ネットワーク型廃棄物処理装置
本発明は、廃棄物処分及び処分された品目の交換の方法及びシステムに関する。一実施形態において、廃棄物処分システムは、プロセッサ、品目コードスキャナ、及び、プロセッサに接続されたネットワークインタフェースを含む廃棄物処分ユニットを具備する。システムは、ネットワークを介して廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムをさらに具備し、リモート処理システムは、廃棄物処分ユニットのユーザに関連した製品選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信し、スキャン情報及びユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて第1の品目を交換するため少なくとも第1の潜在的な代用品目を選択し、潜在的な代用品目をユーザ注文に加えるように構成された命令と、を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は廃棄物処分に係わり、特に、廃棄物処分処理と処分品目の交換の方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
世界人口の増加のため、ごみを埋める昔から続く解決策は、たとえば、埋立地の利用制限、及び、結果として生じる環境の汚染を含む多数の理由から魅力が無くなっている。廃棄に関連した問題の一部の緩和を支援する目的で、リサイクルの人気が増している。リサイクルは、ごみの総量を減少させることによっても役立ち、天然資源をより効率的に利用するが、再生利用されるべき品目の集配及び仕分けは非効率的であり、かつ、費用がかかることが多い。
【0003】
現代のごみ処分の別の検討事項は、品目が廃棄されるとき、それを交換すべき場合が多いことである。多くの場合に、これは、作業者が廃棄品目を確実に交換するための行動を起こすことを必要とする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、廃棄品目の処理、廃棄品目に関する情報処理、及び、廃棄品目の交換に関係する。
【0005】
本発明の一実施形態は、ショッピング注文を自動的に作成し、サンプルを選択する他に、在庫管理、廃棄物処分、及び、リサイクルを容易化するため、消費量を有利に使用する。本発明の実施形態は、消費者の時間、エネルギー及び資金を節約する。
【0006】
一例の実施形態では、処分装置は、廃棄される品目のパッケージに格納されたデータをスキャンする。スキャンされたデータは処理され、ショッピング注文を作成し、サンプルを供給し、在庫を管理し、及び/又は、廃棄物処分作業を管理するため使用される。特に、注文リストは、スキャンされたデータ及びユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて自動的に作成される。有利的には、ユーザは注文と配送日時を修正可能である。製品サンプルはユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて同様に供給される。
【0007】
さらに、実質的にリアルタイムの消費情報は、供給業者が将来の消費者注文を予測することを可能にさせ、これにより、供給業者がより効率的に在庫を管理し、製造業者が生産をより良く計画することを可能にさせる。同様に、実質的にリアルタイムの処分情報は、廃棄物処分及びリサイクル作業者が廃棄物及びリサイクル集配と処理作業をより良く計画することを可能にさせる。
【0008】
廃棄物処分システムの一実施形態は、プロセッサ、プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナ、及び、プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースを含む廃棄物処分ユニットを具備する。廃棄物処分システムは、ネットワークを介して廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムをさらに具備し、リモート処理システムは、廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられた製品選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、スキャン情報及びユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて第1の品目を交換するため、少なくとも第1の潜在的な代用品目を選択するように構成された第2の命令と、潜在的な代用品目をユーザ注文に加えるように構成された第3の命令と、を含む。
【0009】
一実施形態は、交換製品を選択するため、ユーザ選好情報を電子的に処理する方法であって、ユーザによって廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、データベースからユーザの選好情報を入手するステップと、少なくとも廃棄された品目の識別情報及び選好情報に基づいて、少なくとも一つの局面で廃棄された品目とは異なる交換品目である、廃棄された品目の交換品目の推薦をネットワーク経由で送信するステップと、を含む方法を提供する。
【0010】
別の実施形態は、ユーザ選好情報を電子的に処理し、交換製品を選択する方法であって、ユーザによってパッケージが廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、コンピュータ読み取り可能なメモリからユーザの選好情報を入手するステップと、廃棄された品目の識別情報及び選好情報に少なくとも基づいて、パッケージが廃棄された品目の交換品目をユーザ注文に追加するステップと、を含む方法を提供する。
【0011】
さらに別の実施形態は、ユーザの注文を管理する方法であって、発注トリガーを指定するため使用されるユーザ定義規則をネットワーク経由で受信するステップと、ユーザ定義規則をコンピュータ読み取り可能なメモリに格納するステップと、ユーザの廃棄された品目の情報をネットワーク経由で受信するステップと、廃棄された品目の情報に少なくとも部分的に基づいて注文リストを作成するステップと、ユーザ定義規則に少なくとも部分的に応じて注文リストを発注するステップと、を含む方法を提供する。
【0012】
一実施形態は、プロセッサ、プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナ、及び、プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、ネットワークを介して廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたリモート処理システムとを含む廃棄物処分ユニットを具備する処分及び供給システムを提供する。リモート処理システムは、ユーザへ供給されるべきサンプルを選択するため少なくとも部分的に格納された、廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられたサンプル選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、第1の品目がサンプルであることを受信されたスキャン情報から判定するように構成された第2の命令と、ユーザがサンプルの交換品を注文したいかどうかを示す意向を廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成された第3の命令と、サンプルの交換オプションを見つけるように構成された第4の命令と、交換オプションを廃棄物処分ユニットへ送信するように構成された第5の命令と、廃棄物処分ユニットからユーザによるオプション選択を受信するように構成された第6の命令と、を含む。
【0013】
別の実施形態は、サンプルを選択的に供給する方法であって、ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、サンプル選好及び廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルをユーザへ配送させるステップと、を含む方法を提供する。
【0014】
さらに別の実施形態は、サンプルを選択的に供給する方法であって、ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、選好をデータベースに格納するステップと、ユーザ指定サンプル選好を満たす第1のサンプルを第1のユーザへ配送させるステップと、を含む方法を提供する。
【0015】
別の実施形態は、少なくとも第1の廃棄物処分ユニットのユーザに関連したサンプル選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目の情報を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、第1の品目がサンプルであることを受信されたスキャン情報から判定するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と、ユーザが第1の品目の非サンプル版を注文したいかどうかを示す意向を廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第3の命令と、を含み、ネットワークを介して少なくとも第1の廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成された処理システムと、を具備する処分データ処理及び供給システムを提供する。
【0016】
さらに別の実施形態は、サンプルを選択的に供給する方法であって、ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、サンプル選好及び廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルをユーザへ配送させるステップと、を含む方法を提供する。
【0017】
一実施形態は、プロセッサと、プロセッサに接続され、廃棄ユニット内に入れられた品目のコードをスキャンするように構成されたスキャナと、プロセッサに接続され、ネットワーク経由で情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、廃棄ユニットの内容物に関する情報及び廃棄ユニットのユーザに関連したプロフィールを格納するデータベースとを含む廃棄ユニットと、ネットワークを介して廃棄ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムであって、データベースから格納された情報の少なくとも一部を受信するように構成され、受信された情報が少なくとも第1の品目が補充されるときに関する指標を与えるコンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、第1の供給業者が在庫必要量を予測することができるように、受信された情報の少なくとも一部を少なくとも第1の供給業者へ提供するように構成されたコンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と、を含むリモート処理システムと、を具備する廃棄情報処理装置を提供する。
【0018】
別の実施形態は、ネットワークを介して少なくとも第1のネットワーク型廃棄ユニットの内容物に関する情報、及び、第1の廃棄ユニットのユーザに関連した、配送と出荷の選好の少なくとも一方を含む、プロフィール情報を受信するステップと、第1の事業者が在庫必要量を予測できるように、ネットワークを介して受信情報の少なくとも一部を少なくとも第1の事業者へ供給するステップと、を含む在庫を予測するため役に立つ情報を提供する方法を提供する。
【0019】
さらに別の実施形態は、ネットワークを介して複数のユーザの注文の、少なくとも一部分が処分された品目からスキャンされた情報に基づく、注文情報を受信するステップと、コンピュータアクセス可能なメモリから少なくとも部分的に注文情報に基づく第1の価格決定情報を入手するステップと、少なくとも第1の特性に基づいて注文の一部分を第1のグループに自動的に分類するステップと、少なくとも部分的に第1の価格決定情報に基づいて最高許容入札価格を設定するステップと、ネットワークを介して第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を受信するステップと、見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するステップと、第1の注文のグループを選択された供給業者へ発注するステップと、を含む注文を割り当てる方法を提供する。
【0020】
さらに別の実施形態は、複数台の廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたネットワークインタフェースと、ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、複数台の廃棄物処分ユニットから内容物情報を受信するように構成された第1の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも部分的に内容物情報に基づいてユーザ注文を作成するように構成された第2の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも第1の特性に基づいて注文の一部分を第1のグループに分類するように構成された第3の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を処理するように構成された第4の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するように構成された第5の命令と、を具備する注文を割り当てるように構成された装置を提供する。
【0021】
一実施形態は、第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処分ユニットの状態情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、ユーザ規則を格納するデータ記憶装置と、データ記憶装置から第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すように構成された第1のプロセッサ実行可能な命令と、少なくとも部分的に状態情報に基づいてユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するように構成された第2のプロセッサ実行可能な命令と、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の期間が経過したときにユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するように構成された第3のプロセッサ実行可能な命令と、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配事業者に廃棄物を集配させるように構成された第4のプロセッサ実行可能な命令と、を具備する廃棄物集配装置を提供する。
【0022】
別の実施形態は、第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処理ユニットの満杯センサからセンサ情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、ユーザ定義規則及び選好を格納するデータ記憶装置と、データ記憶装置から第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出し、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを少なくとも部分的にセンサ情報に基づいて判定し、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定し、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、廃棄物を集配するため、データ記憶装置から入手された第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に命令を送信する廃棄物集配始動システムと、を具備する廃棄物管理装置を提供する。
【0023】
さらに別の実施形態は、コンピュータアクセス可能なメモリから第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すステップと、ネットワークを介して受信する廃棄物ユニットの状態に少なくとも部分的に基づいてユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するステップと、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するステップと、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なデータベースから入手された第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に廃棄物を集配させるステップと、を含む廃棄物を処理する方法を提供する。
【0024】
本発明の実施形態は以下に要約された図面を参照して本明細書で説明される。これらの図面及び関連した記述は、本発明の範囲を限定するためではなく、本発明の例示的な実施形態を説明するために提供された。
【0025】
本発明と、その結果として伴う効果及び特徴のより完全な理解は、添付図面と併せて斟酌されたときに以下の詳細な説明を参照してより容易に認められるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明の実施形態は、廃棄品目の処理、廃棄品目に関連した情報の処理、及び、廃棄品目の交換に関係する。
【0027】
以下の説明を通じて、用語「ウェブサイト」は、ハイパーテキスト文書の符号化及び伝送の基本的なワールド・ワイド・ウェブ標準を実施するユーザアクセス可能なネットワークサイトを表す。これらの標準には、現在、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)、HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)、Java(登録商標)、及び、XMLが含まれる。ウェブ又はその他のネットワークサイトは、たとえば、互いに適切にリンクされた複数の地理的に分散したコンピュータシステムを具備するので、用語「サイト」は、単一の地理的場所を意味することを目的としないことに注意すべきである。さらに、以下の説明は、インターネット及び関連したプロトコルを利用する実施形態に関係するが、ネットワーク型双方向テレビジョンのようなその他のネットワーク及びその他のプロトコルも同様に使用される。その上、別段の指定のない限り、ここで説明されている機能は、好ましくは、1台以上の汎用プロセッサ上で動く実行可能なコード及び命令によって実行される。しかし、本発明は、専用コンピュータ、状態機械、及び/又は、ハードワイヤード電子回路を使用しても実施できる。
【0028】
以下で説明するように、一実施形態では、廃棄ユニットは廃棄された品目パッケージに格納されたデータをスキャンする。スキャンデータは処理され、ショッピング注文を作成し、サンプルを供給し、在庫を管理し、及び/又は、廃棄物処分作業を管理するため使用される。特に、ショッピング注文リストは、少なくとも部分的にスキャンデータ及びユーザ選好に基づいて自動的に作成される。有利的には、ユーザは、注文と配送スケジュールのための時間枠とを修正可能である。一実施形態において、生産品サンプルは少なくとも部分的にユーザ選好に基づいて同様に供給される。
【0029】
さらに、リアルタイムの消費情報は、供給業者が将来の顧客注文を予測することを可能にさせ、それによって、供給業者が在庫をより効率的に管理し、製造業者がより良く生産を計画することを可能にさせる。同様に、リアルタイムの処分情報は、廃棄物処分及びリサイクル作業者が、廃棄物及びリサイクル集配と処理作業とをより良く計画することを可能にさせる。
【0030】
図1を参照すると、電子ごみ処分ユニット10は、収納領域120、収納領域120を覆うため可動的に接続された制御可能な蓋110、及び、1個以上の補助蓋を含む制御可能な蓋110の上端に配置された制御パネル100を具備する。オプション的に、蓋110は、図4に示されたCPU400の制御下で電動化される。収納領域120は任意の適当な形状(たとえば、円筒型、長方形、正方形など)をとる。示された実施形態では、ごみは重力を使用して適切な容器に堆積される。図示されたように、制御可能な蓋110は、開口部112、113、114及び115とそれぞれに対応する4個の別個の収納箱112a、113a、114a及び115aの4個の別個の開口部112、113、114及び115を対応して覆う4個の補助蓋を含む。閉鎖位置では、これらの補助蓋は、廃棄されるべきごみ品目(図示せず)が置かれる一時的な固定棚になるように一体的に動く。廃棄されるべきごみ品目は、制御パネル100上に設置されたスキャニング装置140がごみ品目に設置されたバーコードのようなコードを電子的に読み取れるように置かれる。ごみ品目は識別され、適切な開口部が作動され、制御可能な蓋110に置かれたごみ品目が収納領域120内の適切な収納箱(112a、113a、114a及び115a)に落とされる。収納箱(112a、113a、114a及び115a)は、収納領域120と共に、金属で作られ、既知の建設方法を使用して製作されるか、又は、ポリマー若しくは複合材料から作られる。
【0031】
格納箱(112a、113a、114a及び115a)のそれぞれは、ユニット10を空にしやすくするため取り外し可能なライナー(図示せず)を含む。このライナーは使い捨て可能で、廃棄ごみに留まり、又は、より大きい貯蔵容器へ空けられ、ユニット10へ戻される再使用可能なライナーである。ライナーは、その中に存在するリサイクル可能なものの種類を示すため異なる色で作られる。当業者に明らかであるが、上記の方法で識別されたごみ品目を収納領域120へ運ぶためにコンベヤベルト系を使用するような、ごみを仕分けし、蓄積するその他の手段が適合し、本開示内容の範囲に含まれると考えられる。同様に、4個の開口部(112、113、114及び115)が示されているが、より多数又は少数の開口部が本発明の精神から逸脱することなく利用される。
【0032】
制御パネル100は図2乃至4を参照して説明される。図示されるように、制御パネル100はごみユニット10のユーザインタフェースを簡単に操作するため配置される。制御パネル100は、本発明によって廃棄されるごみ品目に関する情報を表示する情報ディスプレイ130を含む。表示可能な情報の種類の例には、品目、品目を交換するためのコスト、品目のタイトル、識別コード、製品広告、並びに、ユーザに役立つその他の情報に関する詳細な説明が含まれる。表示された情報はユーザの個別のニーズに合うようにカスタマイズされる。表示可能な情報は、ユニット10内に存在するデータベースに格納され、又は、インターネットのような通信ネットワークを使用してリモートデータベースから入手される。
【0033】
ディスプレイ130はビジュアルディスプレイとして描かれているが、音声合成出力装置のような、希望の情報をユーザへ通知するために適当なあらゆる手段を使用することは本開示内容の範囲に含まれる。従って、たとえば、ごみユニット10の一実施形態は、制御パネル100に関して説明されるような制御パネルインタフェース、及び/又は、音声コマンド及び出力インタフェースを含み、それによって、ユーザはユニット10へ口頭指示を行い、ユニットは、オーディオ信号を使用してフィードバック及び情報を提供可能である。オプションとして、ディスプレイ130は、タッチスクリーンディスプレイでもよく、ユーザ入力はこれを介して与えられる。
【0034】
本発明の一実施形態において、廃棄ボタン125は、ごみ品目をスキャンする制御コマンドを始動するため使用される。ごみ品目が上に置かれたときに自動的にスキャンを開始する制御可能な蓋110の上に設置された加圧駆動型スイッチのような他の方法を使用してもよい。オプションとして、廃棄ボタン125に加えて、又は、その代わりに、動き又は圧力センサ回路が組み込まれる。人又は物体がそのユニットへ接近若しくは近づくとき、人又は物体の存在を検出するセンサに応答して、スキャナが作動され、機能を開始する。オプションとして、ユーザは、スキャニングが実行される前に、パスワードを入力するように要求され、それによって、子供やその他の無許可の人がシステムを使用することを防ぐ。
【0035】
他のユーザ機能は必要に応じて組み込まれ、典型的にボタン126として例示されている。ボタン126は、ユニット10をカスタマイズするためユーザ設定されたソフトウェアプログラマブルボタンでもよく、或いは、オーバーライドスイッチのような機能特化入力でもよい。バーコード又はRFIDスキャナ140は、貼り付けられた機械スキャン可能なコードを使用して品目を識別するため、制御可能な蓋110に置かれたごみ品目をスキャンすべく位置付けられる。コードは製造業者によって貼られ、又は、本発明のユーザによって貼り付けられる。他の電子識別装置及びプロセスを使用してもよい。たとえば、光学レーザスキャナは品目を識別すべく品目パッケージ及び/又はラベリングをスキャンするため使用される。代替的に、又は、追加的には、上記ユニットに含まれた対応する磁気スキャナによってスキャンされる、磁気的に符号化されたラベルを品目に組み込むことができる。
【0036】
制御ユニット100は、特定のアプリケーションによって必要に応じて様々なインタフェースコンポーネントをさらに有する。一実施形態では、制御ユニット100は、キーボードポート240、シリアルポート230、電話回線アダプタ220、及び、イーサネット(登録商標)アダプタ210のようなネットワークアダプタを具備する。キーボード(図示せず)は、ごみ品目又は廃棄命令のような英数字情報を制御ユニット100へ入力するため使用される。キーボードは制御パネル100に直接的に組み込んでもよい。シリアルポート230は、携帯情報端末(PDA)、プリンタ、バックアップドライブなどの様々な外部周辺機器を接続するため使用されるが、それらに限定されない。このような装置は当技術分野で既知であり、本発明はユーザが、ユーザの要求に最もよく適合するように制御ユニット100とインタフェースをとるために適切な技術を利用することを可能にさせる。たとえば、テープ又は半導体バックアップドライブは、ユニット10の日中のアクティビティのバックアップを毎晩作成するためシリアルポート230に差し込まれ、又は、ユーザは、適切なインタフェース(すなわち、シリアルポート230或いはネットワークアダプタ210など)を使用して、PDA若しくはパーソナルコンピュータを制御ユニット100へ接続し、ユニット10の内容をPDA若しくはパーソナルコンピュータにダウンロードできる。
【0037】
ごみユニットは、当技術分野で既知の入力/出力インタフェースの中で、パラレルポート、ファイアワイヤポート、USBポート、USB2ポート、ポインティングデバイス入力のような他のインタフェースを組み込むことが可能である。電話回線アダプタ220のような標準的な電話入力の他に、ワイヤレス通信リンクがアンテナ200を使用して通信ネットワーク(すなわち、インターネット)と通信するために使用される。アンテナ200は制御ユニット100の内部に位置付けることも可能である。パワーボタン250は制御ユニット100に収容された電子部品への電力を制御するため設けられる。
【0038】
制御ユニット100は、CPU400、関連メモリ414、及び、当技術分野で既知のようにCPU400がコンピュータとして動作することを可能にさせるコンポーネントを含む。メモリ414は、プログラムコード及びデータを格納する揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリを含み、プログラムコードはデータを処理し、スキャナ140、蓋110、ネットワークインタフェース210、制御パネル100及びその他のごみユニット装置を含むごみユニットの動作を制御するためCPU400によって実行される。一例として、不揮発性メモリには、固定若しくは着脱式半導体フラッシュメモリ、磁気ディスクドライブ、及び/又は、光ディスクドライブが含まれる。揮発性メモリにはRAMが含まれる。
【0039】
CPU400は、通信ネットワークに常時接続され、又は、必要に応じて接続を開始する。ユニット10の接続性は以下で詳述される。電源410はごみユニット10に給電するため使用される。電源410はAC線からその電力を受け取り、或いは、バッテリー若しくは太陽熱発電型でもよい。
【0040】
図2、3及び5を参照すると、インターネットのような通信ネットワーク730は、各ユニット10を、各ユニット10の処分内容物を記録する1台以上の中央データベース720へ接続するため使用される。通信ネットワーク730は、ネットワークアダプタ210を使用してアクセスされ、又は、電話回線アダプタ220を使用して制御ユニット100をモデム(図示せず)へ接続することによりアクセスされ、又は、当技術分野で既知のようにアンテナ200に接続された内部モデム(図示せず)を使用してワイヤレス通信を介してアクセスされる。このコネクションは、「常時」接続と呼ばれることがあるデジタル加入者回線(DSL)、T1回線、衛星リンク、及び/又は、ケーブル接続(hookup)のような広帯域コネクションを経由してもよい。電話回線に差し込まれたダイアルアップモデム、又は、ワイドエリアネットワーク(LAN若しくはWAN)のようなネットワーク型コネクションは、必要とされる接続性を与えるために利用される。
【0041】
供給業者、市場調査企業、リサイクル企業、及び、その他の利害関係者700は、同様に、中央データベース720に格納された情報へアクセスするため通信ネットワーク730を使用して接続する。各ごみユニット10は、各箱(112a、113a、114a及び115a)に収納されたごみの種類及び量を含むその情報を送信する。ユーザ又は第三者型請負業者700のどちらかは、通信ネットワーク730を使用して中央データベース720から発信されたメッセージによって箱を空にすべきときが通知され、又は、ユーザは、制御ユニット100に設けられた情報ディスプレイ130に現れる通知メッセージによって箱を空にする必要性を通知される。制御ユニット100又は制御可能な蓋110に取り付けられたインジケータライト(図示せず)のようなその他の通知方法も使用される。利害関係者(ユーザ、又は、リサイクル企業のような第三者型請負業者のどちらか)に箱を空にする必要性を通知するため中央データベース720からの通知に依存する実施形態では、(電子メール、電話又はデータメッセージのような)通信が制御ユニット100のCPU400へ返信される。情報は情報ディスプレイ130に表示される。空にするメッセージを配信するために使用される方法の選択範囲はアプリケーションに最も合うようにユーザによって選択される。
【0042】
動作中に、ごみ品目は制御可能な蓋110の上に一時的に置かれるので、バーコードリーダ140はその品目の識別コードをスキャンできる。今日では、殆どの製品はスキャン可能なコードが貼られているが、コードのない品目及び認識できない品目を取り扱うプロセスについては後述する。バーコードリーダ140は、CPU400によってアクセス可能である識別データベース(図示せず)を参照することにより、廃棄品目を識別する。識別データベースは、ごみユニット10内に物理的に設置可能であり、又は、通信ネットワーク730を介してCPU400によってアクセス可能である。ユーザは、品目をスキャンし識別するプロセスを開始するため、廃棄ボタン125を押下する。付加的に、又は、代替的に、動き又は有無センサは人又は物体の有無を検出し、少なくとも部分的に応答して、ユニットは識別及びスキャニングプロセスを開始する。品目が識別されると、説明、タイトル、レコーダーコード又は交換品の価格のような関連情報がディスプレイ130に表示される。ユーザが廃棄される品目を再注文したいならば、注文は予め定められた注文命令に従って開始される。再注文プロセスは自動的に、すなわち、認識された品目がユニット10を使用して処分されるとき常に行われ、CPUが再注文命令を作成し、選択された供給業者へ発信する。中央データベースは各ユーザからスキャンされた廃棄品目情報を受信し蓄積する。オプションとして、中央データベースに接続された中央コンピューティングシステムは、ユーザ選好に応じて注文を作成する。ユーザ選好は、ウェブページを介して、電話、ファックスを用いて、及び/又は、ごみユニットのタッチスクリーンディスプレイ、キーボードを用いて、或いは、それ以外の方法でユーザによって入力される。従って、一実施形態では、注文は、オプションとして、供給業者へそのまま送信されず、及び/又は、注文はごみ処分ユニットによって作成されない。一実施形態では、オプションとして、注文は、ごみ処分ユニットによって作成され、インターネット又はその他のネットワークを介して供給業者へそのまま送信される。いずれのケースでも、再注文は自動的に実現される。
【0043】
別の実施形態では、ユーザは廃棄品目を再注文するため要望を確認する機会が与えられる。ユーザの選択は、情報ディスプレイ130に表示された命令によって指示されたときにはタッチスクリーンディスプレイ上に存在する「ソフトボタン」126を押下するような適当な入力方法を使用して、キーボード(図示せず)のキーを押下することにより、又は、当技術分野で既知のような音声認識入力が実装されているならば、話すことにより、制御ユニット100へ入力される。一実施形態において、ユニット10は、ユニット10内で処分されている廃棄品目に関する情報を、資材購入役員のワークステーション(図示せず)のような集中再注文サイトへ発信し、再注文決定がローカルユニット10のレベルで個別に行われるのではなく、集中化することを可能にさせる。識別が行われると、適切な収納箱(112a、113a、114a及び115a)が品目を収容するため選択される。適切な箱開口部(112、113、114及び115)は開放され、品目が選択された収納箱に入れられる。中央データベース720には、ごみ品目の場所が通知される。適切な収納箱は、ユーザの地理的な場所と利用可能なリサイクルオプションとに応じてカスタマイズできるリサイクルガイドラインに従って選択される。実施例には、ごみをガラス、プラスチック、金属及びそれ以外に分離する簡単なリサイクルスキームが含まれる。より複雑なスキームは、色の異なるガラス、異種類のプラスチックなどを分離するようなユーザの個々のニーズに合わせるため使用される。
【0044】
廃棄された有機又はパッケージ材料のような一部の品目はユニット10によって識別不能であり、ユーザは、識別又は再注文することなく、それらを廃棄したいと思う。それらは、ボタンがプログラムされているならば、「ソフトボタン」126を押下するような回避手段を使用して簡単に廃棄される。当然ながら、上述のように、廃棄の選択を示す任意の他の入力手段が許容可能である。非リサイクル品目は適当な箱に蓄積される。リサイクル可能であるが、再注文されない品目は、適切な箱に入れられ、ユニット10の内容物に関して中央データベース720を更新するように依然として識別される。
【0045】
ユニット10の初期プログラミングはユニット10の製造業者によって行われる。製造業者は、通信ネットワーク730と通信するためワイヤレスインタフェースだけを具備するユニット10を準備するオプションや、ユーザのアプリケーションのコンテキストにおいて意味がある方法でユニット10を使用するユーザに一般的なオプションの殆どを含む「標準」ユニット10を準備するオプションのような様々なオプションを提供する。別の実施形態は、ユーザによってカスタマイズされるユーザプログラマブルユニット10を含む。オペレーティングシステムは、ユーザが提示されたメニューから様々なオプションを選択することを可能にさせるユーザ専用プログラムインタフェースと共にCPU400に組み込まれることが予想される。別の実施形態では、本発明の多数のユーザは希望の機能を指定することが可能であり、製造業者は特定の要求を個別のユニット10にプログラムする。一部のユニット10は、様々なニーズを満たすようにプログラムされ(すなわち、一部のユニット10は音声認識入力を有し、別のユニットはキーボードを使用し)、全体として要求された機能を実行するため、通信ネットワーク730を介して通信し、協働する。
【0046】
1台以上のユニット10を含む装置を使用する方法は、本発明によるごみの処分方法のフローチャートである図6を参照して説明される。最初に、ごみ品目は制御可能な蓋110の上に置かれる(ステップS−100)。ユーザは、識別不能な品目又はスキャン不能な品目の場合を取り扱うためバイパスが提示される(ステップS−105)。バイパスのため選択された品目は単に廃棄される(ステップS−110)。そのように廃棄された品目は一般収納箱に入れられる。バイパスが選択されないならば(ステップS−105)、品目はコードが検出可能であるかどうかを調べるためスキャンされる(ステップS−115)。コードが見つからないならば、ユーザはコードを手入力する機会が与えられる(ステップS−120)。コードが見つかったならば(ステップS−115)、又は、手入力されたならば(ステップS−120)(コードは上記の音声認識又はキーボードのような適当な入力装置を使用して手入力される)、このコードは識別データベースを使用して比較される(ステップS−125)。一致するコードがデータベース内で見つけられたとき、タイトル、交換品の価格、又は、再注文コードなどの情報がディスプレイ140に表示され(ステップS−140)、ユーザは品目を交換し再注文するかどうかを決定することが可能である(ステップS−145)。一致するコードが見つからないならば(ステップS−125)、ユニットはオプションとして通信ネットワーク730を使用して探索し(ステップS−130)、見つけられたならば、情報が上記のように表示される。コードが見つからないならば(ステップS−135)、ユーザは品目を再注文する機会が依然として与えられるが(ステップS−145)、情報は表示されず、コードは、予め行われていないならば、手入力されるべきである(ステップS−150及びS−155)。再注文命令は、作成され、適当な供給業者へ発信される(ステップS−160)。一実施形態では、上記のようにユーザによって与えられ、カスタマイズされたプログラミングに従って再注文命令はCPU400によって作成される。再注文命令は印刷され、供給業者へ郵送されるか、供給業者へ電子的に発信される。しかし、上記のように、オプションとして、注文は、ごみ処分ユニットではなく、中央コンピュータシステムによって作成され、発信される。次に、適切な箱開口部(112、113、114及び115)が選択され(ステップS−165)、内容物データベースが箱の内部に収納されている品目を記録するため更新される(ステップS−170)。上記のように、適切な箱は、CPU400にプログラミングされたローカルリサイクル規則を参照して、又は、製造業者によってプログラミングされた汎用規則によって選択される。
【0047】
ごみユニット10のユーザは、ユーザの特定のニーズを満たすため各ユニットをカスタマイズする。ユーザが指定する選好の実施例は、毎週、毎月、又は、再注文の総価格がある一定のレベル以上になるときのような再注文期間を含む。その他のカスタマイズ可能な選好には、どの供給業者を使用するか、最良価格によって何がさらにカスタマイズされるか、特定の消耗品のための特定の供給業者、クレジットカード、請求、小切手などのような支払い方法、どのリサイクル企業を使用するかなどが含まれる。ごみユニット10はカスタマイズ可能であるため、ユーザは本発明を実施するときにすばらしいフレキシビリティが得られる。ユーザは、消耗品の自動交換とリサイクル可能な材料の自動分離が可能になることによってごみユニット10を使用する恩恵を受ける。ごみユニット10の使用は、ユーザによって指定された消耗品を再注文するので、在庫が減少し、ユーザ側の生産性向上につながる。ごみユニット10が家庭環境で使用されるならば、使用された消耗品のリストが常に入手できるので、ユーザはスーパーマーケットに費やす時間が短くなる。ごみユニット10によって「食料品リスト」を作成することも可能である。さらに、リサイクル可能品の取り扱いが容易化され自動化されるので、ユーザは、ユニット10によって蓄積されたリサイクル材の再販売によって経済的利益が得られる。さらに、再注文期間、再注文レベル、供給業者、請求情報、注文履歴、注文状態、ユーザアカウント情報、リサイクルオプション、信用などのようなシステム及び取引情報のすべては、インターネットを介してユーザが利用可能になる。
【0048】
ごみユニット10の機能における中央データベース720の役割はデータベース720にリンクされた各ユニット10の内容物の詳細なリストを格納することである。さらに、中央データベース720は、再注文の頻度、再注文先、最良の支払い価格などのような上記のユーザ選好を格納する。また、中央データベースは、ユーザ、供給業者、及び、リサイクル企業や市場調査企業のようなその他の第三者との間の信用取引を許可するために機能する。中央データベースは、注文の確認又は空にする命令をさらに送信する。これらの命令及び確認は、電子メール、「通常郵便」、又は、ファックスで送信される。中央データベース720の別の役割は、ユーザが自分の将来のニーズ及び傾向をより良く予測できるようにする統計情報収集器の役割である。
【0049】
補給プロセスにおける供給業者は、顧客ロイヤルティを高める自動再注文をオプション的に受け取ることにより利益を得る。信用は価格引き下げの危険性を低下させて予め認められる。供給業者は、供給業者が顧客のニーズを満たすため在庫を減少させることを可能にする、中央データベース720によって作成された統計データによりさらに利益を得る。書面による確認又は注文は、中央データベース720によって送信され、良好なビジネス関係を促進するために書面による契約を行う。
【0050】
参加するリサイクル企業は、コストを押し上げる中間物の処理を要することなく、多数のチャンバを備えたごみ処分ユニットを使用してオプション的に分離可能である安定したリサイクル品の供給源を有することによる利益を得る。ユーザから受領された材料の信用は中央データベース10によって与えられ、これにより、操作を能率化する。さらに、多数のユーザは、ユニット10を自動的に空にするため、直接的にリサイクル企業と契約することを希望し、これによって、リサイクル企業の収益が増加する。
【0051】
市場調査企業のようなその他の第三者は、各ユニット10内の処分品目の詳細なリストを入手することにより利益を得る。これは、供給業者及びユーザの浪費を減少させる方法と、顧客行動を調査する方法の研究を可能にさせる。さらに、研究は、特に、本発明によって識別されるような大量品目に関して、より環境を保護するパッケージを開発する方向で行われる。
【0052】
図7は、ネットワーク型廃棄物処理及び補充システムの例示的な一実施形態の説明図である。処分ユニット7002は、サーバ及びデータベース7004を具備する1台以上のリモートデータ処理システム7005に、インターネット7006のようなワイドエリアネットワークを介して接続される。データベース7004は、ユーザアカウントデータベース7010、製品データベース7012、サンプルデータベース7014、製造業者データベース7015、クーポンデータベース7016、及び、処分ユニット7002の内容物/リサイクルデータベース7018のうちの一つ以上をさらに含む。データベース7004は、オプションとして、対応するフィールドデータを有するレコードを見つけるため、1個以上のデータベースフィールドを用いてSQL問い合わせを使用して検索される。たとえば、以下に説明する製品データベーススキームを参照して、菜食用の材料を有するサンプルを見つけるため、サンプルフラグが「1」に設定され、スペシャルティ特性が「菜食」に設定された製品データベースレコードを見つけるために問い合わせが作成される。
