説明

バリア性を有する紙容器

【課題】カップ成形時に表面樹脂層の白化がない最外面が紙表面であるバリア性を有する紙カップの胴部貼り合わせ部の安定した貼り合わせとシール状態を得る。
【解決手段】最外面が紙表面で、中間にバリア層7、最内層にシーラント層8を有してバリア性のある積層シートから成る胴部形成用ブランク3の接合部分9の内方の端部16にこれをコの字型に覆うようにバリア性を備えたテープ2を貼り付けて端面の露出を防ぐように形成し、このテープ2は、外側がシーラント層8で中間層にバリア層13を備え、内側が接着性樹脂層14の積層複合フイルムで形成され、かつ、このテープ2のカップ表面側17の遊端18が前記胴部形成用ブランク3の外方の端部19の端19Aから多くても1.5mm以内の範囲で入り込んで位置するように寸法設定されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、最外面が紙表面で、中間にバリア層、最内層にシーラント層を有してバリア性のある積層シートからなるブランクで形成される紙容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種紙容器は紙を主体として金属箔層を備え、且つ、内面にヒートシール性樹脂を備えたブランクを用いて形成されていた。身近な例として紙カップがあるが、保存性に優れた容器として広く使用されている。このような紙容器は、矩形或いは扇形のブランクの端縁同士を重ね合わせてヒートシールし、接合部分を形成することで筒状或いは逆円錐台形状の胴部とし、この胴部の一方の開口端に底板を設け、他方には蓋材が貼着されたりして形成される。ただし、紙主体といっても、この継ぎ目における接合性、気密性を確保するために、外表面にもヒートシール性樹脂、例えば低密度ポリエチレンがラミネートされている。
【0003】
しかし、斯かる紙容器は、接合部分の内面における紙の端面が内容物と接する形となり、紙臭が内容物に移行したり、内容物の成分が紙層に吸着されたりする問題がある。
【0004】
そこで、このような紙の端面と内容物との接触を避けて、上記の問題を解消するために種々の改善工夫が凝らされている。例えばラミネート等による積層体からテープ材Tを作製し、このテープ材Tによって紙の端面を覆うように欧文字のU字状に貼り付けるテープ貼り法、積層シートの端部を僅かに外面側に折り返すへミング法、接合部部のブランクを半分だけ削ぎ取り、残された部分の半分を折り返して重合するスカイブ・へミング法、更には接合部分を中心にその左右適当な幅にわたってテープ材Tを貼着したりする法などである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、斯かる紙カップにおいては、最外面の加飾を優先した構成を選定することが多く求められ、併せて最内層のシーラント層に内容物の保護を優先した樹脂が選定されるようになってきている。
【0006】
このように、近年のバリア性を有する紙容器は、上記の両機能を優先する結果、最内層のシーラント層と最外層とがシールし難い構成を要求される。つまり、従来の紙の外表面にヒートシール性樹脂を備えたものでは、この加飾に対応できず、逆に、加飾に対応すべく紙の外表面がヒートシール性樹脂を備えない表面では接合部分での接合が上手く行かない。
【0007】
にもかかわらず、接合部分の接合手法は相変わらず、図3(A)のスカイブ・へミング法、同(B)の接合部分を中心にその左右適当な幅にわたってテープTを貼着する法、同(C)のへミング法に示すように、従来の各種の方法が採用されている。そして、何れの手法も、接合部分01の外方のブランク02の端部03内側のシーラント層04を内方のブランク05の端部06の紙外表面07に貼着08(黒四角表示部分)するようにしている。したがって、この貼着08部分での接合強度の信頼性が低くなり、短時日の内に剥がれて浮き上がったりして、接合性や気密性を確保でき難い問題がある。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑み、種々改良案を検討した結果、U字状に貼り付けるテープTが外方のブランク02の端部03内側のシーラント層04に貼着する方法が、接合
強度を比較的容易に高め易いとの目論見から、実際に種々試験をした。その結果、簡単な手法であるに関わらず、この接合部分の短時日の内の浮き上がりを上手く防止でき、高い接合性や気密性を確保できることが分かったので、ここに提案する。
【0009】
