説明

バリアシステム

【課題】侵入者や逃走者等の検出を適切に行うことができるバリアシステムを提供する。
【解決手段】複数のメインフェンス13A,13Bを相互に間隔をおいて並設することによりメインフェンス列13を構成し、そのメインフェンス列13を建物11の周囲に設ける。メインフェンス列13の内側及び外側には、人体検出のための赤外線センサ17,19を設ける。メインフェンス列13の外側の赤外線センサ19の周囲には、獣侵入防止用のサブフェンス20を設ける。メインフェンス列13及びその周囲の地面の振動を検出するための振動センサ21を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、学校,病院,データセンタ等の高いセキュリティが要求される建物や施設に用いられるバリアシステムに関するものであって、その建物や施設の敷地からの逃走またはその敷地への侵入を防止するためのバリアシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のバリアシステムとしては、例えば特許文献1〜特許文献3に開示されるような構成が提案されている。
特許文献1に記載の従来構成においては、建物の周囲にフェンスが設けられ、そのフェンスの支柱の上端部には測距型センサが設けられている。そして、このセンサにより、フェンスを乗り越えて侵入しようとする不審者が検出されて、警報が発生されるようになっている。
【0003】
また、特許文献2に記載の従来構成においては、建物の周囲に設けられたフェンスに、そのフェンスを乗り越えようとする不審者を検出するFBG(ファイバー・フラッグ・グレーティング)方式のセンサと、フェンスを破壊しようとする不審者を検出するOTDR(オプティカル・タイム・ドメイン・レフレクトメトレー)方式のセンサとが設けられている。そして、各センサからの検出信号が監視室に伝送されて、不審者が監視されるようになっている。
【0004】
さらに、特許文献3に記載の従来構成においては、侵入監視区域の地中に、加速度センサを取り付けた金属板が埋設されている。そして、不審者が、金属板が埋設された地面上を歩いた場合に、金属板に振動や荷重による曲げ変形が生じて、その変形状態が加速度センサにより感知され、不審者の存在が検出されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−16114号公報
【特許文献2】特開2005−32224号公報
【特許文献3】特開平6−251264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、これらの従来のバリアシステムにおいては、次のような問題があった。
特許文献1や特許文献2に記載の従来構成では、フェンスが1重構造になっているとともに、そのフェンスの頂部に乗り越えや破壊を検出するためのセンサが設けられているにすぎない。このため、フェンスに接触することなく、梯子や三脚等を使用してフェンスの頂部を大きく越えた上方を通過すれば、センサに感知されずにフェンスを乗り越えることが容易である。つまり、特許文献1及び特許文献2においては、不審者がフェンスの上端に接触したり、その上端の近接位置を通過したりしなければ、フェンスを越えて侵入したり、逃走したりする不審者を検出できない。
【0007】
特許文献3に記載の従来構成では、地中に埋設された加速度センサにより、不審者の存在が検出されるにすぎない。このため、不審者の動きが緩慢であれば、加速度センサの検出部において加速度を検出できず、従って、不審者を検出できない。しかも、犬や猪等の動物が検出エリアに入り込めば、それを不審者と誤認するおそれもある。
【0008】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、侵入者や逃走者等の不審者の検出を適切に行うことができるバリアシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明は、メインフェンスの周囲に人体検出のための空間センサを設け、その空間センサを介してメインフェンスの反対側にはサブフェンスを設けたことを特徴とする。
【0010】
前記の構成において、複数のメインフェンスを相互に間隔をおいて並設することによりメインフェンス列を構成することが好ましい。
前記の構成において、前記メインフェンスとサブフェンスとの間には地面あるいはメインフェンスの振動を検出するための振動センサを設けたことが望ましい。
【0011】
前記の構成において、前記空間センサを、メインフェンス列を挟んでその両側に並設するとよい。
前記の構成において、前記振動センサをメインフェンス間において地中に埋設するとよい。
【0012】
前記の構成において、メインフェンス列に沿って舗装路を設けることが好ましい。
前記の構成において、メインフェンスに高低差を設けるとよい。
前記の構成において、建物の周囲において建物の敷地に設けることが好ましい。
【0013】
前記の構成において、メインフェンスを視界を遮らない構成にすることが好ましい。