【0053】
ユーザアカウントデータベース7010は、ユーザ連絡先情報と、注文選好、サンプル選好、モード選好、出荷選好、及び/又は、配送選好を含む選好と、を包含するユーザアカウント情報を含む。ユーザアカウント情報の全部又は一部は、ウェブサイト、処分ユニット、電話、通常郵便、電子メールなどを介してユーザによって、入力されるか、若しくは、提示され、その後、修正される。ユーザアカウントデータベース7010の一実施例は、以下のフィールド又はレコードを含み、そのうちの1個以上がユーザの情報を格納する。
【0054】
【表1】
【0055】
注文データベース7012は、保留の、又は、発注済みのユーザ注文を格納する。所定のユーザ注文に対する一実施例のデータベース記録は以下のフィールドを収容する。
【0056】
【表2】
【0057】
製品データベース7014は、バーコード又はその他の品目コードをSKU、製品名、コスト、サイズ、カロリー、パッケージ材料などにマッピングする。一実施例の製品データベース7014は以下のフィールド又はレコードを含む。
【0058】
【表3】
【0059】
製造業者データベース7015は、製造業者の環境対策、従業員待遇、特定の社会運動の支援などのようなユーザが望ましいと考えるある種の特性又は属性を有する製造業者に関連した製品を見つけるときに役立つ製造業者に関する情報を格納する。一実施例として、ユーザは、ユーザの注文した品目が従業員に健康保険制度を提供し、AID予防機関に献金する製造業者から提供されることを選ぶこと若しくは要求することを指定可能である。廃棄物処理及び補充システムがユーザのための交換品目を注文するとき、システムは、規準を満たす製造業者を見つけるため製造業者データベースを検索し、見つかった製造業者から提供される対応する交換品目を検索する。一実施例の製造業者データベース7015は以下のフィールド又はレコードを含む。
【0060】
【表4】
【0061】
サンプルデータベース7016は、利用可能なサンプル及びそれらの特性に関する情報を格納し、特性には、サンプル製品カテゴリ、サンプルのサイズ、及び、内容物又はサンプル成分が含まれる。オプションとして、サンプルデータベース7016は使用しなくてもよく、その代わりに、サンプル製品情報がサンプルデータベースに格納され、ここで、上記のサンプルフラグは製品がサンプルであるかどうかを示すために使用される。一実施例のサンプルデータベース7014は以下のフィールド又はレコードの一つ以上を含む。
【0062】
【表5】
【0063】
クーポンデータベースは、クーポンコードのクーポンが適用される品目又はサービスへのマッピングと、クーポンを最初に使用できるときを示すクーポン開始日と、クーポン終了日と、クーポンが他のクーポンと組み合わせて使用可能か否かに関する指示と、各クーポンを識別するオプション固有コード番号と、対応するクーポンが未だ使用可能であるかどうかを示すクーポン状態と、顧客専用クーポン又は指定回数だけ使用可能なクーポンについて、クーポンが未だ使用されているかどうか、及び/又は、クーポンが何回使用されたかに関する記録と、を含む。
【0064】
クーポン価値は、ドル又は特定の金銭価値、割引率、無料出荷クーポン、又は、ユーザが1個以上のX個の製品を購入すると、1個以上のY個の品目を無料で取得する「X個購入すると、Y個が無料」として表現される。クーポンは、購入クラブ又は組織の会員若しくは優先会員に与えられる割引率のような会員特典の形でもよい。クーポンは、処分ユニット7002又はコンピューティング装置端末7008から入力できる電子クーポンでもよい。一実施例のクーポンデータベース7016は以下のフィールド又はレコードの一つ以上を含む。
【0065】
【表6】
【0066】
内容物/リサイクルデータベース7020は、各処分ユニット7002に入れられた品目及び/又はパッケージ材料のリストを含み、ここで、複数の処分ユニット7002が同じユーザ及び/又は異なるユーザに関連付けられる。ユーザのための一実施例の内容物/リサイクルデータベース7020は、以下のフィールド又はレコードの一つ以上を含む。
【0067】
【表7】
【0068】
データベース7004を含むデータ処理システム7005は、データベース処理システム運営者、スーパーマーケット、流通センター、廃棄物処分及びリサイクル事業者、配送サービス、物流企業、及び/又は、第三者の運営者に関連付けられる。図8Aに示されるように、処分ユニット7002は、オプションとして、上記のデータベース7004の情報と同一又は類似情報を記憶するデータベースを保持するが、各ユニット7002は、オプションとして、ユーザアカウントと、あるユーザ、世帯、及び/又は、処分ユニットの注文情報だけを記憶する。オプションとして、ユーザアカウントデータベース、製品データベース、製造業者データベース、サンプルデータベース、クーポンデータベース、内容物及び/又はリサイクルデータベースの情報の一部はローカルデータベースとリモートデータベースの一方だけによって保持され、ユーザアカウントデータベース、製品データベース、製造業者データベース、サンプルデータベース、クーポンデータベース、内容物及び/又はリサイクルデータベースの情報の一部はローカルデータベースとリモートデータベースの両方によって保持される。
【0069】
処分ユニット7002は、オプションとして、USB若しくはファイアワイヤバスのような周辺機器インタフェースを介して、イーサネット(登録商標)ネットワークのような有線ローカルネットワークを介して、及び/又は、IEEE802.11b若しくはIEEE802.11g準拠ネットワークのような無線ネットワークを介して、ローカル外部コンピューティング装置7008に接続される。コンピューティング装置7008は、パーソナルコンピュータ、セットトップボックス、PDA、インターネット家電などである。コンピューティング装置7008は、ユニット7002の選好を設定し変更し、内容物及び注文リストを修正するため使用され、アカウントを設定し、アカウント情報を再検討して修正し、その他の情報を再検討して修正する等の目的のためシステム運営者のウェブサイトにアクセスするのに使用することが可能である。その上、コンピューティング装置7008は、インターネット7006へのアクセスポイントとしてユニット7002によって使用される。
【0070】
図8Aに示されるように、処分ユニット7002は、一体型のコンピュータ804、及び/又は、コンピューティング装置7008のような外部コンピューティング装置、若しくは、その他のパーソナルコンピュータ、インターネット家電、双方向テレビジョン、セットトップボックス、携帯情報端末などへのインタフェースを含む。一体型のコンピュータ804は、中央処理ユニット(CPU)又はコントローラ806と、データだけでなくプログラムコード811を記憶する揮発性メモリ808及び不揮発性メモリ810を含むメモリ807と、を具備する。一体型のコンピュータ804は、データを処理し、スキャナ、蓋、ネットワークインタフェース及びユーザインタフェースを含む処分ユニット7002の動作を制御する。たとえば、不揮発性メモリ810は、固定式若しくは着脱式半導体フラッシュメモリ、バッテリバックメモリ、磁気ディスクドライブ、及び/又は、光ディスクドライブを含む。揮発性メモリ808は、たとえば、RAMを含む。
【0071】
記憶されたプログラムコード811は、直線的コードでもよく、及び/又は、入力を受信して処理し、出力を与え、選択的にデータを記憶するため構成されたモジュール若しくはオブジェクトとして編成してもよい1個以上の命令を含む。データは、ユニット7002のシリアル番号、ユーザ選好データ、製品コード又はSKUの製品名へのマッピング、サイズ、及び、パッケージ材料の他に、処分ユニット7002に入れられた品目に関する処分ユニット7002の内容物情報、ショッピングリスト、パスワード、及び/又は、リモートデータベース及びサービスにアクセスするための固有識別子などを含む。データは、ユーザアカウントデータベース812、注文データベース814、品目コードの品目製品情報へのマッピングを含む製品データベース815、サンプルデータベース816、クーポンデータベース818、及び、廃棄物/リサイクル品データベース820のような一つ以上のローカルデータベースに記憶される。ローカルユーザアカウント、注文、製品、サンプル、クーポン、及び、廃棄物/リサイクル品データベース812、814、815、816、818及び820は、対応するリモートユーザアカウント、製品、製造業者、サンプル、クーポン、及び、内容物/リサイクルデータベース7010、7012、7014、7015、7016、7018、7020に関して上述した情報と同一又は類似情報を記憶する。
【0072】
一実施例として、データベース812、814、815、816、818及び820の一部又は全部は、処分ユニット7002の不揮発性メモリ810、又は、ローカルパーソナルコンピュータ7008のメモリに置かれる。
【0073】
実施例の処分ユニット7002は、直接的に及び/又は外部装置を介して、インターネットのようなワイドエリアネットワークにつながるインタフェース装置822を含む。インタフェース装置822は、ダイヤルアップモデル、ケーブルモデム、DSLモデム、T1モデム、ワイヤレスモデム、衛星インタフェース、又は、その他のネットワークインタフェースであり、それぞれ対応して、公衆交換電話網、ケーブルネットワーク、DSL若しくはADSL回線、T1回線、ワイヤレスネットワーク、衛星ネットワーク、又は、その他のネットワークとインタフェースをとる。ネットワークインタフェース装置822はCPU806及びデータ又は電話ネットワークへ接続される。ワイヤレスインタフェース装置が使用されるならば、アンテナ829が組み込まれる。処分ユニット7002は、ワイヤレスアクセスポイントを介して、公衆交換電話網、ケーブルネットワーク、DSL若しくはADSL回線、T1回線、ワイヤレスネットワーク、衛星ネットワーク、又は、その他のネットワークへも接続される。
【0074】
処分ユニット7002は、直接的に及び/又は外部装置を介して、図8Bに示されるように、オプションとして制御パネル上でグループ化され、ユニット7002の様々な部分に分布した、タッチスクリーン若しくは非タッチスクリーンディスプレイ831、キーボード、音声コマンドインタフェースなどのようなユーザインタフェース装置824をさらに含む。ユーザインタフェース装置は、フレキシブルに搭載され、蝶番を用いて取り付けられるので、装置824の角度はユーザによって変更され、又は、ユーザインタフェース装置は、取り外し可能であり、Bluetooth又はIEEE802.11インタフェース装置のようなワイヤレスインタフェース装置を使用して処分ユニット7002とインタフェースをとる。
【0075】
一実施形態において、処分ユニット7002は、タッチスクリーン、キー、プリンタを備えた一体型のディスプレイを含み、外部コンピューティング装置7008を介してさらに動作させることも可能である。コンピューティング装置7008は、USB若しくはファイアワイヤインタフェースのようなローカル周辺機器バスインタフェース828を介して、或いは、イーサネット(登録商標)ネットワーク、又は、ワイヤレスIEEE802.11b若しくはIEEE802.11gネットワークのようなローカルネットワークを介してユニット7002に接続される。
【0076】
CPU806は、以下で詳述される満杯レベル検出センサシステム843及び圧力センサ849にさらに接続される。
【0077】
処分ユニット7002は、電源オン/オフキー830と、タッチスクリーンに表示された1個以上の機能特化ハードキー及び/又はソフトキーとを含む。キー機能はソフトウェアプログラマブルである。これらのキーは、ユーザが、複雑なメニュー階層を通る必要なく、ユニット7002の動作及び/又はユーザ注文の処理を修正することを可能にさせるが、このようなメニュー階層をさらに表示可能である。一実施例として、機能特化キーは、「即時購入」キー832、「至急購入」キー834、及び、「廃棄」キー836を含む。
【0078】
即時購入キー832の作動は、ユーザの注文トリガー選好よりも優先し、その代わりに、記憶された保留中の注文の実質的に即時の発注をトリガーする。従って、注文は、現在セッション中に、又は、次にユニット7002がリモートシステム7005に接続するときに発注される。至急購入キー834の作動は、システム7005の運営者に、その利用可能な最速の、又は、至急配送サービスを使用して特定のスキャンされた一つ以上の製品を配送させる命令を発信する。たとえば、顧客は、ランプ又はバッテリーを至急必要とするときに至急購入キー834を使用可能である。廃棄キー836の作動は、廃棄品目のスキャン情報を廃棄物/リサイクル品データベースへ追加するが、廃棄品目を保留中注文に追加しない。従って、ユーザは、廃棄された品目の交換を必要としないときに廃棄キー836を作動可能である。オプションとして、即時購入及び至急購入命令は同様に、廃棄物処理及び補充システム運営者のウェブサイトを介してユーザによって発行される。
【0079】
処分ユニット7002は、CPU806に接続された1台以上のスキャナ838を含む。スキャナ838は処分された品目、クーポン、及び、その他の材料のコードをスキャンするため使用される。コードは、製品コード、SKU、品目名、品目サイズ、品目容器タイプ及び材料、品目のブランド、品目のコスト、並びに、品目の有効期限のうちの1個以上を符号化するため使用される。スキャナは、バーコードスキャナ、又は、RFIDスキャナのような1台以上の光学スキャナを含む。
【0080】
RFIDスキャナは、アンテナ又はコイル、トランシーバー、及び、デコーダを含む。RFIDスキャナは、品目に固定された情報を用いてプログラムされたRFタグを走査するため使用される。トランシーバーは、アンテナによって無線信号として発信される信号を生成する。無線信号は、RFタグを作動し、そこへデータを読み書きするため使用される。アンテナは、一実施例として、蓋842に、又は、ユニット7002本体の中に若しくは上に取り付けられる。
【0081】
スキャナは、有線若しくは無線Bluetooth接続を介して処分ユニット7002に接続されたハンドヘルド型ヘッド840を含む。別の実施形態では、スキャナヘッド840は、処分ユニット7002に固定して取り付けられる。一実施形態では、スキャナは、スキャンデータを内部的に記憶し、次に、そのデータを処分ユニット7002、又は、コンピューティング装置708のようなコンピューティング装置へダウンロードする内蔵型ユニットである。
【0082】
図8Cに示されるように、カバー又は蓋842は、処分ユニット7002の容器開口部846を閉鎖するためオプションとして設けられる。カバー842は、1台以上のモーター845によって自動的に開閉され、廃棄品目を受け入れる。モーター845はユニット7002の外部又は内部に位置付けられる。付加的に、又は、代替的に、カバー842は手動で開閉される。カバー842は、それぞれが容器開口部846のおよそ半分を覆い、容器開口部846のほぼ中央で交わる2個の蓋842A、842Bを有する2部品組立体でもよい。
【0083】
プロセッサ制御型アクチュエータ又はソレノイド847は、閉鎖位置の1個以上の蓋842を選択的に保持するため使用され、開口するように1個以上の蓋842を開放する。アクチュエータ847はユニット7002の内部又は外部に位置付けられる。その上、各蓋842A、842Bはバネ式蝶番を有し、付加的な原動力を用いることなく開口する。別の実施形態では、一方側で蝶番運動する単一の蓋842だけが使用される。1個以上の蓋は、スキャニングプロセス中に品目を支持するため使用され、別個の棚が品目を支持するためオプションとして設けられる。
【0084】
CPU806に接続された満杯レベル検出センサシステム843は、処分ユニット7002内に位置付けられ、ユーザが品目を処分したことを検出し確認する。センサシステム843は1台以上のセンサを含む。一実施形態では、センサシステム843は、光ビームを放出し、処分された品目のような物体が光ビーム経路に入るときをその品目からの反射によって検出する光センサを具備する。別の実施形態では、センサシステム843は、音波を出し、処分された品目のような物体が音波経路内に入るときをその品目からの反射によって検出するソナーセンサを具備する。検出センサシステムは、ユニット7002が一杯になる程度を検出するため異なる高さに複数台のセンサを含む。たとえば、センサは、中間点、4分の3の点、及び、全容量の点に配置される。
【0085】
さらに、CPU806に接続され、蓋842と接触する圧力センサ849は、品目が蓋842の上に置かれたとき、又は、ユーザが蓋842を押し下げ、次いでスキャニングプロセスを開始させるときを感知するため使用される。別の実施形態では、ユーザはスキャニングを開始するためソフト又はハードキーを作動する。
【0086】
処分ユニット7002の本体は、一実施例では、プラスチック、ゴム、金属、段ボール、又は、それらの組み合わせのような様々な材料で作られる。その上、処分ユニット7002は、9ガロン、13ガロン、25ガロンなどのような様々な容量サイズで製造される。処分ユニット7002は、たとえば、AC線、バッテリー、及び/又は、太陽熱発電によって給電される。処分ユニット7002は、取り外し可能な使い捨てごみ袋と共に使用される。
【0087】
オプションとして、注文などを作成するため処分ユニット7002を使用する前に、ユーザは、処分ユニット7002の運営者に関連したウェブサイト又はその他のサイトを介して、又は、電話、郵便、若しくは、コンピュータ読み取り可能な媒体によって、ユーザプロフィール情報及び選好情報をセットアップする。たとえば、ユーザはコンピュータ装置7008を使用してウェブサイトにアクセス可能である。さらに、ユーザは、指定期間又はアカウント開設以来のユーザの注文履歴の閲覧、オープン注文及び保留中注文の管理、注文状態の閲覧、及び、ユーザの消費統計の閲覧を含むユーザのアカウントの管理のためウェブサイトにアクセス可能である。情報には、たとえば、ユーザアカウントデータベーススキーマ又はその一部に関して上述した情報が含まれる。
【0088】
図9は、一実施例のスキャニング、識別、及び、注文プロセスを説明する図である。しかし、すべての状態を実行する必要はなく、プロセスの順番は可変である。その上、適切なプロセス状態中に、ユーザは、ユーザ要求若しくはその他のトリガーに応答して、ユーザの現在保留中注文リストが動的に提示される。同様に、保留中の注文が実際に発注されるときに関する指示、及び/又は、保留中注文のための次の予定を立てられた配送日がユーザ要求又はその他のトリガーに応答してユーザへ提示される。情報は、処分ユニットディスプレイ825又はローカルコンピューティング装置ディスプレイによってユーザへ提示される。さらに、ユーザは廃棄キーを作動することによりプロセスを中断可能である。
【0089】
状態902から始めて、プロセスは状態904へ進み、そこで、ユーザはアカウント選好をセットアップするか、又は、修正する。同様に上述されているように、選好は、注文、サンプル、モード、出荷及び配送選好を含む。たとえば、ユーザは、保留中注文を発注させる注文トリガー選好を指定可能である。ユーザは、トリガーが、1週若しくは1月のような、前の注文からの指定期間の経過であるように指定可能である。別のトリガー選好は、注文の総量がある特定のドル金額以上であるときに発注することである。注文選好は使用する一つ以上の供給業者を指定可能である。ユーザは、さらに、出荷を含む注文合計に対して最低価格特別のプロバイダへ発注されるべきことを指定し、特定の消耗品の特有の供給業者を指定し、クレジットカード、請求書、又は、小切手による支払のような指定された支払形式を承諾するプロバイダへ発注されるべきことを指定することができる。
【0090】
後述のように、サンプル選好は、ユーザ指定の製品タイプを含み、ユーザは、豚肉、鶏肉、牛肉、魚及び/又は海産物のようなある種の食品タイプを含むサンプルのような、基準から外れたサンプルを受け付けない。サンプル選好は、ユーザがある特性を有するサンプルだけを希望することをさらに指定可能である。たとえば、ユーザは、食品に関して、菜食、低脂肪、低塩、及び/又は、コーシャ食品のようなある種のタイプ又はカテゴリの食品のサンプルだけを希望することを指定可能である。
【0091】
出荷及び配送選好は、配送の頻度、曜日、時間、住所、電話若しくは電子メールによる注文確認、配送時の署名、通常配送、「環境にやさしい出荷日」を選択する低価格配送、又は、至急配送を含む。「環境にやさしい出荷日」プロセスは、ブロックのような地理的地域内、又は、郵便番号内の配送を計画することにより、交通及び汚染を減少させるため使用され、その結果、その地域への多数の配送が同日に行われ、それによって、その地域への進入の回数を削減し、従って、交通及び汚染が減少される。
【0092】
状態905で、特殊命令キーが読まれる。たとえば、処分ユニット7002は、割り込み、スキャン、若しくは、ポーリングルーチンによって、ユーザが特殊機能キーのうちの一つを作動させたか、又は、対応する命令が与えられたかどうかを検出する。図8Bに関して上述したように、特化機能キーは、「即時購入」キー832、「至急購入」キー834、及び、「廃棄」キー836を含む。オプションとして、即時購入及び至急購入命令は、廃棄物処理及び補充システム運営者のウェブサイトを介して、ユーザによって発行される。
【0093】
状態906で、ユーザは、廃棄される品目に印刷又は貼り付けられた機械スキャン可能なコードをスキャンする。スキャン情報は受信され、ローカルメモリ807、及び/又は、一つ以上のリモートデータベース7004に格納される。スキャン動作は、スキャンキーを作動するユーザによって開始され、又は、ユニット7002に近接している品目若しくは蓋842に置かれた品目に応答して、処分ユニット7002によって自動的に開始される。廃棄品目は、食品容器、クリーニング製品容器などでもよい。容器は、空、一部が満ちた状態、又は、満杯である。
【0094】
スキャン可能なコードは製造業者、小売業者、流通業者によって貼られるか、又は、ユーザがコードを貼付する。コードは、バーコード、RFIDタグ、その他の電子タグ、磁気的に符号化されたラベルなどである。品目がスキャンされると、処分ユニット7002のドアは自動的又は手動で開かれ、ユーザは品目を処分ユニット7002に入れられ、オプションとして、センサシステム843は、品目が実際に入れられたことを確認する。確認が得られると、リモート又はローカル内容物/リサイクルデータベースは廃棄品目を盛り込むため更新される。
【0095】
ユーザが「廃棄」命令キーを押下すると、プロセスは状態934へ進み、廃棄サブプロセスが実行される。状態936で、スキャン品目は保留中注文には追加されず、プロセスは終了する。従って、ユーザは、ユーザが処分された品目の交換を希望しないとき、廃棄キー836を作動するか、又は、その他の方法で、廃棄命令を与えることが可能である。ユーザは、オプションとして、ユーザが廃棄品目の交換を注文したくない理由に関してフィードバックを与えるように要求される。たとえば、注文しない理由には、「私はこのタイプの製品をこれ以上使用しない。」又は「私は家にこの製品の在庫がある。」が含まれる。オプションとして、廃棄品目がサンプルであるならば、「私はサンプル製品を試したが、それを気に入らなかった。」、「私はサンプル製品を試し、それを気に入ったが、やはり私は私の現在のブランドを使用する方を好む。」、「私はサンプルを試さなかったので、それを注文したくない。」のようなサンプル特化フィードバックが要求される。ユーザは理由を選択するように要求され、選択された理由が処分ユニット7002によって局部的に記憶され、及び/又は、リモートデータベース7004に記憶するため送信される。ユーザフィードバックは次に、市場分析を実行するため、及び/又は、製品提供を改良するためフィードバックを使用する適切な製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主へ配信される。
【0096】
廃棄キーが作動されなかったならば、プロセスは状態907から状態908へ進む。状態908で、スキャンコードは、品目の識別性、品目のサイズ、品目容器タイプ、品目のブランド、品目のコスト、及び/又は、品目の有効期限のうちの一つ以上を決定するため使用される。スキャンコードは、上記の情報をそのまま含むか、又は、ローカル若しくはリモート製品データベース内の情報を見つけ、アクセスするためにキーとして使用される製品コード若しくはSKUを含む。
【0097】
製品データベースは、製品データベース815のような処分ユニット7002のローカルメモリに格納され、及び/又は、ローカル若しくはワイドエリアネットワークを介してアクセスされる。たとえば、製品データベースは遠隔的に設置されたデータベース7004でもよく、多数台の処分ユニット7002によってネットワーク7006を介してアクセスされる。上記と同様に、リモートデータベース7004は、スーパーマーケット、流通センター、廃棄物処分及びリサイクル業者、配送サービス、及び/又は、第三者の運営者に関連付けられる。
【0098】
遠隔データベース7004とのトランザクションは、ワールドワイドウェブセキュアHTTP(S−HTTP)プロトコルを用いて、デジタル証明を使う暗号化及び認証を行うセキュアソケットレイヤ(SSL)プロトコルを使用して安全に実行される。仮想プライベートネットワーク(VPN)のようなその他の形式のセキュア通信も同様に使用される。その上、認証目的のため、ユニット7002は、処分ユニット7002、又は、処分ユニット7002の所有者若しくはライセンスに関連したパスワード若しくは固有識別子を送信する。
【0099】
一実施形態では、処分ユニット7002は、最初に、内部的に格納された製品データベース815から希望のデータ情報を見つけ、入手することを試行し、一致するものが見つからなかった場合、リモートデータベース7004にアクセスする。ローカルデータベース815は、たとえば、SyncMLファイル交換を使用して、1台以上のリモートデータベース7004との同期によって定期的に更新される。
【0100】
リモートデータベース7004がアクセスされ、安全なコネクションが確立されたならば、スキャンされた製品コード及び/又はそれに関係する情報が廃棄ユニット7002によってリモートデータ処理システム7005へ送信される。リモートデータベース7004は、スキャンされた製品コードに対応する情報を見つける。しかし、リモートデータ処理システム7005への接続の試行が不成功であるとき、又は、リモートデータベース7004若しくはリモートデータ処理システム7005が利用できないとき、処分ユニット7002は製品コード及びその他の情報をローカルメモリ810に記憶する。処分ユニット7002は、次に、予め決められた短い時間ごと、又は別の指定時間のような1個以上の所定の規則に従ってリモートデータ処理システム7005への接続を試行する。オプションとして、コネクションの実現に成功するまで、警告が処分ユニットディスプレイ825によってユーザへ表示され、ユーザに接続の失敗を知らせる。リモートデータ処理システム7005へのコネクションが確立されると、製品コードはユニット7002によってデータベース7004へ送信される。
【0101】
ローカル又はリモートデータベースから入手された情報は、製品名、価格、単位当たりのコスト、サイズ、カロリー、成分、カテゴリの他に、データベースに格納されたその他の情報、たとえば、製品データベース7014に関して既に説明した情報を含む。見つけ出された情報は、処分ユニット7002へ、又は、処分ユニット7002に接続されたローカルコンピューティング装置7008へそのまま返信される。情報又はその一部は、次に、ユーザへ表示され、処分ユニットカバー842が自動的若しくは手動で開かれる。
【0102】
たとえば、情報は処分ユニットディスプレイ825に表示されるか、又は、ローカルコンピューティング装置7008のモニターに表示される。ユーザは、処分ユニットプリンタ856を使用して、又は、コンピューティング装置7008に直接的に接続されたプリンタを使用して情報をプリントアウトできる。さらに、製品の広告又は電子クーポンのような関連情報は、表示若しくはプリントアウトのため、リモートデータ処理システム7005から処分ユニット7002へ送信される。広告若しくはクーポンは、オプションとして、ユーザの処分品目、保留中の注文、選択されたモード、購入習慣及び以前の注文、並びに、世帯の人口統計のうちの一つ以上に基づく。
【0103】
状態910で、処分ユニット7002、コンピューティング装置7008、又は、リモートデータ処理システム7005によって、スキャン品目がサンプルであるかどうかが決定される。この決定は、スキャン情報を、リモート及び/又はローカル製品データベース7014、815に、又は、リモート若しくはローカルサンプルデータベース7016、816に格納されたデータと比較することにより行われる。たとえば、スキャン情報が製品コードを含むならば、対応する製品データベース記録を見つけるため、SQL問い合わせが作成され、サンプルフラグが「1」にセットされるならば、スキャン品目はサンプルとして特定される。そうでない場合、スキャン品目はサンプルとして特定されない。代替的に、又は、付加的に、SQL問い合わせは、対応するサンプルデータベース記録を見つけるために作成され、一致するものが見つかった場合、品目はサンプルとして特定される。そうでない場合、品目はサンプルとして特定されない。品目がサンプルとして特定されないならば、プロセスは状態911へ進み、図18に関して詳述されるようにモードアプリケーションプロセスが実行される。このプロセスは次に状態911から状態918へ進む。
【0104】
スキャン品目がサンプルとして特定されるならば、プロセスは状態910から状態912へ進む。ユーザは、処分ユニット7002によって直接的に、又は、処分ユニット7002若しくはコンピューティング装置7008を介してリモート処理システム7005によって、ユーザが通常の、品目の非サンプル版を希望するかどうかに関して問い合わされる。
【0105】
ユーザが否定的に応答するならば、プロセスは状態938へ進み、ユーザは、ユーザが通常の、品目の非サンプル版を希望しない理由をフィードバックするように要求される。たとえば、注文をしない理由には、「私はこのタイプの製品を使用しない。」、「私はサンプル製品を試したが、それを気に入らなかった。」、「私はサンプル製品を試し、それを気に入ったが、やはり私は私の現在のブランドを使用する方を好む。」、「私はサンプルを試さなかったので、それを注文したくない。」が含まれる。ユーザは理由を選択するように要求され、状態940で、選択された理由が処分ユニット7002によって局部的に記憶され、及び/又は、記憶のためリモートデータベース7004へ送信される。ユーザフィードバックは、次に、適切な製造業者、小売業者、流通業者、及び、市場分析を実行するため、及び/又は、それらの製品提供を改良するため情報を使用する人へ配布される。
【0106】
ユーザが状態912で肯定的に応答するならば、プロセスは状態914へ進み、ユーザは、ユーザが注文をしたい通常版のサイズ及び/又はユニット数を指定するように要求される。状態916で、ユーザ注文情報は受信され、リモート及び/又はローカル注文データベースに記憶された保留中注文に追加され、保留中注文が無い場合には、新しい注文に加えられる。その上、ユーザがサンプルを廃棄した後に通常版が注文されたという事実は、供給業者、小売業者、市場分析を実行するため、及び/又は、それらの製品提供を改良するため情報を使用できるリサーチ及び/又はマーケティング事務所へ配信するため、リモートデータベース7004に記憶される。プロセスは次に状態918へ進む。
【0107】
上記のように、スキャン品目がサンプルではないならば、又は、ユーザが品目サンプルの通常版を注文したならば、プロセスは状態918へ進む。状態918で、状態905で読み取られた特殊キーの作動が、もしあるならば、取り出される。
【0108】
ユーザが「即時購入」命令を与えるならば、プロセスは状態920へ進み、即時購入サブプロセスが実行される。状態922で、品目は保留中注文に追加され、発注され、ユーザの選好トリガーよりも優先し、又は、回避する。注文命令はネットワーク7006を介して1台以上のデータ処理システム2005へ送信される。状態924で、ユーザの配送選好がローカル又はリモートユーザアカウントデータベースから取り出される。たとえば、ユーザは、当日、翌日、翌々日、標準、最低コスト、又は、最も環境にやさしい出荷が使用されるように指定する。状態926で、注文は、ユーザの標準的な出荷選好に従って、配送サービス、又は、供給業者によって配信される。
【0109】
ユーザが状態918で「至急購入」命令を与えるならば、プロセスは状態928へ進み、至急購入サブプロセスが実行される。オプションとして、状態929で、ユーザは、処分ユニット7002によって、ユーザが至急購入命令を、ユーザの保留中注文リスト全体、保留中注文リストの部分集合、又は、ちょうどスキャンされた品目だけに適用することを希望するかどうかを問い合わせられる。この問い合わせは、処分ユニット7002自体から生じ、又は、データ処理システム7005から送信される。
【0110】
状態930で、注文はユーザの命令に従って指定された至急配送で発注され、注文命令は1台以上のリモートデータ処理システム7005へ送信される。このため、たとえ、ユーザがユーザのアカウントデータベースの出荷選好フィールドに最低コスト配送が通常使用されるべきであると指定していたとしても、至急購入命令を発行することにより、上位レベルの配送サービスが使用される。オプションとして、至急配送は、当日配送のようなデフォルト値を有する。代替的に、又は、付加的に、ユーザはユーザアカウントの至急購入出荷選好フィールドに、至急購入命令が受け付けられたときに使用されるべき配送のレベル又はタイプを指定する。たとえば、ユーザは、当日、翌日、翌々日、又は、標準出荷が至急購入のため使用されるべきことを指定する。状態936で、注文は、指定された、又は、デフォルトの至急購入出荷を使用して、配送サービス又は供給業者によってユーザ指定出荷アドレスへ配送される。
【0111】
ユーザが状態918で「廃棄」命令を与えるならば、プロセスは状態934へ進み、廃棄サブプロセスが実行される。状態936で、スキャン品目は保留中注文に追加されず、プロセスは終了する。従って、ユーザは、ユーザが廃棄された品目の交換を希望しないとき、廃棄キーを作動するか、その他の方法で、廃棄命令を出す。
【0112】
状態918で、ユーザが上記の特殊機能キーのうちの一つを作動しないか、対応する命令を発行しなかった場合、プロセスは状態942へ進み、スキャン品目がリモート及び/又はローカル注文データベースに格納されたユーザの保留中注文リストに追加される。状態944で、ユーザの注文選好はリモート及び/又はローカルユーザアカウントデータベースから取り出される。状態946で、注文はユーザ指定注文トリガー選好の出現時に発注される。上記のように、ユーザ注文トリガー選好とは、前の注文の1週間後に、前の注文後の2週ごとに、毎月、その他の指定された時間若しくは期間で、又は、注文の合計価格がある特定のレベル以上になるときに発注されることである。状態948で、注文はユーザの標準アカウント出荷選好に従って配送センター又は供給業者によって配送される。
【0113】
発注されると、注文確認がシステム運営者、供給業者、又は、配送センターによって出される。オプションとして、確認の好ましい一つ以上のタイプは、ユーザによって指定され、選好は後で取り出すためリモート又はローカルユーザアカウントデータベースに格納される。確認は、電子メール、通常郵便、ウェブサイトページ、テキストメッセージ、インスタントメッセージによって、ユーザによって指定されるようなその他のメッセージング技術を使用して、又は、デフォルトの注文確認タイプを使用してユーザへ送信される。注文確認は、注文品目のリスト、各品目のコスト、合計コスト、適用される割引、もしあれば、配送料金、及び、予定配送日時、又は、配送が実行される日付及び/又は時間の範囲を含む。注文確認は、さらに、注文品目の中に入手できないものがあるかどうかを示す。出荷確認は同様に配送の前日に出され、又は、注文が出荷されたときに出される。出荷情報は最新の配送日時を提供できる。
【0114】
オプションとして、配送は、FedEx、DHL、UPS、又は、米国郵便庁のような第三者物流企業によって実行される。処分及び補充システム運営者は、ユーザアドレスラベルを印刷し、ラベル及び/又はサンプル製品のような製品を配送の責任を担う物流企業へ供給する。
【0115】
本発明の一実施形態は、効率的な廃棄物集配、処理、及び、リサイクル作業を容易化する。上記のように、廃棄品目がスキャンされたとき、処分ユニット7002、及び/又は、リモートデータベース7004は、スキャンされた品目を識別する情報を記録し、従って、処分ユニットの内容物に関する情報を取得する。この情報は、次に、廃棄品目のパッケージ及び容器に使用された材料に関する情報にアクセスするために使用される。一実施形態では、処分ユニット7002はごみ袋を収容する。ユーザが袋を交換するとき、ユーザは袋交換キーを作動し、それに応じて、処分ユニット7002は袋上、又は、ユーザによって袋に貼り付けられたラベル上の1個以上のバーコードをプリントアウトする。オプションとして、袋は、袋シリアル番号として役立つ予め印刷された固有バーコード付きであり、袋シリアル番号はデータベース内で袋内容物及び/又はユーザと関連付けられる。印刷されたバーコードは、バーコードが印刷された廃棄パッケージ及び容器に使用された材料に関する情報を含む。ユーザはバーコードをスキャンし、情報は廃棄物管理企業へ送信される。オプションとして、消費者は、廃棄物管理企業、政府機関、又は、それらのリサイクル廃棄物のためのその他の事業者からクレジット又は支払を受け取る。
【0116】
図10は、別の実施例の廃棄物及び/又はリサイクル品プロセスの説明図である。このプロセスは状態1002で始まり、状態1004へ進む。ユーザの廃棄物/リサイクル品集配トリガー選好又は規則は、ローカル又はリモートユーザアカウントデータベースから取り出される。たとえば、集配トリガー選好は、集配が指定された曜日に、指定された間隔(2週間に1回、毎週)で、及び/又は、1台以上の処分ユニットが所定の満杯レベル(半分、4分の3、満杯)であるときに行われるべきであることを指定する。1006で、選好トリガーが満杯レベルを指定しているかどうかが判定される。「はい」であるならば、処理は状態1008へ進み、満杯レベルが満杯レベルセンサシステム843によって読み出される。状態1010で、満杯レベルは選好トリガーによって指定されたレベルと比較され、満杯レベルが選好トリガーによって指定されたレベル以上であるならば、プロセスは状態1012へ進む。そうでない場合、プロセスは状態1016へ進み、プロセスは、たとえば、1時間ごと、8時間ごと、毎日、若しくは、その他の間隔でもよい所定の間隔後に繰り返される。
【0117】
状態1012で、廃棄物集配プロバイダ選好はユーザアカウントデータベースから読み出される。たとえば、ユーザは、プロバイダの名前若しくはその他の識別子を使用して特定プロバイダを指定し、又は、最低コストプロバイダが使用されるべきことを指定する。ユーザが最低コストプロバイダを使用すべきであると指定するならば、集配は入札に出される。入札要求に含まれる情報は、入札者がリサイクル可能品の価値と非リサイクル可能品目を処分するコストを決定できるように処分ユニット7002内容物を含む。1014で、選択されたプロバイダは集配を実行するように命令され、集配が行われる。
【0118】
状態1006で、トリガー選好は満杯レベルに基づいていないことが判定されたならば、プロセスは状態1018へ進み、集配トリガー選好が集配間隔又は特定日を指定するかどうかを判定する。指定しないならば、プロセスは状態1020へ進み、デフォルトの廃棄物/リサイクル品集配スケジュールが使用される。プロセスは、次に、上記と同様に状態1012及び1014へ進む。
【0119】
状態1018で、集配トリガー選好は集配間隔又は特定日を指定することが判定されたならば、プロセスは状態1022へ進み、集配命令が現時点で与えられるべきかどうかを判定する。「はい」であるならば、プロセスは上記のように状態1012及び1014へ進む。そうでない場合、プロセスは状態1024へ進み、プロセスは所定の期間後に繰り返される。
【0120】
次に、本発明の一実施形態によりサンプルを供給するプロセスを説明する。注文が消費者の品目の実際の消費に基づいて自動的に作成され始めると、消費者は、広告による影響を殆ど受けず、衝動買いをする可能性は低い。有利的には、上記と同様に、本発明の一実施形態は、製造業者及び供給業者が、自動注文プロセスとは無関係に、新しい品目を消費者へ売り込むためのプロセスを提供する。さらに、消費者は試用する関心がある品目の特性を指定するプロセスが提供される。
【0121】
サンプリングプロセスは、オプションとして、選択プロセスであり、ユーザはサンプリングプロセスに参加する希望を指定する。サンプリングプログラムに加入することにより、適格ユーザは、自分の家庭又は指定した配送アドレスへ配送された製品の無料サンプルを受け取る。サンプルは、オプションとして、製品パッケージにその製品がサンプルであることを示すバーコード又はその他のコードを含む。バーコードは品目SKUに組み込まれるか、又は、付加される。製品を使用又は消費した後、ユーザはコードをスキャンし、非サンプルについて上述したのと同様に、製品を処分ユニット7002に処分する。ユーザの保留中注文は、次に、サンプル製品の通常版を組み入れるために修正可能である。オプションとして、サンプル製品の通常版を注文に追加する前に、ユーザはユーザがそれを注文に追加したいことを確認するように促される。ユーザがサンプル製品の通常版を注文したという事実は、適用可能なプライバシーポリシー及び/又は政府規制によって許される範囲内で適切な製造業者、小売業者、流通業者、及び、広告主へ配信するためサンプルデータベースに記憶される。
【0122】
一実施例のサンプリングプロセスは、さらに、フィードバックを与えるようにユーザを促し、次に、このようなフィードバックを収集し、サンプルデータベースに格納する。上記と同様に、一実施形態では、ユーザがサンプル製品を処分するとき、ユーザはサンプル製品のコードをスキャンし、処分ユニット又はリモートデータ処理システムは、スキャンされたコードから、廃棄された製品をサンプルとして特定する。ユーザがサンプル製品の通常版を注文したくないことを示す廃棄キーを作動するならば、ユーザはフィードバックを与えるように促される。たとえば、フィードバック形式は処分ユニットのディスプレイに提示され、ユーザが品目を再注文したくなかった理由の複数の可能性を一覧表示する。ユーザは理由を選択するように要求され、ユーザが選択を実行すると、選択結果が処分ユニットによって局部的に記憶され、及び/又は、記憶のためリモートサンプルデータベースへ送信される。ユーザフィードバックは、次に、以下で詳述されるように、適切な製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主へ配信される。
【0123】
ユーザはサンプル品目を注文し、又は、注文を確認するように自動的に促されるので、サンプリングプロセスは、製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告業者がより効果的なマーケティングキャンペーンを立ち上げることを可能にする。これは、従来のサンプリング、広告、スーパーマーケット内の棚売りなどによって達成される成功率よりも高い換算率、すなわち、ユーザがサンプル製品の通常版を注文する率が得られる。
