説明

ビーチサンダル

【課題】 本発明は、海辺での歩行や水遊び、ファッションなどのビーチサンダルを提供する。
【解決手段】 シリコーンゴムの草履の足型(1)に、同素材で足の親指を入れるベルト(2)と足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)を設け、足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)をすベて1本の輪状(5)にすることで耐久性の向上を図り、足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)に伸縮性のある素材を使うことで収納時の止め具にも応用し、草履の足型(1)表面に三角点の切れ目(6)を入れ、それぞれのベルト(2)、(3)、(4)を順に差し込んでいき鼻緒を設け、サンダル底(7)に少し厚めのシリコーンゴムの草履の足型(1)を1枚接着し、底部分とすることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海辺での歩行や水遊び、ファッションなどのビーチサンダルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ビーチサンダルは海辺や川辺などで用いられ、大きくてかさ張るものだった。
なお、ファッション性を重視したもの、ビーチサンダル本体の大きさを半分にすることで軽量化させたものなどもある。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2006−81566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転を考えるとアクセルなどに引っかかりやすい履物は履かないのが普通であり、海に入った後も濡れた履物のまま乗車するのは躊躇される。
そのため、履物を2つ用意して海辺や川辺に出かけるのが通常であるが、従来のビーチサンダルでは大きくてかさ張り、収納性に乏しかった。
また、安全性を考えると足の裏は全体的に覆った方が怪我も少なく、水中でも簡単には脱げないような構造が必要である。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(イ) シリコーンゴムの草履の足型(1)に、同素材で足の親指を入れるベルト(2)と足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)を設ける。
(ロ) 足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)をすベて1本の輪状(5)にすることで耐久性の向上を図る。
(ハ) 足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)に伸縮性のある素材を使うことで収納時の止め具にも応用する。
(ニ) 草履の足型(1)表面に三角点の切れ目(6)を入れ、それぞれのベルト(2)、(3)、(4)を順に差し込んでいき鼻緒を設ける。
(ホ) サンダル底(7)に少し厚めのシリコーンゴムの草履の足型(1)を1枚接着し、底部分とする。
以上のような構造よりなるビーチサンダル。
【発明の効果】
【0006】
従来とてもかさ張る履物で、携帯性を持ち合わせていなかった。
本発明は履物を巻いて収納することで携帯性を重視し、気軽に持ち運ぶことを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の左足のビーチサンダルを示した斜視図である。
【図2】 本発明の左足のビーチサンダルの裏を示した斜視図である。
【図3】 本発明の収納状態を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(ヘ) シリコーンゴムの草履の足型(1)に、同素材で足の親指を入れるベルト(2)と足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)を設ける。
(ト) 足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)をすべて1本の輪状(5)にすることで耐久性の向上を図る。
(チ) 足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)に伸縮性のある素材を使うことで収納時の止め具にも応用する。
(リ) 草履の足型(1)表面に三角点の切れ目(6)を入れ、それぞれのベルト(2)、(3)、(4)を順に差し込んでいき鼻緒を設ける。
(ヌ) サンダル底(7)に少し厚めのシリコーンゴムの草履の足型(1)を1枚接着し、底部分とする。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、足の親指を入れるベルト(2)に足の親指を入れ、足の他の指を入れるベルト(3)に親指以外の4本の足指を入れる。
かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)は足の甲にかけて履いても、かかとにかけて履いてもどちらでも良い。
収納するときは、サンダル底(7)を内側にしてくるくると巻き、足の親指を入れるベルト(2)と他の指を入れるベルト(3)を表面から裏側へまわし、止めベルトとする。
かかと、ないしは足の甲にかけるベルトは携帯時の持ち手となる。
【符号の説明】
【0009】
1 草履の足型
2 足の親指を入れるベルト
3 足の他の指を入れるベルト
4 かかと、ないしは足の甲にかけるベルト
5 1本の輪状
6 三角点の切れ目
7 サンダル底

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリコーンゴムの草履の足型(1)に、同素材で足の親指を入れるベルト(2)と足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)を設け、足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)をすベて1本の輪状(5)にすることで耐久性の向上を図り、足の親指を入れるベルト(2)、足の他の指を入れるベルト(3)、かかと、ないしは足の甲にかけるベルト(4)に伸縮性のある素材を使うことで収納時の止め具にも応用し、草履の足型(1)表面に三角点の切れ目(6)を入れ、それぞれのベルト(2)、(3)、(4)を順に差し込んでいき鼻緒を設け、サンダル底(7)に少し厚めのシリコーンゴムの草履の足型(1)を1枚接着し、底部分とすることを特徴としたビーチサンダル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−200621(P2011−200621A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−92609(P2010−92609)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【出願人】(510103598)
【Fターム(参考)】