従って、この発明においては、不審者がメインフェンスを乗り越えようとした場合、まず、空間センサにより不審者の存在が検出される。しかも、犬や猪等の動物をサブフェンスよって遮ることができるため、前記動物を不審者として誤認することなく、不審者の侵入や逃走を適切に排除できる。なお、ここで、空間センサとは、三次元空間中において移動する人間を検出できるようにしたものを指す。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、この発明によれば、侵入者や逃走者等の不審者を適切に排除できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】一実施形態のバリアシステムを示す断面図。
【図2】図1のバリアシステムの一部を拡大して示す断面図。
【図3】実施形態のバリアシステムの電気的構成を示すブロック図。
【図4】変更例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、この発明を建物のバリアシステムの一実施形態を、図面に従って説明する。
図1に示すように、施設の建物11は、その施設の敷地内において既存の道路12から所定の距離をおいて建設されている。建物11と道路12との間において建物11の周囲には、メインフェンス列13が立設されている。メインフェンス列13は、相互に間隔をおいて並設された内側のメインフェンス13Aと外側のメインフェンス13Bとにより、多重(実施形態では2重)構造をなすように構成されている。
【0017】
図2に示すように、前記メインフェンス列13において、内側のメインフェンス13Aと外側のメインフェンス13Bとは、その間隔L1が3m以上、好ましくは4m以上となるように形成されている。内側のメインフェンス13Aは、その高さH1が3m以上、好ましくは4.5m以上となるように形成されている。外側のメインフェンス13Bは、その高さH2が2m以上、好ましくは2.5m以上となるように形成されている。内外のメインフェンス13A,13B間には、1m以上、好ましくは2m以上の高低差が形成されている。
【0018】
図1に示すように、前記メインフェンス列13における内側のメインフェンス13Aの建物側の面(内側の面)には、所定間隔おきに内側監視カメラ14が設けられている。外側のメインフェンス13Bの上部には、所定間隔おきに外側監視カメラ15が設けられている。前記内側メインフェンス13Aには後述の図3に示す接触感知センサ34が設けられ、内側メインフェンス13Aの頂部に対する何らかの接触が検出されるようになっている。また、前記監視カメラ14,15は、常時撮像するようになっている。
【0019】
図1及び図2に示すように、前記メインフェンス列13における内側(建物側)には、複数のポール16がメインフェンス13Aの延長方向に沿って所定間隔おきで立設されている。各ポール16には、人体感知のための空間センサとしての内側の赤外線センサ17が設けられている。図1及び図2に示すように、前記メインフェンス列13における外側には、複数のポール18がメインフェンス13Bの延長方向に沿って所定間隔おきで立設されている。各ポール18には、人体感知のための空間センサとしての外側の赤外線センサ19が設けられている。
【0020】
図1及び図2に示すように、前記外側の赤外線センサ19の外側、つまり赤外線センサ19を挟んでメインフェンス列13の反対側には、犬や猪等の獣の侵入防止用のサブフェンス20がメインフェンス列13を囲むように設けられている。このサブフェンス20は、外部から建物11側へ獣が侵入するのを防止するために、その高さH3が1.5m以上となるように形成されている。このため、外側の赤外線センサ19が獣を不審者として誤検出するおそれを解消できる。
【0021】
前記サブフェンス20及び内側,外側メインフェンス13A,13Bは、視界を妨げないように立設された鋼材よりなる縦材(丸棒材あるいは角材)が相互間隔をおいて配列されるとともに、よじ登りのための足がかりができないように、前記相互間隔が狭く形成されたり、横材が上端のみに設けられたりしたものを用いている。
【0022】
図1及び図2に示すように、前記メインフェンス列13における内側のメインフェンス13Aと外側のメインフェンス13Bとの間の地中には、メインフェンス列13及びその付近の地面の振動を検出するための振動センサ21がメインフェンス列13の延長方向に沿って所定間隔おきに埋設されている。
【0023】
内側のメインフェンス13Aの内側の地面には、アスファルト舗装よりなる内側通路22が設けられている。外側のメインフェンス13Bの外側の地面には、アスファルト舗装よりなる外側通路23が敷設されている。
【0024】
図1に示すように、前記建物11と内側の赤外線センサ17との間には、複数の立木24が適当間隔おきに植設されている。外側の赤外線センサ19とサブフェンス20との間にも、複数の立木25が適当間隔おきに植設されている。サブフェンス20と既存の道路12との間には、低植物を植え込んだ緑地帯26が設けられている。
【0025】
施設のコントロールルーム(図示しない)には、図3に示す制御装置31が設けられている。この制御装置31には、前記監視カメラ14,15、赤外線センサ17,19、振動センサ21,接触感知センサ34が接続されている。また、制御装置31には監視カメラ14,15により撮影された画像を表示するためのモニタ32及びアラートを発するための警報器33が接続されている。
【0026】
