説明

ネットワーク通信装置及び該装置に適用されるデータ伝送方法

【課題】ネットワーク通信装置及び該装置に適用されるデータ伝送方法を提供する。
【解決手段】本発明のネットワーク通信装置(100)は、複数の通信プロトコルにそれぞれ基づいて、データ伝送サービスを提供する複数の通信モジュール(110,120,130,140,150)と、データダウンロードリクエストが表示するダウンロードしようとするデータに基づいて、複数のサブデータダウンロードリクエストを発生し、かつ前記サブデータダウンロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のダウンロードしようとするサブデータをそれぞれダウンロードさせ、前記ダウンロードしようとするサブデータを再組立して前記ダウンロードしようとするデータを発生する伝送協調モジュール(160)と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に、データ伝送技術に関し、特に、複数の通信モジュールを通して分業方式でダウンロードあるいはアップロードを行うことによって、データ伝送を加速することができるデータ伝送技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年のネットワーク通信技術の進歩によって、有線、無線の通信サービスに関らず、より伝送速度が速くなり、同時に、異なる使用環境に対して複数の通信技術が開発された。
一般的に、有線通信は主にケーブルモデム(Cable Modem)と非対称型デジタル加入者回線(Asymmetric Digital Subscriber Line, ADSL)の二つの技術から選択され、ユーザのネットワーク通信装置は、ネットワークケーブルでエリアネットワークLANポートと上述の技術から提供されるシグナルを接続することで、効果的なエリアネットワークを作り、かつネットワーク通信サービスが提供される。
【0003】
一方、無線通信では、ユーザのユビキタス(ubiquitous)サービスに対する要求が日々高まっているため、様々な通信技術が開発されている。例えば、無線エリアネットワーク(Wireless Fidelity, WiFi)、無線パーソナルエリアネットワーク(Wireless PAN)等のブルートゥース(Bluetooth)技術、第2世代移動通信のグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications, GSM)、第3世代移動通信の広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access, W−CDMA)、第3.5世代移動通信の高速ダウンリンクパケット接続(High-Speed Downlink Packet Access, HSDPA)技術、及び第4世代移動通信のロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)などの技術である。ユーザのネットワーク通信装置は上述の無線通信技術を支援する通信モジュールを内蔵することができ、あるいはエリアネットワークLANポートを通して上述の無線通信技術を支援する通信カードに接続して、対応する無線通信サービスを取得する。
【0004】
また、電子製造技術の進歩に加え、ネットワーク通信装置の一部に、通常、複数の通信モジュールの内蔵を有し、異なるネットワーク通信技術をそれぞれ支援する。あるいは、ネットワーク通信装置は、複数のエリアネットワークLANポートを有し、異なるネットワーク通信技術を支援する通信カード、あるいは装置を接続するのに用いられる。よって、ユーザの要求または好みに基づいて、どの通信技術を通してデータ送信サービスを行うかを選択できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、各通信技術が提供できる効果的な伝送速度には制限があり、かつユーザがデータ伝送量に対する要求が日々膨大であるため、データ伝送の効率を効果的に高めることができるデータ伝送方法が必要である。
本発明の目的は、ネットワーク通信装置及び該装置に適用されるデータ伝送方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、複数の通信モジュールと、伝送協調モジュールと、を備えるネットワーク通信装置を提供する。前記通信モジュールは複数の通信プロトコルにそれぞれ基づいて、データ伝送サービスを提供する。前記伝送協調モジュールはデータダウンロードリクエストに表示しているダウンロードしようとするデータに基づいて、複数のサブデータダウンロードリクエストを発生し、かつ前記サブデータダウンロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のダウンロードしようとするサブデータをそれぞれダウンロードさせ、前記ダウンロードしようとするサブデータを再組立てして前記ダウンロードしようとするデータを発生する。
【0007】