したがって本発明の目的は、簡単な手法であるにかかわらず、紙容器における胴部接合部分の安定した接合状態を得ることができるバリア性を有する紙容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以上の技術的な課題を解決するために、本発明の請求項1記載のバリア性を有する紙容器は、最外面が紙表面で、中間にバリア層、最内層にシーラント層を有してバリア性のある積層シートから成る胴部形成用ブランクが用いられ、この胴部形成用ブランクの外方の端部を内方の端部上に重ねた貼り合わせ部を有し、内方の端部にこれをコの字型に覆うようにバリア性を備えたエッジプロテクターテープを貼り付けて端面の露出を防ぐように形成されたバリア性を有する紙カップにおいて、このエッジプロテクターテープは、外側がシーラント層で中間層にバリア層を備え、内側が接着性樹脂層又はシーラント層の積層複合フィルムで形成されていると共に、このエッジプロテクターテープのカップ表面側の遊端が前記胴部形成用ブランクの外方の端部の端から多くても1.5mm以内の範囲で入り込んで位置するように寸法設定されていることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、接合部分のほぼ全幅において、胴部形成用ブランクの外方の内面のシーラント層がこのエッジプロテクターテープの外面のシーラント層に接合され、また、胴部形成用ブランクの内方の紙表面がこのエッジプロテクターテープの内面の接着性樹脂層に接合される。その結果、従来の接合手法と違って、接合部分のほぼ全幅にわたって、外方のブランクの端部内側のシーラント層と内方のブランクの端部の紙外表面との直接的な貼着部分を無くすことが出来る。
【発明の効果】
【0012】
以上のように本発明は、従来の手法のように、接合部分の外方のブランクの端部内側のシーラント層が内方のブランクの端部の紙外表面に直接的に貼着されることがないので、テープ貼り法という簡単な手法でありながらも、この接合部分での接合強度の信頼性を大幅に高めることができ、この接合部分が剥がれて浮き上がったりする不測の事態を長日月の間にわたって上手く解消でき、安定した接合状態を得ることができ、接合性や気密性をうまく保てるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明のバリア性を有する紙容器の一実施の形態を示し、図2中A−A断面図である。
【図2】本発明のバリア性を有する紙容器の一部切欠き全体図である。
【図3】従来の構造を示し、(A)はスカイブ・へミング法、(B)は接合部分を中心にその左右適当な幅にわたって貼着する法、(C)はテープ貼り法を示し、夫々図2に対応する要部の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、この発明のバリア性を有する紙容器を円筒状の紙カップに適用した場合の実施の形態について、図面に従って詳細に説明する。
尚、実施の形態の説明に当り、用いられる幾つかの図面にわたって同一或いは同様な部分には同一の符号を付して示している。また、本発明に係る紙容器はバリア性を有する態様のもの全般に適用できる。したがって、以下の実施例に記載の例に限定されるものでないことは改めて言うまでもない。
【0015】
本発明に係るバリア性を有する紙カップ1の構造について説明する。
本発明の紙カップ1は、エッジプロテクターテープ2が貼り付けられていない状態では、一般的な最外面が紙表面の紙カップと同様に、矩形の胴部材ブランク3と底部材ブランク4とから構成されている。これらの胴部材ブランク3と底部材ブランク4は、図1に示すように、最外面が紙表面の紙層5で、中間に樹脂素材からなる中間層6を、その下面にバリア層7、そして最内層にシーラント層8を有したバリア性のある積層シートから構成される。
【0016】
胴部材ブランク3は丸く丸められ、図2に示すように、両端を所定の寸法で互いに重ね合わせて接合された、貼り合わせ部の一例である、接合部分9を有して筒状に形成される。また、上方には開口3Aされ、上端縁は外方へ環状に巻込んだ環状巻込み部(以下単にカール部と言う)3Bが形成され、また、底部3Cに前記底部材ブランク4が取り付けられる。
【0017】
最外層の紙層5は、基本的にはパルプ層10の表面にコート層やこのコート層に代えてポリエチレンテレフタレート(PET)の薄肉厚のフィルムがラミネートされた表面層11を備えたものが採用される。
【0018】
前記紙層5の下面には、低密度ポリエチレン(LDPE)、エチレンアクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)などの接着性樹脂又は接着剤からなる前記中間層6が設けられている。
【0019】
バリア層7には、一例としてポリエチレンテレフタレート(PET)の薄肉厚フィルムにアルミニウムを蒸着したものや、アルミニウム箔の下面に薄肉厚の低密度ポリエチレンの押し出しフィルムがラミネートされたものなどが採用される。
【0020】
更に、このバリア層7の内側に積層貼着される前記シーラント層8には、無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)や低密度ポリエチレン(LDPE)などから適宜に選択されたものが採用される。
【0021】