次に、前記のように構成されたバリアシステムの作用を説明する。
このバリアシステムのサブフェンス20及び内側,外側メインフェンス13A,13Bは、視界を妨げないように構成されている。従って、施設内から外部を、外部から内部を見渡すことができる。
【0027】
そして、施設内に、犬や猪等の動物が侵入すると、赤外線センサ17,19や振動センサ21がそれを検出して、不審者の侵入と誤認するおそれがある。しかし、この実施形態においては、サブフェンス20により動物の侵入が阻止されるため、このような動物を不審者と誤認するおそれはない。
【0028】
また、不審者がサブフェンス20を越えて敷地内に侵入した場合には、その不審者はメインフェンス列13の外側の赤外線センサ19により検出されて、制御装置31の作動により警報器33から侵入を報知するアラートが発生される。
【0029】
これに対し、気温が人間の体温より高い場合等、何らかの条件下においては、不審者が外側の赤外線センサ19よって検出されることなく同センサ19の感知エリアを通過して、メインフェンス列13に辿り着くおそれがある。このような場合には、振動センサ21が不審者の歩行や走行の振動を検出するため、侵入を認識できる。そして、外側のメインフェンス13Bのさらに外側の地面には外側通路23が舗装されているため、剥き出しの地面と比較して振動を伝達しやすい。従って、振動センサ21は不審者の存在を敏感に感知する。よって、不審者が外側の赤外線センサ19による監視を回避したとしても、不審者の存在は漏らすことなく捕捉され、アラートが発せられる。また、それと同時に監視カメラ15により、不審者が撮影される。
【0030】
さらに、振動センサ21による不審者の検出に関わらず、警備担当者が現場に到着する前に不審者が梯子や三脚等を用いてメインフェンス列13の外側メインフェンス13Bを乗り越えたとしても、その内側にはさらに内側メインフェンス13Aが存在しているため、そこを乗り越えるために時間を要する。つまり、不審者が外側メインフェンス13Bを乗り越えても、内側のメインフェンス13Aによって前進を阻まれるとともに、外側のメインフェンス13Bによって引き返しも阻まれる。そして、振動センサ21は不審者の存在する内外のメインフェンス13A,13B間に位置しているため、この不審者が存在する状態は、振動センサ21によって的確に検出されて、居場所を把握されるとともに、監視カメラ14,15によってその状態が画像で確認される。従って、警備担当者が到着するまでの時間を確保できるとともに、不審者の位置を特定できて、侵入が適切に阻止される。
【0031】
また、不審者が内外のメインフェンス13A,13B間に梯子を掛け渡して乗り越えようとする場合、それらのメインフェンス13A,13B間には広い間隔が設けられているために、長い梯子が必要になる。つまり、乗り越えのためには、長くて重い、従って取り扱いにくい梯子が必要となり、赤外線センサ19と振動センサ21による監視をかいくぐってそれを用いることができる可能性は極めて低い。仮に、そのような梯子を用いて内外のメインフェンス13A,13B間に掛け渡したとしても、それらのメインフェンス13A,13B間には高低差が形成されているため、掛け渡し状態に保持することが困難で、その上を渡ることも極めて難しい。
【0032】
一方、施設の建物11側からの逃走者に対しても、内側の赤外線センサ17が外側の赤外線センサ19と同様な作用を果たす。また、メインフェンス列13,振動センサ21等が同様な作用を果たす。このため、建物11側からの逃走を有効に阻止できる。
【0033】
しかも、各フェンス13A,13B,20は視界を妨げないため、各フェンス13A,13B,20を通して施設の内外から侵入や逃走の困難性を容易に認識できる。このため、侵入や逃走の意欲を挫くことができ、侵入や逃走を未然に防止することが可能となる。
【0034】
従って、この実施形態においては、以下の効果がある。
(1) このバリアシステムにおいては、サブフェンス20及び内側,外側メインフェンス13A,13Bが視界を妨げないため、施設の内外を見渡すことができる。従って、見通すことができないフェンスを設けた場合とは異なり、施設の内外において、威圧感,圧迫感,閉塞感,ひいては不安感や恐怖感を与えることはなく、施設の内外に対して開放感を与えることができる。このため、セキュリティの厳しい施設であっても、近隣住民の不快感や反発を少なくできて、施設の誘致や設置をスムーズに行なうことができる。
【0035】
しかも、各フェンス13A,13B,20が視界を妨げないことにより、各フェンス13A,13B,20を通して施設の内外から侵入や逃走の困難性を容易に認識できる。このため、侵入や逃走の意欲を挫くことができ、侵入や逃走を未然に防止することが可能となる。
【0036】
(2) 施設内に、犬や狸等の動物が侵入すると、赤外線センサ17,19や振動センサ21がそれを検出して、不審者の侵入と誤認するおそれがある。しかし、この実施形態においては、サブフェンス20により動物の侵入が阻止されるため、このような動物を不審者と誤認するおそれはない。現実には、不審者よりは動物の侵入のほうが多い可能性が高く、このような場合には警備担当者のアラート出動は徒労に終わり、実際の不審者の侵入の場合にはそれを見落としてしまうおそれがあるが、この実施形態においては、そのような不都合を回避できる。