【0124】
さらに、サンプルの供給は、多数の従来技術よりも集中的であり、かつ、的確である。所定のユーザへ供給されるサンプルは、ユーザの注文履歴と、ユーザの選好及び選択された選好モードと、ユーザの世帯人口統計と、ユーザの住所などを含み、所定のマーケティングキャンペーンのための正確なターゲット消費者を識別するために役立つ、ユーザプロフィール情報に基づいて選択される。図11に示されるように、状態1102で、ユーザ人口統計情報、サンプル選択情報、サンプル選好及びモード情報、並びに、過去の注文履歴情報を含むユーザアカウント情報が受信され、データベースに格納される。状態1104で、ユーザアカウント情報は取り出され、人口統計情報は所定の製品又はサービスのターゲット消費者人口統計と比較される。状態1106で、この比較、ユーザの選択情報、及び、サンプル選好情報に基づいて、所定の製品又はサービスのサンプルを受け取るターゲット消費者が選択される。一実施形態では、SQL問い合わせが上記のパラメータを使用して作成され、ユーザにとって適切なサンプルが何であるかを決定するためにサンプル製品データベース7014に問い合わせをするため使用される。状態1108で、サンプル及びユーザ住所、並びに、住所ラベルが、供給業者、出荷及び/又は物流企業へ供給され、サンプルが配送される。
【0125】
有利的には、サンプリングプロセスは、詳細な消費量及びユーザ感想フィードバックを提供する。図12は、サンプルフィードバック情報を収集し配布する一実施例のプロセスを示す。状態1202で、所定の製品又はサービスのサンプルを受け取ったユーザの全部又は一部は、調査リクエストを再検討するため選択される。その一部は、オプションとして、廃棄プロセスの一部分としてサンプルをスキャンしたユーザだけを含むように制限され、ユーザがサンプルを使用したことを示す。状態1204で、調査は、処分ユニット7002、電子メール、通常郵便、ウェブページ、テキストメッセージ、又は、電話によってユーザへ送られる。状態1206で、調査結果が受け取られる。付加的に、又は、代替的に、以下の情報が与えられる。
−製品のサンプルを受け取った後に所定の製品を注文した世帯の割合及び数
−サンプル製品を処分ユニット7002で処分し、製品を注文しない、及び/又は、廃棄キーを作動した世帯の割合及び数
−世帯が廃棄プロセス中に、又は、後で行われる調査中に提供されるようなサンプル製品を注文しなかった理由
【0126】
状態1208で、調査結果が適切な製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び/又は、広告主へ配布される。
【0127】
図13Aは、ユーザがウェブサイト、電子メール又はそれ以外の方法でアクセスできる一実施例のサンプル選好書式を示す。この書式は、ユーザが適切な指示文字を入力するか、又は、対応するリンクを作動することにより、サンプリングプロセスへの参加に同意できるフィールドを含む。この書式には、ユーザが無料サンプルを受け入れるか否かを指示することができる製品及び製品タイプを載せる。たとえば、図13に示されるように、ユーザは、豚肉、鶏肉、牛肉、魚、海産物のようなある種の食品タイプを含む製品サンプルを受け入れないこと、又は、菜食、低脂肪、低塩、又は、コーシャ食品のようなある種の食品のタイプだけを受け入れることを書式上で指示可能である。
【0128】
サンプリングプロセスの一実施形態は、無料の製品若しくはサンプル、製品価格割引、(「製品を1個購入すると、別の製品が無料で手に入る」のような)宣伝などの権利をユーザに与えるクーポンがユーザに供給されるクーポンプロセスをさらに含む。
【0129】
廃棄物処理及び補充システム運営者、製造業者、小売業者、流通業者、及び/又は、広告主は、通常郵便を使用して、若しくは、注文の配送と共に、クーポンバーコードが印刷されたハードコピークーポンの形でユーザにクーポンを供給する。クーポンバーコードには、たとえば、eTrash社のためカスタマイズされたUPC番号システム文字#4を含む特殊バーコードが含まれる。
【0130】
クーポンは、ユーザへ電子メール送信できるか、又は、ウェブサイトを介してユーザへ供給でき、ユーザがプリントアウトできる電子クーポン又はテキスト形式クーポンコードの形でもよい。クーポンは、ユーザの処分ユニット7002へ送信し、ユニット7002若しくは接続されたコンピューティング装置によってユーザへ表示するか、及び/又は、プリントアウトすることも可能である。クーポン情報は上記のようにクーポンデータベースに格納される。クーポンデータベースは、クーポン識別子、開始日、終了日、クーポンの使用可能回数、クーポンの使用済み回数、及び、クーポン価値を含む。一実施例として、クーポン価値は、特定の金銭価値、割引率、無料出荷、又は、「X個購入すると、Y個が無料」として表現される。
【0131】
クーポンがハードコピークーポン又は電子クーポンのプリントアウトであるならば、ユーザは処分ユニット7002のスキャナを使用してクーポンコードをスキャンすることによりクーポンを入力し、適用することが可能である。クーポンがテキスト形式クーポンコードの形であるならば、ユーザは、処分ユニット7002のキーボード、又は、タッチスクリーンキーボードを使用してコードをタイプできる。クーポンが送信され、処分ユニット7002を使用して表示されるならば、クーポンは適格購入に自動的に適用される。
【0132】
クーポンは様々な使用制限がある。たとえば、クーポンは1世帯当たり一人のユーザ又は1回の使用に制限される。クーポンは時間的に制限されることもある。オプションとして、「番号付きバーコード」が使用され、各クーポンは固有のバーコード番号をもつ。クーポンが入力され、適用されるとき、クーポンの使用はクーポンデータベースに記録され、特定のバーコードがクーポンのさらなる使用を阻止するため「停止」される。
【0133】
無料製品クーポンに関して、ユーザがクーポンコードをスキャンするか、その他の方法で入力すると、廃棄物処理システムはクーポンコード情報を受信する。システムは、次に、サンプリング注文を実現するための命令を、アドレス情報と共に、第三者物流企業又はその他のフルフィルメント業者へ送信する。有利的には、サンプル製品クーポンの使用はサンプリングプロセスの使用を増加させる。たとえば、製造業者は、10,000件のクーポンを選択された消費者へ配布する許可を与え、サンプルを受け取り、及び/又は、使用した人の中で何人がその後で製品サンプルを注文したかについての換算率を評価する。評価結果に基づいて、製造業者は、さらに数件のサンプル製品クーポンをさらに選択された消費者へ発送すること、及び/又は、付加的なクーポンを消費者の全体へ広く配布することを選択できる。
【0134】
図13Bは一実施例のクーポン処理方法を示す。このプロセスは、状態1302で始まり、状態1304へ進む。ユーザは、たとえば、図8Bに示されたスキャナ838を使用してクーポンコードをスキャンし、スキャンされたコードが処理システム7005へ送信される。処理システム7005は、ユーザが同時に使用する選択権をもつ製品と、クーポンが使用できる製品サイズ及び構成と、を特定すべく、クーポンデータベース7018に問い合わせるためにコードを使用する。処理システム7005は、日付がクーポン開始日と終了日の範囲内に入ることをさらに照合する。適用可能であるならば、処理システムは、クーポンが所定の回数だけ使用可能であるかどうかを判定し、もしそうであるならば、指定された回数を超えているかどうかを判定する。状態1308で、選択権がユーザに表示するため処分ユニット7002又はコンピュータ端末7008へ送信される。
【0135】
状態1310で、処理システムは、製品サイズ、構成、及び/又は、量のユーザ選択を受信する。状態1312で、クーポンが使用されたという記録がクーポンコードと関連してクーポンデータベース7016に格納される。クーポンの使用に関する情報は、供給業者、小売業者、マーケット分析を実行するため、及び/又は、それらの製品提供を改良するため情報を使用できるリサーチ及び/又はマーケッティング事務所へ供給される。状態1314で、ユーザの注文は注文データベース7012に格納される。状態1316で、処理は終了する。
【0136】
割引クーポンに関して、ユーザがクーポンコードをスキャンするか、その他の方法で入力すると、廃棄物処理及び補充システム運営者は、クーポンコード情報を受信し、注文が割引の条件を満たすならば、割引がユーザの保留中注文に適用される。その上、所定の注文において適用可能な製品の所定の量に対して使用できる割引クーポンの個数には制限がある。
【0137】
一実施形態では、ユーザは、対応する注文及び配送モードを指定することにより、購買習慣を変更、制限し、新しい購買習慣を作成する能力が与えられる。ユーザは、自分のアカウントセットアップの一部としてモードオプションを有効にできる。ユーザがモードオプションを有効にするならば、システムは代替的な製品をユーザへ推薦する。自動補充及びモードを有利に活かすことによって、ユーザは自分の購入習慣を有利に変更し、それによって、殆ど、若しくは、全く努力せずに、より健康によい食品を購入することができる。
【0138】
代替的な製品を勧めるとき、選択されたモードは、スキャンされ廃棄された品目に類似した補充製品のため、食事選好のようなある種の予め定義されたユーザ置換規則及び制限に応じて、自動検索フィルタリングをガイドし制限する。その上、ある種のモードは、注文が発注されるとき、及び/又は、予定された配送のような配送及び注文特性を変更する。
【0139】
ユーザは、システム運営者のウェブサイトを介して、又は、処分ユニット7002のユーザインタフェースを使用して、モード規則及び制限を、設定し、訂正し、再検討することができる。これらの規則はユーザのアカウント情報の一部として記憶される。図14は一実施例のモード規則の作成/修正プロセスを示す。状態1402で、プロセスは状態1404へ進み、規則ウィザード又は書式が与えられる。ユーザは、新しい規則を作成、追加するため、又は、ユーザ選択製品カテゴリ及び/又はサブカテゴリに当てはまるように既存の規則を修正するため、ウィザード又は書式を使用する。製品カテゴリと、もし適用可能であれば、サブカテゴリが選択されるならば、ユーザは対応するモードメニューから選択可能である。一実施例のモードメニューは以下の通りである。
ダイエットモード
無脂肪モード
低脂肪モード
無グルテンモード
ピーナッツフリーモード
無塩モード
高蛋白モード
無卵モード
無乳糖モード
非乳製品モード
コーシャモード
有機モード
自然モード
社会モード
人気モード
有名人のピック
生分解性パッケージモード
専門家のピック
エコロジカルパッケージモード
M.D.(博士推薦)モード
安全モード
【0140】
状態1406で、ユーザが既存の規則を編集することを希望するかどうかを判定する。ユーザが既存の規則を編集したいならば、プロセスは状態1410へ進み、編集されるべき規則がユーザアカウントデータベースから取り出され、表示され、ユーザによって編集される。ユーザが既存の規則を編集したくないならば、プロセスは状態1406から状態1408へ進み、ウィザードはユーザによる新しい規則の作成をガイドする。状態1412で、新しい規則又は編集された規則がユーザのアカウント記録に格納され、プロセスは状態1414で終了する。
【0141】
ユーザが処分される品目をスキャンするとき、システムがユーザの指定若しくは選択したモードを満たすスキャンされた製品と類似した製品を見つけることができるならば、ユーザは、表示ユニットのユーザインタフェースを介して、ユーザが、ブランド、製品、ファミリー、及び/又は、種類を変更したいかどうかについて質問される。一実施例として、ヨーグルトの「ブランド」はダノンであり、「製品」はヨーグルトであり、「ファミリー」は無脂肪又は低脂肪であり、「種類」は、ストロベリーのような風味である。さらなる一実施例として、剃刀の「ブランド」はジレットであり、「製品」は「剃刀」であり、「ファミリー」はMach3のような製品ファミリーであり、「種類」は3パックのようなパッケージ当たりの量である。
【0142】
図15は一実施例の追加モード規則書式を示す。モード規則書式は、一実施例として、ユーザのコンピューティング装置上のウェブページとして、又は、処分ユニットを介して、ユーザに提供される。ユーザは製品カテゴリフィールドから特別の製品又は製品タイプを選択する。製品カテゴリフィールドは、ユーザが製品若しくは製品カテゴリをタイプするテキスト記入フィールドでもよく、又は、所定の製品若しくは製品カテゴリを含むメニューでもよい。製品カテゴリは、たとえば、ヨーグルト、ベーグル、チーズ、バター、シリアル、サラダドレッシング、パスタ、スナック、スープ、紅茶、コーヒー、フルーツジュース、ケーキミックス、缶詰のフルーツ、粉ミルクなどの食料品カテゴリである。製品カテゴリは、食器洗い洗剤、食器洗い機用洗剤、ハンドソープ、電池、サンドイッチ袋、アルミ箔、食品包装用ラップ、コーヒーフィルタ、浄水フィルタ、ごみ袋などの非食料品カテゴリでもよい。
【0143】
「べき」又は「べからず」のような条件因子は指定できる。モードフィールドは、上記の所定の選好モードからの選択、又は、ユーザ定義選好モードを使用する選択のため使用される。フレキシビリティフィールドは、ユーザが、製品代用、又は、代替的な製品の推薦を受け入れる際に、絶対的又は相対的なフレキシビリティレベルを指定することを可能にさせる。たとえば、ユーザは、ユーザがブランド、タイプ、ファミリー、及び/又は、種類を自発的に切り換えない意向を示すため、低レベルのフレキシビリティを指定可能である。ユーザは、ユーザがブランド、タイプ、ファミリー、及び/又は、種類を自発的に切り換える意向を示すため、高レベルのフレキシビリティを指定可能である。
【0144】
ユーザがモード選択「制限的」フィールドボックスをチェックするか、その他の方法で選択し、規則を満たす製品が代用製品の検索中に見つからない場合、代替的な製品はユーザに推薦されず、及び/又は、代替的な製品はユーザの注文リストへ自動的に追加されない。
【0145】
ユーザがモード選択「この規則をサンプリングに適用する」フィールドボックスをチェックするか、その他の方法で選択するならば、選択されたモード規則を満たすサンプルがそのユーザのため選択される。
【0146】
ユーザがモード選択「この規則だけをこの製品カテゴリに適用する」フィールドボックスをチェックするか、その他の方法で選択するならば、システムは、普通なら選択された製品カテゴリに適用されるはずの他の規則を無視する。選択されたモードがそれに関連した格付けを有するならば、格付け法が格付け法フィールドによって選択される。システムがスキャンされた製品に対して1個以上の一致するものを見つけた場合、ユーザは、格付け法フィールドを用いて、1個以上の格付け実体の中から最高格付けを有する製品がユーザの注文に追加されるべきことを指定可能である。たとえば、格付けは、製品レビューウェブサイト、又は、レビューを行う雑誌のようなレビュー実体から提供される。代替的に、又は、付加的に、格付けは、製品販売量、システム運営者若しくはその従業員の製品選好、及び/又は、一人以上のユーザ指定有名人の選好のようなマーケットデータに基づく。
【0147】
さらに、ユーザが所定の製品又は製品タイプに1個以上のモードを指定した場合、ユーザはモード優先度、すなわち、モードフィルタリング規則が適用される順序を指定可能である。ユーザは、優先度番号付けを変更することにより、又は、希望のアプリケーションの順序に対応するリストを形成するためモードをドラッグ・アンド・ドロップすることにより、モード優先度を修正可能である。
【0148】
一実施例のユーザ選択可能なモードは以下で詳述される。
【0149】
−ダイエットモード:システムは、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすダイエット又は低カロリー製品を探す。
【0150】
−無脂肪/低脂肪モード:システムは、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす無脂肪又は低脂肪製品を探す。
【0151】
−コーシャモード:システムは、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすコーシャ製品(清浄な製品)を探す。
【0152】
−有機モード:システムは、農薬を使用せずに作られるか又は栽培され、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす有機製品を探す。
【0153】
−自然モード:システムは、スキャンされた製品に類似し、人工の成分を用いずに作られ、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす自然製品を探す。
【0154】
−人気モード:システムは、スキャンされた製品に類似し、販売の量又はドル価値に基づいて最も人気があり、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。
【0155】
−有名人のピック:システムは、スキャンされた製品に類似し、指定若しくは選択された有名人のお気に入りの製品若しくはブランドとして識別され、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。オプションとして、ユーザは有名人を指定できる。その上、廃棄物処理及び補充システム運営者は、有名人が自分のお気に入りの製品及びいつも購入する製品を開示することについて有名人と契約を取り決める。オプションとして、引き換えに、製造業者はマーケティング手数料を支払い、又は、協定期間中の有名人の食料品店ショッピングの代金支払いのようなその他の誘引策を提供する。
【0156】
−生分解性パッケージモード:システムは、生分解性パッケージを有し、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすという条件で、スキャンされた製品と類似した製品を探す。
【0157】
−専門家のピック:システムは、専門家のお気に入り又は推薦するブランドであり、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすという条件で、スキャンされた製品と類似した製品を探す。専門家は、専門企業、専門機関、又は、食品若しくはワイン雑誌のような専門誌と提携し、スキャンされたタイプの製品をレビューする。専門家はさらに消費者の意見の集約でもよい。たとえば、ある種の消費者による最高格付けの製品は、専門家のピックと呼ばれる。オプションとして、ユーザは使用する専門家を選択できる。システム運営者は、このような専門家及び雑誌と契約を締結し、このようなピック又は推薦を提供する。
【0158】
−M.D.モード:システムは、スキャンされた製品と類似し、糖尿病若しくは心臓疾患のような病状に適合し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。たとえば、ある種の病状に関連した食事制限がある。医学的食事制限は、ユーザの医者によって、又は、評判の高い医療機関によって指定若しくは承認された食事ガイドラインを使用して構成若しくは指定される。
【0159】
−安全モード:システムは、アルコール、たばこ、市販薬のようなユーザによって選択された特別な製品又は製品カテゴリの購入及び/又は選択を制限する(すなわち、両親は自分の子供のためのアカウントをセットアップできるが、自分の子供がアルコールやたばこを注文することを阻止する)。さらに、ユーザは、代用品目の選択を指定された有効期限以降に制限し、又は、指定された生産国からのもの、若しくは、指定された生産国以外からのものに制限するようなその他の制限を指定できる。
【0160】
−エコロジカルパッケージモード:システムは、スキャンされた製品と類似し、スキャンされた製品よりもエコロジカル的により安全であるか、又は、リサイクル性が高く(すなわち、コカコーラ:12オンスのプラスチックボトルを12オンスのアルミニウム缶に変更、再生紙パッケージ、リサイクル可能な紙パッケージ)、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。
【0161】
1.−社会モード:システムは、製造業者の社会運動との関与が、ユーザに関心がある、若しくは、ユーザによって指定された社会運動と一致するか、又は、少なくとも部分的に一致し、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすという条件で、スキャンされた製品と類似する製品を探す。ユーザは、考慮されることを希望する社会運動(すなわち、米国又は外国労働者の待遇、アフリカにおける飢饉闘争、地球温暖化闘争、生物多様性保全努力、リサイクル努力、エネルギー効率、企業統治問題など)を指定可能である。製造業者に関するこのような情報は、オプションとして、上記の製造業者データベース7015のような製造業者データベースに格納される。有利的には、このモードの使用は、企業が社会的により責任を負う動機付けになり、それによって、市場占有率を増大させる。廃棄物処理及び補充システム運営者によって与えられるユーザ選好報告書に基づいて、このような報告書を受け取る企業は、製造業者が指定された社会問題の解決に関与するならば、自分の購入習慣を変更することを望む消費者の数がわかる。オプションとして、ユーザは、ユニットのタッチスクリーン、キーボードなどを用いて、予め決められた希望の製造業者特性に対応するコードを入力する。たとえば、タッチスクリーンは、英数字コードでもよいこのようなコードを入力するソフト社会モードキーを含む。社会モードキーを作動すると、エントリーフィールドがコードを受け付けるため表示される。一例として、環境団体は、プラスチックパッケージが環境に引き起こす問題を説明する広告を雑誌に出す。この広告は相当する社会モードに対応するコードを用意し、製品は環境にやさしいパッケージを使用する製造業者へ発注される。たとえば、広告は、「環境にやさしいパッケージを使用する製造業者に製品を注文したいならば、社会モードキーを押下して、『524』と、必要に応じて、あなたのパスワードとを入力すると、このモードがあなたのアカウントに自動的に追加されます。」と語る。
【0162】
−トラベルモード:このモードは旅行者が特に使用するモードである。トラベルモードが選択されたとき、次の自動配送日よりも、ユーザが旅行から戻る日付のようなユーザ指定日が配送のため優先される。
【0163】
−その他のモード:ウェイトコントロールプログラム又は筋肉増強プログラムのような、専門組織からのその他の予めカスタマイズされた規則及び制限。
【0164】
顧客満足をより確実にするため、ユーザは、システムが、電子メール、通常郵便、ウェブサイトページ、テキストメッセージ、インスタントメッセージ、通話のような手段によって、又は、他のメッセージング技術を使用して、ユーザが選択されたモードによってトリガーされた製品及び注文の提案された変更を確認することを要求する確認通信を行うことを指示する。ユーザ命令はユーザ選好書式を使用して与えられる。
【0165】
図16は、ユーザ指定優先度を有する複数の製品カテゴリのための一実施例のモード選択書式1600を示す。この実施例の書式は、優先度フィールド、製品カテゴリフィールド、被選択モードフィールド、制限フィールド、フレキシビリティフィールド、及び、説明フィールドを含む。制限フィールドは、ユーザが代用の、又は、推薦された代替的な製品若しくは品目を、ある種の成分を含まないもの、又は、その他のある特性をもたないものに制限することを望むか否かを示すため使用される。説明フィールドは、制限フィールドによって制限されるべき特性を記述若しくは指定するため使用される。一実施例として、説明は、ユーザが制限した1個以上の成分、すなわち、代替的な、又は、代用製品に認められない成分を列挙する。
【0166】
図17は、製品名、価格、サイズ、ブランド、タイプ、ファミリー、及び、種類/風味フィールドを含む製品の一実施例のレコードを示す。成分、カロリー、及び/又は、スペシャルティ特性フィールドのようなその他のフィールドも同様に含まれる。従って、代用品又は推薦された代用品を探索するとき、システムは、潜在的な代用製品のサイズ、ブランド、タイプ、ファミリー、及び、種類/風味、並びに、その他の特性が、ユーザによって許容されるものと一致するかどうかを判定する。もしそれらが一致するならば、製品は適当な代用製品又は推薦された代用製品であり、ユーザは製品名及び価格が提供され、及び/又は、品目がユーザの注文に追加される。
【0167】
図18は、図9に示された代用モード状態911に対応する一実施例のモード適用プロセスを示す。状態1802から始まり、プロセスは状態1804へ進み、提案モードオプションフラグ及び代用モードオプションフラグがユーザアカウントデータベースから読み出される。いずれかのフラグがセットされているならば、廃棄品目に関して、ユーザはユーザに提案されるべき、又は、ユーザの注文に自動的に追加されるべき適切な代用製品が存在するかどうかをシステムが判定することを希望することを示し、プロセスは状態1806へ進み、第1の代用モード規則がユーザアカウントデータベースから取り出される。状態1808で、規則が廃棄製品カテゴリ及び/又はサブカテゴリに適用可能であるかどうかを判定する。たとえば、カテゴリは、ヨーグルト、ソーダ、コーヒー、シリアル、サラダドレッシング、肉、洗剤、歯磨き粉、石けん、又は、電球であり、対応するサブカテゴリは、ストロベリーヨーグルト、コーラタイプソーダ、インスタントコーヒー、ホットシリアル、イタリアンサラダドレッシング、牛肉、タイル洗剤、子供用歯磨き粉、軟石けん、及び、蛍光電球を含む。規則が適用できないならば、プロセスは状態1814へ進む。規則が適用可能であるならば、プロセスは状態1810へ進む。
【0168】
状態1810で、製品データベースは、規則を満たすマッチング代用製品が存在するかどうかを判定するため、検索又は問い合わされる。マッチング代用製品が存在しないならば、プロセスは状態1812から状態1824へ進み、ユーザは、廃棄された製品の交換がユーザの注文に組み込まれるべきかどうかに関して問い合わされる。ユーザの回答が「いいえ」であるならば、プロセスは状態1826へ進み、交換製品をユーザの注文に追加するプロセスは休止又は取り消され、プロセスは終了状態1828へ進む。ユーザの回答が「はい」であるならば、プロセスは状態1824から状態1818へ進む。
【0169】
状態1812を再度参照すると、マッチング代用製品が存在するならば、プロセスは状態1812から状態1814へ進む。状態1814で、ユーザが付加的な規則を定義したかどうかを判定する。「はい」であるならば、プロセスは状態1806へ戻り、付加的な規則が潜在的な代用製品をさらにフィルタリング又は除去するために適用される。そうでない場合、プロセスは状態1816へ進む。マッチング製品の他にも状態1810で識別されるならば、状態1816で、ユーザ選好がユーザアカウントデータベースから取り出され、どれがユーザ選好をより厳密に満たすかに応じて、識別された代用製品を格付けする。一実施形態では、最も安価なマッチング製品が最高ランクの製品として指定される。最高ランクの製品は次に代替的な製品として選択される。
【0170】
ユーザの代用モードオプションフラグがセットされているならば、状態1818で、代用品がユーザの注文に追加されているという確認が電子メール、処分ユニット、又は、それ以外の手段によってユーザへ供給される。ユーザの提案モードオプションフラグがセットされているならば、ユーザは、提案された代用品を受け入れることを望むかどうかを尋ねられ、処分ユニットのユーザインタフェース、又は、別の手段で入力されたユーザの応答が格納され、動作の基準になる。状態1820で、代用製品がユーザの注文に追加され、プロセスは状態1828で終了する。
【0171】
再度状態1804を参照すると、提案モードオプションフラグと代用モードオプションフラグのどちらもセットされていないならば、プロセスは状態1822へ進み、ユーザのアカウントデータが読み出され、上記のトラベルモードのような他のモードがセットされているかどうかを判定する。他のモードがセットされているならば、これらのモードは実施済みであり、プロセスは終了状態1828へ進む。
【0172】
さらに、処分ユニット内容物情報、ユーザ注文選好、及び、ユーザの注文履歴を使用して、在庫管理及び制御が非常に高い正確さと高感度で実行される。上記のように、処分及び交換システムは、スキャンされ、処分ユニットに入れられた製品に関する情報を格納する。この情報は、次に、対応する世帯の製品消費に関する実質的にリアルタイムの情報を作成するために使用される。その上、ユーザ注文選好、配送選好、及び、処分ユニットの内容物情報、消費され、未だ補充されていない品目に関する情報に基づいて、処分及び交換システムは、交換製品が補充のため供給業者へ発注されるとき、又は、発注される可能性が高いときを予測する。
【0173】
特に、内容物情報、ユーザプロフィール、及び/又は、ユーザ保留中注文に基づいて、処分及び交換システムは、未だ補充されていない消費された製品のデータベースを作成又は更新する。たとえば、データベースは、処分ユニット、又は、リモートデータ処理システム7005のようなリモートデータ処理システムに格納される。データベースは、補充されるべき製品の識別子、製品数量、その製品数量が必要になる予想日、製品が必要とされる場所の郵便番号及び/又は地域、及び、対応する製品数量を必要とする小売業者又は流通業者を含む。このデータベースは、処分及び交換システムの規則及びプライバシーの規制に従って認定された小売業者及び製造業者によって、SQL問い合わせなどを使用して問い合わせ可能である。代替的に、又は、付加的に、交換を必要とする品物のタイプ及び数量に関する情報は、問い合わせが無くても、選択された小売業者及び供給業者へ、電子メール又はその他の方法で供給される。小売業者及び製造業者は、オプションとして、競合相手の情報、又は、所定のユーザの特定の注文/世帯が供給されない。たとえば、多数のユーザの注文情報は一つに集計され、個別のユーザを一意に識別する情報を含まずに供給業者へ与えられる。
【0174】
関心のある情報を見つけるため、小売業者又は製造業者はそれらの問い合わせを、
−郵便番号
−地域
−製品
−配送日
−数量
−指定配送日
−製造業者 及び/又は
−小売業者
によって限定する。
【0175】
製造業者、小売業者、及び、供給業者は、効率及び物流を改善し、運転資金必要額を削減し、製品売上数量実績を評価するため、販売予測及び生産計画用の実質的にリアルタイムの消費情報を利用する。
【0176】
特に、小売業者は、将来の販売及びより良好な計画購入を予測し、在庫を削減し、注文の部分的な履行を管理するため、データベースから取り出されたデータを分析する。問い合わされた情報は、キャンペーンがどの程度成功したかを郵便番号、地域、日付などによって評価するため、製造業者によって使用される。その上、製造業者は、品物が消費された場所の郵便番号又は地域に応じて、製品をその地域の流通業者へより効率的に供給可能である。製造業者は、生産計画目的のため製品消費情報をさらに使用する。
【0177】
たとえば、ユーザが特定の小売業者又は供給業者へ発注されるべきことを指定したとき、ユーザの注文が自分に発注されることがわかっている指定された小売業者又は供給業者は、対応する注文中の品目及び数量を在庫に保持するため、保留中のユーザ注文についての予備知識を使用する。
【0178】
注文及び供給連鎖プロセスに関与する様々な業者の多くは、効率を高め、コストを削減するため、同じ施設又は拠点内に配置可能である。様々な業者には、倉庫及びドックを共用する製造業者、小売業者、及び、物流企業が含まれる。労働コスト及び一般経費は、協同組合のように当事者間で分担される。製造業者は販売予測に応じてレベルが決められた在庫をもち、小売業者は、自分が履行したいユーザの注文を選択又は入札するとき、及び、自分が実際に注文を履行するときに品目を電子的に購入できる。
【0179】
さらに、廃棄物処分及び交換システムの実施形態は、消費者に家庭内在庫管理を提供する。特に、廃棄物処分及び交換システムは、ある一定又は所定の期間に亘る消費者の製品消費パターンを分析し、その世帯の最適在庫レベルを計算する。このレベルが一旦わかると、システムは、完全に消費された交換品目、又は、廃棄物処分及び交換システムが過去の処分履歴に基づいて所定の期間の範囲内で完全に消費されることを予測する品目の交換品の購入を消費者に指摘若しくは催促する。廃棄物処分及び交換システムは、さらに、世帯が最適又は好ましい在庫レベルに達するまで、仕入れ過剰品を購入しないようにユーザに通知又は忠告する。
【0180】
オプションとして、廃棄物処理及び補充システム運営者は、消費者のプライバシーを確保するステップを行う。たとえば、以下の技術:世帯又はユーザは英数字コードだけを使用して識別される;住所情報は、注文を配送する物流企業のような業者だけに供給される;処分ユニット7002及び/又はコンピューティング装置との通信は暗号化される;オプションとして、小売業者は注文内容とクライアント識別英数字コードだけが通知される;及び/又は、オプションとして、物流企業は配送先住所だけが通知され、特定の注文内容が通知されない、のうちの一つ以上が使用される。
【0181】
ユーザが注文は特定の小売業者又は供給業者へ発注されるべきことをユーザの注文選好に指定した場合、システムはユーザ注文を受信し、注文をその小売業者又は供給業者へそのまま転送する。ユーザが注文は、オプションとして配送料金を含む、全体的な注文コストが最良である小売業者又は供給業者へ発注されるべきことを指定した場合、注文は以下の実施例のプロセスに従って管理される。
【0182】
一実施形態において、ユーザが注文に応じるため最低価格供給業者が使用されることを指定したとき、システムがユーザ注文選好、出荷選好、及び、注文を受信し格納すると、システムは、小売業者又はその他の供給業者のような潜在的な入札者に、注文情報と希望配送日及び/又は出荷日を供給する。入札者は、次に、注文及び注文配送の価格設定情報を含む入札をシステムへ返信する。システムは、次に、入札を比較及び/又は格付けし、最低価格入札、次の最低価格入札などを特定する。注文は、次に、希望配送日及び/又は出荷日の所定の範囲を満たすか、又は、所定の範囲内にある最低コストプロバイダへ発注される。
【0183】
図19はユーザが最低価格供給業者を要求する場合に使用される入札プロセスを示す。状態1901で始まり、プロセスは状態1902へ進み、システムはユーザの注文選好、出荷選好、及び、注文を取り出す。状態1904で、システムは、たとえば、ウェブ検索ロボットなどを使用して、供給業者のウェブサイトを介して、供給業者データベースにアクセスし、注文中の品目に対する供給業者の価格を取り出す。状態1906で、注文の最低総価格が決定される。このプロセスは、所定の期間中に発注された他のユーザの注文に対して繰り返される。状態1908で、注文は分類又は集計され、グループ分けは、たとえば、XMLプロトコルを使用して、システムウェブサイトのセキュア領域に「公開」され、競売にかけられる。グループ分けは、要求された配送、注文日、注文された品目の類似性若しくは共通性、及び/又は、地理的位置に基づいている。状態1910で、所定のグループ内のユーザの注文のそれぞれについて先に決定された最低価格が総計される。
【0184】
状態1912で、小売業者のような供給業者は、自分の通常の小売又は卸売価格に対して割引を申し出て注文の各グループを入札する。所定のグループの予約がそのグループの予め計算された合計価格に設定される。すなわち、落札はそのグループの合計価格よりも低くなければならない。状態1916で、最低コスト入札者が決定される。状態1916で、競売が終了するとき、所定のグループの注文は最良すなわち最低入札者へ転送される。状態1918で、所定のグループの入札の全体的な割引に比例して、割引が注文に適用される。プロセスは状態1920で終了する。
【0185】
小売業者又は供給業者がユーザの注文に入札したいが、その注文が「予約」された品目を含むことが通知される場合、すなわち、ユーザがある特定の品目の注文は指定された異なる小売業者又は供給業者へ発注されるべきであることを指定している場合、小売業者又は供給業者はユーザの品目を供給するため競売へ参加することを控える。
【0186】
上記の処分ユニットはさらにオプションとして投票のため使用される。たとえば、処分ユニットのタッチスクリーンは、投票用紙を提示し、製造業者又は供給業者の質のような項目についての投票、又は、製造業者又は供給業者にどの程度の社会的責任があるかについての投票を受信するため使用される。票は収集され、蓄えられ、加算され、投票の結果は製造業者及び/又は供給業者を選択するためユーザによって使用される。オプションとして、ユーザは、投票するためにパスワード及び/又は社会保障番号のような固有識別子を用意するように要求される。
【0187】
処分ユニットはさらにオプションとして、適切なソフトボタンを作動することによりサービスを要求するため、その他の方法で要求を行うため使用される。たとえば、ベビーシッター要求に対応するソフトボタンが設けられる。同様に、ソフトボタンは警察、消防署、又は、救急サービスへの至急呼出を申し込むため設けられる。
【0188】
その上、バーコードスキャナは請求書のバーコードをスキャンするため使用される。ユーザは、次に、パスワードを入力し、適当な許可を与え、それは処分ユニットによってシステムへ送信され、請求はクレジットカード、デビット口座、又は、その他の金融証書に課金される。
【0189】
本発明のある種の変形形態及び変更形態は当業者に明らかになることを理解されたい。本発明の範囲は実例、又は、上記の実例の説明によって限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0190】
【図1】本発明の一実施形態による電子ごみユニットの斜視図である。
【図2】図1に表された制御パネルの正面図である。
【図3】図2に表された制御パネルの裏側の背面図である。
【図4】本発明の一実施形態による制御パネルの内部コンポーネントの説明図である。
【図5】本発明の一実施形態による電子ごみネットワークのブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態による詳細なごみ処理プロセスのフローチャートである。
【図7】ネットワーク型システムの第2の例示的な実施形態の説明図である。
【図8A】第2の実施例のごみ処分装置及び注文システムの説明図である。
【図8B】第2の実施例のごみ処分装置及び注文システムの説明図である。
【図8C】第2の実施例のごみ処分装置及び注文システムの説明図である。
【図9A】一実施例のスキャニング、確認、及び、注文プロセスの説明図である。
【図9B】一実施例のスキャニング、確認、及び、注文プロセスの説明図である。
【図10】一実施例の廃棄物及び/又はリサイクルプロセスの説明図である。
【図11】サンプルを受け取るユーザを選択する一実施例のプロセスの説明図である。
【図12】サンプルフィードバック情報を回収し配布する一実施例のプロセスの説明図である。
【図13A】一実施例のサンプル選好書式の説明図である。
【図13B】一実施例のクーポン処理方法の説明図である。
【図14】一実施例のモード規則作成/修正プロセスの説明図である。
【図15】一実施例のモード規則書式の説明図である。
【図16】一実施例のモード選択書式の説明図である。
【図17】一実施例の製品記録の説明図である。
【図18】一実施例のモード適用プロセスの説明図である。
【図19】一実施例の入札プロセスの説明図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は廃棄物処分に係わり、特に、廃棄物処分処理と処分品目の交換の方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
世界人口の増加のため、ごみを埋める昔から続く解決策は、たとえば、埋立地の利用制限、及び、結果として生じる環境の汚染を含む多数の理由から魅力が無くなっている。廃棄に関連した問題の一部の緩和を支援する目的で、リサイクルの人気が増している。リサイクルは、ごみの総量を減少させることによっても役立ち、天然資源をより効率的に利用するが、再生利用されるべき品目の集配及び仕分けは非効率的であり、かつ、費用がかかることが多い。
【0003】
現代のごみ処分の別の検討事項は、品目が廃棄されるとき、それを交換すべき場合が多いことである。多くの場合に、これは、作業者が廃棄品目を確実に交換するための行動を起こすことを必要とする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、廃棄品目の処理、廃棄品目に関する情報処理、及び、廃棄品目の交換に関係する。
【0005】
本発明の一実施形態は、ショッピング注文を自動的に作成し、サンプルを選択する他に、在庫管理、廃棄物処分、及び、リサイクルを容易化するため、消費量を有利に使用する。本発明の実施形態は、消費者の時間、エネルギー及び資金を節約する。
【0006】
一例の実施形態では、処分装置は、廃棄される品目のパッケージに格納されたデータをスキャンする。スキャンされたデータは処理され、ショッピング注文を作成し、サンプルを供給し、在庫を管理し、及び/又は、廃棄物処分作業を管理するため使用される。特に、注文リストは、スキャンされたデータ及びユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて自動的に作成される。有利的には、ユーザは注文と配送日時を修正可能である。製品サンプルはユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて同様に供給される。
【0007】
さらに、実質的にリアルタイムの消費情報は、供給業者が将来の消費者注文を予測することを可能にさせ、これにより、供給業者がより効率的に在庫を管理し、製造業者が生産をより良く計画することを可能にさせる。同様に、実質的にリアルタイムの処分情報は、廃棄物処分及びリサイクル作業者が廃棄物及びリサイクル集配と処理作業をより良く計画することを可能にさせる。
【0008】
廃棄物処分システムの一実施形態は、プロセッサ、プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナ、及び、プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースを含む廃棄物処分ユニットを具備する。廃棄物処分システムは、ネットワークを介して廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムをさらに具備し、リモート処理システムは、廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられた製品選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、スキャン情報及びユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて第1の品目を交換するため、少なくとも第1の潜在的な代用品目を選択するように構成された第2の命令と、潜在的な代用品目をユーザ注文に加えるように構成された第3の命令と、を含む。
【0009】
一実施形態は、交換製品を選択するため、ユーザ選好情報を電子的に処理する方法であって、ユーザによって廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、データベースからユーザの選好情報を入手するステップと、少なくとも廃棄された品目の識別情報及び選好情報に基づいて、少なくとも一つの局面で廃棄された品目とは異なる交換品目である、廃棄された品目の交換品目の推薦をネットワーク経由で送信するステップと、を含む方法を提供する。