次に、バリア性を備えたエッジプロテクターテープ2は、表面のシーラント層12、その内側のバリア層13、最内層の接着性樹脂層14の三層構造のフィルムである。前記シーラント層12には無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)や低密度ポリエチレン(LDPE)などから適宜に選択されたものが用いられている。バリア層13には、一例としてポリエチレンテレフタレート(PET)の薄肉厚フィルムにアルミニウムを蒸着したものや、下面に薄肉厚の低密度ポリエチレンの押し出しフィルムがラミネートされたアルミニウム箔が採用される。更に、接着性樹脂層(またはシーラント層)14には、例えばPE単体、押し出しPE、ポリオレフィン系やエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)系の樹脂をベースにしたものが採用される。
【0022】
このバリア性を備えたエッジプロテクターテープ2は、図1に示すように、前記接着性樹脂層14を内側にして、前記接合部分9における胴部材ブランク3の内方の端部15をコの字型(欧文字のU字型)に覆うようにしてこの接着性樹脂層14を介して貼り付けられ、この内方の端部15の端面16の露出を防ぐように形成される。接合に当たっては、このエッジプロテクターテープ2のカップ表面側17の遊端18がこの接合部分9における胴部材ブランク3の外方の端部19の端19Aから多くても1.5mm以内の範囲で入り込んで位置するように寸法設定されて貼着される。
【0023】
したがって、接合部分9のほぼ全幅において、胴部材ブランク3の外方の端部19内面
のシーラント層8がこのエッジプロテクターテープ2のカップ表面側17のシーラント層12と接合され、また、胴部材ブランク3の内方端部15の紙表面はこのエッジプロテクターテープ2の内面の接着性樹脂層14と接合される。その結果、外方のブランクの端部19の内側のシーラント層8と内方のブランクの端部15の紙外表面との直接の貼着を無くすことが出来る。
【0024】
この貼着の態様は、カール部3Bにおいても、また、底部のカール部3Dにおいても同様である。
【0025】
本発明の実施の形態によるバリア性を有する紙カップでは、接合部分9のほぼ全幅において、胴部材ブランク3の外方の端部19の内面のシーラント層8がこのエッジプロテクターテープ2のカップ表面側17のシーラント層12と接合され、また、胴部材ブランク3の内方の端部15の紙外表面はこのエッジプロテクターテープ2の内面の接着性樹脂層14と接合される。その結果、従来の接合手法と違って、接合部分9のほぼ全幅にわたって、外方のブランクの端部19の内側のシーラント層8と内方のブランクの端部15の紙外表面との直接に貼着される部分を無くすことができ、接合部分9での接合強度の信頼性を大幅に高めることができ、長日月の間、この接合部分が剥がれて浮き上がったりする不測の事態を上手く解消でき、安定した接合状態を得ることができ、接合性や気密性をうまく保てるようになった。
【実施例1】
【0026】
先ず、板紙として、最外面が紙表面の紙層5として、表面層11となるコート層を備えた、坪量250g/m2 のパルプ層10を備えたもの(MCボール(f):王子特殊紙社製)を用い、この紙層5の下面に25μmでエチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)(NC0908C:三井・デュポンポリケミカル社製)の前記中間層6を積層し、この中間層6の下面にポリエチレンテレフタレート(PET)の薄肉厚フィルムにアルミニウムを蒸着した12μmのフィルム(E7075:サンアルミ社製)のバリア層7を積層し、更にこのバリア層7の下面に60μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)(CP−SC:トーセロ社製)のシーラント層8を積層して得た積層体を所定の形状に打ち抜いて胴部材ブランク3並びに底部材ブランク4を得る。
【0027】
この胴部材ブランク3の前記内方の端部15を被覆するエッジプロテクターテープ2は、表面のシーラント層12として60μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)(CP−SC:トーセロ社製)を用い、内側のバリア層13としてポリエチレンテレフタレート(PET)の薄肉厚フィルムにアルミニウムを蒸着した12μmのフィルム(E7075:サンアルミ社製)を用い、更に接着性樹脂として30μmのアドマーフィルム(商標名:SE810 三井化学社製)を採用した三層構造を採用した。
【0028】
得られたエッジプロテクターテープ2を胴部材ブランク3の内方の端部15をコの字型(欧文字のU字型)に覆うようにして押圧し、圧着することにより胴部材ブランク3の端部15に沿って、内側に対してカップ外側になる方の幅を約1.5倍ほどの長さにして貼着する。次いで、このエッジプロテクターテープ2を貼着した胴部材ブランク3を用いて紙カップ成形機で、この胴部材ブランク3の端部同士を貼り合せる接合時に、同時に熱によりエッジプロテクターテープ2をそのカップ外側に位置する表面側17を胴部材ブランク3の外方端部19の内面のシーラント層8に貼り合せて胴部材ブランク3の内方の端部15の端面16を被覆し、更に、底部材ブランク4を底に接合して本発明の紙カップ1を製造した。
【0029】
