説明

ビデオゲームを利用した広告方法

【課題】ゲームから生み出される経済的価値を営利化するためのより良い方法を提供する。
【解決手段】ビデオゲームは、ゲームプレイの途中でプレイヤーがイメージ要素14をマウスクリックしたときに、そのゲームプレイが自動的に休止されて、提供される広告と関連付けられてよい。ゲームプレイが休止されるとすぐに、そのゲームプレイの途中で見たイメージ要素に関連するアイテムをユーザが購入することを可能にする広告用グラフィカル・ユーザインターフェースが表示されてよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオアーケードにおいて或いはホーム・コンピュータシステムを使用してプレイすることができるビデオゲームに関する。
【背景技術】
【0002】
ビデオゲームは、それぞれが複数のイメージ要素(image elements)を含む一連のビデオイメージを含んでいる。ビデオゲームは、ビデオムービのように機能し得る一連のビデオイメージをユーザが操縦(ナビゲート;navigate)することを一般に必要とする。一般に、これらのビデオイメージは動画化されている。ユーザは、ビデオイメージの移動中に一定のアクションをとることを要求され、ユーザ自身の行動に基づいてスコア又はクレジットを受け取ることができる。
【0003】
最新のコンピュータシステムで利用可能な高速度により、ゲームセンター及び家庭の両方でビデオゲームは極めてポピュラー(一般的に普及している状況)になった。現在において可能な高速度のおかげで、ビデオゲームのアクションはいっそう真に迫ったものとなっている。それ故に、こうした高速度ゲームをうまくプレイするために可成りの腕前を必要とするエキサイティングゲームシーケンスが使用可能である。
【0004】
今や多くのゲームは、関係のないプレイヤーがインターネット上でプレイすることができるマルチプレイヤー形式を有する。プレイヤーは、インターネット上でつながった別々のコンピュータシステムからゲームをプレイすることによって互いに競い合う。
【0005】
Quake(登録商標)(アイディーソフトウェア社(Id Software, Inc.))のような多数のゲームが可成り注目されている。様々なゲームの愛好者組織が動き出している。多くのプレイヤーは、ゲームに関連するアイテムの購入に相当な興味を持っている。従って、ゲームメーカ又はそのライセンシーの多くも、また、関係するアイテムをユーザに販売している。これらのアイテムは、ゲームメーカ又はそのライセンシーによって提供されるウェブサイトを通じて販売されてよい。販売されるタイプのアイテムは、ゲームに関係するアクションフィギュアや服装を含んでいる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
こうしたゲームが消費者に広く受け入れられ、こうしたゲームに対する興味が広がりを見せつつある中、これらのゲームから生み出される経済的価値を営利化するためのより良い方法が常に必要とされている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
[詳細な説明]
ビデオゲームは、アニメビデオシーケンス(動画化ビデオシーケンス;animated video sequence)といったビデオシーケンスを生成する図1に示されたような複数のイメージ又はグラフィカル・ユーザインターフェース10を含んでよい。それぞれのビデオシーケンスは、多数のフレーム又はグラフィカル・ユーザインターフェース10を含んでいる。仮想的なグラフィカル・ユーザインターフェース10は、背景のイメージ要素12及びアクションキャラクタのイメージ要素14を含んでいる。例えば、アクションキャラクタのイメージ要素14は、敵であってよく、このビデオゲームは、ユーザがアクションキャラクタをやっつけるために何らかのタイプのバーチャルウェポン(仮想の武器)を発射することを中心に話が展開してよい。
【0008】
ビデオゲームの途中で、ユーザは、マウスカーソル16を利用して、一連のビデオイメージの一部であるグラフィカル・ユーザインターフェース10におけるイメージ要素14のような様々なホット・クリッカブル(hot clickable)なイメージ要素を選択してよい。ここで、「ホット・クリッカブル」とは、ユーザがイメージ要素を選択するとそのユーザは他の情報にリンク又はハイパーリンクされるような、イメージ要素のコードへのアンカー(anchor)の組み込みを指す。本発明の一実施態様において、イメージ要素14は、そのイメージ要素14のユーザ選択によってゲームのプレイが自動的に休止(一時中断)されるようにコード化されてよい。このユーザ選択は、カーソル16がイメージ要素14といった興味のあるアイテム上にきたときにマウスクリックすることによって行われてよい。
【0009】