本発明のもう一つの態様は、複数の通信モジュールを有するネットワーク通信装置に適用されるデータ伝送方法を提供する。前記通信モジュールは複数の通信プロトコルにそれぞれ基づいてデータ伝送サービスを提供する。前記データ伝送方法は以下のステップを含む。ユーザからのデータダウンロードリクエストを受けるステップと、前記データダウンロードリクエストに表示しているダウンロードしようとするデータに基づいて、複数のサブデータダウンロードリクエストを発生するステップと、前記サブデータダウンロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のダウンロードしようとするサブデータをそれぞれダウンロードするステップと、前記ダウンロードしようとするサブデータを再組立して前記ダウンロードしようとするデータを発生するステップ。
【発明の効果】
【0008】
本発明のネットワーク通信装置及び適用されるデータ伝送方法によれば、データ伝送の効率を効果的に高めることができる。
【0009】
本発明のその他の付加的な特徴と長所に関して本発明の趣旨及び範囲を逸脱しない限りにおいては、本願の実施方法に掲示されたネットワーク通信装置とデータ伝送方法に基づいて、当業者であれば行い得る少々の変更や修飾を付加することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施例に基づいたネットワーク通信装置である。
【図2】本発明の実施例に基づいたデータ伝送方法のフロー図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例に基づいたデータ伝送方法のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の好適な実施例を例示し、その目的は、本発明の趣旨を説明するものであり、本発明が請求する保護範囲を限定するものでなく、本発明が請求する保護範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
【実施例】
【0012】
図1は本発明の実施例に基づいたネットワーク通信装置である。図に示すように、ネットワーク通信装置100は複数の通信モジュール110〜150を有し、それぞれ異なる通信プロトコルに従ってデータ伝送サービスを提供する。
【0013】
通信モジュール110は、ブルートゥース技術の通信プロトコルに基づいて、無線パーソナルエリアネットワーク(Wireless PAN)を作り、さらに前記無線パーソナルエリアネットワークのシグナル範囲内に位置するその他のブルートゥース装置と通信を行うことができる。通信モジュール120と130は、ケーブルモデムを用いて非対称型デジタル加入者回線技術の通信プロトコルに基づいてネットワーク接続を確立する。通信モジュール140は、無線エリアネットワーク(WiFi)技術の通信プロトコルに基づいて無線アクセスポイント(Access Point, AP)に接続し、ネットワーク接続を確立する。通信モジュール150は、高速ダウンリンクパケット接続(HSDPA)技術の通信プロトコルに基づいてサービスネットワークに接続し、ネットワーク接続を確立する。
【0014】
ネットワーク通信装置100は伝送協調モジュール160を更に有する。ネットワーク通信装置100は、ユーザからのデータのダウンロードリクエストを受けた時、伝送協調モジュール160がデータのダウンロードリクエストに基づいて、データの分割ダウンロードとそのデータの結合を行い、前記データのダウンロードリクエストにユーザがダウンロードしようとするデータに関わる情報を表示する。伝送協調モジュール160は、このメッセージに基づいて、ダウンロードしようとするデータを複数のダウンロードしようとするサブデータと見なす。
【0015】
さらに、伝送協調モジュール160は、それぞれの通信モジュール110〜150に対応する複数のサブデータのダウンロードリクエストを発生し、サブデータのダウンロードリクエストを通信モジュール110〜150にそれぞれ送り、通信モジュール110〜150は指定された(サブデータのダウンロードリクエストからの指定)ダウンロードしようとするサブデータをそれぞれダウンロードし、通信モジュール110〜150は成功したダウンロードのダウンロードしたサブデータを伝送協調モジュール160に転送する。伝送協調モジュール160はこれらのダウンロードしたサブデータを再組立して、ダウンロードしたいデータを完全に取得し、かつダウンロードしようとするデータをその他のデータプロセスモジュールに送り(図示しない)、後のデータのカプセル解除(De-capsulation)、演算、あるいは表示などのプロセスを行う。
【0016】
ユーザがネットワーク通信装置100を使用してデータをアップロードしたい時、データのアップロードリクエストを送り、かつデータのアップロードリクエストにアップロードしようとするデータに関わる情報を表示し、伝送協調モジュール160は前記情報に基づいて、アップロードしようとするデータを複数のアップロードしようとするサブデータと見なす。
【0017】
さらに、伝送協調モジュール160は、それぞれの通信モジュール110〜150に対応する複数のサブデータのアップロードリクエストを発生し、サブデータアップロードリクエストを通信モジュール110〜150にそれぞれ送り、通信モジュール110〜150は指定された(サブデータアップロードリクエストからの指定)アップロードしようとするサブデータをそれぞれアップロードし、通信モジュール110〜150がアップロード完了した時、伝送協調モジュール160に通知する。上記データ分割と結合によって、ユーザはデータ分割と結合の手順に関わる必要がなく、ユーザに対して、ダウンロードあるいはアップロードのデータユニットは変わらず、各通信モジュールによってダウンロードあるいはアップロードを行うために、伝送協調モジュール160より前記データユニットを更に分割し、かつ必要であれば、受けた各データセグメントを元のデータユニットに再結合する。