この実施例1による紙カップ1では、用いるテープ材の構造からも明らかなように、内容物への臭気の移行がなく、また、紙端面16への内容物の浸透などを上手く防止できる
ことは言うに及ばず、接合部分9での高い気密性と接着性を得ることができた。特に、バリア性を有する紙カップにおいて、表面にフィルム層がある場合、カップ成形時に原紙に含まれる水分が熱で蒸発し、フィルムが浮き上がるという問題が発生しやすいが、この実施例1のように、表面にフィルムがなくても、接合部分9のシールを安定させることができるため、フィルムが浮くという問題が発生し難く、しっかりとしたシールが可能となる。
【実施例2】
【0030】
実施例2では、胴部材ブランク3のシーラント層8を60μmの低密度ポリエチレン(LDPE:N−280 アイセロ化学社製)に、エッジプロテクターテープ2の表面のシーラント層12を40μmの低密度ポリエチレン(LDPE:N−280 アイセロ化学社製)に代えて実施した。胴部材ブランク3の他の層の構成更には製造手法は実施例1と同様である。
【実施例3】
【0031】
実施例3では、胴部材ブランク3の紙層5として、表面に12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(E5100:東洋紡社製)をラミネートした坪量250g/m2 のノーコート紙を用い、また、シーラント層8として前記実施例2と同様の60μmの低密度ポリエチレン(LDPE:LC−2 タマポリ社製)を採用して実施した。胴部材ブランク3の他の層の構成並びにエッジプロテクターテープ2の構成、更には製造方法も実施例1と同様である。
【実施例4】
【0032】
実施例4では、胴部材ブランク3の紙層5を坪量350g/m2 のパルプ層10を備えたもの(MCカップ:王子特殊紙社製)に、中間層6を接着剤(A616:三井・武田ケミカル)に、バリア層7をポリエチレンテレフタレート(PET)12μmとアルミ箔7μmを貼り合せて作製した17μmの貼り合わせフィルムに、エッジプロテクターテープ2の内側のバリア層13をポリエチレンテレフタレート(PET)12μmとアルミ箔7μmを貼り合せて作製した17μmの貼り合わせフィルムに代えて実施した。胴部材ブランク3の他の層の構成、更には製造方法も実施例2と同様である。
【0033】
上記実施例2、3、4いずれの場合も実施例1と同等の効果が得られた。
【符号の説明】
【0034】
1…紙カップ
2…エッジプロテクターテープ
3…胴部材ブランク
5…紙層
6…中間層
7…バリア層
8…シーラント層
9…接合部分
10…パルプ層
11…表面層
12…サーラント層
13…バリア層
14…接着性樹脂層
15…の内方の端部
16…端面
17…テープの表面側
18…遊端
19…外方の端部
19A…端
【先行技術文献】
【特許文献】
【0035】
【特許文献1】特公昭62−29303号公報
【特許文献2】特開2002−002661号公報
【特許文献4】特開2005−35591号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
最外面が紙表面で、中間にバリア層、最内層にシーラント層を有してバリア性のある積層シートから成る胴部形成用ブランクが用いられ、この胴部形成用ブランクの外方の端部を内方の端部上に重ねた貼り合わせ部を有し、内方の端部にこれをコの字型に覆うようにバリア性を備えたエッジプロテクターテープを貼り付けて端面の露出を防ぐように形成されたバリア性を有する紙カップにおいて、このエッジプロテクターテープは、外側がシーラント層で中間層にバリア層を備え、内側が接着性樹脂層又はシーラント層の積層複合フィルムで形成されていると共に、このエッジプロテクターテープのカップ表面側の遊端が前記胴部形成用ブランクの外方の端部の端から多くても1.5mm以内の範囲で入り込んで位置するように寸法設定されていることを特徴とするバリア性を有する紙容器。
【請求項2】
最外面の紙がパルプ層とその表面にコート層を備えたものである請求項1記載のバリア性を有する紙容器。
【請求項3】
胴部形成用ブランクのシーラント層が無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)か低密度ポリエチレン(LDPE)の何れかである請求項1又は2の何れかに記載のバリア性を有する紙容器。
【請求項4】
エッジプロテクターテープの接着性樹脂層がポリオレフィン系かエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)系の樹脂をベースにしたものである請求項1〜3の何れかに記載のバリア性を有する紙容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−215248(P2010−215248A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−62138(P2009−62138)
【出願日】平成21年3月14日(2009.3.14)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】