ゲームプレイが休止されるとすぐに、グラフィカル・ユーザインターフェース10のイメージ要素14に対応する人形又はアクションフィギュアのイメージ14aといった製品を描写する図2に示された広告用グラフィカル・ユーザインターフェース18が表示されてよい。この広告用グラフィカル・ユーザインターフェース18内にあるイメージ14aは、広告情報20と一緒に表示される。更に、グラフィカル・ユーザインターフェース・アイコン22は、例えばショッピングカートのソフトウェアシステムを使用して、描写されたアイテムを購入するためにユーザがアイコン22を単にマウスクリックすることを可能にするために提供されてよい。グラフィカル・ユーザインターフェース18には、ユーザがゲームの休止(中断)を解除してビデオゲームをそのゲームが休止された箇所(すなわち、インターフェース10)に戻すことを可能にするためのアイコン24も含まれている。
【0010】
ここに使用される広告は、製品又はサービスの売買又は他の譲渡に関係するお知らせ又はメッセージを含んでいる。それは純粋に通知であってよく、或いは、それは購入又は他の買収を行う可能性を提供してよい。
【0011】
場合によっては、広告用グラフィカル・ユーザインターフェース18は、消費者がビデオゲームをプレイするために購入する電子記録可能媒体内に組み込まれてよい。このような記録可能媒体は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,コンパクトディスク,デジタルビデオディスク,メモリスティック等を含んでいる。こうして、記録可能媒体は、ゲームに含まれるホット・クリッカブルなイメージ要素にそれぞれが付随する複数の広告用グラフィカル・ユーザインターフェース18を含んでよい。このような場合、もしユーザが描写されたアイテムを購入することを選べば、インターネットを経由してのウェブサーバへの接続が取引を始めるために自動的に開始されてよい。
【0012】
他の場合には、ビデオゲームは、インターネット上でプレイされてよい。従って、広告用グラフィカル・ユーザインターフェース18もインターネット上に提供されてよい。このような場合、ビデオゲームが成熟するにつれてより多くのグラフィカル・ユーザインターフェース18がより多くのホット・クリッカブルなイメージ要素14用に利用可能となる可能性がある。既にウェブサーバとの接続が利用可能であるので、売買取引は同一のインターネット接続全体で自動的に履行されてよい。
【0013】
更に別の代替構成として、ユーザがイメージ要素14をクリックすると、グラフィカル・ユーザインターフェース18は、そのインターフェース18を構築するための情報を自動的に得るためにそのURL(uniform resource locator)が使用されるウェブサイトから、インターネット上でダウンロードされてよい。このような場合、もしユーザがアイテムを購入することを選べば、インターネット接続は既に利用可能で、取引は迅速に履行され得る。
【0014】
本発明の一実施態様によれば、ビデオゲームのプレイにゲーム広告を組み込むためのソフトウェア30は、図3のダイアモンド32で示されるように、ユーザがグラフィカル・ユーザインターフェース10のイメージ要素をマウスクリックしたかどうかを判定することから開始される。もし選択されたイメージ要素がダイアモンド34においてホット・クリッカブルであれば(すなわち、ダイアモンド34でイエス)、ゲームは、ブロック36で示されるように自動的に休止される。
【0015】
ゲームが休止されるとすぐに、ブロック36で示されるように、グラフィカル・ユーザインターフェース18のような広告が表示されてよい。もしユーザが購入をすることを選んだ場合には、インターネット接続のような追加の接続が取引を履行するために確立されてよい。もしその代わりにユーザがダイアモンド40で例えばアイコン24を選択することによってゲームプレイに戻ることを選んだ場合には、ブロック42で示されるように、ゲームは自動的に再開(休止解除)される。もしユーザがホット・クリッカブルでないアイテムを選んだ場合には、ブロック44で示されるように、その特定の選択されたアイテムでは一切の取引ができないことを示す「Sorry」画面が表示されてよい。
【0016】
本発明のいくつかの実施態様においては、ホット・クリッカブルでないマウスクリック選択されたイメージ要素についての情報が収集されて、周期的にウェブサーバに提供されてよい。この情報は、追加のホット・クリッカブル要素を通じて販売される更なる製品を開発するためにウェブサーバの所有者によって使用されてよい。これらの追加のホット・クリッカブル要素は、ゲームを含む将来の記録可能媒体に組み込まれてよい。インターネットに接続されたハードウェア上でプレイされるゲームにおいて、そのゲームは、頻繁に選択されるイメージ要素のための広告を提供するために修正されてよい。この場合、所有者は、その所有者が予期しなかったかもしれないユーザのリクエストに応えてもよい。このような場合、所有者は、消費者の需要に応じてホット・クリッカブル・イメージ要素に転換されるイメージ要素を介して追加の商品及びサービスを供給することができる。
【0017】
本発明の実施態様においては、インターネットの如きネットワークへの接続が広告を更新するために利用されてよい。追加の広告が、追加のホット・クリッカブル要素用に提供されてよい。更に、広告内容が修正されてよい。特に、背景マテリアル(背景題材;background material)に関連する広告に当たっては、そのスポンサ広告は、新しいソフトウェアを周期的にダウンロードすることによって修正されてよい。こうして、本発明の一実施態様において、スポンサは、ゲーム中の背景イメージを保証してよく、一定期間後は資金提供をもはや継続しなくてよい。新しいスポンサは、前のスポンサが以前占めていたポジションを継いでよい。このような時に、新しいソフトウェアが背景マテリアルを変更するためにダウンロードされてよい。