【0010】
別の実施形態は、ユーザ選好情報を電子的に処理し、交換製品を選択する方法であって、ユーザによってパッケージが廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、コンピュータ読み取り可能なメモリからユーザの選好情報を入手するステップと、廃棄された品目の識別情報及び選好情報に少なくとも基づいて、パッケージが廃棄された品目の交換品目をユーザ注文に追加するステップと、を含む方法を提供する。
【0011】
さらに別の実施形態は、ユーザの注文を管理する方法であって、発注トリガーを指定するため使用されるユーザ定義規則をネットワーク経由で受信するステップと、ユーザ定義規則をコンピュータ読み取り可能なメモリに格納するステップと、ユーザの廃棄された品目の情報をネットワーク経由で受信するステップと、廃棄された品目の情報に少なくとも部分的に基づいて注文リストを作成するステップと、ユーザ定義規則に少なくとも部分的に応じて注文リストを発注するステップと、を含む方法を提供する。
【0012】
一実施形態は、プロセッサ、プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナ、及び、プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、ネットワークを介して廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたリモート処理システムとを含む廃棄物処分ユニットを具備する処分及び供給システムを提供する。リモート処理システムは、ユーザへ供給されるべきサンプルを選択するため少なくとも部分的に格納された、廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられたサンプル選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、第1の品目がサンプルであることを受信されたスキャン情報から判定するように構成された第2の命令と、ユーザがサンプルの交換品を注文したいかどうかを示す意向を廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成された第3の命令と、サンプルの交換オプションを見つけるように構成された第4の命令と、交換オプションを廃棄物処分ユニットへ送信するように構成された第5の命令と、廃棄物処分ユニットからユーザによるオプション選択を受信するように構成された第6の命令と、を含む。
【0013】
別の実施形態は、サンプルを選択的に供給する方法であって、ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、サンプル選好及び廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルをユーザへ配送させるステップと、を含む方法を提供する。
【0014】
さらに別の実施形態は、サンプルを選択的に供給する方法であって、ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、選好をデータベースに格納するステップと、ユーザ指定サンプル選好を満たす第1のサンプルを第1のユーザへ配送させるステップと、を含む方法を提供する。
【0015】
別の実施形態は、少なくとも第1の廃棄物処分ユニットのユーザに関連したサンプル選好を格納するデータベースと、廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目の情報を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、第1の品目がサンプルであることを受信されたスキャン情報から判定するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と、ユーザが第1の品目の非サンプル版を注文したいかどうかを示す意向を廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第3の命令と、を含み、ネットワークを介して少なくとも第1の廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成された処理システムと、を具備する処分データ処理及び供給システムを提供する。
【0016】
さらに別の実施形態は、サンプルを選択的に供給する方法であって、ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、サンプル選好及び廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルをユーザへ配送させるステップと、を含む方法を提供する。
【0017】
一実施形態は、プロセッサと、プロセッサに接続され、廃棄ユニット内に入れられた品目のコードをスキャンするように構成されたスキャナと、プロセッサに接続され、ネットワーク経由で情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、廃棄ユニットの内容物に関する情報及び廃棄ユニットのユーザに関連したプロフィールを格納するデータベースとを含む廃棄ユニットと、ネットワークを介して廃棄ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムであって、データベースから格納された情報の少なくとも一部を受信するように構成され、受信された情報が少なくとも第1の品目が補充されるときに関する指標を与えるコンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、第1の供給業者が在庫必要量を予測することができるように、受信された情報の少なくとも一部を少なくとも第1の供給業者へ提供するように構成されたコンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と、を含むリモート処理システムと、を具備する廃棄情報処理装置を提供する。
【0018】
別の実施形態は、ネットワークを介して少なくとも第1のネットワーク型廃棄ユニットの内容物に関する情報、及び、第1の廃棄ユニットのユーザに関連した、配送と出荷の選好の少なくとも一方を含む、プロフィール情報を受信するステップと、第1の事業者が在庫必要量を予測できるように、ネットワークを介して受信情報の少なくとも一部を少なくとも第1の事業者へ供給するステップと、を含む在庫を予測するため役に立つ情報を提供する方法を提供する。
【0019】
さらに別の実施形態は、ネットワークを介して複数のユーザの注文の、少なくとも一部分が処分された品目からスキャンされた情報に基づく、注文情報を受信するステップと、コンピュータアクセス可能なメモリから少なくとも部分的に注文情報に基づく第1の価格決定情報を入手するステップと、少なくとも第1の特性に基づいて注文の一部分を第1のグループに自動的に分類するステップと、少なくとも部分的に第1の価格決定情報に基づいて最高許容入札価格を設定するステップと、ネットワークを介して第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を受信するステップと、見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するステップと、第1の注文のグループを選択された供給業者へ発注するステップと、を含む注文を割り当てる方法を提供する。
【0020】
さらに別の実施形態は、複数台の廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたネットワークインタフェースと、ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、複数台の廃棄物処分ユニットから内容物情報を受信するように構成された第1の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも部分的に内容物情報に基づいてユーザ注文を作成するように構成された第2の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも第1の特性に基づいて注文の一部分を第1のグループに分類するように構成された第3の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を処理するように構成された第4の命令と、プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するように構成された第5の命令と、を具備する注文を割り当てるように構成された装置を提供する。
【0021】
一実施形態は、第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処分ユニットの状態情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、ユーザ規則を格納するデータ記憶装置と、データ記憶装置から第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すように構成された第1のプロセッサ実行可能な命令と、少なくとも部分的に状態情報に基づいてユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するように構成された第2のプロセッサ実行可能な命令と、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の期間が経過したときにユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するように構成された第3のプロセッサ実行可能な命令と、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配事業者に廃棄物を集配させるように構成された第4のプロセッサ実行可能な命令と、を具備する廃棄物集配装置を提供する。
【0022】
別の実施形態は、第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処理ユニットの満杯センサからセンサ情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、ユーザ定義規則及び選好を格納するデータ記憶装置と、データ記憶装置から第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出し、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを少なくとも部分的にセンサ情報に基づいて判定し、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定し、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、廃棄物を集配するため、データ記憶装置から入手された第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に命令を送信する廃棄物集配始動システムと、を具備する廃棄物管理装置を提供する。
【0023】
さらに別の実施形態は、コンピュータアクセス可能なメモリから第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すステップと、ネットワークを介して受信する廃棄物ユニットの状態に少なくとも部分的に基づいてユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するステップと、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するステップと、ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なデータベースから入手された第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に廃棄物を集配させるステップと、を含む廃棄物を処理する方法を提供する。
【0024】
本発明の実施形態は以下に要約された図面を参照して本明細書で説明される。これらの図面及び関連した記述は、本発明の範囲を限定するためではなく、本発明の例示的な実施形態を説明するために提供された。
【0025】
本発明と、その結果として伴う効果及び特徴のより完全な理解は、添付図面と併せて斟酌されたときに以下の詳細な説明を参照してより容易に認められるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明の実施形態は、廃棄品目の処理、廃棄品目に関連した情報の処理、及び、廃棄品目の交換に関係する。
【0027】
以下の説明を通じて、用語「ウェブサイト」は、ハイパーテキスト文書の符号化及び伝送の基本的なワールド・ワイド・ウェブ標準を実施するユーザアクセス可能なネットワークサイトを表す。これらの標準には、現在、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)、HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)、Java(登録商標)、及び、XMLが含まれる。ウェブ又はその他のネットワークサイトは、たとえば、互いに適切にリンクされた複数の地理的に分散したコンピュータシステムを具備するので、用語「サイト」は、単一の地理的場所を意味することを目的としないことに注意すべきである。さらに、以下の説明は、インターネット及び関連したプロトコルを利用する実施形態に関係するが、ネットワーク型双方向テレビジョンのようなその他のネットワーク及びその他のプロトコルも同様に使用される。その上、別段の指定のない限り、ここで説明されている機能は、好ましくは、1台以上の汎用プロセッサ上で動く実行可能なコード及び命令によって実行される。しかし、本発明は、専用コンピュータ、状態機械、及び/又は、ハードワイヤード電子回路を使用しても実施できる。
【0028】
以下で説明するように、一実施形態では、廃棄ユニットは廃棄された品目パッケージに格納されたデータをスキャンする。スキャンデータは処理され、ショッピング注文を作成し、サンプルを供給し、在庫を管理し、及び/又は、廃棄物処分作業を管理するため使用される。特に、ショッピング注文リストは、少なくとも部分的にスキャンデータ及びユーザ選好に基づいて自動的に作成される。有利的には、ユーザは、注文と配送スケジュールのための時間枠とを修正可能である。一実施形態において、生産品サンプルは少なくとも部分的にユーザ選好に基づいて同様に供給される。
【0029】
さらに、リアルタイムの消費情報は、供給業者が将来の顧客注文を予測することを可能にさせ、それによって、供給業者が在庫をより効率的に管理し、製造業者がより良く生産を計画することを可能にさせる。同様に、リアルタイムの処分情報は、廃棄物処分及びリサイクル作業者が、廃棄物及びリサイクル集配と処理作業とをより良く計画することを可能にさせる。
【0030】
図1を参照すると、電子ごみ処分ユニット10は、収納領域120、収納領域120を覆うため可動的に接続された制御可能な蓋110、及び、1個以上の補助蓋を含む制御可能な蓋110の上端に配置された制御パネル100を具備する。オプション的に、蓋110は、図4に示されたCPU400の制御下で電動化される。収納領域120は任意の適当な形状(たとえば、円筒型、長方形、正方形など)をとる。示された実施形態では、ごみは重力を使用して適切な容器に堆積される。図示されたように、制御可能な蓋110は、開口部112、113、114及び115とそれぞれに対応する4個の別個の収納箱112a、113a、114a及び115aの4個の別個の開口部112、113、114及び115を対応して覆う4個の補助蓋を含む。閉鎖位置では、これらの補助蓋は、廃棄されるべきごみ品目(図示せず)が置かれる一時的な固定棚になるように一体的に動く。廃棄されるべきごみ品目は、制御パネル100上に設置されたスキャニング装置140がごみ品目に設置されたバーコードのようなコードを電子的に読み取れるように置かれる。ごみ品目は識別され、適切な開口部が作動され、制御可能な蓋110に置かれたごみ品目が収納領域120内の適切な収納箱(112a、113a、114a及び115a)に落とされる。収納箱(112a、113a、114a及び115a)は、収納領域120と共に、金属で作られ、既知の建設方法を使用して製作されるか、又は、ポリマー若しくは複合材料から作られる。
【0031】
格納箱(112a、113a、114a及び115a)のそれぞれは、ユニット10を空にしやすくするため取り外し可能なライナー(図示せず)を含む。このライナーは使い捨て可能で、廃棄ごみに留まり、又は、より大きい貯蔵容器へ空けられ、ユニット10へ戻される再使用可能なライナーである。ライナーは、その中に存在するリサイクル可能なものの種類を示すため異なる色で作られる。当業者に明らかであるが、上記の方法で識別されたごみ品目を収納領域120へ運ぶためにコンベヤベルト系を使用するような、ごみを仕分けし、蓄積するその他の手段が適合し、本開示内容の範囲に含まれると考えられる。同様に、4個の開口部(112、113、114及び115)が示されているが、より多数又は少数の開口部が本発明の精神から逸脱することなく利用される。
【0032】
制御パネル100は図2乃至4を参照して説明される。図示されるように、制御パネル100はごみユニット10のユーザインタフェースを簡単に操作するため配置される。制御パネル100は、本発明によって廃棄されるごみ品目に関する情報を表示する情報ディスプレイ130を含む。表示可能な情報の種類の例には、品目、品目を交換するためのコスト、品目のタイトル、識別コード、製品広告、並びに、ユーザに役立つその他の情報に関する詳細な説明が含まれる。表示された情報はユーザの個別のニーズに合うようにカスタマイズされる。表示可能な情報は、ユニット10内に存在するデータベースに格納され、又は、インターネットのような通信ネットワークを使用してリモートデータベースから入手される。
【0033】
ディスプレイ130はビジュアルディスプレイとして描かれているが、音声合成出力装置のような、希望の情報をユーザへ通知するために適当なあらゆる手段を使用することは本開示内容の範囲に含まれる。従って、たとえば、ごみユニット10の一実施形態は、制御パネル100に関して説明されるような制御パネルインタフェース、及び/又は、音声コマンド及び出力インタフェースを含み、それによって、ユーザはユニット10へ口頭指示を行い、ユニットは、オーディオ信号を使用してフィードバック及び情報を提供可能である。オプションとして、ディスプレイ130は、タッチスクリーンディスプレイでもよく、ユーザ入力はこれを介して与えられる。
【0034】
本発明の一実施形態において、廃棄ボタン125は、ごみ品目をスキャンする制御コマンドを始動するため使用される。ごみ品目が上に置かれたときに自動的にスキャンを開始する制御可能な蓋110の上に設置された加圧駆動型スイッチのような他の方法を使用してもよい。オプションとして、廃棄ボタン125に加えて、又は、その代わりに、動き又は圧力センサ回路が組み込まれる。人又は物体がそのユニットへ接近若しくは近づくとき、人又は物体の存在を検出するセンサに応答して、スキャナが作動され、機能を開始する。オプションとして、ユーザは、スキャニングが実行される前に、パスワードを入力するように要求され、それによって、子供やその他の無許可の人がシステムを使用することを防ぐ。
【0035】
他のユーザ機能は必要に応じて組み込まれ、典型的にボタン126として例示されている。ボタン126は、ユニット10をカスタマイズするためユーザ設定されたソフトウェアプログラマブルボタンでもよく、或いは、オーバーライドスイッチのような機能特化入力でもよい。バーコード又はRFIDスキャナ140は、貼り付けられた機械スキャン可能なコードを使用して品目を識別するため、制御可能な蓋110に置かれたごみ品目をスキャンすべく位置付けられる。コードは製造業者によって貼られ、又は、本発明のユーザによって貼り付けられる。他の電子識別装置及びプロセスを使用してもよい。たとえば、光学レーザスキャナは品目を識別すべく品目パッケージ及び/又はラベリングをスキャンするため使用される。代替的に、又は、追加的には、上記ユニットに含まれた対応する磁気スキャナによってスキャンされる、磁気的に符号化されたラベルを品目に組み込むことができる。
【0036】
制御ユニット100は、特定のアプリケーションによって必要に応じて様々なインタフェースコンポーネントをさらに有する。一実施形態では、制御ユニット100は、キーボードポート240、シリアルポート230、電話回線アダプタ220、及び、イーサネット(登録商標)アダプタ210のようなネットワークアダプタを具備する。キーボード(図示せず)は、ごみ品目又は廃棄命令のような英数字情報を制御ユニット100へ入力するため使用される。キーボードは制御パネル100に直接的に組み込んでもよい。シリアルポート230は、携帯情報端末(PDA)、プリンタ、バックアップドライブなどの様々な外部周辺機器を接続するため使用されるが、それらに限定されない。このような装置は当技術分野で既知であり、本発明はユーザが、ユーザの要求に最もよく適合するように制御ユニット100とインタフェースをとるために適切な技術を利用することを可能にさせる。たとえば、テープ又は半導体バックアップドライブは、ユニット10の日中のアクティビティのバックアップを毎晩作成するためシリアルポート230に差し込まれ、又は、ユーザは、適切なインタフェース(すなわち、シリアルポート230或いはネットワークアダプタ210など)を使用して、PDA若しくはパーソナルコンピュータを制御ユニット100へ接続し、ユニット10の内容をPDA若しくはパーソナルコンピュータにダウンロードできる。
【0037】
ごみユニットは、当技術分野で既知の入力/出力インタフェースの中で、パラレルポート、ファイアワイヤポート、USBポート、USB2ポート、ポインティングデバイス入力のような他のインタフェースを組み込むことが可能である。電話回線アダプタ220のような標準的な電話入力の他に、ワイヤレス通信リンクがアンテナ200を使用して通信ネットワーク(すなわち、インターネット)と通信するために使用される。アンテナ200は制御ユニット100の内部に位置付けることも可能である。パワーボタン250は制御ユニット100に収容された電子部品への電力を制御するため設けられる。
【0038】
制御ユニット100は、CPU400、関連メモリ414、及び、当技術分野で既知のようにCPU400がコンピュータとして動作することを可能にさせるコンポーネントを含む。メモリ414は、プログラムコード及びデータを格納する揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリを含み、プログラムコードはデータを処理し、スキャナ140、蓋110、ネットワークインタフェース210、制御パネル100及びその他のごみユニット装置を含むごみユニットの動作を制御するためCPU400によって実行される。一例として、不揮発性メモリには、固定若しくは着脱式半導体フラッシュメモリ、磁気ディスクドライブ、及び/又は、光ディスクドライブが含まれる。揮発性メモリにはRAMが含まれる。
【0039】
CPU400は、通信ネットワークに常時接続され、又は、必要に応じて接続を開始する。ユニット10の接続性は以下で詳述される。電源410はごみユニット10に給電するため使用される。電源410はAC線からその電力を受け取り、或いは、バッテリー若しくは太陽熱発電型でもよい。
【0040】
図2、3及び5を参照すると、インターネットのような通信ネットワーク730は、各ユニット10を、各ユニット10の処分内容物を記録する1台以上の中央データベース720へ接続するため使用される。通信ネットワーク730は、ネットワークアダプタ210を使用してアクセスされ、又は、電話回線アダプタ220を使用して制御ユニット100をモデム(図示せず)へ接続することによりアクセスされ、又は、当技術分野で既知のようにアンテナ200に接続された内部モデム(図示せず)を使用してワイヤレス通信を介してアクセスされる。このコネクションは、「常時」接続と呼ばれることがあるデジタル加入者回線(DSL)、T1回線、衛星リンク、及び/又は、ケーブル接続(hookup)のような広帯域コネクションを経由してもよい。電話回線に差し込まれたダイアルアップモデム、又は、ワイドエリアネットワーク(LAN若しくはWAN)のようなネットワーク型コネクションは、必要とされる接続性を与えるために利用される。
【0041】
供給業者、市場調査企業、リサイクル企業、及び、その他の利害関係者700は、同様に、中央データベース720に格納された情報へアクセスするため通信ネットワーク730を使用して接続する。各ごみユニット10は、各箱(112a、113a、114a及び115a)に収納されたごみの種類及び量を含むその情報を送信する。ユーザ又は第三者型請負業者700のどちらかは、通信ネットワーク730を使用して中央データベース720から発信されたメッセージによって箱を空にすべきときが通知され、又は、ユーザは、制御ユニット100に設けられた情報ディスプレイ130に現れる通知メッセージによって箱を空にする必要性を通知される。制御ユニット100又は制御可能な蓋110に取り付けられたインジケータライト(図示せず)のようなその他の通知方法も使用される。利害関係者(ユーザ、又は、リサイクル企業のような第三者型請負業者のどちらか)に箱を空にする必要性を通知するため中央データベース720からの通知に依存する実施形態では、(電子メール、電話又はデータメッセージのような)通信が制御ユニット100のCPU400へ返信される。情報は情報ディスプレイ130に表示される。空にするメッセージを配信するために使用される方法の選択範囲はアプリケーションに最も合うようにユーザによって選択される。
【0042】
動作中に、ごみ品目は制御可能な蓋110の上に一時的に置かれるので、バーコードリーダ140はその品目の識別コードをスキャンできる。今日では、殆どの製品はスキャン可能なコードが貼られているが、コードのない品目及び認識できない品目を取り扱うプロセスについては後述する。バーコードリーダ140は、CPU400によってアクセス可能である識別データベース(図示せず)を参照することにより、廃棄品目を識別する。識別データベースは、ごみユニット10内に物理的に設置可能であり、又は、通信ネットワーク730を介してCPU400によってアクセス可能である。ユーザは、品目をスキャンし識別するプロセスを開始するため、廃棄ボタン125を押下する。付加的に、又は、代替的に、動き又は有無センサは人又は物体の有無を検出し、少なくとも部分的に応答して、ユニットは識別及びスキャニングプロセスを開始する。品目が識別されると、説明、タイトル、レコーダーコード又は交換品の価格のような関連情報がディスプレイ130に表示される。ユーザが廃棄される品目を再注文したいならば、注文は予め定められた注文命令に従って開始される。再注文プロセスは自動的に、すなわち、認識された品目がユニット10を使用して処分されるとき常に行われ、CPUが再注文命令を作成し、選択された供給業者へ発信する。中央データベースは各ユーザからスキャンされた廃棄品目情報を受信し蓄積する。オプションとして、中央データベースに接続された中央コンピューティングシステムは、ユーザ選好に応じて注文を作成する。ユーザ選好は、ウェブページを介して、電話、ファックスを用いて、及び/又は、ごみユニットのタッチスクリーンディスプレイ、キーボードを用いて、或いは、それ以外の方法でユーザによって入力される。従って、一実施形態では、注文は、オプションとして、供給業者へそのまま送信されず、及び/又は、注文はごみ処分ユニットによって作成されない。一実施形態では、オプションとして、注文は、ごみ処分ユニットによって作成され、インターネット又はその他のネットワークを介して供給業者へそのまま送信される。いずれのケースでも、再注文は自動的に実現される。
【0043】
別の実施形態では、ユーザは廃棄品目を再注文するため要望を確認する機会が与えられる。ユーザの選択は、情報ディスプレイ130に表示された命令によって指示されたときにはタッチスクリーンディスプレイ上に存在する「ソフトボタン」126を押下するような適当な入力方法を使用して、キーボード(図示せず)のキーを押下することにより、又は、当技術分野で既知のような音声認識入力が実装されているならば、話すことにより、制御ユニット100へ入力される。一実施形態において、ユニット10は、ユニット10内で処分されている廃棄品目に関する情報を、資材購入役員のワークステーション(図示せず)のような集中再注文サイトへ発信し、再注文決定がローカルユニット10のレベルで個別に行われるのではなく、集中化することを可能にさせる。識別が行われると、適切な収納箱(112a、113a、114a及び115a)が品目を収容するため選択される。適切な箱開口部(112、113、114及び115)は開放され、品目が選択された収納箱に入れられる。中央データベース720には、ごみ品目の場所が通知される。適切な収納箱は、ユーザの地理的な場所と利用可能なリサイクルオプションとに応じてカスタマイズできるリサイクルガイドラインに従って選択される。実施例には、ごみをガラス、プラスチック、金属及びそれ以外に分離する簡単なリサイクルスキームが含まれる。より複雑なスキームは、色の異なるガラス、異種類のプラスチックなどを分離するようなユーザの個々のニーズに合わせるため使用される。
【0044】
廃棄された有機又はパッケージ材料のような一部の品目はユニット10によって識別不能であり、ユーザは、識別又は再注文することなく、それらを廃棄したいと思う。それらは、ボタンがプログラムされているならば、「ソフトボタン」126を押下するような回避手段を使用して簡単に廃棄される。当然ながら、上述のように、廃棄の選択を示す任意の他の入力手段が許容可能である。非リサイクル品目は適当な箱に蓄積される。リサイクル可能であるが、再注文されない品目は、適切な箱に入れられ、ユニット10の内容物に関して中央データベース720を更新するように依然として識別される。
【0045】
ユニット10の初期プログラミングはユニット10の製造業者によって行われる。製造業者は、通信ネットワーク730と通信するためワイヤレスインタフェースだけを具備するユニット10を準備するオプションや、ユーザのアプリケーションのコンテキストにおいて意味がある方法でユニット10を使用するユーザに一般的なオプションの殆どを含む「標準」ユニット10を準備するオプションのような様々なオプションを提供する。別の実施形態は、ユーザによってカスタマイズされるユーザプログラマブルユニット10を含む。オペレーティングシステムは、ユーザが提示されたメニューから様々なオプションを選択することを可能にさせるユーザ専用プログラムインタフェースと共にCPU400に組み込まれることが予想される。別の実施形態では、本発明の多数のユーザは希望の機能を指定することが可能であり、製造業者は特定の要求を個別のユニット10にプログラムする。一部のユニット10は、様々なニーズを満たすようにプログラムされ(すなわち、一部のユニット10は音声認識入力を有し、別のユニットはキーボードを使用し)、全体として要求された機能を実行するため、通信ネットワーク730を介して通信し、協働する。
【0046】
1台以上のユニット10を含む装置を使用する方法は、本発明によるごみの処分方法のフローチャートである図6を参照して説明される。最初に、ごみ品目は制御可能な蓋110の上に置かれる(ステップS−100)。ユーザは、識別不能な品目又はスキャン不能な品目の場合を取り扱うためバイパスが提示される(ステップS−105)。バイパスのため選択された品目は単に廃棄される(ステップS−110)。そのように廃棄された品目は一般収納箱に入れられる。バイパスが選択されないならば(ステップS−105)、品目はコードが検出可能であるかどうかを調べるためスキャンされる(ステップS−115)。コードが見つからないならば、ユーザはコードを手入力する機会が与えられる(ステップS−120)。コードが見つかったならば(ステップS−115)、又は、手入力されたならば(ステップS−120)(コードは上記の音声認識又はキーボードのような適当な入力装置を使用して手入力される)、このコードは識別データベースを使用して比較される(ステップS−125)。一致するコードがデータベース内で見つけられたとき、タイトル、交換品の価格、又は、再注文コードなどの情報がディスプレイ140に表示され(ステップS−140)、ユーザは品目を交換し再注文するかどうかを決定することが可能である(ステップS−145)。一致するコードが見つからないならば(ステップS−125)、ユニットはオプションとして通信ネットワーク730を使用して探索し(ステップS−130)、見つけられたならば、情報が上記のように表示される。コードが見つからないならば(ステップS−135)、ユーザは品目を再注文する機会が依然として与えられるが(ステップS−145)、情報は表示されず、コードは、予め行われていないならば、手入力されるべきである(ステップS−150及びS−155)。再注文命令は、作成され、適当な供給業者へ発信される(ステップS−160)。一実施形態では、上記のようにユーザによって与えられ、カスタマイズされたプログラミングに従って再注文命令はCPU400によって作成される。再注文命令は印刷され、供給業者へ郵送されるか、供給業者へ電子的に発信される。しかし、上記のように、オプションとして、注文は、ごみ処分ユニットではなく、中央コンピュータシステムによって作成され、発信される。次に、適切な箱開口部(112、113、114及び115)が選択され(ステップS−165)、内容物データベースが箱の内部に収納されている品目を記録するため更新される(ステップS−170)。上記のように、適切な箱は、CPU400にプログラミングされたローカルリサイクル規則を参照して、又は、製造業者によってプログラミングされた汎用規則によって選択される。
【0047】
ごみユニット10のユーザは、ユーザの特定のニーズを満たすため各ユニットをカスタマイズする。ユーザが指定する選好の実施例は、毎週、毎月、又は、再注文の総価格がある一定のレベル以上になるときのような再注文期間を含む。その他のカスタマイズ可能な選好には、どの供給業者を使用するか、最良価格によって何がさらにカスタマイズされるか、特定の消耗品のための特定の供給業者、クレジットカード、請求、小切手などのような支払い方法、どのリサイクル企業を使用するかなどが含まれる。ごみユニット10はカスタマイズ可能であるため、ユーザは本発明を実施するときにすばらしいフレキシビリティが得られる。ユーザは、消耗品の自動交換とリサイクル可能な材料の自動分離が可能になることによってごみユニット10を使用する恩恵を受ける。ごみユニット10の使用は、ユーザによって指定された消耗品を再注文するので、在庫が減少し、ユーザ側の生産性向上につながる。ごみユニット10が家庭環境で使用されるならば、使用された消耗品のリストが常に入手できるので、ユーザはスーパーマーケットに費やす時間が短くなる。ごみユニット10によって「食料品リスト」を作成することも可能である。さらに、リサイクル可能品の取り扱いが容易化され自動化されるので、ユーザは、ユニット10によって蓄積されたリサイクル材の再販売によって経済的利益が得られる。さらに、再注文期間、再注文レベル、供給業者、請求情報、注文履歴、注文状態、ユーザアカウント情報、リサイクルオプション、信用などのようなシステム及び取引情報のすべては、インターネットを介してユーザが利用可能になる。
【0048】
ごみユニット10の機能における中央データベース720の役割はデータベース720にリンクされた各ユニット10の内容物の詳細なリストを格納することである。さらに、中央データベース720は、再注文の頻度、再注文先、最良の支払い価格などのような上記のユーザ選好を格納する。また、中央データベースは、ユーザ、供給業者、及び、リサイクル企業や市場調査企業のようなその他の第三者との間の信用取引を許可するために機能する。中央データベースは、注文の確認又は空にする命令をさらに送信する。これらの命令及び確認は、電子メール、「通常郵便」、又は、ファックスで送信される。中央データベース720の別の役割は、ユーザが自分の将来のニーズ及び傾向をより良く予測できるようにする統計情報収集器の役割である。
【0049】
補給プロセスにおける供給業者は、顧客ロイヤルティを高める自動再注文をオプション的に受け取ることにより利益を得る。信用は価格引き下げの危険性を低下させて予め認められる。供給業者は、供給業者が顧客のニーズを満たすため在庫を減少させることを可能にする、中央データベース720によって作成された統計データによりさらに利益を得る。書面による確認又は注文は、中央データベース720によって送信され、良好なビジネス関係を促進するために書面による契約を行う。
【0050】
参加するリサイクル企業は、コストを押し上げる中間物の処理を要することなく、多数のチャンバを備えたごみ処分ユニットを使用してオプション的に分離可能である安定したリサイクル品の供給源を有することによる利益を得る。ユーザから受領された材料の信用は中央データベース10によって与えられ、これにより、操作を能率化する。さらに、多数のユーザは、ユニット10を自動的に空にするため、直接的にリサイクル企業と契約することを希望し、これによって、リサイクル企業の収益が増加する。
【0051】
市場調査企業のようなその他の第三者は、各ユニット10内の処分品目の詳細なリストを入手することにより利益を得る。これは、供給業者及びユーザの浪費を減少させる方法と、顧客行動を調査する方法の研究を可能にさせる。さらに、研究は、特に、本発明によって識別されるような大量品目に関して、より環境を保護するパッケージを開発する方向で行われる。
【0052】
図7は、ネットワーク型廃棄物処理及び補充システムの例示的な一実施形態の説明図である。処分ユニット7002は、サーバ及びデータベース7004を具備する1台以上のリモートデータ処理システム7005に、インターネット7006のようなワイドエリアネットワークを介して接続される。データベース7004は、ユーザアカウントデータベース7010、製品データベース7012、サンプルデータベース7014、製造業者データベース7015、クーポンデータベース7016、及び、処分ユニット7002の内容物/リサイクルデータベース7018のうちの一つ以上をさらに含む。データベース7004は、オプションとして、対応するフィールドデータを有するレコードを見つけるため、1個以上のデータベースフィールドを用いてSQL問い合わせを使用して検索される。たとえば、以下に説明する製品データベーススキームを参照して、菜食用の材料を有するサンプルを見つけるため、サンプルフラグが「1」に設定され、スペシャルティ特性が「菜食」に設定された製品データベースレコードを見つけるために問い合わせが作成される。
【0053】
ユーザアカウントデータベース7010は、ユーザ連絡先情報と、注文選好、サンプル選好、モード選好、出荷選好、及び/又は、配送選好を含む選好と、を包含するユーザアカウント情報を含む。ユーザアカウント情報の全部又は一部は、ウェブサイト、処分ユニット、電話、通常郵便、電子メールなどを介してユーザによって、入力されるか、若しくは、提示され、その後、修正される。ユーザアカウントデータベース7010の一実施例は、以下のフィールド又はレコードを含み、そのうちの1個以上がユーザの情報を格納する。
【0054】
【表1】
【0055】
注文データベース7012は、保留の、又は、発注済みのユーザ注文を格納する。所定のユーザ注文に対する一実施例のデータベース記録は以下のフィールドを収容する。
【0056】
【表2】
【0057】
製品データベース7014は、バーコード又はその他の品目コードをSKU、製品名、コスト、サイズ、カロリー、パッケージ材料などにマッピングする。一実施例の製品データベース7014は以下のフィールド又はレコードを含む。
【0058】
【表3】
【0059】
製造業者データベース7015は、製造業者の環境対策、従業員待遇、特定の社会運動の支援などのようなユーザが望ましいと考えるある種の特性又は属性を有する製造業者に関連した製品を見つけるときに役立つ製造業者に関する情報を格納する。一実施例として、ユーザは、ユーザの注文した品目が従業員に健康保険制度を提供し、AID予防機関に献金する製造業者から提供されることを選ぶこと若しくは要求することを指定可能である。廃棄物処理及び補充システムがユーザのための交換品目を注文するとき、システムは、規準を満たす製造業者を見つけるため製造業者データベースを検索し、見つかった製造業者から提供される対応する交換品目を検索する。一実施例の製造業者データベース7015は以下のフィールド又はレコードを含む。
【0060】
【表4】
【0061】
サンプルデータベース7016は、利用可能なサンプル及びそれらの特性に関する情報を格納し、特性には、サンプル製品カテゴリ、サンプルのサイズ、及び、内容物又はサンプル成分が含まれる。オプションとして、サンプルデータベース7016は使用しなくてもよく、その代わりに、サンプル製品情報がサンプルデータベースに格納され、ここで、上記のサンプルフラグは製品がサンプルであるかどうかを示すために使用される。一実施例のサンプルデータベース7014は以下のフィールド又はレコードの一つ以上を含む。
【0062】
【表5】
【0063】
クーポンデータベースは、クーポンコードのクーポンが適用される品目又はサービスへのマッピングと、クーポンを最初に使用できるときを示すクーポン開始日と、クーポン終了日と、クーポンが他のクーポンと組み合わせて使用可能か否かに関する指示と、各クーポンを識別するオプション固有コード番号と、対応するクーポンが未だ使用可能であるかどうかを示すクーポン状態と、顧客専用クーポン又は指定回数だけ使用可能なクーポンについて、クーポンが未だ使用されているかどうか、及び/又は、クーポンが何回使用されたかに関する記録と、を含む。
【0064】
クーポン価値は、ドル又は特定の金銭価値、割引率、無料出荷クーポン、又は、ユーザが1個以上のX個の製品を購入すると、1個以上のY個の品目を無料で取得する「X個購入すると、Y個が無料」として表現される。クーポンは、購入クラブ又は組織の会員若しくは優先会員に与えられる割引率のような会員特典の形でもよい。クーポンは、処分ユニット7002又はコンピューティング装置端末7008から入力できる電子クーポンでもよい。一実施例のクーポンデータベース7016は以下のフィールド又はレコードの一つ以上を含む。
【0065】
【表6】
【0066】
内容物/リサイクルデータベース7020は、各処分ユニット7002に入れられた品目及び/又はパッケージ材料のリストを含み、ここで、複数の処分ユニット7002が同じユーザ及び/又は異なるユーザに関連付けられる。ユーザのための一実施例の内容物/リサイクルデータベース7020は、以下のフィールド又はレコードの一つ以上を含む。
【0067】
【表7】
【0068】
データベース7004を含むデータ処理システム7005は、データベース処理システム運営者、スーパーマーケット、流通センター、廃棄物処分及びリサイクル事業者、配送サービス、物流企業、及び/又は、第三者の運営者に関連付けられる。図8Aに示されるように、処分ユニット7002は、オプションとして、上記のデータベース7004の情報と同一又は類似情報を記憶するデータベースを保持するが、各ユニット7002は、オプションとして、ユーザアカウントと、あるユーザ、世帯、及び/又は、処分ユニットの注文情報だけを記憶する。オプションとして、ユーザアカウントデータベース、製品データベース、製造業者データベース、サンプルデータベース、クーポンデータベース、内容物及び/又はリサイクルデータベースの情報の一部はローカルデータベースとリモートデータベースの一方だけによって保持され、ユーザアカウントデータベース、製品データベース、製造業者データベース、サンプルデータベース、クーポンデータベース、内容物及び/又はリサイクルデータベースの情報の一部はローカルデータベースとリモートデータベースの両方によって保持される。
