説明

パッケージを囲むとともに空にする装置と、当該装置及びパッケージのアセンブリ

【課題】少量使用あるいはサンプルのための再利用出来る包装の提供。
【解決手段】パッケージを囲み、かつ測定して空にする装置は、柔軟な素材で覆われた少なくとも一つの受け空間と、柔軟な素材で覆われ、開口される分配開口部とを有している。装置は、パッケージのために平らになっている支持表面を有する第一囲み部と、第一囲み部にヒンジを介して連結され、覆い面を有する第二囲み部とを備え、覆い面は、支持表面と同一面に覆い面が配置される使用位置から、パッケージが第一囲み部と第二囲み部との間に挟まれる閉鎖位置まで折り曲げることができる。第一囲み部及び第二囲み部は、少なくとも部分的に、ひずみ変形作用によってラインヒンジを形成することができる材料からなる一つのストリップから製造され、閉鎖位置において連結手段によって保持され、第一囲み部はパッケージを連結する手段を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、本件出願人が以前に特許出願した欧州特許公開公報EP1391397に示されるような、柔軟な素材で覆われた少なくとも一つの受け空間と、柔軟な素材で覆われ、開口される分配開口部とを有するパッケージを囲むとともに、測定して空にする装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本願に記載されるアセンブリによって、手で完全にパッケージを空にすることができるとともに、しばらくの間貯蔵するよう、効率的に測定しつつ段階的に空にすることができる。パッケージを部分的に空にした後で、静止部と動作部との間で分配開口部を把持することによって効果的に分配開口部が閉じられる。このアセンブリにおいては、頻繁に再利用され、完全に空になったパッケージを常に新しく満杯のパッケージに交換することを意図した装置が使用される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、主に一回の使用、例えばアセンブリ内に封入された粘性のある材料を時々使用する消費者や小規模な使用者のため、または再利用システムを購入する前に試験パッケージとして使用するための装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、パッケージのために概ね平らになっている支持表面を有する第一囲み部と、第一囲み部とヒンジを介して連結されるとともに、支持表面と同一面に覆い面が配置される使用位置から、パッケージが第一囲み部と第二囲み部との間に挟まれる閉鎖位置まで折り曲げることができる覆い面を有する第二囲み部とを備え、第一囲み部及び第二囲み部は、少なくとも部分的に、ひずみ変形作用によってラインヒンジを形成することができる材料からなる一枚のストリップから製造され、第一囲み部及び第二囲み部は、閉鎖位置において連結手段によって保持され、第一囲み部はパッケージを連結する手段を有する装置を使用する本発明によって達成することができる。これらの方法によって、比較的単純であって費用のかからない方法で、使用時にパッケージから外に出されて圧縮される粘性のある複数の成分を効率的に混ぜることができるだけでなく、最適かつ確実にパッケージを空にすることができる比較的長い表面を有する装置を得ることができる。閉鎖位置において、アセンブリは最適に配置され、情報を有することができ、パッケージは、効率的に保護されて収納されている。第二囲み部を使用位置から閉鎖位置まで折り返すことによって、パッケージの分配開口部のある部分を適切な位置に配置し、部分的に空になっているパッケージを閉じることができる。何回も折り曲げることによって、第二囲み部を折ることによって折り畳まれるパッケージの効率が下がることは、アセンブリの使い捨てる特徴を考慮するとあまり重要ではない。他方、この特徴を考慮すると、使用されるシステムに基づき、パッケージを極度まで実質的に完全に空にでき、このことによって、購入された材料を全て使用することができることと、環境への影響を小さくすることができることはとても有益なことである。
【0005】
