説明

バス停留所乗車合図装置

【目的】 停留所にてバスを待つ乗客がバスの乗務員へ合図を送り、停車、通過を円滑にするものである。
【構成】 停留所にスイッチを取り付け、その目的地行き(系統)のボタン1を押すとそれと同じ表示灯2が点灯する。

【考案の詳細な説明】
従来はバス停留所付近に人がいるだけで、バスの乗務員が乗客とみなし停車していた。又、多系統路線のバス停留所では、目的地行きのバスを待っている間、目的地行き以外のバスも通ることにより、通るバス通るバスが乗客とみなして停車する。
これは乗客がどのバスに乗るのか、バスの乗務員にわからないからである。バス乗務員に停留所で待っている乗客が、何らかの合図を送ることができればばムダな停車、発車がなくなり、エネルギーの節約になるばかりか、交通の円滑化にもつながる。
本考案は、乗客が停留所に設置された目的地行き(乗車する系統)のボタン(1)を押すことにより、本装置がバス乗務員へ停車するか否かの合図を送り、バス停車後は乗務員(バス)よって装置が解除される。
なお、乗客から乗務員への合図又は、合図確認後の方法、装置には、(イ)停留所に設置された目的地(系統)ごとの表示灯が点灯又は点滅し、乗務員へ合図する方法。
(ロ)停留所の表示灯の他、無線により乗務員(バス)へ直接合図する方法。
(ハ)乗務員の他、ドアの開閉に連動したセンサーによる表示灯の解除。
(ニ)多数の表示灯のかわりに電光掲示板による合図。
などがある。
【図面の簡単な説明】
【図−1】本案の斜視図(表示灯の場合)
【符号の説明】
1は乗客が押すボタン、2は表示灯

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 バス停留所に於いて乗客が行き先(路線系統)のボタンを押すことによりバス(バスの乗務員)に乗車の合図を行う装置。

【図1】
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【登録番号】第3031139号
【登録日】平成8年(1996)8月28日
【発行日】平成8年(1996)11月22日
【考案の名称】バス停留所乗車合図装置
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平8−5640
【出願日】平成8年(1996)5月13日
【出願人】(596087580)