【0069】
処分ユニット7002は、オプションとして、USB若しくはファイアワイヤバスのような周辺機器インタフェースを介して、イーサネット(登録商標)ネットワークのような有線ローカルネットワークを介して、及び/又は、IEEE802.11b若しくはIEEE802.11g準拠ネットワークのような無線ネットワークを介して、ローカル外部コンピューティング装置7008に接続される。コンピューティング装置7008は、パーソナルコンピュータ、セットトップボックス、PDA、インターネット家電などである。コンピューティング装置7008は、ユニット7002の選好を設定し変更し、内容物及び注文リストを修正するため使用され、アカウントを設定し、アカウント情報を再検討して修正し、その他の情報を再検討して修正する等の目的のためシステム運営者のウェブサイトにアクセスするのに使用することが可能である。その上、コンピューティング装置7008は、インターネット7006へのアクセスポイントとしてユニット7002によって使用される。
【0070】
図8Aに示されるように、処分ユニット7002は、一体型のコンピュータ804、及び/又は、コンピューティング装置7008のような外部コンピューティング装置、若しくは、その他のパーソナルコンピュータ、インターネット家電、双方向テレビジョン、セットトップボックス、携帯情報端末などへのインタフェースを含む。一体型のコンピュータ804は、中央処理ユニット(CPU)又はコントローラ806と、データだけでなくプログラムコード811を記憶する揮発性メモリ808及び不揮発性メモリ810を含むメモリ807と、を具備する。一体型のコンピュータ804は、データを処理し、スキャナ、蓋、ネットワークインタフェース及びユーザインタフェースを含む処分ユニット7002の動作を制御する。たとえば、不揮発性メモリ810は、固定式若しくは着脱式半導体フラッシュメモリ、バッテリバックメモリ、磁気ディスクドライブ、及び/又は、光ディスクドライブを含む。揮発性メモリ808は、たとえば、RAMを含む。
【0071】
記憶されたプログラムコード811は、直線的コードでもよく、及び/又は、入力を受信して処理し、出力を与え、選択的にデータを記憶するため構成されたモジュール若しくはオブジェクトとして編成してもよい1個以上の命令を含む。データは、ユニット7002のシリアル番号、ユーザ選好データ、製品コード又はSKUの製品名へのマッピング、サイズ、及び、パッケージ材料の他に、処分ユニット7002に入れられた品目に関する処分ユニット7002の内容物情報、ショッピングリスト、パスワード、及び/又は、リモートデータベース及びサービスにアクセスするための固有識別子などを含む。データは、ユーザアカウントデータベース812、注文データベース814、品目コードの品目製品情報へのマッピングを含む製品データベース815、サンプルデータベース816、クーポンデータベース818、及び、廃棄物/リサイクル品データベース820のような一つ以上のローカルデータベースに記憶される。ローカルユーザアカウント、注文、製品、サンプル、クーポン、及び、廃棄物/リサイクル品データベース812、814、815、816、818及び820は、対応するリモートユーザアカウント、製品、製造業者、サンプル、クーポン、及び、内容物/リサイクルデータベース7010、7012、7014、7015、7016、7018、7020に関して上述した情報と同一又は類似情報を記憶する。
【0072】
一実施例として、データベース812、814、815、816、818及び820の一部又は全部は、処分ユニット7002の不揮発性メモリ810、又は、ローカルパーソナルコンピュータ7008のメモリに置かれる。
【0073】
実施例の処分ユニット7002は、直接的に及び/又は外部装置を介して、インターネットのようなワイドエリアネットワークにつながるインタフェース装置822を含む。インタフェース装置822は、ダイヤルアップモデル、ケーブルモデム、DSLモデム、T1モデム、ワイヤレスモデム、衛星インタフェース、又は、その他のネットワークインタフェースであり、それぞれ対応して、公衆交換電話網、ケーブルネットワーク、DSL若しくはADSL回線、T1回線、ワイヤレスネットワーク、衛星ネットワーク、又は、その他のネットワークとインタフェースをとる。ネットワークインタフェース装置822はCPU806及びデータ又は電話ネットワークへ接続される。ワイヤレスインタフェース装置が使用されるならば、アンテナ829が組み込まれる。処分ユニット7002は、ワイヤレスアクセスポイントを介して、公衆交換電話網、ケーブルネットワーク、DSL若しくはADSL回線、T1回線、ワイヤレスネットワーク、衛星ネットワーク、又は、その他のネットワークへも接続される。
【0074】
処分ユニット7002は、直接的に及び/又は外部装置を介して、図8Bに示されるように、オプションとして制御パネル上でグループ化され、ユニット7002の様々な部分に分布した、タッチスクリーン若しくは非タッチスクリーンディスプレイ831、キーボード、音声コマンドインタフェースなどのようなユーザインタフェース装置824をさらに含む。ユーザインタフェース装置は、フレキシブルに搭載され、蝶番を用いて取り付けられるので、装置824の角度はユーザによって変更され、又は、ユーザインタフェース装置は、取り外し可能であり、Bluetooth又はIEEE802.11インタフェース装置のようなワイヤレスインタフェース装置を使用して処分ユニット7002とインタフェースをとる。
【0075】
一実施形態において、処分ユニット7002は、タッチスクリーン、キー、プリンタを備えた一体型のディスプレイを含み、外部コンピューティング装置7008を介してさらに動作させることも可能である。コンピューティング装置7008は、USB若しくはファイアワイヤインタフェースのようなローカル周辺機器バスインタフェース828を介して、或いは、イーサネット(登録商標)ネットワーク、又は、ワイヤレスIEEE802.11b若しくはIEEE802.11gネットワークのようなローカルネットワークを介してユニット7002に接続される。
【0076】
CPU806は、以下で詳述される満杯レベル検出センサシステム843及び圧力センサ849にさらに接続される。
【0077】
処分ユニット7002は、電源オン/オフキー830と、タッチスクリーンに表示された1個以上の機能特化ハードキー及び/又はソフトキーとを含む。キー機能はソフトウェアプログラマブルである。これらのキーは、ユーザが、複雑なメニュー階層を通る必要なく、ユニット7002の動作及び/又はユーザ注文の処理を修正することを可能にさせるが、このようなメニュー階層をさらに表示可能である。一実施例として、機能特化キーは、「即時購入」キー832、「至急購入」キー834、及び、「廃棄」キー836を含む。
【0078】
即時購入キー832の作動は、ユーザの注文トリガー選好よりも優先し、その代わりに、記憶された保留中の注文の実質的に即時の発注をトリガーする。従って、注文は、現在セッション中に、又は、次にユニット7002がリモートシステム7005に接続するときに発注される。至急購入キー834の作動は、システム7005の運営者に、その利用可能な最速の、又は、至急配送サービスを使用して特定のスキャンされた一つ以上の製品を配送させる命令を発信する。たとえば、顧客は、ランプ又はバッテリーを至急必要とするときに至急購入キー834を使用可能である。廃棄キー836の作動は、廃棄品目のスキャン情報を廃棄物/リサイクル品データベースへ追加するが、廃棄品目を保留中注文に追加しない。従って、ユーザは、廃棄された品目の交換を必要としないときに廃棄キー836を作動可能である。オプションとして、即時購入及び至急購入命令は同様に、廃棄物処理及び補充システム運営者のウェブサイトを介してユーザによって発行される。
【0079】
処分ユニット7002は、CPU806に接続された1台以上のスキャナ838を含む。スキャナ838は処分された品目、クーポン、及び、その他の材料のコードをスキャンするため使用される。コードは、製品コード、SKU、品目名、品目サイズ、品目容器タイプ及び材料、品目のブランド、品目のコスト、並びに、品目の有効期限のうちの1個以上を符号化するため使用される。スキャナは、バーコードスキャナ、又は、RFIDスキャナのような1台以上の光学スキャナを含む。
【0080】
RFIDスキャナは、アンテナ又はコイル、トランシーバー、及び、デコーダを含む。RFIDスキャナは、品目に固定された情報を用いてプログラムされたRFタグを走査するため使用される。トランシーバーは、アンテナによって無線信号として発信される信号を生成する。無線信号は、RFタグを作動し、そこへデータを読み書きするため使用される。アンテナは、一実施例として、蓋842に、又は、ユニット7002本体の中に若しくは上に取り付けられる。
【0081】
スキャナは、有線若しくは無線Bluetooth接続を介して処分ユニット7002に接続されたハンドヘルド型ヘッド840を含む。別の実施形態では、スキャナヘッド840は、処分ユニット7002に固定して取り付けられる。一実施形態では、スキャナは、スキャンデータを内部的に記憶し、次に、そのデータを処分ユニット7002、又は、コンピューティング装置708のようなコンピューティング装置へダウンロードする内蔵型ユニットである。
【0082】
図8Cに示されるように、カバー又は蓋842は、処分ユニット7002の容器開口部846を閉鎖するためオプションとして設けられる。カバー842は、1台以上のモーター845によって自動的に開閉され、廃棄品目を受け入れる。モーター845はユニット7002の外部又は内部に位置付けられる。付加的に、又は、代替的に、カバー842は手動で開閉される。カバー842は、それぞれが容器開口部846のおよそ半分を覆い、容器開口部846のほぼ中央で交わる2個の蓋842A、842Bを有する2部品組立体でもよい。
【0083】
プロセッサ制御型アクチュエータ又はソレノイド847は、閉鎖位置の1個以上の蓋842を選択的に保持するため使用され、開口するように1個以上の蓋842を開放する。アクチュエータ847はユニット7002の内部又は外部に位置付けられる。その上、各蓋842A、842Bはバネ式蝶番を有し、付加的な原動力を用いることなく開口する。別の実施形態では、一方側で蝶番運動する単一の蓋842だけが使用される。1個以上の蓋は、スキャニングプロセス中に品目を支持するため使用され、別個の棚が品目を支持するためオプションとして設けられる。
【0084】
CPU806に接続された満杯レベル検出センサシステム843は、処分ユニット7002内に位置付けられ、ユーザが品目を処分したことを検出し確認する。センサシステム843は1台以上のセンサを含む。一実施形態では、センサシステム843は、光ビームを放出し、処分された品目のような物体が光ビーム経路に入るときをその品目からの反射によって検出する光センサを具備する。別の実施形態では、センサシステム843は、音波を出し、処分された品目のような物体が音波経路内に入るときをその品目からの反射によって検出するソナーセンサを具備する。検出センサシステムは、ユニット7002が一杯になる程度を検出するため異なる高さに複数台のセンサを含む。たとえば、センサは、中間点、4分の3の点、及び、全容量の点に配置される。
【0085】
さらに、CPU806に接続され、蓋842と接触する圧力センサ849は、品目が蓋842の上に置かれたとき、又は、ユーザが蓋842を押し下げ、次いでスキャニングプロセスを開始させるときを感知するため使用される。別の実施形態では、ユーザはスキャニングを開始するためソフト又はハードキーを作動する。
【0086】
処分ユニット7002の本体は、一実施例では、プラスチック、ゴム、金属、段ボール、又は、それらの組み合わせのような様々な材料で作られる。その上、処分ユニット7002は、9ガロン、13ガロン、25ガロンなどのような様々な容量サイズで製造される。処分ユニット7002は、たとえば、AC線、バッテリー、及び/又は、太陽熱発電によって給電される。処分ユニット7002は、取り外し可能な使い捨てごみ袋と共に使用される。
【0087】
オプションとして、注文などを作成するため処分ユニット7002を使用する前に、ユーザは、処分ユニット7002の運営者に関連したウェブサイト又はその他のサイトを介して、又は、電話、郵便、若しくは、コンピュータ読み取り可能な媒体によって、ユーザプロフィール情報及び選好情報をセットアップする。たとえば、ユーザはコンピュータ装置7008を使用してウェブサイトにアクセス可能である。さらに、ユーザは、指定期間又はアカウント開設以来のユーザの注文履歴の閲覧、オープン注文及び保留中注文の管理、注文状態の閲覧、及び、ユーザの消費統計の閲覧を含むユーザのアカウントの管理のためウェブサイトにアクセス可能である。情報には、たとえば、ユーザアカウントデータベーススキーマ又はその一部に関して上述した情報が含まれる。
【0088】
図9は、一実施例のスキャニング、識別、及び、注文プロセスを説明する図である。しかし、すべての状態を実行する必要はなく、プロセスの順番は可変である。その上、適切なプロセス状態中に、ユーザは、ユーザ要求若しくはその他のトリガーに応答して、ユーザの現在保留中注文リストが動的に提示される。同様に、保留中の注文が実際に発注されるときに関する指示、及び/又は、保留中注文のための次の予定を立てられた配送日がユーザ要求又はその他のトリガーに応答してユーザへ提示される。情報は、処分ユニットディスプレイ825又はローカルコンピューティング装置ディスプレイによってユーザへ提示される。さらに、ユーザは廃棄キーを作動することによりプロセスを中断可能である。
【0089】
状態902から始めて、プロセスは状態904へ進み、そこで、ユーザはアカウント選好をセットアップするか、又は、修正する。同様に上述されているように、選好は、注文、サンプル、モード、出荷及び配送選好を含む。たとえば、ユーザは、保留中注文を発注させる注文トリガー選好を指定可能である。ユーザは、トリガーが、1週若しくは1月のような、前の注文からの指定期間の経過であるように指定可能である。別のトリガー選好は、注文の総量がある特定のドル金額以上であるときに発注することである。注文選好は使用する一つ以上の供給業者を指定可能である。ユーザは、さらに、出荷を含む注文合計に対して最低価格特別のプロバイダへ発注されるべきことを指定し、特定の消耗品の特有の供給業者を指定し、クレジットカード、請求書、又は、小切手による支払のような指定された支払形式を承諾するプロバイダへ発注されるべきことを指定することができる。
【0090】
後述のように、サンプル選好は、ユーザ指定の製品タイプを含み、ユーザは、豚肉、鶏肉、牛肉、魚及び/又は海産物のようなある種の食品タイプを含むサンプルのような、基準から外れたサンプルを受け付けない。サンプル選好は、ユーザがある特性を有するサンプルだけを希望することをさらに指定可能である。たとえば、ユーザは、食品に関して、菜食、低脂肪、低塩、及び/又は、コーシャ食品のようなある種のタイプ又はカテゴリの食品のサンプルだけを希望することを指定可能である。
【0091】
出荷及び配送選好は、配送の頻度、曜日、時間、住所、電話若しくは電子メールによる注文確認、配送時の署名、通常配送、「環境にやさしい出荷日」を選択する低価格配送、又は、至急配送を含む。「環境にやさしい出荷日」プロセスは、ブロックのような地理的地域内、又は、郵便番号内の配送を計画することにより、交通及び汚染を減少させるため使用され、その結果、その地域への多数の配送が同日に行われ、それによって、その地域への進入の回数を削減し、従って、交通及び汚染が減少される。
【0092】
状態905で、特殊命令キーが読まれる。たとえば、処分ユニット7002は、割り込み、スキャン、若しくは、ポーリングルーチンによって、ユーザが特殊機能キーのうちの一つを作動させたか、又は、対応する命令が与えられたかどうかを検出する。図8Bに関して上述したように、特化機能キーは、「即時購入」キー832、「至急購入」キー834、及び、「廃棄」キー836を含む。オプションとして、即時購入及び至急購入命令は、廃棄物処理及び補充システム運営者のウェブサイトを介して、ユーザによって発行される。
【0093】
状態906で、ユーザは、廃棄される品目に印刷又は貼り付けられた機械スキャン可能なコードをスキャンする。スキャン情報は受信され、ローカルメモリ807、及び/又は、一つ以上のリモートデータベース7004に格納される。スキャン動作は、スキャンキーを作動するユーザによって開始され、又は、ユニット7002に近接している品目若しくは蓋842に置かれた品目に応答して、処分ユニット7002によって自動的に開始される。廃棄品目は、食品容器、クリーニング製品容器などでもよい。容器は、空、一部が満ちた状態、又は、満杯である。
【0094】
スキャン可能なコードは製造業者、小売業者、流通業者によって貼られるか、又は、ユーザがコードを貼付する。コードは、バーコード、RFIDタグ、その他の電子タグ、磁気的に符号化されたラベルなどである。品目がスキャンされると、処分ユニット7002のドアは自動的又は手動で開かれ、ユーザは品目を処分ユニット7002に入れられ、オプションとして、センサシステム843は、品目が実際に入れられたことを確認する。確認が得られると、リモート又はローカル内容物/リサイクルデータベースは廃棄品目を盛り込むため更新される。
【0095】
ユーザが「廃棄」命令キーを押下すると、プロセスは状態934へ進み、廃棄サブプロセスが実行される。状態936で、スキャン品目は保留中注文には追加されず、プロセスは終了する。従って、ユーザは、ユーザが処分された品目の交換を希望しないとき、廃棄キー836を作動するか、又は、その他の方法で、廃棄命令を与えることが可能である。ユーザは、オプションとして、ユーザが廃棄品目の交換を注文したくない理由に関してフィードバックを与えるように要求される。たとえば、注文しない理由には、「私はこのタイプの製品をこれ以上使用しない。」又は「私は家にこの製品の在庫がある。」が含まれる。オプションとして、廃棄品目がサンプルであるならば、「私はサンプル製品を試したが、それを気に入らなかった。」、「私はサンプル製品を試し、それを気に入ったが、やはり私は私の現在のブランドを使用する方を好む。」、「私はサンプルを試さなかったので、それを注文したくない。」のようなサンプル特化フィードバックが要求される。ユーザは理由を選択するように要求され、選択された理由が処分ユニット7002によって局部的に記憶され、及び/又は、リモートデータベース7004に記憶するため送信される。ユーザフィードバックは次に、市場分析を実行するため、及び/又は、製品提供を改良するためフィードバックを使用する適切な製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主へ配信される。
【0096】
廃棄キーが作動されなかったならば、プロセスは状態907から状態908へ進む。状態908で、スキャンコードは、品目の識別性、品目のサイズ、品目容器タイプ、品目のブランド、品目のコスト、及び/又は、品目の有効期限のうちの一つ以上を決定するため使用される。スキャンコードは、上記の情報をそのまま含むか、又は、ローカル若しくはリモート製品データベース内の情報を見つけ、アクセスするためにキーとして使用される製品コード若しくはSKUを含む。
【0097】
製品データベースは、製品データベース815のような処分ユニット7002のローカルメモリに格納され、及び/又は、ローカル若しくはワイドエリアネットワークを介してアクセスされる。たとえば、製品データベースは遠隔的に設置されたデータベース7004でもよく、多数台の処分ユニット7002によってネットワーク7006を介してアクセスされる。上記と同様に、リモートデータベース7004は、スーパーマーケット、流通センター、廃棄物処分及びリサイクル業者、配送サービス、及び/又は、第三者の運営者に関連付けられる。
【0098】
遠隔データベース7004とのトランザクションは、ワールドワイドウェブセキュアHTTP(S−HTTP)プロトコルを用いて、デジタル証明を使う暗号化及び認証を行うセキュアソケットレイヤ(SSL)プロトコルを使用して安全に実行される。仮想プライベートネットワーク(VPN)のようなその他の形式のセキュア通信も同様に使用される。その上、認証目的のため、ユニット7002は、処分ユニット7002、又は、処分ユニット7002の所有者若しくはライセンスに関連したパスワード若しくは固有識別子を送信する。
【0099】
一実施形態では、処分ユニット7002は、最初に、内部的に格納された製品データベース815から希望のデータ情報を見つけ、入手することを試行し、一致するものが見つからなかった場合、リモートデータベース7004にアクセスする。ローカルデータベース815は、たとえば、SyncMLファイル交換を使用して、1台以上のリモートデータベース7004との同期によって定期的に更新される。
【0100】
リモートデータベース7004がアクセスされ、安全なコネクションが確立されたならば、スキャンされた製品コード及び/又はそれに関係する情報が廃棄ユニット7002によってリモートデータ処理システム7005へ送信される。リモートデータベース7004は、スキャンされた製品コードに対応する情報を見つける。しかし、リモートデータ処理システム7005への接続の試行が不成功であるとき、又は、リモートデータベース7004若しくはリモートデータ処理システム7005が利用できないとき、処分ユニット7002は製品コード及びその他の情報をローカルメモリ810に記憶する。処分ユニット7002は、次に、予め決められた短い時間ごと、又は別の指定時間のような1個以上の所定の規則に従ってリモートデータ処理システム7005への接続を試行する。オプションとして、コネクションの実現に成功するまで、警告が処分ユニットディスプレイ825によってユーザへ表示され、ユーザに接続の失敗を知らせる。リモートデータ処理システム7005へのコネクションが確立されると、製品コードはユニット7002によってデータベース7004へ送信される。
【0101】
ローカル又はリモートデータベースから入手された情報は、製品名、価格、単位当たりのコスト、サイズ、カロリー、成分、カテゴリの他に、データベースに格納されたその他の情報、たとえば、製品データベース7014に関して既に説明した情報を含む。見つけ出された情報は、処分ユニット7002へ、又は、処分ユニット7002に接続されたローカルコンピューティング装置7008へそのまま返信される。情報又はその一部は、次に、ユーザへ表示され、処分ユニットカバー842が自動的若しくは手動で開かれる。
【0102】
たとえば、情報は処分ユニットディスプレイ825に表示されるか、又は、ローカルコンピューティング装置7008のモニターに表示される。ユーザは、処分ユニットプリンタ856を使用して、又は、コンピューティング装置7008に直接的に接続されたプリンタを使用して情報をプリントアウトできる。さらに、製品の広告又は電子クーポンのような関連情報は、表示若しくはプリントアウトのため、リモートデータ処理システム7005から処分ユニット7002へ送信される。広告若しくはクーポンは、オプションとして、ユーザの処分品目、保留中の注文、選択されたモード、購入習慣及び以前の注文、並びに、世帯の人口統計のうちの一つ以上に基づく。
【0103】
状態910で、処分ユニット7002、コンピューティング装置7008、又は、リモートデータ処理システム7005によって、スキャン品目がサンプルであるかどうかが決定される。この決定は、スキャン情報を、リモート及び/又はローカル製品データベース7014、815に、又は、リモート若しくはローカルサンプルデータベース7016、816に格納されたデータと比較することにより行われる。たとえば、スキャン情報が製品コードを含むならば、対応する製品データベース記録を見つけるため、SQL問い合わせが作成され、サンプルフラグが「1」にセットされるならば、スキャン品目はサンプルとして特定される。そうでない場合、スキャン品目はサンプルとして特定されない。代替的に、又は、付加的に、SQL問い合わせは、対応するサンプルデータベース記録を見つけるために作成され、一致するものが見つかった場合、品目はサンプルとして特定される。そうでない場合、品目はサンプルとして特定されない。品目がサンプルとして特定されないならば、プロセスは状態911へ進み、図18に関して詳述されるようにモードアプリケーションプロセスが実行される。このプロセスは次に状態911から状態918へ進む。
【0104】
スキャン品目がサンプルとして特定されるならば、プロセスは状態910から状態912へ進む。ユーザは、処分ユニット7002によって直接的に、又は、処分ユニット7002若しくはコンピューティング装置7008を介してリモート処理システム7005によって、ユーザが通常の、品目の非サンプル版を希望するかどうかに関して問い合わされる。
【0105】
ユーザが否定的に応答するならば、プロセスは状態938へ進み、ユーザは、ユーザが通常の、品目の非サンプル版を希望しない理由をフィードバックするように要求される。たとえば、注文をしない理由には、「私はこのタイプの製品を使用しない。」、「私はサンプル製品を試したが、それを気に入らなかった。」、「私はサンプル製品を試し、それを気に入ったが、やはり私は私の現在のブランドを使用する方を好む。」、「私はサンプルを試さなかったので、それを注文したくない。」が含まれる。ユーザは理由を選択するように要求され、状態940で、選択された理由が処分ユニット7002によって局部的に記憶され、及び/又は、記憶のためリモートデータベース7004へ送信される。ユーザフィードバックは、次に、適切な製造業者、小売業者、流通業者、及び、市場分析を実行するため、及び/又は、それらの製品提供を改良するため情報を使用する人へ配布される。
【0106】
ユーザが状態912で肯定的に応答するならば、プロセスは状態914へ進み、ユーザは、ユーザが注文をしたい通常版のサイズ及び/又はユニット数を指定するように要求される。状態916で、ユーザ注文情報は受信され、リモート及び/又はローカル注文データベースに記憶された保留中注文に追加され、保留中注文が無い場合には、新しい注文に加えられる。その上、ユーザがサンプルを廃棄した後に通常版が注文されたという事実は、供給業者、小売業者、市場分析を実行するため、及び/又は、それらの製品提供を改良するため情報を使用できるリサーチ及び/又はマーケティング事務所へ配信するため、リモートデータベース7004に記憶される。プロセスは次に状態918へ進む。
【0107】
上記のように、スキャン品目がサンプルではないならば、又は、ユーザが品目サンプルの通常版を注文したならば、プロセスは状態918へ進む。状態918で、状態905で読み取られた特殊キーの作動が、もしあるならば、取り出される。
【0108】
ユーザが「即時購入」命令を与えるならば、プロセスは状態920へ進み、即時購入サブプロセスが実行される。状態922で、品目は保留中注文に追加され、発注され、ユーザの選好トリガーよりも優先し、又は、回避する。注文命令はネットワーク7006を介して1台以上のデータ処理システム2005へ送信される。状態924で、ユーザの配送選好がローカル又はリモートユーザアカウントデータベースから取り出される。たとえば、ユーザは、当日、翌日、翌々日、標準、最低コスト、又は、最も環境にやさしい出荷が使用されるように指定する。状態926で、注文は、ユーザの標準的な出荷選好に従って、配送サービス、又は、供給業者によって配信される。
【0109】
ユーザが状態918で「至急購入」命令を与えるならば、プロセスは状態928へ進み、至急購入サブプロセスが実行される。オプションとして、状態929で、ユーザは、処分ユニット7002によって、ユーザが至急購入命令を、ユーザの保留中注文リスト全体、保留中注文リストの部分集合、又は、ちょうどスキャンされた品目だけに適用することを希望するかどうかを問い合わせられる。この問い合わせは、処分ユニット7002自体から生じ、又は、データ処理システム7005から送信される。
【0110】
状態930で、注文はユーザの命令に従って指定された至急配送で発注され、注文命令は1台以上のリモートデータ処理システム7005へ送信される。このため、たとえ、ユーザがユーザのアカウントデータベースの出荷選好フィールドに最低コスト配送が通常使用されるべきであると指定していたとしても、至急購入命令を発行することにより、上位レベルの配送サービスが使用される。オプションとして、至急配送は、当日配送のようなデフォルト値を有する。代替的に、又は、付加的に、ユーザはユーザアカウントの至急購入出荷選好フィールドに、至急購入命令が受け付けられたときに使用されるべき配送のレベル又はタイプを指定する。たとえば、ユーザは、当日、翌日、翌々日、又は、標準出荷が至急購入のため使用されるべきことを指定する。状態936で、注文は、指定された、又は、デフォルトの至急購入出荷を使用して、配送サービス又は供給業者によってユーザ指定出荷アドレスへ配送される。
【0111】
ユーザが状態918で「廃棄」命令を与えるならば、プロセスは状態934へ進み、廃棄サブプロセスが実行される。状態936で、スキャン品目は保留中注文に追加されず、プロセスは終了する。従って、ユーザは、ユーザが廃棄された品目の交換を希望しないとき、廃棄キーを作動するか、その他の方法で、廃棄命令を出す。
【0112】
状態918で、ユーザが上記の特殊機能キーのうちの一つを作動しないか、対応する命令を発行しなかった場合、プロセスは状態942へ進み、スキャン品目がリモート及び/又はローカル注文データベースに格納されたユーザの保留中注文リストに追加される。状態944で、ユーザの注文選好はリモート及び/又はローカルユーザアカウントデータベースから取り出される。状態946で、注文はユーザ指定注文トリガー選好の出現時に発注される。上記のように、ユーザ注文トリガー選好とは、前の注文の1週間後に、前の注文後の2週ごとに、毎月、その他の指定された時間若しくは期間で、又は、注文の合計価格がある特定のレベル以上になるときに発注されることである。状態948で、注文はユーザの標準アカウント出荷選好に従って配送センター又は供給業者によって配送される。
【0113】
発注されると、注文確認がシステム運営者、供給業者、又は、配送センターによって出される。オプションとして、確認の好ましい一つ以上のタイプは、ユーザによって指定され、選好は後で取り出すためリモート又はローカルユーザアカウントデータベースに格納される。確認は、電子メール、通常郵便、ウェブサイトページ、テキストメッセージ、インスタントメッセージによって、ユーザによって指定されるようなその他のメッセージング技術を使用して、又は、デフォルトの注文確認タイプを使用してユーザへ送信される。注文確認は、注文品目のリスト、各品目のコスト、合計コスト、適用される割引、もしあれば、配送料金、及び、予定配送日時、又は、配送が実行される日付及び/又は時間の範囲を含む。注文確認は、さらに、注文品目の中に入手できないものがあるかどうかを示す。出荷確認は同様に配送の前日に出され、又は、注文が出荷されたときに出される。出荷情報は最新の配送日時を提供できる。
【0114】
オプションとして、配送は、FedEx、DHL、UPS、又は、米国郵便庁のような第三者物流企業によって実行される。処分及び補充システム運営者は、ユーザアドレスラベルを印刷し、ラベル及び/又はサンプル製品のような製品を配送の責任を担う物流企業へ供給する。
【0115】
本発明の一実施形態は、効率的な廃棄物集配、処理、及び、リサイクル作業を容易化する。上記のように、廃棄品目がスキャンされたとき、処分ユニット7002、及び/又は、リモートデータベース7004は、スキャンされた品目を識別する情報を記録し、従って、処分ユニットの内容物に関する情報を取得する。この情報は、次に、廃棄品目のパッケージ及び容器に使用された材料に関する情報にアクセスするために使用される。一実施形態では、処分ユニット7002はごみ袋を収容する。ユーザが袋を交換するとき、ユーザは袋交換キーを作動し、それに応じて、処分ユニット7002は袋上、又は、ユーザによって袋に貼り付けられたラベル上の1個以上のバーコードをプリントアウトする。オプションとして、袋は、袋シリアル番号として役立つ予め印刷された固有バーコード付きであり、袋シリアル番号はデータベース内で袋内容物及び/又はユーザと関連付けられる。印刷されたバーコードは、バーコードが印刷された廃棄パッケージ及び容器に使用された材料に関する情報を含む。ユーザはバーコードをスキャンし、情報は廃棄物管理企業へ送信される。オプションとして、消費者は、廃棄物管理企業、政府機関、又は、それらのリサイクル廃棄物のためのその他の事業者からクレジット又は支払を受け取る。
【0116】
図10は、別の実施例の廃棄物及び/又はリサイクル品プロセスの説明図である。このプロセスは状態1002で始まり、状態1004へ進む。ユーザの廃棄物/リサイクル品集配トリガー選好又は規則は、ローカル又はリモートユーザアカウントデータベースから取り出される。たとえば、集配トリガー選好は、集配が指定された曜日に、指定された間隔(2週間に1回、毎週)で、及び/又は、1台以上の処分ユニットが所定の満杯レベル(半分、4分の3、満杯)であるときに行われるべきであることを指定する。1006で、選好トリガーが満杯レベルを指定しているかどうかが判定される。「はい」であるならば、処理は状態1008へ進み、満杯レベルが満杯レベルセンサシステム843によって読み出される。状態1010で、満杯レベルは選好トリガーによって指定されたレベルと比較され、満杯レベルが選好トリガーによって指定されたレベル以上であるならば、プロセスは状態1012へ進む。そうでない場合、プロセスは状態1016へ進み、プロセスは、たとえば、1時間ごと、8時間ごと、毎日、若しくは、その他の間隔でもよい所定の間隔後に繰り返される。
【0117】
状態1012で、廃棄物集配プロバイダ選好はユーザアカウントデータベースから読み出される。たとえば、ユーザは、プロバイダの名前若しくはその他の識別子を使用して特定プロバイダを指定し、又は、最低コストプロバイダが使用されるべきことを指定する。ユーザが最低コストプロバイダを使用すべきであると指定するならば、集配は入札に出される。入札要求に含まれる情報は、入札者がリサイクル可能品の価値と非リサイクル可能品目を処分するコストを決定できるように処分ユニット7002内容物を含む。1014で、選択されたプロバイダは集配を実行するように命令され、集配が行われる。
【0118】
状態1006で、トリガー選好は満杯レベルに基づいていないことが判定されたならば、プロセスは状態1018へ進み、集配トリガー選好が集配間隔又は特定日を指定するかどうかを判定する。指定しないならば、プロセスは状態1020へ進み、デフォルトの廃棄物/リサイクル品集配スケジュールが使用される。プロセスは、次に、上記と同様に状態1012及び1014へ進む。
【0119】
状態1018で、集配トリガー選好は集配間隔又は特定日を指定することが判定されたならば、プロセスは状態1022へ進み、集配命令が現時点で与えられるべきかどうかを判定する。「はい」であるならば、プロセスは上記のように状態1012及び1014へ進む。そうでない場合、プロセスは状態1024へ進み、プロセスは所定の期間後に繰り返される。
【0120】
次に、本発明の一実施形態によりサンプルを供給するプロセスを説明する。注文が消費者の品目の実際の消費に基づいて自動的に作成され始めると、消費者は、広告による影響を殆ど受けず、衝動買いをする可能性は低い。有利的には、上記と同様に、本発明の一実施形態は、製造業者及び供給業者が、自動注文プロセスとは無関係に、新しい品目を消費者へ売り込むためのプロセスを提供する。さらに、消費者は試用する関心がある品目の特性を指定するプロセスが提供される。
【0121】
サンプリングプロセスは、オプションとして、選択プロセスであり、ユーザはサンプリングプロセスに参加する希望を指定する。サンプリングプログラムに加入することにより、適格ユーザは、自分の家庭又は指定した配送アドレスへ配送された製品の無料サンプルを受け取る。サンプルは、オプションとして、製品パッケージにその製品がサンプルであることを示すバーコード又はその他のコードを含む。バーコードは品目SKUに組み込まれるか、又は、付加される。製品を使用又は消費した後、ユーザはコードをスキャンし、非サンプルについて上述したのと同様に、製品を処分ユニット7002に処分する。ユーザの保留中注文は、次に、サンプル製品の通常版を組み入れるために修正可能である。オプションとして、サンプル製品の通常版を注文に追加する前に、ユーザはユーザがそれを注文に追加したいことを確認するように促される。ユーザがサンプル製品の通常版を注文したという事実は、適用可能なプライバシーポリシー及び/又は政府規制によって許される範囲内で適切な製造業者、小売業者、流通業者、及び、広告主へ配信するためサンプルデータベースに記憶される。
【0122】
一実施例のサンプリングプロセスは、さらに、フィードバックを与えるようにユーザを促し、次に、このようなフィードバックを収集し、サンプルデータベースに格納する。上記と同様に、一実施形態では、ユーザがサンプル製品を処分するとき、ユーザはサンプル製品のコードをスキャンし、処分ユニット又はリモートデータ処理システムは、スキャンされたコードから、廃棄された製品をサンプルとして特定する。ユーザがサンプル製品の通常版を注文したくないことを示す廃棄キーを作動するならば、ユーザはフィードバックを与えるように促される。たとえば、フィードバック形式は処分ユニットのディスプレイに提示され、ユーザが品目を再注文したくなかった理由の複数の可能性を一覧表示する。ユーザは理由を選択するように要求され、ユーザが選択を実行すると、選択結果が処分ユニットによって局部的に記憶され、及び/又は、記憶のためリモートサンプルデータベースへ送信される。ユーザフィードバックは、次に、以下で詳述されるように、適切な製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主へ配信される。
【0123】
ユーザはサンプル品目を注文し、又は、注文を確認するように自動的に促されるので、サンプリングプロセスは、製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告業者がより効果的なマーケティングキャンペーンを立ち上げることを可能にする。これは、従来のサンプリング、広告、スーパーマーケット内の棚売りなどによって達成される成功率よりも高い換算率、すなわち、ユーザがサンプル製品の通常版を注文する率が得られる。
【0124】
さらに、サンプルの供給は、多数の従来技術よりも集中的であり、かつ、的確である。所定のユーザへ供給されるサンプルは、ユーザの注文履歴と、ユーザの選好及び選択された選好モードと、ユーザの世帯人口統計と、ユーザの住所などを含み、所定のマーケティングキャンペーンのための正確なターゲット消費者を識別するために役立つ、ユーザプロフィール情報に基づいて選択される。図11に示されるように、状態1102で、ユーザ人口統計情報、サンプル選択情報、サンプル選好及びモード情報、並びに、過去の注文履歴情報を含むユーザアカウント情報が受信され、データベースに格納される。状態1104で、ユーザアカウント情報は取り出され、人口統計情報は所定の製品又はサービスのターゲット消費者人口統計と比較される。状態1106で、この比較、ユーザの選択情報、及び、サンプル選好情報に基づいて、所定の製品又はサービスのサンプルを受け取るターゲット消費者が選択される。一実施形態では、SQL問い合わせが上記のパラメータを使用して作成され、ユーザにとって適切なサンプルが何であるかを決定するためにサンプル製品データベース7014に問い合わせをするため使用される。状態1108で、サンプル及びユーザ住所、並びに、住所ラベルが、供給業者、出荷及び/又は物流企業へ供給され、サンプルが配送される。
【0125】
有利的には、サンプリングプロセスは、詳細な消費量及びユーザ感想フィードバックを提供する。図12は、サンプルフィードバック情報を収集し配布する一実施例のプロセスを示す。状態1202で、所定の製品又はサービスのサンプルを受け取ったユーザの全部又は一部は、調査リクエストを再検討するため選択される。その一部は、オプションとして、廃棄プロセスの一部分としてサンプルをスキャンしたユーザだけを含むように制限され、ユーザがサンプルを使用したことを示す。状態1204で、調査は、処分ユニット7002、電子メール、通常郵便、ウェブページ、テキストメッセージ、又は、電話によってユーザへ送られる。状態1206で、調査結果が受け取られる。付加的に、又は、代替的に、以下の情報が与えられる。
−製品のサンプルを受け取った後に所定の製品を注文した世帯の割合及び数
−サンプル製品を処分ユニット7002で処分し、製品を注文しない、及び/又は、廃棄キーを作動した世帯の割合及び数
−世帯が廃棄プロセス中に、又は、後で行われる調査中に提供されるようなサンプル製品を注文しなかった理由
【0126】
状態1208で、調査結果が適切な製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び/又は、広告主へ配布される。
【0127】
図13Aは、ユーザがウェブサイト、電子メール又はそれ以外の方法でアクセスできる一実施例のサンプル選好書式を示す。この書式は、ユーザが適切な指示文字を入力するか、又は、対応するリンクを作動することにより、サンプリングプロセスへの参加に同意できるフィールドを含む。この書式には、ユーザが無料サンプルを受け入れるか否かを指示することができる製品及び製品タイプを載せる。たとえば、図13に示されるように、ユーザは、豚肉、鶏肉、牛肉、魚、海産物のようなある種の食品タイプを含む製品サンプルを受け入れないこと、又は、菜食、低脂肪、低塩、又は、コーシャ食品のようなある種の食品のタイプだけを受け入れることを書式上で指示可能である。
【0128】
サンプリングプロセスの一実施形態は、無料の製品若しくはサンプル、製品価格割引、(「製品を1個購入すると、別の製品が無料で手に入る」のような)宣伝などの権利をユーザに与えるクーポンがユーザに供給されるクーポンプロセスをさらに含む。
【0129】
廃棄物処理及び補充システム運営者、製造業者、小売業者、流通業者、及び/又は、広告主は、通常郵便を使用して、若しくは、注文の配送と共に、クーポンバーコードが印刷されたハードコピークーポンの形でユーザにクーポンを供給する。クーポンバーコードには、たとえば、eTrash社のためカスタマイズされたUPC番号システム文字#4を含む特殊バーコードが含まれる。
【0130】
クーポンは、ユーザへ電子メール送信できるか、又は、ウェブサイトを介してユーザへ供給でき、ユーザがプリントアウトできる電子クーポン又はテキスト形式クーポンコードの形でもよい。クーポンは、ユーザの処分ユニット7002へ送信し、ユニット7002若しくは接続されたコンピューティング装置によってユーザへ表示するか、及び/又は、プリントアウトすることも可能である。クーポン情報は上記のようにクーポンデータベースに格納される。クーポンデータベースは、クーポン識別子、開始日、終了日、クーポンの使用可能回数、クーポンの使用済み回数、及び、クーポン価値を含む。一実施例として、クーポン価値は、特定の金銭価値、割引率、無料出荷、又は、「X個購入すると、Y個が無料」として表現される。
【0131】
クーポンがハードコピークーポン又は電子クーポンのプリントアウトであるならば、ユーザは処分ユニット7002のスキャナを使用してクーポンコードをスキャンすることによりクーポンを入力し、適用することが可能である。クーポンがテキスト形式クーポンコードの形であるならば、ユーザは、処分ユニット7002のキーボード、又は、タッチスクリーンキーボードを使用してコードをタイプできる。クーポンが送信され、処分ユニット7002を使用して表示されるならば、クーポンは適格購入に自動的に適用される。