閉鎖位置になって、部分的に空になったパッケージを覆って閉じるよう、第一囲み部に対して第二囲み部を折り曲げるには、一枚の材料ストリップに一つのラインヒンジを設けることによって十分であり、まだ部分的に満たされているパッケージを覆い面と支持表面の間に挟むことができるように、覆い面及び/又は支持表面は、わずかな凸部にして折り曲げることができる。しかしながら、特にやや太いパッケージに対しては、第一囲み部と第二囲み部との間の連結部が、一枚の材料ストリップからなるヒンジパネルを有し、更に一側面において、ラインヒンジを介して第一囲み部に連結し、第二ラインヒンジを介して第二囲み部に連結していることが好ましい。このような実施の形態によって、あらゆる時間で分配開口部においてパッケージが十分な厚みを実質的に有するよう、パッケージを空にする間、材料を分配開口部の方向に押すことができる。
【0006】
更に、この実施の形態によって、硬い箱形状の構造を得ることができ、第一囲み部及び第二囲み部はかなり硬く張りつめた構造から作ることができ、囲み部を守ったり、空にして混ぜたりすることにとって有益であり、その効果は、第一囲み部及び第二囲み部が強化板によって強化された場合には更に良くなる。第一囲み部に設けられている第一強化板が支持表面を形成し、第二囲み部に設けられている第二強化板が覆い面を形成するようにしてもよい。この実施の形態は、支持表面及び/又は覆い面が、変形する際にラインヒンジが発生しない材料から製造されることが特に好ましい。さらに、この実施の形態によると、パッケージの外でパッケージ内に含まれた粘性のある材料を圧縮することに関連して支持表面に特別な要求が課せられた場合や、パッケージの異なる区画の外方で圧縮された成分を混ぜることに関連して覆い面に特別な要求が課せられた場合でも処理することができる。
【0007】
パッケージの外観で特別な要求が課せられた場合には、第一強化板は、支持表面から見て外方を向く第一囲み部の側面に設けられ、第二強化板は、覆い面から見て外方を向く第二囲み部の側面に設けられても良い。この実施の形態は、覆い面に対して支持表面を最も大きく配置することが好ましい。ちなみに、このような配置は、ヒンジパネル上に強化パネルが設けられた場合であって、第一強化板、第二強化板及びヒンジストリップは同じ厚みを有する場合に達成される。なお、このことは、第一強化板、第二強化板及びヒンジストリップは、ひずみ変形作用によってラインヒンジを有することができる材料からなる一枚の連続したストリップから製造することによって容易に実現することができ、また第一囲み部及び第二囲み部、ヒンジパネル、強化パネル並びに第一強化板及び第二強化板は、一枚のストリップから製造することによって、更に容易に実現することができる。
【0008】
効率よくパッケージを空にするため、パッケージは支持表面に対してスライドしないように保持されている。このことは、少なくともストリップのようなパッケージを支持表面に接着するか、突出部と孔にフックすることによって明らかに実現できる。一成分以上を用いる場合には、パッケージから放出される成分の量は、互いに調整されていることが好ましい。これは、横断面において等しい区画空間を設け、横断面に垂直な線に沿ってこれらを空にすることによって実現することができる。このために、支持表面の両側面のガイドエッジと、共同して作用する排除部材すなわちスパチュラとを設けることが知られている。このような場合において、支持表面におけるパッケージの保持は、支持表面が部分的に中空チューブを形成するガイドエッジに隣接し、突起部が、突起部の間に延在している連結リブに連結し、かつガイドエッジに一端からスライドして勘合し、パッケージが連結リブに取り付けられることによって、有益な方法で実現することができる。適切であって既に存在する装置の材料にラインヒンジを設けることによって簡単な方法で中空チューブを形成することができる。
【0009】
本発明は、前述した装置と、柔軟性を有する材料に囲まれた少なくとも一つの受け空間を有するとともに、柔軟性を有する材料に囲まれ、開口される分配開口部を有するパッケージとを備え、パッケージが連結手段によって装置に固定され、閉鎖位置において、少なくとも一つの分配開口部を有するパッケージの一部が、第二囲み部と折り重なって、折り畳まれていることを特徴とするアセンブリにも関連し、このことによって、使い捨てのアセンブリで、かなり単純で低コストな方法で、パッケージを空にし、放出された成分を混ぜることを効率的に実行できる。
【0010】
準備材料や道具を用いることなく、パッケージを空にし、材料を放出することに関連した操作を容易にするために、閉鎖位置において、パッケージに隣接した位置に、第一囲み部と第二囲み部との間にスパチュラのような排除部材を設けることができる。支持表面が少なくとも部分的に直立しているガイドエッジに隣接し、排除部材、すなわちスパチュラが直立しているガイドエッジと共同して作用するのに適した構造を有していることが更に好ましい。
【0011】