【0018】
一つの実施例において、システムの資源を効果的に節約するために、ネットワーク通信装置100は、ユーザが予めスイッチを設定することができ、どの通信モジュールを起動するのかを決める。伝送協調モジュール160はこの予め行ったスイッチの設定に基づいて、通信モジュール110〜150のどの通信モジュールが起動状態(Enabled)であるのかを識別でき、かつサブデータのダウンロード/アップロードリクエストを送る時、起動状態の通信モジュールだけを考慮する。
【0019】
もう一つの実施例において、伝送協調モジュール160は、通信モジュール110〜150の稼働状態と伝送速度を更に検出し、かつ通信モジュール110〜150の稼働状態と伝送速度に基づいて、サブデータのダウンロード/アップロードリクエストをどの通信モジュールに送るのかを決める。前記稼働状態によって、伝送協調モジュール160は、ある通信モジュールが起動状態であるか否か、ある通信モジュールは起動後にアクティブ状態(Active)、あるいはアイドル状態(Idle) であるか否か、及びアクティブ状態の通信モジュールに混雑状況が発生したか否かを識別することができる。
【0020】
例えば、あるアクティブ状態の通信モジュールのデータバッファー(buffer)にオーバーフロー(overflow)が発生した時、すなわち、上述の混雑状況であり、前記通信モジュールがオーバーロードであることを示す。よって、伝送協調モジュール160はサブデータのダウンロード/アップロードリクエストを送る時に、前記通信モジュールを回避して、前記通信モジュールの負荷が正常に回復してから次のリクエストを送る。上述のように、伝送協調モジュール160は、通信モジュール110〜150の伝送速度を同時に考慮してサブデータのダウンロード/アップロードリクエストに指示されたデータ量に基づいて、適切な伝送速度を有する通信モジュールを指定する。
【0021】
図2は本発明の実施例に基づいたデータ伝送方法のフロー図である。前記データ伝送方法は複数の通信モジュールを有するネットワーク通信装置に適用される。例えば、前記ネットワーク通信装置100において、この複数の通信モジュールは異なる通信プロトコルに基づいて、データ伝送サービスを提供する。前記データ伝送方法の実行ステップは次の通りである。
【0022】
ユーザがデータをダウンロードしたい時、データのダウンロードリクエストを送り、かつデータのダウンロードリクエストにダウンロードしようとするデータに関わる情報を表示する。よって、ネットワーク通信装置がデータのダウンロードリクエストを受けた時(ステップS210)、ダウンロードしたいデータに関わる情報に基づいて、ダウンロードしたいデータを複数のダウンロードしたいサブデータと見なす。次いで、複数のサブデータのダウンロードリクエストを発生させる(ステップS220)。
【0023】
続いて、ネットワーク通信装置は、サブデータのダウンロードリクエストを複数の通信モジュールにそれぞれ送り、これらの通信モジュールは指定された(サブデータのダウンロードリクエストからの指定)ダウンロードしたいサブデータをそれぞれダウンロードさせる(ステップS230)。ダウンロードが完了した時、ネットワーク通信装置はダウンロードしたいサブデータを再組立して、ダウンロードしたいデータを完全に取得し(ステップS240)、そしてユーザにダウンロード完了のメッセージを返答する。
【0024】
図3は本発明のもう一つの実施例に基づいたデータ伝送方法のフロー図である。この実施例において、前記データ伝送方法はデータアップロードサービスの処理に用いられる。また、前記データ伝送方法は複数の通信モジュールを有するネットワーク通信装置に適用される。この複数の通信モジュールは異なる通信プロトコルに基づいて、データ伝送サービスを提供する。前記データ伝送方法の実行ステップは次の通りである。
ユーザがデータをアップロードしたい時、データのアップロードリクエストを送り、かつデータのアップロードリクエストにアップロードしようとするデータに関わるメッセージを表示する。よって、ネットワーク通信装置がデータのアップロードリクエストを受けた時(ステップS310)、アップロードしようとするデータに関わる情報に基づいて、アップロードしたいデータを複数のアップロードしたいサブデータと見なす。次いで、複数のサブデータアップロードリクエストを発生させる(ステップS320)。
【0025】
続いて、ネットワーク通信装置は、サブデータのアップロードリクエストを複数の通信モジュールにそれぞれ送り、これらの通信モジュールは指定された(サブデータのアップロードリクエストからの指定)アップロードしようとするサブデータをそれぞれアップロードさせ(ステップS330)、各通信モジュールからアップロードが完了した報告を受けてから、ネットワーク通信装置はユーザにアップロードが完了したメッセージを返答する。
【0026】
