説明

ネット(網)使用炊飯の補助器具

【課題】ネット(網)使用炊飯を行うとき、炊飯釜内のお米を上部ネット(網)が押さえず、適切な間隔を保てるようにする炊飯補助器具を提供する。
【解決手段】主軸1の周りに枝軸2を配し、枝軸2の一部を円筒金具3に差し込み、開脚して立てて使用する。そしてネット(網)がお米を押さえないようにすることが特徴である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はネット(網)炊飯をするとき、炊飯釜内のお米の上に開脚して立て、ネット(網)上部とお米の間に適切な空間を設ける補助器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ネット(網)使用の炊飯では本発明品に類する物は全く見受けられなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
次のような欠点があった。
ネット(網)を使用する炊飯では、ネット(網)の上部が炊飯釜内のお米を押さえた状態で炊くため、米の動きが制約されて、お米のデンプンの分解が不満足であった。
そして炊き上がり後、上部のネット(網)で火傷するケースもあり、ネット(網)とのご飯離れも悪かった。
炊き上がりが明確に良くなった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
半球状の頭部4を持つ主軸1を中心として、その周りに開脚可能とした複数本の枝軸2の一部を円筒金具3の中に束ね、円筒金具3の下降を止める留め金具5を主軸1に設る。
以上の構成よりなるネット(網)使用炊飯の補助器具である。
【発明の効果】
【0005】
主軸1の周りの複数本の枝軸2を広げて、炊飯釜内に立て使用するので、ネット(網)上部をお米の間に適切な間隔を保ちうる。これがご飯の炊き具合に良好な結果を生み出した。
ネット(網)とご飯の離れ具合も改善した。
使用後は折りたたみ可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は炊飯釜の中で軸足を立てた状態で使用するものであり、軸足の高さは上部ネット(網)と釜内のお米との間隔が適切になるよう設定する。
枝軸2の脱却を防止するための半球状の頭部4を持つ主軸1を中心に、円筒金具3に複数本の枝軸2の一部を差込み、下降防止の留め金具5により、円筒金具3は固定される。
また、枝軸2が開脚状態で固定されていてもかまわない。
本発明は、以上のような構造である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1.主軸
2.枝軸
3.円筒金具
4.半球状の頭部
5.留め金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(イ)半球状の頭部4を付帯する主軸1を中心として、その周りに複数本の枝軸2を配し、円筒金具3にて束ねる。
(ロ)主軸1に留め金具6を設ける。
以上のような構成からなるネット(網)使用炊飯の補助器具

【図1】
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【図2】
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