確かに、パッケージが開けられ、一時的に保管する必要がある場合には、装置を閉鎖位置で維持するよう測定される必要がある。これは様々な方法で行うことができる。アセンブリの使い捨ての特徴と考慮すると、支持表面を少なくとも部分的に直立しているガイドエッジに隣接させ、ガイドエッジにおいて、閉鎖位置でパッケージを部分的に囲み、覆っている第二囲み部を閉鎖位置で保持するよう、第二囲み部に連結した縁を挿入することができる切断部を設けることによって、しばしば使用した場合には耐久性がないが、容易かつ低コストな解決方法を実現することができる。
【0012】
本発明による装置、及び当該装置と共に形成されるアセンブリは、もっぱら限定しない実施の形態によって、図面で示された実施の形態に基づいて、より明確に示されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1に示すアセンブリは、装置1及びパッケージ2とを有している。装置1は、変形することによってラインヒンジを設けることができる材料からなる一枚のブランクから製造されている。このように応用する場合には、カードボードがとても適した材料であるが、あらゆる他の適した材料、例えばプラスチック、を用いることもできる。このアセンブリのあらゆる態様を明確にするために、図面において、材料の厚さは実際とは異なった大きさで示されている。
【0014】
パッケージ2は二つのプラスチックフィルムシートから製造されており、プラスチックフィルムシートは粘性のある材料で満たされた二つの細長い区画3,4を形成するよう、ストリップのようなものに接着されている。細長い区画3,4は長さ方向の大部分において同じ断面を有しており、同じ端部において、注ぎ口を形成する狭窄部を有している。パッケージ2、すなわち区画、は材料のストリップを切断することによって開けることができ、区画3,4の注ぎ口形状の狭窄部は分配開口部を形成する。
【0015】
装置1は第一囲み部5、第二囲み部6及びこれらの間に配置されたヒンジパネル7を有している。第一囲み部5には支持表面8(図2参照)が設けられており、支持表面8は両側で中空チューブ9,10に隣接し、これらの間でパッケージ2を支持している。チューブ9,10は、例えば、切れ目をつけて、上方にフランジをつけるというように変形することによって、ブランクにラインヒンジを設け、互いに接着することによって形成されている。チューブ形状にフランジする際、開口部11が垂直縁12に隣接したチューブに形成されるよう、チューブの各々には弓形の切断部が設けられている。区画の注ぎ口形状の狭窄部から離れた端部に、パッケージ2が端壁部13に例えば接着するなどして固定され、端壁部13は、各端部において突起部14が設けられ、突起部14はパッケージ2に固定するために中空チューブ内に挿入することができ、ここでパッケージ2は、囲み部5に対して、支持表面8上に横たわって配置されている。装置は正確な形状になっており、区画3,4の狭窄部は、突起部14が完全に挿入されたときに、第二囲み部6の初端に隣接して配置される。
【0016】
端壁部13から離れた端部において、第一囲み部5は、一枚であって、変形することによって得られるラインヒンジ16を介してヒンジパネル7に連結し、ヒンジパネル7は、次に、ラインヒンジ17を介して第二囲み部6に連結され、第二囲み部6は、第一囲み部5と同じ幅を有すると共に、第二囲み部6を折り返したときに、少なくとも第一囲み部5が第二囲み部6によって完全に覆われる長さを有している。例えばディスプレイスタンドから吊すことができるように、第二囲み部6は幾分長い形状で作られていることが好ましい。さらに、両側の各々に沿って、第二囲み部6には縁18が設けられ、縁は、第二囲み部6が折り畳まれたときに、開口部11に挿入されるように配置されているため、アセンブリを閉鎖位置で固定することができる。
【0017】
図2において、パッケージ2が開けられているときに、閉鎖位置において、分配開口部のあるパッケージの部分を第二囲み部6と一緒に折り返すことによって、どのようにして分配開口部が閉じられているか示されている。このためには、アセンブリを使用する開放位置において、(支持表面8から見ると)開いたパッケージの分配部がヒンジパネル7を超えて覆い面19上まで突出するような構造になっていなければならないことは明白である。
【0018】
図3において、図1及び図2に関して、装置を変形した実施の形態を示す。この変形された実施の形態において、第一囲み部25及び第二囲み部26は互いに、一つのヒンジライン27を介して、直接連結されている。閉鎖位置において、第一囲み部及び第二囲み部は、ラインヒンジに隣接して、互いにわずかに屈曲し、このことによって開いたパッケージをよりよく閉鎖することができるとともに、パッケージの安定した箱形状を小さくすることができる。