【0037】
(3) 不審者が赤外線センサ17,19によって検出されることなく、メインフェンス列13に辿り着いた場合には、振動センサ21により不審者を検出できる。
(4) そして、このときメインフェンス列13の両側の地面には舗装されて振動を伝達しやすい通路22,23が設けられているため、不審者による侵入を振動センサ21により高感度で検出できる。
【0038】
(5) さらに、不審者が梯子や三脚等を用いてメインフェンス13A,13Bの一方を乗り越えたとしても、さらに他方のメインフェンス13B,13Aにより行く手を阻まれる。そして、振動センサ21によって存在と居場所を把握されるため、メインフェンス列13の不審者による乗り越えを適切に阻止できる。
【0039】
(6) メインフェンス列13の内外のメインフェンス13A,13B間には広い間隔が設けられているために、梯子を用いることは困難である。よって、フェンスの乗り越えを有効に防止できる。
【0040】
(7) しかも、メインフェンス13A,13B間には高低差が形成されているため、梯子を掛け渡し状態に保持することが難しく、梯子を渡るメインフェンス列13の乗り越えはきわめて困難である。
【0041】
(8)通路22,23は舗装されているため、その通路22,23を除雪車や巡回車等の円滑通行に使用できる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
【0042】
・ 前記実施形態において、多重構造のメインフェンス列13を3重以上の複数のメインフェンスにより構成すること。
・ 不審者の歩行等にともなう振動を検出するための振動センサをメインフェンスの地中部分または地中から露出した部分に設けること。
【0043】
・ 空間センサとして、赤外線センサに代えて、あるいは赤外線センサと併用して、発光部と受光部とを備えた光電センサを用いること。
・ 内側(建物側)の赤外線センサ17を省略すること。
【0044】
・ 前記実施形態とは逆にメインフェンス列13の外側メインフェンス13Bを内側メインフェンス13Aより高くすること。
・ 図4に示すように、内外の通路22.23間に金属板または金属棒よりなる伝達部材45を介在させ、振動センサ21をこの伝達部材45に接触させること。このようにすれば、振動センサ21に対して伝達される振動の減衰量を少なくでき、その結果、振動センサ21の感度を向上できる。
【0045】
・ メインフェンスを一重に構成すること。
・ 動物侵入防止用のサブフェンス20をプレート材によって構成して、隙間がない閉鎖構造にすること。このようにすれば、動物に対して威圧感を与えるため、侵入防止に効果がある。なお、サブフェンス20は、犬,猫,狸等の小動物の侵入をブロックすればよいため、それほど高くする必要はない。このため、サブフェンス20を閉鎖構造にしても、人間には圧迫感や威圧感はほとんど感じられない。
【符号の説明】
【0046】
11…建物、13…メインフェンス列、13A…内側のメインフェンス、13B…外側のメインフェンス、17…内側の赤外線センサ、19…外側の赤外線センサ、20…サブフェンス、21…振動センサ、L1…間隔。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メインフェンスの周囲に人体検出のための空間センサを設け、その空間センサを介してメインフェンスの反対側にはサブフェンスを設けたことを特徴とするバリアシステム。
【請求項2】
複数のメインフェンスを相互に間隔をおいて並設することによりメインフェンス列を構成したことを特徴とする請求項1に記載のバリアシステム。
【請求項3】
前記メインフェンスとサブフェンスとの間には地面あるいはメインフェンスの振動を検出するための振動センサを設けたことを特徴とする請求項2に記載のバリアシステム。
【請求項4】
前記空間センサを、メインフェンス列を挟んでその両側に並設したことを特徴とする請求項2に記載のバリアシステム。
【請求項5】
前記振動センサをメインフェンス間において地中に埋設したことを特徴とする請求項3または4に記載のバリアシステム。
【請求項6】
メインフェンス列に沿って舗装路を設けたことを特徴とする請求項2〜4のうちのいずれか一項に記載のバリアシステム。
【請求項7】
メインフェンスに高低差を設けたことを特徴とする請求項2〜5のうちのいずれか一項に記載のバリアシステム。
【請求項8】
建物の周囲において建物の敷地に設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載のバリアシステム。
【請求項9】
メインフェンスを視界を遮らない構成にしたことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載のバリアシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−253503(P2011−253503A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−128865(P2010−128865)
【出願日】平成22年6月4日(2010.6.4)
【出願人】(000000549)株式会社大林組 (1,758)
【Fターム(参考)】