【0018】
本発明は、ボタン22のようなホット・クリッカブルなボタンが提供されている実施態様に関連して説明がされてきたが、他の場合には、広告はよりありきたりに実施されてよい。例えば、ユーザが特定の製品を購入するために、或いはその製品若しくはサービスについてのより多くの情報を得るためにコールすることを可能にする電話番号が提供されてよい。
【0019】
更新情報は、その情報がゲームシステムに周期的に押し出されるプッシュ型システムに提供されてよい。代わりに、このシステムは、ダウンロードされてよい追加情報をユーザが周期的にリクエストできるプル型システムを導入してよい。
【0020】
図4を参照して説明すると、ユーザは、ビデオゲームをプレイするためにプロセッサベースのシステム45を使用してよい。システム45は、ブリッジ48に結合したプロセッサ46を含んでいる。ブリッジ48は、システムメモリ50をグラフィックス・アクセラレータ54に結合させてよい。ブリッジ48は、アクセラレイティッド・グラフィックス・ポート(AGP(Accelerated Graphics Port))52を有するアクセラレイティッド・グラフィックス・ポートブリッジ(accelerated graphics port bridge)であってよい。グラフィックス・アクセラレータ(graphics accelerator)54は、ディスプレイ56に結合されてよい。このディスプレイ56は、いくつかのゲーム操作卓(game consoles)の場合にはテレビモニタであってよく、或いは、それは、ビデオゲームをプレイするために利用されるコンピュータシステムの場合にはコンピュータモニタであってよい。
【0021】
ブリッジ48は、バス58に結合されている。そして、バス58は、もう1つのブリッジ60とオーディオ・アクセラレータ(audio accelerator)64とに結合されている。オーディオ・アクセラレータ64は、音響再生装置(sound system)68に結合されたコーダ/デコーダ(コーデック;codec)66に結合されている。ハードディスクドライブ(HDD(hard disk drive))62がブリッジ60に結合されてよい。ハードディスクドライブ62は、ゲームをユーザのディスプレイ56上に表示させる、電子記録可能媒体からの情報を記憶(格納)してよい。本発明の一実施態様によれば、ハードディスクドライブ62は、ソフトウェア30及びグラフィカル・ユーザインターフェースも格納してよい。
【0022】
次に、ブリッジ60は、シリアル入力/出力(SIO(serial input/output))デバイス72と基本入出力システム(BIOS(basic input/output system))メモリ76とに結合される別のバス70に結合されてよい。SIOデバイス72は、ゲーム制御装置74のような周辺装置と結合されてよい。SIOデバイス72は、モデム73を介してインターネットにも接続される。
【0023】
勿論、本発明の他の実施態様では、従来型プロセッサベースのシステムがインターネット上でビデオゲームをプレイするために利用されてよく、そしてゲームを実施するためのソフウェアがウェブサーバを介して提供されてよい。
【0024】
別の実施態様では、ビデオゲームの途中でユーザは購入希望を表明してよい。その場合、その購入取引は、ゲームのプレイが終わった後に履行されてよい。すなわち、その購入情報は、ゲームの終了時に後に再び呼び出されるために自動的に記憶される。ユーザがゲームを終えるとすぐに、図5に示されているように購入情報用インターフェース79がユーザのディスプレイスクリーン上に自動的に表示される。次に、ユーザは、所望のアイテムをグラフィカル・ユーザインターフェース79を介して例えばインターネット上で実際に購入するために、アイコン22を使用して必要な入力作業を行なう。このオプションでは、ゲームの休止が減少する可能性がある。
【0025】
ゲーム広告ソフトウェア80は、図6に示されているように、ゲームのプレイ中のユーザ選択に応じてそのゲームの終了時に広告を提供するために利用されてよい。始めに、ダイアモンド82におけるチェックによって、ゲームのプレイ中にイメージ要素14といったオブジェクト(対象)がクリックされたかどうかが、ダイアモンド82に示されるように、判定される。もしクリックされたなら、ダイアモンド84におけるチェックによって、クリックされた対象がホット・クリッカブルであるかどうかが判定される。もしホット・クリッカブルであれば、ブロック86で示されるように、そのイメージ要素が記憶(記録)される。ゲームの終了が検出されたら(ダイアモンド88参照)、ブロック90で示されるように、広告が表示される。ゲームが終わるまで、イメージ要素14は記憶される。もしクリックされた対象がホット・クリッカブルでなければ、「Sorry」表示画面を提供する代わりに、ブロック91で示されるように、「Sorry」オーバーレイ(sorry overlay)が進行中のゲームのディスプレイ上に提供されてよい。