【0132】
クーポンは様々な使用制限がある。たとえば、クーポンは1世帯当たり一人のユーザ又は1回の使用に制限される。クーポンは時間的に制限されることもある。オプションとして、「番号付きバーコード」が使用され、各クーポンは固有のバーコード番号をもつ。クーポンが入力され、適用されるとき、クーポンの使用はクーポンデータベースに記録され、特定のバーコードがクーポンのさらなる使用を阻止するため「停止」される。
【0133】
無料製品クーポンに関して、ユーザがクーポンコードをスキャンするか、その他の方法で入力すると、廃棄物処理システムはクーポンコード情報を受信する。システムは、次に、サンプリング注文を実現するための命令を、アドレス情報と共に、第三者物流企業又はその他のフルフィルメント業者へ送信する。有利的には、サンプル製品クーポンの使用はサンプリングプロセスの使用を増加させる。たとえば、製造業者は、10,000件のクーポンを選択された消費者へ配布する許可を与え、サンプルを受け取り、及び/又は、使用した人の中で何人がその後で製品サンプルを注文したかについての換算率を評価する。評価結果に基づいて、製造業者は、さらに数件のサンプル製品クーポンをさらに選択された消費者へ発送すること、及び/又は、付加的なクーポンを消費者の全体へ広く配布することを選択できる。
【0134】
図13Bは一実施例のクーポン処理方法を示す。このプロセスは、状態1302で始まり、状態1304へ進む。ユーザは、たとえば、図8Bに示されたスキャナ838を使用してクーポンコードをスキャンし、スキャンされたコードが処理システム7005へ送信される。処理システム7005は、ユーザが同時に使用する選択権をもつ製品と、クーポンが使用できる製品サイズ及び構成と、を特定すべく、クーポンデータベース7018に問い合わせるためにコードを使用する。処理システム7005は、日付がクーポン開始日と終了日の範囲内に入ることをさらに照合する。適用可能であるならば、処理システムは、クーポンが所定の回数だけ使用可能であるかどうかを判定し、もしそうであるならば、指定された回数を超えているかどうかを判定する。状態1308で、選択権がユーザに表示するため処分ユニット7002又はコンピュータ端末7008へ送信される。
【0135】
状態1310で、処理システムは、製品サイズ、構成、及び/又は、量のユーザ選択を受信する。状態1312で、クーポンが使用されたという記録がクーポンコードと関連してクーポンデータベース7016に格納される。クーポンの使用に関する情報は、供給業者、小売業者、マーケット分析を実行するため、及び/又は、それらの製品提供を改良するため情報を使用できるリサーチ及び/又はマーケッティング事務所へ供給される。状態1314で、ユーザの注文は注文データベース7012に格納される。状態1316で、処理は終了する。
【0136】
割引クーポンに関して、ユーザがクーポンコードをスキャンするか、その他の方法で入力すると、廃棄物処理及び補充システム運営者は、クーポンコード情報を受信し、注文が割引の条件を満たすならば、割引がユーザの保留中注文に適用される。その上、所定の注文において適用可能な製品の所定の量に対して使用できる割引クーポンの個数には制限がある。
【0137】
一実施形態では、ユーザは、対応する注文及び配送モードを指定することにより、購買習慣を変更、制限し、新しい購買習慣を作成する能力が与えられる。ユーザは、自分のアカウントセットアップの一部としてモードオプションを有効にできる。ユーザがモードオプションを有効にするならば、システムは代替的な製品をユーザへ推薦する。自動補充及びモードを有利に活かすことによって、ユーザは自分の購入習慣を有利に変更し、それによって、殆ど、若しくは、全く努力せずに、より健康によい食品を購入することができる。
【0138】
代替的な製品を勧めるとき、選択されたモードは、スキャンされ廃棄された品目に類似した補充製品のため、食事選好のようなある種の予め定義されたユーザ置換規則及び制限に応じて、自動検索フィルタリングをガイドし制限する。その上、ある種のモードは、注文が発注されるとき、及び/又は、予定された配送のような配送及び注文特性を変更する。
【0139】
ユーザは、システム運営者のウェブサイトを介して、又は、処分ユニット7002のユーザインタフェースを使用して、モード規則及び制限を、設定し、訂正し、再検討することができる。これらの規則はユーザのアカウント情報の一部として記憶される。図14は一実施例のモード規則の作成/修正プロセスを示す。状態1402で、プロセスは状態1404へ進み、規則ウィザード又は書式が与えられる。ユーザは、新しい規則を作成、追加するため、又は、ユーザ選択製品カテゴリ及び/又はサブカテゴリに当てはまるように既存の規則を修正するため、ウィザード又は書式を使用する。製品カテゴリと、もし適用可能であれば、サブカテゴリが選択されるならば、ユーザは対応するモードメニューから選択可能である。一実施例のモードメニューは以下の通りである。
ダイエットモード
無脂肪モード
低脂肪モード
無グルテンモード
ピーナッツフリーモード
無塩モード
高蛋白モード
無卵モード
無乳糖モード
非乳製品モード
コーシャモード
有機モード
自然モード
社会モード
人気モード
有名人のピック
生分解性パッケージモード
専門家のピック
エコロジカルパッケージモード
M.D.(博士推薦)モード
安全モード
【0140】
状態1406で、ユーザが既存の規則を編集することを希望するかどうかを判定する。ユーザが既存の規則を編集したいならば、プロセスは状態1410へ進み、編集されるべき規則がユーザアカウントデータベースから取り出され、表示され、ユーザによって編集される。ユーザが既存の規則を編集したくないならば、プロセスは状態1406から状態1408へ進み、ウィザードはユーザによる新しい規則の作成をガイドする。状態1412で、新しい規則又は編集された規則がユーザのアカウント記録に格納され、プロセスは状態1414で終了する。
【0141】
ユーザが処分される品目をスキャンするとき、システムがユーザの指定若しくは選択したモードを満たすスキャンされた製品と類似した製品を見つけることができるならば、ユーザは、表示ユニットのユーザインタフェースを介して、ユーザが、ブランド、製品、ファミリー、及び/又は、種類を変更したいかどうかについて質問される。一実施例として、ヨーグルトの「ブランド」はダノンであり、「製品」はヨーグルトであり、「ファミリー」は無脂肪又は低脂肪であり、「種類」は、ストロベリーのような風味である。さらなる一実施例として、剃刀の「ブランド」はジレットであり、「製品」は「剃刀」であり、「ファミリー」はMach3のような製品ファミリーであり、「種類」は3パックのようなパッケージ当たりの量である。
【0142】
図15は一実施例の追加モード規則書式を示す。モード規則書式は、一実施例として、ユーザのコンピューティング装置上のウェブページとして、又は、処分ユニットを介して、ユーザに提供される。ユーザは製品カテゴリフィールドから特別の製品又は製品タイプを選択する。製品カテゴリフィールドは、ユーザが製品若しくは製品カテゴリをタイプするテキスト記入フィールドでもよく、又は、所定の製品若しくは製品カテゴリを含むメニューでもよい。製品カテゴリは、たとえば、ヨーグルト、ベーグル、チーズ、バター、シリアル、サラダドレッシング、パスタ、スナック、スープ、紅茶、コーヒー、フルーツジュース、ケーキミックス、缶詰のフルーツ、粉ミルクなどの食料品カテゴリである。製品カテゴリは、食器洗い洗剤、食器洗い機用洗剤、ハンドソープ、電池、サンドイッチ袋、アルミ箔、食品包装用ラップ、コーヒーフィルタ、浄水フィルタ、ごみ袋などの非食料品カテゴリでもよい。
【0143】
「べき」又は「べからず」のような条件因子は指定できる。モードフィールドは、上記の所定の選好モードからの選択、又は、ユーザ定義選好モードを使用する選択のため使用される。フレキシビリティフィールドは、ユーザが、製品代用、又は、代替的な製品の推薦を受け入れる際に、絶対的又は相対的なフレキシビリティレベルを指定することを可能にさせる。たとえば、ユーザは、ユーザがブランド、タイプ、ファミリー、及び/又は、種類を自発的に切り換えない意向を示すため、低レベルのフレキシビリティを指定可能である。ユーザは、ユーザがブランド、タイプ、ファミリー、及び/又は、種類を自発的に切り換える意向を示すため、高レベルのフレキシビリティを指定可能である。
【0144】
ユーザがモード選択「制限的」フィールドボックスをチェックするか、その他の方法で選択し、規則を満たす製品が代用製品の検索中に見つからない場合、代替的な製品はユーザに推薦されず、及び/又は、代替的な製品はユーザの注文リストへ自動的に追加されない。
【0145】
ユーザがモード選択「この規則をサンプリングに適用する」フィールドボックスをチェックするか、その他の方法で選択するならば、選択されたモード規則を満たすサンプルがそのユーザのため選択される。
【0146】
ユーザがモード選択「この規則だけをこの製品カテゴリに適用する」フィールドボックスをチェックするか、その他の方法で選択するならば、システムは、普通なら選択された製品カテゴリに適用されるはずの他の規則を無視する。選択されたモードがそれに関連した格付けを有するならば、格付け法が格付け法フィールドによって選択される。システムがスキャンされた製品に対して1個以上の一致するものを見つけた場合、ユーザは、格付け法フィールドを用いて、1個以上の格付け実体の中から最高格付けを有する製品がユーザの注文に追加されるべきことを指定可能である。たとえば、格付けは、製品レビューウェブサイト、又は、レビューを行う雑誌のようなレビュー実体から提供される。代替的に、又は、付加的に、格付けは、製品販売量、システム運営者若しくはその従業員の製品選好、及び/又は、一人以上のユーザ指定有名人の選好のようなマーケットデータに基づく。
【0147】
さらに、ユーザが所定の製品又は製品タイプに1個以上のモードを指定した場合、ユーザはモード優先度、すなわち、モードフィルタリング規則が適用される順序を指定可能である。ユーザは、優先度番号付けを変更することにより、又は、希望のアプリケーションの順序に対応するリストを形成するためモードをドラッグ・アンド・ドロップすることにより、モード優先度を修正可能である。
【0148】
一実施例のユーザ選択可能なモードは以下で詳述される。
【0149】
−ダイエットモード:システムは、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすダイエット又は低カロリー製品を探す。
【0150】
−無脂肪/低脂肪モード:システムは、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす無脂肪又は低脂肪製品を探す。
【0151】
−コーシャモード:システムは、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすコーシャ製品(清浄な製品)を探す。
【0152】
−有機モード:システムは、農薬を使用せずに作られるか又は栽培され、スキャンされた製品に類似し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす有機製品を探す。
【0153】
−自然モード:システムは、スキャンされた製品に類似し、人工の成分を用いずに作られ、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす自然製品を探す。
【0154】
−人気モード:システムは、スキャンされた製品に類似し、販売の量又はドル価値に基づいて最も人気があり、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。
【0155】
−有名人のピック:システムは、スキャンされた製品に類似し、指定若しくは選択された有名人のお気に入りの製品若しくはブランドとして識別され、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。オプションとして、ユーザは有名人を指定できる。その上、廃棄物処理及び補充システム運営者は、有名人が自分のお気に入りの製品及びいつも購入する製品を開示することについて有名人と契約を取り決める。オプションとして、引き換えに、製造業者はマーケティング手数料を支払い、又は、協定期間中の有名人の食料品店ショッピングの代金支払いのようなその他の誘引策を提供する。
【0156】
−生分解性パッケージモード:システムは、生分解性パッケージを有し、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすという条件で、スキャンされた製品と類似した製品を探す。
【0157】
−専門家のピック:システムは、専門家のお気に入り又は推薦するブランドであり、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすという条件で、スキャンされた製品と類似した製品を探す。専門家は、専門企業、専門機関、又は、食品若しくはワイン雑誌のような専門誌と提携し、スキャンされたタイプの製品をレビューする。専門家はさらに消費者の意見の集約でもよい。たとえば、ある種の消費者による最高格付けの製品は、専門家のピックと呼ばれる。オプションとして、ユーザは使用する専門家を選択できる。システム運営者は、このような専門家及び雑誌と契約を締結し、このようなピック又は推薦を提供する。
【0158】
−M.D.モード:システムは、スキャンされた製品と類似し、糖尿病若しくは心臓疾患のような病状に適合し、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。たとえば、ある種の病状に関連した食事制限がある。医学的食事制限は、ユーザの医者によって、又は、評判の高い医療機関によって指定若しくは承認された食事ガイドラインを使用して構成若しくは指定される。
【0159】
−安全モード:システムは、アルコール、たばこ、市販薬のようなユーザによって選択された特別な製品又は製品カテゴリの購入及び/又は選択を制限する(すなわち、両親は自分の子供のためのアカウントをセットアップできるが、自分の子供がアルコールやたばこを注文することを阻止する)。さらに、ユーザは、代用品目の選択を指定された有効期限以降に制限し、又は、指定された生産国からのもの、若しくは、指定された生産国以外からのものに制限するようなその他の制限を指定できる。
【0160】
−エコロジカルパッケージモード:システムは、スキャンされた製品と類似し、スキャンされた製品よりもエコロジカル的により安全であるか、又は、リサイクル性が高く(すなわち、コカコーラ:12オンスのプラスチックボトルを12オンスのアルミニウム缶に変更、再生紙パッケージ、リサイクル可能な紙パッケージ)、もしあれば、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たす製品を探す。
【0161】
1.−社会モード:システムは、製造業者の社会運動との関与が、ユーザに関心がある、若しくは、ユーザによって指定された社会運動と一致するか、又は、少なくとも部分的に一致し、ユーザによって課された他の規則及び制限を満たすという条件で、スキャンされた製品と類似する製品を探す。ユーザは、考慮されることを希望する社会運動(すなわち、米国又は外国労働者の待遇、アフリカにおける飢饉闘争、地球温暖化闘争、生物多様性保全努力、リサイクル努力、エネルギー効率、企業統治問題など)を指定可能である。製造業者に関するこのような情報は、オプションとして、上記の製造業者データベース7015のような製造業者データベースに格納される。有利的には、このモードの使用は、企業が社会的により責任を負う動機付けになり、それによって、市場占有率を増大させる。廃棄物処理及び補充システム運営者によって与えられるユーザ選好報告書に基づいて、このような報告書を受け取る企業は、製造業者が指定された社会問題の解決に関与するならば、自分の購入習慣を変更することを望む消費者の数がわかる。オプションとして、ユーザは、ユニットのタッチスクリーン、キーボードなどを用いて、予め決められた希望の製造業者特性に対応するコードを入力する。たとえば、タッチスクリーンは、英数字コードでもよいこのようなコードを入力するソフト社会モードキーを含む。社会モードキーを作動すると、エントリーフィールドがコードを受け付けるため表示される。一例として、環境団体は、プラスチックパッケージが環境に引き起こす問題を説明する広告を雑誌に出す。この広告は相当する社会モードに対応するコードを用意し、製品は環境にやさしいパッケージを使用する製造業者へ発注される。たとえば、広告は、「環境にやさしいパッケージを使用する製造業者に製品を注文したいならば、社会モードキーを押下して、『524』と、必要に応じて、あなたのパスワードとを入力すると、このモードがあなたのアカウントに自動的に追加されます。」と語る。
【0162】
−トラベルモード:このモードは旅行者が特に使用するモードである。トラベルモードが選択されたとき、次の自動配送日よりも、ユーザが旅行から戻る日付のようなユーザ指定日が配送のため優先される。
【0163】
−その他のモード:ウェイトコントロールプログラム又は筋肉増強プログラムのような、専門組織からのその他の予めカスタマイズされた規則及び制限。
【0164】
顧客満足をより確実にするため、ユーザは、システムが、電子メール、通常郵便、ウェブサイトページ、テキストメッセージ、インスタントメッセージ、通話のような手段によって、又は、他のメッセージング技術を使用して、ユーザが選択されたモードによってトリガーされた製品及び注文の提案された変更を確認することを要求する確認通信を行うことを指示する。ユーザ命令はユーザ選好書式を使用して与えられる。
【0165】
図16は、ユーザ指定優先度を有する複数の製品カテゴリのための一実施例のモード選択書式1600を示す。この実施例の書式は、優先度フィールド、製品カテゴリフィールド、被選択モードフィールド、制限フィールド、フレキシビリティフィールド、及び、説明フィールドを含む。制限フィールドは、ユーザが代用の、又は、推薦された代替的な製品若しくは品目を、ある種の成分を含まないもの、又は、その他のある特性をもたないものに制限することを望むか否かを示すため使用される。説明フィールドは、制限フィールドによって制限されるべき特性を記述若しくは指定するため使用される。一実施例として、説明は、ユーザが制限した1個以上の成分、すなわち、代替的な、又は、代用製品に認められない成分を列挙する。
【0166】
図17は、製品名、価格、サイズ、ブランド、タイプ、ファミリー、及び、種類/風味フィールドを含む製品の一実施例のレコードを示す。成分、カロリー、及び/又は、スペシャルティ特性フィールドのようなその他のフィールドも同様に含まれる。従って、代用品又は推薦された代用品を探索するとき、システムは、潜在的な代用製品のサイズ、ブランド、タイプ、ファミリー、及び、種類/風味、並びに、その他の特性が、ユーザによって許容されるものと一致するかどうかを判定する。もしそれらが一致するならば、製品は適当な代用製品又は推薦された代用製品であり、ユーザは製品名及び価格が提供され、及び/又は、品目がユーザの注文に追加される。
【0167】
図18は、図9に示された代用モード状態911に対応する一実施例のモード適用プロセスを示す。状態1802から始まり、プロセスは状態1804へ進み、提案モードオプションフラグ及び代用モードオプションフラグがユーザアカウントデータベースから読み出される。いずれかのフラグがセットされているならば、廃棄品目に関して、ユーザはユーザに提案されるべき、又は、ユーザの注文に自動的に追加されるべき適切な代用製品が存在するかどうかをシステムが判定することを希望することを示し、プロセスは状態1806へ進み、第1の代用モード規則がユーザアカウントデータベースから取り出される。状態1808で、規則が廃棄製品カテゴリ及び/又はサブカテゴリに適用可能であるかどうかを判定する。たとえば、カテゴリは、ヨーグルト、ソーダ、コーヒー、シリアル、サラダドレッシング、肉、洗剤、歯磨き粉、石けん、又は、電球であり、対応するサブカテゴリは、ストロベリーヨーグルト、コーラタイプソーダ、インスタントコーヒー、ホットシリアル、イタリアンサラダドレッシング、牛肉、タイル洗剤、子供用歯磨き粉、軟石けん、及び、蛍光電球を含む。規則が適用できないならば、プロセスは状態1814へ進む。規則が適用可能であるならば、プロセスは状態1810へ進む。
【0168】
状態1810で、製品データベースは、規則を満たすマッチング代用製品が存在するかどうかを判定するため、検索又は問い合わされる。マッチング代用製品が存在しないならば、プロセスは状態1812から状態1824へ進み、ユーザは、廃棄された製品の交換がユーザの注文に組み込まれるべきかどうかに関して問い合わされる。ユーザの回答が「いいえ」であるならば、プロセスは状態1826へ進み、交換製品をユーザの注文に追加するプロセスは休止又は取り消され、プロセスは終了状態1828へ進む。ユーザの回答が「はい」であるならば、プロセスは状態1824から状態1818へ進む。
【0169】
状態1812を再度参照すると、マッチング代用製品が存在するならば、プロセスは状態1812から状態1814へ進む。状態1814で、ユーザが付加的な規則を定義したかどうかを判定する。「はい」であるならば、プロセスは状態1806へ戻り、付加的な規則が潜在的な代用製品をさらにフィルタリング又は除去するために適用される。そうでない場合、プロセスは状態1816へ進む。マッチング製品の他にも状態1810で識別されるならば、状態1816で、ユーザ選好がユーザアカウントデータベースから取り出され、どれがユーザ選好をより厳密に満たすかに応じて、識別された代用製品を格付けする。一実施形態では、最も安価なマッチング製品が最高ランクの製品として指定される。最高ランクの製品は次に代替的な製品として選択される。
【0170】
ユーザの代用モードオプションフラグがセットされているならば、状態1818で、代用品がユーザの注文に追加されているという確認が電子メール、処分ユニット、又は、それ以外の手段によってユーザへ供給される。ユーザの提案モードオプションフラグがセットされているならば、ユーザは、提案された代用品を受け入れることを望むかどうかを尋ねられ、処分ユニットのユーザインタフェース、又は、別の手段で入力されたユーザの応答が格納され、動作の基準になる。状態1820で、代用製品がユーザの注文に追加され、プロセスは状態1828で終了する。
【0171】
再度状態1804を参照すると、提案モードオプションフラグと代用モードオプションフラグのどちらもセットされていないならば、プロセスは状態1822へ進み、ユーザのアカウントデータが読み出され、上記のトラベルモードのような他のモードがセットされているかどうかを判定する。他のモードがセットされているならば、これらのモードは実施済みであり、プロセスは終了状態1828へ進む。
【0172】
さらに、処分ユニット内容物情報、ユーザ注文選好、及び、ユーザの注文履歴を使用して、在庫管理及び制御が非常に高い正確さと高感度で実行される。上記のように、処分及び交換システムは、スキャンされ、処分ユニットに入れられた製品に関する情報を格納する。この情報は、次に、対応する世帯の製品消費に関する実質的にリアルタイムの情報を作成するために使用される。その上、ユーザ注文選好、配送選好、及び、処分ユニットの内容物情報、消費され、未だ補充されていない品目に関する情報に基づいて、処分及び交換システムは、交換製品が補充のため供給業者へ発注されるとき、又は、発注される可能性が高いときを予測する。
【0173】
特に、内容物情報、ユーザプロフィール、及び/又は、ユーザ保留中注文に基づいて、処分及び交換システムは、未だ補充されていない消費された製品のデータベースを作成又は更新する。たとえば、データベースは、処分ユニット、又は、リモートデータ処理システム7005のようなリモートデータ処理システムに格納される。データベースは、補充されるべき製品の識別子、製品数量、その製品数量が必要になる予想日、製品が必要とされる場所の郵便番号及び/又は地域、及び、対応する製品数量を必要とする小売業者又は流通業者を含む。このデータベースは、処分及び交換システムの規則及びプライバシーの規制に従って認定された小売業者及び製造業者によって、SQL問い合わせなどを使用して問い合わせ可能である。代替的に、又は、付加的に、交換を必要とする品物のタイプ及び数量に関する情報は、問い合わせが無くても、選択された小売業者及び供給業者へ、電子メール又はその他の方法で供給される。小売業者及び製造業者は、オプションとして、競合相手の情報、又は、所定のユーザの特定の注文/世帯が供給されない。たとえば、多数のユーザの注文情報は一つに集計され、個別のユーザを一意に識別する情報を含まずに供給業者へ与えられる。
【0174】
関心のある情報を見つけるため、小売業者又は製造業者はそれらの問い合わせを、
−郵便番号
−地域
−製品
−配送日
−数量
−指定配送日
−製造業者 及び/又は
−小売業者
によって限定する。
【0175】
製造業者、小売業者、及び、供給業者は、効率及び物流を改善し、運転資金必要額を削減し、製品売上数量実績を評価するため、販売予測及び生産計画用の実質的にリアルタイムの消費情報を利用する。
【0176】
特に、小売業者は、将来の販売及びより良好な計画購入を予測し、在庫を削減し、注文の部分的な履行を管理するため、データベースから取り出されたデータを分析する。問い合わされた情報は、キャンペーンがどの程度成功したかを郵便番号、地域、日付などによって評価するため、製造業者によって使用される。その上、製造業者は、品物が消費された場所の郵便番号又は地域に応じて、製品をその地域の流通業者へより効率的に供給可能である。製造業者は、生産計画目的のため製品消費情報をさらに使用する。
【0177】
たとえば、ユーザが特定の小売業者又は供給業者へ発注されるべきことを指定したとき、ユーザの注文が自分に発注されることがわかっている指定された小売業者又は供給業者は、対応する注文中の品目及び数量を在庫に保持するため、保留中のユーザ注文についての予備知識を使用する。
【0178】
注文及び供給連鎖プロセスに関与する様々な業者の多くは、効率を高め、コストを削減するため、同じ施設又は拠点内に配置可能である。様々な業者には、倉庫及びドックを共用する製造業者、小売業者、及び、物流企業が含まれる。労働コスト及び一般経費は、協同組合のように当事者間で分担される。製造業者は販売予測に応じてレベルが決められた在庫をもち、小売業者は、自分が履行したいユーザの注文を選択又は入札するとき、及び、自分が実際に注文を履行するときに品目を電子的に購入できる。
【0179】
さらに、廃棄物処分及び交換システムの実施形態は、消費者に家庭内在庫管理を提供する。特に、廃棄物処分及び交換システムは、ある一定又は所定の期間に亘る消費者の製品消費パターンを分析し、その世帯の最適在庫レベルを計算する。このレベルが一旦わかると、システムは、完全に消費された交換品目、又は、廃棄物処分及び交換システムが過去の処分履歴に基づいて所定の期間の範囲内で完全に消費されることを予測する品目の交換品の購入を消費者に指摘若しくは催促する。廃棄物処分及び交換システムは、さらに、世帯が最適又は好ましい在庫レベルに達するまで、仕入れ過剰品を購入しないようにユーザに通知又は忠告する。
【0180】
オプションとして、廃棄物処理及び補充システム運営者は、消費者のプライバシーを確保するステップを行う。たとえば、以下の技術:世帯又はユーザは英数字コードだけを使用して識別される;住所情報は、注文を配送する物流企業のような業者だけに供給される;処分ユニット7002及び/又はコンピューティング装置との通信は暗号化される;オプションとして、小売業者は注文内容とクライアント識別英数字コードだけが通知される;及び/又は、オプションとして、物流企業は配送先住所だけが通知され、特定の注文内容が通知されない、のうちの一つ以上が使用される。
【0181】
ユーザが注文は特定の小売業者又は供給業者へ発注されるべきことをユーザの注文選好に指定した場合、システムはユーザ注文を受信し、注文をその小売業者又は供給業者へそのまま転送する。ユーザが注文は、オプションとして配送料金を含む、全体的な注文コストが最良である小売業者又は供給業者へ発注されるべきことを指定した場合、注文は以下の実施例のプロセスに従って管理される。
【0182】
一実施形態において、ユーザが注文に応じるため最低価格供給業者が使用されることを指定したとき、システムがユーザ注文選好、出荷選好、及び、注文を受信し格納すると、システムは、小売業者又はその他の供給業者のような潜在的な入札者に、注文情報と希望配送日及び/又は出荷日を供給する。入札者は、次に、注文及び注文配送の価格設定情報を含む入札をシステムへ返信する。システムは、次に、入札を比較及び/又は格付けし、最低価格入札、次の最低価格入札などを特定する。注文は、次に、希望配送日及び/又は出荷日の所定の範囲を満たすか、又は、所定の範囲内にある最低コストプロバイダへ発注される。
【0183】
図19はユーザが最低価格供給業者を要求する場合に使用される入札プロセスを示す。状態1901で始まり、プロセスは状態1902へ進み、システムはユーザの注文選好、出荷選好、及び、注文を取り出す。状態1904で、システムは、たとえば、ウェブ検索ロボットなどを使用して、供給業者のウェブサイトを介して、供給業者データベースにアクセスし、注文中の品目に対する供給業者の価格を取り出す。状態1906で、注文の最低総価格が決定される。このプロセスは、所定の期間中に発注された他のユーザの注文に対して繰り返される。状態1908で、注文は分類又は集計され、グループ分けは、たとえば、XMLプロトコルを使用して、システムウェブサイトのセキュア領域に「公開」され、競売にかけられる。グループ分けは、要求された配送、注文日、注文された品目の類似性若しくは共通性、及び/又は、地理的位置に基づいている。状態1910で、所定のグループ内のユーザの注文のそれぞれについて先に決定された最低価格が総計される。
【0184】
状態1912で、小売業者のような供給業者は、自分の通常の小売又は卸売価格に対して割引を申し出て注文の各グループを入札する。所定のグループの予約がそのグループの予め計算された合計価格に設定される。すなわち、落札はそのグループの合計価格よりも低くなければならない。状態1916で、最低コスト入札者が決定される。状態1916で、競売が終了するとき、所定のグループの注文は最良すなわち最低入札者へ転送される。状態1918で、所定のグループの入札の全体的な割引に比例して、割引が注文に適用される。プロセスは状態1920で終了する。
【0185】
小売業者又は供給業者がユーザの注文に入札したいが、その注文が「予約」された品目を含むことが通知される場合、すなわち、ユーザがある特定の品目の注文は指定された異なる小売業者又は供給業者へ発注されるべきであることを指定している場合、小売業者又は供給業者はユーザの品目を供給するため競売へ参加することを控える。
【0186】
上記の処分ユニットはさらにオプションとして投票のため使用される。たとえば、処分ユニットのタッチスクリーンは、投票用紙を提示し、製造業者又は供給業者の質のような項目についての投票、又は、製造業者又は供給業者にどの程度の社会的責任があるかについての投票を受信するため使用される。票は収集され、蓄えられ、加算され、投票の結果は製造業者及び/又は供給業者を選択するためユーザによって使用される。オプションとして、ユーザは、投票するためにパスワード及び/又は社会保障番号のような固有識別子を用意するように要求される。
【0187】
処分ユニットはさらにオプションとして、適切なソフトボタンを作動することによりサービスを要求するため、その他の方法で要求を行うため使用される。たとえば、ベビーシッター要求に対応するソフトボタンが設けられる。同様に、ソフトボタンは警察、消防署、又は、救急サービスへの至急呼出を申し込むため設けられる。
【0188】
その上、バーコードスキャナは請求書のバーコードをスキャンするため使用される。ユーザは、次に、パスワードを入力し、適当な許可を与え、それは処分ユニットによってシステムへ送信され、請求はクレジットカード、デビット口座、又は、その他の金融証書に課金される。
【0189】
本発明のある種の変形形態及び変更形態は当業者に明らかになることを理解されたい。本発明の範囲は実例、又は、上記の実例の説明によって限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0190】
【図1】本発明の一実施形態による電子ごみユニットの斜視図である。
【図2】図1に表された制御パネルの正面図である。
【図3】図2に表された制御パネルの裏側の背面図である。
【図4】本発明の一実施形態による制御パネルの内部コンポーネントの説明図である。
【図5】本発明の一実施形態による電子ごみネットワークのブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態による詳細なごみ処理プロセスのフローチャートである。
【図7】ネットワーク型システムの第2の例示的な実施形態の説明図である。
【図8A】第2の実施例のごみ処分装置及び注文システムの説明図である。
【図8B】第2の実施例のごみ処分装置及び注文システムの説明図である。
【図8C】第2の実施例のごみ処分装置及び注文システムの説明図である。
【図9A】一実施例のスキャニング、確認、及び、注文プロセスの説明図である。
【図9B】一実施例のスキャニング、確認、及び、注文プロセスの説明図である。
【図10】一実施例の廃棄物及び/又はリサイクルプロセスの説明図である。
【図11】サンプルを受け取るユーザを選択する一実施例のプロセスの説明図である。
【図12】サンプルフィードバック情報を回収し配布する一実施例のプロセスの説明図である。
【図13A】一実施例のサンプル選好書式の説明図である。
【図13B】一実施例のクーポン処理方法の説明図である。
【図14】一実施例のモード規則作成/修正プロセスの説明図である。
【図15】一実施例のモード規則書式の説明図である。
【図16】一実施例のモード選択書式の説明図である。
【図17】一実施例の製品記録の説明図である。
【図18】一実施例のモード適用プロセスの説明図である。
【図19】一実施例の入札プロセスの説明図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナと、
前記プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、
前記ネットワークを介して廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたリモート処理システムと、
を含む廃棄物処分ユニットを具備し、
前記リモート処理システムが、
前記廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられたサンプル選好であり、前記ユーザへ供給されるべきサンプルを選択するため少なくとも部分的に格納されたサンプル選好を格納するデータベースと、
前記廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、
前記第1の品目がサンプルであることを前記受信されたスキャン情報から判定するように構成された第2の命令と、
前記ユーザが前記サンプルの交換品を注文したいかどうかを示す意向を前記廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成された第3の命令と、
前記サンプルの交換オプションを見つけるように構成された第4の命令と、
前記交換オプションを前記廃棄物処分ユニットへ送信するように構成された第5の命令と、
前記廃棄物処分ユニットから前記ユーザによるオプション選択を受信するように構成された第6の命令と、
を含む、
処分及び供給システム。
【請求項2】
前記リモート処理システムは、前記ユーザが前記サンプルの交換品を注文したくない理由に関する前記廃棄物処分ユニット経由の意向と、前記ユーザが前記サンプルの交換品を注文したいという前記廃棄物処分ユニット経由の意向の少なくとも一方を受信するように構成された第7の命令をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項3】
前記リモート処理システムが前記ユーザに少なくとも1個のサンプルの交換品を注文しない選択可能な理由を提示するように構成された第7の命令をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項4】
前記リモート処理システムが、
少なくとも1個のサンプルの交換品を注文しない理由を受信するように構成された第7の命令と、
製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主のうちの少なくとも一つに前記理由を提供するように構成された第8の命令と、
をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項5】
前記リモート処理システムが、前記サンプルの非サンプル交換品を前記ユーザへ配送させるように構成された第7の命令をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項6】
前記廃棄物処分ユニットが、前記ユーザへ情報を表示し、ユーザ入力を受け取るため構成されたタッチスクリーンユニットをさらに具備する、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項7】
前記廃棄物処分ユニットが物体の存在の検出に応じて前記スキャナを作動する存在検出回路をさらに具備する、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項8】
前記廃棄物処分ユニットが無線ネットワークに接続された取り外し可能なディスプレイ及びユーザ入力装置をさらに具備する、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項9】
前記廃棄物処分ユニットがスキャンを実行する前にユーザパスワードを要求するように構成される、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項10】
前記スキャナがバーコードスキャナと無線周波数スキャナのうちの一方である、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項11】
ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、
前記サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、
前記ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記サンプル選好及び前記廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルを前記ユーザへ配送させるステップと、
を含むサンプルを選択的に供給する方法。
【請求項12】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザから前記品目の非サンプル版の注文を受信するステップと、
をさらに含む、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない意向を前記ユーザから受信するステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない理由を示すことを要求するステップと、
をさらに含む、請求項11記載の方法。
【請求項14】
前記第1のサンプル品目の前記通常版を注文しないユーザ選択可能な理由を提示するステップをさらに含む、請求項13記載の方法。
【請求項15】
前記ユーザ選択可能な理由は、
前記ユーザがその品目タイプを使用しない、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用したが気に入らなかった、及び、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用し気に入ったが、別のブランドの方を好む、
という理由のうちの少なくとも二つ以上を含む、請求項14記載の方法。
【請求項16】
ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、
前記選好をデータベースに格納するステップと、
前記ユーザ指定サンプル選好を満たす第1のサンプルを前記第1のユーザへ配送させるステップと、
を含むサンプルを選択的に供給する方法。
【請求項17】
廃棄物処分ユニットを介してクーポン情報を受信するステップと、
前記クーポンに対応する品目を前記第1のユーザへ配送させるステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記第1のサンプルが使用されたという指標を廃棄物処分ユニットから受信するステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項19】
少なくとも前記第1のサンプルのパッケージが処分ユニットに入れられた指標を受信するステップと、
前記第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したいかどうかを判定するため、前記処分ユニットを介して前記第1のユーザへ問い合わせを提示させるステップと、
前記問い合わせへの応答を受信するステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザが求める前記非サンプル版のサイズと数量の少なくとも一方を判定するため、少なくとも1個の問い合わせを前記第1のユーザへ提示させるステップをさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項21】
廃棄物処分ユニットに接続されたスキャナを使用して前記第1のユーザによって前記第1のサンプルからスキャンされた情報を受信するステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項22】
第2のユーザに関連した人口統計情報及びサンプル選好を受信するステップと、
前記ユーザのサンプル選好及び人口統計に対応するサンプルを前記第2のユーザへ配送させるステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項23】
製品のサンプルを受け取った後に、前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したユーザの割合と数のうちの少なくとも一方を判定するステップをさらに含み、請求項16記載の方法。
【請求項24】
前記第1のサンプルを処分し、非サンプル版を注文しなかったユーザの割合と数のうちの少なくとも一方を判定するステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項25】
少なくとも前記第1のサンプルのパッケージが処分ユニットに入れられた指標を受信するステップと、
第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したいかどうかを判定するため、問い合わせを前記第1のユーザへ提示させるステップと、
前記問い合わせに対する否定的な応答を受信するステップと、
前記第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したくなかった理由を判定するため、問い合わせを前記第1のユーザへ提示させるステップと、