【0019】
図4において、使用状態にあるアセンブリが示されており、図1に対して、再び変形された装置が用いられている。変形された装置において、第一囲み部35と第二囲み部36の両方で、強化板38,39が各々設けられ、この板にはヒンジパネル37が設けられていない。このため、パッケージ2を支持する表面においてわずかな局部において凹部が設けられているが、アセンブリは使い捨てるものであり、装置の構成部分に結合するわずかな材料の厚みとを考慮すると、パッケージを空にする工程には、あったとしてもほとんど影響はない。強化又は硬化機能の代わりに、又は強化又は硬化機能に加え、記載された強化板は、例えば、パッケージの外で圧縮された二つ成分を混ぜるために、覆い面をより良くするといった、別の目的のために設けることもできる。
【0020】
図5において、全体的に二重構造であって、やはり単一ブランクから製造される装置が示されている。支持表面を形成する第一囲み部45は、ブランク内に圧迫されて形成されるラインヒンジによってヒンジパネル47に連結し、ヒンジパネル47はラインヒンジを介して第二囲み部46に連結され、第二囲み部46は、ラインヒンジと逆側の端部において、180°折り返され、このことによって強化板48を形成している。ラインヒンジを介して、強化板48は強化ヒンジパネル49に連結し、強化ヒンジパネル49はラインヒンジを介して別の強化板50に連結している。この別の強化板50はその端部で90°で折り曲げられ、このことによって端壁51が形成され、端壁51は、折り返されることによって、二重構造になり、さらに折り曲げられることによって第一囲み部45と強化板50との間で端部になっている。この領域において、パッケージは、例えば接着したり、ホッチキスでとめたりすることによって、装置に固定される。
【0021】
図6において、パッケージ2の空の断面をより明瞭にするために、第一囲み部5の断面が示されている。ここで、スパチュラ60を用いることよって空にされ、スパチュラ60は、中空チューブ9,10の間の垂直距離よりも大きな幅を有し、二つの角領域において長方形の凹部が設けられ、少なくとも凹部において、中空チューブ9,10の互いに対向する側面に合うように外形が調整されている。図6に示すように、スパチュラ60の下に完全に空になったパッケージ2があり、まだ空になっていないパッケージ2が、注ぎ口形状の放出開口部方向にスパチュラ60を超えて延在している場合には、高さ方向で凹部が中空チューブ9,10の頂点に隣接するような大きさになっている。スパチュラ60の高さは、手で握り操作しやすいように選ばれる。
【0022】
従属請求項で示されたように、本発明の枠組み内で、多くの他の修正や変形を行えることは明白である。このように、ヒンジパネル7は、二重構造になっているかどうか問わず、一連の直接隣接し、互いに平行なラインヒンジによって形成することができる。更に、図3に示した実施の形態において、第二囲み部26は開口箱を形成し、平らで直線状の第一囲み部25に隣接する長方形の垂直な壁面部とともに、閉鎖位置においてラインヒンジ27から延在する傾いた表面を有する構成であってもよい。このような形状の第二囲み部26は、例えば透明なプラスチックから作ることができる。スパチュラも様々な方法で構成することができる。このようにスパチュラは、プラスチックから形成され、一端に斜めになった圧縮端を有し、他端に把持部を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】開いた装置と、装置に配置されたパッケージとを有するアセンブリの斜視図。
【図2】閉鎖位置における図1に示したアセンブリの部分横断面図。
【図3】第2の実施の形態の装置を有する図2に相当する横断面図
【図4】第3の実施の形態の装置を有するアセンブリの部分横断面図。
【図5】第4の実施の形態の装置の横断面図。
【図6】図1による装置と共同して作用し、スパチュラからなる排除部材の横断面図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
柔軟な素材で覆われた少なくとも一つの受け空間と、柔軟な素材で覆われ、開口される分配開口部とを有するパッケージを囲み、かつ測定して空にする装置において、
パッケージのために概ね平らになっている支持表面を有する第一囲み部と、
