向と空転方向とが逆になるだけで、上述した実施形態を同様に適用することができる。
【0043】
また、ネジ100の頭部1から、嵌合凹部11を含む部分がネジ締め後に取り外し可能となる構成であってもよい。この構成は、例えば所定値以上のネジ締め方向の回転力が工具から嵌合凹部11にかけられた場合に、嵌合凹部11を含む部分が頭部1から外れるようにするといった構成により実現することができる。
このように構成することで、ネジ締め後には嵌合凹部11が取り外され、それでいて嵌合凹部11が取り外された頭部1が残るためにワンウェイクラッチ部2に触れることもできない不正開封防止箱を構成することができる。このため、不正開封防止箱200のセキュリティをさらに向上させることができる。
【符号の説明】
【0044】
1 頭部
11 嵌合凹部(回転力受け部の一例)
2 ワンウェイクラッチ部
21 外輪
22 内軸
23 ボール
24 バネ
25 ギア
26 ツメ
27 底板
3 軸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸回りの回転力を受ける回転力受け部が表面に形成された頭部と、
該頭部からのネジ弛め方向への回転力を伝達されない軸部と、を有することを特徴とするネジ。
【請求項2】
前記頭部からのネジ締め方向への回転力を前記軸部に伝達し、前記頭部からのネジ弛め方向への回転力を前記軸部に伝達しない伝達遮断部が、前記頭部と前記軸部の間に設けられたことを特徴とする請求項1記載のネジ。
【請求項3】
前記伝達遮断部は、内軸と外輪とを有するワンウェイクラッチであり、
前記ワンウェイクラッチは、
予め定められた一方の方向への回転時には前記内軸に対して前記外輪が回転力を伝達し、
他方の方向への回転時には前記内軸に対して前記外輪が回転力を伝達せずに空転することを特徴とする請求項2記載のネジ。
【請求項4】
前記頭部は、前記ワンウェイクラッチの前記内軸および前記外輪の何れか一方に形成された嵌め合い部に該頭部の嵌め合い部が圧入されて固定され、
前記軸部は、前記ワンウェイクラッチの前記内軸および前記外輪の何れか他方に形成された嵌め合い部に該軸部の嵌め合い部が圧入されて固定されたことを特徴とする請求項3記載のネジ。
【請求項5】
前記頭部は、前記ワンウェイクラッチの前記内軸および前記外輪の何れか一方と一体構造として構成され、
前記軸部は、前記ワンウェイクラッチの前記内軸および前記外輪の何れか他方と一体構造として構成されたことを特徴とする請求項3記載のネジ。
【請求項6】
前記頭部における前記回転力受け部を少なくとも含む部分が、前記伝達遮断部に対して取り外し可能に構成されたことを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載のネジ。
【請求項7】
第1の部分における開口部を第2の部分が被装する構成の箱であって、
請求項1から6の何れか1項に記載のネジにより前記第2の部分が前記第1の部分を被装した状態で固定されたことを特徴とする不正開封防止箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−214665(P2011−214665A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−83615(P2010−83615)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(302069930)NECパーソナルプロダクツ株式会社 (738)
【Fターム(参考)】