上述のアップロードしようとするデータは単一ファイルまたは複数のファイルから構成されるマクロデータであり(例えば、複数のイメージファイルを含むファイルホルダ)、アップロードしようとするデータがマクロデータの場合、ステップS320に述べられたアップロードしようとするサブデータはマクロデータの一つ、或いは複数のファイルをそれぞれ指定することができる。
【0027】
例えば、サブデータ1のアップロードは、ファイルホルダAのイメージファイルaとイメージファイルbを指定し、サブデータ2のアップロードは、ファイルホルダAのイメージファイルcを指定し、サブデータ3のアップロードは、ファイルホルダAのイメージファイルdとイメージファイルeを指定する。アップロードしようとするデータは単一ファイルの場合、前記データ伝送方法は前記ファイルの大きさによって、上述の分割メカニズムを行うか否かを決める。もし、否の場合、ステップS320において、サブデータのアップロードリクエストだけを発生し、前記単一ファイルを指定するのに用いられる。もし、行う場合、ステップS320において、前記単一ファイルを上述の複数のアップロードしようとするサブデータを更に分割し、次のステップのサブデータをアップロードする。
【0028】
システムの資源を効果的に節約するために、上述のデータ伝送方法は、ユーザが予めスイッチを設定することができ、どの通信モジュールを起動するのかを決める。この予めのスイッチ設定に基づいて、どの通信モジュールが起動状態にあるのかを識別し、かつステップS230、ステップS330において、サブデータのダウンロード/アップロードリクエストを起動状態にある通信モジュールにだけ送る。
【0029】
あるいは上述データ伝送方法は、各通信モジュールの稼働状態と伝送速度を更に検出することができ、これに基づいてサブデータのダウンロード/アップロードリクエストをどの通信モジュールに送るかを決める。上述の稼働状態によって、ある通信モジュールが起動状態であるか否か、ある通信モジュールは起動後にアクティブ状態(Active)、或いはアイドル状態(Idle)であるか否か、及びアクティブ状態の通信モジュールは混雑状況を発生したか否かを識別することができる。同時に、各通信モジュールの伝送速度を知ることによって、サブデータのダウンロード/アップロードリクエストに指示されたデータ量に基づいて、適切な伝送速度を有する通信モジュールを指定できる。
【0030】
上述のデータ伝送方法は、ソフトウェア、ファームウェア、及びハードウェアを任意に組み合わせることによって実現できる。ハードウェアは、任意のネットワーク通信機能を有する装置である。例えば、パソコン、サーバー、ノート型パソコン、PDA(Personal Digital Assistance)、あるいは携帯電話である。ソフトウェアは、システムメモリ、またはその他の取り外し可能/固定の、並びに揮発性/不揮発性のコンピューター記憶媒体に保存され、上述のハードウェアからアクセスされるものである。記憶媒体の例としては、磁気メディア、光媒体、フラッシュメモリカード、デジタル磁気テープ、固体(solid state)ランダムアクセスメモリ、固体(solid state)読出し専用メモリである。
【0031】
以上、本発明の好適な実施例を例示したがこれは本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限りにおいては、当業者であれば行い得る各種の変更や修飾を付加することが可能である。例えば、通信モジュール110〜150に支援される通信プロトコルは、ブルートゥース、ケーブルモデム、非対称型デジタル加入者回線、無線エリアネットワーク、及び高速ダウンリンクパケット接続などの技術を限定するものでなく、その他の移動通信技術の通信プロトコルを含まれる。例えば、符号分割多重アクセス2000(Code division multiple Access-2000)、時分割同期符号分割多重アクセス(Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access)、汎用パケット無線システム(General Packet Radio Service, GPRS)、あるいはワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access, WiMAX)などが挙げられる。よって、上述の実施例は本発明の範囲を限定するものでなく、本発明が請求する保護範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
【符号の説明】
【0032】
100 ネットワーク通信装置
110〜150 通信モジュール
160 伝送協調モジュール


【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の通信プロトコルにそれぞれ基づいて、データ伝送サービスを提供する複数の通信モジュールと、
データダウンロードリクエストに表示しているダウンロードデータに基づいて、複数のサブデータダウンロードリクエストを発生し、前記サブデータダウンロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のダウンロードしようとするサブデータをそれぞれダウンロードさせ、前記ダウンロードしようとするサブデータを再組立して前記ダウンロードをしようとするデータを発生する伝送協調モジュールと、
を備えるネットワーク通信装置。
【請求項2】