【0026】
いくつかの実施態様においては、広告用グラフィカル・ユーザインターフェース18がゲームのプレイに実際に組み込まれてよい。例えば、もしユーザが十分なポイントを貯めれば、そのユーザは、アイテムを例えばディスカウントして購入する機会が与えられてよい。
【0027】
図7に示された広告スコアリング・ソフトウェア92は、ダイアモンド94で示されるように、ビデオゲームの途中で一定のスコア水準が達成されたかどうかを判定することから始まる。もし一定のスコア水準が達成されたら、ダイアモンド96に示されるように、ソフトウェア92は、オブジェクトがゲームの途中でユーザによってクリックされたかどうかを判定する。ユーザが一定のスコアを達成したらすぐに、そのユーザには、その後にイメージ要素をクリックしてアイテムをディスカウントして購入する権利が与えられてよい。ダイアモンド98に示されるように、もしクリックされた対象がホット・クリッカブルであれば(ダイアモンド98のイエス)、ゲームは、ブロック100で示されるように休止されてよい。
【0028】
ゲームが休止されたらすぐに、ブロック102に示されるように、広告が以前のように表示されてよい。もしユーザがリターンアイコン24を選択すれば(ダイアモンド104のイエス)、ゲームは、ブロック106で示されるように自動的に再開され、ゲームが続行される。もしユーザが選択したアイテムがホット・クリッカブルでなければ、ブロック108で示されるように、「Sorry」スクリーンが表示される
【0029】
広範な多種多様なアイテムが、ホット・クリッカブルなイメージ要素を使用して販売されてよい。例えば、イメージ要素に関連する服装やアクションキャラクタ又は人形が、このやり方で提供されよい。
【0030】
図8に示された背景用グラフィカル・ユーザインターフェース110は様々な小売販売店イメージ要素112〜120を表示してよい。イメージ要素112〜120は、イメージ要素122のような最前面又はアクティブな要素に付随してよい。イメージ要素112〜120は、ゲームのプレイと無関係なアイテムを購入するようユーザ選択されてよい。例えば、背景としてだけ表示された特定の店イメージ要素112は、例えばインターネット上で取引を開始するために選ぶことができるホット・クリッカブルなイメージ要素であってよい。
【0031】
更に、ゲームの途中でイメージ要素14によって利用されるアイテムが購入を開始するためにクリックされてよい。これらのアイテムは、別に直接ゲームと関係していなくてよい。
【0032】
本発明は限られた数の実施態様に関して説明されてきたが、当業者であればそこから多数の修正及び変更を考えつくであろう。本発明の請求の範囲における請求項は本発明の技術的思想及び技術的範囲に含まれる全てのそうした修正及び変更をカバーすることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】仮想的なビデオゲームからのグラフィカル・ユーザインターフェースを示した図である。
【図2】本発明の一実施態様による図1に示されたグラフィカル・ユーザインターフェースからのイメージ要素を含むグラフィカル・ユーザインターフェースを示した図である。
【図3】本発明の一実施態様によるソフトウェアのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施態様によるハードウェアのブロック図である。
【図5】本発明の別の実施態様によるグラフィカル・ユーザインターフェースを示した図である。
【図6】本発明の別の実施態様によるソフトウェアのフローチャートである。
【図7】本発明の更に別の実施態様によるソフトウェアのフローチャートである。
【図8】本発明の別の実施態様によるグラフィカル・ユーザインターフェースを示した図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオゲームのイメージ要素のユーザ選択を認識するステップと、
前記イメージ要素の前記ユーザ選択に応じて広告を表示するステップと、
を含むことを特徴とするビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項2】
前記ユーザ選択に応じてビデオゲームを自動的に休止するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項3】
前記ユーザ選択を認識するステップは、前記ビデオゲームにおけるイメージ要素の1つとしてホット・クリッカブルなイメージ要素を提供するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項4】
前記ユーザ選択を認識するステップは、カーソルが前記ホット・クリッカブルなイメージ要素上にあるときにユーザのマウスクリック選択を認識するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項5】
前記ビデオゲームを自動的に休止するステップは、選択されたイメージ要素が該イメージ要素に関連する広告を含むときだけに前記ビデオゲームを休止するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項6】