第一囲み部とヒンジを介して連結されるとともに、支持表面と同一面に配置される使用位置から、パッケージが第一囲み部と第二囲み部との間に挟まれる閉鎖位置まで折り曲げることができる覆い面を有する第二囲み部とを備え
第一囲み部及び第二囲み部は、少なくとも部分的に、ひずみ変形作用によってラインヒンジを形成することができる材料からなる一枚のストリップから製造され、
第一囲み部及び第二囲み部は、閉鎖位置において連結手段によって保持され、第一囲み部は、パッケージを連結する手段を有することを特徴とする装置。
【請求項2】
第一囲み部と第二囲み部との間の連結部は、一枚の材料ストリップのラインヒンジからなることを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項3】
第一囲み部と第二囲み部との間の連結部は、一枚の材料ストリップからなるヒンジパネルを有し、更に一側面において、ラインヒンジを介して第一囲み部に連結し、第二ラインヒンジを介して第二囲み部に連結していることを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項4】
第一囲み部及び第二囲み部は、強化板によって強化されていることを特徴とする請求項3記載の装置。
【請求項5】
第一囲み部に設けられている第一強化板は、支持表面を形成し、
第二囲み部に設けられている第二強化板は、覆い面を形成することを特徴とする請求項4記載の装置。
【請求項6】
第一強化板は、支持表面から見て外方を向く第一囲み部の側面に設けられ、
第二強化板は、覆い面から見て外方を向く第二囲み部の側面に設けられていることを特徴とする請求項4記載の装置。
【請求項7】
強化パネルは、ヒンジパネルに設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の装置。
【請求項8】
第一強化板、第二強化板及びヒンジストリップは、同じ厚みを有することを特徴とする請求項7記載の装置。
【請求項9】
第一強化板、第二強化板及びヒンジストリップは、ひずみ変形作用によってラインヒンジを形成することができる材料からなる一枚の連続したストリップから製造されていることを特徴とする請求項8記載の装置。
【請求項10】
第一囲み部及び第二囲み部、ヒンジパネル、強化パネル並びに第一強化板及び第二強化板は、一枚のストリップから製造されていることを特徴とする請求項9記載の装置。
【請求項11】
支持表面は、部分的に中空チューブを形成するガイドエッジに隣接し、
突起部は、突起部の間に延在している連結リブに連結し、かつガイドエッジに一端からスライドして嵌合し、
パッケージは連結リブに取り付けられることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれか1項に記載の装置と、
柔軟性を有する材料に囲まれた少なくとも一つの受け空間を有するとともに、柔軟性を有する材料に囲まれ、開口される分配開口部を有するパッケージとを備え、
パッケージは連結手段によって装置に固定され、閉鎖位置において、少なくとも一つの分配開口部を有するパッケージの一部は、第二囲み部と折り重なって、折り畳まれていることを特徴とするアセンブリ。
【請求項13】
閉鎖位置において、パッケージに隣接した位置に、第一囲み部と第二囲み部との間にスパチュラのような排除部材が更に設けられていることを特徴とする請求項12記載のアセンブリ。
【請求項14】
支持表面は、少なくとも部分的に直立しているガイドエッジに隣接し、
排除部材は、直立しているガイドエッジと共同して作用するのに適した構造を有することを特徴とする請求項13記載のアセンブリ。
【請求項15】
支持表面は、少なくとも部分的に直立しているガイドエッジに隣接し、
第二囲み部に連結した縁を挿入することができる切断部は、閉鎖位置で部分的にパッケージを囲み、覆っている第二囲み部を当該閉鎖位置で保持するよう、ガイドエッジに設けられていることを特徴とする請求項12記載のアセンブリ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2006−219201(P2006−219201A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2006−31125(P2006−31125)
【出願日】平成18年2月8日(2006.2.8)
【出願人】(502205352)インターコン、ホーランド、ベスローテン、フェンノートシャップ (1)
【氏名又は名称原語表記】INTERCON HOLLAND B.V.
【Fターム(参考)】