前記伝送協調モジュールは、予め行っていたスイッチの設定に基づいて、前記の通信モジュールが起動状態であるか否かを決めると共に、前記サブデータのダウンロードリクエストを前記の通信モジュールのうち、起動状態であるものに送ることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。
【請求項3】
前記伝送協調モジュールは前記通信モジュールにそれぞれ対応される複数の稼働状態と複数の伝送速度を更に検出し、前記稼働状態と前記伝送速度に基づいて前記サブデータのダウンロードリクエストを前記通信モジュールに送ることを特徴とする請求項2に記載のネットワーク通信装置。
【請求項4】
前記伝送協調モジュールはデータのアップロードリクエストに指示されたアップロードしようとするデータに基づいて、複数のサブデータのアップロードリクエストを発生し、前記サブデータアップロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のアップロードしようとするサブデータをそれぞれアップロードさせ、前記アップロードしようとするデータは前記アップロードしようとするサブデータから構成されたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。
【請求項5】
前記伝送協調モジュールは予め行っていたスイッチの設定を更に基づいて、前記通信モジュールが起動状態であるか否かを決め、かつ前記サブデータのアップロードリクエストを前記通信モジュールの起動状態であるものに送る請求項4に記載のネットワーク通信装置。
【請求項6】
前記伝送協調モジュールは前記通信モジュールにそれぞれ対応される複数の稼働状態と複数の伝送速度を更に検出し、かつ前記稼働状態と前記伝送速度に基づいて前記サブデータアップロードリクエストを前記通信モジュールに送ることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。
【請求項7】
複数の通信モジュールを有するネットワーク通信装置に適用され、前記通信モジュールは複数の通信プロトコルにそれぞれ基づいて、データ伝送サービスを提供するデータ伝送方法であって、
ユーザからのデータのダウンロードリクエストを受けるステップと、
前記データのダウンロードリクエストに表示するダウンロードしようとするデータに基づいて複数のサブデータのダウンロードリクエストを発生するステップと、
前記サブデータのダウンロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のダウンロードしようとするサブデータをそれぞれダウンロードするステップと、
前記ダウンロードしようとするサブデータを再組立して前記ダウンロードしようとするデータを発生するステップと、
を含むことを特徴とするデータ伝送方法。
【請求項8】
予め行っていたスイッチの設定に基づいて、前記通信モジュールが起動状態であるか否かを決め、前記サブデータダウンロードリクエストは前記通信モジュールの起動状態であるものに送ることを特徴とする請求項7に記載のデータ伝送方法。
【請求項9】
前記通信モジュールにそれぞれ対応される複数の稼働状態と複数の伝送速度を検出し、かつ前記稼働状態と前記伝送速度に基づいて前記サブデータダウンロードリクエストの発送するステップを更に含む請求項8に記載のデータ伝送方法。
【請求項10】
データアップロードリクエストに指示されたアップロードしようとするデータに基づいて、複数のサブデータアップロードリクエストを発生し、前記サブデータアップロードリクエストを前記通信モジュールにそれぞれ送り、前記通信モジュールに複数のアップロードしようとするサブデータをそれぞれアップロードさせ、前記アップロードしようとするデータは前記アップロードしようとするサブデータから構成されたことを特徴とする請求項7に記載のデータ伝送方法。
【請求項11】
予め行っていたスイッチの設定に基づいて前記通信モジュールが起動状態であるか否かを決め、前記サブデータアップロードリクエストは前記通信モジュールの起動状態であるものに送ることを特徴とする請求項7に記載のデータ伝送方法。
【請求項12】
前記通信モジュールにそれぞれ対応される複数の稼働状態と複数の伝送速度を検出し、前記稼働状態と前記伝送速度に基づいて前記サブデータアップロードリクエストを発送するステップを更に含む請求項7に記載のデータ伝送方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−223432(P2011−223432A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−91961(P2010−91961)
【出願日】平成22年4月13日(2010.4.13)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
2.GSM
【出願人】(502361706)技嘉科技股▲ふん▼有限公司 (111)
【氏名又は名称原語表記】GIGA−BYTE TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.6,Bao Chiang Road,Hsin−Tien District,New Taipei City 231,Taiwan
【Fターム(参考)】