前記第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したくなかった理由を示す前記第1のユーザからの少なくとも第1の理由を含む応答を前記第1のユーザから受信するステップと、
前記応答に関連した情報を製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主のうちの少なくとも一つに提供するステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項26】
少なくとも第1の廃棄物処分ユニットのユーザに関連したサンプル選好を格納するデータベースと、
ネットワークを介して少なくとも前記第1の廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成された処理システムと、
を具備し、
前記処理システムが、
前記廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目の情報を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、
前記第1の品目がサンプルであることを前記受信されたスキャン情報から判定するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と、
前記ユーザが前記第1の品目の非サンプル版を注文したいかどうかの意向を前記廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第3の命令と、
を含む、
処分データ処理及び供給システム。
【請求項27】
前記第1の品目の交換オプションを見つけるように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令と、
前記交換オプションを前記第1の廃棄物処分ユニットへ送信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第5の命令と、
前記廃棄物処分ユニットから前記ユーザによるオプション選択を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第6の命令と、
をさらに具備する、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項28】
前記処理システムが、前記ユーザが前記第1の品目の非サンプル版を注文したくない理由に関する前記廃棄物処分ユニット経由の意向と、前記ユーザが前記第1の品目の非サンプル版を注文したいという前記廃棄物処分ユニット経由の意向の少なくとも一方を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項29】
前記処理システムが、前記第1の品目の非サンプル版を注文しない選択可能な理由を、前記廃棄物処分ユニットを介して前記ユーザに提示させる、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項30】
前記リモート処理システムが、
前記第1の品目の非サンプル版を注文しない理由を処理するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令と、
製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主のうちの少なくとも一つに前記理由を提供するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第5の命令と、
をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項31】
前記処理システムが、前記第1の品目の非サンプル交換品を前記ユーザへ配送させるように構成された第4の命令をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項32】
ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、
前記サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、
前記ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記サンプル選好及び前記廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルを前記ユーザへ配送させるステップと、
を含むサンプルを選択的に供給する方法。
【請求項33】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザから前記品目の非サンプル版の注文を受信するステップと、
をさらに含む、請求項32記載の方法。
【請求項34】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない意向を前記ユーザから受信するステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない理由を示すことを要求するステップと、
をさらに含む、請求項32記載の方法。
【請求項35】
前記第1のサンプル品目の前記通常版を注文しないユーザ選択可能な理由を提示するステップをさらに含む、請求項34記載の方法。
【請求項36】
前記ユーザ選択可能な理由は、
前記ユーザがその品目タイプを使用しない、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用したが気に入らなかった、及び、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用し気に入ったが、別のブランドの方を好む、
という理由のうちの少なくとも二つ以上を含む、請求項35記載の方法。
【請求項37】
プロセッサ、
前記プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナ、及び、
前記プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェース
を含む廃棄物処分ユニットと、
前記廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられた製品選好を格納するデータベース、
前記廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、
前記スキャン情報及び前記ユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて前記第1の品目を交換するため、少なくとも第1の潜在的な代用品目を選択するように構成された第2の命令と、及び、
前記潜在的な代用品目をユーザ注文に追加するように構成された第3の命令
を含み、
前記ネットワークを介して廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムと、
を具備する廃棄物処分システム。
【請求項38】
前記第3の命令が、前記潜在的な代用品目が前記ユーザ注文に追加されることを確認する要求を、前記ユーザに表示するため前記廃棄物処分ユニットへ送信するようにさらに構成される、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項39】
前記第3の命令が前記潜在的な代用品目を前記ユーザ注文に自動的に追加する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項40】
前記選好が複数の優先順位が付けられた規則を含み、前記第2の命令が少なくとも部分的に前記優先順位に基づいて前記規則を適用するようにさらに構成される、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項41】
前記ユーザが自発的にブランドを切り換えるかどうかを前記ユーザに問い合わせるように構成された第4の命令と、
前記問い合わせに対する応答を前記データベースに格納するように構成された第4の命令と、
をさらに具備する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項42】
製品代用と代替的な製品の推薦のうちの少なくとも一方を承諾する際のユーザフレキシビリティのレベルに関する指標を前記ユーザから受信するように構成された第4の命令をさらに具備する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項43】
前記ユーザ選好情報は、前記ユーザが、ダイエット食品、無脂肪食品、低脂肪食品、無グルテン食品、ピーナッツフリー食品、無塩食品、高蛋白食品、無卵食品、無乳糖食品、非乳製品食品、コーシャ食品、有機食品、及び、自然食品のうちの少なくとも一つを好むという指標を含む、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項44】
前記ユーザ選好情報は、前記ユーザが、ダイエット食品、無脂肪食品、低脂肪食品、無グルテン食品、ピーナッツフリー食品、無塩食品、高蛋白食品、無卵食品、無乳糖食品、非乳製品食品、コーシャ食品、有機食品、及び、自然食品のうちの少なくとも二つを好むという指標を含む、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項45】
前記廃棄物処分ユニットが、直ちに注文を発注させるように構成されたキーと、至急配送サービスを使用して注文を配送させるように構成されたキーと、品目が注文に追加されることを阻止するように構成されたキーのうちの少なくとも1個を有するユーザインタフェース装置を含む、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項46】
所定の社会モードに対応するコードを入力するように構成されたモード記入フィールドをさらに具備する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項47】
ユーザによって廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、
データベースから前記ユーザの選好情報を入手するステップと、
少なくとも前記廃棄された品目の識別情報及び前記選好情報に基づいて、少なくとも一つの局面で前記廃棄された品目とは異なる前記廃棄された品目の交換品目の推薦をネットワーク経由で送信するステップと、
を含む、交換製品を選択するためユーザの選好情報を電子的に処理する方法。
【請求項48】
交換の推薦を行うためにユーザ命令を受信するステップと、
前記ユーザ命令をデータベースに格納するステップと、
をさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項49】
前記ユーザの選好情報が第1のユーザ指定製品カテゴリに関する、請求項47記載の方法。
【請求項50】
製品代用と代替的な製品の推薦のうちの少なくとも一方を承諾する際のユーザフレキシビリティのレベルに関する指標を前記ユーザから受信するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項51】
前記ユーザが自発的にブランドを切り換えるかどうかを前記ユーザに問い合わせるステップと、
前記問い合わせに対する応答を受信するステップと、
前記問い合わせの応答をデータベースに格納するステップと、
をさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項52】
前記ユーザの郵便番号、ユーザ指定供給業者、及び、前記交換品目に対する供給業者価格のうちの一つ以上を含むグループから選択されたユーザ指定購入オプションに基づいて前記交換品目のプロバイダを選択するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項53】
曜日と環境にやさしい出荷プロセスのうちの一つ以上を含むグループから選択されたユーザ指定出荷オプションを受信するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項54】
前記ユーザの選好情報が複数の優先順位を付けられた規則を含む、請求項47記載の方法。
【請求項55】
前記ユーザの選好情報が少なくとも第1の規則を含む、請求項47記載の方法。
【請求項56】
前記ユーザの選好情報が少なくとも前記ユーザが望まないという第1の成分に関する指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項57】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザはダイエット食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項58】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは無脂肪食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項59】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザはコーシャ食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項60】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは有機食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項61】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは自然食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項62】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の成分を含まない食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項63】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは人気のある食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項64】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは少なくとも第1の有名人によって好まれる食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項65】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは少なくとも第1の社会運動に関与する製造業者からの食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項66】
所定の製造業者の社会的プロフィールに対応するコードを受信するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項67】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の製品と第1の製品カテゴリの少なくとも一方の購入を避けることを望むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項68】
前記ユーザの選好情報が、前記ユーザは、ダイエット食品、無脂肪食品、低脂肪食品、コーシャ食品、有機食品、自然食品、人気のある食品、少なくとも第1の有名人によって好まれる食品、生分解性パッケージを有する食品、少なくとも第1の情報源によって推薦された食品、及び、少なくとも第1の医者によって推薦された食品のうちの少なくとも二つを好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項69】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の食事特性を有する食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項70】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1のパッケージ特性を有する品目を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項71】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の情報源によって推薦された品目を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項72】
前記識別情報が前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項73】
前記識別情報が前記ユーザによって貼付された前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項74】
前記識別情報が前記ユーザによってスキャンされた前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項75】
前記識別情報は、前記品目が廃棄された容器に接続されたスキャナを使用してスキャンされた前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項76】
ユーザによってパッケージが廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、
コンピュータ読み取り可能なメモリから前記ユーザの選好情報を入手するステップと、
少なくとも前記廃棄された品目の識別情報及び前記選好情報に基づいて、パッケージが廃棄された前記品目の交換品目をユーザ注文に追加するステップと、
を含む、ユーザの選好情報を電子的に処理し交換製品を選択する方法。
【請求項77】
前記選好情報を入手するステップが、
コンピュータ読み取り可能なメモリから第1の選好規則を入手するステップと、
コンピュータ読み取り可能なメモリから第2の選好規則を入手するステップと、
少なくとも前記第1の選好規則及び前記第2の選好規則に基づいて前記交換品目を特定するステップと、
をさらに含む、請求項76記載の方法。
【請求項78】
前記識別情報が前記パッケージからスキャンされた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項76記載の方法。
【請求項79】
前記ネットワークを介して少なくとも第1の配送選好命令を受信するステップと、
前記配送選好命令をコンピュータ読み取り可能なメモリに格納するステップと、
前記交換品目を前記ユーザ注文に追加した後、コンピュータ読み取り可能なメモリから前記配送選好命令を入手するステップと、
少なくとも部分的に前記配送選好命令に基づいて前記交換品目を配送させるステップと、
をさらに含む、請求項76記載の方法。
【請求項80】
前記ネットワークを介して配送選好無効命令を受信するステップと、
少なくとも部分的に前記配送選好命令に基づいて第2の品目を前記ユーザへ配送するステップと、
をさらに含む請求項79記載の方法。
【請求項81】
前記識別情報が前記ネットワークを介して品目データベースを備えたサーバシステムへ送信される、請求項76記載の方法。
【請求項82】
前記交換品目が前記廃棄された品目とは異なるブランドである、請求項76記載の方法。
【請求項83】
前記廃棄された品目がネットワーク型廃棄物処分ユニットに入れられ、前記選好情報が前記処分ユニットに格納される、請求項76記載の方法。
【請求項84】
発注トリガーを指定するため使用されるユーザ定義規則をネットワーク経由で受信するステップと、
前記ユーザ定義規則をコンピュータ読み取り可能なメモリに格納するステップと、
ユーザの廃棄された品目の情報を上記ネットワーク経由で受信するステップと、
前記廃棄された品目の情報に少なくとも部分的に基づいて注文リストを作成するステップと、
前記ユーザ定義規則に少なくとも部分的に応じて前記注文リストを発注するステップと、
を含む、ユーザの注文を管理する方法。
【請求項85】
前記規則が注文ドル価値を含む、請求項84記載の方法。
【請求項86】
前記規則は前記注文リストが少なくとも第1の価値と一致するときに発注をトリガーするように構成される、請求項84記載の方法。
【請求項87】
前記規則は指定期間後に発注をトリガーするように構成される、請求項84記載の方法。
【請求項88】
プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、廃棄ユニットに入れられた品目のコードをスキャンするように構成されたスキャナと、
前記プロセッサに接続され、ネットワーク経由で情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、並びに、
廃棄ユニットの内容物に関する情報及び廃棄ユニットのユーザに関連したプロフィールとを格納するデータベース
を含む廃棄ユニットと、
前記データベースから、前記格納された情報の少なくとも一部であって、少なくとも第1の品目が補充されるときに関する指標を与える情報を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、及び、
第1の供給業者が在庫必要量を予測することができるように、前記受信された情報の少なくとも一部を少なくとも前記第1の供給業者へ提供するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と
を含み、
前記ネットワークを介して前記廃棄ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムと、
を具備する廃棄情報処理装置。
【請求項89】
前記プロフィールが配送選好を含む、請求項88記載の装置。
【請求項90】
前記プロフィールが出荷選好を含む、請求項88記載の装置。
【請求項91】
前記プロフィールが注文トリガーを含む、請求項88記載の装置。
【請求項92】
前記プロフィールが供給業者選好を含む、請求項88記載の装置。
【請求項93】
前記第1の供給業者が小売業者、卸売業者、及び、配送サービス業者のうちの少なくとも一つである、請求項88記載の装置。
【請求項94】
前記少なくとも第1の供給業者へ提供される前記情報が前記ユーザを一意に識別しない、請求項88記載の装置。
【請求項95】
前記少なくとも第1の供給業者へ提供される前記情報が他のユーザの情報と共に集計される、請求項88記載の装置。
【請求項96】
ネットワークを介して、少なくとも第1のネットワーク型廃棄ユニットの内容物に関する情報、及び、前記第1の廃棄ユニットのユーザに関連した、配送と出荷の選好の少なくとも一方を含む、プロフィール情報を受信するステップと、
第1の事業者が在庫必要量を予測できるように、ネットワークを介して前記受信された情報の少なくとも一部分を少なくとも前記第1の事業者へ提供するステップと、
を含む、在庫を予測するため役に立つ情報を提供する方法。
【請求項97】
前記プロフィールが供給業者選好を含む、請求項96記載の方法。
【請求項98】
前記第1の業者が小売業者、卸売業者、及び、配送サービス業者のうちの少なくとも一つである、請求項96記載の方法。
【請求項99】
ネットワークを介して複数のユーザの注文の、少なくとも一部分が処分された品目からスキャンされた情報に基づく、注文情報を受信するステップと、
コンピュータアクセス可能なメモリから少なくとも部分的に前記注文情報に基づく第1の価格決定情報を入手するステップと、
少なくとも第1の特性に基づいて前記注文の一部分を第1のグループに自動的に分類するステップと、
少なくとも部分的に前記第1の価格決定情報に基づいて最高許容入札価格を設定するステップと、
前記ネットワークを介して前記第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を受信するステップと、
前記見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するステップと、
前記第1の注文のグループを選択された供給業者へ発注するステップと、
を含む、注文を割り当てる方法。
【請求項100】
前記第1の特性が要求された配送日である、請求項99記載の方法。
【請求項101】
前記第1の特性が注文日である、請求項99記載の方法。
【請求項102】
前記第1の特性が注文された品目の共通性である、請求項99記載の方法。
【請求項103】
前記第1の特性が地理的位置である、請求項99記載の方法。
【請求項104】
前記選択された供給業者からの割引が前記第1の注文のグループに比例して適用される、請求項99記載の方法。
【請求項105】
複数台の廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたネットワークインタフェースと、
前記ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記複数台の廃棄物処分ユニットから内容物情報を受信するように構成された第1の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも部分的に前記内容物情報に基づいてユーザ注文を作成するように構成された第2の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも第1の特性に基づいて前記注文の一部分を第1のグループに分類するように構成された第3の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を処理するように構成された第4の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するように構成された第5の命令と、
を具備する、注文を割り当てるように構成された装置。
【請求項106】
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記第1の注文のグループを前記選択された供給業者へ発注するように構成された第6の命令をさらに具備する、請求項105記載の装置。
【請求項107】
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記選択された供給業者からの割引を前記第1の注文のグループに適用するように構成された第7の命令をさらに具備する、請求項106記載の装置。
【請求項108】
前記第1の特性が要求された配送日である、請求項105記載の装置。
【請求項109】
前記第1の特性が注文日である、請求項105記載の装置。
【請求項110】
前記第1の特性が注文された品目の共通性である、請求項105記載の装置。
【請求項111】
前記第1の特性が地理的位置である、請求項105記載の装置。
【請求項112】
第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処分ユニットの状態情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、
ユーザ規則を格納するデータ記憶装置と、
前記データ記憶装置から前記第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すように構成された第1のプロセッサ実行可能な命令と、
少なくとも部分的に前記状態情報に基づいて前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するように構成された第2のプロセッサ実行可能な命令と、
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の期間が経過したときに前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するように構成された第3のプロセッサ実行可能な命令と、
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された前記第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配事業者に廃棄物を集配させるように構成された第4のプロセッサ実行可能な命令と、
を具備する廃棄物集配装置。
【請求項113】
少なくとも第1の廃棄物貯蔵容器の内容物に関連する情報を受信するように構成された第5のプロセッサ実行可能な命令と、
前記内容物情報の少なくとも一部を複数の廃棄物処理業者に提供するように構成された第6のプロセッサ実行可能な命令と、
前記複数の廃棄物処理業者の少なくとも一部から廃棄物を集配するための入札価格を受信するように構成された第7のプロセッサ実行可能な命令と、
少なくとも部分的に前記入札価格に基づいて前記廃棄物を集配するための前記廃棄物処理業者のうちの一つ以上を選択するように構成された第8のプロセッサ実行可能な命令と、
をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項114】
前記ネットワーク型廃棄物処分ユニットから満杯レベル情報を受信するように構成された第5の命令をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項115】
前記第1のユーザに関連付けられた前記ネットワーク型廃棄物処分ユニットが少なくとも第1の満杯レベルであるときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項112記載の装置。
【請求項116】
前の廃棄物集配から少なくとも第1の期間が経過したときに少なくとも部分的に基づいて、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項112記載の装置。
【請求項117】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が曜日を指定する、請求項112記載の装置。
【請求項118】
前記選好が前記廃棄物集配にかかる料金に関係する、請求項112記載の装置。
【請求項119】
前記選好が好ましい廃棄物集配業者を特定する、請求項112記載の装置。
【請求項120】
前記廃棄物集配業者が前記廃棄物集配業者からの廃棄物集配入札価格に少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項112記載の装置。
【請求項121】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則を無効にするユーザ命令を受信するように構成された第5のコンピュータ実行可能な命令をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項122】
少なくとも一つのデータベースを用いて前記ユーザを識別するため使用可能であるコードと内容物情報を与えるコードのうちの少なくとも一方を提供するバーコードと無線周波数タグのうちの少なくとも一方を含むごみ袋をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項123】
第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処理ユニットの満杯センサからセンサ情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、
ユーザ定義規則及び選好を格納するデータ記憶装置と、
前記データ記憶装置から第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出し、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを少なくとも部分的に前記センサ情報に基づいて判定し、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定し、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、廃棄物を集配するために、前記データ記憶装置から入手された前記第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に命令を送信する廃棄物集配始動システムと、
を具備する廃棄物管理装置。
【請求項124】
ネットワークを介して少なくとも第1の廃棄物貯蔵容器の内容物に関する情報を受信するステップと、
前記内容物情報の少なくとも一部を複数の廃棄物処理業者へ提供するステップと、
前記複数の廃棄物処理業者の少なくとも一部から廃棄物を集配するための入札価格を受信するステップと、
少なくとも部分的に前記入札価格に基づいて前記廃棄物を集配するための前記廃棄物処理業者のうちの一つ以上を選択するステップと、
をさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項125】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットの満杯レベルを検知するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項126】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットが少なくとも第1の満杯レベルであるときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項127】
前の廃棄物集配から少なくとも第1の期間が経過したときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項128】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が曜日を指定する、請求項123記載の方法。
【請求項129】
前記選好が前記廃棄物集配にかかる料金に関係する、請求項123記載の方法。
【請求項130】
前記選好が好ましい廃棄物集配業者を特定する、請求項123記載の方法。
【請求項131】
前記廃棄物集配業者が前記廃棄物集配業者からの廃棄物集配入札価格に少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項123記載の方法。
【請求項132】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則を無効にするユーザ命令を受信するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項133】
プリンタに廃棄物貯蔵容器の内容物をプリントアウトさせるステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項134】
少なくとも第1の廃棄物容器の廃棄物内容情報を前記廃棄物集配業者へ提供するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項135】
コンピュータアクセス可能なメモリから第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すステップと、
ネットワークを介して受信する廃棄物ユニットの状態に少なくとも部分的に基づいて前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するステップと、
ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するステップと、
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なデータベースから入手された前記第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に廃棄物を集配させるステップと、
を含む、廃棄物を処理する方法。
【請求項136】
前記ネットワークを介して少なくとも第1の廃棄物貯蔵容器の内容物に関する情報を受信するステップと、
前記内容物情報の少なくとも一部を複数の廃棄物処理業者へ提供するステップと、
前記複数の廃棄物処理業者の少なくとも一部から廃棄物を集配するための入札価格を受信するステップと、
少なくとも部分的に前記入札価格に基づいて前記廃棄物を集配するための前記廃棄物処理業者のうちの一つ以上を選択するステップと、
をさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項137】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットの満杯レベルを検知するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項138】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットが少なくとも第1の満杯レベルであるときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項139】
前の廃棄物集配から少なくとも第1の期間が経過したときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項140】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が曜日を指定する、請求項123記載の方法。
【請求項141】
前記選好が前記廃棄物集配にかかる料金に関係する、請求項123記載の方法。
【請求項142】
前記選好が好ましい廃棄物集配業者を特定する、請求項123記載の方法。
【請求項143】
前記廃棄物集配業者が前記廃棄物集配業者からの廃棄物集配入札価格に少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項123記載の方法。
【請求項144】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則を無効にするユーザ命令を受信するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項145】
プリンタに廃棄物貯蔵容器の内容物をプリントアウトさせるステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項146】
少なくとも第1の廃棄物容器の廃棄物内容情報を前記廃棄物集配業者へ提供するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項1】
プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナと、
前記プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、
前記ネットワークを介して廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたリモート処理システムと、
を含む廃棄物処分ユニットを具備し、
前記リモート処理システムが、
前記廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられたサンプル選好であり、前記ユーザへ供給されるべきサンプルを選択するため少なくとも部分的に格納されたサンプル選好を格納するデータベースと、
前記廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、
前記第1の品目がサンプルであることを前記受信されたスキャン情報から判定するように構成された第2の命令と、
前記ユーザが前記サンプルの交換品を注文したいかどうかを示す意向を前記廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成された第3の命令と、
前記サンプルの交換オプションを見つけるように構成された第4の命令と、
前記交換オプションを前記廃棄物処分ユニットへ送信するように構成された第5の命令と、
前記廃棄物処分ユニットから前記ユーザによるオプション選択を受信するように構成された第6の命令と、
を含む、
処分及び供給システム。
【請求項2】
前記リモート処理システムは、前記ユーザが前記サンプルの交換品を注文したくない理由に関する前記廃棄物処分ユニット経由の意向と、前記ユーザが前記サンプルの交換品を注文したいという前記廃棄物処分ユニット経由の意向の少なくとも一方を受信するように構成された第7の命令をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項3】
前記リモート処理システムが前記ユーザに少なくとも1個のサンプルの交換品を注文しない選択可能な理由を提示するように構成された第7の命令をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項4】
前記リモート処理システムが、
少なくとも1個のサンプルの交換品を注文しない理由を受信するように構成された第7の命令と、
製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主のうちの少なくとも一つに前記理由を提供するように構成された第8の命令と、
をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項5】
前記リモート処理システムが、前記サンプルの非サンプル交換品を前記ユーザへ配送させるように構成された第7の命令をさらに含む、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項6】
前記廃棄物処分ユニットが、前記ユーザへ情報を表示し、ユーザ入力を受け取るため構成されたタッチスクリーンユニットをさらに具備する、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項7】
前記廃棄物処分ユニットが物体の存在の検出に応じて前記スキャナを作動する存在検出回路をさらに具備する、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項8】
前記廃棄物処分ユニットが無線ネットワークに接続された取り外し可能なディスプレイ及びユーザ入力装置をさらに具備する、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項9】
前記廃棄物処分ユニットがスキャンを実行する前にユーザパスワードを要求するように構成される、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項10】
前記スキャナがバーコードスキャナと無線周波数スキャナのうちの一方である、請求項1記載の廃棄物処分システム。
【請求項11】
ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、
前記サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、
前記ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記サンプル選好及び前記廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルを前記ユーザへ配送させるステップと、
を含むサンプルを選択的に供給する方法。
【請求項12】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザから前記品目の非サンプル版の注文を受信するステップと、