記録可能な記憶媒体にビデオゲームを提供して、該記録可能な記憶媒体に前記広告を記憶するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項7】
記録可能な記憶媒体に前記ビデオゲームを記憶し、かつ、インターネット上での前記広告とのリンクを提供するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項8】
前記広告を表示するステップは、前記ビデオゲームのプレイが完了した後に前記広告を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項9】
ビデオゲームの途中でホット・クリッカブルなイメージ要素を提供して、該ゲームの途中でのユーザの行動に基づいて前記イメージ要素に対応する製品を購入する機会を提供するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項10】
アクションキャラクタと背景マテリアルを含むビデオゲームを提供して、ホット・クリッカブルなイメージ要素を、これらのイメージ要素がマウスクリックされたときに広告が自動的に表示されるように、前記背景マテリアルに組み込むステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項11】
前記広告を表示するステップは、選択されたイメージ要素の表現と、該イメージ要素に関係するアイテムを購入することについての情報とを含むグラフィカル・ユーザインターフェースを表示するステップを含み、前記グラフィカル・ユーザインターフェースは、ユーザが前記アイテムを購入することを可能にするためのアイコンと、ユーザがゲームプレイに戻ることを可能にするためのアイコンとを含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオゲームを利用した広告方法。
【請求項12】
ビデオゲームのイメージ要素のユーザ選択を認識し、
前記イメージ要素の前記ユーザ選択に応じて広告を表示すること、
をプロセッサベースのシステムが実行するのを可能にする命令を記憶した記録媒体を備えることを特徴とする製品。
【請求項13】
前記ユーザ選択に応じてビデオゲームを自動的に休止することを前記プロセッサベースのシステムが実行することを可能にする命令を更に記憶した、請求項12に記載の製品。
【請求項14】
前記ビデオゲームのイメージの1つとしてホット・クリッカブルなイメージ要素を提供することを前記プロセッサベースのシステムが実行することを可能にする命令を更に記憶していることを特徴とする請求項12に記載の製品。
【請求項15】
カーソルが前記ホット・クリッカブルなイメージ要素上にあるときにユーザのマウスクリック選択を認識することを前記プロセッサベースのシステムが実行することを可能にする命令を更に記憶していることを特徴とする請求項14に記載の製品。
【請求項16】
プロセッサと、
前記プロセッサに結合した記憶媒体であって、ビデオゲームを実施し、該ビデオゲームのイメージ要素のユーザ選択を認識し、該イメージ要素のユーザ選択に応じて広告を表示することを前記プロセッサが実行することを可能にする命令を記憶した記憶媒体と、
を備えることを特徴とするビデオゲームを利用した広告システム。
【請求項17】
前記記憶媒体は、前記ユーザ選択に応じて前記ビデオゲームを自動的に休止することを前記プロセッサが実行することを可能にする命令を更に記憶していることを特徴とする請求項16に記載のビデオゲームを利用した広告システム。
【請求項18】
前記記憶媒体は、前記ビデオゲームのイメージ要素の1つとしてホット・クリッカブルなイメージ要素を操作することを前記プロセッサが実行することを可能にする命令を更に記憶していることを特徴とすることを特徴とする請求項16に記載のビデオゲームを利用した広告システム。
【請求項19】
前記記憶媒体は、カーソルが前記ホット・クリッカブルなイメージ要素上にあるときにユーザのマウスクリック選択を認識することを前記プロセッサが実行することを可能にする命令を更に記憶していることを特徴とする請求項18に記載のビデオゲームを利用した広告システム。
【請求項20】
前記記憶媒体は、選択されたイメージ要素が該イメージ要素に関連する広告を含むときだけにゲームプレイを休止することを前記プロセッサが実行することを可能にする命令を更に記憶していることを特徴とする請求項17に記載のビデオゲームを利用した広告システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−6153(P2009−6153A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−192783(P2008−192783)
【出願日】平成20年7月25日(2008.7.25)
【分割の表示】特願2001−587876(P2001−587876)の分割
【原出願日】平成13年5月17日(2001.5.17)
【出願人】(593096712)インテル コーポレイション (931)
【Fターム(参考)】