パスワード記録用プレート

【課題】パスワード等を記録するとき、記録媒体を他人が見てもパスワードが知られないように、
文字を選択した箇所のみを記録するパスワード記録用プレートを提供する。
【解決手段】ランダムに印字されたパスワード候補文字（３）と文字を選択した印を付けるパスワード候補文字選択記入箇所（４）を設けたプレート（２）を記録媒体（１）の上に重ね、パスワードと同じ文字のパスワード候補文字選択記入箇所（４）に印を付け、記録媒体（１）へ転写する。
記録媒体（１）とプレート（２）は別々に保管する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、パスワードを記録媒体に記録する方法に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
最近、インターネット等にて会員登録し、パスワードを入力する機会が増えてきた。
このパスワードを忘れないよう紙等にそのまま記録した場合、他人に見られたり紛失し他人に知られるおそれがある。
そこで、パスワード文字をそのまま記入しない記録方法が必要だと考え、本発明に至った。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
パスワードの文字列をそのまま紙等に記録すると、他人に知られるおそれがある。
また、会員登録する数が増えるとパスワードの数が増えてしまい、パスワードを忘れないためどうしても紙等に記録する必要がある。
本発明は、記録媒体を他人に見られてもパスワードが知られないためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
ランダムに印字されたパスワード候補文字（３）と文字を選択した印を付けるパスワード候補文字選択記入箇所（４）を設けたプレート（２）を記録媒体（１）の上に重ね、パスワードと同じ文字のパスワード候補文字選択記入箇所（４）に印を付け、記録媒体（１）へ転写する。
【発明の効果】
【０００５】
本発明により、記録媒体（１）を他人に見られても、パスワードを知られることはない。
また、プレート（２）と重ねればパスワードが復元できる。
パソコン等の電子媒体に記録しないため、データ消失がない。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】本発明を利用し、パスワードを選択記入した例の説明図である。
【図２】本発明を利用し、記録媒体にパスワードが記録された説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
プレート（２）の上にパスワード候補文字（３）をランダムに印刷する。また、プレート（２）にランダムに印刷されたパスワード候補文字の下に、穴等を開けパスワード候補文字選択記入箇所（４）を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、記録媒体（１）の上にプレート（２）を重ね、パスワードと同じ文字のパスワード候補文字選択記入箇所（４）に印を付け、記録媒体（１）へ転写する。
パスワードの記入が終了したら、記録媒体（１）とプレート（２）は別々に保管する。
パスワードを忘れてしまった場合は、記録媒体（１）の上にプレート（２）を重ね、パスワードを復元する。
【符号の説明】
【０００８】
１記録媒体
２プレート
３パスワード候補文字
４パスワード候補文字選択記入箇所
５パスワード候補文字選択印

【特許請求の範囲】
【請求項１】
プレート（２）上にランダムに印刷した文字（３）と、文字を選択した印を記録媒体（１）に転写できる記録箇所（４）を設けたプレート。

【図１】