をさらに含む、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない意向を前記ユーザから受信するステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない理由を示すことを要求するステップと、
をさらに含む、請求項11記載の方法。
【請求項14】
前記第1のサンプル品目の前記通常版を注文しないユーザ選択可能な理由を提示するステップをさらに含む、請求項13記載の方法。
【請求項15】
前記ユーザ選択可能な理由は、
前記ユーザがその品目タイプを使用しない、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用したが気に入らなかった、及び、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用し気に入ったが、別のブランドの方を好む、
という理由のうちの少なくとも二つ以上を含む、請求項14記載の方法。
【請求項16】
ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、
前記選好をデータベースに格納するステップと、
前記ユーザ指定サンプル選好を満たす第1のサンプルを前記第1のユーザへ配送させるステップと、
を含むサンプルを選択的に供給する方法。
【請求項17】
廃棄物処分ユニットを介してクーポン情報を受信するステップと、
前記クーポンに対応する品目を前記第1のユーザへ配送させるステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記第1のサンプルが使用されたという指標を廃棄物処分ユニットから受信するステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項19】
少なくとも前記第1のサンプルのパッケージが処分ユニットに入れられた指標を受信するステップと、
前記第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したいかどうかを判定するため、前記処分ユニットを介して前記第1のユーザへ問い合わせを提示させるステップと、
前記問い合わせへの応答を受信するステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザが求める前記非サンプル版のサイズと数量の少なくとも一方を判定するため、少なくとも1個の問い合わせを前記第1のユーザへ提示させるステップをさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項21】
廃棄物処分ユニットに接続されたスキャナを使用して前記第1のユーザによって前記第1のサンプルからスキャンされた情報を受信するステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項22】
第2のユーザに関連した人口統計情報及びサンプル選好を受信するステップと、
前記ユーザのサンプル選好及び人口統計に対応するサンプルを前記第2のユーザへ配送させるステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項23】
製品のサンプルを受け取った後に、前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したユーザの割合と数のうちの少なくとも一方を判定するステップをさらに含み、請求項16記載の方法。
【請求項24】
前記第1のサンプルを処分し、非サンプル版を注文しなかったユーザの割合と数のうちの少なくとも一方を判定するステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項25】
少なくとも前記第1のサンプルのパッケージが処分ユニットに入れられた指標を受信するステップと、
第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したいかどうかを判定するため、問い合わせを前記第1のユーザへ提示させるステップと、
前記問い合わせに対する否定的な応答を受信するステップと、
前記第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したくなかった理由を判定するため、問い合わせを前記第1のユーザへ提示させるステップと、
前記第1のユーザが前記第1のサンプルの非サンプル版を注文したくなかった理由を示す前記第1のユーザからの少なくとも第1の理由を含む応答を前記第1のユーザから受信するステップと、
前記応答に関連した情報を製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主のうちの少なくとも一つに提供するステップと、
をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項26】
少なくとも第1の廃棄物処分ユニットのユーザに関連したサンプル選好を格納するデータベースと、
ネットワークを介して少なくとも前記第1の廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成された処理システムと、
を具備し、
前記処理システムが、
前記廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目の情報を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、
前記第1の品目がサンプルであることを前記受信されたスキャン情報から判定するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と、
前記ユーザが前記第1の品目の非サンプル版を注文したいかどうかの意向を前記廃棄物処分ユニット経由で受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第3の命令と、
を含む、
処分データ処理及び供給システム。
【請求項27】
前記第1の品目の交換オプションを見つけるように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令と、
前記交換オプションを前記第1の廃棄物処分ユニットへ送信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第5の命令と、
前記廃棄物処分ユニットから前記ユーザによるオプション選択を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第6の命令と、
をさらに具備する、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項28】
前記処理システムが、前記ユーザが前記第1の品目の非サンプル版を注文したくない理由に関する前記廃棄物処分ユニット経由の意向と、前記ユーザが前記第1の品目の非サンプル版を注文したいという前記廃棄物処分ユニット経由の意向の少なくとも一方を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項29】
前記処理システムが、前記第1の品目の非サンプル版を注文しない選択可能な理由を、前記廃棄物処分ユニットを介して前記ユーザに提示させる、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項30】
前記リモート処理システムが、
前記第1の品目の非サンプル版を注文しない理由を処理するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第4の命令と、
製造業者、小売業者、流通業者、マーケティング業者、及び、広告主のうちの少なくとも一つに前記理由を提供するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第5の命令と、
をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項31】
前記処理システムが、前記第1の品目の非サンプル交換品を前記ユーザへ配送させるように構成された第4の命令をさらに含む、請求項26記載の処分データ処理及び供給システム。
【請求項32】
ネットワークを介して第1のユーザからユーザ指定サンプル選好を受信するステップと、
前記サンプル選好をユーザデータベースに格納するステップと、
前記ユーザによって処分された少なくとも第1の品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記サンプル選好及び前記廃棄情報に少なくとも部分的に基づいて第1のサンプルを前記ユーザへ配送させるステップと、
を含むサンプルを選択的に供給する方法。
【請求項33】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザから前記品目の非サンプル版の注文を受信するステップと、
をさらに含む、請求項32記載の方法。
【請求項34】
前記ユーザによって処分された少なくとも第1のサンプル品目のパッケージに関連した廃棄情報をネットワーク型廃棄物貯蔵容器から受信するステップと、
前記第1のサンプル品目の通常版の注文書式を前記ユーザへ提示させるステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない意向を前記ユーザから受信するステップと、
前記ユーザが前記サンプル品目の通常版を注文したくない理由を示すことを要求するステップと、
をさらに含む、請求項32記載の方法。
【請求項35】
前記第1のサンプル品目の前記通常版を注文しないユーザ選択可能な理由を提示するステップをさらに含む、請求項34記載の方法。
【請求項36】
前記ユーザ選択可能な理由は、
前記ユーザがその品目タイプを使用しない、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用したが気に入らなかった、及び、
前記ユーザが前記サンプル品目を使用し気に入ったが、別のブランドの方を好む、
という理由のうちの少なくとも二つ以上を含む、請求項35記載の方法。
【請求項37】
プロセッサ、
前記プロセッサに接続され、廃棄物処分ユニットに入れられた品目上のコードをスキャンするように構成されたスキャナ、及び、
前記プロセッサに接続され、ネットワークを介して情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェース
を含む廃棄物処分ユニットと、
前記廃棄物処分ユニットのユーザに関連付けられた製品選好を格納するデータベース、
前記廃棄物処分ユニットから少なくとも第1の品目のスキャン情報を受信するように構成された第1の命令と、
前記スキャン情報及び前記ユーザ選好に少なくとも部分的に基づいて前記第1の品目を交換するため、少なくとも第1の潜在的な代用品目を選択するように構成された第2の命令と、及び、
前記潜在的な代用品目をユーザ注文に追加するように構成された第3の命令
を含み、
前記ネットワークを介して廃棄物処分ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムと、
を具備する廃棄物処分システム。
【請求項38】
前記第3の命令が、前記潜在的な代用品目が前記ユーザ注文に追加されることを確認する要求を、前記ユーザに表示するため前記廃棄物処分ユニットへ送信するようにさらに構成される、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項39】
前記第3の命令が前記潜在的な代用品目を前記ユーザ注文に自動的に追加する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項40】
前記選好が複数の優先順位が付けられた規則を含み、前記第2の命令が少なくとも部分的に前記優先順位に基づいて前記規則を適用するようにさらに構成される、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項41】
前記ユーザが自発的にブランドを切り換えるかどうかを前記ユーザに問い合わせるように構成された第4の命令と、
前記問い合わせに対する応答を前記データベースに格納するように構成された第4の命令と、
をさらに具備する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項42】
製品代用と代替的な製品の推薦のうちの少なくとも一方を承諾する際のユーザフレキシビリティのレベルに関する指標を前記ユーザから受信するように構成された第4の命令をさらに具備する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項43】
前記ユーザ選好情報は、前記ユーザが、ダイエット食品、無脂肪食品、低脂肪食品、無グルテン食品、ピーナッツフリー食品、無塩食品、高蛋白食品、無卵食品、無乳糖食品、非乳製品食品、コーシャ食品、有機食品、及び、自然食品のうちの少なくとも一つを好むという指標を含む、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項44】
前記ユーザ選好情報は、前記ユーザが、ダイエット食品、無脂肪食品、低脂肪食品、無グルテン食品、ピーナッツフリー食品、無塩食品、高蛋白食品、無卵食品、無乳糖食品、非乳製品食品、コーシャ食品、有機食品、及び、自然食品のうちの少なくとも二つを好むという指標を含む、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項45】
前記廃棄物処分ユニットが、直ちに注文を発注させるように構成されたキーと、至急配送サービスを使用して注文を配送させるように構成されたキーと、品目が注文に追加されることを阻止するように構成されたキーのうちの少なくとも1個を有するユーザインタフェース装置を含む、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項46】
所定の社会モードに対応するコードを入力するように構成されたモード記入フィールドをさらに具備する、請求項37記載の廃棄物処分システム。
【請求項47】
ユーザによって廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、
データベースから前記ユーザの選好情報を入手するステップと、
少なくとも前記廃棄された品目の識別情報及び前記選好情報に基づいて、少なくとも一つの局面で前記廃棄された品目とは異なる前記廃棄された品目の交換品目の推薦をネットワーク経由で送信するステップと、
を含む、交換製品を選択するためユーザの選好情報を電子的に処理する方法。
【請求項48】
交換の推薦を行うためにユーザ命令を受信するステップと、
前記ユーザ命令をデータベースに格納するステップと、
をさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項49】
前記ユーザの選好情報が第1のユーザ指定製品カテゴリに関する、請求項47記載の方法。
【請求項50】
製品代用と代替的な製品の推薦のうちの少なくとも一方を承諾する際のユーザフレキシビリティのレベルに関する指標を前記ユーザから受信するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項51】
前記ユーザが自発的にブランドを切り換えるかどうかを前記ユーザに問い合わせるステップと、
前記問い合わせに対する応答を受信するステップと、
前記問い合わせの応答をデータベースに格納するステップと、
をさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項52】
前記ユーザの郵便番号、ユーザ指定供給業者、及び、前記交換品目に対する供給業者価格のうちの一つ以上を含むグループから選択されたユーザ指定購入オプションに基づいて前記交換品目のプロバイダを選択するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項53】
曜日と環境にやさしい出荷プロセスのうちの一つ以上を含むグループから選択されたユーザ指定出荷オプションを受信するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項54】
前記ユーザの選好情報が複数の優先順位を付けられた規則を含む、請求項47記載の方法。
【請求項55】
前記ユーザの選好情報が少なくとも第1の規則を含む、請求項47記載の方法。
【請求項56】
前記ユーザの選好情報が少なくとも前記ユーザが望まないという第1の成分に関する指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項57】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザはダイエット食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項58】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは無脂肪食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項59】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザはコーシャ食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項60】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは有機食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項61】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは自然食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項62】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の成分を含まない食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項63】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは人気のある食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項64】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは少なくとも第1の有名人によって好まれる食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項65】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは少なくとも第1の社会運動に関与する製造業者からの食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項66】
所定の製造業者の社会的プロフィールに対応するコードを受信するステップをさらに含む、請求項47記載の方法。
【請求項67】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の製品と第1の製品カテゴリの少なくとも一方の購入を避けることを望むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項68】
前記ユーザの選好情報が、前記ユーザは、ダイエット食品、無脂肪食品、低脂肪食品、コーシャ食品、有機食品、自然食品、人気のある食品、少なくとも第1の有名人によって好まれる食品、生分解性パッケージを有する食品、少なくとも第1の情報源によって推薦された食品、及び、少なくとも第1の医者によって推薦された食品のうちの少なくとも二つを好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項69】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の食事特性を有する食品を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項70】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1のパッケージ特性を有する品目を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項71】
前記ユーザの選好情報が前記ユーザは第1の情報源によって推薦された品目を好むという指標を含む、請求項47記載の方法。
【請求項72】
前記識別情報が前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項73】
前記識別情報が前記ユーザによって貼付された前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項74】
前記識別情報が前記ユーザによってスキャンされた前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項75】
前記識別情報は、前記品目が廃棄された容器に接続されたスキャナを使用してスキャンされた前記品目上のコードから得られた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項47記載の方法。
【請求項76】
ユーザによってパッケージが廃棄された品目の識別情報をネットワーク経由で受信するステップと、
コンピュータ読み取り可能なメモリから前記ユーザの選好情報を入手するステップと、
少なくとも前記廃棄された品目の識別情報及び前記選好情報に基づいて、パッケージが廃棄された前記品目の交換品目をユーザ注文に追加するステップと、
を含む、ユーザの選好情報を電子的に処理し交換製品を選択する方法。
【請求項77】
前記選好情報を入手するステップが、
コンピュータ読み取り可能なメモリから第1の選好規則を入手するステップと、
コンピュータ読み取り可能なメモリから第2の選好規則を入手するステップと、
少なくとも前記第1の選好規則及び前記第2の選好規則に基づいて前記交換品目を特定するステップと、
をさらに含む、請求項76記載の方法。
【請求項78】
前記識別情報が前記パッケージからスキャンされた情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項76記載の方法。
【請求項79】
前記ネットワークを介して少なくとも第1の配送選好命令を受信するステップと、
前記配送選好命令をコンピュータ読み取り可能なメモリに格納するステップと、
前記交換品目を前記ユーザ注文に追加した後、コンピュータ読み取り可能なメモリから前記配送選好命令を入手するステップと、
少なくとも部分的に前記配送選好命令に基づいて前記交換品目を配送させるステップと、
をさらに含む、請求項76記載の方法。
【請求項80】
前記ネットワークを介して配送選好無効命令を受信するステップと、
少なくとも部分的に前記配送選好命令に基づいて第2の品目を前記ユーザへ配送するステップと、
をさらに含む請求項79記載の方法。
【請求項81】
前記識別情報が前記ネットワークを介して品目データベースを備えたサーバシステムへ送信される、請求項76記載の方法。
【請求項82】
前記交換品目が前記廃棄された品目とは異なるブランドである、請求項76記載の方法。
【請求項83】
前記廃棄された品目がネットワーク型廃棄物処分ユニットに入れられ、前記選好情報が前記処分ユニットに格納される、請求項76記載の方法。
【請求項84】
発注トリガーを指定するため使用されるユーザ定義規則をネットワーク経由で受信するステップと、
前記ユーザ定義規則をコンピュータ読み取り可能なメモリに格納するステップと、
ユーザの廃棄された品目の情報を上記ネットワーク経由で受信するステップと、
前記廃棄された品目の情報に少なくとも部分的に基づいて注文リストを作成するステップと、
前記ユーザ定義規則に少なくとも部分的に応じて前記注文リストを発注するステップと、
を含む、ユーザの注文を管理する方法。
【請求項85】
前記規則が注文ドル価値を含む、請求項84記載の方法。
【請求項86】
前記規則は前記注文リストが少なくとも第1の価値と一致するときに発注をトリガーするように構成される、請求項84記載の方法。
【請求項87】
前記規則は指定期間後に発注をトリガーするように構成される、請求項84記載の方法。
【請求項88】
プロセッサと、
前記プロセッサに接続され、廃棄ユニットに入れられた品目のコードをスキャンするように構成されたスキャナと、
前記プロセッサに接続され、ネットワーク経由で情報を送受信するように構成されたネットワークインタフェースと、並びに、
廃棄ユニットの内容物に関する情報及び廃棄ユニットのユーザに関連したプロフィールとを格納するデータベース
を含む廃棄ユニットと、
前記データベースから、前記格納された情報の少なくとも一部であって、少なくとも第1の品目が補充されるときに関する指標を与える情報を受信するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第1の命令と、及び、
第1の供給業者が在庫必要量を予測することができるように、前記受信された情報の少なくとも一部を少なくとも前記第1の供給業者へ提供するように構成され、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された第2の命令と
を含み、
前記ネットワークを介して前記廃棄ユニットへ接続されるように構成されたリモート処理システムと、
を具備する廃棄情報処理装置。
【請求項89】
前記プロフィールが配送選好を含む、請求項88記載の装置。
【請求項90】
前記プロフィールが出荷選好を含む、請求項88記載の装置。
【請求項91】
前記プロフィールが注文トリガーを含む、請求項88記載の装置。
【請求項92】
前記プロフィールが供給業者選好を含む、請求項88記載の装置。
【請求項93】
前記第1の供給業者が小売業者、卸売業者、及び、配送サービス業者のうちの少なくとも一つである、請求項88記載の装置。
【請求項94】
前記少なくとも第1の供給業者へ提供される前記情報が前記ユーザを一意に識別しない、請求項88記載の装置。
【請求項95】
前記少なくとも第1の供給業者へ提供される前記情報が他のユーザの情報と共に集計される、請求項88記載の装置。
【請求項96】
ネットワークを介して、少なくとも第1のネットワーク型廃棄ユニットの内容物に関する情報、及び、前記第1の廃棄ユニットのユーザに関連した、配送と出荷の選好の少なくとも一方を含む、プロフィール情報を受信するステップと、
第1の事業者が在庫必要量を予測できるように、ネットワークを介して前記受信された情報の少なくとも一部分を少なくとも前記第1の事業者へ提供するステップと、
を含む、在庫を予測するため役に立つ情報を提供する方法。
【請求項97】
前記プロフィールが供給業者選好を含む、請求項96記載の方法。
【請求項98】
前記第1の業者が小売業者、卸売業者、及び、配送サービス業者のうちの少なくとも一つである、請求項96記載の方法。
【請求項99】
ネットワークを介して複数のユーザの注文の、少なくとも一部分が処分された品目からスキャンされた情報に基づく、注文情報を受信するステップと、
コンピュータアクセス可能なメモリから少なくとも部分的に前記注文情報に基づく第1の価格決定情報を入手するステップと、
少なくとも第1の特性に基づいて前記注文の一部分を第1のグループに自動的に分類するステップと、
少なくとも部分的に前記第1の価格決定情報に基づいて最高許容入札価格を設定するステップと、
前記ネットワークを介して前記第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を受信するステップと、
前記見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するステップと、
前記第1の注文のグループを選択された供給業者へ発注するステップと、
を含む、注文を割り当てる方法。
【請求項100】
前記第1の特性が要求された配送日である、請求項99記載の方法。
【請求項101】
前記第1の特性が注文日である、請求項99記載の方法。
【請求項102】
前記第1の特性が注文された品目の共通性である、請求項99記載の方法。
【請求項103】
前記第1の特性が地理的位置である、請求項99記載の方法。
【請求項104】
前記選択された供給業者からの割引が前記第1の注文のグループに比例して適用される、請求項99記載の方法。
【請求項105】
複数台の廃棄物処分ユニットに接続されるように構成されたネットワークインタフェースと、
前記ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記複数台の廃棄物処分ユニットから内容物情報を受信するように構成された第1の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも部分的に前記内容物情報に基づいてユーザ注文を作成するように構成された第2の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、少なくとも第1の特性に基づいて前記注文の一部分を第1のグループに分類するように構成された第3の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記第1の注文のグループに対する供給業者からの見積価格を処理するように構成された第4の命令と、
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記見積価格に基づいて少なくとも一つの供給業者を選択するように構成された第5の命令と、
を具備する、注文を割り当てるように構成された装置。
【請求項106】
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記第1の注文のグループを前記選択された供給業者へ発注するように構成された第6の命令をさらに具備する、請求項105記載の装置。
【請求項107】
プロセッサアクセス可能なメモリに格納され、前記選択された供給業者からの割引を前記第1の注文のグループに適用するように構成された第7の命令をさらに具備する、請求項106記載の装置。
【請求項108】
前記第1の特性が要求された配送日である、請求項105記載の装置。
【請求項109】
前記第1の特性が注文日である、請求項105記載の装置。
【請求項110】
前記第1の特性が注文された品目の共通性である、請求項105記載の装置。
【請求項111】
前記第1の特性が地理的位置である、請求項105記載の装置。
【請求項112】
第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処分ユニットの状態情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、
ユーザ規則を格納するデータ記憶装置と、
前記データ記憶装置から前記第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すように構成された第1のプロセッサ実行可能な命令と、
少なくとも部分的に前記状態情報に基づいて前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するように構成された第2のプロセッサ実行可能な命令と、
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の期間が経過したときに前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するように構成された第3のプロセッサ実行可能な命令と、
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なメモリに格納された前記第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配事業者に廃棄物を集配させるように構成された第4のプロセッサ実行可能な命令と、
を具備する廃棄物集配装置。
【請求項113】
少なくとも第1の廃棄物貯蔵容器の内容物に関連する情報を受信するように構成された第5のプロセッサ実行可能な命令と、
前記内容物情報の少なくとも一部を複数の廃棄物処理業者に提供するように構成された第6のプロセッサ実行可能な命令と、
前記複数の廃棄物処理業者の少なくとも一部から廃棄物を集配するための入札価格を受信するように構成された第7のプロセッサ実行可能な命令と、
少なくとも部分的に前記入札価格に基づいて前記廃棄物を集配するための前記廃棄物処理業者のうちの一つ以上を選択するように構成された第8のプロセッサ実行可能な命令と、
をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項114】
前記ネットワーク型廃棄物処分ユニットから満杯レベル情報を受信するように構成された第5の命令をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項115】
前記第1のユーザに関連付けられた前記ネットワーク型廃棄物処分ユニットが少なくとも第1の満杯レベルであるときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項112記載の装置。
【請求項116】
前の廃棄物集配から少なくとも第1の期間が経過したときに少なくとも部分的に基づいて、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項112記載の装置。
【請求項117】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が曜日を指定する、請求項112記載の装置。
【請求項118】
前記選好が前記廃棄物集配にかかる料金に関係する、請求項112記載の装置。
【請求項119】
前記選好が好ましい廃棄物集配業者を特定する、請求項112記載の装置。
【請求項120】
前記廃棄物集配業者が前記廃棄物集配業者からの廃棄物集配入札価格に少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項112記載の装置。
【請求項121】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則を無効にするユーザ命令を受信するように構成された第5のコンピュータ実行可能な命令をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項122】
少なくとも一つのデータベースを用いて前記ユーザを識別するため使用可能であるコードと内容物情報を与えるコードのうちの少なくとも一方を提供するバーコードと無線周波数タグのうちの少なくとも一方を含むごみ袋をさらに具備する、請求項112記載の装置。
【請求項123】
第1のユーザに関連付けられたネットワーク型廃棄物処理ユニットの満杯センサからセンサ情報を受信するように構成されたネットワークインタフェースと、
ユーザ定義規則及び選好を格納するデータ記憶装置と、
前記データ記憶装置から第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出し、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを少なくとも部分的に前記センサ情報に基づいて判定し、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定し、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、廃棄物を集配するために、前記データ記憶装置から入手された前記第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に命令を送信する廃棄物集配始動システムと、
を具備する廃棄物管理装置。
【請求項124】
ネットワークを介して少なくとも第1の廃棄物貯蔵容器の内容物に関する情報を受信するステップと、
前記内容物情報の少なくとも一部を複数の廃棄物処理業者へ提供するステップと、
前記複数の廃棄物処理業者の少なくとも一部から廃棄物を集配するための入札価格を受信するステップと、
少なくとも部分的に前記入札価格に基づいて前記廃棄物を集配するための前記廃棄物処理業者のうちの一つ以上を選択するステップと、
をさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項125】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットの満杯レベルを検知するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項126】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットが少なくとも第1の満杯レベルであるときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項127】
前の廃棄物集配から少なくとも第1の期間が経過したときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項128】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が曜日を指定する、請求項123記載の方法。
【請求項129】
前記選好が前記廃棄物集配にかかる料金に関係する、請求項123記載の方法。
【請求項130】
前記選好が好ましい廃棄物集配業者を特定する、請求項123記載の方法。
【請求項131】
前記廃棄物集配業者が前記廃棄物集配業者からの廃棄物集配入札価格に少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項123記載の方法。
【請求項132】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則を無効にするユーザ命令を受信するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項133】
プリンタに廃棄物貯蔵容器の内容物をプリントアウトさせるステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項134】
少なくとも第1の廃棄物容器の廃棄物内容情報を前記廃棄物集配業者へ提供するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項135】
コンピュータアクセス可能なメモリから第1のユーザのユーザ指定廃棄物集配規則を読み出すステップと、
ネットワークを介して受信する廃棄物ユニットの状態に少なくとも部分的に基づいて前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを判定するステップと、
ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされていないならば、所定の条件の後に、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているかどうかを再判定するステップと、
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされているならば、コンピュータ読み取り可能なデータベースから入手された前記第1のユーザの選好に少なくとも部分的に基づいて選択された廃棄物集配業者に廃棄物を集配させるステップと、
を含む、廃棄物を処理する方法。
【請求項136】
前記ネットワークを介して少なくとも第1の廃棄物貯蔵容器の内容物に関する情報を受信するステップと、
前記内容物情報の少なくとも一部を複数の廃棄物処理業者へ提供するステップと、
前記複数の廃棄物処理業者の少なくとも一部から廃棄物を集配するための入札価格を受信するステップと、
少なくとも部分的に前記入札価格に基づいて前記廃棄物を集配するための前記廃棄物処理業者のうちの一つ以上を選択するステップと、
をさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項137】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットの満杯レベルを検知するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項138】
前記第1のユーザに関連付けられた廃棄物処分ユニットが少なくとも第1の満杯レベルであるときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項139】
前の廃棄物集配から少なくとも第1の期間が経過したときに、前記ユーザ指定廃棄物集配規則が満たされる、請求項123記載の方法。
【請求項140】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則が曜日を指定する、請求項123記載の方法。
【請求項141】
前記選好が前記廃棄物集配にかかる料金に関係する、請求項123記載の方法。
【請求項142】
前記選好が好ましい廃棄物集配業者を特定する、請求項123記載の方法。
【請求項143】
前記廃棄物集配業者が前記廃棄物集配業者からの廃棄物集配入札価格に少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項123記載の方法。
【請求項144】
前記ユーザ指定廃棄物集配規則を無効にするユーザ命令を受信するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項145】
プリンタに廃棄物貯蔵容器の内容物をプリントアウトさせるステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【請求項146】
少なくとも第1の廃棄物容器の廃棄物内容情報を前記廃棄物集配業者へ提供するステップをさらに含む、請求項123記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公表番号】特表2007−535716(P2007−535716A)
【公表日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−502506(P2006−502506)
【出願日】平成16年2月24日(2004.2.24)
【国際出願番号】PCT/IB2004/001076
【国際公開番号】WO2004/074964
【国際公開日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(505317012)イカン テクノロジーズ インク. (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年2月24日(2004.2.24)
【国際出願番号】PCT/IB2004/001076
【国際公開番号】WO2004/074964
【国際公開日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(505317012)イカン テクノロジーズ インク. (1)
【Fターム(参考)】
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